JPH10209949A - 移動通信システム、中継装置および移動局 - Google Patents

移動通信システム、中継装置および移動局

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JPH10209949A
JPH10209949A JP9007473A JP747397A JPH10209949A JP H10209949 A JPH10209949 A JP H10209949A JP 9007473 A JP9007473 A JP 9007473A JP 747397 A JP747397 A JP 747397A JP H10209949 A JPH10209949 A JP H10209949A
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JP
Japan
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relay
mobile station
base station
mobile
communication system
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JP9007473A
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English (en)
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Shinshiro Arichika
紳志郎 有近
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RITSUCHI KAA BUSINESS SUPPORT
RITSUCHI KAA BUSINESS SUPPORT KK
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RITSUCHI KAA BUSINESS SUPPORT
RITSUCHI KAA BUSINESS SUPPORT KK
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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一般のビルの地階でも、ポケットベル,携帯
電話機,PHS電話機などを使用できるようにする。 【解決手段】 中継装置500は、無線送受信機20
1,202からの電波が届かない場所に置いてある。中
継装置500が置いてある場所に移動局301が行った
とき、その中継装置500の中継対象として移動局30
1を基地局処理装置100に設定しておく。すると、移
動局302や固定局400から移動局301への発呼が
あったとき、基地局処理装置100は、電話回線Lと公
衆回線網Nを介して中継装置500に電話し、その中継
装置500の中継用無線送受信機3から移動局301を
呼び出し、通話を可能とする。 【効果】 電話回線を配線しうるが電波が届きにくい場
所たとえばビルの地階の店や鉄板で覆われた室内などの
場所でもポケットベル,携帯電話機,PHS電話機など
を使用できるようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動通信システ
ム、中継装置および移動局に関し、さらに詳しくは、通
常は電波が届かない地階の店のような場所でも移動局へ
の通信を可能にできる移動通信システム、中継装置およ
び移動局に関する。
【0002】
【従来の技術】地階では、電波が届かないため、ポケッ
トベル,携帯電話機,PHS電話機などを使用できなく
なる。このため、大規模な地下街では、地階にアンテナ
を設置し、電波が届くようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、一般のビルの
地階のそれぞれにアンテナを設置するのは現実的でない
ため、一般のビルの地階では、ポケットベル,携帯電話
機,PHS電話機などを使用できない問題点がある。そ
こで、本発明の目的は、一般のビルの地階でも、ポケッ
トベル,携帯電話機,PHS電話機などを使用できるよ
うにする移動通信システム、中継装置および移動局を提
供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】第1の観点では、本発明
は、有線通信回線に接続された基地局処理装置と、その
基地局処理装置に接続された無線送信機または無線送受
信機と、移動局と、有線通信回線に接続された中継装置
とを具備してなる移動通信システムであって、前記中継
装置は中継用無線送信機または中継用無線送受信機を含
んでおり、前記基地局処理装置は、前記基地局処理装置
に中継対象として設定された移動局への送信を前記中継
用無線送信機または中継用無線送受信機を介して行い且
つ中継対象として設定されていない移動局への送信を前
記無線送信機または無線送受信機を介して行うことを特
徴とする移動通信システムを提供する。上記移動通信シ
ステムでは、無線送信機または無線送受信機からの電波
が届かないが中継装置が置いてある場所に移動局が行っ
たとき、その中継装置の中継対象として移動局を基地局
処理装置に設定しておけば、中継装置と基地局処理装置
の間の有線回線と中継用無線送受信機の電波を併用して
移動局に送信できるようになる。
