JPH10210214A - 画像読取り装置 - Google Patents
画像読取り装置Info
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- JPH10210214A JPH10210214A JP2333397A JP2333397A JPH10210214A JP H10210214 A JPH10210214 A JP H10210214A JP 2333397 A JP2333397 A JP 2333397A JP 2333397 A JP2333397 A JP 2333397A JP H10210214 A JPH10210214 A JP H10210214A
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- JP
- Japan
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- reading
- read
- image
- slow
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 読取り領域により画像特性に差の無い、特に
副走査方向の最大読取り位置近傍において、自起動読取
りによる画像劣化を防止する。 【解決手段】 モータスタート(S1)にてスローアッ
プカーブを選択し、モータをスタートさせる。通常時は
通常カーブによりスタートする。その後、読取りエンド
まで(S5)、間欠動作チェック、読取り位置チェック
を常時行う。原稿を主走査方向からライン単位で読取
り、このライン読取り位置を副走査方向へ移動動作させ
読取りを行う読取りモード、および移動動作させる駆動
機構の駆動源をなすモータの起動と停止を、スローアッ
プ/スローダウンを行いながら制御する。読取り中に間
欠動作を行い、副走査方向の最大読取り位置近傍におい
て、スローアップ/ダウンにて読取りを行う制御によ
り、自起動読取りによる画像劣化を防止することが可能
となる。
副走査方向の最大読取り位置近傍において、自起動読取
りによる画像劣化を防止する。 【解決手段】 モータスタート(S1)にてスローアッ
プカーブを選択し、モータをスタートさせる。通常時は
通常カーブによりスタートする。その後、読取りエンド
まで(S5)、間欠動作チェック、読取り位置チェック
を常時行う。原稿を主走査方向からライン単位で読取
り、このライン読取り位置を副走査方向へ移動動作させ
読取りを行う読取りモード、および移動動作させる駆動
機構の駆動源をなすモータの起動と停止を、スローアッ
プ/スローダウンを行いながら制御する。読取り中に間
欠動作を行い、副走査方向の最大読取り位置近傍におい
て、スローアップ/ダウンにて読取りを行う制御によ
り、自起動読取りによる画像劣化を防止することが可能
となる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、イメージスキャ
ナ、FAX、PPC等に適用される画像読取り装置に関
し、特に、ライン読取り手段の移動のための駆動機構
に、スローアップ/ダウンにより起動および停止を必要
とするモータを用いる画像読取り装置に関する。
ナ、FAX、PPC等に適用される画像読取り装置に関
し、特に、ライン読取り手段の移動のための駆動機構
に、スローアップ/ダウンにより起動および停止を必要
とするモータを用いる画像読取り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像読取り装置は、イメージスキ
ャナとして構成される。一般に、このイメージスキャナ
では、読み取った画像データを蓄えるメモリを予め搭載
している。しかし、読み取りデータ量が多いとメモリ内
に収まらず、間欠動作をしながら読み取ることとなる。
要するに、読取り中にメモリがフル又はニアフルになっ
た場合に、エンプティになるまで待つための停止及び再
度読み取りのための起動を繰り返す。
ャナとして構成される。一般に、このイメージスキャナ
では、読み取った画像データを蓄えるメモリを予め搭載
している。しかし、読み取りデータ量が多いとメモリ内
に収まらず、間欠動作をしながら読み取ることとなる。
要するに、読取り中にメモリがフル又はニアフルになっ
た場合に、エンプティになるまで待つための停止及び再
度読み取りのための起動を繰り返す。
【0003】イメージスキャナに関する規格、IS42
0、IS410においては、上記不具合を解決するた
め、自起動スピード(スローアップ/ダウンの必要ない
スピード)にて読み取っている。この場合、振動が大き
いため画像劣化が発生する。但し、現実的には画像の後
端の数mm程度のため、割り切られている。
0、IS410においては、上記不具合を解決するた
め、自起動スピード(スローアップ/ダウンの必要ない
スピード)にて読み取っている。この場合、振動が大き
いため画像劣化が発生する。但し、現実的には画像の後
端の数mm程度のため、割り切られている。
【0004】本願発明と技術的に類似する具体例とし
て、従来例1の特開平3−217163号公報の「画像
読取り装置」がある。本従来例は、スローアップ/ダウ
ン時の読取り画像の不具合を、モータのクロックと、独
立した(=非同期の)任意のライン読取りタイミングを
発生させることにより解消を図った画像読取り装置であ
る。
て、従来例1の特開平3−217163号公報の「画像
読取り装置」がある。本従来例は、スローアップ/ダウ
ン時の読取り画像の不具合を、モータのクロックと、独
立した(=非同期の)任意のライン読取りタイミングを
発生させることにより解消を図った画像読取り装置であ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来例の読取りモード(または、BOOKモード)での
副走査方向の最大読取り位置近傍において、間欠動作が
発生するような場合、その位置でスローアップ/ダウン
にて読取ると、走行体が機内の終端まで行き過ぎ、ぶつ
かり、損傷するという不具合が発生し易い。この不具合
の発生を意識して防止を図ると、読取り領域により画像
特性に差が生じ、特に、副走査方向の最大読取り位置近
傍において、自起動読取りによる画像劣化が発生する問
