JPH10209868A - A/d変換装置 - Google Patents

A/d変換装置

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JPH10209868A
JPH10209868A JP638597A JP638597A JPH10209868A JP H10209868 A JPH10209868 A JP H10209868A JP 638597 A JP638597 A JP 638597A JP 638597 A JP638597 A JP 638597A JP H10209868 A JPH10209868 A JP H10209868A
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JP638597A
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Toshikazu Tamura
敏和 田村
Noriyuki Umibe
紀之 海部
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 実効分解能を維持し、高速,低コストのA/D
変換器が得るのが困難。 【解決手段】 A/D変換手段は同一入力を異なる分解能
でA/D変換する複数のA/D変換器42-1〜42-3と、複数のA/
D変換器の出力に基づきディジタル値を出力する選択手
段43と、A/D変換器間の誤差補正を行う補正手段とを
有し、選択手段のディジタル値出力にはA/D変換器固有
情報を付加し、補正手段はA/D変換器固有情報に基づい
て補正を行う。所定周期で信号を出力する信号源の信号
出力をA/D変換するA/D変換手段は同一入力を異なる分解
能でA/D変換する複数のA/D変換器と、複数のA/D変換器
の出力に基づきディジタル値を出力する選択手段と、信
号源の所定の周期毎の無効信号時に同期信号を生成する
制御手段と、同期信号に同期してA/D変換器間の誤差補
正を行う補正手段と、を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はA/D変換装置に係
わり、特に複数画素から構成される固体撮像素子の出力
をA/D変換するシステム、更に詳しくは検出素子から
信号を読みだしてこれらを高速・高分解能A/D変換処
理するA/D変換装置に好適に用いられるものである。
【0002】
【従来の技術】従来のX線撮像装置ではX線源から医療
患者のような被分析対象にX線ビームを投射し、X線ビ
ームが被検体を通過した後、通常イメージ倍増管がX線
放射を可視光像に変換し、ビデオカメラが可視像からア
ナログビデオ信号を作成、モニタ表示を行う。アナログ
ビデオ信号を作成するので、自動輝度調節および画像強
調のための画像処理がアナログ領域で行われる。
【0003】またすでに、高分解能の固体X線検出器が
提案されており、これを用いたディジタル撮像装置が提
案されている。これは各次元に3000〜4000個の
フォトダイオードなどに代表される検出素子を用いた2
次元アレーで構成される。各素子は検出器に投射される
X線像の画素輝度に対応する電気信号を作成する。各検
出素子からの信号は個別に読み出されてディジタル化さ
れ、その後に画像処理、記憶および表示される。特に、
医療画像分野の静止画像では出力時の画像の分解能とし
て10〜12bit以上が要求されている。10〜12
bitの分解能を有する出力画像を得るためには、入力
画像の分解能としてはさらに高分解能が求められる。ま
た、リアルタイム画像処理・表示などを行うためには画
像取り込み時間を短縮する必要がある。
【0004】X線をパルス状で曝射している間の電荷蓄
積時間とA/D変換時間とは密接な関係にある。まず、
蓄積時間が長くなると、暗電流による蓄積電荷のノイズ
等が増加する。かたや、高速にA/D変換を行うとアナ
ログ回路の帯域が広くなり所望のS/Nを達成すること
が難しくなる。また、電荷転送中にX線を照射すると正
常な画像が得られないので、蓄積時間よりも全ての画素
のA/D変換に要する時間を短くしても、連続撮影時の
スループット向上の効果が得られない。従って、A/D
変換速度を不必要に速くすることなく、画像信号の読み
取り時間を短くすることが要求される。そのためには、
多くのA/D変換器を用いてA/D変換を行えばよい
が、その場合はコストが高くなる。よって、上述の点を
考慮して適当な値を選択する必要がある。
【0005】X線の照射時間はおよそ10〜500ms
