JPH10209081A - 集積回路構造のバイア又は接点開口用の改善された障壁層及びその製造方法 - Google Patents

集積回路構造のバイア又は接点開口用の改善された障壁層及びその製造方法

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JPH10209081A
JPH10209081A JP9334230A JP33423097A JPH10209081A JP H10209081 A JPH10209081 A JP H10209081A JP 9334230 A JP9334230 A JP 9334230A JP 33423097 A JP33423097 A JP 33423097A JP H10209081 A JPH10209081 A JP H10209081A
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barrier layer
forming
gaseous
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integrated circuit
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JP9334230A
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Joe W Zhao
ジョー・ダブリュー・ザオ
Zhihai Wang
チェイハイ・ワン
Wilbur G Catabay
ウィルバー・ジー・キャタベイ
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LSI Logic Corp
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    • H01L21/768Applying interconnections to be used for carrying current between separate components within a device comprising conductors and dielectrics
    • H01L21/76838Applying interconnections to be used for carrying current between separate components within a device comprising conductors and dielectrics characterised by the formation and the after-treatment of the conductors
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    • H01L21/76843Barrier, adhesion or liner layers formed in openings in a dielectric
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    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C16/00Chemical coating by decomposition of gaseous compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating, i.e. chemical vapour deposition [CVD] processes
    • C23C16/22Chemical coating by decomposition of gaseous compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating, i.e. chemical vapour deposition [CVD] processes characterised by the deposition of inorganic material, other than metallic material
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 集積回路構造2のバイア又は接点開口12の
