JPH10211128A - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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JPH10211128A
JPH10211128A JP9017089A JP1708997A JPH10211128A JP H10211128 A JPH10211128 A JP H10211128A JP 9017089 A JP9017089 A JP 9017089A JP 1708997 A JP1708997 A JP 1708997A JP H10211128 A JPH10211128 A JP H10211128A
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JP
Japan
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electric blower
vacuum cleaner
dust collection
wall
collection chamber
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Application number
JP9017089A
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English (en)
Inventor
Naoki Suetsugu
直樹 末次
Sadamoto Kodera
定基 小寺
Kenji Soda
謙次 曾田
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D29/00Details, component parts, or accessories
    • F04D29/66Combating cavitation, whirls, noise, vibration or the like; Balancing
    • F04D29/661Combating cavitation, whirls, noise, vibration or the like; Balancing especially adapted for elastic fluid pumps
    • F04D29/663Sound attenuation
    • F04D29/665Sound attenuation by means of resonance chambers or interference
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47LDOMESTIC WASHING OR CLEANING; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47L9/00Details or accessories of suction cleaners, e.g. mechanical means for controlling the suction or for effecting pulsating action; Storing devices specially adapted to suction cleaners or parts thereof; Carrying-vehicles specially adapted for suction cleaners
    • A47L9/0081Means for exhaust-air diffusion; Means for sound or vibration damping

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電動送風機の吸気口から前方へ出る騒音を有
効に消音することができるとともに電動送風機へのなめ
らかな吸気を確保することができる電気掃除機を提供す
る。 【解決手段】 電動送風機5の吸気口5dから出た騒音
は消音部10により消音される。すなわち、同騒音は、
案内壁4aの内側を前方へ直進して円錐状の錐体11に
至り、その側面13における通孔13bから錐体11の
内部へ入り、吸音材14により吸音される。また、案内