題点を伴う。
従来例の読取りモード(または、BOOKモード)での
副走査方向の最大読取り位置近傍において、間欠動作が
発生するような場合、その位置でスローアップ/ダウン
にて読取ると、走行体が機内の終端まで行き過ぎ、ぶつ
かり、損傷するという不具合が発生し易い。この不具合
の発生を意識して防止を図ると、読取り領域により画像
特性に差が生じ、特に、副走査方向の最大読取り位置近
傍において、自起動読取りによる画像劣化が発生する問
題点を伴う。
【0006】図15は、従来の読取り動作例であり、モ
ータのスローアップ/ダウンの移動距離と速度の関係を
示し、432mmまで読んだら読取りエンドとなり、4
40mmまでが走行体の移動限界距離(これ以上進むと
終端にぶつかるメカ的な限界点)としている。
ータのスローアップ/ダウンの移動距離と速度の関係を
示し、432mmまで読んだら読取りエンドとなり、4
40mmまでが走行体の移動限界距離(これ以上進むと
終端にぶつかるメカ的な限界点)としている。
【0007】本発明は、読取り領域により画像特性に差
の無い、特に副走査方向の最大読取り位置近傍におい
て、自起動読取りによる画像劣化を防止した画像読取り
装置を提供することを目的とする。
の無い、特に副走査方向の最大読取り位置近傍におい
て、自起動読取りによる画像劣化を防止した画像読取り
装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、本発明の画像読取り装置は、原稿を主走査方向から
ライン単位で読取る読取り手段と、この読取り手段のラ
イン読取り位置を副走査方向へ移動動作させ読取りを行
う読取りモード、および移動動作させる駆動機構の駆動
源をなすモータの起動と停止を、スローアップ/スロー
ダウンを行いながら制御するシステム制御手段と、読取
り中に間欠動作を行う機構部とを有し、副走査方向の最
大読取り位置近傍において、スローアップ/スローダウ
ンにて読取りを行うことを特徴としている。
め、本発明の画像読取り装置は、原稿を主走査方向から
ライン単位で読取る読取り手段と、この読取り手段のラ
イン読取り位置を副走査方向へ移動動作させ読取りを行
う読取りモード、および移動動作させる駆動機構の駆動
源をなすモータの起動と停止を、スローアップ/スロー
ダウンを行いながら制御するシステム制御手段と、読取
り中に間欠動作を行う機構部とを有し、副走査方向の最
大読取り位置近傍において、スローアップ/スローダウ
ンにて読取りを行うことを特徴としている。
【0009】また、上記の間欠動作とは、メモリがフル
又はニアフルになった場合にエンプティになるまで待つ
ため停止及び起動を繰り返す動作とするとよい。
又はニアフルになった場合にエンプティになるまで待つ
ため停止及び起動を繰り返す動作とするとよい。
【0010】さらに、読取り領域以降のスローダウンカ
ーブのみを変更するとよい。
ーブのみを変更するとよい。
【0011】
【発明の実施の形態】次に添付図面を参照して本発明に
よる画像読取り装置の実施の形態を詳細に説明する。図
1〜図14を参照すると本発明の画像読取り装置の一実
施形態が示されている。
よる画像読取り装置の実施の形態を詳細に説明する。図
1〜図14を参照すると本発明の画像読取り装置の一実
施形態が示されている。
【0012】図1および図2は画像読取装置の断面構造
図であり、図1が全体を、図2が要部をそれぞれ示して
いる。これらの図に示すように、画像読取装置は、原稿
の画像情報を光学的に読み取って画像信号に変換する読
取部1と、給紙トレイ(原稿載置台)20に載置された
原稿を1枚毎に給送し、給送された原稿を図中の読取位
置Sに搬送し、読取部1により画像情報が読み取られた
原稿を読取位置Sから搬出する自動原稿搬送部2とを備
えている。
図であり、図1が全体を、図2が要部をそれぞれ示して
いる。これらの図に示すように、画像読取装置は、原稿
の画像情報を光学的に読み取って画像信号に変換する読
取部1と、給紙トレイ(原稿載置台)20に載置された
原稿を1枚毎に給送し、給送された原稿を図中の読取位
置Sに搬送し、読取部1により画像情報が読み取られた
原稿を読取位置Sから搬出する自動原稿搬送部2とを備
えている。
【0013】自動原稿搬送部2は、コンタクトガラス1
0と原稿搬送路上の読取位置Sの下方に設けられ、原稿
の搬送方向に短い長さで延在するコンタクトガラス11
とを覆うように、読取部1の上部に設けられている。
0と原稿搬送路上の読取位置Sの下方に設けられ、原稿
の搬送方向に短い長さで延在するコンタクトガラス11
とを覆うように、読取部1の上部に設けられている。
【0014】読取部1は、読取手段に相当し、照射ラン
プ12、ミラー13〜15、集光レンズ16、CCDイ
メージセンサ17および走行体モータ19を備えてい
る。照射ランプ12は、図中の読取位置Sを通過する原
稿にコンタクトガラス11を透過して光を照射するもの
である。照射ランプ12により照射された原稿の反射光
は、コンタクトガラス11を透過してミラー13、ミラ
ー14およびミラー15に順次反射された後、集光レン
ズ16により集光されてCCDイメージセンサ17に入
射される。CCDイメージセンサ17は、SBU(Sens
or Board Unit )18に実装されており、搭載集光レン
ズ16により集光された原稿の反射光を入射して、入射
された光をその強度に応じた電気信号に変換すること
で、原稿の画像情報を読み取る。
プ12、ミラー13〜15、集光レンズ16、CCDイ
メージセンサ17および走行体モータ19を備えてい
る。照射ランプ12は、図中の読取位置Sを通過する原
稿にコンタクトガラス11を透過して光を照射するもの
である。照射ランプ12により照射された原稿の反射光
は、コンタクトガラス11を透過してミラー13、ミラ
ー14およびミラー15に順次反射された後、集光レン
ズ16により集光されてCCDイメージセンサ17に入
射される。CCDイメージセンサ17は、SBU(Sens
or Board Unit )18に実装されており、搭載集光レン
ズ16により集光された原稿の反射光を入射して、入射
された光をその強度に応じた電気信号に変換すること
で、原稿の画像情報を読み取る。