中に形成される障壁層30の厚さ及び抵抗率を過度に増
大させることなく、障壁層の下の基礎物質又は障壁層の
上の充填物質の障壁層を通る拡散を阻止する。 【解決手段】 通常使用される結晶質窒化チタンの代わ
りに非晶質物質を用いて障壁層30を形成し、これによ
り、窒化チタンを通る拡散経路を形成すると考えられる
結晶粒界の存在を排除する。好ましい実施例において
は、非晶質の障壁層は、チタン源、シリコン源及び窒素
源を用いて形成される三成分系の非晶質TiSiN物質
である。障壁層の抵抗率を増大させる望ましくない酸化
物の形成を排除するために、上記いずれの原料物質も、
酸素を含んでいない。特に好ましい実施例においては、
有機物のチタン源が使用される。また、シリコン源及び
窒素源の一方又は両方は、有機物のチタン源の有機物部
分と反応して気体の副生物を形成することができる。こ
の気体の副生物を蒸着チャンバから除去して、該チャン
バの中又は集積回路構造2の上に炭素質物質が堆積する
のを防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、集積回路構造のバ
イア又は接点開口に使用される物質に関する。より詳細
に言えば、本発明は、基礎物質とバイア又は接点開口を
充填するために使用される物質との間の拡散を阻止する
ために、バイア又は接点開口に使用される改善された障
壁物質に関する。
【0002】
【従来の技術】金属層の間のバイアを充填する際に、あ
るいは、基礎能動デバイスの部分を配線レベルの如き金
属相互接続部に接続する接点開口を充填する際には、過
去においては、窒化チタンを用いて、基礎物質とバイア
又は接点開口を充填するために使用される物質との間に
障壁層を形成し、これにより、基礎物質と充填物質との
間の拡散を阻止又は抑制していた。そのような窒化チタ
ンの障壁層の壁厚は、例えば、200オングストローム
(直径が2,000オングストロームのバイア又は接点
開口に関して)、あるいは、400オングストローム程
度(5,000オングストロームの直径の開口に関し
て)である。
【0003】しかしながら、特に、アルミニウム又はア
ルミニウム/銅合金をバイア又は接点開口の充填物質と
して(及び/又は、バイアの場合には基礎物質として)
使用する場合には、窒化チタン層が十分に厚くなけれ
ば、アルミニウム及び/又は銅が、結晶粒界に沿って窒
化チタンを通って拡散する傾向がある。
【0004】窒化チタンは、導電性を有してはいるが、
バイア又は接点開口の金属充填物質よりも大きな電気抵
抗を有しているので、通常、窒化チタンの障壁層の厚さ
は制限される。また、堆積された窒化チタンが厚すぎる
場合には、オーバーハングの問題が生じ、過剰の窒化チ
タンが、バイア又は接点開口に堆積するだけではなく、
そのようなバイア又は接点開口の付近の絶縁層の露出面
の上にも堆積する。また、過剰の厚さの窒化チタン障壁
層が堆積すると、バイア又は接点開口にボイド(空隙)
が生ずる可能性もある。この状況は、従来技術を示す図
1に示されている。図1においては、集積回路構造2の
上に絶縁層10が形成されており、この絶縁層は、該絶
縁層10を通ってその下の集積回路構造2までエッチン
グされたバイア12を有している。窒化チタンから成る
障壁層20が、バイア12の表面、及び、バイア12の
底部にある集積回路構造2の露出面に形成されている。
しかしながら、図1に示すように、上記窒化チタンは、
同時に、バイア又は接点開口の頂部の付近のバイア又は
接点開口の側壁の両側にも堆積して、従来技術を示す図
1に参照符号22で示すようなネッキング(くびれ)を
生じる。このネッキングは、最終的には、バイア又は接
点開口の頂部を閉じて、該バイア又は接点開口の中に充
填されないボイドを残すことがある。
【0005】従って、窒化チタン障壁層を通って金属が
拡散するという望ましくない問題に対する自明の解決策
は、堆積される窒化チタンの障壁層の厚さを増大させる
ことであるように思われるが、そのように窒化チタンの
厚さを増大することによっても問題が生ずる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って、障壁層の厚さ
を過度に増大させることなく、バイア又は接点開口を通
る金属の拡散を阻止する、バイア又は接点開口用の障壁
層を提供し、これにより、該障壁層の電気抵抗を許容で
