JPH1020847A - 画像処理装置及びその方法 - Google Patents

画像処理装置及びその方法

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JPH1020847A
JPH1020847A JP8179368A JP17936896A JPH1020847A JP H1020847 A JPH1020847 A JP H1020847A JP 8179368 A JP8179368 A JP 8179368A JP 17936896 A JP17936896 A JP 17936896A JP H1020847 A JPH1020847 A JP H1020847A
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JP8179368A
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Kazumi Suga
和巳 須賀
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T3/00Geometric image transformation in the plane of the image
    • G06T3/40Scaling the whole image or part thereof
    • G06T3/4007Interpolation-based scaling, e.g. bilinear interpolation

Abstract

(57)【要約】 【課題】鮮鋭度を変更する機能を簡略化する。 【解決手段】入力画像を表示装置の表示モードに合致す
るように変換する際に、出力画像の特定位置の画素に関
しては入力画像の構成画素をそのまま使用し、他の位置
の画素に関しては、入力画像の構成画素に基づいて内挿
データを生成し、それらを合成して出力画像を生成す
る。内挿データの生成のための補間式の係数(補間係
数)は、2のべき乗の係数の和とし、シフトレジスタ8
01により入力画素データをシフトし、加算器802に
より順次加算することにより内挿データを生成する。そ
して、補間係数を切替えることにより出力画像の鮮鋭度
を切替える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像処理装置及び
その方法に係り、特に入力画像の画素密度を変換して出
力画像を生成する画像処理装置及びその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータやワークステー
ションといった情報処理装置の表示装置として、ラスタ
スキャン型のCRT等が広く使用されている。しかしな
がら、現在、省スペース、省エネルギー、エルゴノミク
ス等の観点から、液晶パネル、プラズマディスプレイと
いったフラットパネル表示装置が注目されている。
【0003】情報処理装置は、CRTに対してビデオ信
号を供給し、画像を表示させる。このビデオ信号として
は、アナログの画像信号と、垂直及び水平同期信号また
はこれらの複合信号(コンポジット信号)との組合わせ
が使用される。ビデオ信号の組合わせは多伎に及び、特
にパーソナルコンピュータの場合には、複数の解像度に
対応可能なものがある。例えば、IBM社のPC/AT
互換機には、320×200、640×400、720
×400、640×350、640×480、800×
600、1024×768、1280×1024の解像
度に対応可能な機種がある。
【0004】CRTには、マルチシンクCRTと呼ばれ
る方式のものが存在する。このマルチシンクCRTは、
ビデオ信号の同期信号を測定し、走査線の駆動周期と振
れ幅をビデオ信号の同期信号に合致させることにより、
種々の解像度のビデオ信号に対応可能である。マルチシ
ンクCRTは、予めいくつかのの情報処理装置に関し
て、そのビデオ信号の同期信号を測定し、その測定結果
とそれに対応する表示パラメータとをメモリに保持して
いる。そして、使用に際して、接続された情報処理装置
から供給されるビデオ信号の同期信号を測定し、その測
定結果と前記表示パラメータとにより情報処理装置の種
別を特定できた場合には、前記メモリ内の表示パラメー
タを使用してドットの表示位置等を演算し、これにより
表示を制御する。
【0005】前述の液晶パネルやプラズマディスプレイ
といったドットマトリクスディスプレイは、その性質
上、デジタル信号処理が適しているため、入力されたア
ナログの画像信号をA/D変換し、このデジタル信号を
処理して表示する場合が多い。この際、現在のドットマ
トリクスディスプレイは、1画素がCRTのシャドウマ
スクにおける1画素より大きいため、ビデオ信号(CR
T用)の画素をドットマトリクスディスプレイの画素に
対応させてサンプルし、表示するのが一般的である。
【0006】従って、低解像度のビデオ信号に基づいて
高解像度のドットマトリクスディスプレイに表示する場
合には、補間処理により不足した画素を補う必要があ
る。この補間処理に関する一般的な方法は、以下の3つ
に大別することができる。
【0007】第1の方法は、オリジナルデータ(入力デ