【0005】第2の観点では、本発明は、上記構成の移
動通信システムにおいて、前記基地局処理装置は、前記
基地局処理装置に中継対象として設定され且つ中継有効
時間の残っている移動局への送信を前記中継用無線送信
機または中継用無線送受信機を介して行い且つ中継対象
として設定されていない移動局または中継対象として設
定されているが中継有効時間の残っていない移動局への
送信を前記無線送信機または無線送受信機を介して行う
と共に中継対象として設定されている移動局の中継有効
時間を減じていくことを特徴とする移動通信システムを
提供する。上記移動通信システムでは、無線送信機また
は無線送受信機からの電波が届かないが中継装置が置い
てある場所に移動局が行ったとき、その中継装置の中継
対象として移動局を基地局処理装置に設定しておけば、
中継装置と基地局処理装置の間の有線回線と中継用無線
送受信機の電波を併用して移動局に送信できるようにな
る。また、中継有効時間がなくなれば自動的に無線送信
機または無線送受信機を介しての送信に戻るため、設定
の消去を忘れても支障を生じなくなる。
【0006】第3の観点では、本発明は、上記構成の移
動通信システムにおいて、前記基地局処理装置は、前記
中継装置または前記移動局または前記有線通信回線に接
続された固定局の少なくとも一つから中継有効時間を設
定されうることを特徴とする移動通信システムを提供す
る。上記移動通信システムでは、必要な時に迅速に中継
有効時間を設定できる。
【0007】第4の観点では、本発明は、上記構成の移
動通信システムにおいて、前記基地局処理装置は、前記
中継装置または前記移動局または前記有線通信回線に接
続された固定局の少なくとも一つから中継対象の移動局
を設定または消去されうることを特徴とする移動通信シ
ステムを提供する。上記移動通信システムでは、必要な
時に迅速に中継対象の移動局を設定・消去できる。
【0008】第5の観点では、本発明は、移動通信シス
テムにおいて、前記中継装置または前記固定局から前記
中継有効時間を設定する際または中継対象の移動局を設
定または消去する際、正当性を暗証コードにより確認す
ることを特徴とする移動通信システムを提供する。上記
移動通信システムでは、暗証コードを知らない第三者に
よる悪戯を防止でき、安全性を高められる。
【0009】第6の観点では、本発明は、上記構成の移
動通信システムにおいて、前記有線通信回線が公衆電話
回線網であることを特徴とする移動通信システムを提供
する。上記移動通信システムでは、例えば一般のビルの
地階の店などに既に付設してある電話回線を利用できる
ので、そのような店に中継装置を次々に置いていけば、
本発明のシステムを容易に拡大普及できる。
【0010】第7の観点では、本発明は、上記構成の移
動通信システムにおいて、前記基地局処理装置は、前記
中継装置を介して移動局を呼び出したとき、公衆電話回
線網の使用料を呼出対象の移動局に課金する課金手段を
具備していることを特徴とする移動通信システムを提供
する。上記移動通信システムでは、呼出しに要した料金
を移動通信サービス会社が負担するとコスト高になる不
都合があり、発呼者に課金すると通話できなかった場合
にも課金される不都合を生じるが、このような不都合を
防止できる。
【0011】第8の観点では、本発明は、上記構成の移
動通信システムにおいて、前記移動局は、ポケットベル
または携帯電話機またはPHS電話機のいずれか又はこ
れらの複合機であることを特徴とする移動通信システム
を提供する。上記移動通信システムでは、例えば一般の
ビルの地階の店などでも、ポケットベルや携帯電話機や
PHS電話機を使用できるようになる。
【0012】第9の観点では、本発明は、有線通信回線
に接続される処理回路と、その処理回路に接続された中
継用無線送信機または中継用無線送受信機と、前記処理
回路に移動局の呼出番号を操作者が入力するためのキー
とを具備してなる中継装置であって、前記処理回路は、
自己の呼出番号および前記キーを用いて入力された移動
局の呼出番号を前記有線通信回線を介して基地局処理装
置に設定し、その基地局処理装置から前記有線通信回線
を介して自己が呼び出されると前記基地局処理装置が前
記有線通信回線および前記中継用無線送信機または中継
用無線送受信機を介して前記移動局へ送信することを可
能にすることを特徴とする中継装置を提供する。上記中
継装置を設置すれば、通常の電波が届かない場所でも移
動局を使用できるようになる。
【0013】第10の観点では、本発明は、上記構成の
中継装置において、前記有線通信回線が公衆電話回線網
であることを特徴とする中継装置を提供する。上記中継
装置は、例えば一般のビルの地階の店などに既に付設し
てある電話回線を利用できるので、そのような店に中継
装置を容易に設置できる。
【0014】第11の観点では、本発明は、上記構成の
中継装置において、中継装置が電話機を兼ねているか又
は電話機を接続する電話機接続手段を備えていることを
特徴とする中継装置を提供する。上記中継装置は、例え
ば一般のビルの地階の店等に既に付設してある公衆電話
を置換したり付加したりして、そのような店に中継装置
を容易に設置できる。
【0015】第12の観点では、本発明は、操作者が設
定用操作をしたことを検出し、無線を通じて基地局処理
装置を呼び出し、設定用コードと移動局の呼出番号を送
信する設定処理手段を具備したことを特徴とする移動局
を提供する。上記移動局では、必要な時に迅速に中継対
象の移動局を設定できる。