きないレベルまで増大させないようにすると共に、窒化
チタンの障壁層の厚さが増大することに伴う上述の他の
問題も解消することが望まれている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、集積回
路構造において、基礎物質の上のバイア又は接点開口の
中に障壁層を形成し、該障壁層の厚さを過度に増大させ
ることなく、上記障壁層を通る上記基礎物質(あるい
は、障壁層の上に堆積される充填物質)の拡散を阻止す
る。これは、上記結晶質の窒化チタンに代えて非晶質物
質を用い、これにより、窒化チタン物質を通る拡散経路
を形成すると考えられている結晶粒界の存在を排除する
ことによって、達成される。好ましい実施例において
は、上記非晶質の障壁層は、チタン源、シリコン源及び
窒素源を用いて形成される三成分系の非晶質Ti−Si
−N材料を含む。上述の原料物質のいずれも酸素を含ん
でおらず、これにより、障壁層の抵抗率を増大させる望
ましくない酸化物の生成を阻止している。特に好ましい
実施例においては、有機物のチタン源を用いて、シリコ
ン源及び窒素源の一方又は両方が、有機チタン反応物質
の有機部分と更に反応することができるようにし、これ
により、気体状の副生物を生成させる。この気体状の副
生物は、その後堆積チャンバから除去することができ、
従って、該チャンバの中に、あるいは、集積回路構造の
上に炭素の堆積物が生成しないようにすることができ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】ここで図2を参照すると、集積回
路構造の全体が参照符号2で示されている。この集積回
路構造は、その上に既に形成されている第1の配線金属
層を備えていてもあるいは備えていなくても良い。集積
回路構造2の上には、開口12が形成された絶縁層10
が形成されている。上記開口12は、絶縁層10の上面
から該絶縁層10を通ってその下の集積回路構造2まで
下方に伸長している。開口12が、集積回路構造2の能
動デバイス上の接点(例えば、MOS素子のゲート接
点)まで下方に伸長する場合には、開口12は、通常、
接点開口と呼ばれる。開口12が、絶縁層10を通って
その下の金属相互接続部(すなわち、予め形成されてい
る配線レベル)まで伸長する場合には、開口12は、バ
イアと呼ぶことができる。本発明は、バイア及び接点開
口のいずれを充填する際にも使用することができるの
で、本明細書においては、バイア及び接点開口という用
語を互換可能に使用することができ、いずれの用語を用
いた場合でも、特に断らない限り、いずれのタイプの開
口をも指称するものとみなす必要がある。
【0009】本発明によれば、チタン/ケイ素窒化物か
ら成る障壁層30の薄層が、開口12の表面、並びに、
その下の集積回路構造2の露出面4に形成されており、
これにより、障壁層の抵抗率の値を満足すべきレベルに
維持しながら、上記集積回路構造と開口12を充填する
ために上記障壁層の上に堆積されることになる充填物質
との間の相互作用を阻止する。
【0010】障壁層の厚さに関して「薄い」という用語
を用いる場合には、約150オングストロームを超えな
い厚さを有する障壁層を意味している。「満足すべき抵
抗率のレベル」という用語を用いる場合には、1,00
0Ω/平方を超えない抵抗率のレベルを意味する。
【0011】本発明のチタン/ケイ素窒化物の障壁層
は、気体のチタン源、気体のシリコン源及び気体の窒素
源を用いて、CVDチャンバの中におけるCVD(化学
的気相成長)によって形成される。上記チタン、シリコ
ン及び窒素はそれぞれ、半導体基板を収容しているCV
Dチャンバの中に流される。上記半導体基板は、集積回
路構造2を有しており、該集積回路構造2の上には、絶
縁層10が形成されており、この絶縁層10には、開口
12が形成されている。
【0012】a.反応物質 気体のチタン源は、例えば、四塩化チタン(TiC
4)の如き無機のチタン源を含む。しかしながら、塩
素を含まない障壁層を形成するために、有機のチタン源
を用いるのが好ましく、そのような有機のチタン源とし
ては、例えば、組成式Ti[N(CH3CH224を有
するTDEAT(テトラキス(ヂエチルアミド)チタ
ン)、あるいは、組成式Ti[N(CH324を有す
るTDMAT(テトラキス(ジメチルアミド)チタン)
を挙げることができる。気体の無機チタン源の代わり
に、気体の有機チタン源を用いるのが好ましく、これに
