JPH10213590A - 加速度センサ - Google Patents
加速度センサInfo
- Publication number
- JPH10213590A JPH10213590A JP9016135A JP1613597A JPH10213590A JP H10213590 A JPH10213590 A JP H10213590A JP 9016135 A JP9016135 A JP 9016135A JP 1613597 A JP1613597 A JP 1613597A JP H10213590 A JPH10213590 A JP H10213590A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- detector
- piezoelectric elements
- plate
- stress
- acceleration sensor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は加速度センサにおいて、一個でＸ，
Ｙ，Ｚ方向の振動が検知できるようにすることを目的と
する。 【解決手段】 円環状の二枚の圧電素子７間に、金属の
振動板８を貼合わせ、前記振動板８の中央部に当て板９
を固定させ、この当て板９を支点部とする振り子状の検
知子１１を設けた。
Ｙ，Ｚ方向の振動が検知できるようにすることを目的と
する。 【解決手段】 円環状の二枚の圧電素子７間に、金属の
振動板８を貼合わせ、前記振動板８の中央部に当て板９
を固定させ、この当て板９を支点部とする振り子状の検
知子１１を設けた。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は一般の振動検知及び
加速度測定等に使用される加速度センサに関するもので
ある。
加速度測定等に使用される加速度センサに関するもので
ある。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の加速度センサは、図２に
示すような構成であった。
示すような構成であった。
【０００３】図２において、１は圧電バイモルフで、そ
の表、裏面には電極２が全面に施され、缶パッケージの
プラグ３の２本のリード端子５の間に３０度の傾きを設
けて挿入し、半田で固着し、その固着部をエポキシ接着
剤４で補強し、片持梁状のたわみ振動子を形成し、ケー
ス６で真空封止している。
の表、裏面には電極２が全面に施され、缶パッケージの
プラグ３の２本のリード端子５の間に３０度の傾きを設
けて挿入し、半田で固着し、その固着部をエポキシ接着
剤４で補強し、片持梁状のたわみ振動子を形成し、ケー
ス６で真空封止している。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の構成
では、検出できる外部振動方向は一方向であり、振動方
向の定まらない場所での測定では、三個必要であった。
では、検出できる外部振動方向は一方向であり、振動方
向の定まらない場所での測定では、三個必要であった。
【０００５】本発明は、このような課題を解決するもの
で、一個の加速度センサで三方向の振動を検知できる加
速度センサを提供することを目的とするものである。
で、一個の加速度センサで三方向の振動を検知できる加
速度センサを提供することを目的とするものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】そしてこの目的を達成す
るために本発明は、円環状の二枚の圧電素子間に、金属
の振動板を貼合わせ、前記振動板の中央部に当て板を固
定させ、この当て板を支点部とする振り子状の検知子を
設けたものである。
るために本発明は、円環状の二枚の圧電素子間に、金属
の振動板を貼合わせ、前記振動板の中央部に当て板を固
定させ、この当て板を支点部とする振り子状の検知子を
設けたものである。
【０００７】
【発明の実施の形態】本発明の請求項１の発明は、円環
状の二枚の圧電素子間に、金属の振動板を貼合わせ、前
記振動板の中央部に当て板を固定させ、この当て板を支
点部とする振り子状の検知子を設けた加速度センサであ
って、検知子によって三方向の振動の検知が行える。
状の二枚の圧電素子間に、金属の振動板を貼合わせ、前
記振動板の中央部に当て板を固定させ、この当て板を支
点部とする振り子状の検知子を設けた加速度センサであ
って、検知子によって三方向の振動の検知が行える。
【０００８】また本発明の請求項２の発明は、当て板に
凹部を設け、この凹部に検知子の球状支点部を挿入した
請求項１記載の加速度センサであって、検知子が自由に
揺動できるものとなる。
凹部を設け、この凹部に検知子の球状支点部を挿入した
請求項１記載の加速度センサであって、検知子が自由に
揺動できるものとなる。
【０００９】以下、本発明の一実施形態について図１を
用いて説明する。図１に示すごとく、円環状の二枚の圧
電素子７間に、金属製の振動板８が並列バイモルフ状に
接着剤を用いて貼合わされている。振動板８の中央部に
当て板９が接着固定されトランスデューサを形成させ
る。このトランスデューサには電圧取り出し用のリード
線１０が二本半田付けされている。振り子状の検知子１
１の支軸１１ａの先端の鋼球１３は当て板９の凹部９ａ
内に挿入され、その状態で、金属製のフレーム１２に板