壁4aの内面や錐体11の側面13で反射されて減衰す
る。一方、集塵室2から電動送風機5の吸気口5dへ流
入する空気の大部分は、矢印で示すように、錐体11の
側面13に沿ってなめらかに移動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気掃除機に関する
ものであり、さらに詳しくは、掃除機本体の内部に配さ
れた電動送風機の作動により発生しその吸気口から前方
へ出る騒音を減らすための消音部を備えた電気掃除機に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電気掃除機として、集塵
袋が収納される集塵室を前部に設け、集塵室の方へ吸気
口を向けて電動送風機が収納された電動送風機室を後部
に設けた掃除機本体を備え、この掃除機本体の内部で電
動送風機の吸気口の前方に消音部を設けたものが用いら
れている。
【0003】ここでの消音部としては、電動送風機の吸
気口の前方箇所である、電動送風機室の前部または集塵
室の後部に、吸音材を備えた筒状吸音部材を設けてなる
もの(実開昭55−143146号公報(A47L 9
/00),特開昭59−146631号公報(A47L
9/00))や、電動送風機の吸気口とほぼ同じ大き
さの板状遮音部材を設けてなるもの(実開昭57−27
245号公報(A47L 9/00))がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前者の消音部によれ
ば、電動送風機の作動により発生しその吸気口から出る
騒音は吸音部材によりある程度、消音されるが、音には
直進性があるため、吸音部材の筒中を直進する同騒音の
一部は消音されないという問題点がある。
【0005】一方、後者の消音部によれば、同騒音は遮
音部材により遮られてかなり消音されるが、その遮音部
材は電動送風機の吸気口とほぼ同じ大きさのものである
ため、同吸気口へ流入する空気の流れが一部阻害されて
迂回してしまい、電動送風機へのなめらかな吸気ができ
ないという問題点がある。
【0006】本発明は、このような実情を考慮してなさ
れたものであり、その主要課題は、電動送風機の作動に
より発生しその吸気口から前方へ出る騒音を有効に消音
することができるとともに電動送風機へのなめらかな吸
気を確保することができる電気掃除機を提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は次の第1〜3の
形態をとる。すなわち、第1の形態によれば、集塵袋が
収納される集塵室を前部に設け、集塵室側へ吸気口を向
けて電動送風機が収納された電動送風機室を後部に設け
た掃除機本体と、この掃除機本体の内部で電動送風機の
吸気口の前方に設けた消音部とを備え、消音部がほぼ円
錐またはほぼ角錐状の錐体を備え、その錐体は、底面が
前方に位置し側面が後方に位置し、それによって集塵室
から電動送風機の吸気口へ流入する空気の大部分が同側
面に沿って移動することができるように配されているこ
とを特徴とする電気掃除機が提供される。
【0008】掃除機本体は、前部の集塵室と後部の電動
送風機室とに区画されている。集塵室には集塵袋が収納
され、電動送風機室には集塵室の方へ吸気口を向けて電
動送風機が収納される。電動送風機の吸気口は通常、円
形である。
【0009】掃除機本体の内部には、消音部が電動送風
機の吸気口の前方に設けられている。この消音部は、電
動送風機の作動により発生しその吸気口から前方へ出る
騒音(問題の騒音)を減らすための部分である。
【0010】消音部は錐体を備えている。この錐体は、
ほぼ円錐状の立体であってもよく、ほぼ角錐状の立体で
あってもよく、また、円錐状または角錐状の頂部を欠い
た立体であってもよい。
【0011】錐体の配設箇所は、電動送風機の吸気口の
前方であれば、電動送風機室の前部であっても、集塵室
の後部であってもよく、両室を仕切る仕切壁の特定部分
であってもよい。錐体は、電動送風機の吸気口に向かっ
て漸次細くなる形状になっているので、錐体側面によっ
て空気が集塵室から電動送風機の吸気口へ効率よく案内
される。
【0012】消音部は好ましくは、前記両室を仕切る仕
切壁に連設された筒状の案内壁と、この案内壁の内側に
連設された錐体とからなり、案内壁に、集塵室の空気を
その案内壁の内側へ導くための通孔が形成されている。
