JPH10207565A - ジョイスティック装置 - Google Patents

ジョイスティック装置

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Publication number
JPH10207565A
JPH10207565A JP9014097A JP1409797A JPH10207565A JP H10207565 A JPH10207565 A JP H10207565A JP 9014097 A JP9014097 A JP 9014097A JP 1409797 A JP1409797 A JP 1409797A JP H10207565 A JPH10207565 A JP H10207565A
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JP
Japan
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stick
joystick
axis direction
neutral position
guide block
Prior art date
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Pending
Application number
JP9014097A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihide Takada
良秀 高田
Masayuki Ogawa
雅之 小川
Ichiro Kataoka
一郎 片岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Publication date
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Priority to JP9014097A priority Critical patent/JPH10207565A/ja
Publication of JPH10207565A publication Critical patent/JPH10207565A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ジョイスティックによってスイッチを操作で
きないとき、ジョイスティックが下側に付勢されても、
下方に移動するのを禁止して、操作者側にスイッチオン
不可能な状態にあることを認識させ、ジョイスティック
を中立位置にすることを促し、これによって操作ミスを
無くす。 【解決手段】 ジョイスティック3が中立位置以外の位
置にあるとき、ジョイスティック3が下方に移動するの
を禁止し、ジョイスティック3が中立位置にあるとき、
ジョイスティック3が下方に移動するのを可能にするガ
イドブロック8を自在支持機構4の下側に配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータシス
テムなどで使用されるジョイスティック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータシステムの座標入力デバイ
ス装置として、従来、マウス装置やジョイスティック装
置などが知られている。
【0003】このうち、ジョイスティック装置は、矩形
状に形成されるコントローラ筐体と、このコントローラ
筐体の上部面に形成された孔に傾倒自在に差し込まれる
ジョイスティックと、前記コントローラ筐体内に配置さ
れ、前記ジョイスティックをX軸方向、およびY軸方向
に傾倒自在に支持する自在支持機構と、この自在支持機
構の傾倒方向、傾倒角度を検出する角度検出機構とを備
えており、ジョイスティックが倒されたとき、その傾倒
方向、傾倒角度を検出して、検出結果をコンピュータシ
ステム側に供給する。
【0004】このような従来のジョイスティック装置の
一例を図5に示す。図5に示すように、このジョイステ
ィック型コントローラは、X軸101を中心にしてY軸
方向に回動自在に配置されるU字溝板102と、Y軸1
03を中心にしてX軸方向に回動自在に配置されるU字
溝板104とによって自在支持機構105が構成され、
各U字溝板102、104の回転角度を検出するポテン
ショメータ106、107によって角度検出機構110
が構成される。そして、下部側に形成された球面部10
8によってX軸方向、Y軸方向に傾倒自在に支持された
ジョイスティック109の下部を各U字溝板102、1
04の溝内に挿通させて構成される。使用時には、この
ジョイスティック109が倒されると、倒された方向、
角度に応じて、各U字溝板102、104が回動され、
各ポテンショメータ106、107によって各U字溝板
102、104の回動角度が検出される。このようにし
て、ジョイスティック109の傾倒方向、傾倒角度が検
出される。
【0005】ところで、このような従来のジョイスティ
ック装置の中には、図6に示すように、ジョイスティッ
ク109の下方にスイッチ111を配置したプッシュス
イッチ付きジョイスティック装置も開発されている。図
7はこれを正面から見た断面構成を示している。図7に
おいて、ジョイスティック109はバネ(図示せず)な
どにより上方に付勢されており、この状態で、図8に示
すように、ジョイスティック109が押し込まれると、
このジョイスティック109は下側に移動して、このジ
ョイスティック109の下端でスイッチ111のボタン
112を押し込んで、これをオンさせる。これによって
座標情報の入力のみならず、スイッチ情報についても、
コントローラシステム側に供給可能にする。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなプッシュスイッチ付きジョイスティック装置では、