ータ)を保存する方法、すなわち、入力データをそのま
ま使用して、不足した画素データを補間する方法であ
る。
【0008】第2の方法は、オリジナルデータ(入力デ
ータ)を全く保存しない方法、すなわち、拡大比率周期
の起点となる画素データ以外は、全ての画素データを新
たに演算し補間画像データを生成する方法である。
【0009】第3の方法は、内挿位置にある画素データ
以外に関してはオリジナルデータ(入力データ)を保存
し、内挿位置にある画素データのみを計算する方法であ
る。
【0010】第1の方法としては、最近隣内挿法、単純
補間法等がある。最近隣内挿法は、内挿位置に最も近い
位置にある入力データを内挿データとする方法である。
単純補間法は、内挿データとして1つ前の補間後のデー
タと同一値を使用する方法である。
【0011】第2の方法としては、線形補間法、3次畳
み込み内挿法、投影法等がある。線形補間法は、内挿位
置の両側に位置する(水平方向の補間時)入力データに
基づいて、距離をパラメータとする線形計算により求め
た値を内挿データとする方法である。3次畳み込み内挿
法は、内挿位置の両側2画素ずつの合計4画素(水平方
向の補間時)の入力データと、内挿位置から夫々の入力
データまでの距離をパラメータとするCubic間数値
との積を夫々求め、それらの和を内挿データとする方法
である。投影法は、入力データ及び補間後の画像データ
における各画素を四角の領域で表わし、入力データを補
間後の画像サイズと等しくなるように拡大投影し、求め
る補間データと入力データとの面積比に基づいて補間デ
ータを求める方法である。
【0012】第3の方法としては、内挿データのみを部
分的に線形補間する方法(以下、部分線形補間法とい
う)等がある。
【0013】上記の方法の中で、第3の方法である部分
線形補間法は、比較的小規模なハードウエアで実現する
ことができ、かつ滑らかな補間画質が得られる方法であ
る。しかしながら、最近隣内挿法または単純補間法等の
第1の方法、すなわち、全てオリジナルデータを用いて
補間データを構成する方法と比べれば、文字等のぼけが
あるため、第1の方法による表示画像の方が好まれる場
合がある。
【0014】そこで、第3の方法を使用する場合、操作
者の嗜好や表示画像の種類により、補間画像の鮮鋭度を
変更可能にする方法が望まれる。鮮鋭度を変更可能にす
る方法としては、互いに異なる鮮鋭度に対応する複数の
補間回路を備え、これを適宜切替える方法がある。ま
た、特公平7−86924号のように、外部からの鮮鋭
度の変更の指示に従って、補間式の係数を計算し、この
係数を用いた補間式により補間データを演算することに
より、鮮鋭度を無段階に変更可能にする方法が提案され
ている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
複数の補間回路を切り替える方法では、ハードウエアの
規模が非常に大きくなる。また、上記の補間式の係数を
演算する方式では、補間式の係数を演算する演算部を必
要とし、さらにその演算部には高速性も要求されるた
め、コストアップは避けられない。
【0016】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、鮮鋭度を変更する機能を簡略化することを目
的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係る画像処理装置は、特定位置の画素に関
しては入力画像の構成画素の画素値とし、他の位置の画
素に関しては入力画像の構成画素の画素値に基づいて演
算した画素値とした出力画像を生成する画像処理装置で
あって、入力画像の構成画素の画素値に対して2のべき
乗の数の和で表現される変換係数を乗じて、出力画像の
うち前記他の位置の画素の画素値を決定する演算手段
と、入力画像の構成画素と前記演算手段により画素値を
決定した前記他の位置の画素とを合成して出力画像を生
成する出力画像生成手段とを備える。
【0018】本発明の係る画像処理装置は、2のべき乗
の数の和で表現される複数の変換係数の中から、前記演
算手段において入力画像の構成画素に対して乗じる変換
係数を選択する係数選択手段をさらに備えることが好ま
しい。
【0019】本発明の係る画像処理装置において、前記
2のべき乗の和で表現される複数の変換係数は、夫々互
いに異なる鮮鋭度の出力画像を生成するための係数であ
ることが好ましい。
【0020】本発明に係る画像処理装置において、前記
演算手段は、シフト演算により入力画像の構成画素の画
素値に対して2のべき乗の和で表現される係数を乗じる
ことが好ましい。
【0021】本発明の係る画像処理装置において、前記
演算手段は、シフトレジスタを有し、該シフトレジスタ
によりシフト演算を実行することが好ましい。
【0022】本発明の係る画像処理装置において、前記
演算手段において入力画像の構成画素に対して乗じる2
のべき乗の和で表現される変換係数は、前記シフト演算
により生じ得るアンダーフロー誤差を低減するための係
数を含むことが好ましい。
【0023】本発明の係る画像処理装置において、前記
選択手段は、操作者からの指示に基づいて、前記演算手
段において入力画像の構成画素に対して乗じる変換係数