ここで、通孔は例えば、案内壁における錐体の底面寄り
部分に複数個が等間隔で設けられているのが好ましい。
案内壁は、問題の騒音を錐体に導くとともに、集塵室の
空気を同通孔を通して電動送風機の吸気口へ案内する。
【0013】錐体は、内部に吸音材を備え、側面に同吸
音材に通じる通孔を備えているのが好ましい。吸音材と
しては例えばウレタンフォームなどが好ましく用いられ
る。側面における通孔は、問題の騒音を錐体内部の吸音
材へ導くものであり、側面の適宜箇所に適宜個数が設け
られる。
【0014】錐体の底面の大きさは、電動送風機の吸気
口の大きさにほぼ等しくされているのが好ましい。その
ように構成されている場合は、消音効果が大きいうえ
に、電動送風機へのなめらかな吸気を確保することがで
きる。
【0015】本発明の第2の形態によれば、集塵袋が収
納される集塵室を前部に設け、集塵室側へ吸気口を向け
て電動送風機が収納された電動送風機室を後部に設けた
掃除機本体と、この掃除機本体の内部で電動送風機の吸
気口の前方に設けた消音部とを備え、前記消音部を、前
記両室を仕切る仕切壁に、集塵室側へ向かって突出する
有底筒状の膨出部として構成したことを特徴とする電気
掃除機が提供される。
【0016】消音部は、集塵室側へ向かって突出する有
底筒状の膨出部として構成されている。この膨出部は、
集塵室と電動送風機室とを仕切る仕切壁に設けられてい
る。
【0017】膨出部は周壁(集塵室側へ膨出する筒部
分)及び底壁(集塵室側の底部分)を有しており、例え
ば、鉢状体や遮音壁として設けられる。
【0018】鉢状体は、丸鉢状のものであってもよく、
角鉢状のものであってもよい。遮音壁は例えば、前部
(集塵室側部分)が閉鎖され後部(電動送風機の吸気口
側部分)が開口した、有底円筒状または有底角筒状に形
成される。
【0019】膨出部の周壁に、集塵室から電動送風機室
へ空気を導くための通孔を形成するのが好ましい。この
ような通孔が形成されている場合には、集塵室の空気は
その通孔を通して膨出部の周壁の内側に入り、電動送風
機の吸気口へ導かれる。
【0020】膨出部の少なくとも底壁を、電動送風機の
吸気口とほぼ等しい径に形成するのが好ましい。そのよ
うに構成されている場合は、消音効果が大きいうえに、
電動送風機へのなめらかな吸気を確保することができ
る。
【0021】本発明の第3の形態によれば、集塵袋が収
納される集塵室を前部に設け、集塵室側へ吸気口を向け
て電動送風機が収納された電動送風機室を後部に設けた
掃除機本体と、この掃除機本体の内部で電動送風機の吸
気口の前方に設けた消音部とを備え、消音部を、前記両
室を仕切る仕切壁に前後開口状に設けられかつ集塵室側
へ向かって広がる筒状の案内壁として構成したことを特
徴とする電気掃除機が提供される。
【0022】消音部は筒状の案内壁からなる。案内壁
は、円筒状であってもよく、角筒状であってもよく、例
えば、仕切壁に前後開口状にかつ集塵室側(前方)へ向
かって広がる状態に連設される。案内壁は、集塵室及び
電動送風機室にわたる円筒状に形成されかつ、電動送風
機の吸気口の大きさにほぼ等しい内径の後部開口を有し
ているのが、より好ましい。
【0023】消音部は、このような集塵室側へ向かって
広がる筒状の案内壁と、この案内壁の前部開口を塞ぐ状
態に設けられる遮音壁とからなるのが、より好ましい。
また遮音壁は、円形の中央遮音壁と、この中央遮音壁の
周囲に形成された複数の通孔とを有し、中央遮音壁が、
電動送風機の吸気口の大きさにほぼ等しい直径を有して
いるのが一層好ましい。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の4つの実施の形態
を図面に基づいて詳しく説明する。なお、これらによっ
て本発明が限定されるものではない。
【0025】実施の形態1 図1は本発明の実施の形態1に係る電気掃除機D1 の内
部を側面から見た構成を示す。
【0026】図1において、1は掃除機本体であり、互
いに組み合わされた上ケース1aと下ケース1bとから
なる。この掃除機本体1の内部には、前に集塵室2、後
に電動送風機室3がそれぞれ設けられている。集塵室2
と電動送風機室3とは垂直な仕切壁4で仕切られてい
る。
【0027】集塵室2は、その前部の吸気口2aに連通
しているとともに、上方開口部2bから集塵袋6を取り
外し可能に収納することができるようにされている。電