より、塩素を含まない障壁層を形成すると共に、低い熱
予算を維持しながら良好な工程適用範囲をもたらす、低
温での障壁層の形成が可能となる。
【0013】気体の窒素源は、窒素源を提供することが
できると共に、気体のチタン源が有機物質である場合
に、そのような気体のチタン源の分解によって生ずる有
機残留物と反応することのできる、適宜な気体の窒素源
を含むことができる。そのような窒素源は、有機物とす
ることができるが、アンモニアの如き無機の窒素源を気
体の窒素源として用いるのが好ましい。その理由は、そ
のような無機の窒素源から水素が遊離し、この水素は、
気体の有機チタン源の有機物部分と反応して1又はそれ
以上のガスを生成し、このガスは、蒸着の間に、真空排
気によってCVDチャンバから除去することができるか
らである。しかしながら、そのような気体の窒素源は、
酸素を遊離する物質、あるいは、チタン/ケイ素窒化物
の障壁層と共に堆積して該障壁層の抵抗率を増大させる
可能性のある何等かの形態の酸素生成物又は副生物を形
成する物質を含むべきではないことに注意する必要があ
る。
【0014】上記気体のシリコン源は、シリコン源を提
供することができなければならず、また、上記気体のチ
タン源が有機物質である場合に、そのような気体のチタ
ン源の分解によって生ずる有機残留物と反応するもので
なければならない。そのようなシリコン源は、有機物と
することができるが、シラン(SiH4)の如き無機の
シリコン源、あるいは、SiHn4-n(Xは、ハロゲン
であり、nは、0−3の整数である)の如き置換型のシ
ランを気体のシリコン源として用いるのが好ましい。そ
の理由は、蒸着の間に、真空排気によってCVDチャン
バから水素(及び/又はハロゲン)を遊離させることが
できるからである。しかしながら、気体の窒素源と同様
に、気体のシリコン源も、酸素を遊離することのできる
物質、あるいは、チタン/ケイ素窒化物の障壁層と共に
堆積して該障壁層の抵抗率を増大させる何等かの形態の
酸素生成物又は副生物を形成することのできる物質を含
むべきではないことにも注意する必要がある。本発明の
チタン/ケイ素窒化物の障壁層を形成する際に使用する
ことのできる他の気体のシリコン源(シラン又は置換型
のシランに加えて)としては、例えば、Si39Nを挙
げることができる。
【0015】b.反応生成物の割合及び流量 反応ガスが、CVDチャンバの中に流される。このCV
Dチャンバの中には、既に、半導体基板がサセプタ(s
usceptor)の上に設けられている。上記半導体
基板は、接点開口又はバイアを有する絶縁層を備えてお
り、上記接点開口又はバイアの中に、本発明の障壁層を
堆積させる。気体のシリコン源の流量対気体の窒素源の
流量の比は、窒素源100体積部当たりシリコン源約1
体積部(シリコン対窒素が1:100)から、気体の窒
素源1体積部当たり気体のシリコン源約2体積部(シリ
コン対窒素が2:1)の範囲である。気体のシリコン源
対気体の窒素源の比は、体積部で約1:10から約1:
1の範囲とするのが好ましい。
【0016】気体のチタン源対他の気体の反応物質の比
の最小値は、気体のシリコン源又は気体の窒素源の中の
量が大きい方の20体積部当たり気体のチタン源が少な
くとも約1体積部(1:20)である。すなわち、気体
の窒素源の量が気体のシリコン源の量よりも多い場合に
は、気体のチタン源の比は、気体の窒素源に対して測定
されるが、気体のシリコン源の量が使用される気体の窒
素源の量を超える場合には、気体のシリコン源に対して
測定される。
【0017】気体のチタン源対気体の窒素源又は気体の
シリコン源(いずれか量が多い方)の比の最大値は、気
体のシリコン源又は気体の窒素源(いずれか量が多い
方)1体積部当たり気体のチタン源約1体積部(1:
1)である。気体のチタン源対気体のシリコン源又は気
体の窒素源(いずれか量が多い方)の比は、体積部で約
1:10から約1:2の範囲とするのが好ましい。
【0018】それぞれの気体の反応物質源の個々の流
量、及び、全ガス流量の絶対量は、CVDチャンバの体
積に依存し、該チャンバの体積が大きくなれば、より大
きな流量が必要になる。例えば、35リットルのCVD
チャンバに関するそれぞれの気体反応物質の流量につい
ては、気体のTDEATを約1,300sccm(立方
センチメートル毎分(標準状態下))、アンモニアを約
13,000sccm、及び、シランを1,300sc
cmとすることができる。必要であれば、選択に応じて
