JPH10208797A - フラットハーネス用ジャンクションコネクタ - Google Patents

フラットハーネス用ジャンクションコネクタ

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JPH10208797A
JPH10208797A JP9008799A JP879997A JPH10208797A JP H10208797 A JPH10208797 A JP H10208797A JP 9008799 A JP9008799 A JP 9008799A JP 879997 A JP879997 A JP 879997A JP H10208797 A JPH10208797 A JP H10208797A
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JP
Japan
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junction
pitch
connector
housing
bar
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Application number
JP9008799A
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English (en)
Inventor
Takehisa Ide
剛久 井出
Nobumasa Misaki
信正 見崎
Kazuo Enomoto
一男 榎本
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Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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  • Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)
  • Multi-Conductor Connections (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 配線を任意に組み替えることができると共
に、ジャンクションバーとハウジングとの固定力の向上
を図ることができるフラットハーネス用ジャンクション
コネクタを提供する。 【解決手段】 ジャンクションコネクタは上部ハウジン
グ1と、この上部ハウジング1と係合される下部ハウジ
ング2とを有する。下部ハウジング2の底面には複数の
係合用孔3が第1方向にピッチL3で複数個配列された
列が複数個並列配列されている。また、係合用孔3が複
数個配列されている第1方向に平行な列の間には、仕切
部4が第1方向に直交する方向に1又は複数列に配列さ
れている。そして、ジャックションバー5が下部ハウジ
ング2に固定される。このジャンクションバー5におい
ては、上辺には電線接続用圧入端子5a、5bが形成さ
れ、下辺には突起6a、6bが形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等に使用さ
れるフラットハーネス用ジャンクションコネクタに関
し、特に、汎用的にフラットハーネスの回路を組み替え
ることができるフラットハーネス用ジャンクションコネ
クタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のジャンクションコネクタの構造と
して、特願平6−103122公報に記載された構造が
ある。図6は従来のフラットハーネス用ジャンクション
コネクタの構造を示す模式図であり、図7は、このジャ
ンクションコネクタをフラットケーブルに係合する状態
を示す模式図である。また、図8はこのジャンクション
コネクタを用いたフラットハーネスの回路の組み替えを
示す概念図である。ジャンクションコネクタ25は上部
ハウジング32と下部ハウジング31とを有する。下部
ハウジング31内には、中央部に複数の圧接バスバー2
9(図示例は5個)が配設され、四隅には突起33が配
設されている。これらの圧接バスバー29は帯状部27
と、その両側辺の端部に配設された圧接端子30、40
とを有し、これらの圧接端子30、40の先端は、V字
又はU字形に形成されている。また、これらの圧接バス
バー29は、その長さが全て等しくL2であり、長手方
向に間隔L1ずれて並列配置されている。更に、上部ハ
ウジング32の四隅には突起33に整合する位置に孔3
4が形成されている。これらの突起33が孔34に挿通
されることにより、上部ハウジング32と下部ハウジン
グ31とが係合されてジャンクションコネクタ25が構
成される。
【0003】このようにして構成されたフラットハーネ
ス用コネクタにおいては、先ず、複数の電線21が絶縁
被覆されて電線ピッチL1で並列配置されたフラットケ