ecであるので、1画面の取り込み時間あるいは電荷蓄
積時間を100msecのオーダーあるいはやや短めに
することが適当である。例えば、4000×4000規
模の検出器アレーについて、100msecで画像を取
り込むために、アナログ信号帯域を50MHz程度に
し、例えば、10MHzのサンプリングレートでA/D
変換を行うと、最低でも4系統のA/D変換器が必要に
なる。以上より高速・高分解能なA/D変換器を複数用
意しなければならないことになる。
【0006】従来、有効分解能を維持しつつA/D変換
を行う方法として図12に示すような回路が挙げられ
る。しかし、これらの回路は上記例の10MSPS(1
0メガサンプリング/sec、1秒間に10,000,000回のA
/D変換を行うことを意味する。)での分解能を得るた
めには、ゲイン整定時間が長い、スイッチング後の整定
時間が長いなどの理由で所望のA/D変換速度を達成で
きない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、所望
の高分解能・高速なA/D変換を行うためには、A/D
変換器を複数個用いることになる。しかし、上述したよ
うな例えば14bit分解能かつ10MSPS以上のA
/D変換器は非常に高価であり、実用上問題がある。
【0008】本発明は目的分解能よりも低い分解能を有
したA/D変換器を用いて、実効分解能を維持しつつ、
高速かつコスト面で有利なA/D変換器を提供すること
を目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、信号源からの
信号出力をA/D変換する変換手段を有するA/D変換
装置において、前記変換手段は同一入力を異なる分解能
でA/D変換する複数のA/D変換器と、該複数のA/
D変換器の出力に基づいてディジタル値を出力する選択
手段と、前記複数のA/D変換器間の誤差補正を行うた
めの補正手段とを有し、前記選択手段のディジタル値出
力にはA/D変換器固有情報を付加してあり、前記補正
手段は前記A/D変換器固有情報に基づいて補正を行う
ことを特徴とするものである。
【0010】また、本発明は、所定の周期で信号を出力
する信号源からの信号出力をA/D変換する変換手段を
有するA/D変換装置において、前記変換手段は同一入
力を異なる分解能でA/D変換する複数のA/D変換器
と、該複数のA/D変換器の出力に基づいてディジタル
値を出力する選択手段と、前記複数のA/D変換器の誤
差補正を行うために、前記信号源の所定の周期毎の無効
信号時に同期信号を生成する制御手段と、該同期信号に
同期して前記複数のA/D変換器間の誤差補正を行う補
正手段と、を有することを特徴とするものである。
【0011】なお、無効信号時とは信号源から情報信号
が出力されていない時をいい、例えば、信号源が撮像手
段の場合は画像信号が出力されていない時をいう。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて説明する。 (実施形態1)まず、本発明のA/D変換装置の説明に
先だって、本発明のA/D変換装置を用いた光電変換装
置について説明する。
【0013】図2に光電変換装置の検出部の一例の等価
回路を示す。以下の例は2次元アモルファスシリコンセ
ンサについて説明を行うが、検出素子は特に限定する必
要はなく、例えばその他の固体撮像素子(電荷結合素子
など)あるいは光電子倍増管のような素子であってもA
/D変換部の機能、構成については同様である。
【0014】図2に示すように、1素子は光検出部21
と電荷の蓄積および読み取りを制御するスイッチングT
FT22とで構成され、一般にはガラスの基板上に配さ
れたアモルファスシリコン(α−Si)で形成される。
光検出部21中の21Cはこの例では光ダイオードの寄
生キャパシタンスと捉えても良いし、光ダイオード21
Dと検出器のダイナミックレンジを改良するように追加
コンデンサ21Cを並列に含んでいる光検出器と捉えて
も良い。ダイオード21DのアノードAは共通電極であ
るバイアス配線Lbに接続され、カソードKはコンデン
サ21Cに蓄積された電荷を読みだすための制御自在な
スイッチングTFT22に接続されている。この例で
は、スイッチングTFT22はダイオード21Dのカソ
ードKと電荷読み出し用増幅器(前置増幅器)26との
間に接続された薄膜トランジスタである。
【0015】スイッチングTFT22をオン状態、リセ
ット用スイッチング素子25を導通状態に操作してコン
