JPH10208821A - 埋込型情報コンセント - Google Patents
埋込型情報コンセントInfo
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- JPH10208821A JPH10208821A JP1286697A JP1286697A JPH10208821A JP H10208821 A JPH10208821 A JP H10208821A JP 1286697 A JP1286697 A JP 1286697A JP 1286697 A JP1286697 A JP 1286697A JP H10208821 A JPH10208821 A JP H10208821A
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- plug
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- modular
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- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 レバー回動型のモジュラージャックを使用で
きる埋込型情報コンセントを得る。 【解決手段】 一端側にプラグ接続部5を形成し、他端
側にレバー3の回動によりツイストペアケーブル2を圧
接するケーブル成端部6を形成したモジュラージャック
4と、モジュラプラグ80とモジュラケーブル81を挿
通する開口71を有するプレート70と、壁面内でかつ
壁面に平行に位置するようモジュラジャック4を固定す
る固定手段と取付枠40への係合手段51とを具備する
アダプタ10、50と、前記アダプタ10、50及びプ
レート70を固定する取付枠40と、取付枠40を固定
すると共にツイストペアケーブル2の導入用の孔93を
具備するボックス90とからなる。
きる埋込型情報コンセントを得る。 【解決手段】 一端側にプラグ接続部5を形成し、他端
側にレバー3の回動によりツイストペアケーブル2を圧
接するケーブル成端部6を形成したモジュラージャック
4と、モジュラプラグ80とモジュラケーブル81を挿
通する開口71を有するプレート70と、壁面内でかつ
壁面に平行に位置するようモジュラジャック4を固定す
る固定手段と取付枠40への係合手段51とを具備する
アダプタ10、50と、前記アダプタ10、50及びプ
レート70を固定する取付枠40と、取付枠40を固定
すると共にツイストペアケーブル2の導入用の孔93を
具備するボックス90とからなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オフィスや住宅等
の屋内の情報配線に用いる情報コンセントに関する。
の屋内の情報配線に用いる情報コンセントに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、オフィス内等において、情報通信
用の端末機器等へ文字、音声、映像等の信号を伝送する
ための情報配線を壁面から引出しするには、情報コンセ
ントが用いられている。この情報コンセントは、図6に
示すような、モジュラジャック1を使用しており、アダ
プタ、取付枠、プレート及び埋込ボックスを用いて、壁
に埋め込んで使用することができるものであった。ま
た、モジュラジャック1とツイストペアケーブル2を接
続する工事は、ツイストペアケーブル2の絶縁被覆を剥
ぎながら芯線を挟み込む方法をとっているので、キャッ
プ状の専用の治具と、治具を押し込む汎用工具等を用い
る必要があった。
用の端末機器等へ文字、音声、映像等の信号を伝送する
ための情報配線を壁面から引出しするには、情報コンセ
ントが用いられている。この情報コンセントは、図6に
示すような、モジュラジャック1を使用しており、アダ
プタ、取付枠、プレート及び埋込ボックスを用いて、壁
に埋め込んで使用することができるものであった。ま
た、モジュラジャック1とツイストペアケーブル2を接
続する工事は、ツイストペアケーブル2の絶縁被覆を剥
ぎながら芯線を挟み込む方法をとっているので、キャッ
プ状の専用の治具と、治具を押し込む汎用工具等を用い
る必要があった。
【0003】そこで、図7に示すような、レバー3、3
を回動することによりツイストペアケーブルの被覆を剥
ぎながら圧接するタイプのモジュラジャック4が考案さ
れ、工具不要でツイストペアケーブルを簡単に接続でき
るようにしている。
を回動することによりツイストペアケーブルの被覆を剥
ぎながら圧接するタイプのモジュラジャック4が考案さ
