JPH10210526A - 無線呼出用受信機 - Google Patents

無線呼出用受信機

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Publication number
JPH10210526A
JPH10210526A JP9011667A JP1166797A JPH10210526A JP H10210526 A JPH10210526 A JP H10210526A JP 9011667 A JP9011667 A JP 9011667A JP 1166797 A JP1166797 A JP 1166797A JP H10210526 A JPH10210526 A JP H10210526A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
area
signal
received
receiver
synchronization
Prior art date
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Pending
Application number
JP9011667A
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English (en)
Inventor
Osamu Nakada
治 中田
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Kokusai Electric Corp
Original Assignee
Kokusai Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kokusai Electric Corp filed Critical Kokusai Electric Corp
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Publication of JPH10210526A publication Critical patent/JPH10210526A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の無線呼出受信機では、圏内にあっても
圏内表示に更新されるまでの時間が長くなるという問題
点があったが、本発明では、圏内の表示までの時間を短
縮し、早期に圏内であることを知らせることができる無
線呼出用受信機を提供する。 【解決手段】 同期確立状態でないときに、制御部3が
第1の同期信号を検知すると、それを示す表示を表示部
4に行って、第2の同期信号を検知するか否かを調べ、
検知すると、それを示す表示を表示部4に行って、エリ
アIDを検索し、検索されると、圏内にあることを表示
部4に表示出力する無線呼出用受信機である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線呼出用受信機
に係り、特に早期に圏内であることを判断できる無線呼
出用受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】無線呼出用受信機では、サービス地域全
体が複数のサービスエリアと称されるエリアに分割され
て管理されている。これらのサービスエリアでは、それ
ぞれ異なる受信周波数が用いられているのが普通であ
る。以下、無線呼出用受信機のサービスの際に送信され
る信号について図4を用いて説明する。図4は、無線呼
出用受信機のサービスで送信される信号のタイミングチ
ャート図である。
【0003】図4(a)に示すように、受信周波数に乗
じて一個の無線呼出用受信機に固有のアドレス情報(A
D)とそれと対になるメッセージ情報(MS)とが複数
個送信される。また、これら複数個のADとMSとは、
一定の時間で区切られた一つの「フレーム」毎に区切ら
れて配置され、各フレームの先頭には第1の同期信号S
1と第2の同期信号S2とが付加される。
【0004】さらに、図4(b)に示すように、各フレ
ームには例えば「0」から「127」までの番号が割り
振られており(以下、この番号を「フレーム番号」と称
する)、各フレームは、このフレーム番号の順序に繰り
返し送信されている。このフレーム番号は第2の同期信
号S2として送信されている。
【0005】また、事業者によっては、サービスエリア
を区別するために、エリアIDと呼ばれる信号を受信周
波数に乗じて送信することが行われている。エリアID
は、例えばフレーム番号が「1」〜「8」の間送信され
るというように、その送信の頻度は第1、第2の同期信
号に比較して少なくなっている。この場合、特にフレー
ム間隔が1.875秒のフレックスシステムの場合、エ
リアIDの送信がなされない時間が最大で225秒、つ
まり3分45秒に及ぶ。
【0006】そして、各無線呼出用受信機は、それぞれ
特定のフレーム番号のフレームでのみ呼出されることに
設定されており、該フレームのみを受信することとし
て、その他の時間は、受信回路等の動作していなくても
よい部分の電源を切っておくことでいわゆるバッテリー
セービング機能を実現し、省電力化を図っている。
【0007】従来の無線呼出用受信機を図1を参照しつ
つ説明する。図1は、無線呼出用受信機の構成ブロック
図である。従来の無線呼出用受信機は、図1に示すよう
に、受信部1と、デコーダ部2と、制御部3と、表示部
4と、記憶部5と、ID−ROM6とから構成されてい
る。
【0008】以下、各部について具体的に説明する。受
信部1は、アンテナが受信した基地局からの無線呼出信
号である高周波信号を増幅し、低周波を取り出してデコ