動送風機室3にはハウジング8(前部の整流板8bと後
部のケース8cとからなる)が設けられ、そのハウジン
グ8内に電動送風機5が配されている。
【0028】電動送風機5は、モータ部5aと送風部5
bとを備えてなる。モータ部5aの側面には排気吹出孔
5cが形成されている。送風部5bの前面中央には円形
の吸気口5dが形成されている。
【0029】7は上ケース1aの後面に形成された排気
口であり、電動送風機室3には電動送風機5の排気をこ
の排気口7に導く排気通路9が形成されている。ハウジ
ング8の前面中央には、吸気口5dに対応して吸気孔8
aが形成されている。そして、この吸気孔8aの前方に
は消音部10が設けられている。消音部10は、電動送
風機5の作動により発生しその吸気口5dから前方へ出
る騒音を減らす。
【0030】図2及び図3は消音部10を拡大したもの
である。これらの図において、消音部10は、仕切壁4
に連設された円筒状の案内壁4aと、案内壁4aの内側
に連設されたほぼ円錐状の錐体11とからなる。案内壁
4aには、錐体11を取り巻く状態に8つの通孔4bが
等間隔で形成されている。これらの通孔4bは集塵室2
の空気をその案内壁4aの内側へ導く。
【0031】錐体11は、前方に位置する円形底面12
と、後方に位置する側面13と、これらの内部に収納さ
れた吸音材14とからなる。底面12の直径は電動送風
機5の吸気口5dの直径にほぼ等しくされている。底面
12と側面13とは、底面12の後部に形成された環状
の係合凸部12aと、側面13の前部内側に形成された
環状の係合凹部13aとが弾性係合することで、互いに
一体化される。吸音材14はほぼ円錐状であり、多孔性
のウレタンフォームからなる。
【0032】図4及び図5は消音部10を分解して拡大
したものである。これらの図において、錐体11の側面
13には、案内壁4aと平行に伸びて吸音材14に通じ
る、24個の通孔13bが形成されている。これらの通
孔13bは、内外2つのリング状に、等間隔に配されて
いる。
【0033】電動送風機5の吸気口5dから出た騒音
は、案内壁4aの内側を前方へ直進し、錐体11に至
る。そして、錐体11の側面13における通孔13bか
ら錐体11の内部へ入り、吸音材14により吸音され
る。また、吸気口5dから前方へ出る騒音の一部は、案
内壁4aの内面や錐体11の側面13で反射されて減衰
する。
【0034】一方、この消音部10によれば、図6の矢
印で示すように、集塵室2から電動送風機5の吸気口5
dへ流入する空気の大部分は錐体11の側面13に沿っ
てなめらかに移動することができる。
【0035】以上のように、この電気掃除機D1 によれ
ば、消音効果が大きいうえに、電動送風機5へのなめら
かな吸気を確保することができる。
【0036】実施の形態2 図7は本発明の実施の形態2に係る電気掃除機D2 の内
部を側面から見た構成を示す。
【0037】図7において、掃除機本体1の内部で、集
塵室2と電動送風機室3とは、複数の通風孔が形成され
た垂直な格子状仕切壁24で仕切られている。電動送風
機室3にはハウジング8が設けられ、そのハウジング8
内に電動送風機5が配されている。電動送風機5は、モ
ータ部5aと送風部5bとを備えてなる。送風部5bの
前面中央には円形の吸気口5dが形成されている。ハウ
ジング8の吸気孔8aの前方には吸気口5dから前方へ
出る騒音を減らすための消音部20が設けられている。
【0038】図8及び図9は消音部20を拡大したもの
である。これらの図において、消音部20は、仕切壁2
4に前方突出状に連設されかつ前方へ向かって細くな
る、有底筒状の膨出部としての鉢状体21を備えてい
る。鉢状体21は丸鉢状のものであり、鉢周壁に相当す
る支持壁22と、鉢底壁に相当する遮音壁23とからな
る。
【0039】支持壁22には通孔22aが等間隔で形成
されている。これらの通孔22aは集塵室2の空気をそ
の支持壁22の内側へ導く。遮音壁23は円形板状に形
成されかつ、電動送風機5の吸気口5dの大きさにほぼ
等しい直径を有している。
【0040】電動送風機5の吸気口5dから出た騒音
は、鉢状体21の内側を前方へ直進し、その遮音壁23
に至り、遮音壁23により遮音されるとともに、支持壁
22の内面で反射されて減衰する。
【0041】一方、この消音部20によれば、図10の
矢印で示すように、集塵室2から電動送風機5の吸気口