れ、工具不要でツイストペアケーブルを簡単に接続でき
るようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のレバー回動接続
型のモジュラジャックを、壁面内へ埋め込んで取り付け
る場合、汎用の配線器具の取付枠を用いることができれ
ば至便である。しかし、この種のモジュラジャックを前
記取付枠へ取り付けるためのアダプタがないため、この
種のモジュラジャックを埋込型情報コンセントとして汎
用的に使用することができなかった。
型のモジュラジャックを、壁面内へ埋め込んで取り付け
る場合、汎用の配線器具の取付枠を用いることができれ
ば至便である。しかし、この種のモジュラジャックを前
記取付枠へ取り付けるためのアダプタがないため、この
種のモジュラジャックを埋込型情報コンセントとして汎
用的に使用することができなかった。
【0005】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、その目的とするところは、レバー回動
接続型のモジュラジャックに対応するアダプタを有する
埋込型情報コンセントを提供することにある。
なされたもので、その目的とするところは、レバー回動
接続型のモジュラジャックに対応するアダプタを有する
埋込型情報コンセントを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、請求項1記載の発明では、一端側にプラグ接続部
を形成し、他端側にレバーの回動によりツイストペアケ
ーブルを圧接するケーブル成端部を形成したモジュラジ
ャックと、モジュラプラグ及びプラグケーブルを挿通す
る開口を有するプレートと、壁面内でかつ壁面と平行に
位置するようにモジュラジャックを固定する固定手段と
取付枠への係合手段とを具備するアダプタと、前記アダ
プタ及びプレートを固定する取付枠と、取付枠を固定す
ると共にツイストペアケーブルの導入用の孔を具備する
ボックスとを有する。
めに、請求項1記載の発明では、一端側にプラグ接続部
を形成し、他端側にレバーの回動によりツイストペアケ
ーブルを圧接するケーブル成端部を形成したモジュラジ
ャックと、モジュラプラグ及びプラグケーブルを挿通す
る開口を有するプレートと、壁面内でかつ壁面と平行に
位置するようにモジュラジャックを固定する固定手段と
取付枠への係合手段とを具備するアダプタと、前記アダ
プタ及びプレートを固定する取付枠と、取付枠を固定す
ると共にツイストペアケーブルの導入用の孔を具備する
ボックスとを有する。
【0007】請求項2記載の発明では、アダプタは、プ
レートの開口に対応してプラグコードの収容部を有す
る。
レートの開口に対応してプラグコードの収容部を有す
る。
【0008】請求項3記載の発明では、プレートの開口
は、標準3個用モジュールの開口の下側2個相当部分を
開口している。
は、標準3個用モジュールの開口の下側2個相当部分を
開口している。
【0009】請求項4記載の発明では、アダプタは、モ
ジュラジャックを収容し固定するする第1アダプタと、
プラグコードの収容部、取付枠への係合手段、前記第1
アダプタを係合する係合手段とを具備する第2アダプタ
とで構成している。
ジュラジャックを収容し固定するする第1アダプタと、
プラグコードの収容部、取付枠への係合手段、前記第1
アダプタを係合する係合手段とを具備する第2アダプタ
とで構成している。
【0010】請求項5記載の発明では、第1アダプタの
両外側壁には、第2アダプタとの係合手段を設けて構成
している。
両外側壁には、第2アダプタとの係合手段を設けて構成
している。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態を図1乃至
図5に基づいて詳細に説明する。なお、従来例と実質的
に同じ機能を有する部材には同じ符号を付してある。
図5に基づいて詳細に説明する。なお、従来例と実質的
に同じ機能を有する部材には同じ符号を付してある。
【0012】モジュラジャック4(図3に示す)は、一
端側にプラグ接続部5を有し、他端側にケーブル成端部
6を有している。ケーブル成端部6は、レバー3,3
と、複数の端子片8,…8(図7参照)と、端子片8,
…8へツイストペアケーブル2を導くケーブル固定具7
とを有している。ケーブル固定具7には、複数の隔壁
9,…9(図7参照)が設けてある。この構造のモジュ
ラジャック4に、ツイストペアケーブル2を接続するに
は、ケーブル固定具7の隔壁9,…9間にツイストペア
ケーブル2を挿入し、レバー3,3を押しさげると、ケ
ーブル固定具7が下降し、ツイストペアケーブル2の薄
い内側の被覆が剥がれながら端子片8,…8に圧接され