ーダ部2に出力するものである。デコーダ部2は、受信
部1で取り出された低周波信号を復号化して、制御部3
に出力するものである。
【0009】制御部3は、デコーダ部2から復号化され
たデータの入力を受けて、記憶部5をワークメモリとし
て使用して、該データを処理し、表示部4にメッセージ
と受信機の状態とを表示出力するものである。すなわち
制御部3は、デコーダ部2から入力された復号化された
データにID−ROM6に格納されたエリアIDと一致
するものがあるかを検索し、一致するものがあると、同
期確立状態となるものである。
【0010】そして制御部3は、同期確立状態となる
と、メッセージを受信することができる状態にあること
を知らせるために、いわゆる「圏内」の表示を表示部4
に表示出力するものである。
【0011】さらに制御部3は、同期確立状態では、自
己が受信すべきフレームのみを受信して、メッセージを
受信するようになるものである。
【0012】表示部4は、例えば小型のLCD表示器で
あり、制御部3からメッセージの表示を行う指示を受け
て、呼出されたことを報知するとともに、受信機が圏内
にあるか圏外であるかの状態を表示するものである。記
憶部5は、制御部3が受信メッセージの組立等に使用す
るワークメモリである。
【0013】ID−ROM6は、受信機固有の情報を記
憶するものであり、具体的には、エリア番号と自己が受
信すべきフレームのフレーム番号と受信周波数とエリア
IDとを対応づけて格納しているものである。
【0014】次に、従来の無線呼出用受信機の動作につ
いて説明する。送信局は、図4に示すような信号を無線
にて送信する。すると、無線呼出用受信機の受信部1が
アンテナを介して、その信号を受信して復調し、ディジ
タル信号としてデコーダ部2に出力する。そして、デコ
ーダ部2が復号した信号を制御部3に出力し、制御部3
が、該復号化された信号にID−ROM6に格納されて
いるエリアIDに一致するものがあるかを検索する。
【0015】そして、エリアIDに一致するものがある
と、同期状態となって、表示部4に圏内の状態であるこ
とを表示出力し、一致したエリアIDに対応づけてID
−ROM6に格納されている受信すべきフレームの番号
を示す第2の同期信号S2が属するフレームを受信する
ようになる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の無線呼出受信機では、携帯者は、メッセージの受信
が可能か否かを圏内の表示の有無にて判断することにな
るが、エリアIDが送信される頻度が低いエリア内で
は、圏内にあっても圏内表示に更新されるまでの時間が
長くなり、受信機の電源を投入してから使用可能である
ことを確認するまでに、既に説明したように3分以上か
かり、さらに同期が確立されないのが電界強度が弱いた
めなのか、またはエリアIDが送信されないからなのか
の判断ができないという問題点があった。
【0017】本発明は上記実情に鑑みて為されたもの
で、使用可能となるまでの状況を段階的に表示して、携
帯者に早期に使用の可能性を判断させることができる無
線呼出用受信機を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記従来例の問題点を解
決するための請求項1記載の発明は、無線呼出用受信機
において、複数の同期信号を段階的に受信する場合に前
記同期信号を受信したことを段階的に表示することを特
徴としており、エリアIDが送信される頻度が低いエリ
ア内でも、同期信号を受信する毎に段階的に圏内の表示
を行うため、受信機の電源を投入してから使用可能とな
るまでの状況を段階的に認識でき、受信機の使用可能性
を早期に判断できる。
【0019】上記従来例の問題点を解決するための請求
項2記載の発明は、無線呼出用受信機において、同期確
立状態にないときに、第1の同期信号を受信すると、該
第1の同期信号を受信したことを示す表示を行い、さら
に第2の同期信号を受信すると、該第2の同期信号を受
信したことを示す表示を行い、さらにエリアIDを受信
すると、該エリアIDを受信したことを示す表示を行う
ことを特徴としており、エリアIDが送信される頻度が
低いエリア内でも、同期信号を受信する毎に段階的に圏
内の表示を行うため、受信機の電源を投入してから使用
可能となるまでの状況を段階的に認識でき、受信機の使
用可能性を早期に判断できる。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照しながら説明する。本発明の実施の形態に係る無
線呼出受信機(本受信機)は、第1の同期信号と第2の
同期信号とエリアIDとを段階的に受信し、それに応じ
て圏内の表示を行うものであり、圏内の状態の表示を早
期に行い、携帯者が圏内にあるか否かを容易に判断でき
るものである。
【0021】本受信機は、従来の無線呼出受信機と同様
に、図1に示すように、受信部1と、デコーダ部2と、
制御部3と、表示部4と、記憶部5と、ID−ROM6
とから構成されており、各部の動作もほぼ同様である
が、制御部3における同期確立状態に至るまでの動作が
従来のものと少々異なっている。
【0022】そこで、以下、制御部3における同期確立
状態に至るまでの動作について図2を用いて説明する。
図2は、制御部3における同期確立状態に至るまでの動
作を表すフローチャート図である。
【0023】すなわち、制御部3は、同期確立状態にな
いときには、まず、表示部4に非同期状態であることを
表す表示を表示出力する(101)。具体的には、例え
ば図3(a)に示すような表示とすることが考えられ
る。ここでは、画面左上部に「ケンガイ」の表示を行っ
ている。図3は、本受信機の表示部4の表示例を表す説
明図である。
【0024】そして、制御部3は、デコーダ部2から入