ーブルを下部ハウジング31に押し込むことにより、突
起33が電線21間を貫通する。そうすると、圧接バス
バー29の圧接端子30、40は、夫々、所定位置にて
電線21を挟持し、各位置の絶縁被覆を破って、内部の
導体と接触する。その後、図6に示すように、下部ハウ
ジング31の突起33を上部ハウジング32の孔34に
挿入し、孔34から外側に突出した突起33を溶融させ
て溶融部35を形成することにより、突起33が孔34
から抜けでないように係止される。これにより、例え
ば、図8に示すように、圧接バスバー29の一方の圧接
端子40をコネクタ22に接続される電線21上に配置
すると共に、他方の圧接端子30をコネクタ23に接続
される電線21上に配置するように、ジャンクションコ
ネクタ25をフラットケーブルの所定の位置に取り付け
ると、コネクタ22及びコネクタ23間を電気的に接続
することができる。また、フラットケーブルの一括接続
が可能なため、作業効率を向上させることができる。
【0004】従来の第2のジャンクションコネクタとし
て特開平4−14706公報に記載された構造がある。
図9は従来の第2のジャンクションコネクタの構造を示
す模式図である。このジャンクションコネクタは、合成
樹脂絶縁体からなる回路基板50を有し、その上面に
は、複数のスリット孔51が並設されている。このスリ
ット孔51にはジャンクションバー52が挿入される。
このジャンクションバー52には、長手方向の両端部又
は片端部に端子53が形成されており、ジャンクション
バー52の一方の側辺には、スロット孔を有する圧接端
子54が外側に延出して形成されている。
【0005】このようにして構成されたジャンクション
バー52は、圧接端子54を上にして、回路基板50の
スリット孔51に挿入される。また、この回路基板50
の両端面には、夫々、第1テール部55及び第2テール
部56が形成されており、これらの第1テール部55及
び第2テール部56は、夫々、第1コネクタ60及び第
2コネクタ61に挿通される。第1コネクタ60はハウ
ジング62を有し、このハウジング62内部にスリット
孔51のピッチで複数の端子収容部63が並列形成され
ている。これらの端子収容部63にはジャンクションバ
ーの端子53と対応する形状の中継端子65が挿着され
ている。また、この第1コネクタの両側面の回路基板5
0側の端部には、夫々、孔が形成されたロックアーム6
6a、66bが配設されている。
【0006】このように構成された第1コネクタ60は
第1テール部55の上に配置し、第1テール部側の両側
面上に形成された突起67a、67bを、夫々、ロック
アーム66a、66bに係合させると共にジャンクショ
ンバー52の端子53を端子収納部63に挿入すること
により、第1コネクタ60が回路基板50に挿着され
る。第2コネクタ61もハウジング70を有し、このハ
ウジング70内部には、複数の端子収容部71が形成さ
れ、これらの端子収容部71の底部には孔72が形成さ
れている。このように構成された第2コネクタの挿通孔
72に第2テール部56を挿通することにより、第2コ
ネクタ61が回路基板50に挿着される。
【0007】このようにして構成されたジャンクション
コネクタにおいては、被覆電線21を圧接端子54に配
置し圧力を加えることにより、第1コネクタ端子及び第
2コネクタ端子間の接続を行う。また、ジャンクション
バー52上に形成された圧接端子54の位置及び圧接端
子54の数を種々に変更させたジャンクションバー52
を用意し、これらのジャンクションバー52を任意の位
置のスリット孔51に挿入することにより、フラットハ
ーネス内の配線を組み替えることができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の従来のジャンクションコネクタには以下に示す欠点が
ある。先ず、図6に示す従来のジャンクションコネクタ
においては、圧接バスバー29を下部ハウジング31に
固定する場合、接着剤等による接着又は凸凹嵌合によ
り、帯状部27と下部ハウジング31とを固定してい
る。そのため、凸凹嵌合による固定では、帯状部27と
下部ハウジング31との嵌合接触部分が小さいので、固
定力が低くなり、接着による固着では、作業が困難であ
り生産性が低くなるという欠点がある。また、圧接端子
30の延出方向に直交する方向の荷重が圧接端子30に
印加されると、下部ハウジング31上には転倒防止用の
受けがないため、圧接端子30が容易に倒れてしまうと
いう欠点がある。更に、ジャンクションバーの両端部の
圧接端子30、40間の距離は、L2で一定であるた
め、汎用的にフラットハーネスの配線を組み替えること
ができないという欠点がある。
【0009】図9に示す従来の第2のジャンクションコ
ネクタにおいては、ジャンクションバー52は回路基板
50上のスリット孔51に圧入固定されているだけであ
る。このため、これらのジャンクションバー52及び回
路基板50間の固定力が低下するという欠点がある。ま