を選択することが好ましい。
【0024】本発明の係る画像処理装置において、前記
選択手段は、前記演算手段において入力画像の構成画素
に対して乗じる変換係数を選択するための選択画面を、
出力画像を表示する表示装置に一時的に表示させる手段
を有することが好ましい。
【0025】本発明の係る画像処理装置は、入力画像に
付随する水平同期信号及び垂直同期信号の夫々の周期
と、出力画像に要求される水平同期信号及び垂直同期信
号の夫々の周期とに基づいて、出力画像における前記特
定位置及び前記他の位置を決定する画素配置手段をさら
に備えることが好ましい。
【0026】本発明の係る画像処理装置は、出力画像生
成手段において生成した出力画像を表示する表示手段を
さらに備えることが好ましい。
【0027】また、上記課題を解決するため、本発明に
係る画像処理方法は、特定位置の画素に関しては入力画
像の構成画素の画素値とし、他の位置の画素に関しては
入力画像の構成画素の画素値に基づいて演算した画素値
とした出力画像を生成する画像処理方法であって、入力
画像の構成画素の画素値に対して2のべき乗の数の和で
表現される変換係数を乗じて、出力画像のうち前記他の
位置の画素の画素値を決定する演算工程と、入力画像の
構成画素と前記演算工程により画素値を決定した前記他
の位置の画素とを合成して出力画像を生成する出力画像
生成工程とを備える。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の好適な実施の形態を説明する。
【0029】<第1の実施の形態>図1は、本発明の第
1の実施の形態に係る表示制御装置の構成を示すブロッ
ク図である。表示制御装置100は、同期信号分離部1
01、システム制御部102、クロック発生部103、
A/D変換部104、補間処理部105、駆動制御部1
07を備える。
【0030】同期信号分離部101は、RGB信号等の
アナログの画像信号と、コンポジットシンク、セパレー
トシンクまたはシンクオングリーン等の同期信号とを含
むビデオ信号を情報処理装置より受け取り、画像信号と
同期信号とを分離する。さらに、同期信号分離部101
は、分離した同期信号より、水平同期信号及び垂直同期
信号を生成する。こららの水平、垂直同期信号は、シス
テム制御部102及びクロック発生部103に供給され
る。一方、分離された画像信号(アナログ多値画像信
号)は、A/D変換部104に供給される。
【0031】クロック発生部103は、水平、垂直同期
信号、並びにシステム制御部102より通知される情報
(垂直同期信号の極性を示す情報)に基づいて、A/D
変換のためのサンプリングクロックを生成し、A/D変
換部104に供給する。A/D変換部104は、このサ
ンプリングクロックに従ってアナログの画像信号(多
値)をA/D変換し、補間処理部107に供給する。こ
れにより、補間処理部105は、表示装置108の仕様
(表示モード)に適合した出力画像を生成することがで
きる。
【0032】システム制御部102は、水平・垂直同期
信号に基づいて、入力ビデオ信号の水平、垂直同期信号
の周期及び垂直同期信号極性を測定(以下、信号解析処
理という)し、入力ビデオ信号に対応する表示モードを
判定(以下、表示モード判定処理という)する。
【0033】以下、図5及び図6を参照しながら、シス
テム制御部102における信号解析処理の具体的な動作
を説明する。図5は、信号解析処理の流れを示すフロー
チャートである。また、図6は、水平、垂直同期信号の
一例を示す図である。
【0034】システム制御部102は、水平同期信号の
周期を計測するためのタイマT1と、垂直同期信号の周
期を計測するためのタイマT2と、垂直同期信号の極性
VPを判定するためのタイマ3とを有する。
【0035】システム制御部102は、先ず、ステップ
S501において、タイマT1〜T3を起動する。タイ
マT3は、表示制御装置100が対応可能な垂直同期信
号のアクティブ期間より長く、1周期よりは十分に短い
期間t3を計時する。ステップS502では、タイマT
3が期間t3の計時を終了したか否かを判断し、計時が
終了したらステップS503に進む。ステップS503
では、その時の垂直同期信号の論理レベルがハイレベル
であるかロウレベルであるかを判定し、その判定結果を
メモリに保持し、タイマT3を再起動する。次いで、ス
テップS504では、上記の論理レベルの判定を3回実
行したか否かを判断し、未だ3回実行していない場合に
は、ステップS502に戻り、一方、3回の実行を終了
した場合には、次のステップS505に進む。
【0036】ステップS505では、前記メモリに保持
した3回の判定結果(ハイレベルまたはロウレベル)を
参照し、垂直同期信号の極性VPを判定する。具体的に
は、その判定結果の2つ以上がハイレベルであったこと
を示していれば、垂直同期信号の極性VPは、ロウアク
ティブ(”0”)であると判定する。一方、その判定結
果の2つ以上がロウレベルであることを示していれば、
垂直同期信号の極性VPは、ハイアクティブ(”1”)
であると判定する。
【0037】タイマT1は、所定期間t1における水平
同期信号のパルス数をカウントする。ステップS506
では、タイマT1の所定時間t1のカウント動作を終了