【0015】また、照射ランプ12およびミラー13〜
15は、走行体として一体に構成されており、ステッピ
ングモータからなる走行体モータ19により駆動されて
図中A方向に移動可能である。コンタクトガラス10に
原稿が直接載置されたときには、走行モータ18により
走行体を副走査方向に移動させて原稿の画像情報を読み
取る。一方、原稿が自動原稿搬送部2により供給される
ときには、走行体を原稿の搬送方向に短い長さで延在す
るコンタクトガラス11の下方の読取位置Sに移動させ
て、自動原稿搬送部2により搬送され読取位置Sを通過
する原稿の画像を読み取る。
15は、走行体として一体に構成されており、ステッピ
ングモータからなる走行体モータ19により駆動されて
図中A方向に移動可能である。コンタクトガラス10に
原稿が直接載置されたときには、走行モータ18により
走行体を副走査方向に移動させて原稿の画像情報を読み
取る。一方、原稿が自動原稿搬送部2により供給される
ときには、走行体を原稿の搬送方向に短い長さで延在す
るコンタクトガラス11の下方の読取位置Sに移動させ
て、自動原稿搬送部2により搬送され読取位置Sを通過
する原稿の画像を読み取る。
【0016】自動原稿搬送部2は、自動原稿搬送手段に
相当し、ピックアップローラ21、一対のレジストロー
ラ22、搬送ドラム23、アイドルローラ24〜26、
排紙ローラ27,28、給紙モータ29(不図示)およ
び搬送モータ30を備えている。原稿載置台としての給
紙トレイ20は、複数の原稿が載置可能であり、この給
紙トレイ20の原稿載置面がピックアップローラ21側
に移動して原稿載置面とピックアップローラ21との間
に原稿を挟持する。
相当し、ピックアップローラ21、一対のレジストロー
ラ22、搬送ドラム23、アイドルローラ24〜26、
排紙ローラ27,28、給紙モータ29(不図示)およ
び搬送モータ30を備えている。原稿載置台としての給
紙トレイ20は、複数の原稿が載置可能であり、この給
紙トレイ20の原稿載置面がピックアップローラ21側
に移動して原稿載置面とピックアップローラ21との間
に原稿を挟持する。
【0017】ピックアップローラ21は給紙トレイ20
から原稿を給紙するものである。このピックアップロー
ラ21により給紙された原稿は、一対のレジストローラ
22により所定のタイミングで給紙された後、搬送ドラ
ム23およびこの搬送ドラム23に慴接するアイドルロ
ーラ24〜26により、反転されて読取位置Sに搬送さ
れる。
から原稿を給紙するものである。このピックアップロー
ラ21により給紙された原稿は、一対のレジストローラ
22により所定のタイミングで給紙された後、搬送ドラ
ム23およびこの搬送ドラム23に慴接するアイドルロ
ーラ24〜26により、反転されて読取位置Sに搬送さ
れる。
【0018】アイドルローラ24〜26は、それぞれ搬
送ドラム23の円周方向に沿って配設されており、搬送
ドラム23と共に原稿を挟持して搬送する。読取部1に
より読取位置Sを通過する原稿の画像情報が読み取られ
た原稿は、排紙ローラ27,28により搬送された後、
排紙トレイ31に排紙される。
送ドラム23の円周方向に沿って配設されており、搬送
ドラム23と共に原稿を挟持して搬送する。読取部1に
より読取位置Sを通過する原稿の画像情報が読み取られ
た原稿は、排紙ローラ27,28により搬送された後、
排紙トレイ31に排紙される。
【0019】なお、ピックアップローラ21および一対
のレジストローラ22は、不図示の給紙モータ29によ
り駆動される。搬送ドラム23、アイドルローラ24〜
26および排紙ローラ27,28は、搬送モータ30に
より駆動される。さらに、画像読取装置は、図2に示す
ように、給紙センサ32、読取開始センサ33および排
紙センサ34を備えている。
のレジストローラ22は、不図示の給紙モータ29によ
り駆動される。搬送ドラム23、アイドルローラ24〜
26および排紙ローラ27,28は、搬送モータ30に
より駆動される。さらに、画像読取装置は、図2に示す
ように、給紙センサ32、読取開始センサ33および排
紙センサ34を備えている。
【0020】これら各センサは、原稿搬送路上の原稿の
有無を検出する公知の透過型センサであり、原稿が有る
ときにはオン状態の信号を出力するとともに、原稿の無
いときにはオフ状態の信号を出力する。各センサは、原
稿搬送路上の幅方向に対して略中央に設けられている。
より具体的には、給紙センサ32は一対のレジストロー
ラ22とアイドルローラ24との間に、読取開始センサ
33は読取位置Sの上流側近傍に、排紙センサ34は排
紙ローラ28の上流側近傍に、それぞれ設けられてい
る。
有無を検出する公知の透過型センサであり、原稿が有る
ときにはオン状態の信号を出力するとともに、原稿の無
いときにはオフ状態の信号を出力する。各センサは、原
稿搬送路上の幅方向に対して略中央に設けられている。
より具体的には、給紙センサ32は一対のレジストロー
ラ22とアイドルローラ24との間に、読取開始センサ
33は読取位置Sの上流側近傍に、排紙センサ34は排
紙ローラ28の上流側近傍に、それぞれ設けられてい
る。
【0021】給紙センサ32は検出手段に相当し、原稿
が確実に給送されたか否かを判別するとともに、原稿の
先端および原稿の後端と予め原稿に空けられた穴(穴の
先端および後端)とを判別するために設けられている。
この判別結果により、原稿の搬送方向の読取開始位置と
読取終了位置との間の範囲を表す読取範囲が特定される
とともに、次の原稿の給送を開始するタイミングが制御
される。
が確実に給送されたか否かを判別するとともに、原稿の
先端および原稿の後端と予め原稿に空けられた穴(穴の
先端および後端)とを判別するために設けられている。
この判別結果により、原稿の搬送方向の読取開始位置と
読取終了位置との間の範囲を表す読取範囲が特定される
とともに、次の原稿の給送を開始するタイミングが制御
される。
【0022】読取開始センサ33は、読取手段1の読取
動作の開始を制御するために設けられており、この読取
開始センサ33により原稿の先端が検出されてから所定
時間後に照射ランプ12およびCCDイメージセンサ1
7が動作を開始する。これは、給紙トレイ20から給送
された原稿が読取位置Sに到達する時間にばらつきがあ