デンサ21Cを電源24により所定の電位にリセットし
た後に、スイッチングTFT22をオフ状態とし放射線
1を放射することにより、光ダイオード21Dで放射線
量に応じた電荷が発生し、コンデンサ21Cに蓄積され
る。その後、再度、スイッチングTFT22をオン状
態、リセット用スイッチング素子25を非導通状態に操
作して容量素子23に電荷を転送する。そして、光ダイ
オード21Dにより蓄積された電荷量を電位信号として
前置増幅器26によって読み出し、A/D変換を行うこ
とにより入射放射線量を検出する。A/D変換部につい
ては後に詳述する。
【0016】図1は2次元に配列した光電変換装置を表
した等価回路図である。図2に示された光電変換素子を
具体的に2次元に拡張して構成した場合における光電変
換動作について述べる。なお、光検出アレー8の画素は
2000×2000〜5000×5000程度の画素か
ら構成され、アレー面積は200mm×200mm〜5
00mm×500mm程度である。
【0017】図1において、光検出アレー8は4096
×4096の画素から構成され、アレー面積は430m
m×430mmである。よって、1画素のサイズは約1
05×105μmである。1ブロック内の4096画素
を横方向に配線し、4096ラインを順に縦に配置する
ことにより各画素を2次元的に配置している。
【0018】上記の例では4096×4096画素の光
検出器アレーを1枚の基板で構成した例を示したが、4
096×4096画素の光検出器アレーを2048×2
048個の画素を持つ4枚の光検出器で構成することも
できる。2048×2048個の検出器を4枚で1つの
光検出器アレーを構成する場合は、分割して製作するこ
とにより歩留まりが向上するなどのメリットがある。
【0019】前述の通り1画素は、光電変換素子21と
スイッチングTFT22とで構成される。21(1,1)〜
21(4096,4096)は前述の光電変換素子21に対応する
ものであり、光検出ダイオードのカソード側をK、アノ
ード側をAとして表している。22(1,1)〜22(4096,4
096)はスイッチングTFT22に対応するものである。
【0020】2次元光検出器アレーの各列の光電変換素
子21(m,n)のK電極は対応するスイッチングTFT2
2(m,n)のソース、ドレイン導電路によりその列に対す
る共通の列信号線(Lc1〜Lc4096)に接続されてい
る。例えば、第1列の光電変換素子21(1,1)〜21(1,
4096)は第1の列信号配線Lc1に接続されている。各行
の光電変換素子21のA電極は共通にバイアス配線Lb
を通して前述のモードを操作するバイアス電源31に接
続されている。各行のスイッチングTFT22のゲート
電極は行選択配線(Lr1〜Lr4096)に接続されてい
る。例えば、第1行のスイッチングTFT22(1,1)〜
22(4096,1)は行選択配線Lr1に接続される。行選択
配線Lrはラインセレクタ部32を通して撮像制御部3
3に接続されている。ラインセレクタ部32は例えばア
ドレスデコーダ34と4096個のスイッチ素子35か
ら構成される。この構成により任意のラインLrnを読
み出すことが可能である。ラインセレクタ部32は最も
簡単に構成するならば単に液晶ディスプレイなどに用い
られているシフトレジスタによって構成することも可能
である。
【0021】列信号配線Lcは撮像制御部33により制
御される信号読み出し部36に接続されている。25は
列信号配線Lcをリセット基準電源24の基準電位にリ
セットするためのスイッチ、26は信号電位を増幅する
ための前置増幅器、38はサンプルホールド回路、39
はアナログマルチプレクサ、40はA/D変換部をそれ
ぞれ表す。それぞれの列信号配線Lcnの信号は前置増
幅器26により増幅されサンプルホールド回路38によ
りホールドされる。その出力はアナログマルチプレクサ
39により順次A/D変換部40へ出力されディジタル
値に変換され図示しない画像処理部10に転送される。
【0022】本実施形態の光電変換装置は4096×4
096個の画素を4096個のラインLcnに分け、1
列あたり4096画素の出力を同時に転送し、この列信
号配線Lcを通して前置増幅器26-1〜26-4096、サ
ンプルホールド部38-1〜38-4096を通してアナログ
マルチプレクサ39によって順次、A/D変換部40に
出力される。
【0023】図1ではあたかもA/D変換部40が1つ
A/D変換器で構成されているように表されているが、
実際には4〜32の系統で同時にA/D変換を行う。こ