力される信号に第1の同期信号S1に合致するものがあ
るか否かを調べる(102)。そして、第1の同期信号
S1に合致するものがなければ(Noであれば)、処理
101に戻って処理を続行する。
【0025】また、処理102において、第1の同期信
号S1に合致するものがあれば(Yesであれば)、表
示部4に第1の同期信号S1を受信したことを示す表示
を行う(103)。具体的には、例えば、図3(b)に
示すように、画面左上部に「ケンガイ」の代わりに「ケ
ンナイ1」の表示を行う。
【0026】そして、制御部3は、デコーダ部2から入
力される信号に第2の同期信号S2に合致するものがあ
るか否かを調べる(104)。そして、第2の同期信号
S2に合致するものがなければ(Noであれば)、処理
101に戻って処理を続ける。
【0027】また、処理104において、第2の同期信
号S2に合致するものがあれば(Yesであれば)、表
示部4に第2の同期信号S2を受信したことを示す表示
を行う(105)。具体的には、例えば、図3(c)に
示すように、画面左上部に「ケンナイ2」の表示を行
う。
【0028】そして、制御部3は、デコーダ部2から入
力される信号にID−ROM6に格納されているエリア
IDと一致するものがあるか否かを検索する(10
6)。そして、一定の時間内に一致するものがなけれ
ば、つまり全フレーム受信しても一致するものが検索さ
れなければ(Noであれば)、処理101に戻る。
【0029】また、処理106において、エリアIDと
一致するものが検索されれば(Yesであれば)、表示
部4にエリアIDを受信したことを示す表示を行う(1
07)。具体的には、例えば、図3(d)に示すよう
に、画面左上部に「ヨビダシOK」のような表示を行
う。
【0030】そして、従来と同様に同期状態となって、
自己の受信するフレームのみを受信する動作を開始して
処理終了する。また、同期状態にあったものが、同期状
態でなくなったと検知されると(例えば同期信号が検出
されなくなると)、制御部3は、再度図2に示す同期確
立のための動作を行うようにしている。
【0031】さらに、信号方式によっては、第1の同期
信号S1、第2の同期信号S2、エリアIDの組合わせ
によって、例えば、FLEXシステム等のように、第1
の同期信号S1と第2の同期信号S2とが連続して受信
される場合であって、第1の同期信号S1とエリアID
とを共に検出したときにのみ(第2の同期信号S2の検
出がなくても)同期確立の表示を行うようにしてあって
も構わない。この場合には、制御部3が上記の処理S1
04〜処理S105を行わないようにすればよい。
【0032】さらに、3つ以上の同期信号があるシステ
ムでは、それらの同期信号を段階的に受信して段階的に
同期確立の表示を行うようにしておいても構わない。
【0033】本受信機によれば、エリアIDが送信され
る頻度が低いエリア内でも、同期信号を受信する場合に
段階的に圏内の表示を行うようにしているので、受信機
の電源を投入してから使用可能となるまでの状況を段階
的に認識でき、携帯者に受信機の使用可能性を早期に判
断させることができる効果がある。
【0034】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、複数の同
期信号をそれぞれ受信する場合に段階的に各同期信号を
受信したことを表す表示を行う無線呼出用受信機として
いるので、エリアIDが送信される頻度が低いエリア内
でも、同期信号を受信する毎に段階的に圏内の表示を行
うため、受信機の電源を投入してから使用可能となるま
での状況を段階的に認識でき、受信機の使用可能性を早
期に判断できる効果がある。
【0035】請求項2記載の発明によれば、同期確立状
態にないときに、第1の同期信号を受信すると、それを
示す表示を行い、次に第2の同期信号を受信すると、そ
れを示す表示を行い、次にエリアIDを受信すると、そ
れを示す表示を行う無線呼出用受信機としているので、
エリアIDが送信される頻度が低いエリア内でも、同期
信号を受信する毎に段階的に圏内の表示を行うため、受
信機の電源を投入してから使用可能となるまでの状況を
段階的に認識でき、受信機の使用可能性を早期に判断で
きる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】無線呼出用受信機の構成ブロック図である。
【図2】制御部3における同期確立状態に至るまでの動
作を表すフローチャート図である。
【図3】本受信機の表示部4の表示例を表す説明図であ
る。
【図4】無線呼出用無線のサービスで送信される信号の
タイミングチャート図である。
【符号の説明】
1…受信部、 2…デコーダ部、 3…制御部、 4…
表示部、 5…記憶部、 6…ID−ROM

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の同期信号を段階的に受信する場合
    に前記同期信号を受信したことを段階的に表示すること
    を特徴とする無線呼出用受信機。
  2. 【請求項2】 同期確立状態にないときに、第1の同期
    信号を受信すると、該第1の同期信号を受信したことを
    示す表示を行い、さらに第2の同期信号を受信すると、
    該第2の同期信号を受信したことを示す表示を行い、さ
    らにエリアIDを受信すると、該エリアIDを受信した
    ことを示す表示を行うことを特徴とする無線呼出用受信
    機。
JP9011667A 1997-01-24 1997-01-24 無線呼出用受信機 Pending JPH10210526A (ja)

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