したか否かを判断し、その動作が終了したと判断したら
ステップS507に進む。ステップS507では、所定
期間t1における水平同期信号のパルス数より、水平同
期信号の周期HSを算出する。例えば、10ms(所定
期間t1)の期間内の水平同期信号のパルス数が500
パルスであれば、水平同期信号の周期HSは、20μs
である。
【0038】タイマT2は、起動後、垂直同期信号の立
上がり(または立ち下がり)エッジを検知して計時動作
を開始し、再度立上がりエッジ(または立ち下がり)エ
ッジを検知して計時動作を終了する。ステップS508
では、タイマT2が計時動作を終了しているか否かを判
断し、その計時動作が終了していたらステップS509
に進む。ステップS509では、タイマT2の計時値
(カウント値)を読み込み、それを垂直同期信号の周期
VSとする。
【0039】システム制御部102は、以上のようにし
て求めた水平同期信号の周期HS、垂直同期信号の周期
VS及び垂直同期信号の極性VPに基づいて、表示モー
ド判定処理を実行する。
【0040】図7は、表示モード判定処理の流れを示す
フローチャートである。本実施の形態においては、表示
制御装置100は、表示モードとして、表示モード1、
2、3・・・nの他、表示モードXを有するものとす
る。ここで、表示モード1は、水平同期信号の周期HS
=HS1、垂直同期信号の周期VS=VS1、垂直同期
信号の極性VP=0(ロウアクティブ)であるものとす
る。また、表示モード2は、水平同期信号の周期HS=
HS2、垂直同期信号の周期VS=VS2、垂直同期信
号の極性VP=0(ロウアクティブ)であるものとす
る。また、表示モード3は、水平同期信号の周期HS=
HS2、垂直同期信号の周期VS=VS2、垂直同期信
号の極性VP=1(ハイアクティブ)であるものとす
る。また、表示モードnは、水平同期信号の周期HS=
HSn、垂直同期信号の周期VS=VSn、垂直同期信
号の極性VP=1(ハイアクティブ)であるものとす
る。また、表示モードXは、入力ビデオ信号が、モード
1〜nのいずれにも該当しない場合に選択するモードで
あるものとする。
【0041】ステップS701では、上記の信号解析処
理により解析した結果(HS、VS、VP)に基づい
て、入力ビデオ信号が表示モード1に該当するか否かを
判断する。ここで、解析した水平同期信号の周期HSと
表示モード1において規定された水平同期信号の周期H
S1との差が2未満であれば、当該ビデオ信号の水平同
期信号の周期HSは、表示モード1の水平同期信号の周
期HS1に合致するものと看做す。また、解析した垂直
同期信号の周期VSと表示モード1において規定された
垂直同期信号の周期VS1との差が2未満であれば、当
該ビデオ信号の垂直同期信号の周期VSは、表示モード
1の垂直同期信号の周期VS1に合致するものと看做
す。
【0042】表示モード2と表示モード3は、水平、垂
直同期信号の周期が同一(HS2、VS2)であり、垂
直同期信号の極性VPが異なるだけであるため、先ず、
ステップS703において、水平、垂直同期信号の周期
HS及びVSが、夫々表示モード2または3において規
定された周期に近いか否かを判断する。そして、当該ビ
デオ信号が表示モード2または3に該当すると判断した
ら、ステップS704において垂直同期信号の極性VP
を判断し、表示モードを決定する。
【0043】以上のような判断を実行し、ステップS7
50においても、当該ビデオ信号に対応する表示モード
がないと判断した場合には、表示モードXを選択する。
【0044】システム制御部102は、判定した表示モ
ードに基づいて、クロック発生部103、補間処理部1
05、駆動制御部107を制御する。
【0045】次に、図2〜図4を参照しながら補間処理
部105における補間処理について説明する。本実施の
形態に係る表示制御装置100においては、滑らかな補
間画像(出力画像)が得られる補間処理と、シャープな
補間画像が得られる補間処理と、それらの中間的な補間
画像が得られる補間処理とを、1組の補間式の係数を変
更するだけで変更可能である。すなわち、本実施の形態
に係る表示制御装置100においては、1組の補間式の
係数を変更することにより、数レベルの鮮鋭度を選択す
ることができる。
【0046】以下では、本実施の形態の一例として、4
段階の鮮鋭度を選択可能な補間処理について述べる。図
3の(a)は入力画像の一例を示す図、図3の(b)
は、4段階の鮮鋭度の補間画像を示す図である。図3の
(b)において、鮮鋭度は、301、302、303、
304の順に高くなり、滑らかさは、304、303、
302、301の順に増す。
【0047】本実施の形態における補間処理は、入力デ
ータを構成する画素データを補間後データの一部の画素
データとして用い、入力データに基づいて内挿データ
(内挿位置の画素データ)を演算し、この内挿データを
入力データの間に挿入するものである。
【0048】図2は、本実施の形態の補間処理により、
入力データの8/5倍の画素数を有する補間後データを
生成する方法を示す図である。同図の(a)は、入力デ
ータを構成する画素データ(以下、入力画素データとも
いう)と補間後データを構成する画素データ(以下、補
間後画素データともいう)の位置関係を示しており、a