るからである。読取開始センサ33は、このばらつきを
小さくし、原稿の先端が読取位置Sに到達するタイミン
グと照射ランプ12およびCCDイメージセンサ17が
動作を開始するタイミングとを確実に一致させるために
設けられている。
動作の開始を制御するために設けられており、この読取
開始センサ33により原稿の先端が検出されてから所定
時間後に照射ランプ12およびCCDイメージセンサ1
7が動作を開始する。これは、給紙トレイ20から給送
された原稿が読取位置Sに到達する時間にばらつきがあ
るからである。読取開始センサ33は、このばらつきを
小さくし、原稿の先端が読取位置Sに到達するタイミン
グと照射ランプ12およびCCDイメージセンサ17が
動作を開始するタイミングとを確実に一致させるために
設けられている。
【0023】排紙センサ34は、読取手段1により画像
情報が読み取られた原稿が確実に排紙トレイ31に排出
されたか否かを判別するために設けられている。給紙セ
ンサ32、読取開始センサ33および排紙センサ34
は、原稿有無検出部4を構成している。
情報が読み取られた原稿が確実に排紙トレイ31に排出
されたか否かを判別するために設けられている。給紙セ
ンサ32、読取開始センサ33および排紙センサ34
は、原稿有無検出部4を構成している。
【0024】図3は図1および図2に示された画像読取
装置のシステム構成図である。図3に示すように、本実
施形態の画像読取装置は、システム制御部3、読取部
1、自動原稿搬送部2、原稿有無検出部4、操作表示部
5、RCU6、ビデオアダプタ7、IEU8およびDC
U9により構成されている。これらの各部は、バスによ
り接続されている。なお、読取部1、自動原稿搬送部2
および原稿有無検出部4は、図1および図2において既
述した。
装置のシステム構成図である。図3に示すように、本実
施形態の画像読取装置は、システム制御部3、読取部
1、自動原稿搬送部2、原稿有無検出部4、操作表示部
5、RCU6、ビデオアダプタ7、IEU8およびDC
U9により構成されている。これらの各部は、バスによ
り接続されている。なお、読取部1、自動原稿搬送部2
および原稿有無検出部4は、図1および図2において既
述した。
【0025】システム制御部3は、図4に示されたCP
U51、EPROM52、EEPROM53およびRA
M54を内部に有している。EPROM(erasable and
programmable ROM)52には本装置の制御プログラ
ムが記憶されている。EEPROM(electrically era
sable and programmable ROM)54には、CCDイ
メージセンサ17の動作回数等の本装置各部の動作履歴
情報が記憶されるとともに、オペレータ等の操作による
操作情報が記憶される。また、RAM53には、本装置
の制御データが記憶されている。CPU51は、EPR
OM52に記憶された制御プログラム、並びに、EEP
ROM53およびRAM54に記憶されたデータに基づ
いて本装置全体を制御する。
U51、EPROM52、EEPROM53およびRA
M54を内部に有している。EPROM(erasable and
programmable ROM)52には本装置の制御プログラ
ムが記憶されている。EEPROM(electrically era
sable and programmable ROM)54には、CCDイ
メージセンサ17の動作回数等の本装置各部の動作履歴
情報が記憶されるとともに、オペレータ等の操作による
操作情報が記憶される。また、RAM53には、本装置
の制御データが記憶されている。CPU51は、EPR
OM52に記憶された制御プログラム、並びに、EEP
ROM53およびRAM54に記憶されたデータに基づ
いて本装置全体を制御する。
【0026】また、システム制御部3は、内部に画像メ
モリを有し、読取部1により読み取られ出力された画像
信号に画像処理を施して出力するとともに、図外のホス
トコンピュータとの通信を制御する。さらに、システム
制御部3は、内部に複数のタイマを有し、原稿有無検出
部4の給紙センサ32、読取開始センサ33および排紙
センサ34のオン−オフ動作時間を監視して、自動原稿
搬送部2の給紙モータ29および排紙モータ30の動作
を制御するとともに、読取部1の照射ランプ12および
CCDイメージセンサ17の動作を制御する。
モリを有し、読取部1により読み取られ出力された画像
信号に画像処理を施して出力するとともに、図外のホス
トコンピュータとの通信を制御する。さらに、システム
制御部3は、内部に複数のタイマを有し、原稿有無検出
部4の給紙センサ32、読取開始センサ33および排紙
センサ34のオン−オフ動作時間を監視して、自動原稿
搬送部2の給紙モータ29および排紙モータ30の動作
を制御するとともに、読取部1の照射ランプ12および
CCDイメージセンサ17の動作を制御する。
【0027】RCU6、ビデオアダプタ7、IEU8、
およびDCU9は、本画像読取装置のオプションユニッ
トであり、特殊な画像処理を行うものである。RCU
(Reverse side Control Unit )6は、原稿の裏面側の
読み取りを制御するものであり、原稿Pの両面を同時に
読み取る際に、読取部1と同様な光学系部材とともに設
けられる。ビデオアダプタ7は、本装置外の他のビデオ
信号を入力するものである。
およびDCU9は、本画像読取装置のオプションユニッ
トであり、特殊な画像処理を行うものである。RCU
(Reverse side Control Unit )6は、原稿の裏面側の
読み取りを制御するものであり、原稿Pの両面を同時に
読み取る際に、読取部1と同様な光学系部材とともに設
けられる。ビデオアダプタ7は、本装置外の他のビデオ
信号を入力するものである。
【0028】IEU(Image Enharce Unit)8は、入力
されたビデオ信号に写真情報と文字情報とに分離する像
域分離を行って出力するものである。DCU(Data Com
pression Unit )9は、入力されたビデオ信号を、例え
ばJPEG(Joint Photographic Coding Experts Grou
p )やJBIG(Joint Bi-Level Image Coding Expert
