JPH10208071A - 可変プリントシステム - Google Patents

可変プリントシステム

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JPH10208071A
JPH10208071A JP9006412A JP641297A JPH10208071A JP H10208071 A JPH10208071 A JP H10208071A JP 9006412 A JP9006412 A JP 9006412A JP 641297 A JP641297 A JP 641297A JP H10208071 A JPH10208071 A JP H10208071A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 個人の様々な属性情報に基づいて、各個人に
応じたパーソナル媒体を、個別のプログラム開発をする
ことなく作成することを可能にする。 【解決手段】 商品又は役務の内容を表わす画像情報を
記憶する画像情報ファイル11,個人に関する可変情報
を記憶する可変情報ファイル12,及び,前記可変情報
ファイルの個々のデータを印刷媒体にプリントするプリ
ント条件情報を記憶するプリント条件ファイル13を備
えた記憶手段と、可変情報の個々のデータを、プリント
条件情報に基づいてプリント用に編集するデータ編集処
理手段22と、プリント内容のレイアウトを指示するレ
イアウト指示情報を生成するレイアウト指示手段24
と、レイアウト指示情報に基づいて、データ編集処理手
段で編集された個別情報及び画像情報を流し込むことに
より、印刷可能な状態にする流し込み手段25とを含
む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ダイレクトメール
(DM),カタログ,商品台帳,カードなどの媒体を個
別(パーソナル)に提供するプリントシステムに関し、
特に、コンピュータを利用して、個々の顧客に適した製
品媒体を作成/管理することができる可変プリントシス
テムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】通信販売は、顧客が商品の実物を目にす
ることなく、カタログだけを見て商品の購入を行うこと
が多いので、通信販売が成果をあげるか否かは、カタロ
グの内容に大きく依存する。また、DMによる商品案内
などにおいても、購入者の嗜好が多種,多様化してきて
いるので、商品掲載の内容は、極めて重要である。
【0003】カタログ印刷は、これを請け負う印刷業界
において、コンピュータを利用した作成システムが盛ん
に使用されている。この作成システムは、商品写真を画
像データとして取り込むスキャナ装置と、商品のコード
番号,名称,価格,機能,説明文などを文字データとし
て取り込むワードプロセッサなどの文字入力装置と、各
商品ごとに取り込んだ画像データや文字データをデータ
べースとしてに蓄積する記憶装置などが含まれている。
【0004】コンピュータは、蓄積されたデータベース
を用いて、所望の商品を所望のページに所望の態様によ
って割り付ける処理を行い、印刷用の版を出力して印刷
している。例えば、特開平3−37649号公報や特開
平3−39745号公報は、コンピュータを利用して、
商品の割り付け処理を行うためのチラシ/カタログ類の
割り付け装置を開示している。また、プリンターを使用
し、個別情報をカラープリントするシステムについて
は、特開平7−199793号公報や特開平7−200
701号公報に開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】近年は、消費者の趣
味,趣向も多様化してきたために、個々の消費者の商品
に対する好みが多岐に渡り、各消費者,顧客によって必
要な商品,文字情報が異なって来ている。例えば、ポイ
ントカードなどの普及に伴い、その情報から高額消費者
とそうでない消費者を識別して、商品や情報の提供内容
を変えることが考えられる。同様にして、男性と女性、
熟年層と若年層などの違いによって、内容を変えたDM
やカタログなどを振り分ける必要がでてきている。しか
し、従来のカタログ作成システムは、同一内容のカタロ
グを多数印刷して、多数の消費者に送付することを前提
としているので、個人の趣味や趣向が十分に反映されて
いるとはいえなかった。このために、カタログに掲載さ
れている商品の中には、興味のない情報が含まれてい
た。また、プリンターを使用して個別情報をカラープリ
ントするシステムも存在するが、顧客の様々な属性情報