キャリヤーガスを反応ガスに加えて、反応器を通る全ガ
ス流量を増大させることができる。
【0019】c.反応温度 蒸着反応の間の半導体基板の温度は、約100°Cと約
500°Cとの間の温度に維持されるのが好ましく、約
250°Cと約400°Cとの間の温度に維持されるの
がより好ましい。一般的には、そのような温度は、約3
50°Cに維持される。より小さな抵抗率を得るために
は、上述の温度範囲の中の高い方の温度が好ましいが、
堆積された障壁層の工程適用範囲を最大に維持するとい
う観点からは、上述の温度範囲の中の低い方の温度が好
ましい。
【0020】d.プラズマの使用 本発明のチタン/ケイ素窒化物の障壁層をCVD形成す
る間にプラズマを使用することは、選択的なものである
が、抵抗率を改善すると共に熱予算を低減するために低
い蒸着温度(例えば、約100°Cから約350°Cの
蒸着温度)を用いる場合には、特に望ましい。より高い
蒸着温度においては、プラズマは必要とされないが、通
常は、プラズマを使用すると、蒸着温度に関係無く、蒸
着膜の全体的な品質が向上する。そのようなプラズマの
パワーレベルは、約100ワットから約1,000ワッ
ト(35リットルの蒸着チャンバの中の6インチ(約1
5cm)の直径を有するシリコンウエーハに使用される
電力に等価の量として表現される)の範囲である。
【0021】e.反応圧力 CVD反応器の中の圧力は、蒸着の間に、約100ミリ
トールから約100トールの範囲内に維持することがで
きる。しかしながら、CVD蒸着がプラズマの存在下で
実行される場合(すなわち、プラズマCVD(PECV
Dの場合)には、上記圧力は、100ミリトールよりも
高い圧力(すなわち、少なくとも約1トールで、通常は
約30トール)に維持されるが好ましい。気体のチタン
源が有機物(例えば、TDMAT又はTDEAT)であ
る場合には、上記圧力は、プラズマを使用するか否かに
関係無く、少なくとも約1トールとすべきである。
【0022】f.蒸着時間及びTiSiN障壁層の厚さ 蒸着反応の時間は、蒸着させる障壁層の所望の厚さに依
存する。通常、これは、障壁層を通るアルミニウム及び
/又は銅の金属の拡散を阻止するために必要なTiSi
N障壁層の所望の量又は厚さに依存し、その理由は、そ
れが、バイアの中に障壁層を使用する主要な理由である
からである。上述のように、TiSiN障壁層の厚さ
は、約150オングストロームを超すべきではない。通
常、必要とされるTiSiN障壁層の最少量は、同程度
の拡散阻止を行うために従来のTiN障壁層に必要とさ
れる厚さの約半分である。しかしながら、TiSiN障
壁層の最小厚さは、少なくとも約40オングストローム
とすべきであって、少なくとも約75オングストローム
であるのが好ましい。バイア又は接点開口の直径が許容
する場合には、上記最小厚さは若干大きくなる。例え
ば、2,000オングストロームの直径を有するバイア
に関しては、本発明の障壁層を通るアルミニウム又は銅
の如き金属の拡散に対する所望のバリアをもたらすため
に、本発明の障壁層の厚さは、一般的に、約100オン
グストロームとすることができる。
【0023】g. 本発明の実施態様を更に説明すると、2つのシリコン基
板を以下のように処理することができる。ここで、上記
2つのシリコン基板は各々、その上に形成された同一の
集積回路構造と、該集積回路構造の上に形成された絶縁
層とを有しており、この絶縁層は、該絶縁層を通ってそ
の下のシリコン層まで伸長している、3,000オング
ストロームの直径を有する接点開口を有している。一方
の基板を本発明に従って処理して、本発明のTiSiN
障壁層を形成し、また、他方の基板を従来技術に従って
処理して、従来技術のTiN障壁層を形成した。
【0024】本発明によれば、第1の基板を35リット
ルのCVDチャンバの中のサセプタの上に設けて、約3
50°Cの温度まで加熱する。上記チャンバの中に、約
1,300sccmのTDEAT、約13,000sc
cmのアンモニア、及び、約1,300sccmのシラ
ンを流し、上記チャンバの中の圧力を約25トールに維
持しながら、上記チャンバの中でプラズマを約400ワ
ットのパワーレベルで生成させる。25秒後に、上記各
ガスの流れを遮断し、上記プラズマを消滅させる。これ
により、CVD銅の層が、通常のように上記構造の上に
蒸着されて、障壁層で被覆された接点を充填する。次
に、上記構造を切断してSEM(走査型電子顕微鏡)で