s Group )等の各種の情報圧縮方式により圧縮して出力
するものである。
されたビデオ信号に写真情報と文字情報とに分離する像
域分離を行って出力するものである。DCU(Data Com
pression Unit )9は、入力されたビデオ信号を、例え
ばJPEG(Joint Photographic Coding Experts Grou
p )やJBIG(Joint Bi-Level Image Coding Expert
s Group )等の各種の情報圧縮方式により圧縮して出力
するものである。
【0029】図4は図3に示された画像読取装置の詳細
な構成を示すブロック図であり、同図では主にCCDイ
メージセンサ17により光電気変換された画像信号の画
像処理について説明する。
な構成を示すブロック図であり、同図では主にCCDイ
メージセンサ17により光電気変換された画像信号の画
像処理について説明する。
【0030】システム制御部3は、MBU40、SCU
50、ADU70により構成されている。MBU40と
SCU50とはコネクタ対80により接続されており、
MBU40とADU70とはコネクタ対81により接続
されている。また、MBU40とRCU6とはコネクタ
対82により接続可能となっており、SCU50とビデ
オアダプタ7とがコネクタ対83により、SCU50と
IEU8とがコネクタ対84により、SCU50とDC
U9とがコネクタ85により、それぞれ接続可能であ
る。
50、ADU70により構成されている。MBU40と
SCU50とはコネクタ対80により接続されており、
MBU40とADU70とはコネクタ対81により接続
されている。また、MBU40とRCU6とはコネクタ
対82により接続可能となっており、SCU50とビデ
オアダプタ7とがコネクタ対83により、SCU50と
IEU8とがコネクタ対84により、SCU50とDC
U9とがコネクタ85により、それぞれ接続可能であ
る。
【0031】MBU40には、画像読取部1の照射ラン
プ12、SBU18および走行体モータ19がそれぞれ
接続され、また、操作表示部5が接続されている。SB
U(Sensor Board Unit )18は、CCDイメージセン
サ17に入射された原稿Pの反射光を光の強度に応じた
電圧値をもつアナログ信号に変換し、さらにこのアナロ
グ信号を奇数ビットと偶数ビットに分離してMBU40
に出力する。
プ12、SBU18および走行体モータ19がそれぞれ
接続され、また、操作表示部5が接続されている。SB
U(Sensor Board Unit )18は、CCDイメージセン
サ17に入射された原稿Pの反射光を光の強度に応じた
電圧値をもつアナログ信号に変換し、さらにこのアナロ
グ信号を奇数ビットと偶数ビットに分離してMBU40
に出力する。
【0032】MBU(Mother Board Unit )40は、内
部にAHP41およびA/Dコンバータ42を有してい
る。AHP(Analogue data Handling Peripheral )4
1は、SBU18から出力されたアナログ信号を入力
し、入力された奇数ビットおよび偶数ビットのアナログ
信号からそれぞれ暗電位部分を取り除き、再度奇数ビッ
トと偶数ビットとを合成し、所定の振幅にゲイン調整し
てA/Dコンバータ42に出力する。A/Dコンバータ
42は、AHPから出力されたアナログ信号をデジタル
信号に変換してSCU50に出力する。
部にAHP41およびA/Dコンバータ42を有してい
る。AHP(Analogue data Handling Peripheral )4
1は、SBU18から出力されたアナログ信号を入力
し、入力された奇数ビットおよび偶数ビットのアナログ
信号からそれぞれ暗電位部分を取り除き、再度奇数ビッ
トと偶数ビットとを合成し、所定の振幅にゲイン調整し
てA/Dコンバータ42に出力する。A/Dコンバータ
42は、AHPから出力されたアナログ信号をデジタル
信号に変換してSCU50に出力する。
【0033】SCU(Scanner Control Unit)50は、
内部にCPU51、EPROM52、EEPROM5
3、RAM54、SIPT55、セレクタ56、セレク
タ57、セレクタ58、SBC59、DRAM60、S
IMM61、セレクタ62およびSCSIコントローラ
63を有している。
内部にCPU51、EPROM52、EEPROM5
3、RAM54、SIPT55、セレクタ56、セレク
タ57、セレクタ58、SBC59、DRAM60、S
IMM61、セレクタ62およびSCSIコントローラ
63を有している。
【0034】SIPT(Scanner Image Peripheral Thr
ee)55は、1つの入力端子および2つの出力端子を有
し、入力端子はコネクタ対80を介してMBU40のA
/Dコンバータ42と接続され、一方の出力端子はセレ
クタ56と接続されており、もう一方の出力端子はコネ
クタ対84を介してIEU8と接続可能である。
ee)55は、1つの入力端子および2つの出力端子を有
し、入力端子はコネクタ対80を介してMBU40のA
/Dコンバータ42と接続され、一方の出力端子はセレ
クタ56と接続されており、もう一方の出力端子はコネ
クタ対84を介してIEU8と接続可能である。
【0035】SIPT55は、A/Dコンバータ42か
ら出力されたデジタル信号を入力し、入力された信号に
シェーディング補正、ガンマ補正およびMTF補正等の
画像処理を行った後2値化して、頁同期信号、ライン信
号、画像クロックとともにビデオ信号としてセレクタ5
6およびIEU8に出力する。IEU8は、SIPT5
5から出力されたビデオ信号を入力し、像域分離を行っ
てセレクタ56に出力する。
ら出力されたデジタル信号を入力し、入力された信号に
シェーディング補正、ガンマ補正およびMTF補正等の
画像処理を行った後2値化して、頁同期信号、ライン信
号、画像クロックとともにビデオ信号としてセレクタ5
6およびIEU8に出力する。IEU8は、SIPT5
5から出力されたビデオ信号を入力し、像域分離を行っ
てセレクタ56に出力する。
【0036】セレクタ56は、2つの入力端子と1つの
出力端子を有し、一方の入力端子がSIPT54と接続
され、もう一方の入力端子がコネクタ対84を介してI