5dへ流入する空気の大部分は鉢状体21の支持壁22
の通孔22aを通してなめらかに導かれる。
【0042】以上のように、この電気掃除機D2 によれ
ば、消音効果が大きいうえに、電動送風機5へのなめら
かな吸気を確保することができる。
【0043】実施の形態3 図11は本発明の実施の形態3に係る電気掃除機D3
内部を側面から見た構成を示す。
【0044】図11において、掃除機本体1の内部で、
集塵室2と電動送風機室3とは、垂直な仕切壁34で仕
切られている。電動送風機室3にはハウジング8が設け
られ、そのハウジング8内に電動送風機5が配されてい
る。電動送風機5は、モータ部5aと送風部5bとを備
えてなる。送風部5bの前面中央には円形の吸気口5d
が形成されている。ハウジング8の吸気孔8aの前方に
は吸気口5dから前方へ出る騒音を減らすための消音部
30が設けられている。
【0045】図12は消音部30を拡大したものであ
る。図11及び図12において、消音部30は、仕切壁
34に、前部が閉鎖され後部が開口した前方膨出状に連
設された、膨出部としての有底円筒状の遮音壁35から
なる。遮音壁35の内径は、電動送風機5の吸気口5d
の大きさにほぼ等しくされている。
【0046】また、遮音壁35と仕切壁34との境界部
には通孔36が等間隔で形成されている。これらの通孔
36は集塵室2の空気を電動送風機5の吸気口5aへ導
く。
【0047】電動送風機5の吸気口5dから出た騒音
は、遮音壁35の内側を前方へ直進し、その前壁部35
aに至り、前壁部35aにより遮音されるとともに、遮
音壁35の周壁部35bの内面で反射されて減衰する。
【0048】一方、この消音部30によれば、図11の
矢印で示すように、集塵室2から電動送風機5の吸気口
5dへ流入する空気の大部分は、遮音壁35と仕切壁3
4との境界部に形成された通孔36を通してなめらかに
導かれる。
【0049】以上のように、この電気掃除機D3 によれ
ば、消音効果が大きいうえに、電動送風機5へのなめら
かな吸気を確保することができる。
【0050】実施の形態4 図13は本発明の実施の形態4に係る電気掃除機D4
内部を側面から見た構成を示す。
【0051】図13において、掃除機本体1の内部で、
集塵室2と電動送風機室3とは、垂直な仕切壁44で仕
切られている。電動送風機室3にはハウジング8が設け
られ、そのハウジング8内に電動送風機5が配されてい
る。電動送風機5は、モータ部5aと送風部5bとを備
えてなる。送風部5bの前面中央には円形の吸気口5d
が形成されている。ハウジング8の吸気孔8aの前方に
は吸気口5dから前方へ出る騒音を減らすための消音部
40が設けられている。
【0052】図14は消音部40を拡大したものであ
る。図13及び図14において、消音部40は、仕切壁
44に前後開口状に連設されかつ前方へ向かって広がる
案内壁41と、この案内壁41の前部開口を塞ぐ状態に
設けられた遮音壁42とからなる。
【0053】案内壁41は、集塵室2及び電動送風機室
3にわたる円筒状に形成されかつ、電動送風機5の吸気
口5dの大きさにほぼ等しい内径の後部開口を有してい
る。
【0054】遮音壁42は、円形の中央遮音壁42a
と、中央遮音壁42aの周囲に等間隔で形成された通孔
42bとを有している。これらの通孔42bは集塵室2
の空気を電動送風機5の吸気口5aへ導く。また、中央
遮音壁42aは、電動送風機5の吸気口5dの大きさに
ほぼ等しい直径を有している。
【0055】電動送風機5の吸気口5dから出た騒音
は、案内壁41の内側を前方へ直進し、遮音壁42の中
央遮音壁42aに至り、中央遮音壁42aにより遮音さ
れるとともに、案内壁41の内面で反射されて減衰す
る。
【0056】一方、この消音部40によれば、図15の
矢印で示すように、集塵室2から電動送風機5の吸気口
5dへ流入する空気の大部分は、遮音壁42に形成され
た通孔42bを通してなめらかに導かれる。
【0057】以上のように、この電気掃除機D4 によれ
ば、消音効果が大きいうえに、電動送風機5へのなめら
かな吸気を確保することができる。
【0058】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の電気掃除機によ
れば、電動送風機の吸気口の前方に設けた消音部がほぼ
円錐またはほぼ角錐状の錐体を備え、その錐体は、底面