電気的に接続されるのである。
端側にプラグ接続部5を有し、他端側にケーブル成端部
6を有している。ケーブル成端部6は、レバー3,3
と、複数の端子片8,…8(図7参照)と、端子片8,
…8へツイストペアケーブル2を導くケーブル固定具7
とを有している。ケーブル固定具7には、複数の隔壁
9,…9(図7参照)が設けてある。この構造のモジュ
ラジャック4に、ツイストペアケーブル2を接続するに
は、ケーブル固定具7の隔壁9,…9間にツイストペア
ケーブル2を挿入し、レバー3,3を押しさげると、ケ
ーブル固定具7が下降し、ツイストペアケーブル2の薄
い内側の被覆が剥がれながら端子片8,…8に圧接され
電気的に接続されるのである。
【0013】モジュラジャック4は、図4及び図5に示
すように、第1アダプタ10に収納するようになってい
る。第1アダプタ10は、ボディ20とカバー30によ
り形成してあり、ボディ20とカバー30は、それぞ
れ、モジュラージャック4をレバー3,3側と、プラグ
接続部5側から挟み込むように収納する。ボディ20の
両端部には、貫通する係合孔21、21が設けられ、カ
バー30の係合突起31、31が挿通して係合する。こ
の係合孔21、21と係合突起31、31は、ボディ2
0側を係合突起とし、カバー30側を係合孔とする構成
としてもよい。そして、カバー30の立脚片32、32
には、係合孔33、33が設けてあり、モジュラジャッ
ク4の係合突起60、60が係合する。ボディ20に
は、レバー3,3を操作可能なように、またツイストペ
アケーブル2を挿通可能なように窓22が設けてある。
すように、第1アダプタ10に収納するようになってい
る。第1アダプタ10は、ボディ20とカバー30によ
り形成してあり、ボディ20とカバー30は、それぞ
れ、モジュラージャック4をレバー3,3側と、プラグ
接続部5側から挟み込むように収納する。ボディ20の
両端部には、貫通する係合孔21、21が設けられ、カ
バー30の係合突起31、31が挿通して係合する。こ
の係合孔21、21と係合突起31、31は、ボディ2
0側を係合突起とし、カバー30側を係合孔とする構成
としてもよい。そして、カバー30の立脚片32、32
には、係合孔33、33が設けてあり、モジュラジャッ
ク4の係合突起60、60が係合する。ボディ20に
は、レバー3,3を操作可能なように、またツイストペ
アケーブル2を挿通可能なように窓22が設けてある。
【0014】次に、第2アダプタ50は、図1に示すよ
うに、プレート70の開口71に対応する位置に収納部
52を形成している。この収納部52は、前面を開放し
た箱状を呈し、モジュラプラグ80と、モジュラプラグ
80に接続したプラグケーブル81をモジュラジャック
4へ接続し、収納するためのスペースとなる。尚、収納
部52の上面53はモジュラプラグ80と相似形の開口
56が形成してある。更に、第2アダプタ50は上面5
3から2つの立設片54、54を立設している。この立
設片54、54には、第1アダプタ10のカバー30に
形成してある係合突起34,…34を、係合する溝5
5,…55が設けてある。また、取付枠40の溝41、
41に係合する突起51,…51を、第2アダプタ50
の両外側に4個づつ設けている。
うに、プレート70の開口71に対応する位置に収納部
52を形成している。この収納部52は、前面を開放し
た箱状を呈し、モジュラプラグ80と、モジュラプラグ
80に接続したプラグケーブル81をモジュラジャック
4へ接続し、収納するためのスペースとなる。尚、収納
部52の上面53はモジュラプラグ80と相似形の開口
56が形成してある。更に、第2アダプタ50は上面5
3から2つの立設片54、54を立設している。この立
設片54、54には、第1アダプタ10のカバー30に
形成してある係合突起34,…34を、係合する溝5
5,…55が設けてある。また、取付枠40の溝41、
41に係合する突起51,…51を、第2アダプタ50
の両外側に4個づつ設けている。
【0015】以上のように、第1アダプタ10と第2ア
ダプタ50で、アダプタを構成している。
ダプタ50で、アダプタを構成している。
【0016】次に、ボックス90は、上面、底面、背
面、両側面の5面を囲まれた箱状にしてあり、室内等の
壁に埋め込まれるものである。前記両側面のうち、図1
において左側の側面には、ねじ孔91、91が設けてあ
り、ねじ92、92により、柱等に固定される。またボ
ックス90は、ツイストペアケーブル2を挿通する孔9
3、93、93を上面と共に、底面、側面にそれぞれ設
けており、接続工事の際には、少なくとも3方向からツ
イストペアケーブル2を引き入れることができ、ボック