検査すると、本発明に従って形成された障壁層は、約1
00オングストロームの厚さを有し、上記障壁層の下及
び上にそれぞれ存在するシリコン層及びCVD銅層は、
本発明の障壁層を通って拡散していないことが分かる。
その結果生じたTiSiN膜の抵抗率の測定は、満足す
べき抵抗率である約450Ω/平方程度の低い抵抗率を
示す。
【0025】対照的に、従来技術を代表する第2の基板
を、同じ35リットルのCVDチャンバの中で、同じ約
350°Cの温度、及び、同じ圧力で処理することがで
きる。CVDチャンバの中に、約1,300sccmの
TDEAT、及び、約13,000sccmのアンモニ
アを流す(しかしシランは流さない)。この場合にも、
上記チャンバの中にプラズマを約400ワットのパワー
レベルで生成する。25秒後に、上記両方のガスの流れ
を遮断し、プラズマを消滅させる。その後、CVD銅の
層が、通常のように、上記構造の上に蒸着されて、障壁
層で被覆された接点を充填する。次に、上記構造を切断
して、SEM(走査型電子顕微鏡)で検査すると、従来
技術に従って形成されたTiN障壁層は、約100オン
グストロームの厚さを有し、上記従来技術のTiN障壁
層の下及び上にそれぞれ存在するSi層及びCVD銅層
の部分は、上記従来技術のTiN障壁層を通って拡散し
ていることが分かる。
【0026】従って、本発明は、絶縁層に形成されたバ
イア又は接点開口のための改善された障壁層を提供し、
この障壁層は、該障壁層の抵抗率に悪影響を与えたり、
厚い障壁層に伴う他の問題を生ずる恐れのある、過度に
厚い障壁層を用いることを必要とせずに、アルミニウム
及び/又は銅の如き基礎金属、あるいは、上記バイアの
中の充填金属が、本障壁層を通って拡散するのを阻止す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術の構造の一部の側方断面図であって、
この構造は、集積回路構造のバイアの中に形成された窒
化チタンの障壁層を有しており、この障壁層は、拡散を
阻止するに十分な厚さを有しているが、そのような厚さ
の増大の結果としてボイドを形成すると共に、基礎物質
と充填されたバイアの上にその後形成される金属相互接
続部との間の接触部の抵抗を許容できない程度に増大さ
せる。
【図2】本発明の構造の一部の側方断面図であって、こ
の構造は、集積回路構造のバイアの中に形成されたチタ
ン/ケイ素窒化物の障壁層を有しており、この障壁層
は、障壁物質によるボイドの形成を生じさせることなく
拡散を阻止するに十分な厚さを有している。
【図3】本発明のプロセスを示す流れ図である。
【符号の説明】
2 集積回路構造 4 露出面 10 絶縁層 12 バイア又は接点開口 30 障壁層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 チェイハイ・ワン アメリカ合衆国カリフォルニア州94087, サニーヴェール,ダンホルム・ウェイ 655 (72)発明者 ウィルバー・ジー・キャタベイ アメリカ合衆国カリフォルニア州95051, サンタ・クララ,ポメロイ 936

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 集積回路構造のバイア又は接点開口に使
    用される障壁層を形成する障壁層の形成方法であって、 (a) 絶縁層がその上に設けられており、該絶縁層に
    は1又はそれ以上のバイア又は接点開口が形成されてい
    る集積回路構造を半導体基板の上に準備する工程と、 (b) 前記半導体基板をCVDチャンバの中に入れる
    工程と、 (c) 前記チャンバの中に反応ガスを流入させる工程
    とを備えており、前記反応ガスは、(i)気体のチタン
    源と、(ii)気体のシリコン源と、(iii)気体の
    窒素源とを含んでおり、 これにより、前記バイア又は接点開口の表面にTiSi
    Nの障壁層を形成することを特徴とする障壁層の形成方
    法。
  2. 【請求項2】 請求項1の障壁層の形成方法において、
    前記気体のチタン源は、有機物の気体チタン源を含むこ
    とを特徴とする障壁層の形成方法。
  3. 【請求項3】 請求項2の障壁層の形成方法において、
    前記気体のシリコン源は、前記有機物の気体チタン源の
    有機物部分と反応して気体の副生物を形成することので
    きる物質を含み、これにより、前記チャンバの中に炭素