が前方に位置し側面が後方に位置するように配されてい
る。したがって、電動送風機の吸気口から出た騒音は、
前方へ直進して錐体に至り、そこで反射されて減衰する
ので消音効果が大きい。また、集塵室から電動送風機の
吸気口へ流入する空気の大部分が錐体の側面に沿って移
動することができるので、電動送風機へのなめらかな吸
気を確保することができる。
【0059】本発明の請求項2記載の電気掃除機によれ
ば、消音部が、前記両室を仕切る仕切壁に連設された筒
状の案内壁と、この案内壁の内側に連設された錐体とか
らなり、案内壁に、集塵室の空気をその案内壁の内側へ
導くための通孔が形成されているので、請求項1記載の
電気掃除機が奏する前記効果に加えて、次のような格別
の効果を奏する。すなわち、吸気口から前方へ出る騒音
は、案内壁の内面や錐体の側面で反射されて減衰するの
で消音効果が大きい。また、集塵室から電動送風機の吸
気口へ流入する空気の大部分が錐体の側面に沿って移動
することができるので、電動送風機へのいっそうなめら
かな吸気を確保することができる。
【0060】本発明の請求項3記載の電気掃除機によれ
ば、消音部の錐体が、内部に吸音材を備え、錐体の側面
に同吸音材に通じる通孔を備えているので、請求項1ま
たは2記載の電気掃除機が奏する前記効果に加えて、次
のような格別の効果を奏する。すなわち、吸気口から前
方へ出る騒音は、錐体の側面における通孔から錐体内部
へ入り、吸音材により吸音されるので消音効果が大き
い。
【0061】本発明の請求項4記載の電気掃除機によれ
ば、消音部の錐体の底面の大きさが、電動送風機の吸気
口の大きさにほぼ等しくされているので、請求項1〜3
のいずれか1つに記載の電気掃除機が奏する前記効果に
加えて、次のような格別の効果を奏する。すなわち、吸
気口から前方へ出る騒音は、電動送風機の吸気口の大き
さにほぼ等しい底面を有する錐体によって一層確実に消
音される。
【0062】本発明の請求項5記載の電気掃除機によれ
ば、電動送風機の吸気口の前方に設けた消音部が、前記
両室を仕切る仕切壁に、集塵室側へ向かって突出する有
底筒状の膨出部として構成されている。したがって、吸
気口から前方へ出る騒音は、膨出部の内側を前方へ直進
してその底壁に至り、同底壁により遮音されるととも
に、周壁の内面で反射されて減衰する。
【0063】本発明の請求項6記載の電気掃除機によれ
ば、膨出部の周壁に、集塵室から電動送風機室へ空気を
導くための通孔を形成したので、請求項5記載の電気掃
除機が奏する前記効果に加えて、集塵室から電動送風機
の吸気口へ流入する空気の大部分は同通孔を通してなめ
らかに導かれるという効果を奏する。
【0064】本発明の請求項7記載の電気掃除機によれ
ば、膨出部の少なくとも底壁を、電動送風機の吸気口と
ほぼ等しい径に形成したので、請求項5記載の電気掃除
機が奏する前記効果に加えて、消音効果が大きいうえ
に、電動送風機へのなめらかな吸気を確保することがで
きるという効果を奏する。
【0065】本発明の請求項8記載の電気掃除機によれ
ば、消音部を、前記両室を仕切る仕切壁に前後開口状に
設けられかつ集塵室側へ向かって広がる筒状の案内壁と
して構成したで、電動送風機の吸気口から前方へ出る騒
音は、案内壁の内側を前方へ進む際に案内壁の内面で反
射されて減衰する。
【0066】本発明の請求項9記載の電気掃除機によれ
ば、電動送風機の吸気口の前方に設けた消音部が、前記
両室を仕切る仕切壁に前後開口状に設けられかつ集塵室
側へ向かって広がる筒状の案内壁と、この案内壁の前部
開口を塞ぐ状態に設けられた遮音壁とから構成したの
で、請求項8記載の電気掃除機が奏する前記効果に加え
て、吸気口から前方へ出る騒音は、案内壁の内側を前方
へ進んで遮音壁に至り、そこで一層確実に遮音されると
いう効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る電気掃除機の主要
部を側面から見た内部構成説明図である。
【図2】図1の電気掃除機における消音部の拡大側面断
面図である。
【図3】図1の電気掃除機における消音部の拡大正面図
である。
【図4】図1の電気掃除機における消音部の分解側面図
である。
【図5】図1の電気掃除機における消音部の一部の正面
図である。
【図6】図1の電気掃除機における消音部の拡大構成説
明図である。