【0016】第13の観点では、本発明は、操作者が消
去用操作をしたことを検出し、無線を通じて基地局処理
装置を呼び出し、消去用コードと移動局の呼出番号を送
信する消去処理手段を具備したことを特徴とする移動局
を提供する。上記移動局では、必要な時に迅速に中継対
象の移動局を消去できる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図に示す実施の形態により
本発明をさらに詳細に説明する。なお、これにより本発
明が限定されるものではない。
【0018】図1は、本発明の一実施形態にかかる移動
通信システムの構成図である。この移動通信システム1
000は、公衆電話回線網Nに電話回線Lで接続された
基地局処理装置100と、その基地局処理装置100に
接続された無線送受信機201,202と、移動局30
1,302と、公衆電話回線網Nに電話回線Lで接続さ
れた固定局400と、公衆電話回線網Nに電話回線Lで
接続された中継装置500とを具備してなっている。
【0019】前記基地局処理装置100は、例えばポケ
ットベルサービス会社や携帯電話サービス会社やPHS
サービス会社のコンピュータであり、図1では1つであ
るが、複数あってもよい。前記無線送受信機201,2
02は、例えばポケットベルサービス会社や携帯電話サ
ービス会社やPHSサービス会社が各地域ごとに設置し
ているアンテナまたは中継局であり、図1では2つであ
るが、3以上あってもよいし、1つでもよい。通常は多
数ある。前記移動局301,302は、例えば人に携帯
されて移動するポケットベルや携帯電話機やPHS電話
機であり、図1では2つであるが、3以上あってもよい
し、1つでもよいが、通常は多数ある。前記固定局40
0は、例えば家庭に設置してある電話機や店に設置して
ある公衆電話機であり、図1では1つであるが、通常は
多数ある。
【0020】前記中継装置500は、本体1と送受話器
11とからなり、電話回線を配線しうるが電波が届きに
くい場所たとえばビルの地階の店や鉄板で覆われた室内
などに設置される。図1では1つであるが、複数あって
もよい。前記中継装置500の本体1は、電話回線Lに
接続された処理回路2と、その処理回路2に接続された
中継用無線送受信機3と、硬貨を受け入れる硬貨受入部
4と、カードを受入れるカード受入部5と、電話番号な
どを入力するためのテンキー6と、メッセージを表示す
る表示器7と、公衆電話として利用する時に押す電話キ
ー8と、この中継装置500に中継を行わせたい移動局
の登録を行うときに押す設定キー9と、登録した移動局
を消去するときに押す消去キー10とを具備している。
【0021】図2は、前記中継装置500の正面外観図
である。4aは硬貨投入口、4bは硬貨返却口である。
また、5aはカード挿入口、5bはカード返却口であ
る。
【0022】図3は、中継装置500の処理回路2が実
行する中継装置待機処理Cの要部フロー図である。ステ
ップC1では、電話キー8が押されたかチェックし、押
されなかったらステップC2へ進み、押されたら公衆電
話処理Kを実行する。ステップC2では、テンキー6が
押されたかチェックし、押されなかったらステップC3
へ進み、押されたらテンキー処理Tを実行する。ステッ
プC3では、設定キー8が押されたかチェックし、押さ
れなかったらステップC4へ進み、押されたら設定処理
Sを実行する。ステップC4では、消去キー10が押さ
れたかチェックし、押されなかったらステップC5へ進
み、押されたら消去処理Dを実行する。ステップC5で
は、公衆電話回線網Nを管理する電話局から呼出しがあ
ったかチェックし、呼出しがなかったらステップC9へ
進み、呼出しがあったらステップC6へ進む。
【0023】ステップC6では、呼出番号を調べ、それ
が電話としての呼出番号ならステップC7へ進み、それ
が中継装置としての呼出番号(中継装置電話番号)なら
ステップC8へ進む。ステップC7では、通常の電話処
理を行う。すなわち、呼出音を鳴らし、送受話器11が
外されたら送受話器11を介しての通話を可能にする。
そして、通話が終れば、前記ステップC1に戻る。ステ
ップC8では、中継処理を行う。すなわち、中継用無線
送受信機3を電話回線Lにつなぐ。すると、中継用無線
送受信機3が基地局処理装置100に接続されるため、
基地局処理装置100は、電話回線Lおよび中継用無線
送受信機3を介して移動局を呼び出し、中継用無線送受
信機3の電波が届く範囲に移動局が存在し応答すればそ
の移動局との通話を可能とする。そして、通話が終れ
ば、前記ステップC1に戻る。
【0024】ステップC9では、移動局からの発呼を中
継用送受信機3で受信したかチェックし、受信していな
いなら前記ステップC1に戻り、受信したならステップ
C10へ進む。ステップC10では、発呼した移動局に
対応する移動通信サービス会社の基地局処理装置100
の電話番号を検索し(例えば周波数と対応させて予め登
録しておく)、その電話番号に電話し、中継用送受信機
3および公衆電話回線網Nを介して移動局を基地局処理
装置100に接続する。ステップC11では、中継処理
を行う。すなわち、中継用無線送受信機3と公衆電話回
線網Nと基地局処理装置100とを介して移動局と相手
とを接続し、通話を可能とする。なお、これに対応する
基地局処理装置100の処理は、後述する呼出処理(図
13)で説明する。そして、通話が終れば、前記ステッ
プC1に戻る。
【0025】図4は、前記公衆電話処理Kの要部フロー
