JPH10210529A - 基地局制御装置 - Google Patents

基地局制御装置

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JPH10210529A
JPH10210529A JP9006607A JP660797A JPH10210529A JP H10210529 A JPH10210529 A JP H10210529A JP 9006607 A JP9006607 A JP 9006607A JP 660797 A JP660797 A JP 660797A JP H10210529 A JPH10210529 A JP H10210529A
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JP9006607A
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English (en)
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Norio Hiuga
典夫 日向
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザに対して発信が可能なエリアに関する
情報を提供して、回線の有効利用を促進することが可能
な基地局制御装置を提供する。 【解決手段】 呼制御手段71の発着信制御および交換
接続制御など制御結果に基づいてチャネル管理手段72
が各PHS基地局21〜29のチャネルを集計管理す
る。そして、この管理結果に基づいて、表示器データ制
御手段91が共通の表示器11〜16を無線ゾーンに持
つPHS基地局21〜29の空チャネル数を集計し、こ
の集計結果に基づいて表示器制御部100が表示器11
〜16を制御してユーザに対して空チャネルを有する無
線ゾーンを報知するようにしている。また、チャネル変
動基地局検出手段92によって検出された、空チャネル
数に変動のあったPHS基地局を端末通報制御部110
が制御して、各無線ゾーン内のPHS端末に対して空チ
ャネル数の情報を送信するようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばPHS
(Personal Handy-phone System )などの移動通信シス
テムの基地局を複数収容し、公衆網との間で交換接続制
御や発着呼制御などを行なう基地局制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のようにPHSの基地局は、市街地
やオフィス街の他、地下街やデパートなどのビル内のよ
うに比較的他の空間と隔離された空間(以下、特定空間
と称する)への導入が盛んに進められている。そしてこ
れに伴い、特定空間に設置された複数の基地局を収容し
て公衆網と交換接続し、統括的に基地局を制御する基地
局制御装置の開発が行なわれている。
【0003】ところで、特定空間への基地局の設置にあ
たっては、その環境に応じて美観を損ねぬよう天井から
基地局のアンテナ部のみを出して設置することが多く、
目立たないのが一般的である。
【0004】このため、ユーザからはアンテナ設置位置
を目視によって確認することは難しく、発信を行なう場
合、端末装置の受信レベル表示によって現在位置する場
所からの発信が可能であるか否かを判断している。
【0005】しかし、発信が可能でない(圏外)場合に
は、上述したようにアンテナ位置が見つけにくいため、
ユーザは発信が可能な位置を求めて受信レベルを見なが
ら周囲を移動しなければならないという煩わしさがあ
る。
【0006】また、基地局の設置数は、人の集まりやす
いところに多く設置し、逆に人の集まり難そうなところ
にはその数を少なくするようにしている。しかし、この
ような人の集中度やトラヒックの分布の予想は難しく、
推測される人の集中度に応じて基地局を設置したとこ
ろ、基地局の設置数の少ないところからの発信が多かっ
たり、あるいは基地局の設置数が多いにもかかわらず発
信数が少なかったりといった場合がある。
【0007】このように、当初の予想に反してトラヒッ