から文字や画像に変換して出力するためには、その部分
は、製品毎に個別のプログラムを作成して処理する必要
があった。例えば、獲得ポイントが高い消費者と獲得ポ
イントが低い消費者によって、それぞれの消費者に伝達
したいメッセージを変えてプリントしたい場合に、ポイ
ント数によってメッセージ内容を振り分ける処理は、得
意先から製造を受注する印刷会社では、得意先毎にいろ
いろ対応して処理する必要が生じている。
【0006】本発明の課題は、個人の様々な属性情報に
基づいて、各個人に応じたパーソナル媒体を、個別のプ
ログラム開発をすることなく作成することができる可変
プリントシステムを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項1の発明は、商品又は役務の内容を表わす画
像情報を記憶する画像情報ファイル(11),個人に関
する可変情報を記憶する可変情報ファイル(12),及
び,前記可変情報ファイルの個々のデータを印刷媒体に
プリントするプリント条件情報を記憶するプリント条件
ファイル(13)を備えた記憶手段と、前記可変情報の
個々のデータを、前記プリント条件情報に基づいてプリ
ント用に編集するデータ編集処理手段(22)と、プリ
ント内容のレイアウトを指示するレイアウト指示情報を
生成するレイアウト指示手段(24)と、前記レイアウ
ト指示情報に基づいて、前記データ編集処理手段で編集
された個別情報及び前記画像情報を流し込むことによ
り、印刷可能な状態にする流し込み手段(25)とを含
む可変プリントシステムである。
【0008】請求項2の発明は、請求項1に記載の可変
プリントシステムにおいて、前記データ編集処理手段
は、論理演算子と関係演算子とを用いて、前記プリント
条件情報を設定して、編集することを特徴とする可変プ
リントシステムである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面等を参照しながら、本
発明の実施の形態をあげて、さらに詳しく説明する。図
1は、本発明の一実施形態に係る可変プリントシステム
の基本構成を示すブロック図である。本実施形態の可変
プリントシステムは、画像情報ファイル11,可変情報
ファイル12,プリント条件ファイル13等を記憶する
記憶手段を備えている。画像情報ファイル11は、個人
属性に依存しない固定画像と、個人属性に応じてプリン
トする必要のある可変画像が収録されるファイルであ
る。可変情報ファイル12は、郵便番号,住所,氏名,
年齢や趣味,商品選別フラグなどの属性情報が各顧客や
消費者ごとに収録されるファイルである。プリント条件
ファイル13は、各個人毎に可変情報ファイル12中の
何を、どういう条件の場合に、どう変換して、出力する
のかなどのプリント条件が収録されるファイルである。
【0010】また、この可変プリントシステムは、デー
タ編集処理部22,プリント条件指定処理部23,レイ
アウト指示処理部24,流し込み処理部25等の処理部
を備えている。プリント条件指定処理部23は、可変情
報ファイル12のデータ仕様を入力し、レコード内容の
うちで、どのフィールドデータを印刷するかを指示する
部分である。データ編集処理部22は、プリント条件フ
ァイル13を参照して、条件に見合ったデータを可変情
報ファイル12から抽出し、プリント条件に従って条件
に変換する部分である。
【0011】レイアウト指示処理部24は、各個人によ
らず固定で印刷する部分と、各個人に応じて印刷する内
容が変わる可変部分の画像流し込み枠,テキスト流し込
み枠の位置,大きさを指定し、テキストに関しては、印
刷する文字の色,書体,文字サイズ,印刷書式(中央揃
え,左揃え,右揃え,両端揃え等)等を指定する部分で
ある。
【0012】流し込み処理部25は、レイアウト指示さ
れた箇所に、バリアブルデータファイル15に設定され
ている情報に基づいて、画像ファイル11から適した画
像を抽出し、また、テキストの場合は、バリアブルデー
タファイル15に設定されている情報を基にしてテキス
トデータを抽出し、各個人に応じた印刷内容をレイアウ
ト指示された条件により印刷できるデータへと変換する
部分である。
【0013】つぎに、本実施形態に係る可変プリントシ
ステムの動作を、細部の構成と共に説明する。得意先1
との間で、パーソナル媒体6の製造を行なうために、通
常、仕様書(設計書)2を作成する。この仕様書2は、
各個人毎に印刷する内容として、郵便番号,住所,氏名
などの可変情報と、性別に応じてある商品を振り分けて
画像印刷すること等が記載される他に、印刷物のレイア
