JPH10208517A - 商用電源信号灯 - Google Patents

商用電源信号灯

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Publication number
JPH10208517A
JPH10208517A JP9011257A JP1125797A JPH10208517A JP H10208517 A JPH10208517 A JP H10208517A JP 9011257 A JP9011257 A JP 9011257A JP 1125797 A JP1125797 A JP 1125797A JP H10208517 A JPH10208517 A JP H10208517A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
commercial power
power supply
filament
signal lamp
light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9011257A
Other languages
English (en)
Inventor
Minoru Iguchi
穣 井口
Satoshi Suzuki
聡 鈴木
Tadashi Kawachi
正 河内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Stanley Electric Co Ltd
Original Assignee
Stanley Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Stanley Electric Co Ltd filed Critical Stanley Electric Co Ltd
Priority to JP9011257A priority Critical patent/JPH10208517A/ja
Publication of JPH10208517A publication Critical patent/JPH10208517A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の商用電源信号灯においては、光源とな
る白熱電球のフィラメントが100V定格のものである
ので大型化し、反射鏡の焦点に配置して平行光線を得る
ときに充分な変換効率が得られない問題点を生じてい
る。 【解決手段】 本発明により、商用電源信号灯1には、
商用電源ACを三端子型サイリスタ4aで位相制御を行
うことで商用電源ACよりも低電圧の適宜な実効電圧を
有する脈流PWに変換する電源制御装置4が設けられ、
光源2は脈流PWの実効電圧に対応する仕様のフィラメ
ント2aとされている商用電源信号灯1とすることで、
低電圧化によりフィラメントの小型化を可能とし、反射
鏡3の焦点に配置される発光面積を小型化して平行光線
への変換効率を高め課題を解決するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば道路交通用
の信号灯など、光源が商用電源(電圧100V、周波数
50/60Hzの交流)で点灯され、且つ、回転放物面
など焦点を有する反射鏡が設けられた信号灯に係るもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の商用電源信号灯90の構
成の例を示すものが図3であり、この商用電源信号灯9
0においては、市街地、山間部など何れの場所でも容易
に点灯が行えるように、電源としては商用電源AC(交
流100V)を使用することが規定され、従って、光源
91の白熱電球としては100V仕様のものが採用され
ている。尚、この種の信号灯90においては回転放物面
など焦点を有する反射鏡92が用いられ、焦点に置かれ
た前記光源91からの光を所定方向に平行光として反射
し、信号灯90としての告知距離を得るものとされてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た従来の信号灯90においては、電源を商用電源とした
ことで、光源91である白熱電球のフィラメント91a
は、線径が極めて細く、且つ、フィラメント長が長いも
のとなり、結果的にはコイル状に形成した後にも発光面
積が大きいものとなっている。
【0004】ここで、前記した回転放物面などの反射鏡
92は、焦点に置かれるフィラメント91aの発光面積
が小さいほどに、平衡光線など期待する状態に近づく反
射光が得られる効率が高まるものであるので、フィラメ
ント91aの発光面積が大きい従来の信号灯具90にお
いては放散光を多く含むものとなって、告知を目的とす
る方向への照射効率が低下する問題点を生じている。
【0005】また、フィラメント91aの線径が細い
と、外部からの振動、衝撃に対する機械的強度が不足し
使用途上或いは輸送途上において、これら振動、衝撃に
よる断線を生じ易くなると共に、点灯時の発熱によるフ
ィラメント91aの蒸発に対しても余裕度が少なく、寿
命が短命化する問題点も生じるものとなり、これらの点
の解決が課題とされるものとなっている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記した従来
の課題を解決するための具体的手段として、商用電源で
光源が点灯される商用電源信号灯において、前記商用電
源信号灯には、前記商用電源を三端子型サイリスタで位
相制御を行うことで前記商用電源よりも低電圧の適宜な
実効電圧を有する脈流に変換する電源制御装置が設けら
れ、前記光源は前記脈流の実効電圧に対応するフィラメ
ント仕様とされていることを特徴とする商用電源信号灯
を提供することで課題を解決するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明を図に示す実施形
態に基づいて詳細に説明する。図1に符号1で示すもの
は商用電源信号灯(以下、信号灯1と略称する)であ
り、この信号灯1は、白熱電球である光源2が100V
/50Hzなど商用電源ACに接続され、点滅などによ
り信号の告知が行われるものである点は従来例のものと
同様である。
【0008】また、前記信号灯1には、前記光源2を焦
点とする回転放物面などとした反射鏡3が設けられ、前
記光源2からの光を平行光線として反射し、この信号灯
1が告知を目的とする方向への収束度を高め、これによ
り長い到達距離を得るものとされている点も従来例のも
のと同様である。
【0009】ここで、本発明では前記信号灯1に、電源
制御装置4を設けるものであり、この電源制御装置4は
SCRとも称されている三端子型サイリスタ4aと、ゼ
ナーダイオード4bと、抵抗器4cとで構成され、前記
三端子型サイリスタ4aはアノードとカソードとを前記
商用電源ACに対し光源2と直列となるように接続され
ている。
【0010】また、前記三端子型サイリスタ4aのゲー