た、ジャンクションバー52は細長いスリット孔51に
挿入されているため、このスリット孔51に2つのジャ
ンクションバー52が挿入された場合に、水等が侵入す
ると、毛細管現象によりスリット孔51を通じて水が移
動し、ジャンクションバー54に電気化学的腐食が発生
するという欠点がある。
【0010】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、配線の回路を任意に組み替えることができ
ると共に、ジャンクションバーとハウジングとの固定力
の向上を図ることができるフラットハーネス用ジャンク
ションコネクタを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係るフラットハ
ーネス用ジャンクションコネクタは、ハウジングの底部
に配置され第1方向に第1のピッチで複数個配列された
複数列の係合用孔が形成された基部と、前記係合用孔に
挿入される突起及び電線接続用圧接端子が形成されたジ
ャンクションバーと、前記第1方向に延びこの第1方向
に直交する方向に1又は複数列配設された仕切部とを有
することを特徴とする。
【0012】また、前記第1のピッチは電線ピッチの整
数倍であり、前記突起は前記第1のピッチの整数倍の間
隔で1又は複数個設けられており、前記電線接続用圧接
端子は電線ピッチの整数倍の間隔で複数個設けられてお
り、前記ジャンクションバーの電線接続用圧接端子と前
記突起とのピッチが電線ピッチの整数倍であることが好
ましい。更に、前記ハウジングの底部の両側部には溝が
形成されており、この溝の底部には排水用孔が形成され
ていることが好ましい。
【0013】本発明においては、ハウジング内には、第
1のピッチで複数個配列された複数列の係合用孔が形成
されていると共に、ジャンクションバーには電線接続用
圧接端子及び突起が形成されている。このため、電線接
続用圧接端子を電線の所定位置に挟持して突起を係合用
孔に挿入することにより、複数個のジャンクションバー
がフラットケーブルを挟持してハウジング内に固定され
る。また、第1方向に延び、この第1方向に直交する方
向に1又は複数列に仕切部が配設されているので、ジャ
ンクションバーに外力が印加されても倒れてしまうこと
がない。従って、ジャンクションバーとハウジングとの
固定力を向上させることができる。
【0014】更に、請求項2のように、第1ピッチを電
線ピッチの整数倍にし、ジャンクションバーに形成され
た電線接続用圧接端子を電線ピッチの整数倍の間隔で複
数個設けると共に、突起を係合用孔ピッチの整数倍の間
隔で1又は複数個設け、これらの電線接続用圧接端子と
突起とのピッチを電線ピッチの整数倍にすると、種々の
形状のジャンクションバーを複数個でフラットケーブル
を挟持してハウジング内に固定することができるので、
フラットハーネスの配線を任意に組み替えることができ
る。
【0015】更にまた、請求項3のように、ハウジング
の底部の両側部には溝が形成されており、この溝の底部
には排水用孔が形成されていると、ハウジング内に水等
が侵入しても、確実に排水することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について、
添付の図面を参照して具体的に説明する。図1は本発明
の実施例に係るジャンクションコネクタの構造を示す模
式的分解図である。図3は図1の第1方向に平行なX−
X線の断面図であり、図4は図2の第2方向(第1方向
に直交する方向)に平行なY−Y線の断面図である。ジ
ャンクションコネクタは上部ハウジング1と下部ハウジ
ング2とを有する。図2は図1に示す下部ハウジング2
の構造を拡大した模式図である。下部ハウジング2内の
底部には複数の係合用孔3が第1方向にピッチL3で複
数個配列された列が複数個並列配列されている。また、
係合用孔3が複数個配列されている第1方向に平行な列
の間には、仕切部4が第1方向に直交する第2方向に1
又は複数列に配設されている。なお、このピッチL3は
図2においてはフラットケーブルの電線ピッチZと等し
くしてあるが、電線ピッチの整数倍であってもよい。そ
して、ジャックションバー5が下部ハウジング2に固定
される。このジャンクションバー5においては、上辺の
両端部には2つのU字形の電線接続用圧接端子5a、5
bが形成され、下辺には2つの突起6a、6bが形成さ
れている。これらの2つの接続用圧接端子6a、6bの
ピッチは電線ピッチZの整数倍であり、2つの突起6
a、6bのピッチは係合用孔3のピッチL3の整数倍で
ある。
【0017】なお、本発明においては、ジャンクション
バー5の形状は図1、2に示すものに限定せず、種々の
形状のジャンクションバーをジャンクションコネクタに
固定することができる。即ち、ジャンクションバーにお
いて、突起はピッチL3の整数倍の間隔で1又は複数個
設けられており、電線接続用圧接端子は電線ピッチZの
整数倍の間隔で複数個設けられており、これらの電線接
続用圧接端子と突起とのピッチが電線ピッチZの整数倍