ウト,提供される個人情報データのデータ仕様などが記
載されている。得意先1は、この仕様書2に基づいて、
印刷会社に可変情報データ12Dや、カラー原稿5を支
給する。
【0014】図2は、本実施形態に係る可変情報データ
の一例を説明する図である。可変情報データ12Dは、
個人毎に郵便番号,住所,性別などが、通常1レコード
づつ記録されている。データ仕様書3は、この可変情報
データに対して、郵便番号がどの位置に記録されてお
り、そのコード種類が何であるか等が記載されている。
【0015】一方、画像情報データ11Dに関しては、
カラー原稿5が支給され、スキャナ21によって取り込
んで補正等を行い、画像情報ファイル11を得る場合も
あるし、得意先1から補正済みの画像情報ファイル11
が支給される場合もある。
【0016】レイアウト指示書4は、どのように印刷紙
面をレイアウトするかを定義するためのものである。レ
イアウトは、固定部と可変部とに分かれている。固定部
のデータの作成は、DTPシステムなどによって行われ
る。レイアウト指示部24は、可変部(可変情報を印刷
する部分)に対して、画像の貼り込み位置/大きさ/貼
り込み書式(中央揃え,上下左右揃えなど)を設定す
る。また、レイアウト指示部24は、テキストについて
も同様に、テキストの貼り込み位置,流し込み枠の大き
さ,書体,文字サイズ,文字色,貼り込み角度等を設定
することによって、レイアウト指示ファイル14を作成
する。
【0017】プリント条件指定部23は、データ仕様書
3に基づいて、可変情報データ12Dの仕様を設定して
行く。
【0018】図3は、本実施形態に係る可変情報データ
の設定内容を示す図である。No.の項目には、可変情
報データ12Dのフィールド番号を設定する。フィール
ド番号は、図2の可変情報データの場合に、郵便番号が
「1」,住所1が「2」,住所2が「3」,住所3が
「4」,氏名が「5」,性別フラグが「6」,ポイント
数が「7」となる。開始の項目は、上記フィールドが開
始するバイト位置を設定する。
【0019】属性の項目は、数値データであるのか、A
NKデータであるのか、日本語データであるのかを設定
する。Pの項目は、パック/アンパックのどちらである
のかを設定する。コード種類の項目は、各フィールドに
記録されているデータがASCII,EBCDIC等で
あったり、JIS,Shift−JIS等であるのかな
どを設定する。コメントの項目は、各フィールドの内容
が何であるのかを設定することによって、修正やプリン
ト条件設定する際の目安となるものである。
【0020】可変情報データの仕様を設定したら、次
に、可変情報データのうち、どのデータを所定の流し込
み枠に印刷するかを設定する。
【0021】図4は、本実施形態に係る流し込み枠の設
定画面の一例を示す図である。この設定画面40は、テ
キスト/画像選択欄41と、フィールド欄42と、矢印
欄44と、連結順序欄45と、矢印欄46と、出力グル
ープ欄47と、フィールド選択欄48と、設定オプショ
ン欄49等を備えている。
【0022】仕様書2は、流し込み枠番号と、その流し
込み枠番号にどのフィールドをどういう条件の場合に印
刷するかを明記してある。本実施形態の仕様書2には、
「流し込み枠番号1に郵便番号,枠番号2に住所1と住
所2と住所3を空白無しで連結,枠番号3に氏名,枠番
号4に男性でポイント数が50点以下の人にはAという
画像を,男性でポイント数が51点以上の人にはBとい
う画像を,女性でポイント数が50点以下の人にはCと
いう画像を,女性でポイント数が51点以上の人にはD
という画像を印刷する」と記載されているものとする。
【0023】つぎに、図5から図9を参照しながら、流
し込み枠の設定の仕方について説明する。図4におい
て、テキスト/画像選択欄41は、テキストが選択され
た場合には、下矢印ボタンはアクティブ状態となり、画
像が選択された場合には、下矢印ボタンは非アクティブ
状態となる。フィールド欄43は、エディター入力可能
とする。テキストが選択された場合には、レコードフィ
ールド番号の頭に「#」を付けて設定し、フィールド中
のバイト位置を指定する場合は、「(相対的なフィール
ド開始位置:相対的なフィールド終了位置)」として設
定する。例えば、フィールド番号30の3バイト〜5バ
イトの場合は、#30(3:5)と設定する。文字列を
条件式に設定する場合は、「’(シングルクォーテーシ
ョン)」で文字列を囲む。
【0024】画像を選択した場合には、そのまま画像フ
ァイル名を入力する。画像を選択し、入力フィールドに
レコードフィールドが選択された場合には、インターフ