EU8と接続可能である。また、出力端子はセレクタ5
7に接続されている。セレクタ56は、何れか一方の入
力端子と出力端子を切り換えて接続することで、IEU
8により像域分離を行うか否かを選択してビデオ信号を
入力し、入力されたビデオ信号をセレクタ57に出力す
る。
出力端子を有し、一方の入力端子がSIPT54と接続
され、もう一方の入力端子がコネクタ対84を介してI
EU8と接続可能である。また、出力端子はセレクタ5
7に接続されている。セレクタ56は、何れか一方の入
力端子と出力端子を切り換えて接続することで、IEU
8により像域分離を行うか否かを選択してビデオ信号を
入力し、入力されたビデオ信号をセレクタ57に出力す
る。
【0037】セレクタ57は、2つの入力端子と1つの
出力端子を有し、一方の入力端子がセレクタ56と接続
されており、もう一方の入力端子がMBU40のコネク
タ対80およびコネクタ対82を介してRCU6と接続
可能である。また、出力端子はセレクタ58に接続され
ている。セレクタ57は、何れか一方の入力端子と出力
端子を切り換えて接続することで、原稿の読取面(表面
または裏面)を選択して入力し、入力されたビデオ信号
をセレクタ58に出力する。なお、裏面の読み取りを制
御するRCU6はCPU51によりシリアル通信で制御
される。
出力端子を有し、一方の入力端子がセレクタ56と接続
されており、もう一方の入力端子がMBU40のコネク
タ対80およびコネクタ対82を介してRCU6と接続
可能である。また、出力端子はセレクタ58に接続され
ている。セレクタ57は、何れか一方の入力端子と出力
端子を切り換えて接続することで、原稿の読取面(表面
または裏面)を選択して入力し、入力されたビデオ信号
をセレクタ58に出力する。なお、裏面の読み取りを制
御するRCU6はCPU51によりシリアル通信で制御
される。
【0038】セレクタ58は、2つの入力端子と1つの
出力端子を有し、一方の入力端子がセレクタ57と接続
され、もう一方の入力端子がコネクタ対83を介してビ
デオアダプタ7と接続可能である。また、出力端子はS
BC59に接続されている。セレクタ58は、何れか一
方の入力端子と出力端子を切り換えて接続することで、
原稿のビデオ信号とビデオアダプタ7を介して入力され
たビデオ信号とを選択して入力し、入力されたビデオ信
号をSBC59に出力する。
出力端子を有し、一方の入力端子がセレクタ57と接続
され、もう一方の入力端子がコネクタ対83を介してビ
デオアダプタ7と接続可能である。また、出力端子はS
BC59に接続されている。セレクタ58は、何れか一
方の入力端子と出力端子を切り換えて接続することで、
原稿のビデオ信号とビデオアダプタ7を介して入力され
たビデオ信号とを選択して入力し、入力されたビデオ信
号をSBC59に出力する。
【0039】SBC(Sanner Buffer Controller)59
は、DRAM60およびSIMM(Single Inline Memo
ry Module )61から構成される画像メモリを管理する
ものであり、セレクタ58から出力されたビデオ信号を
画像メモリに蓄積するとともに、蓄積されたビデオ信号
をセレクタ62およびコネクタ対85を介して接続され
たDCU9に出力する。DCU9は、SBC59により
出力されたビデオ信号を所定の画像圧縮方式により圧縮
してセレクタ62に出力する。
は、DRAM60およびSIMM(Single Inline Memo
ry Module )61から構成される画像メモリを管理する
ものであり、セレクタ58から出力されたビデオ信号を
画像メモリに蓄積するとともに、蓄積されたビデオ信号
をセレクタ62およびコネクタ対85を介して接続され
たDCU9に出力する。DCU9は、SBC59により
出力されたビデオ信号を所定の画像圧縮方式により圧縮
してセレクタ62に出力する。
【0040】セレクタ62は、2つの入力端子と1つの
出力端子を有し、一方の入力端子がSBC59と接続さ
れ、もう一方の入力端子がコネクタ対85を介してDC
U9と接続可能である。また、出力端子はSCSIコン
トローラ63に接続されている。セレクタ62は、何れ
か一方の入力端子と出力端子を切り換えて接続すること
で、DCU9により画像圧縮を行うか否かを選択してビ
デオ信号を入力し、入力されたビデオ信号をSCSIコ
ントローラ63に出力する。
出力端子を有し、一方の入力端子がSBC59と接続さ
れ、もう一方の入力端子がコネクタ対85を介してDC
U9と接続可能である。また、出力端子はSCSIコン
トローラ63に接続されている。セレクタ62は、何れ
か一方の入力端子と出力端子を切り換えて接続すること
で、DCU9により画像圧縮を行うか否かを選択してビ
デオ信号を入力し、入力されたビデオ信号をSCSIコ
ントローラ63に出力する。
【0041】SCSIコントローラ63は、CPU51
により制御されており、セレクタ62から出力されたビ
デオ信号を入力し、入力されたビデオ信号を通信回線を
介して図外のホストコンピュータに出力する。また、S
CSIコントローラ63には、図外のホストコンピュー
タから制御信号が入力され、前述の読取モードや高速給
紙モードが設定される。
により制御されており、セレクタ62から出力されたビ
デオ信号を入力し、入力されたビデオ信号を通信回線を
介して図外のホストコンピュータに出力する。また、S
CSIコントローラ63には、図外のホストコンピュー
タから制御信号が入力され、前述の読取モードや高速給
紙モードが設定される。
【0042】ADU(ADF Driving Unit)70は、自動
原稿搬送部2および原稿有無検出部4に電力を供給する
中継部としての機能を有し、自動原稿搬送部2の給紙モ
ータ29および搬送モータ30、並びに、原稿有無検出
部4の給紙センサ32、読取開始センサ33および排紙
センサ34が接続されている。
原稿搬送部2および原稿有無検出部4に電力を供給する
中継部としての機能を有し、自動原稿搬送部2の給紙モ
ータ29および搬送モータ30、並びに、原稿有無検出
部4の給紙センサ32、読取開始センサ33および排紙
センサ34が接続されている。
【0043】図5は、モータのスローアップ/ダウンの