図である。ステップK1では、表示器7にメッセージ
「送受話器を外して、硬貨またはカードを入れて下さ
い」を表示する。ステップK2では、硬貨またはカード
が挿入されたかチェックし、挿入されたならステップK
3へ進み、挿入されてないならステップK5へ進む。ス
テップK3では、表示器7にメッセージ「電話番号を入
力して下さい」を表示する。ステップK4では、通常の
電話処理を行う。すなわち、入力された電話番号に電話
し、通話を可能にする。そして、通話が終れば、前記中
継装置待機処理Cに戻る。ステップK5では、送受話器
11が外されているか掛けられたかをチェックし、外さ
れているなら前記ステップK2に戻り、掛けられたなら
前記中継装置待機処理Cに戻る。
【0026】図5は、前記テンキー処理Tの要部フロー
図である。ステップT1では、テンキー6から入力され
た数字・記号の列が中継装置電話番号登録用コードか否
かをチェックし、そうならステップT2へ進み、違うな
らステップT4へ進む。ステップT2では、表示器7に
メッセージ「電話番号を入力して下さい」を表示する。
操作者は、中継装置500を呼び出すための電話番号
(中継装置としての呼出番号)を入力する。ステップT
3では、入力された電話番号を中継装置電話番号として
記憶する。そして、前記中継装置待機処理Cに戻る。
【0027】ステップT4では、テンキー6から入力さ
れた数字・記号の列が基地局電話番号登録用コードか否
かをチェックし、そうならステップT5へ進み、違うな
ら別のコードチェック処理へ進み、最終的には前記中継
装置待機処理Cに戻る。ステップT5では、表示器7に
メッセージ「電話番号を入力して下さい」を表示する。
操作者は、基地局処理装置100の電話番号を入力す
る。ステップT6では、入力された電話番号に電話し、
基地局処理装置100につながったら基地局名を要求
し、基地局処理装置100から基地局名(例えば「携帯
電話トトロ」)を受信する。ステップT7では、入力さ
れた電話番号と受信した基地局名とを対応付けて記憶す
る。そして、前記中継装置待機処理Cに戻る。上記ステ
ップT4〜T7の処理により、複数の移動通信サービス
会社に柔軟に対応できるようになる。
【0028】図6は、前記設定処理Sの要部フロー図で
ある。ステップS1では、表示器7にメッセージ「番号
を押して下さい」を表示し、その下に選択番号と記憶し
ている基地局名とを表示する。ステップS2では、押さ
れた選択番号が「1」か否かをチェックし、「1」なら
ステップS3へ進み、「1」でないなら次の選択番号チ
ェック処理へ進み、最終的には前記中継装置待機処理C
に戻る。ステップS3では、表示器7にメッセージ「呼
出番号を入力して下さい」を表示する。操作者は、移動
局の呼出番号(例えば携帯電話機ならその電話番号、ポ
ケットベルならポケベル番号)を入力する。ステップS
4では、表示器7にメッセージ「暗証番号を入力して下
さい」を表示する。操作者は、先に入力した移動局の呼
出番号に対応する暗証番号を入力する。なお、このため
に、暗証番号を基地局処理装置100に登録する手続き
を予めしておく必要がある。ステップS5では、選択番
号「1」の基地局名に対応する基地局処理装置100の
電話番号(図5のステップT7で記憶している)を検索
し、その電話番号に電話し、基地局処理装置100につ
ながったら、呼出番号と暗証番号とを送信する。する
と、基地局処理装置100が確認結果を返信してくるか
ら、それを受信する。
【0029】ステップS6では、基地局処理装置100
から受信した確認結果をチェックして、それが「正し
い」ならステップS7へ進み、それが「不正」であるな
ら前記中継装置待機処理Cに戻る。ステップS7では、
表示器7にメッセージ「中継有効時間を入力して下さ
い」を表示する。操作者は、中継装置500に中継させ
る時間を入力する。例えば、中継装置500が置いてあ
る店に2時間居る予定なら「120」(分)を入力す
る。このとき例えば「999」を入力すると中継有効時
間が無限になるようにしてもよい(すなわち、基地局処
理装置100は、中継有効時間に「999」が設定され
ていると、中継有効時間を減じない)。ステップS8で
は、入力された中継有効時間を基地局処理装置100に
送信すると共に中継装置電話番号(図5のステップT3
で記憶している)を基地局処理装置100に送信する。
そして、前記中継装置待機処理Cに戻る。上記ステップ
S4〜S6の処理により、悪戯を防止でき、安全性を高
められるようになる。
【0030】図7は、前記消去処理Dの要部フロー図で
ある。ステップD1では、表示器7にメッセージ「番号
を押して下さい」を表示し、その下に選択番号と記憶し
ている基地局名とを表示する。ステップD2では、押さ
れた選択番号が「1」か否かをチェックし、「1」なら
ステップD3へ進み、「1」でないなら次の選択番号チ
ェック処理へ進み、最終的には前記中継装置待機処理C
に戻る。ステップD3では、表示器7にメッセージ「呼
出番号を入力して下さい」を表示する。操作者は、移動
局の呼出番号を入力する。ステップD4では、表示器7
にメッセージ「暗証番号を入力して下さい」を表示す
る。操作者は、先に入力した移動局の呼出番号に対応す
る暗証番号を入力する。ステップD5では、選択番号
「1」の基地局名に対応する基地局処理装置100の電
話番号(図5のステップT7で記憶している)を検索
し、その電話番号に電話し、基地局処理装置100につ
ながったら呼出番号と暗証番号を送信する。すると、基
地局処理装置100が暗証番号の確認結果を返信してく