ス90に至る壁内の配線敷設工事の自由度を高くしたも
のである。またボックス90は、取付枠40をねじ止め
するための雌ねじ94、94を有している。
面、両側面の5面を囲まれた箱状にしてあり、室内等の
壁に埋め込まれるものである。前記両側面のうち、図1
において左側の側面には、ねじ孔91、91が設けてあ
り、ねじ92、92により、柱等に固定される。またボ
ックス90は、ツイストペアケーブル2を挿通する孔9
3、93、93を上面と共に、底面、側面にそれぞれ設
けており、接続工事の際には、少なくとも3方向からツ
イストペアケーブル2を引き入れることができ、ボック
ス90に至る壁内の配線敷設工事の自由度を高くしたも
のである。またボックス90は、取付枠40をねじ止め
するための雌ねじ94、94を有している。
【0017】取付枠40は、ボックス90の雌ねじ9
4、94へねじ43、43でねじ止めするための楕円孔
42、42を有している。さらに、取付枠40は、上部
と下部にプレート70を固定するための雌ねじ44、4
4を有している。
4、94へねじ43、43でねじ止めするための楕円孔
42、42を有している。さらに、取付枠40は、上部
と下部にプレート70を固定するための雌ねじ44、4
4を有している。
【0018】プレート70には、孔72、72が設けて
あり、ねじ73、73により取付枠40へねじ止めされ
る。更に、プレート70には、モジュラプラグ80及び
プラグケーブル81を挿通するための開口71を形成し
ている。この開口71は、配線器具で一般的に使用して
おり規格化されている大角形連用配線器具であって、そ
の3個モジュールに対応した開口の、下側2個相当面積
部分を開口して形成している。あるいは、前記標準3個
モジュール用プレートをそのまま用い、上側1個分にブ
ランクチップで目隠しして形成してもよい。
あり、ねじ73、73により取付枠40へねじ止めされ
る。更に、プレート70には、モジュラプラグ80及び
プラグケーブル81を挿通するための開口71を形成し
ている。この開口71は、配線器具で一般的に使用して
おり規格化されている大角形連用配線器具であって、そ
の3個モジュールに対応した開口の、下側2個相当面積
部分を開口して形成している。あるいは、前記標準3個
モジュール用プレートをそのまま用い、上側1個分にブ
ランクチップで目隠しして形成してもよい。
【0019】以上の構成部品においては、取付枠40
や、プレート70は、一般市販品を用いることができ、
新たに、第1アダプタ10と第2アダプタ50を新設す
るだけで、この種のモジュラジャック4を情報コンセン
トとして使用することができる。
や、プレート70は、一般市販品を用いることができ、
新たに、第1アダプタ10と第2アダプタ50を新設す
るだけで、この種のモジュラジャック4を情報コンセン
トとして使用することができる。
【0020】次に、接続の工事方法の一例について述べ
る。建物の壁内に配線されたツイストペアケーブル2
を、ボックス90の孔93、93、93の上面の孔93
から、ボックス90内へ引き入れておく。
る。建物の壁内に配線されたツイストペアケーブル2
を、ボックス90の孔93、93、93の上面の孔93
から、ボックス90内へ引き入れておく。
【0021】一方、モジュラジャック4のプラグ接続部
5側をカバー30内に挿入係合し、更にモジュラジャッ
ク4のケーブル成端部6側にボディ20を挿通して、ボ
ディ20をカバー30に係合する。こうして、第1アダ
プタ10のボティ20とカバー30にモジュラジャック
4を収納する。
5側をカバー30内に挿入係合し、更にモジュラジャッ
ク4のケーブル成端部6側にボディ20を挿通して、ボ
ディ20をカバー30に係合する。こうして、第1アダ
プタ10のボティ20とカバー30にモジュラジャック
4を収納する。
【0022】次に、ツイストペアケーブル2の外側の被
覆を剥がして内側の被覆だけにし、モジュラジャック4
のレバー3、3を操作して、ツイストペアケーブル2の
複数のより線をモジュラジャック4に圧接接続する。モ
ジュラジャック4を内装しかつツイストペアケーブル2
を接続した第1アダプタ10を、第2アダプタ50の溝
55,…55に、係合突起34,…34で係合する。
覆を剥がして内側の被覆だけにし、モジュラジャック4
のレバー3、3を操作して、ツイストペアケーブル2の
複数のより線をモジュラジャック4に圧接接続する。モ
ジュラジャック4を内装しかつツイストペアケーブル2
を接続した第1アダプタ10を、第2アダプタ50の溝
55,…55に、係合突起34,…34で係合する。
【0023】そして、第2アダプタ50を係合突起5
1,…51で取付枠40の溝41,…41に係合する。