ェイスデータ作成時に、データ値.epsとしてファイル名
を記録する。チェックデジットを入力する場合には、
〈C〉と入力する。まず、流し込み枠番号欄42には、
「1」を設定する。テキストが選択された場合に、下矢
印ボタンをクリックすると(操作[1])、図5のよう
な画面が表示される。フィールド選択欄43には、先に
設定した可変情報データの仕様設定のレコードレイアウ
トの内容(図3の内容)が表示される(操作[2])の
で、郵便番号に相当するものをマウスで選択して(操作
[3])、反転表示させる。そして、選択したフィール
ド番号と、相対バイト位置を表示させる(操作
[4])。
【0025】図6は、フィールド選択条件が存在しない
場合(連結無し)を示す説明図である。図6において、
フィールドの場合は、下矢印ボタンをクリックして所望
のフィールドを選択する(操作[1])。文字の場合
は、所望の文字列を入力する。下矢印ボタン43aをク
リックすると(操作[2])、連結順序欄45に、所望
のフィールド番号が表示される(操作[3])。連結順
序に登録し、郵便番号フィールド以外に連結するものが
無いので、さらに、下矢印ボタン46aをクリックする
(操作[4])。
【0026】そして、所望のフィールド番号#1が表示
されるので(操作[5])、設定ボタンをクリックする
ことによって、出力グループ欄47に、流し込み枠番号
1に印刷するデータが登録されたことになる。
【0027】図7は、フィールド選択条件が存在しない
場合(連結有り)を示す説明図である。流し込み枠番号
2は、図7に示すように、住所1,住所2,住所3のフ
ィールドを順次連結するように設定を行い、その後に、
連結オプションとして、空白無しで連結するように設定
する。
【0028】図7において、フィールドの場合は、下矢
印ボタンをクリックして所望のフィールドを選択する
(操作[1])。文字の場合は、所望の文字列を入力す
る。下矢印ボタン43aをクリックすると(操作
[2])、所望のフィールド番号#2が表示される(操
作[3])。
【0029】連結するものがフィールドの場合は、下矢
印ボタンをクリックして所望のフィールドを選択する
(操作[4])。下矢印ボタン43aをクリックすると
(操作[5])、連結するフィールド番号#3が表示さ
れる(操作[6])。全て連結したら、下矢印ボタン4
6aをクリックする。連結が終了していない場合には、
操作[4]から操作[6]を繰り返す。そして、連結順
にフィールド番号#2,#3,#4が表示されるので
(操作[8])、設定ボタン51をクリックすることに
よって、出力グループ欄47に、流し込み枠番号2に印
刷するデータが登録されたことになる。
【0030】流し込み枠番号3は、氏名を設定するが、
郵便番号と方法は同様である。流し込み枠番号4は、男
性でポイント数が50点以下の人にはAという画像を,
男性でポイント数が51点以上の人にはBという画像
を,女性でポイント数が50点以下の人にはCという画
像を,女性でポイント数が51点以上の人にはDという
画像を印刷するように設定する必要がある。
【0031】フィールドの値を仕様して、条件設定する
には、図4におけるフィールド選択条件を設定すればよ
い。フィルード選択条件欄48は、編集対象となるテキ
ストデータ、もしくは、画像データをマスターデータ中
のデータ値によって選択する場合に、その条件を選定す
るためのものである。フィールド選択条件欄48は、水
平方向に「AND」の論理演算子の状態、垂直方向に
「OR」の論理演算子の状態をもつものとして設定を行
なう。
【0032】ここで、「AND」,「OR」の論理演算
テーブルの数は、仮に、最大50個としてある。各フィ
ールド内は、「=」,「≠」,「<」,「>」,
「≦」,「≧」のの関係演算子で条件式を設定する。各
符号ボタンは、アクティブの設定フィールド内に入力表
示し、エディタの使用を簡便にするものである。
【0033】レコードフィールドを条件式に設定する場
合には、「#」を頭につけて、レコードフィールド番号
を入力する。例えば、フィールド番号30の場合は、#
30と設定する。レコードフィールドにおいて、フィー
ルド中のバイト位置を指定する場合は、「(相対的なフ
ィールド開始位置:相対的なフィールド終了位置)」と
して設定する。例えば、フィールド番号30の3バイト
〜5バイトの場合は、#30(3:5)と設定する。文
字列を条件式に設定する場合は、「’(シングルクォー
テーション)」で文字列を囲む。
【0034】図8は、本実施形態に係るフィールド条件
の設定例を示す説明図である。図8において、〈1〉に