れは、アナログ信号帯域、A/D変換レートを不必要に
大きくすることなく、画像信号の読み取り時間を短くす
ることが要求されるためである。A/D変換部について
詳細は後述する。
【0024】既に述べたように、蓄積時間とA/D変換
時間とは密接な関係にあり、高速にA/D変換を行うと
アナログ回路の帯域が広くなり所望のS/Nを達成する
ことが難しくなる。従って、A/D変換速度を不必要に
速くすることなく、画像信号の読み取り時間を短くする
ことが要求される。そのためには、多くのA/D変換器
を用いてA/D変換を行えばよいが、その場合はコスト
が高くなる。よって、上述の点を考慮して適当な値を選
択する必要がある。
【0025】放射線1の照射時間はおよそ10〜500
msecであるので、全画面の取り込み時間あるいは電
荷蓄積時間を100msecのオーダーあるいはやや短
めにすることが適当である。
【0026】例えば、全画素を順次駆動して100ms
ecで画像を取り込むために、アナログ信号帯域を50
MHz程度にし、例えば、10MHzのサンプリングレ
ートでA/D変換を行うと、最低でも4系統のA/D変
換器が必要になる。本撮像装置では16系統で同時にA
/D変換を行う。16系統のA/D変換器の出力はそれ
ぞれに対応する16系統の図示しないメモリ(FIFO
など)に入力される。そのメモリを選択して切り替える
ことで連続した1ラインの走査線にあたる画像データと
して以後の画像処理部10、あるいはそのメモリに転送
される。この後、画像、グラフとしてディスプレイなど
の表示装置で表示を行う。
【0027】以下、図3を用いてA/D変換部40の基
本構成及びその動作について説明を行う。
【0028】A点の入力信号は例えば本実施形態の容量
性素子23の電位信号である。この信号は前置増幅器2
6により10〜100倍に増幅され、後段のサンプルホ
ールド部38でホールドされる。前置増幅器26の増幅
率は1セットの検出期間中は固定である。この前置増幅
器26の部分は電流電圧変換回路を用いても良い。上述
のようにサンプルホールド部38を設けることにより、
サンプルホールド部以降に信号を出力することと、光電
変換素子21での信号電荷蓄積および容量素子23への
電荷転送とを同時に行う。このようにパイプライン処理
を行うことにより、1素子あたりの駆動速度を向上させ
ている。サンプルホールド部38の出力はアナログマル
チプレクサ39を介して増幅器41に接続されている。
増幅器41はここでは3系統(41−1、41−2、4
1−3)あり増幅率はそれぞれ×1、×2、×4であ
る。特に系列数は3系統以外の2系統や4系統それ以上
であっても良い。倍率も2n でなく例えば10n であっ
ても良い。また、付け加えておけばこれらの増幅器はゲ
インが異っても周波数特性の変化が小さい電流帰還形増
幅器を用いることが望ましい。この増幅器41−1、4
1−2、41−3はそれぞれA/D変換器42−1、4
2−2、42−3に接続されている。A/D変換器42
はアナログマルチプレクサ39の信号が確定されている
間にA/D変換を完了させる。A点の入力信号に基準電
位(例えばGND)が入力された際には全てのA/D変
換器42−1、42−2、42−3の出力が同一の値を
出力するようにA/D変換値は設定されている。A/D
変換出力選択部43はA/D変換器42のオーバーフロ
ー信号を元にA/D変換出力選択部43が有効なA/D
変換出力をA/D変換器42−1、42−2、42−3
の中から選択する。
【0029】例えば、入力信号が最小に近い場合、A/
D変換器42−1、42−2、42−3全てがオーバー
フローせず、この時に分解能が最小のA/D変換器は、
入力信号を4倍してA/D変換しているA/D変換器4
2−3となり、A/D変換器42−3のA/D変換出力
が選択される。一方、入力信号が最大に近い場合、A/
D変換器42−1では入力範囲内の信号入力になるが、
信号が増幅されて入力されるA/D変換器42−2、4
2−3では入力範囲外の信号入力(オーバーフロー)と
なり、この時に有効出力(かつ分解能が最小の出力)を
出力するのは、A/D変換器42−1となり、A/D変
換器42−1のA/D変換出力が選択される。
【0030】A/D変換器のLSBの入力信号値をa×
n (aは定数、nは整数)とすることにより、最小分
解能の異なるA/D変換器の出力値を単にビットシフト
することによりその他の変換を行うことなくA/D変換
データとして扱うことができる。
【0031】例えば、図4、図5に示したように、12