1,a2,a3・・・は、夫々入力画素データであり、
b1,b2,b3・・・は、夫々補間後画素データであ
る。例えば、補間後画素データb2は、入力画素データ
a1とa2の距離を5:3に分割した位置に配置され
る。
【0049】本実施の形態においては、補間後画素デー
タのうち、入力画素データとの距離が近い位置に配置さ
れる画素データに関しては、入力画素データの値をその
まま補間後画素データとする。
【0050】図2に示す例においては、入力画素データ
a1,a2,a3,a4,a5の値は、夫々補間後画素
データb1,b3,b4,b6,b7の値とされる。そ
して、内挿データである補間後画素データb2,b5,
b8の値は、夫々入力画素データa1とa2,a3とa
4,a5とa6(不図示)の値に基づいて、線形演算に
より算出される。
【0051】本実施の形態に係る補間処理においては、
前述のように、1組の補間式の補間係数を変更すること
により鮮鋭度を変更することができる。式(1)は、入
力データの画素数を8/5倍する補間処理に使用する補
間式の一例である。なお、A,B,C,Dは補間係数、
nは0以上の整数である。
【0052】 b8n+1 = a5n+1 b8n+2 = A×a5n+1 + B×a5n+2 b8n+3 = a5n+2 b8n+4 = a5n+3 b8n+5 = C×a5n+3 + D×a5n+4 b8n+6 = a5n+4 b8n+7 = a5n+5 b8n+8 = B×a5n+5 + A×a5n+6 ・・・式(1) 式(1)において、補間係数A,Dを大きくすると滑ら
かな補間画像が選られ、補間係数B,Cを大きくすると
シャープな補間画像が得られる。例えば、補間係数Aを
3/8、補間係数Bを5/8、補間係数Cを1/2、補
間係数Dを1/2とすると、滑らかな補間画像が得ら
れ、補間係数A,Dを共に0とし、補間係数B,Cを共
に1にすると、シャープな補間画像が得られる。
【0053】式(2)は、式(1)において鮮鋭度を4
段階に切替える場合の補間変数A,B,C,Dの設定例
を示す。
【0054】 A=3/8,B=5/8,C=1/2,D=1/2 (第1段階) A=2/8,B=6/8,C=1/2,D=1/2 (第2段階) A=1/8,B=7/8,C=1,D=0 (第3段階) A=0,B=1,C=1,D=0 (第4段階) ・・・(2) 図3の(b)において、301〜304は、夫々式
(2)の第1段階〜第4段階の補間係数を設定し、式
(1)に基づいて生成した補間画像の一例である。
【0055】式(3)は、入力データの画素数を5/4
倍する補間処理に使用する補間式の一例である。なお、
A,Bは補間係数、nは0以上の整数である。
【0056】 b5n+1 = a4n+1 b5n+2 = a4n+2 b5n+3 = A×a4n+2 + B×a4n+3 b5n+4 = a4n+3 b5n+5 = a4n+4 ・ ・・式(3) 式(3)において、補間係数Aを小さくすると、シャー
プな補間画像が得られる。式(4)は、式(3)におい
て鮮鋭度を4段階に切替える場合の補間係数A,Bの設
定例を示す。
【0057】 A=2/5,B=3/5 (第1段階) A=1/5,B=4/5 (第2段階) A=1/8,B=7/8 (第3段階) A=0,B=1 (第4段階) ・・・式(4) 図4の(a)は入力画像の一例を示す図、図4の(b)
は、式(3)及び(4)に従って生成した4段階の鮮鋭
度の補間画像を示す図である。図4の(b)において、
鮮鋭度は、401、402、403、404の順に高く
なり、滑らかさは、404、403、402、401の
順に増す。図4の(b)において、401〜404は、
夫々式(4)の第1段階〜第4段階の補間係数を設定
し、(3)に基づいて生成した補間画像の一例である。
【0058】鮮鋭度の切替えは、4段階に限定されるも
のではなく適宜変更し得る。式(5)は、式(3)の補
間係数(鮮鋭度)を5段階に切替える場合の補間係数の
設定例を示す。
【0059】 A=2/5,B=3/5 (第1段階) A=1/3,B=2/3 (第2段階) A=1/6,B=5/6 (第3段階) A=1/8,B=7/8 (第4段階) A=0,B=1 (第5段階) ・・・式(5) 補間処理における演算処理を単純化するためには、補間
係数は、2のべき乗であることが好ましい。補間係数が
2のべき乗であると、演算処理のためのハードウエア
を、例えばシフトレジスタ等により構成することができ
るため、ハードウエアを単純化することができるからで
ある。
【0060】しかしながら、式(2)、式(4)の補間
係数は、全てが2のべき乗の和で表現されているわけで
はない。そこで、式(2)、式(4)の補間係数を2の
べき乗の和で近似することが好ましい。以下にその一例
を示す。
【0061】式(6)は、式(2)の補間係数を2のべ
き乗の和で近似した一例を示す。
【0062】(第1段階) A=3/8≒1/4+1/8 B=5/8≒1/2+1/8+1/16 C=1/2≒1/2+1/32 D=1/2≒1/2 (第2段階) A=2/8≒1/4+1/32 B=6/8≒1/2+1/4+1/32 C=1/2≒1/2+1/32 D=1/2≒1/2 (第3段階) A=1/8≒1/8+1/16 B=7/8≒1/2+1/4+1/8 C=1 D=0 (第4段階) A=0 B=1 C=1 D=0 ・・・式(6) 式(7)は、式(4)の補間係数を2のべき乗の和で近