クの分布と基地局の設置数とが対応しないと、回線の有
効利用が図れないばかりか、前述したようにユーザが発
信可能な位置を求めて探しまわらなければならないとい
った不具合が生じる。
【0008】これに対し従来は、例えば特開平5−19
1856号公報に記載された「通話チャネルの混み具合
情報通知方式」のように、端末装置に向けて発信を要求
している端末数やビジーにより発信に失敗した端末数の
データを送信して、ユーザが現在位置する無線ゾーン内
の混み具合情報を通知するという方法が考案されてい
る。
【0009】しかしながら、このような従来方式の基地
局制御装置は、ユーザに現在位置する無線ゾーン内の混
み具合情報が通知されるだけで、ユーザが発信を可能と
するための根本的な解決策ではなかった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
は、ユーザが発信可能な場所を探し求めてむやみに歩き
回るといった不具合や、トラヒックの分布が偏った状態
のままで、回線の有効利用が図れない虞があるといった
問題があった。
【0011】この発明は上記の不具合および問題を解決
すべくなされたもので、ユーザに対して発信が可能なエ
リアに関する情報を提供して偏ったトラヒックを分散さ
せ、回線の有効利用を促進することが可能な基地局制御
装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明に係わる基地局制御装置は、局線を介し
て公衆網に接続されるとともに、特定空間内に敷設され
移動通信端末と無線チャネルを介して接続される基地局
装置を複数収容し、これらの基地局装置と上記局線との
間および同一基地局を含む基地局装置相互間を選択的に
交換接続し、発着呼の制御を行なう基地局制御装置にお
いて、複数の基地局装置の通信チャネルの使用状態を、
基地局装置毎に集計する基地局チャネル管理手段と、こ
のチャネル管理手段の集計結果に基づいて、特定空間内
に予め設定した複数のエリア毎に通信チャネルの使用状
態を集計するエリアチャネル管理手段と、エリアチャネ
ル管理手段の集計結果に基づいて移動通信端末の使用者
に対して空き通信チャネルに関する情報を視覚的に報知
するエリアチャネル報知手段とを具備して構成するよう
にした。
【0013】上記構成の基地局制御装置では、基地局毎
に集計した通信チャネルの使用状態の情報に基づいて、
予め特定空間内に設定した複数のエリア毎に通信チャネ
ルの使用状態を集計する。そして、エリアチャネル報知
手段より移動通信端末の使用者に対して、各エリア毎の
空き通信チャネルに関する情報を報知するようにしたも
のである。
【0014】したがって、上記構成の基地局制御装置に
よれば、ユーザに対して各エリアの通信チャネルに関す
る情報を提供して偏ったトラヒックを分散させ、回線の
有効利用を促進することが可能な基地局制御装置を提供
することができる。
【0015】また、この発明では、エリアチャネル報知
手段が、エリアチャネル管理手段の集計結果に基づい
て、予め指定したエリア内の基地局装置が持つ空き通信
チャネルの総数と、このエリアに隣接するエリア内の基
地局装置が持つ空き通信チャネルの総数とを各々報知す
るようにしている。
【0016】これによれば、移動通信端末の使用者は、
予め指定されたエリア内の空き通信チャネル数と、近隣
の基地局の持つ空き通信チャネル数とを知ることができ
るため、空きチャネルを求めて周囲を徘徊することなく
迅速に発信可能な位置を知ることができる。
【0017】さらに、この発明では、エリアチャネル報
知手段が、エリアチャネル管理手段の集計結果に基づい
て、空き通信チャネルを有する基地局装置が位置する方
向を指示する報知を行なうようにしている。
【0018】また、この発明では、エリアチャネル報知
手段が、エリアチャネル管理手段の集計結果に基づい
て、空き通信チャネルを有する基地局装置の位置を文字
情報で報知するようにしている。
【0019】そしてまた、この発明では、エリアチャネ
ル報知手段が、エリアチャネル管理手段の集計結果に基
づいて、特定空間の地図に対応させて各エリア毎の空き
通信チャネル数を視覚的に報知するようにしている。
【0020】上記構成の本発明によれば、移動通信端末