【図7】本発明の実施の形態2に係る電気掃除機の主要
部を側面から見た内部構成説明図である。
【図8】図7の電気掃除機における消音部の拡大正面図
である。
【図9】図7の電気掃除機における消音部の拡大側面図
である。
【図10】図7の電気掃除機における消音部の拡大構成
説明図である。
【図11】本発明の実施の形態3に係る電気掃除機の主
要部を側面から見た内部構成説明図である。
【図12】図11の電気掃除機における消音部の拡大正
面図である。
【図13】本発明の実施の形態4に係る電気掃除機の主
要部を側面から見た内部構成説明図である。
【図14】図13の電気掃除機における消音部の拡大正
面図である。
【図15】図13の電気掃除機における消音部の拡大構
成説明図である。
【符号の説明】
1 掃除機本体 2 集塵室 3 電動送風機室 4 仕切壁 4a 案内壁 4b 通孔 5 電動送風機 5d 吸気口 10 消音部 11 錐体 12 底面 13 側面 13b 通孔 14 吸音剤 20 消音部 21 鉢状体 22 支持壁 22a 通孔 23 遮音壁 24 仕切壁 30 消音部 34 仕切壁 35 遮音壁 36 通孔 40 消音部 41 案内壁 42 遮音壁 42a 中央遮音壁 42b 通孔

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 集塵袋が収納される集塵室を前部に設
    け、集塵室側へ吸気口を向けて電動送風機が収納された
    電動送風機室を後部に設けた掃除機本体と、この掃除機
    本体の内部で電動送風機の吸気口の前方に設けた消音部
    とを備え、 消音部がほぼ円錐またはほぼ角錐状の錐体を備え、その
    錐体は、底面が前方に位置し側面が後方に位置し、それ
    によって集塵室から電動送風機の吸気口へ流入する空気
    の大部分が同側面に沿って移動することができるように
    配されていることを特徴とする電気掃除機。
  2. 【請求項2】 消音部が、前記両室を仕切る仕切壁に連
    設された筒状の案内壁と、この案内壁の内側に連設され
    た錐体とからなり、案内壁に、集塵室の空気をその案内
    壁の内側へ導くための通孔が形成されていることを特徴
    とする請求項1記載の電気掃除機。
  3. 【請求項3】 錐体が、内部に吸音材を備え、前記側面
    に同吸音材に通じる通孔を備えていることを特徴とする
    請求項1または2記載の電気掃除機。
  4. 【請求項4】 錐体の底面の大きさが、電動送風機の吸
    気口の大きさにほぼ等しくされていることを特徴とする
    請求項1〜3のいずれか1つに記載の電気掃除機。
  5. 【請求項5】 集塵袋が収納される集塵室を前部に設
    け、集塵室側へ吸気口を向けて電動送風機が収納された
    電動送風機室を後部に設けた掃除機本体と、この掃除機
    本体の内部で電動送風機の吸気口の前方に設けた消音部
    とを備え、前記消音部を、前記両室を仕切る仕切壁に、
    集塵室側へ向かって突出する有底筒状の膨出部として構
    成したことを特徴とする電気掃除機。
  6. 【請求項6】 膨出部の周壁に、集塵室から電動送風機
    室へ空気を導くための通孔を形成したことを特徴とする
    請求項5記載の電気掃除機。
  7. 【請求項7】 膨出部の少なくとも底壁を、電動送風機
    の吸気口とほぼ等しい径に形成したことを特徴とする請
    求項5記載の電気掃除機。
  8. 【請求項8】 集塵袋が収納される集塵室を前部に設
    け、集塵室側へ吸気口を向けて電動送風機が収納された
    電動送風機室を後部に設けた掃除機本体と、この掃除機
    本体の内部で電動送風機の吸気口の前方に設けた消音部
    とを備え、 消音部を、前記両室を仕切る仕切壁に前後開口状に設け
    られかつ集塵室側へ向かって広がる筒状の案内壁として
    構成したことを特徴とする電気掃除機。
  9. 【請求項9】 消音部を、前記両室を仕切る仕切壁に前
    後開口状に設けられかつ集塵室側へ向かって広がる筒状
    の案内壁と、この案内壁の前部開口を塞ぐ状態に設けら
    れた遮音壁とから構成したことを特徴とする請求項8記
    載の電気掃除機。
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