似した一例を示す。
【0063】(第1段階) A=2/5≒1/4+1/8+1/16 B=3/5≒1/2+1/8 (第2段階) A=1/5≒1/4+1/32 B=4/5≒1/2+1/4+1/32 (第3段階) A=1/8≒1/8+1/16 B=7/8≒1/2+1/4+1/8 (第4段階) A=0 B=1 ・・・式(7) 式(6)、式(7)の近似式は、まるめ誤差(または切
り捨て誤差)によって生じる誤差を軽減するような補間
係数である。具体的には、例えば、式(6)の第1段階
の補間係数Aに関し、A=3/8=1/4+1/8とせ
ずに、A=3/8≒1/4+1/8+1/16としてい
るのは、まるめ誤差による影響(アンダーフロー誤差)
を軽減するためである。
【0064】図8は、補間処理部105の構成例を示す
ブロック図である。A/D変換部104から供給される
データ(入力画素データ)は、そのまま補間後画素デー
タとして使用する場合(例えば、b1,b3,b4,b
6,b7・・・)には、セレクタ803を介して駆動制
御部107に出力され、内挿データを生成する場合に
は、シフトレジスタ801に書込まれる。シフトレジス
タ801は、1度のライトシフト動作により入力画素デ
ータをの値を1/2にすることができる。シフトレジス
タ801は、制御部804による制御に従って、補間係
数に応じたライトシフト動作を実行し、加算器802に
出力する。加算器802は、入力端子X0とX1に入力
される値を加算し、加算結果を出力端子Yより出力す
る。
【0065】例えば、入力画素データa5n+2を(1/4
+1/8+1/16)倍する場合は、入力画素データa
5n+2を、先ず2回ライトシフト(1/4倍)して加算器
802に供給し、さらに1回ライトシフト(1/8倍)
して加算器802に供給し、加算器802において、1
/4×a5n+2と1/8×a5n+2とを加算し、さらに1回
ライトシフト(1/16倍)して加算器802に供給
し、加算器802において、(1/4×a5n+2+1/8
×a5n+2)と1/16×a5n+2とを加算する。
【0066】例えば、(1/4×a5n+2+1/8×a5n
+2+1/16×a5n+2)、すなわち(A×a4n+2)に対
してB×a4n+3を加算して、b5n+3を求めるには、(A
×a4n+2)を加算器802に保持(出力端子Yから出
力)した状態において、(A×a4n+2)の演算と同様の
方法により、(B×a4n+3)を演算すれば良い。
【0067】シフトレジスタ801、加算器802、セ
レクタ803に関する上記の制御は、制御部804によ
りなされる。
【0068】操作入力部106は、補間処理部105に
よる補間処理における鮮鋭度を指定する。操作入力部1
06は、鮮鋭度切替えスイッチを有し、操作者からの指
示に基づいて鮮鋭度を設定し、その情報をシステム制御
部102に通知する。鮮鋭度に関する通知を受けたシス
テム制御部102は、その情報に基づいて補間処理部1
05における補間係数を切替える。
【0069】駆動制御部107は、選択された表示モー
ドにおいて、補間処理部105より供給される補間後デ
ータに基づいて、表示部108を駆動する。
【0070】本実施の形態に拠れば、2のべき乗の和で
表現される補間係数を使用するため、例えば、シフトレ
ジスタ等の単純なハードウエアにより、補間処理部を構
成することができる。従って、表示制御装置の製造コス
トを削減することができる。
【0071】<第2の実施の形態>本実施の形態は、オ
ンスクリーンディスプレイ(OSD)による鮮鋭度の切
替えを可能にしたものである。
【0072】図9は、本実施の形態に係る表示制御装置
の構成を示すブロック図である。同図において、第1の
実施の形態における構成要素と同一の構成要素には同一
の符号を付し、説明を省略する。
【0073】システム制御部102’は、第1の実施の
形態におけるシステム制御部102の機能の他、以下に
説明する機能を有する。すなわち、システム制御部10
2’は、キー入力部903に操作者により与えられるO
SDの表示指示に応答して、表示切替部902を制御
し、OSD制御部901において生成した画像データを
駆動制御部107に供給させる機能を有する。また、シ
ステム制御部102’は、キー入力部903に操作者に
より与えられるOSDの表示指示に応答して、OSDの
表示開始位置(水平、垂直)、表示パターン、フォント
サイズ、表示色、ブリンキング有無、フォント間スペー
ス等の情報をOSD制御部901に転送する機能を有す
る。OSD制御部901は、システム制御部102’か
ら供給される上記情報に基づいて、OSD用の画像デー
タを生成し、表示切替部902を介して駆動制御部10
7に供給する。
【0074】キー入力部903は、操作パネルを有し、
操作者はこの操作パネルにより鮮鋭度を選択することが
できる。図10は、キー入力部903における操作パネ
ルの一例を示す図である。同図において、1001は、
指示をキャンセルするクリアーキー、1002は、選択
を確定するセットキー、1003は、メニューや項目を