の使用者はエリアチャネル報知手段による方向指示、文
字情報あるいは地図情報にしたがって移動すれば発信可
能な位置に迅速に到達することができる。
【0021】さらに、この発明では、基地局チャネル管
理手段の集計結果に基づいて、各基地局装置に対して、
移動端末装置に向け空き通信チャネルの数を通知する信
号を送信させる基地局制御手段を備えることを特徴とす
る。
【0022】したがって、この構成の本発明によれば、
移動通信端末の使用者が発呼操作を行なうまでもなく、
現在位置の空き通信チャネル数を知ることができるた
め、空き通信チャネルがない場合に使用者が繰り返し発
呼を行なって、当該基地局制御装置が輻輳状態に陥るこ
とを防止できる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の一実施形態について説明する。図1は、この発明の一
実施形態に係わる基地局制御装置の構成を示すものであ
る。なお、ここではPHSを例に説明する。
【0024】この図に示す基地局制御装置は、表示器1
1〜16と、PHS基地局21〜29をバスライン30
を介して収容する基地局インターフェイス回路(CS−
I/F)40と、交換回路50と、公衆網からの局線を
複数収容するラインインターフェイス回路(I/F)6
0と、中央制御部70と、記憶部80と、表示データ制
御部90と、表示器制御部100と、端末通報制御部1
10と、保守端末装置120とを備えている。
【0025】表示器11〜16は、PHS基地局21〜
29の敷設されるデパートなどの特定空間内において人
目につきやすい所に分散配置されるものであって、例え
ば文字情報や図形情報が表示可能なLED(Light Emit
ting Diode)パネルやバックライト式の液晶パネル(以
下、これらをインジケータと称する)、または複数の色
を切り換え発光可能なランプからなる。そして、各表示
器11〜16は、バスライン30を介して後述の表示器
制御部100によって表示制御される。
【0026】図2は、PHS基地局21〜29と表示器
11〜16の配置例を示す図である。表示器11はPH
S基地局21,22およびPHS基地局24に共通する
無線ゾーンに、表示器12はPHS基地局23のみの無
線ゾーンに、表示器13はPHS基地局25のみの無線
ゾーンに、表示器14および表示器15はPHS基地局
26(PHS基地局27)のみの無線ゾーンに、表示器
16はPHS基地局28およびPHS基地局29に共通
する無線ゾーンに、それぞれ敷設されている。なお、以
下の説明では、このような配置を行なった場合について
説明する基地局インターフェイス回路40は、PHS基
地局21〜29と交換回路50とを結ぶインターフェイ
ス回路で、PHS基地局21〜29と基地局インターフ
ェイス回路40とを結ぶバスライン30に対し発信検出
や着信信号の送出などの種々基地局インタフェース動作
を行なう。
【0027】交換回路50は、後述する中央制御部70
の指示に従ってPHS基地局21〜29とラインインタ
ーフェイス回路60に収容される局線との間、および基
地局インターフェイス回路40に収容されるPHS基地
局21〜29間を交換接続する。なお、交換回路50
は、ひとつのPHS基地局(21〜29)にアクセスす
るPHS端末同士を交換接続することも可能である。
【0028】ラインインターフェイス回路60は、前述
したように公衆網からの局線を複数収容し、交換回路5
0と公衆網の間で局線の捕捉や着信信号の検出などの種
々局線インタフェース動作を行なう。
【0029】中央制御部70は、例えばマイクロコンピ
ュータを主制御部として備えたもので、基地局インター
フェイス回路40とラインインターフェイス回路60と
の間で制御信号のやり取りを行なう。
【0030】また、中央制御部70は、呼制御手段71
と、チャネル管理手段72を備えている。呼制御手段7
1は、発着信制御および交換接続制御などを行ない、こ
の制御結果をチャネル管理手段72および表示データ制
御部90に通知する。
【0031】チャネル管理手段72は、呼制御手段71
の制御結果と保守作業や障害の発生/復旧に伴う回線の
塞がり状況を示す閉塞チャネルデータとに基づいて、各
PHS基地局21〜29毎に空チャネル数を集計してチ