であればよい。図5(a)、(b)、(c)は上述の条
件を満足したジャンクションバーを示す図である。図5
(a)はジャンクションバーに突起が1個、電線接続用
圧接端子が2個設けられている場合で、電線接続用圧接
端子と突起とのピッチB1、B2が電線ピッチZの整数
倍である。また、図5(b)はジャンクションバーに突
起が2個、電線接続用圧接端子が2個設けられている場
合である。更に、図5(c)はジャンクションバーに突
起が2個、電線接続用圧接端子が3個設けられている場
合である。そして、これらのジャンクションバーを1又
は複数個ジャンクションコネクタに固定することができ
る。
【0018】そして、第1方向と平行にジャンクション
バー5を仕切部4の間に挿入しつつ、突起6a、6bを
係合孔3に挿入することにより、ジャンクションバー5
が下部ハウジング2に固定される。また、下部ハウジン
グ2内には、第1方向の両側部に溝7、8が形成され、
この溝7、8の底面の端部には、夫々、排水用のドレイ
ン孔9、10が形成されている。そして、この溝7、8
にグリース11が封入される。更に、下部ハウジング2
の両端面の両隅には、孔を有する係合用貫通部12が延
出形成されている。
【0019】一方、上部ハウジング1の両端面の両隅に
は係合用突起部13が配設されており、一方側の端部に
は防水用の傘14が配設されている。
【0020】このようにして構成されたジャンクション
コネクタにおいて、複数の電線が絶縁被覆されて電線ピ
ッチZで並列配置されたフラットケーブルの所定位置を
ジャンクションバーの圧接端子5a、5bに配置する。
図3、4に示すように、フラットケーブルの電線21は
複数の導体21a及びこれらの導体21aを覆う絶縁被
膜21bとから構成されている。その後、フラットケー
ブル上に上部ハウジング1を配置して圧入固定すると、
ジャンクションバー5は所定位置にて電線21を挟持
し、その位置の絶縁被覆21bを破って内部の導体21
aと接触する。これにより一方のコネクタに接続された
電線21が他方のコネクタに接続された電線21と電気
的に接続される。そして、係合用突起部13が係合用貫
通部12に入り込み、上部ハウジング1及び下部ハウジ
ング2が係合される。
【0021】本実施例のジャンクションコネクタによれ
ば、下部ハウジング2の底部にはピッチL3で複数個配
列された複数列の係合用孔3が形成されていると共に、
ジャンクションバー5には電線接続用圧接端子5a、5
b及び突起6a、6bが形成されている。そのため、電
線接続用圧接端子を電線の所定位置に挟持してジャンク
ションバーの突起6a、6bを前記係合用孔3に挿入す
ることにより複数のジャンクションバーがフラットケー
ブルを挟持して下部ハウジング2に固定される。また、
第1方向に直交する第2方向に仕切部4が配置されてい
るので、ジャンクションバー5に外力が印加されても、
倒れてしまうことがない。従って、ジャンクションバー
5と下部ハウジング2との固定力を向上させることがで
きる。更に、ジャンクションバー5を固定している仕切
部4は第1方向に直交する方向に1又は複数列配列され
ているので、水等がハウジング内に侵入しても毛細管現
象が起こらず、ジャンクションバー5に電気化学的腐食
が発生することを防止することができる。更にまた、ピ
ッチL3を電線ピッチZの整数倍にし、ジャンクション
バーに形成される電線接続用圧接端子と突起とのピッチ
を電線ピッチZの整数倍にし、ジャンクションバー5に
設けられる電線用圧接端子のピッチを電線ピッチの整数
倍にすると共に突起のピッチを係合用孔ピッチL3の整
数倍にすると、複数のジャンクションバーに設けられた
1又は複数の電線用圧接端子は、所定位置にてフラット
ケーブルの電線を挟持する。従って、フラットケーブル
を挟んで複数のジャンクションバーをハウジング内に固
定することができるので、任意の1又は複数種の形状の
ジャンクションバーを1又は複数個、下部ハウジング2
に固定することによりフラットハーネスの配線を任意に
組み替えることができる。更にまた、上部ハウジング1
には傘14が配設されているので、水の侵入を防ぐ。そ
れに加え、下部ハウジング2の両側部には溝7、8が形
成されており、この溝の底部には排水用の孔9、10が
形成されており、グリース11が封入されているので、
ハウジング内に侵入した水を配線部材に影響を及ぼすこ
となく、確実に排水することができる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、ハウジング内に
は、第1のピッチで複数個配列された複数列の係合用孔
が形成されていると共に、ジャンクションバーには電線
接続用圧接端子及び突起が形成されている。このため、
電線接続用圧接端子を電線の所定位置に挟持してジャン
クションバーの突起を係合用孔に挿入することにより複
数のジャンクションバーがフラットケーブルを挟持して
ハウジング内に固定される。
【0023】また、ハウジング内には、第1方向に延