1,…51で取付枠40の溝41,…41に係合する。
【0024】次に、取付枠40をボックス90にねじ止
めする。そしてプレート70を取付枠40にねじ止めす
る。
めする。そしてプレート70を取付枠40にねじ止めす
る。
【0025】以上の方法により、モジュラジャック4、
第1アダプタ10、第2アダプタ50、取付枠40、プ
レート70を用いて、ツイストペアケーブル2を、工具
を用いず簡単に接続工事することができる。工事施工後
の状態は、モジュラジャック4が壁面に対して平行で、
モジュラジャック4のプラグ接続部5が下向き状態に壁
埋込で取り付けられる。
第1アダプタ10、第2アダプタ50、取付枠40、プ
レート70を用いて、ツイストペアケーブル2を、工具
を用いず簡単に接続工事することができる。工事施工後
の状態は、モジュラジャック4が壁面に対して平行で、
モジュラジャック4のプラグ接続部5が下向き状態に壁
埋込で取り付けられる。
【0026】このように構成された情報コンセントに、
モジュラプラグ80を接続するには、モジュラプラグ8
0を、プレート70の開口71内へ挿通し、第2アダプ
タ50の収納部52のスペースを利用して、モジュラジ
ャック4のプラグ接続部5へ接続する。モジュラプラグ
80の接続後の状態は、モジュラプラグ80が完全に壁
内に埋め込まれ、プラグケーブル81も一部が壁内埋込
となり、壁から出たプラグケーブル81は、情報コンセ
ントから床方向になだらかに垂れ下がる状態になる。よ
って壁面の前方へモジュラプラグ80が突出することが
なく、プラグケーブル81だけが収納部52から引き出
された状態となる。よって、モジュラプラグ80を、誤
って引っかけて接続を外してしまったり、モジュラジャ
ック4を破損してしまうことが少なくなる。また、通
常、壁内におけるボックス90までの配線は、上方から
の場合が多く、ボックス90の上面の孔93からツイス
トペアケーブル2を引き入れた場合には、ツイストペア
ケーブル2をモジュラジャック4に接続するときに、ツ
イストペアケーブル2を無理に曲げて接続することがな
く、ツイストペアケーブル2に余分な力を加えることが
ない。よって、ツイストペアケーブルの断線などの事故
を少なくすることができ、信号伝送の信頼性を上げるこ
とができる。
モジュラプラグ80を接続するには、モジュラプラグ8
0を、プレート70の開口71内へ挿通し、第2アダプ
タ50の収納部52のスペースを利用して、モジュラジ
ャック4のプラグ接続部5へ接続する。モジュラプラグ
80の接続後の状態は、モジュラプラグ80が完全に壁
内に埋め込まれ、プラグケーブル81も一部が壁内埋込
となり、壁から出たプラグケーブル81は、情報コンセ
ントから床方向になだらかに垂れ下がる状態になる。よ
って壁面の前方へモジュラプラグ80が突出することが
なく、プラグケーブル81だけが収納部52から引き出
された状態となる。よって、モジュラプラグ80を、誤
って引っかけて接続を外してしまったり、モジュラジャ
ック4を破損してしまうことが少なくなる。また、通
常、壁内におけるボックス90までの配線は、上方から
の場合が多く、ボックス90の上面の孔93からツイス
トペアケーブル2を引き入れた場合には、ツイストペア
ケーブル2をモジュラジャック4に接続するときに、ツ
イストペアケーブル2を無理に曲げて接続することがな
く、ツイストペアケーブル2に余分な力を加えることが
ない。よって、ツイストペアケーブルの断線などの事故
を少なくすることができ、信号伝送の信頼性を上げるこ
とができる。
【0027】また、モジュラジャック4を壁面に対して
平行に配設したので、モジュラジャック4が壁内で専有
する奥行き方向の寸法を短くすることができ、ボックス
90の奥行きが短いものが選択できるので、壁内へのボ
ックス90の収納が容易である。
平行に配設したので、モジュラジャック4が壁内で専有
する奥行き方向の寸法を短くすることができ、ボックス
90の奥行きが短いものが選択できるので、壁内へのボ
ックス90の収納が容易である。
【0028】尚、本実施形態では、取付枠40は、プラ
スチック成形体で形成した所謂、絶縁ワンタッチ取付枠
の例を示したが、金属製の埋込取付枠を用いてもよい。
スチック成形体で形成した所謂、絶縁ワンタッチ取付枠
の例を示したが、金属製の埋込取付枠を用いてもよい。
【0029】また、第1アダプタ10はボディ20とカ
バー30に分けて構成したが、カバー30は、ボディ2
0に一体に形成したものでもよい。
バー30に分けて構成したが、カバー30は、ボディ2
0に一体に形成したものでもよい。
【0030】更に、本実施形態では、第1アダプタ10
を第2アダプタ50の上面に位置するように形成した