ャネルの管理を行なう。図3の基地局対応空チャネルテ
ーブルa2は、その集計結果の一例を示すものである。
【0032】記憶部80は、例えばROMやRAMなど
の半導体メモリやハードディスクを記憶媒体としたもの
で、この記憶媒体には中央制御部70の制御プログラム
や種々制御データ、前述の閉塞チャネルデータ(図示し
ない)を記憶する。
【0033】また上記記憶媒体には、図3に示すような
基地局データテーブルAを記憶する第1の記憶手段81
と、図4に示すような表示器データテーブルBとを記憶
する第2の記憶手段82を備えている。
【0034】基地局データテーブルAは、各PHS基地
局21〜29毎に、自局の無線ゾーン内に位置する表示
器(11〜16)の識別番号を記憶する表示器番号テー
ブルa1と、前述のチャネル管理手段72の集計結果を
記憶する基地局対応空チャネルテーブルa2と、近接す
るPHS基地局(21〜29)の識別番号を記憶する近
接基地局テーブルa3とからなる。
【0035】一方、表示器データテーブルBは、後述の
表示データ制御部90の処理結果を記憶する表示器対応
空チャネルテーブルb1と、各表示器11〜16の種別
(前述のインジケータあるいはランプ)を記憶する表示
器種別テーブルb2とからなる。
【0036】表示データ制御部90は、表示器データ制
御手段91と、チャネル変動基地局検出手段92とを備
えている。表示器データ制御手段91は、呼制御手段7
1からの情報と基地局データテーブルAとに基づいて、
空チャネル数を各表示器11〜16毎に集計し、この集
計結果を前述の表示器対応空チャネルテーブルb1に記
憶させる。
【0037】そして、上記集計結果と、表示器11〜1
6の種別データに基づいて、表示器11〜16の表示デ
ータを決定するものである。この表示データは、表示器
11〜16の内、前述のインジケータからなるものにつ
いては、例えば図8に示すように、自局と近隣のPHS
基地局の空チャネルの数について表示させるものであ
る。また、ランプからなるものについては、各表示器の
位置する無線ゾーンの空チャネルの有無あるいは数に応
じて色分け表示させるものである。
【0038】チャネル変動基地局検出手段92は、呼制
御手段71からの情報と基地局データテーブルAとに基
づいて、空チャネル数に変化のあったPHS基地局(2
1〜29)およびこの基地局に近接する基地局を求める
ものである。
【0039】表示器制御部100は、表示器データ制御
手段91から通知される表示データを対応する表示器1
1〜16に表示させる制御を行なうものである。端末通
報制御部110は、チャネル変動基地局検出手段92よ
り通知されるPHS基地局(21〜29)を制御して、
各基地局の無線ゾーン内のPHS端末装置に向けて、自
局の持つ空チャネル数を示すデータを送信させる。
【0040】保守端末装置120は、当該基地局制御装
置の保守端末であって、各部の点検や故障診断、中央制
御部70の制御プログラムや種々制御データ、前述の閉
塞チャネルデータの設定の他、PHS基地局21〜29
と表示器11〜16の敷設位置に応じて基地局データテ
ーブルAおよび表示器データテーブルB中のデータを更
新するものである。
【0041】次に、図5に示すフローチャートを参照し
て、上記構成の基地局制御装置の空チャネル報知制御動
作について説明する。まず、ステップ5aにて呼制御手
段71が、PHS端末装置からの発呼またはPHS端末
装置への着呼があって呼が接続された場合、この呼が終
話によって切断された場合、あるいはハンドオーバが生
じた場合に、各場合に応じた発着信制御および交換接続
制御を行ない、ステップ5bに移行する。
【0042】そして、ステップ5bでは、呼制御手段7
1が上記制御により新たに使用することとなったチャネ
ルや解放することとなったチャネルと、これらのチャネ
ルに関わる(空チャネル数に変化のあった)PHS基地
局の識別番号とをチャネル管理手段72に通知し、ステ
ップ5cに移行する。
【0043】次にステップ5cでは、チャネル管理手段
72が呼制御手段71から通知される情報に基づいて、
各PHS基地局21〜29毎に空チャネル数を集計す
る。そして、この集計結果を用いて基地局対応空チャネ