るから、それを受信する。ステップD6では、基地局処
理装置100から受信した確認結果をチェックし、「正
しい」ならステップD7へ進み、「不正」であるなら前
記中継装置待機処理Cに戻る。ステップD7では、消去
コードを基地局処理装置100に送信する。そして、前
記中継装置待機処理Cに戻る。上記ステップD4〜D6
の処理により、悪戯を防止でき、安全性を高められるよ
うになる。
【0031】図8は、移動局で実行される移動局キー処
理Mの要部フロー図である。この移動局キー処理Mは、
予め定めてある設定用操作および消去用操作を移動局の
キーで行った時あるいは移動局に設定キーおよび消去キ
ーが設けてある場合はそれらのキーを操作した時に起動
される。この処理により、当該移動局にサービスを提供
している基地局処理装置100に対して設定・消去を行
うことが出来る。当該移動局にサービスを提供していな
い基地局処理装置100に対して設定・消去を行うこと
は、後述する設定・消去キー操作(図9)を移動局で行
うことにより可能である。ステップM1では、キー操作
が「設定用操作」であるならステップM2へ進み、そう
でないならステップM10へ進む。ステップM2では、
当該移動局にサービスを提供している基地局処理装置1
00を呼び出し(無線送受信機201,202または中
継用送受信機3を介して接続する)、設定コードと当該
移動局の呼出番号と認証コードを送信する。なお、移動
局には、当該移動局にサービスを提供している基地局処
理装置100の呼出番号と設定コードと当該移動局の呼
出番号と認証コードとが予め設定されている。
【0032】ステップM3では、基地局処理装置100
から送られてきたガイド「中継装置の電話番号を入力し
て下さい」を移動局で出力する(移動局が表示器を備え
ているなら文字表示し、移動局が送受話器を備えている
なら音声出力する)。操作者は、中継装置の電話番号を
入力する。ステップM4では、入力された中継装置の電
話番号を基地局処理装置100へ送信する。ステップM
5では、基地局処理装置100から送られてきたガイド
「中継有効時間を入力して下さい」を移動局で出力する
(移動局が表示器を備えているなら文字表示し、移動局
が送受話器を備えているなら音声出力する)。操作者
は、中継有効時間を入力する。ステップM6では、入力
された中継有効時間を基地局処理装置100へ送信す
る。そして、処理を終了する。
【0033】ステップM10では、キー操作が「消去用
操作」であるならステップM11へ進み、そうでないな
ら次のキー操作チェック処理へ進む。ステップM11で
は、当該移動局にサービスを提供している基地局処理装
置100を呼び出し(無線送受信機201,202また
は中継用送受信機3を介して接続する)、消去コードと
当該移動局の呼出番号と認証コードを送信する。ステッ
プM12では、基地局処理装置100から送られてきた
ガイド「中継装置の電話番号を入力して下さい」を移動
局で出力する(移動局が表示器を備えているなら文字表
示し、移動局が送受話器を備えているなら音声出力す
る)。操作者は、中継装置の電話番号を入力する。ステ
ップM13では、入力された中継装置の電話番号を基地
局処理装置100へ送信する。そして、処理を終了す
る。なお、例えば「888」を入力すると、当該移動局
に対応して設定されている全ての中継装置の設定が消去
されるようにしてもよい(すなわち、基地局処理装置1
00は、中継装置の電話番号として「888」を受信す
ると、当該移動局に対応して設定されている全ての中継
装置の設定を消去する)。
【0034】図9は、任意の基地局処理装置100に対
して設定・消去を行うために固定局または移動局で行う
設定・消去キー操作Fの要部フロー図である。ステップ
F1では、操作者は所望の基地局処理装置100に電話
する。電話がつながったら、基地局処理装置100から
送られてきたガイド「設定なら1を、消去なら0を入力
して下さい」が固定局または移動局で出力される(固定
局または移動局が表示器を備えているなら文字表示し、
固定局または移動局が送受話器を備えているなら音声出
力する)。ステップF2では、操作者は設定なら1を、
消去なら0を入力する。次に、基地局処理装置100か
ら送られてきたガイド「移動局の呼出番号を入力して下
さい」が出力される。ステップF3では、操作者は移動
局の呼出番号を入力する。次に、基地局処理装置100
から送られてきたガイド「暗証番号を入力して下さい」
が出力される。ステップF4では、操作者は暗証番号を
入力する。暗証番号が正しくないと電話が切断される。
暗証番号が正しいと基地局処理装置100から送られて
きたガイド「中継装置の電話番号を入力して下さい」が
出力される。ステップF5では、操作者は中継装置の電
話番号を入力する。次に、基地局処理装置100から送
られてきたガイド「中継有効時間を入力して下さい」が
出力される。ステップF6では、操作者は中継有効時間
を入力する。この後、電話が切断される。上記操作によ
り、移動局に対応して任意の中継装置を登録できるが、
基地局処理装置100の記憶容量が有限であるため、1
つの移動局に対応して登録できる中継装置の数を例えば
10個くらいに制限してもよい。
【0035】図10は、前記基地局処理装置100が実
行する基地局名送信処理の要部フロー図である。この基
地局名送信処理は、前記中継装置500におけるテンキ
ー処理(図5)のステップT6の要求に応答して起動さ
れる。ステップB11では、基地局名を要求してきた中