選択するアップ/ダウンキー、1004は、メニューの
表示を指示するメニューキーである。
【0075】図11は、表示部108に表示されるOS
Dの一例を示す図である。図12は、システム制御部1
02’におけるOSDに関する処理の流れを示す図であ
る。システム制御部102’は、メニューキー1004
の押下を認識すると(ステップS1201)、表示部1
08の表示画面上にメニュー画面を表示する。次いで、
アップ/ダウンキー1003によりメニューが選択され
(ステップS1203)、セットキー1002によりそ
の選択が確定されると、対応する設定画面を表示部10
8の表示画面に表示する(ステップS1205)。図1
1は、補間画像の鮮鋭度を指定するメニューが選択され
た場合における設定画面の一例である。本実施の形態に
おいては、「なめらか」を選択することにより上記の第
1段階の鮮鋭度が選択され、「ややなめらか」を選択す
ることにより上記の第2段階の鮮鋭度が選択され、「や
やシャープ」を選択することにより上記の第3段階の鮮
鋭度が選択され、「シャープ」を選択することにより上
記の第4段階の鮮鋭度が選択される。
【0076】設定画面に表示された設定項目がアップ/
ダウンキー1003により選択され(ステップS120
6)、その選択がセットキー1002により確定される
と(ステップS1207)、再度メニュー画面を表示
(ステップS1208)する。ここで、メニューキー1
004が再度押下されると(ステップS1209におい
て”Yes”)処理を終了し、アップ/ダウンキー10
04が操作された場合にはステップS1203に戻って
処理を繰り返す。
【0077】以上のように、鮮鋭度の設定画面を表示部
108の表示画面上に表示することにより、操作性を向
上させることができ、また、キー入力部の構成を単純化
することができる。
【0078】<他の実施の形態>本発明は、表示装置の
みならず、プリンタ、複写機、ファクシミリ等の出力装
置にも適用可能である。
【0079】また、本発明は、複数の機器(例えばホス
トコンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プリン
タなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの
機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置
など)に適用してもよい。
【0080】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。
【0081】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することに
なり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発
明を構成することになる。
【0082】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク、ハードディス
ク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD
−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMな
どを用いることができる。
【0083】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0084】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0085】
【発明の効果】本発明に拠れば、鮮鋭度を変更する機能
を簡略化することができるという効果がある。
【0086】
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態に係る表示制御装置の構成を
示すブロック図である。
【図2】入力データの8/5倍の画素数を有する補間後
データを生成する方法を示す図である。
【図3】鮮鋭度を4段階に変更した場合の補間画像の変
化の一例を示す図である。
【図4】鮮鋭度を4段階に変更した場合の補間画像の変
化の一例を示す図である。
【図5】信号解析処理の流れを示すフローチャートであ
る。
【図6】水平、垂直同期信号の一例を示す図である。
【図7】表示モード判定処理の流れを示すフローチャー
トである。
【図8】補間処理部の構成例を示すブロック図である。
【図9】第2の実施の形態に係る表示制御装置の構成を
示すブロック図である。
【図10】キー入力部における操作パネルの一例を示す
図である。
【図11】補間画像の鮮鋭度を指定するメニューが選択
された場合における設定画面の一例である。
【図12】システム制御部におけるOSDに関する処理
の流れを示す図である。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特定位置の画素に関しては入力画像の構
    成画素の画素値とし、他の位置の画素に関しては入力画
    像の構成画素の画素値に基づいて演算した画素値とした
    出力画像を生成する画像処理装置であって、 入力画像の構成画素の画素値に対して2のべき乗の数の