ルテーブルa2のデータを更新し、ステップ5dに移行
する。
【0044】ステップ5dでは、さらにチャネル管理手
段72が、データに変化のあった(呼制御手段71から
通知された)PHS基地局(21〜29)の識別番号を
表示データ制御部90に通知する。
【0045】この通知がなされると、表示器11〜16
の表示制御(ステップ5e)が開始される。この処理の
フローチャートを図6に示す。ステップ5eでは、まず
ステップ6aにて表示器データ制御手段91が、チャネ
ル管理手段72から通知されたPHS基地局(21〜2
9)の識別番号に対応する表示器(11〜16)の識別
番号を基地局データテーブルAから検索する。
【0046】そしてステップ6bで表示器データ制御手
段91は、ステップ6aで検索された表示器(11〜1
6)に対応するPHS基地局(21〜29)の空チャネ
ル数の合計を、基地局対応空チャネルテーブルa2のデ
ータに基づいて集計する。そして、この集計結果で、上
記検索された表示器(11〜16)に対応する表示器対
応空チャネルテーブルb1のデータを更新し、ステップ
6cに移行する。
【0047】ステップ6cでは、表示器データ制御手段
91が表示器対応空チャネルテーブルb1と表示器種別
テーブルb2とに基づいて表示データを決定する。ここ
で、インジケータタイプの表示器については、自器の位
置する無線ゾーンの空チャネル数だけでなく、近隣の無
線ゾーンの空チャネル数についても上記表示データとし
て選択される。一方、ランプタイプの表示器について
は、空チャネル数に応じた色を発光させるデータを表示
データとする。
【0048】そして、次にステップ6dでは、表示器制
御部100がステップ6cで求めた表示データに基づい
て、ステップ6aで検索された表示器(11〜16)の
表示内容を更新する。
【0049】以上のように、表示器11〜16の表示制
御により、空チャネル数の変化のあった無線ゾーンに位
置する表示器(11〜16)の表示データが変更され、
そして表示器制御部100の制御によってその表示内容
が更新される。
【0050】次に、ステップ5eの表示器11〜16の
表示制御が終わると、PHS端末装置に向けた空きチャ
ネル数送信制御(ステップ5f)が開始される。この制
御のフローチャートを図7に示す。
【0051】ステップ5fでは、図7に示すように、ま
ずステップ7aにてチャネル変動基地局検出手段92
が、チャネル管理手段72から通知されたPHS基地局
(21〜29)の識別番号に対応する近接基地局がある
か否か判定する。
【0052】ここで、近接基地局がある場合には、ステ
ップ7bに移行して、チャネル変動基地局検出手段92
が上記通知されたPHS基地局(21〜29)の識別番
号とこれに近接する基地局の識別番号を端末通報制御部
110に通知し、ステップ7dに移行する。
【0053】一方、近接基地局がない場合には、ステッ
プ7cに移行して、チャネル変動基地局検出手段92が
上記通知されたPHS基地局(21〜29)の識別番号
を端末通報制御部110に通知し、ステップ7dに移行
する。
【0054】ステップ7dでは、端末通報制御部110
がステップ7aあるいはステップ7bにて通知を受けた
PHS基地局(21〜29)を制御して、各基地局の無
線ゾーン内のPHS端末装置に対して、自局の持つ空チ
ャネル数を示すデータを送信させる。
【0055】以上のように、上記構成の基地局制御装置
では、共通の表示器11〜16を無線ゾーンに持つPH
S基地局の空チャネルの総数を、各表示器11〜16毎
に集計する。そして、各表示器11〜16には、自器の
位置における空チャネル数と、近隣の表示器の位置する
無線ゾーンの空チャネル数を表示するようにしている。
【0056】したがって、上記構成の基地局制御装置に
よれば、ユーザに対して空チャネルを有する無線ゾーン
の情報を報知できるため、ユーザは不必要に空チャネル
を求めてむやみに徘徊する必要がなくなる。また、ユー
ザを空チャネルを有する無線ゾーンに誘導することがで
きるため、トラヒックの均一化が図られチャネルの有効
利用を促進することが可能できる。
【0057】また、上記構成の基地局制御装置では、P
HS基地局からPHS端末装置に向け自機の位置におけ