継装置500へ自己の基地局名(例えば「携帯電話トト
ロ」)を送信する。
【0036】図11は、前記基地局処理装置100が実
行する基地局設定・消去処理の要部フロー図である。こ
の基地局設定・消去処理は、前記中継装置500におけ
る設定処理(図6)のステップS5または消去処理(図
7)のステップD5または前記移動局キー処理(図8)
のステップM2,M11または前記設定・消去キー操作
(図9)のステップF1に応答して起動される。ステッ
プB21では、この処理を起動した相手が中継装置50
0か否かをチェックし、中継装置500ならステップB
22へ進み、中継装置500でない(移動局または固定
局である)なら図12のステップB24へ進む。ステッ
プB22では、中継装置500から送信されてきた移動
局の呼出番号と暗証番号を受信し、予め登録されている
呼出番号と暗証番号の組み合わせと一致するか確認し、
一致すれば確認結果として「正しい」を中継装置500
へ返信し、一致しなければ確認結果として「不正」を中
継装置500へ返信する。ステップB23では、中継装
置500から中継有効時間と中継装置電話番号を受信し
たら、前記ステップB22で受信した移動局の呼出番号
と中継有効時間と中継装置電話番号を対応させたデータ
を作成し記憶する。一方、中継装置500から消去コー
ドを受信したら、前記ステップB22で受信した移動局
の呼出番号とそれに対応して記憶している中継有効時間
と中継装置電話番号のデータを消去する。そして、処理
を終了する。
【0037】図12のステップ24では、設定コードま
たは消去コードと移動局の呼出番号と認証コードを受信
したか否かチェックし、受信したならステップB25へ
進み、受信してないならステップB33へ進む。ステッ
プB25では、予め登録されている呼出番号と認証コー
ドの組み合わせと一致するか確認し、一致すればステッ
プB26へ進み、一致しなければ処理を終了する(通信
を切断する)。ステップB26では、ガイド「中継装置
の電話番号を入力して下さい」を移動局へ送信する(移
動局が表示器を備えているなら文字データを送信し、移
動局が送受話器を備えているなら音声を送信する)。こ
れにより移動局でガイドが出力される(先述のステップ
M3,M12)。なお、後述するステップB39から戻
ってきたときはガイドを固定局または移動局へ送信す
る。ステップB27では、送信されてきた中継装置電話
番号を受信する。ステップB28では、設定コードを受
信していたならステップB29へ進み、消去コードを受
信していたならステップB32へ進む。ステップB29
では、ガイド「中継有効時間を入力して下さい」を移動
局へ送信する。これにより移動局でガイドが出力される
(先述のステップM5)。なお、後述するステップB3
9から戻ってきたときのステップB29ではガイドを固
定局または移動局へ送信する。ステップB30では、送
信されてきた中継有効時間を受信する。ステップB31
では、移動局の呼出番号と中継有効時間と中継装置電話
番号を対応させたデータ作成し記憶する。そして、処理
を終了する。ステップB32では、移動局の呼出番号と
それに対応して記憶している中継有効時間と中継装置電
話番号のデータを消去する。そして、処理を終了する。
【0038】ステップB33では、ガイド「設定なら1
を、消去なら0を入力して下さい」を固定局または移動
局へ送信する(固定局または移動局が表示器を備えてい
るなら文字データを送信し、固定局または移動局が送受
話器を備えているなら音声を送信する)。ステップB3
4では、選択番号「1」または「0」を受信する。ステ
ップB35では、ガイド「移動局の呼出番号を入力して
下さい」を固定局または移動局へ送信する。ステップB
36では、移動局の呼出番号を受信する。ステップB3
7では、ガイド「暗証番号を入力して下さい」を固定局
または移動局へ送信する。ステップB38では、暗証番
号を受信し、予め登録されている呼出番号と暗証番号の
組み合わせと一致するか否かを確認する。ステップB3
9では、暗証番号の確認結果が「正しい」ならば前記ス
テップB26に戻り、「不正」ならば処理を終了する
(通信を切断する)。
【0039】図13は、前記基地局処理装置100が実
行する呼出処理の要部フロー図である。この呼出処理
は、移動局301,302または固定局400から移動
局への発呼に応じて起動される。ステップB41では、
呼出相手の移動局の呼出番号が設定されており且つ中継
有効時間が残っているデータが記憶されているか否かを
チェックし、そのようなデータが記憶されていなければ
ステップB42へ進み、記憶されていればステップB4
3へ進む。ステップB42では、通常の無線送受信機2
01,202から呼出番号に対応する移動局を呼び出
す。以下、通常の通信処理を行った後、処理を終了す
る。なお、発呼者が移動局であり、その移動局と基地局
処理装置100が中継装置を介して接続されている場合
(図3のステップC10)の発呼者と基地局処理装置1
00の間の公衆電話回線網Nの使用料は発呼者の移動局
に課金される。
【0040】ステップB43では、移動局の呼出番号に
対応して設定されている中継装置500へ電話する。複
数の中継装置500が登録されていれば同時に電話す
る。そして、中継装置500につながると、その中継用
無線送受信機3から移動局を呼び出す。ステップB44
では、呼出上限時間内に移動局につながらなかったなら
ステップB45へ進み、呼出上限時間までに移動局につ