    質物質が堆積するのを阻止することを特徴とする障壁層
    の形成方法。
  4. 【請求項4】 請求項2の障壁層の形成方法において、
    前記気体のシリコン源は、組成式SiHnn-4を有して
    おり、nは0から4の整数であり、Xはハロゲンである
    ことを特徴とする障壁層の形成方法。
  5. 【請求項5】 請求項2の障壁層の形成方法において、
    前記気体の窒素源は、前記有機物の気体チタン源の有機
    物部分と反応して気体の副生物を形成することのできる
    物質を含み、これにより、前記チャンバの中に炭素質物
    質が堆積するのを阻止することを特徴とする障壁層の形
    成方法。
  6. 【請求項6】 請求項2の障壁層の形成方法において、
    前記気体の窒素源は、アンモニアを含むことを特徴とす
    る障壁層の形成方法。
  7. 【請求項7】 請求項1の障壁層の形成方法において、
    前記CVDチャンバに流入する前記気体のシリコン源対
    前記気体の窒素源の比が、体積割合で約1:100から
    約2:1の範囲であることを特徴とする障壁層の形成方
    法。
  8. 【請求項8】 請求項1の障壁層の形成方法において、
    前記CVDチャンバに流入する前記気体のチタン源対前
    記気体のシリコン源及び前記気体の窒素源の中の多い方
    の比が、体積割合で約1:20から約1:1の範囲であ
    ることを特徴とする障壁層の形成方法。
  9. 【請求項9】 請求項1の障壁層の形成方法において、
    前記CVDチャンバの中の前記シリコン基板を約100
    °Cから約500°Cの温度に維持しながら、前記蒸着
    を行うことを特徴とする障壁層の形成方法。
  10. 【請求項10】 請求項1の障壁層の形成方法におい
    て、前記CVDチャンバを約100ミリトールから約1
    00トールの圧力に維持しながら、前記蒸着を実行する
    ことを特徴とする障壁層の形成方法。
  11. 【請求項11】 請求項1の障壁層の形成方法におい
    て、35リットルのチャンバの中の6インチ(約15c
    m)の直径を有するウエーハに関して、前記チャンバの
    中のプラズマを約100ワットから約1,000ワット
    のパワーレベルに等価なパワーレベルに維持しながら、
    前記蒸着を前記CVDチャンバの中で実行することを特
    徴とする障壁層の形成方法。
  12. 【請求項12】 集積回路構造のバイア又は接点開口に
    使用される障壁層を形成する障壁層の形成方法であっ
    て、 (a) 絶縁層がその上に設けられており、該絶縁層に
    は1又はそれ以上のバイア又は接点開口が形成されてい
    る集積回路構造を半導体基板の上に準備する工程と、 (b) 約100ミリトールから約100トールの圧力
    に維持されたCVDチャンバの中で、前記半導体基板を
    約100°Cから約500°Cの温度に維持する工程
    と、 (c) 前記チャンバの中に反応ガスを流入させる工程
    とを備えており、前記反応ガスは、(i)有機物の気体
    チタン源と、(ii)該有機物の気体チタン源の有機物
    部分と反応して気体の副生物を形成することのできる気
    体のシリコン源と、(iii)前記有機物の気体チタン
    源の有機物部分と反応して気体の副生物を形成すること
    のできる気体の窒素源とを含んでおり、 (d) 選択に応じて、35リットルのチャンバにおけ
    る約100ワットから約1,000ワットのパワーレベ
    ルと等価のパワーレベルで前記チャンバの中にプラズマ
    を発生させる工程とを備えており、 これにより、前記バイア又は接点開口の表面にTiSi
    Nの障壁層を形成することを特徴とする障壁層の形成方
    法。
  13. 【請求項13】 請求項12の障壁層の形成方法におい
    て、前記気体のシリコン源は、組成式SiHnn-4を有
    しており、nは0から4の整数であり、Xはハロゲンで
    あることを特徴とする障壁層の形成方法。
  14. 【請求項14】 請求項12の障壁層の形成方法におい
    て、前記気体の窒素源は、アンモニアを含むことを特徴
    とする障壁層の形成方法。
  15. 【請求項15】 請求項12の障壁層の形成方法におい
    て、前記CVDチャンバに流入する前記シリコン源対前