bitのA/D変換器42を3個用いた場合、出力の際
にはゲイン1倍のA/D変換器42−1の出力はバスD
13(MSB)からD2に割り当て下位ビットを0で補
う。ゲイン2倍のA/D変換器42−2の出力はバスD
12からD1に割り当て上位ビットおよび最下位ビット
を0で補う。さらに、ゲイン4倍のA/D変換器42−
3の出力はバスD11からD0(LSB)に割り当てて
上位ビットを0で補って出力をする。この場合はA/D
変換器42を12ビットに仮定したため通常の目盛りア
クセス時に2ビットが空いてしまう。そこで、出力の際
は、A/D変換器42−1と42−2とのオーバーフロ
ー信号と併せて、A/D変換出力を後段の画像処理部1
0に出力する。このA/D変換器の構成によって、3つ
のA/D変換器は1つの自動レンジ変換機能をもったA
/D変換器として機能する。
【0032】図4ではA/D変換器のオーバーフロー信
号をそのまま付加して出力するようにしたが、複数のA
/D変換器の内のどのA/D変換器出力を用いたのかが
判断できる情報を付加して出力すればよい。例えば、出
力信号選択部43はどのA/D変換器出力を用いたのか
分かるビットをオーバーフロー信号の代わりに付加して
出力すればよい。具体的には、出力信号選択部43は、
A/D変換器42−1を用いた場合は“01”、A/D
変換器42−2の場合は“10”、A/D変換器42−
3の場合は“11”などを出力信号に2bit付加して
出力すればよい。
【0033】つぎに、図4、図6を用いてA/D変換部
の自動ゲインおよびオフセット補正機能について説明す
る。図4はA/D変換部出力段のブロック図、図6は補
正回路例である。
【0034】本実施形態においては、図4に示すとお
り、通常データ出力は14bitである。しかし、この
回路のままでは全段入力段および各A/D変換器の系列
毎のオフセット誤差、およびゲイン誤差を残したままの
データとなっている。そのため、データの補正が必要と
なる。しかし、図5に示した内、特にA/D変換器42
の担当の境目で不連続点を生じ、出力が境界部のどちら
のA/D変換器42によりA/D変換された出力なのか
区別がつかなくなる。そこで、オーバーフロー信号2b
itを14bitデータに付加してやることにより各A
/D変換器の区別を可能とする。本実施形態では後段の
FIFO(First-In First-Out)49などのメモリは1
4bitデータを格納するためには通常16bit幅の
メモリアクセスが必要となるため、この拡張により大き
なコストアップとはならない。その後、FIFO49か
らのデータはデータバス50に出力される。図6に示す
ようにデータバスには複数のA/D変換部からの出力が
接続されており、走査方向に応じて順次FIFO49か
らデータバス50にデータが出力される。画像信号補正
部63はデータバス50からデータを読み込み、補正制
御部60はオーバーフロー信号2bitなどの各A/D
変換器を指示するA/D変換器区別符号を元に、各A/
D変換部40の系列毎、さらに系列中のA/D変換器4
2毎にメモリ61から読み出した補正係数を用いて補正
演算部62でオフセットおよびゲイン補正を行った後、
画像処理部10にデータを出力する。
【0035】画像補正部63は単に16ビットのLUT
(Look Up Table)64として補正を単純化してもかま
わない。ただし、この場合は各A/D変換部40系列に
よる違いを補正するために、FIFO49の前段にLU
T64を挿入して補正を行うことが望ましい。LUT6
4には補正部63への入力に応じた各A/D変換器42
間の誤差補正後のデータを予め書き込んでおく。この補
正データは事前に取り込んだ無補正データから求める。
補正データは各A/D変換器のオフセットとゲインとの
バラ付きをなくすように求める。この補正データを図示
しないCPUなどによってA/D変換装置の初期化時な
どに書き込んでもよいし、工場出荷時などにROMとし
て書き込んでおいてもよい。
【0036】また、補正後のデータであるが、先に述べ
た通り本実施形態では画像データが14bitであるの
で14bitのデータの上位2bitにそのままA/D
変換器区別符号を付加したままデータを出力することに
より、データ解析時や故障個所の特定などに役に立つ。
【0037】次に、図7の補正データ取得フローチャー
トを用いて補正用データの取得方法について述べる。補
正用データは補正データ取得モード時に取得する。この
モード時は、動作タイミングは通常の撮像駆動と同様で
ある。まず、補正データ取得のためにA/D変換部40