ながったならステップB46へ進む。ステップB45で
は、中継装置500との接続を切断し、呼出のために使
用した公衆電話回線網Nの使用料を呼出相手の移動局に
課金する。なお、発呼者が移動局であり、その移動局と
基地局処理装置100が中継装置を介して接続されてい
る場合(図3のステップC10)の発呼者と基地局処理
装置100の間の公衆電話回線網Nの使用料は発呼者の
移動局に課金する。そして、前記ステップB42に戻
り、通常の無線送受信機201,202から呼出番号に
対応する移動局を呼び出す。
【0041】ステップB46では、中継用無線送受信機
3を介して通話させる。なお、移動局につながった中継
装置以外の中継装置との接続は切断する。ステップB4
7では、中継装置500との接続を切断し、呼出のため
に使用した公衆電話回線網Nの使用料を呼出相手の移動
局に課金し、通話のために使用した公衆電話回線網Nの
使用料は発呼者に課金する(発呼者が公衆電話機から硬
貨またはプリベイドカードを用いて発呼したなら通話時
間中に課金する)。なお、発呼者が移動局であり、その
移動局と基地局処理装置100が中継装置を介して接続
されている場合(図3のステップC10)の発呼者と基
地局処理装置100の間の公衆電話回線網Nの使用料は
発呼者の移動局に課金する。そして、処理を終了する。
【0042】前記基地局処理装置100は、記憶してい
る中継有効時間を内部時計により減じて行き、中継有効
時間が“0”になれば、それに対応して記憶している移
動局の呼出番号と中継装置電話番号を消去する。ただ
し、先述したように、中継有効時間に例えば「999」
が設定されているときは中継有効時間を減じないように
してもよい。
【0043】以上の移動通信システム1000によれ
ば、電話回線を配線しうるが電波が届きにくい場所たと
えばビルの地階の店や鉄板で覆われた室内などに中継装
置500を公衆電話として設置すると、その場所でもポ
ケットベル,携帯電話機,PHS電話機などを使用でき
るようになる。
【0044】上記実施形態では、中継装置500が電話
機を兼ねているものとしたが、電話回線Lと電話機の間
に介設できる装置としてもよい。この場合、電話回線を
接続する端子と電話機を接続する端子とを中継装置に設
ければよい。
【0045】上記実施形態では、複数の移動通信サービ
ス会社に対応できる中継装置500を説明したが、1つ
の移動通信サービス会社のみに対応した中継装置として
もよい。この場合、図6のステップS1や図7のステッ
プD1などを省略でき、構成を簡単化できる。また、例
えばポケットベルサービス専用の中継装置とするとき
は、中継用送受信機3の代りに中継用送信機を備えれば
よい。また、上記実施形態では、中継用無線送受信機3
を介して移動局から発呼できるような中継装置500を
説明したが、中継用無線送受信機3を介して移動局が受
信するだけにした中継装置としてもよい。この場合、図
3のステップC9〜C11などを省略でき、構成を簡単
化できる。
【0046】また、上記実施形態では、中継有効時間が
“0”になれば、それに対応して記憶している移動局の
呼出番号と中継装置電話番号を消去するものとしたが、
このときに消去しないで保存しておき、中継有効時間の
みを再設定できるようにしてもよい。
【0047】また、上記実施形態では、中継呼出にかか
る回線使用料を移動局に課金したが、発呼者に課金して
もよい。
【0048】
【発明の効果】本発明の移動通信システム、中継装置お
よび移動局によれば、一般のビルの地階でも、ポケット
ベル,携帯電話機,PHS電話機などを使用できるよう
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかる移動通信システム
の構成図である。
【図2】本発明の一実施形態にかかる中継装置の外観図
である。
【図3】本発明の一実施形態にかかる中継装置が実行す
る中継装置待機処理の要部フロー図である。
【図4】本発明の一実施形態にかかる中継装置が実行す
る公衆電話処理の要部フロー図である。
【図5】本発明の一実施形態にかかる中継装置が実行す
るテンキー処理の要部フロー図である。
【図6】本発明の一実施形態にかかる中継装置が実行す
る設定処理の要部フロー図である。
【図7】本発明の一実施形態にかかる中継装置が実行す
る消去処理の要部フロー図である。
【図8】本発明の一実施形態にかかる移動局が実行する
移動局キー処理の要部フロー図である。
【図9】本発明の一実施形態にかかる設定・消去処理を
通常の固定局または移動局で行うための操作を示す要部
フロー図である。
【図10】本発明の一実施形態にかかる基地局処理装置
が実行する基地局名送信処理の要部フロー図である。
【図11】本発明の一実施形態にかかる基地局処理装置
が実行する基地局設定・消去処理の要部フロー図であ
る。
【図12】本発明の一実施形態にかかる基地局処理装置
が実行する基地局設定・消去処理の続きの要部フロー図
である。
【図13】本発明の一実施形態にかかる基地局処理装置
が実行する呼出処理の要部フロー図である。
【符号の説明】
1 本体 2 処理回路 3 中継用無線送受信機 6 テンキー 7 表示器 8 電話キー 9 設定キー 10 消去キー 100 基地局処理装置 201,202 無線送受信機 301,302 移動局 400 固定局 500 中継装置 1000 移動通信システム

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有線通信回線に接続された基地局処理装