る空チャネル数を通知するようにしているため、ユーザ
は発呼を行なう前に発呼が可能であるか否かを確認でき
る。これにより、空チャネルがない場合に複数のユーザ
が繰り返し発呼を行なうことにより発生する輻輳を防止
することができる。
【0058】尚、この発明は上記実施の形態に限定され
るものではない。上記実施の形態では、表示器11〜1
6の内インジケータタイプのものについては、図8に示
すように自局と近隣のPHS基地局の空チャネルの数に
ついて表示制御するようにしたが、これに代わり例え
ば、空きチャネルを有するPHS基地局の位置を矢印な
どにより方向指示したり、あるいは文字情報により上記
位置を指示するようにしてもよい。これによれば、ユー
ザはこれらの指示に従って移動すれば、発信可能な位置
に迅速に到達することができる。
【0059】また、例えばこの表示を特定空間内の地図
表示に対応させて示すようにする。このような表示方法
によれば、地下鉄やデパートなどの案内図としても利用
でき、より確実にユーザに空チャネルのある無線ゾーン
を示すことができる。
【0060】また、表示器11〜16の内ランプタイプ
のものについては、空チャネル数を色分け表示で示す代
わりにランプの点灯数(あるいは消灯数)で示すように
してもよい。
【0061】さらに、上記実施の形態では、各PHS基
地局の空チャネル数を監視してこの監視結果に基づく表
示を行なうようにしたが、これに加えラインインターフ
ェイス回路60に収容される回線の塞がり度を検出し、
この検出結果を上記表示器に表示するようにしてもよ
い。その他、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の
変形を施しても同様に実施可能であることはいうまでも
ない。
【0062】
【発明の効果】以上述べたように、この発明では、基地
局毎に集計した通信チャネルの使用状態の情報に基づい
て、基地局装置の無線ゾーンとは別に予め特定空間内に
設定した複数のエリア毎に通信チャネルの使用状態を集
計する。そして、この集計結果に基づいて各エリア内に
敷設されるエリアチャネル報知手段より、移動通信端末
の使用者に対して空きチャネルに関する情報を報知する
ようにしている。
【0063】したがって、この発明によれば、ユーザは
発信が可能なエリアに関する情報を得られるため、発信
可能な場所を探し求めてむやみに歩き回るといった不具
合が解消されるとともに、偏ったトラヒックを分散させ
回線の有効利用を促進することが可能な基地局制御装置
を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わる基地局制御装置の一実施の形
態の構成を示す回路ブロック図。
【図2】PHS基地局と図1に示した表示器の配置例を
示す図。
【図3】図1に示した第1の記憶手段81に記憶される
基地局データテーブルAの一例を示す図。
【図4】図1に示した第2の記憶手段82に記憶される
基地局データテーブルBの一例を示す図。
【図5】図1に示した基地局制御装置の空チャネル報知
制御動作を説明するためのフローチャート。
【図6】図5に示したフローチャートの表示器11〜1
6の表示制御を説明するためのフローチャート。
【図7】図5に示したフローチャートのPHS端末装置
に向けた空きチャネル数の送信制御を説明するためのフ
ローチャート。
【図8】図1に示した表示器11〜16の内、インジケ
ータからなるものの表示例を示す図。
【符号の説明】
11〜16…表示器 21〜29…PHS基地局 30…バスライン 40…基地局インターフェイス回路(CS−I/F) 50…交換回路 60…ラインインターフェイス回路(I/F) 70…中央制御部 71…呼制御手段 72…チャネル管理手段 80…記憶部 81…第1の記憶手段 82…第2の記憶手段 90…表示データ制御部 91…表示器データ制御手段 92…チャネル変動基地局検出手段 100…表示器制御部 110…端末通報制御部 120…保守端末装置 a1…表示器番号テーブル a2…基地局対応空チャネルテーブル a3…近接基地局テーブル b1…表示器対応空チャネルテーブル b2…表示器種別テーブル