に基準電位Aを入力する。そして、A/D変換器42−
1、42−2、42−3毎に順次補正データを取得す
る。全てのA/D変換器42でデータを取得が完了した
後、基準電位BをA/D変換部40に入力し、同様に補
正データを取得する。データを取得し終わった後に、図
示しない補正係数算出回路を用いて、それらのデータか
ら統計的に補正係数を求め、補正係数用メモリ61に補
正係数を格納する。 (実施形態2)図8、図9、図10、図11を用いて本
発明の第2の実施形態におけるA/D変換部の自動ゲイ
ンおよびオフセット補正機能について説明する。図8は
補正回路ブロック図、図9は補正回路44の内の比較お
よび制御部のブロック図、図10は増幅器に組み込まれ
た具体的補正部分の回路例、図11はタイミングチャー
トである。なお、本実施形態における検出部、光電変換
装置、A/D変換部40の基本構成は、図1〜図3を用
いて説明した実施形態1のものと同じなのでここでは説
明を省略する。
【0038】図8中、33は撮像制御部であり、これは
ASIC(Application Specific Integrated Circuit)
やFPGA(Field Programable Gate Array)で構成さ
れており、言わば単なるパターンジェネレータである。
図示しないCPUからのモード指示に従って撮像パター
ンなどの所定のパターンを各制御信号線毎に生成する。
また、この撮像パターンはROMなどに記憶されたもの
を読み出しても良いし、ASICやFPGA内でクロッ
ク同期して生成しても良い。撮像制御部33内の45は
補正制御回路であり、この場合は特に回路が組み込まれ
ている訳ではなく、撮像時に撮像制御部33からの出力
される信号線の1つである。図11の補正同期信号10
0が本補正制御回路45からの補正回路用の同期信号に
相当し、撮像同期に同期している。
【0039】本実施形態においては補正は2次元検出器
アレー8の1ライン毎に行う。勿論、1フレーム単位で
行ってもよいし、場合によっては画素毎に行ってもよ
い。図11中では補正制御回路45から出力される補正
同期信号100は水平同期信号と同期して出力される。
補正同期信号100が出力されると、信号読み出し部3
6(ここではA/D変換部40を含んでいない)は、ま
ず、オフセット補正用基準電位Voを出力する(出力波
形101)。これは、例えば、信号読み出し部36内の
アナログマルチプレクサに予め基準電位(例えばGND
レベル)を入力しておき、所定のタイミングでその基準
電位部のアナログSWを選択してやることにより行われ
る。別の例としては、光検出器アレー中に放射線不感帯
を設け、その画素部分の出力をもって基準電位Voとし
ても良い。この場合は、補正制御回路が直接信号読み出
し部36に補正同期信号100を発生する必要はなく所
定のタイミングで補正回路44に補正同期信号100を
発生すれば良い。さて、補正同期信号100は図9の補
正回路44に入力される所定のタイミングだけ遅延部3
01(シフトレジスタなど)により遅延される。これ
は、補正信号出力電位Voに整定するまでのウエイト時
間である。所定の遅延(本実施形態では約1μs)の
後、Voが出力されている期間にオフセット補正動作を
行う。信号読み出し部出力波形101においてVoが整
定している期間内にオフセット補正タイミングを表すタ
イミングパルスをタイミング発生器302が発生する。
このパルスの間に加算平均部303は入力信号のVoを
平均してランダムノイズの影響を抑える。記憶素子30
4はパルスが無効になる瞬間にVoの平均値出力を記憶
する。比較部305は記憶素子304の出力と基準値3
06に定められたディジタルの基準値と比較する。本実
施形態では基準値は64に定めてある。本実施形態のA
/D変換部40の入力電圧範囲は0Vから2Vであり、
VoをGNDレベルに設定しているので、オフセット補
正の基準値は0近傍に定めるのが望ましいが、ランダム
ノイズやその他のオフセットなどによりセンサからの信
号読み出し部出力信号101が負値(A/D変換範囲
外)をとる可能性を考慮して意図的に基準レベルをGN
Dレベルよりも高く設定している。さて、比較部305
は比較結果を元にオフセット誤差が小さくなるようにオ
フセット補正出力信号104を出力する。この出力の遷
移に同期してタイミング発生器307はオフセット補正
出力イネーブル信号103を生成してオフセット補正を
行う。具体例は後述する。次に、オフセット補正の操作
が完了するタイミングを見計って信号読み出し部36は