移動距離と速度の関係を示したものである。本図は2つ
の動作例を示し、432mmまで読んだら読取りエンド
となり、400mm以上で間欠動作が発生したら、モー
タがストップした後は、自起動にて読み取る状態を示し
ている。これらの図は、従来例の図15に対応してお
り、図5(a)が本実施形態の終端部のカーブ変更によ
る読取り動作例1、図5(b)が同じく動作例2、をそ
れぞれ表している。各動作例においては、例として、4
32mmまで読取り可能で、440mmまでが走行体の
移動限界距離(これ以上進むと終端にぶつかるメカ的な
限界点)としている。
移動距離と速度の関係を示したものである。本図は2つ
の動作例を示し、432mmまで読んだら読取りエンド
となり、400mm以上で間欠動作が発生したら、モー
タがストップした後は、自起動にて読み取る状態を示し
ている。これらの図は、従来例の図15に対応してお
り、図5(a)が本実施形態の終端部のカーブ変更によ
る読取り動作例1、図5(b)が同じく動作例2、をそ
れぞれ表している。各動作例においては、例として、4
32mmまで読取り可能で、440mmまでが走行体の
移動限界距離(これ以上進むと終端にぶつかるメカ的な
限界点)としている。
【0044】図6は、動作例のメインフローチャート
を、さらに図7〜図14は図6の各処理部のサブルーチ
ンを示している。図6において読取り制御を行う。ま
ず、ステップS1のモータスタートにてスローアップカ
ーブを選択し(S11)、モータをスタートさせる。通
常時は通常カーブ(S11)によりスタートする。その
後、読取りエンドまで(S5)、間欠動作チェック(S
31)、読取り位置チェック(S41)を常時行う。こ
の間欠動作チェック(S31)において、読取りデータ
量がニアフル容量に達した時にモータをストップする。
そこで、読み取りデータを不図示のホストコンピュータ
等にSCSIまたはビデオインターフェイスを介して転
送する。このことにより、読取りデータ量がエンプティ
になったら再びモータをスタートさせる。
を、さらに図7〜図14は図6の各処理部のサブルーチ
ンを示している。図6において読取り制御を行う。ま
ず、ステップS1のモータスタートにてスローアップカ
ーブを選択し(S11)、モータをスタートさせる。通
常時は通常カーブ(S11)によりスタートする。その
後、読取りエンドまで(S5)、間欠動作チェック(S
31)、読取り位置チェック(S41)を常時行う。こ
の間欠動作チェック(S31)において、読取りデータ
量がニアフル容量に達した時にモータをストップする。
そこで、読み取りデータを不図示のホストコンピュータ
等にSCSIまたはビデオインターフェイスを介して転
送する。このことにより、読取りデータ量がエンプティ
になったら再びモータをスタートさせる。
【0045】この動作を繰り返し読取りを行うが、モー
タがストップした位置が410mmの場合、読取り位置
チェック(S41)においてカーブ変更設定を行う。こ
の場合、カーブ変更設定(S311)にて、自起動カー
ブを選択する。次のモータスタート(S11)時におい
て自起動カーブでのスタートとなり、図5(a)の動作
が可能となる。モータストップ(S71)時も自起動カ
ーブを選択する。
タがストップした位置が410mmの場合、読取り位置
チェック(S41)においてカーブ変更設定を行う。こ
の場合、カーブ変更設定(S311)にて、自起動カー
ブを選択する。次のモータスタート(S11)時におい
て自起動カーブでのスタートとなり、図5(a)の動作
が可能となる。モータストップ(S71)時も自起動カ
ーブを選択する。
【0046】動作例1において、410mmにてモータ
ストップ後、カーブ変更設定(S312)にて、終端読
取り用カーブを選択する。モータスタート(S11)時
に終端読取り用カーブ設定(S111)を行う。カーブ
距離(Length)=(読取り距離−ストップカウン
ト)/2=(432−410)/2=11mmとなる。
カーブ時間は100msec固定とする。モータストッ
プ(S71)時も同じカーブにてスローダウンを行う。
ストップ後、カーブ変更設定(S312)にて、終端読
取り用カーブを選択する。モータスタート(S11)時
に終端読取り用カーブ設定(S111)を行う。カーブ
距離(Length)=(読取り距離−ストップカウン
ト)/2=(432−410)/2=11mmとなる。
カーブ時間は100msec固定とする。モータストッ
プ(S71)時も同じカーブにてスローダウンを行う。
【0047】動作例2において、動作例1の終端読取り
用カーブ設定(S111)時に対し、終端読取り用カー
ブ設定(S112)を用い、モータスタート時は通常の
カーブを使用し、モータストップ時はスローダウン距離
の短いカーブにてストップさせる。カーブ距離(Len
gth)=440−読取り距離=440−432=8m
mとなる。
用カーブ設定(S111)時に対し、終端読取り用カー
ブ設定(S112)を用い、モータスタート時は通常の
カーブを使用し、モータストップ時はスローダウン距離
の短いカーブにてストップさせる。カーブ距離(Len
gth)=440−読取り距離=440−432=8m
mとなる。
【0048】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
の画像読取り装置は、原稿を主走査方向からライン単位
で読取り、このライン読取り位置を副走査方向へ移動動
作させ読取りを行う読取りモード、および移動動作させ
る駆動機構の駆動源をなすモータの起動と停止を、スロ
ーアップ/スローダウンを行いながら制御する。また、
読取り中に間欠動作を行い、副走査方向の最大読取り位
置近傍において、スローアップ/スローダウンにて読取
りを行う。この副走査方向の最大読取り位置近傍におい
て、スローアップ/ダウンにて読取りを行う制御によ
り、自起動読取りによる画像劣化を防止することが可能
となる。
の画像読取り装置は、原稿を主走査方向からライン単位
で読取り、このライン読取り位置を副走査方向へ移動動
作させ読取りを行う読取りモード、および移動動作させ
る駆動機構の駆動源をなすモータの起動と停止を、スロ
ーアップ/スローダウンを行いながら制御する。また、
読取り中に間欠動作を行い、副走査方向の最大読取り位