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 局線を介して公衆網に接続されるととも
    に、特定空間内に敷設され移動通信端末と無線チャネル
    を介して接続される基地局装置を複数収容し、これらの
    基地局装置と上記局線との間および同一基地局を含む基
    地局装置相互間を選択的に交換接続し、発着呼の制御を
    行なう基地局制御装置において、 前記複数の基地局装置の通信チャネルの使用状態を、基
    地局装置毎に集計する基地局チャネル管理手段と、 このチャネル管理手段の集計結果に基づいて、前記特定
    空間内に予め設定した複数のエリア毎に前記通信チャネ
    ルの使用状態を集計するエリアチャネル管理手段と、 前記エリアチャネル管理手段の集計結果に基づいて移動
    通信端末の使用者に対して空き通信チャネルに関する情
    報を視覚的に報知するエリアチャネル報知手段とを具備
    することを特徴とする基地局制御装置。
  2. 【請求項2】 前記エリアチャネル報知手段は、前記複
    数のエリア内にそれぞれ敷設され、移動通信端末の使用
    者に対して視覚的に情報を報知する表示器であることを
    特徴とする請求項1に記載の基地局制御装置。
  3. 【請求項3】 前記エリアチャネル報知手段は、前記エ
    リアチャネル管理手段の集計結果に基づいて、予め指定
    したエリア内の基地局装置が持つ空き通信チャネルの総
    数と、このエリアに隣接するエリア内の基地局装置が持
    つ空き通信チャネルの総数とを各々報知することを特徴
    とする請求項2に記載の基地局制御装置。
  4. 【請求項4】 前記エリアチャネル報知手段は、前記エ
    リアチャネル管理手段の集計結果に基づいて、空き通信
    チャネルを有する基地局装置が位置する方向を指示する
    報知を行なうことを特徴とする請求項2に記載の基地局
    制御装置。
  5. 【請求項5】 前記エリアチャネル報知手段は、前記エ
    リアチャネル管理手段の集計結果に基づいて、空き通信
    チャネルを有する基地局装置の位置を文字情報で報知す
    ることを特徴とする請求項2に記載の基地局制御装置。
  6. 【請求項6】 前記エリアチャネル報知手段は、前記エ
    リアチャネル管理手段の集計結果に基づいて、前記特定
    空間の地図に対応させて各エリア毎の空き通信チャネル
    数を視覚的に報知することを特徴とする請求項2に記載
    の基地局制御装置。
  7. 【請求項7】 前記基地局チャネル管理手段の集計結果
    に基づいて、各基地局装置に対して、前記移動端末装置
    に向け空き通信チャネルの数を通知する信号を送信させ
    る基地局制御手段を備えることを特徴とする請求項1に
    記載の基地局制御装置。
  8. 【請求項8】 前記基地局チャネル管理手段は、前記複
    数の基地局装置の識別情報と、各基地局装置の空きチャ
    ネル数と、この空きチャネル数をそれぞれ報知する前記
    表示器の識別情報とから構成される第1の管理テーブル
    を保持する記憶手段を備えることを特徴とする請求項2
    に記載の基地局制御装置。
  9. 【請求項9】 前記エリアチャネル管理手段は、前記エ
    リア内の空きチャネル数を報知する前記表示器の識別情
    報と、前記各エリアの空きチャネル数とから構成される
    第2の管理テーブルを保持する記憶手段を備えることを
    特徴とする請求項2に記載の基地局制御装置。
  10. 【請求項10】 前記表示器は、複数の色を表示可能な
    ランプから構成され、通信チャネルの使用状態を色分け
    で表示することを特徴とする請求項2に記載の基地局制
    御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003525551A (ja) * 2000-02-22 2003-08-26 モトローラ・インコーポレイテッド 充分な容量の通信ソースを探し出すためにユーザを支援する方法および装置

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