示すように、フィールド番号1の3バイト目が「0」
で、かつ、フィールド番号2が「0」の場合に、フィー
ルド番号5を出力する。〈2〉に示すように、フィール
ド番号1の3バイト目が「1」または「2」で、かつ、
フィールド番号2が「1」の場合に、フィールド番号6
(N(10))を出力する。〈3〉に示すように、フィ
ールド番号1の3バイト目が「0」以外で、かつ、フィ
ールド番号1の3バイト目が「1」以外ので、かつ、フ
ィールド番号3が「大日本印刷」の場合に、フィールド
番号7の10バイト目〜20バイト目を出力する。
【0035】図9は、本実施形態に係るフィールド選択
条件の設定例を示す説明図である。図9において、
〈1〉に示すように、性別フラグの「0」(男性)で、
かつ、ポイント数が50点以下の場合に、画像Aを出力
する。〈2〉に示すように、性別フラグの「0」(男
性)で、かつ、ポイント数が51点以上の場合に、画像
Bを出力する。〈3〉に示すように、性別フラグの
「1」(女性)で、かつ、ポイント数が50点以下の場
合に、画像Cを出力する。〈4〉に示すように、性別フ
ラグの「1」(女性)で、かつ、ポイント数が51点以
上の場合に、画像Dを出力する。
【0036】このようにして、プリント条件を指定する
と、プリント条件ファイルが生成される。図10は、プ
リント条件ファイルのファイルフォーマット及び実施例
を示す図である。図10のファイルフォーマットにおい
て、例えば、var_noは、流し込み枠を指定する識
別子である。d_typeは、データタイプを記録する
識別子であって、テキストの場合には「T」、画像の場
合はには「I」を記録する。f_selectは、フィ
ールド選択条件を記録する識別子である。記録内容は、
定義画面と同様の方法をとり、横方向にAND条件,縦
方向にOR条件を設定する。AND条件が複数存在する
場合には、カンマで区切り、OR条件が複数存在する場
合には、f_select識別子を複数連続して記録す
る。o_dataは、出力グループの1つを、連結順に
記録する識別子であり、複数のデータを連結する場合に
は、カンマで区切る。c_optionは、連結オプシ
ョンを記録する識別子である。有効文字(空白付き)の
場合は、「1」を、有効文字(空白無し)の場合には
「2」を記録する。フィールドを連結して、連結オプシ
ョンが設定されていない場合には、「0」を記録する。
【0037】データ編集処理部22では、可変情報ファ
イル12とプリント条件ファイル13を利用して、可変
情報ファイル12中の先頭から1レコードづつ処理して
行き、プリント条件ファイル13に応じて、必要なデー
タを抽出/変換して、各個人に応じて印刷すべき情報を
作成して行き、バリアブルデータファイル15を作成す
る。
【0038】図11は、バリアブルデータファイルのデ
ータフォーマットと実施例を示す図である。データ編集
処理部22で作成するバリアブルデータは、流し込み枠
に入る必要最小限のデータで構成されるものとし、各流
し込み枠どうしの識別を行うキャラクタは、カンマを使
用する。このカンマセパレートの第1フィールドは、レ
コードシーケンス番号となる。カンマセパレートの第2
フィールド以降は、印刷するバリアブルデータを意味
し、テキストデータか、画像データかの識別は、枠の属
性設定側で指定する。画像データは、画像ファイル名を
そのまま設定する。拡張子は、”.eps”とする。
「V0001」,「V0002」等は、流し込み枠番号
を意味する。ある編集フィールドに対して、印刷するデ
ータがない場合には、カンマを続ける必要はなく、印刷
するデータが存在する編集フィールド番号をとびとびで
記録してかまわない。ファイル構造における改行コード
は、0x0d0aとする。カンマセパレートの最終フィ
ールドのデータは、カンマを使用せずに、改行コードで
判別する。
【0039】次に、図1に戻って、流し込み処理に入
る。流し込み部25は、レイアウト指示ファイル14の
内容と、画像情報ファイル11と、バリアブルデータフ
ァイル15を使用して、レイアウト指示ファイル14で
指定された各流し込み位置に、バリアブルデータファイ
ル15中の内容を流し込みする。
【0040】流し込み部25は、流し込み枠の属性を参
照して、テキストの場合は、バリアブルデータファイル
15中のテキストデータを読み、レイアウト指示ファイ
ル14に設定されている書体,文字サイズ,文字色,貼
り込み角度に基づいて流し込む。また、画像の場合は、
バリアブルデータファイル15中に指定されている画像
ファイル名の画像をレイアウト指示ファイル14に設定
されている揃え位置に従って流し込み処理を行う。