    和で表現される変換係数を乗じて、出力画像のうち前記
    他の位置の画素の画素値を決定する演算手段と、 入力画像の構成画素と前記演算手段により画素値を決定
    した前記他の位置の画素とを合成して出力画像を生成す
    る出力画像生成手段と、 を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 2のべき乗の数の和で表現される複数の
    変換係数の中から、前記演算手段において入力画像の構
    成画素に対して乗じる変換係数を選択する係数選択手段
    をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の画像
    処理装置。
  3. 【請求項3】 前記2のべき乗の和で表現される複数の
    変換係数は、夫々互いに異なる鮮鋭度の出力画像を生成
    するための係数であることを特徴とする請求項2に記載
    の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記演算手段は、シフト演算により入力
    画像の構成画素の画素値に対して2のべき乗の和で表現
    される係数を乗じることを特徴とする請求項1乃至請求
    項3のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記演算手段は、シフトレジスタを有
    し、該シフトレジスタによりシフト演算を実行すること
    を特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記演算手段において入力画像の構成画
    素に対して乗じる2のべき乗の和で表現される変換係数
    は、前記シフト演算により生じ得るアンダーフロー誤差
    を低減するための係数を含むことを特徴とする請求項4
    または請求項5に記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記選択手段は、操作者からの指示に基
    づいて、前記演算手段において入力画像の構成画素に対
    して乗じる変換係数を選択することを特徴とする請求項
    2に記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 前記選択手段は、前記演算手段において
    入力画像の構成画素に対して乗じる変換係数を選択する
    ための選択画面を、出力画像を表示する表示装置に一時
    的に表示させる手段を有することを特徴とする請求項2
    に記載の画像処理装置。
  9. 【請求項9】 入力画像に付随する水平同期信号及び垂
    直同期信号の夫々の周期と、出力画像に要求される水平
    同期信号及び垂直同期信号の夫々の周期とに基づいて、
    出力画像における前記特定位置及び前記他の位置を決定
    する画素配置手段をさらに備えることを特徴とする請求
    項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の画像処理装
    置。
  10. 【請求項10】 出力画像生成手段において生成した出
    力画像を表示する表示手段をさらに備えることを特徴と
    する請求項1に記載の画像処理装置。
  11. 【請求項11】 特定位置の画素に関しては入力画像の
    構成画素の画素値とし、他の位置の画素に関しては入力
    画像の構成画素の画素値に基づいて演算した画素値とし
    た出力画像を生成する画像処理方法であって、 入力画像の構成画素の画素値に対して2のべき乗の数の
    和で表現される変換係数を乗じて、出力画像のうち前記
    他の位置の画素の画素値を決定する演算工程と、 入力画像の構成画素と前記演算工程により画素値を決定
    した前記他の位置の画素とを合成して出力画像を生成す
    る出力画像生成工程と、 を備えることを特徴とする画像処理方法。
JP8179368A 1996-07-09 1996-07-09 画像処理装置及びその方法 Withdrawn JPH1020847A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6760489B1 (en) 1998-04-06 2004-07-06 Seiko Epson Corporation Apparatus and method for image data interpolation and medium on which image data interpolation program is recorded
JP2007300401A (ja) * 2006-04-28 2007-11-15 Toshiba Corp 画像処理装置および画像処理方法
US8345161B2 (en) 2005-03-31 2013-01-01 Sharp Kabushiki Kaisha Signal processing device, and image output device

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