び、この第1方向に直交する方向に仕切部が配置されて
いるのでジャンクションバーに外力が印加されても倒れ
てしまうことがない。従って、ジャンクションバーと下
部ハウジングとの固定力を向上させることができる。
【0024】更に、ジャンクションバーを固定している
仕切部は第1方向に直交する方向に1又は複数列配設さ
れているので、水等がハウジング内に侵入しても毛細管
現象が起こらず、ジャンクションバーに電気化学的腐食
が発生することを防止することができる。
【0025】更にまた、請求項2のように、第1ピッチ
を電線ピッチの整数倍にし、ジャンクションバーに形成
された電線接続用圧接端子を電線ピッチの整数倍の間隔
で複数個設けると共に、突起を係合用孔ピッチの整数倍
の間隔で1又は複数個設け、これらの電線接続用圧接端
子と突起とのピッチを電線ピッチの整数倍にすると、種
々の形状の複数個のジャンクションバーをフラットケー
ブルを挟持することができるので、フラットハーネスの
配線を任意に組み替えることができる。
【0026】更にまた、請求項3のように、ハウジング
の底部の両側部に溝を形成し、この溝の底部に排水用孔
を形成すると、ハウジング内に水等が侵入しても、確実
に排水することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るフラットハーネス用ジャンクショ
ンコネクタの構造を示す模式図である。
【図2】本発明に係るハウジングの構造を拡大して示す
模式図である。
【図3】本発明に係るフラットハーネス用ジャンクショ
ンコネクタの構造を示す断面図である。
【図4】本発明に係るフラットハーネス用ジャンクショ
ンコネクタの構造を示す断面図である。
【図5】(a)は本発明の実施例に係るフラットハーネ
ス用ジャンクションコネクタに固定される他のジャンク
ションバーの構造を示す模式図であり、(b)は同じく
他のジャンクションバーの構造を示す模式図であり、
(c)は同じくジャンクションバーの構造を示す模式図
である。
【図6】従来のフラットハーネス用ジャンクションコネ
クタの構造を示す模式図である。
【図7】従来のフラットハーネス用ジャンクションコネ
クタの係合状態を示す模式図である。
【図8】従来のフラットハーネス用ジャンクションコネ
クタを用いたフラットハーネスの配線の組み替えを示す
模式図である。
【図9】従来の第2のフラットハーネス用ジャンクショ
ンコネクタの構造を示す模式図である。
【符号の説明】
1、32;上部ハウジング 2、31;下部ハウジング 3;係合用孔 4;仕切り部 5、29、52;ジャンクションバー 5a、5b、30、40、54;電線接続用圧接端子 6a、6b;突起 7、8;溝 9、10;排水用ドレイン孔 11;グリース 12、34;係合用貫通部 13、33;係合用突起部 14;傘 21;電線 22、23、60、61;コネクタ 50;回路基板 51;スリット孔 55、56;テール部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングの底部に配置され第1方向に
    第1のピッチで複数個配列された複数列の係合用孔が形
    成された基部と、前記係合用孔に挿入される突起及び電
    線接続用圧接端子が形成されたジャンクションバーと、
    前記第1方向に延びこの第1方向に直交する方向に1又
    は複数列配設された仕切部とを有することを特徴とする
    フラットハーネス用ジャンクションコネクタ。
  2. 【請求項2】 前記第1のピッチは電線ピッチの整数倍
    であり、前記突起は前記第1のピッチの整数倍の間隔で
    1又は複数個設けられており、前記電線接続用圧接端子
    は電線ピッチの整数倍の間隔で複数個設けられており、
    前記ジャンクションバーの電線接続用圧接端子と前記突
    起とのピッチが電線ピッチの整数倍であることを特徴と
    する請求項1に記載のフラットハーネス用ジャンクショ
    ンコネクタ。
  3. 【請求項3】 前記ハウジングの底部の両側部には溝が
    形成されており、この溝の底部には排水用孔が形成され
    ていることを特徴とする請求項1又は2に記載のフラッ
    トハーネス用ジャンクションコネクタ。
JP9008799A 1997-01-21 1997-01-21 フラットハーネス用ジャンクションコネクタ Pending JPH10208797A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018109708A1 (en) * 2016-12-15 2018-06-21 3M Innovative Properties Company Wire container, connector assembly, and water-resistant connector

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