【0041】それぞれバリアブルデータファイル15の
1レコードづつ処理し、各個人に応じた紙面データを作
成して行く。フルカラープリンタ27に対するインター
フェイスがポストスクリプト言語であれば、流し込み処
理は、各個人に応じた紙面データをポストスクリプトに
よって生成する。
【0042】流し込み処理部25からの各個人の紙面デ
ータは、印刷用データハンドリング部26に出力され、
印刷用データハンドリング部26は、各個人に応じた印
刷紙面データをフルカラープリンタ27(27A,27
B,27C)に送信し、フルカラープリンタ27は、個
人属性に応じた印刷媒体を出力することになる。この印
刷媒体は、出力後に、加工製本機28を通すことによっ
て、パーソナルカタログやパーソナルメール等のパーソ
ナル媒体6に加工される。
【0043】図12は、本実施形態に係るパーソナル媒
体(パーソナルメール)を示した図である。このパーソ
ナルメール60は、印刷媒体としてのはがきの表面に、
郵便番号欄61と、住所欄62と、氏名欄63が設けら
れ、裏面に、商品画像欄64が設けられたものである。
【0044】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、本発明によ
れば、顧客の様々な属性情報を利用して、各顧客に応じ
たパーソナル媒体を、物件が異なった場合においても、
従来のプログラム開発を個別に行うこと無く、ノンプロ
グラミングによって作成することができる、という効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る可変プリントシステ
ムの基本構成を示すブロック図である。
【図2】本実施形態に係る可変情報データの一例を説明
する図である。
【図3】本実施形態に係る可変情報データの設定内容を
示す図である。
【図4】本実施形態に係る流し込み枠の設定画面の一例
を示す図である。
【図5】本実施形態にフィールド選択欄の設定画面の一
例を示す図である。
【図6】フィールド選択条件が存在しない場合(連結無
し)を示す説明図である。
【図7】フィールド選択条件が存在しない場合(連結有
り)を示す説明図である。
【図8】本実施形態に係るフィールド条件の設定例を示
す説明図である。
【図9】本実施形態に係るフィールド選択条件の設定例
を示す説明図である。
【図10】プリント条件ファイルのファイルフォーマッ
ト及び実施例を示す図である。
【図11】バリアブルデータファイルのデータフォーマ
ットと実施例を示す図である。
【図12】本実施形態に係るパーソナル媒体(パーソナ
ルメール)を示した図である。
【符号の説明】
1 得意先 2 仕様書(設計書) 3 データ仕様書 4 レイアウト指示書 5 カラー原稿 6 パーソナル媒体 11 画像情報ファイル 12 可変情報ファイル 13 プリント条件ファイル 22 データ編集処理部 23 プリント条件指定処理部 24 レイアウト指示処理部 25 流し込み処理部 40 設定画面 41 テキスト/画像選択欄 42 流し込み枠欄 43 フィールド欄 44,46 矢印欄 45 連結順序欄 47 出力グループ欄 48 フィールド選択欄 49 設定オプション欄

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品又は役務の内容を表わす画像情報を
    記憶する画像情報ファイル,個人に関する可変情報を記
    憶する可変情報ファイル,及び,前記可変情報ファイル
    の個々のデータを印刷媒体にプリントするプリント条件
    情報を記憶するプリント条件ファイルを備えた記憶手段
    と、 前記可変情報の個々のデータを、前記プリント条件情報
    に基づいてプリント用に編集するデータ編集処理手段
    と、 プリント内容のレイアウトを指示するレイアウト指示情
    報を生成するレイアウト指示手段と、 前記レイアウト指示情報に基づいて、前記データ編集処
    理手段で編集された個別情報及び前記画像情報を流し込
    むことにより、印刷可能な状態にする流し込み手段とを
    含む可変プリントシステム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の可変プリントシステム
    において、 前記データ編集処理手段は、論理演算子と関係演算子と
    を用いて、前記プリント条件情報を設定して、編集する
    ことを特徴とする可変プリントシステム。
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