バネ１４で固定されている。このように構成された加速
度センサの検知子１１に対し垂直方向の外部振動が加わ
ると検知子１１に重量があるため、慣性の法則により圧
電素子７の垂直方向に応力がかかり圧電効果によりその
大きさに応じた電荷が発生し、リード線１０を通じて出
力電圧として取り出せるものである。また検知子１１に
対し水平方向の外部振動が加わると検知子１１に、てこ
の作用で応力が発生し、鋼球１３と当て板９の凹部９ａ
により、この応力は、圧電素子７の垂直方向にかかり、
圧電効果によりその大きさに応じた電荷が発生し、リー
ド線１０を通じて出力電圧として取り出せるものであ
る。
用いて説明する。図１に示すごとく、円環状の二枚の圧
電素子７間に、金属製の振動板８が並列バイモルフ状に
接着剤を用いて貼合わされている。振動板８の中央部に
当て板９が接着固定されトランスデューサを形成させ
る。このトランスデューサには電圧取り出し用のリード
線１０が二本半田付けされている。振り子状の検知子１
１の支軸１１ａの先端の鋼球１３は当て板９の凹部９ａ
内に挿入され、その状態で、金属製のフレーム１２に板
バネ１４で固定されている。このように構成された加速
度センサの検知子１１に対し垂直方向の外部振動が加わ
ると検知子１１に重量があるため、慣性の法則により圧
電素子７の垂直方向に応力がかかり圧電効果によりその
大きさに応じた電荷が発生し、リード線１０を通じて出
力電圧として取り出せるものである。また検知子１１に
対し水平方向の外部振動が加わると検知子１１に、てこ
の作用で応力が発生し、鋼球１３と当て板９の凹部９ａ
により、この応力は、圧電素子７の垂直方向にかかり、
圧電効果によりその大きさに応じた電荷が発生し、リー
ド線１０を通じて出力電圧として取り出せるものであ
る。
【００１０】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、圧電素子
に振り子状の検知子を使用して応力をかけることによ
り、あらゆる振動方向（Ｘ，Ｙ，Ｚ）の振動を検知する
ことが出来る。
に振り子状の検知子を使用して応力をかけることによ
り、あらゆる振動方向（Ｘ，Ｙ，Ｚ）の振動を検知する
ことが出来る。
【図１】本発明の一実施形態による加速度センサを示す
断面図
断面図
【図２】従来の加速度センサを示す分解斜視図
７ 圧電素子 ８ 振動板 ９ 当て板 １０ リード線 １１ 検知子 １２ 金属フレーム １３ 鋼球 １４ 板バネ
Claims (2)
- 【請求項１】 円環状の二枚の圧電素子間に、金属の振
動板を貼合わせ、前記振動板の中央部に当て板を固定さ
せ、この当て板を支点部とする振り子状の検知子を設け
た加速度センサ。 - 【請求項２】 当て板に凹部を設け、この凹部に検知子
の球状支点部を挿入した請求項１記載の加速度センサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP01613597A JP3307257B2 (ja) | 1997-01-30 | 1997-01-30 | 加速度センサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP01613597A JP3307257B2 (ja) | 1997-01-30 | 1997-01-30 | 加速度センサ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10213590A true JPH10213590A (ja) | 1998-08-11 |
| JP3307257B2 JP3307257B2 (ja) | 2002-07-24 |
Family
ID=11908063
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP01613597A Expired - Fee Related JP3307257B2 (ja) | 1997-01-30 | 1997-01-30 | 加速度センサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3307257B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010098799A (ja) * | 2008-10-15 | 2010-04-30 | Ricoh Co Ltd | 圧電アクチュエータと液滴吐出ヘッド及び画像形成装置 |
-
1997
- 1997-01-30 JP JP01613597A patent/JP3307257B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010098799A (ja) * | 2008-10-15 | 2010-04-30 | Ricoh Co Ltd | 圧電アクチュエータと液滴吐出ヘッド及び画像形成装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3307257B2 (ja) | 2002-07-24 |
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Legal Events
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