    置と、その基地局処理装置に接続された無線送信機また
    は無線送受信機と、移動局と、有線通信回線に接続され
    た中継装置とを具備してなる移動通信システムであっ
    て、前記中継装置は中継用無線送信機または中継用無線
    送受信機を含んでおり、前記基地局処理装置は、前記基
    地局処理装置に中継対象として設定された移動局への送
    信を前記中継用無線送信機または中継用無線送受信機を
    介して行い且つ中継対象として設定されていない移動局
    への送信を前記無線送信機または無線送受信機を介して
    行うことを特徴とする移動通信システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の移動通信システムにお
    いて、前記基地局処理装置は、前記基地局処理装置に中
    継対象として設定され且つ中継有効時間の残っている移
    動局への送信を前記中継用無線送信機または中継用無線
    送受信機を介して行い且つ中継対象として設定されてい
    ない移動局または中継対象として設定されているが中継
    有効時間の残っていない移動局への送信を前記無線送信
    機または無線送受信機を介して行うと共に、中継対象と
    して設定されている移動局の中継有効時間を減じていく
    ことを特徴とする移動通信システム。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の移動通信システムにお
    いて、前記基地局処理装置は、前記中継装置または前記
    移動局または前記有線通信回線に接続された固定局の少
    なくとも一つから中継有効時間を設定されうることを特
    徴とする移動通信システム。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3のいずれかに記載
    の移動通信システムにおいて、前記基地局処理装置は、
    前記中継装置または前記移動局または前記有線通信回線
    に接続された固定局の少なくとも一つから中継対象の移
    動局を設定または消去されうることを特徴とする移動通
    信システム。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項4のいずれかに記載
    の移動通信システムにおいて、前記中継装置または前記
    固定局から前記中継有効時間を設定する際または中継対
    象の移動局を設定または消去する際、正当性を暗証コー
    ドにより確認することを特徴とする移動通信システム。
  6. 【請求項6】 請求項1から請求項5のいずれかに記載
    の移動通信システムにおいて、前記有線通信回線が公衆
    電話回線網であることを特徴とする移動通信システム。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の移動通信システムにお
    いて、前記基地局処理装置は、前記中継装置を介して移
    動局を呼び出したとき、公衆電話回線網の使用料を呼出
    対象の移動局に課金する課金手段を具備していることを
    特徴とする移動通信システム。
  8. 【請求項8】 請求項1から請求項7のいずれかに記載
    の移動通信システムにおいて、前記移動局は、ポケット
    ベルまたは携帯電話機またはPHS電話機のいずれか又
    はこれらの複合機であることを特徴とする移動通信シス
    テム。
  9. 【請求項9】 有線通信回線に接続される処理回路と、
    その処理回路に接続された中継用無線送信機または中継
    用無線送受信機と、前記処理回路に移動局の呼出番号を
    操作者が入力するためのキーとを具備してなる中継装置
    であって、前記処理回路は、自己の呼出番号および前記
    キーを用いて入力された移動局の呼出番号を前記有線通
    信回線を介して基地局処理装置に設定し、その基地局処
    理装置から前記有線通信回線を介して自己が呼び出され
    ると前記基地局処理装置が前記有線通信回線および前記
    中継用無線送信機または中継用無線送受信機を介して前
    記移動局へ送信することを可能にすることを特徴とする
    中継装置。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の中継装置において、
    前記有線通信回線が公衆電話回線網であることを特徴と
    する中継装置。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の中継装置におい
    て、中継装置が電話機を兼ねているか又は電話機を接続
    する電話機接続手段を備えていることを特徴とする中継
    装置。
  12. 【請求項12】 操作者が設定用操作をしたことを検出
    し、無線を通じて基地局処理装置を呼び出し、設定用コ
    ードと移動局の呼出番号を送信する設定処理手段を具備
    したことを特徴とする移動局。
  13. 【請求項13】 操作者が消去用操作をしたことを検出
    し、無線を通じて基地局処理装置を呼び出し、消去用コ
    ードと移動局の呼出番号を送信する消去処理手段を具備
    したことを特徴とする移動局。
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