が、第1アダプタ10を第2アダプタ50の下面(底
面)に位置するように構成してもよい。その場合は、モ
ジュラプラグ80は、収納部52内において、下向き方
向でモジュラジャック4に接続されることになる。ま
た、第1アダプタ10を第2アダプタ50の両側面のい
ずれかに形成してもよい。その場合は、モジュラプラグ
80は、収納部52内において、横向き方向でモジュラ
ジャック4に接続されることになる。
を第2アダプタ50の上面に位置するように形成した
が、第1アダプタ10を第2アダプタ50の下面(底
面)に位置するように構成してもよい。その場合は、モ
ジュラプラグ80は、収納部52内において、下向き方
向でモジュラジャック4に接続されることになる。ま
た、第1アダプタ10を第2アダプタ50の両側面のい
ずれかに形成してもよい。その場合は、モジュラプラグ
80は、収納部52内において、横向き方向でモジュラ
ジャック4に接続されることになる。
【0031】また、プレート70の開口71は、配線器
具で一般的に使用している標準3コ用プレートの開口を
下2コ相当面積が開口している構成としたので、目隠し
となる、上1コ部分の背後に、モジュラジャック4を配
設でき、1連タイプの配線器具スペースを有効に使用す
ることができる。
具で一般的に使用している標準3コ用プレートの開口を
下2コ相当面積が開口している構成としたので、目隠し
となる、上1コ部分の背後に、モジュラジャック4を配
設でき、1連タイプの配線器具スペースを有効に使用す
ることができる。
【0032】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、レバー回
動接続型のモジュラジャックに対応し、かつ汎用の配線
器具の取付枠に取り付けることができるアダプタを有す
る壁埋込型情報コンセントが得られ、この種のモジュラ
ジャックを容易に壁埋込状態で取り付けることができる
効果を奏する。更に、モジュラプラグが壁面の前方へ突
出することがなく、プラグケーブルだけが収納部から引
き出された状態となるので、モジュラプラグを、誤って
引っかけて、接続を外してしまったり、破損してしまう
ことが少なくなり、ツイストペアケーブルの断線などの
事故を少なし、信号伝送の信頼性を上げることができ
る。
動接続型のモジュラジャックに対応し、かつ汎用の配線
器具の取付枠に取り付けることができるアダプタを有す
る壁埋込型情報コンセントが得られ、この種のモジュラ
ジャックを容易に壁埋込状態で取り付けることができる
効果を奏する。更に、モジュラプラグが壁面の前方へ突
出することがなく、プラグケーブルだけが収納部から引
き出された状態となるので、モジュラプラグを、誤って
引っかけて、接続を外してしまったり、破損してしまう
ことが少なくなり、ツイストペアケーブルの断線などの
事故を少なし、信号伝送の信頼性を上げることができ
る。
【0033】請求項2記載の発明によれば、請求項1の
効果に加えて、モジュラプラグを接続する際に、収容部
のスペースを利用して容易に接続することができる。
効果に加えて、モジュラプラグを接続する際に、収容部
のスペースを利用して容易に接続することができる。
【0034】請求項3記載の発明によれば、請求項1及
び請求項2の発明の効果に加えて、プレートの開口は、
規格化された大角形連用配線器具で、一般的に使用され
ている標準3個用プレートの開口の、下側2個相当部分
が開口している構成としたので、目隠しとなる、上側1
個モジュール部分の背後に、モジュラジャックを配設す
ることができるので、配線器具の3個モジュールのスペ
ースを有効に使用することができる。
び請求項2の発明の効果に加えて、プレートの開口は、
規格化された大角形連用配線器具で、一般的に使用され
ている標準3個用プレートの開口の、下側2個相当部分
が開口している構成としたので、目隠しとなる、上側1
個モジュール部分の背後に、モジュラジャックを配設す
ることができるので、配線器具の3個モジュールのスペ
ースを有効に使用することができる。
【0035】請求項4記載の発明によれば、請求項1の
効果に加えて、第1アダプタと第2アダプタを使用する
だけでモジュラージャックを壁面に対して平行でかつ壁
埋込状態で取り付けることができる効果を奏する。
効果に加えて、第1アダプタと第2アダプタを使用する
だけでモジュラージャックを壁面に対して平行でかつ壁
埋込状態で取り付けることができる効果を奏する。
【0036】請求項5記載の発明によれば、請求項4の
効果に加えて、第1アダプタと第2アダプタの固定を係
合により行え、工具を不要とすることができる効果を奏
する。
効果に加えて、第1アダプタと第2アダプタの固定を係