    記窒素源の比が、体積割合で約1:100から約2:1
    の範囲であることを特徴とする障壁層の形成方法。
  16. 【請求項16】 請求項12の障壁層の形成方法におい
    て、前記CVDチャンバに流入する前記気体のチタン源
    対前記気体のシリコン源及び前記気体の窒素源の中の多
    い方の比が、体積割合で約1:20から約1:1の範囲
    であることを特徴とする障壁層の形成方法。
  17. 【請求項17】 請求項12の障壁層の形成方法におい
    て、前記有機物のチタン源は、TDMAT及びTDEA
    Tから成る群から選択されることを特徴とする障壁層の
    形成方法。
  18. 【請求項18】 集積回路構造のバイア又は接点開口に
    使用される障壁層を形成する障壁層の形成方法であっ
    て、 (a) 絶縁層がその上に設けられており、該絶縁層に
    は1又はそれ以上のバイア又は接点開口が形成されてい
    る集積回路構造を半導体基板の上に準備する工程と、 (b) 約100ミリトールから約100トールの圧力
    に維持されたCVDチャンバの中で、前記半導体基板を
    約100°Cから約500°Cの温度に維持する工程
    と、 (c) 前記チャンバの中に反応ガスを流入させる工程
    とを備えており、前記反応ガスは、(i)有機物の気体
    チタン源と、(ii)該有機物の気体チタン源の有機物
    部分と反応して気体の副生物を形成することのできる組
    成式SiHnn -4(nは0から4の整数、Xはハロゲ
    ン)を有する気体のシリコン源と、(iii)前記有機
    物の気体チタン源の有機物部分と反応して気体の副生物
    を形成することのできるアンモニアを含む気体の窒素源
    とを含んでおり、 (d) 選択に応じて、35リットルのチャンバの中の
    6インチ(約15cm)の直径を有するウエーハに関し
    て、約100ワットから約1,000ワットのパワーレ
    ベルと等価のパワーレベルで前記チャンバの中にプラズ
    マを発生させる工程とを備えており、 これにより、前記バイア又は接点開口の表面にTiSi
    Nの障壁層を形成することを特徴とする障壁層の形成方
    法。
  19. 【請求項19】 請求項18の障壁層の形成方法におい
    て、前記CVDチャンバに流入する前記シリコン源対前
    記窒素源の比が、体積割合で約1:5から約2:1の範
    囲であることを特徴とする障壁層の形成方法。
  20. 【請求項20】 請求項18の障壁層の形成方法におい
    て、前記CVDチャンバに流入する前記気体のチタン源
    対前記気体のシリコン源及び前記気体の窒素源の中の多
    い方の比が、体積割合で約1:10から約1:2の範囲
    であることを特徴とする障壁層の形成方法。
  21. 【請求項21】 絶縁層と、該絶縁層に形成された1又
    はそれ以上のバイア又は接点開口と、前記1又はそれ以
    上のバイア又は接点開口の表面に形成されたTiSiN
    の障壁層とを含む、半導体基板上に設けられた集積回路
    構造であって、 (a) 前記半導体基板をCVDチャンバの中に入れる
    工程と、 (b) 前記チャンバの中に反応ガスを流入させる工程
    とを備えていて、前記反応ガスが、(i)気体のチタン
    源、(ii)気体のシリコン源、及び、(iii)気体
    の窒素源を含んでおり、これにより、前記1又はそれ以
    上のバイア又は接点開口の表面にTiSiNの障壁層を
    形成する方法によって形成されることを特徴とする集積
    回路構造。
  22. 【請求項22】 請求項21の集積回路構造において、 (a) 前記気体のチタン源は、チタンの有機化合物で
    あり、 (b) 前記気体のシリコン源は、組成式SiHnn-4
    (nは0から4の整数、Xはハロゲン)を有しており、 (c)前記気体の窒素源は、アンモニアを含むことを特
    徴とする集積回路構造。
  23. 【請求項23】 請求項21の集積回路構造において、
    前記TiSiNの障壁層の厚さは、少なくとも40オン
    グストロームであって約150オングストロームを超え
    ないことを特徴とする集積回路構造。
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