ゲイン補正用基準電位Vgを出力する。そして、補正回
路44内では、遅延部308(シフトレジスタ)がゲイ
ン補正用電位Vgが整定するタイミングになるまで補正
同期信号100を遅延させた後、タイミング発生器30
9はゲイン補正期間を表すパルス信号を生成する。本実
施形態では直接補正制御回路45から直接にはゲイン補
正タイミングを指示を出していないが、勿論、ゲイン補
正のための同期信号を発生しても良い。さて、このタイ
ミング発生器309からのゲイン補正パルス信号の有効
期間に加算平均部310は同様にランダムノイズを抑え
るために加算平均を行い、パルス信号が無効になる瞬間
に記憶素子311は平均値出力を記憶する。比較部31
2は予め定められた基準値313と比較する。ここで、
基準信号Vgの信号レベルは本実施形態では全てのA/
D変換器の入力範囲内の最大のレベル、即ちゲイン4倍
のA/D変換器入力の最大値よりもやや小さいレベルと
する。具体的にVgは0.5Vよりやや小さいレベルを
設定する。そして、本実施形態では補正回路43−1内
基準値313には1000を、補正回路43−2内基準
値313には2000を、補正回路43−3内基準値3
13には4000をセットしている。比較部312の比
較結果は、基準値の方が大きい場合は1、等しい場合は
0、小さい場合は−1として出力する。この結果は、加
減算器314によりそれまでの出力値に加算されて記憶
素子315に記憶され、8bit出力としてゲイン補正
出力信号107を出力する。A/D変換器42はゲイン
補正用基準電位Vgが出力されている間にA/D変換を
完了する。そのディジタル出力と予め定められているゲ
イン補正値とを補正回路44で比較しゲイン誤差が小さ
くなるように調節する。ここまでで一回の補正処理が完
了する。
【0040】この系のゲインはそれぞれのA/D変換器
42に対しては固定値であるため、ゲイン補正の目的は
温度変化等による微妙なゲインの変動を補正するもので
ある。そこで、ゲイン補正幅は全体のゲインの1%以下
になっている。また、通常の動作ではゲイン誤差および
オフセット誤差は大きく変動しないので、一度の補正ル
ープでの制御範囲を1LSB以下になるように設定して
いる。この場合、撮像を開始した直後にはゲイン誤差お
よびオフセット誤差を補正できない。しかし、実際の駆
動では、本撮影前にアイドリング撮影があったり、いき
なりの連続画像でも最初の1,2フレームの間にはこの
補正が完了するので問題とはならない。むしろ、何らか
の外乱により大きく画像が乱れることが無いことが重要
である。さらに、オフセット補正とゲイン補正とを同時
に行っても、問題となる発振状態とはならない。付け加
えれば、オフセット補正がゲイン補正の影響を受けない
ように設定するか、或いは、所定のオフセット偏差以下
になった場合のみゲイン補正を行うことによっても制御
系を不安定な状態から回避できる。
【0041】図10を用いて具体的に補正部分の回路の
一例を述べる。この回路の基本は演算増幅器を用いた増
幅器である。以下の説明において、入力信号の大小は受
光放射線の大小に一致しており、また、その他の信号レ
ベルの大小は入力信号に換算して表現する。
【0042】まず、オフセット補正は非反転入力端子の
入力電位を調節することにより行う。基準目標値に比べ
て、先のオフセット補正基準電位VoをA/D変換した
ディジタル値が(入力換算で)大きければコンデンサC
1の出力電位を上げる(反転のため)。そのために、図
11中、まず、オフセット補正出力信号104によりス
イッチSW2をONする。その状態で、オフセット出力
イネーブル信号103を有効とし、1LSB程度、コン
デンサC1を充電する。また、逆に目標値より小さけれ
ば、スイッチSW3をONした状態で、出力イネーブル
信号103を有効にする。コンデンサC1のリークおよ
び非反転入力端子電流が気になる場合にはコンデンサC
1と入力端子間にバッファアンプを用い、基準となる端
子にガード電極を用いるなどの作り込みを行っても良
い。オフセットを補正する方法は特にこの方法によるも
のではなく、例えばD/Aコンバータによって基準電位
を作成しても構わない。
【0043】次に、ゲイン補正は帰還抵抗値を変化させ
ることにより行う。先に述べたとおり、各A/D変換器
42毎にゲインは固定であるのでR2:VR(max)
は100:1程度になっている。VRは例えばディジタ
ル制御可能な可変抵抗(8bitディジタルポテンショ
メータ)である。この状態で、ゲイン補正用基準電位V
gが出力されている間のディジタル変換値とゲイン補正