合により行え、工具を不要とすることができる効果を奏
する。
【図1】本発明の実施の形態の情報コンセントの分解斜
視図である。
視図である。
【図2】同上の情報コンセントを示し、(a)は側面
図、(b)は正面図である。
図、(b)は正面図である。
【図3】同上の情報コンセントに使用するモジュラジャ
ックの側面図である。
ックの側面図である。
【図4】同上の情報コンセントに使用するモジュラジャ
ックとカバーの分解斜視図である。
ックとカバーの分解斜視図である。
【図5】本発明の実施の形態の第1アダプタとモジュラ
ジャックの組立図である。
ジャックの組立図である。
【図6】従来例のモジュラジャックの斜視図である。
【図7】レバー回動型のモジュラジャックの斜視図
(a)、(b)である。
(a)、(b)である。
2 ツイストペアケーブル 3 レバー 4 モジュラジャック 5 プラグ接続部 6 ケーブル成端部 10 第1アダプタ 33 固定手段 34 固定手段 40 取付枠 50 第2アダプタ 51 係合手段 52 収容部 55 固定手段 60 固定手段 70 プレート 71 開口 80 モジュラプラグ 81 プラグケーブル 90 ボックス 93 孔
Claims (5)
- 【請求項1】 一端側にプラグ接続部を形成し、他端側
にレバーの回動によりツイストペアケーブルを圧接する
ケーブル成端部を形成したモジュラジャックと、モジュ
ラプラグ及びプラグケーブルを挿通する開口を有するプ
レートと、壁面内でかつ壁面と平行に位置するようモジ
ュラジャックを固定する固定手段と取付枠への係合手段
とを具備するアダプタと、前記アダプタ及びプレートを
固定する取付枠と、取付枠を固定すると共にツイストペ
アケーブル導入用の孔を具備するボックスとからなる埋
込型情報コンセント。 - 【請求項2】 前記アダプタは、プレートの開口に対応
してプラグコードの収容部を有する請求項1記載の埋込
型情報コンセント。 - 【請求項3】 前記プレートの開口は、標準3個用モジ
ュールの開口の下側2個相当部分を開口した請求項2記
載の埋込型情報コンセント。 - 【請求項4】 前記アダプタは、モジュラジャックを収
容し固定するする第1アダプタと、プラグコードの収容
部、取付枠への係合手段、第1アダプタを係合する係合
手段とを具備する第2アダプタとで構成してなる請求項
1記載の埋込型情報コンセント。 - 【請求項5】 前記第1アダプタの両外側壁には、第2
アダプタとの係合手段を設けて構成してなる請求項4記
載の埋込型情報コンセント。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1286697A JPH10208821A (ja) | 1997-01-27 | 1997-01-27 | 埋込型情報コンセント |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1286697A JPH10208821A (ja) | 1997-01-27 | 1997-01-27 | 埋込型情報コンセント |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10208821A true JPH10208821A (ja) | 1998-08-07 |
Family
ID=11817343
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1286697A Withdrawn JPH10208821A (ja) | 1997-01-27 | 1997-01-27 | 埋込型情報コンセント |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10208821A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102593772A (zh) * | 2011-01-13 | 2012-07-18 | Abb股份公司 | 家庭和楼宇系统技术的电气/电子暗装安装设备 |
-
1997
- 1997-01-27 JP JP1286697A patent/JPH10208821A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102593772A (zh) * | 2011-01-13 | 2012-07-18 | Abb股份公司 | 家庭和楼宇系统技术的电气/电子暗装安装设备 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040406 |