トには適宜なゼナー電圧Vzを有するゼナーダイオード
4bが接続されている。よって、光源2に印加される電
圧は、商用電源ACの正の半波部分であり、且つ、ゼナ
ー電圧Vzを越えた以降の波形となり、図2に示すよう
に脈流PWと成る。尚、抵抗器4cはゼナーダイオード
4bが導通したときの過電流を防止する。
【0011】以上のように電源制御装置4により商用電
源ACに対し非道通の部分を生じるので、光源2に印加
される実効電圧は低下するものと成る。また、言うまで
もないが商用電源ACの負の半波部分はサイリスタ4a
を導通させることはなく、この部分においても実効電圧
は低下するものとなる。
【0012】同時に、本発明においては前記光源2に対
しても上記電源制御装置4により脈流PW化され実効電
圧が低下されたことに対応する変更が行われるものであ
り、この変更は、電源2のフィラメント2aの仕様を、
上記した実効電圧の低下に対応させることで行われてい
る。
【0013】これを具体的に説明すれば、従来の光源の
消費電力が例えば100W(100V、1A)であった
場合には、本発明においても脈流PW化後の消費電力は
100Wとされる。従って、前記電源制御装置4により
得られる脈流PWの実効電圧が、例えば25Vである場
合には、同じ消費電力とするためにフィラメント2aに
流れる電流は4Aとされるのである。
【0014】ここで、フィラメント2aは同じ消費電力
であれば、低電圧、大電流のものの方が太い線径と短い
線長のものとなって小型化することが容易となる。そし
て、本発明においてもフィラメント2aは商用電源AC
を直接に印加するものに比べて一層の小型化が図られる
ものとなっている。
【0015】次いで、上記の構成とした本発明の信号灯
1の作用および効果について説明を行う。先ず、第一に
は信号灯1に電源制御装置4を設けたことで、この信号
灯1に接続される電源が商用電源であるという道路交通
用の信号灯1としての必要条件を失うことなく、低電
圧、大電流のフィラメント2aを有する光源2の採用を
可能とする。
【0016】よって、フィラメント2aは小型化が可能
となるので、反射鏡3の焦点には、より点状光源に近付
けたものの配置が可能となり、反射鏡3はより効率良く
光源2からの光を平行光線に変換し照射方向に放射する
ことが可能となり、従って、同一の消費電力であっても
より明るく効率の良い表示が可能となる。
【0017】また、第二には、フィラメント2aが低電
圧、大電流化されたことで、このフィラメント2aを形
成するときの素材の線径も太いものとなり、外部からの
振動、衝撃に対する機械的強度が向上すると共に、点灯
による発熱でフィラメント2aに蒸発を生じるときに
も、痩せに対する余裕度を増すことが可能となる。
【0018】
【発明の効果】以上に説明したように本発明により、商
用電源信号灯には、商用電源を三端子型サイリスタで位
相制御を行うことで商用電源よりも低電圧の適宜な実効
電圧を有する脈流に変換する電源制御装置が設けられ、
光源は脈流の実効電圧に対応するフィラメント仕様とさ
れている商用電源信号灯とすることで、第一には、低電
圧化によりフィラメントの小型化を可能とし、反射鏡の
焦点に配置される発光面積を小型化して平行光線への変
換効率を高め、同一消費電力でありながらより明るい商
用電源信号灯の実現を可能とし、性能向上に極めて優れ
た効果を奏するものである。
【0019】また、第二には、フィラメントが低電圧、
大電流化されたことで、このフィラメントを形成すると
きの素材の線径も太いものとなり、外部からの振動、衝
撃に対する機械的強度が向上すると共に、点灯による発
熱でフィラメントに蒸発を生じるときにも、痩せなどに
対する余裕度を増して不測の断線の発生を防止し、信頼
性の向上にも極めて優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る商用電源信号灯の実施形態を示
す説明図である。
【図2】 同じ実施形態における商用電源の脈流化の状
態を示す説明図である。
【図3】 従来例を示す説明図である。
【符号の説明】
1……商用電源信号灯 2……光源 2a……フィラメント 3……反射鏡 4……電源制御装置 4a……三端子型サイリスタ 4b……ゼナーダイオード AC……商用電源 PW……脈流

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商用電源で光源が点灯される商用電源信
    号灯において、前記商用電源信号灯には、前記商用電源
    を三端子型サイリスタで位相制御を行うことで前記商用
    電源よりも低電圧の適宜な実効電圧を有する脈流に変換
    する電源制御装置が設けられ、前記光源は前記脈流の実
    効電圧に対応するフィラメント仕様とされていることを
    特徴とする商用電源信号灯。
JP9011257A 1997-01-24 1997-01-24 商用電源信号灯 Pending JPH10208517A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9011257A JPH10208517A (ja) 1997-01-24 1997-01-24 商用電源信号灯

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9011257A JPH10208517A (ja) 1997-01-24 1997-01-24 商用電源信号灯

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10208517A true JPH10208517A (ja) 1998-08-07

Family

ID=11772896

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9011257A Pending JPH10208517A (ja) 1997-01-24 1997-01-24 商用電源信号灯

Country Status (1)

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JP (1) JPH10208517A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007220607A (ja) * 2006-02-20 2007-08-30 Mitsubishi Electric Corp 電球点灯回路及び放電灯点灯装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007220607A (ja) * 2006-02-20 2007-08-30 Mitsubishi Electric Corp 電球点灯回路及び放電灯点灯装置

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