置近傍において、スローアップ/スローダウンにて読取
りを行う。この副走査方向の最大読取り位置近傍におい
て、スローアップ/ダウンにて読取りを行う制御によ
り、自起動読取りによる画像劣化を防止することが可能
となる。
【0049】また、読取り領域では通常のスローアップ
/ダウンカーブを用いることにより、画像特性に差を生
じさせないことが可能となる。
/ダウンカーブを用いることにより、画像特性に差を生
じさせないことが可能となる。
【図1】本発明の画像読取り装置の実施形態を示す断面
構造図である。
構造図である。
【図2】図1の要部の断面構造図である。
【図3】図1および図2のシステム構成ブロック図であ
る。
る。
【図4】図3のより詳細な構成を示すブロック図であ
る。
る。
【図5】モータのスローアップ/ダウンの移動距離と速
度の関係を示した特性図であり、(a)が本実施形態の
動作例1、(b)が動作例2、をそれぞれ表している。
度の関係を示した特性図であり、(a)が本実施形態の
動作例1、(b)が動作例2、をそれぞれ表している。
【図6】動作例のメインフローチャートである。
【図7】図6の処理部のサブルーチンである。
【図8】図6の処理部のサブルーチンである。
【図9】図6の処理部のサブルーチンである。
【図10】図6の処理部のサブルーチンである。
【図11】図6の処理部のサブルーチンである。
【図12】図6の処理部のサブルーチンである。
【図13】図6の処理部のサブルーチンである。
【図14】図6の処理部のサブルーチンである。
【図15】従来のモータのスローアップ/ダウンの移動
距離と速度の関係を示した特性図である。
距離と速度の関係を示した特性図である。
1 読取部(読取手段) 2 自動原稿搬送部(自動原稿搬送手段) 3 システム制御部(設定手段、判別手段、読取動作制
御手段、入力手段) 4 原稿有無検出部 5 操作表示部(入力手段) 6 RCU 7 ビデオアダプタ 8 IEU 9 DCU 10、11 コンタクトガラス 12 照射ランプ 13、14、15 ミラー 16 集光レンズ 17 CCDイメージセンサ 18 SBU 19 走行体モータ 20 給紙トレイ(原稿載置台) 21 ピックアップローラ 22 レジストローラ対 23 搬送ドラム 24、25、26 アイドルローラ 27、28 排紙ローラ 29 給紙モータ 30 搬送モータ 31 排紙トレイ 32 給紙センサ(検出手段) 33 読取開始センサ 34 排紙センサ 40 MBU 41 AHP 42 A/Dコンバータ 50 SCU 51 CPU 52 EPROM 53 EEPROM 54 RAM 55 SIPT 56、57、58、62 セレクタ 59 SBC 60 DRAM 61 SIMM 63 SCSIコントローラ 70 ADU 80、81、82、83、84、85 コネクタ対
御手段、入力手段) 4 原稿有無検出部 5 操作表示部(入力手段) 6 RCU 7 ビデオアダプタ 8 IEU 9 DCU 10、11 コンタクトガラス 12 照射ランプ 13、14、15 ミラー 16 集光レンズ 17 CCDイメージセンサ 18 SBU 19 走行体モータ 20 給紙トレイ(原稿載置台) 21 ピックアップローラ 22 レジストローラ対 23 搬送ドラム 24、25、26 アイドルローラ 27、28 排紙ローラ 29 給紙モータ 30 搬送モータ 31 排紙トレイ 32 給紙センサ(検出手段) 33 読取開始センサ 34 排紙センサ 40 MBU 41 AHP 42 A/Dコンバータ 50 SCU 51 CPU 52 EPROM 53 EEPROM 54 RAM 55 SIPT 56、57、58、62 セレクタ 59 SBC 60 DRAM 61 SIMM 63 SCSIコントローラ 70 ADU 80、81、82、83、84、85 コネクタ対
Claims (3)
- 【請求項1】 原稿を主走査方向からライン単位で読取
る読取り手段と、 該読取り手段のライン読取り位置を副走査方向へ移動動
作させ読取りを行う読取りモード、および前記移動動作
させる駆動機構の駆動源をなすモータの起動と停止を、
スローアップ/スローダウンを行いながら制御するシス
テム制御手段と、 前記読取り中に間欠動作を行う機構部とを有し、 前記副走査方向の最大読取り位置近傍において、スロー
アップ/スローダウンにて読取りを行うことを特徴とす
る画像読取り装置。 - 【請求項2】 前記間欠動作とは、メモリがフル又はニ
アフルになった場合にエンプティになるまで待つため停
止及び起動を繰り返す動作であることを特徴とする請求
項1記載の画像読取り装置。 - 【請求項3】 前記読取り領域以降のスローダウンカー
ブのみを変更することを特徴とする請求項1または2記
載の画像読取り装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2333397A JPH10210214A (ja) | 1997-01-22 | 1997-01-22 | 画像読取り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2333397A JPH10210214A (ja) | 1997-01-22 | 1997-01-22 | 画像読取り装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10210214A true JPH10210214A (ja) | 1998-08-07 |
Family
ID=12107665
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2333397A Pending JPH10210214A (ja) | 1997-01-22 | 1997-01-22 | 画像読取り装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10210214A (ja) |
-
1997
- 1997-01-22 JP JP2333397A patent/JPH10210214A/ja active Pending
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