用目標値と比較し、ゲインが小さい場合には抵抗値を1
bit分だけ増加させ、逆に大きい場合には1bit減
少させる。ゲイン補正方法は特にこの方法によらず、そ
の他の方法でも構わない。例えば、帰還抵抗部にD/A
変換器等を用いてゲイン補正を行うことも可能である。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば目
的分解能よりも低い分解能を有したA/D変換器を用い
て、実効分解能を維持しつつ、高速かつコスト面で有利
なA/D変換器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】2次元センサとA/D変換部の概略的構成図で
ある。
【図2】センサ1画素当たりの等価回路図である。
【図3】A/D変換部の基本構成を示す図である。
【図4】A/D変換部出力段のブロック図である。
【図5】内部A/D変換器の分解能の説明図である。
【図6】ゲイン&オフセット補正を行う手段のブロック
図である。
【図7】補正係数取得時の動作を示すフローチャートで
ある。
【図8】ゲイン&オフセット補正を行う手段のブロック
図である。
【図9】補正回路内の比較及び制御部のブロック図であ
る。
【図10】ゲイン&オフセット補正部分の回路の具体例
を示す図である。
【図11】ゲイン&オフセット補正のタイミングチャー
トである。
【図12】従来のゲイン可変A/D変換回路である。
【符号の説明】
1 放射線 21 検出素子 26 前置増幅器 38 サンプルホールド回路 39 アナログマルチプレクサ 40 A/D変換部 41 増幅器 42 A/D変換器 43 A/D変換出力選択部 44 補正回路 45 補正制御回路 49 FIFOメモリ 60 補正制御部 61 補正係数用メモリ 62 補正演算部 63 画像信号補正部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 信号源からの信号出力をA/D変換する
    変換手段を有するA/D変換装置において、 前記変換手段は同一入力を異なる分解能でA/D変換す
    る複数のA/D変換器と、 該複数のA/D変換器の出力に基づいてディジタル値を
    出力する選択手段と、 前記複数のA/D変換器間の誤差補正を行うための補正
    手段とを有し、 前記選択手段のディジタル値出力にはA/D変換器固有
    情報を付加してあり、前記補正手段は前記A/D変換器
    固有情報に基づいて補正を行うことを特徴とするA/D
    変換装置。
  2. 【請求項2】 所定の周期で信号を出力する信号源から
    の信号出力をA/D変換する変換手段を有するA/D変
    換装置において、 前記変換手段は同一入力を異なる分解能でA/D変換す
    る複数のA/D変換器と、 該複数のA/D変換器の出力に基づいてディジタル値を
    出力する選択手段と、 前記複数のA/D変換器の誤差補正を行うために、前記
    信号源の所定の周期毎の無効信号時に同期信号を生成す
    る制御手段と、 該同期信号に同期して前記複数のA/D変換器間の誤差
    補正を行う補正手段と、 を有することを特徴とするA/D変換装置。
  3. 【請求項3】 1回の同期信号に同期して補正する補正
    幅は略最小分解能またはそれ以下の範囲で行うことを特
    徴とする請求項2に記載のA/D変換装置。
  4. 【請求項4】 前記異なる分解能でA/D変換する複数
    のA/D変換器の最小分解能は、 a×1、a×2、a×4、・・・、a×2n (aは定
    数、n>1の整数)であることを特徴とする請求項1〜
    3のいずれかの請求項に記載のA/D変換装置。
  5. 【請求項5】 前記選択手段からのディジタル出力また
    はディジタル出力の一部は、前記複数のA/D変換器出
    力の有効出力かつ最小分解能出力の出力を選択した後に
    最小分解能に応じてビットシフトした出力であることを
    特徴とする請求項4記載のA/D変換装置。
  6. 【請求項6】 前記補正機能はオフセット補正およびゲ
    イン補正であることを特徴とする請求項1〜5のいずれ
    かの請求項に記載のA/D変換装置。
  7. 【請求項7】 前記信号源は撮像手段であることを特徴
    とする請求項1〜6のいずれかの請求項に記載のA/D
    変換装置。
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