図9に示すように、ジョイスティック109が操作され
て、中立位置(X軸方向およびY軸方向のいずれについ
ても付勢されていない状態)から外れた状態で、ジョイ
スティック109が下側に付勢されると、スイッチ11
1をオンさせることができないにもかかわらず、ジョイ
スティック109が下に移動してしまう。その結果、操
作者に対してスイッチ111がオンされていないのにオ
ンされたものと誤認させてしまうという問題があった。
【0007】本発明は上記の事情に鑑み、ジョイスティ
ックによってスイッチを操作できないとき、ジョイステ
ィックが下側に付勢されても、これが下方に移動するの
を禁止して、操作者側にスイッチオン不可能な状態にあ
ることを認識させ、ジョイスティックを中立位置にする
ことを促し、これによって操作ミスを無くすことができ
るジョイスティック装置を提供することを目的としてい
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明によるジョイスティック装置は、請求項1で
は、X軸方向、およびY軸方向に傾倒自在、かつZ軸方
向に移動自在に配置されるスティックと、このスティッ
クがX軸方向、およびY軸方向のいずれにも傾倒されて
いない中立位置にあるときには、前記スティックのZ軸
方向への移動を許容する一方、前記スティックが中立位
置以外の位置にあるときには、前記スティックのZ軸方
向への移動を禁止するガイドブロックと、このガイドブ
ロックによって前記スティックがZ軸方向に移動するの
を許容されている状態で、前記スティックが押し込まれ
たとき、これを検出するプッシュ検出スイッチとを備え
たことを特徴としている。
【0009】また、請求項2では、請求項1に記載のジ
ョイスティック装置において、前記ガイドブロックは、
上面側が前記スティックの下部とわずかな隙間を隔てて
対向する凹面に形成され、この凹面の中央部分にZ軸方
向の貫通孔が形成され、前記スティックが中立位置で、
Z軸方向に押し込まれたとき、前記スティックの下部を
前記貫通孔に挿通させて、前記貫通孔の下部側に配置さ
れたプッシュ検出スイッチを操作させることを特徴とし
ている。
【0010】上記の構成において、請求項1では、ステ
ィックがX軸方向、およびY軸方向に傾倒されていない
中立位置にあるとき、ガイドブロックによって、スティ
ックがZ軸方向に移動するのを許容し、またスティック
が中立位置以外の位置にあるとき、スティックがZ軸方
向に移動するのを禁止するとともに、前記ガイドブロッ
クによって前記スティックがZ軸方向に移動するのを許
容されている状態で、スティックが押し込まれたとき、
プッシュ検出スイッチによってこれを検出する。これに
より、スティックによってプッシュ検出スイッチを操作
できないとき、スティックが下側に付勢されても、これ
が下方に移動するのを禁止して、操作者側にスイッチオ
ン不可能な状態にあることを認識させ、スティックを中
立位置にすることを促し、操作ミスの発生を防止する。
【0011】また、請求項2では、前記ガイドブロック
として、上面側が前記スティックの下部とわずかな隙間
を隔てて対向する凹面に形成され、この凹面の中央部分
にZ軸方向の貫通孔が形成されたガイドブロックを使用
し、このガイドブロックによって、前記スティックが中
立位置で、Z軸方向に押し込まれたとき、前記スティッ
クの下部を前記貫通孔に挿通させて、前記貫通孔の下部
側に配置されたプッシュ検出スイッチを操作させること
により、請求項1と同様に、スティックによってプッシ
ュ検出スイッチを操作できないとき、スティックが下側
に付勢されても、これが下方に移動するのを禁止して、
操作者側にスイッチオン不可能な状態にあることを認識
させ、スティックを中立位置にすることを促し、これに
よって操作ミスを無くす。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は本発明によるジョイスティ
ック装置の実施の形態を示す要部斜視図、図2はその要
部断面図である。
【0013】各図に示すジョイスティック装置1は、券
売機などの装置を構成するコントローラ筐体20(図2
参照)の上部面に形成された孔に傾倒自在に差し込ま
れ、Z軸方向には移動自在に、かつ球面部2を中心にX
軸方向、およびY軸方向には傾倒自在に取り付けられる
ジョイスティック3と、コントローラ筐体20内に配置
され、ジョイスティック3をX軸方向、およびY軸方向
に傾倒自在に支持する自在支持機構4と、コントローラ
筐体20内に配置され、自在支持機構4を構成する各U
字溝板5、6の回動角度を検出する回動角度検出機構7
と、自在支持機構4の下方に配置され、ジョイスティッ
ク3が中立位置(X軸方向、およびY軸方向に付勢され
ていない状態)のとき、ジョイスティック3を下方に移
動自在にし、それ以外の状態にあるとき、ジョイスティ
ック3が下方に移動しないようにするガイドブロック8
と、このガイドブロック8の中心下部に配置され、ジョ
イスティック3がZ軸方向に押し込まれたとき、これを
検出するプッシュ検出スイッチ9とを備えており、ジョ
イスティック3が倒されたとき、その傾倒方向、傾倒角
度を検出して、検出結果をコンピュータシステム側(図
示は省略する)に供給し、またジョイスティック3が中
立位置で押し込まれたとき、プッシュ検出スイッチ9に
よってこれを検出し、この検出結果を前記コンピュータ
システム側に供給する。
【0014】この場合、自在支持機構4は、X軸10を
中心にしてY軸方向に回動自在に配置され、ジョイステ
ィック3の下部が挿通されるU字溝板5と、Y軸11を
中心にしてX軸方向に回動自在に配置され、ジョイステ
ィック3の下部が挿通されるU字溝板6とを備えてお
り、ジョイスティック3がX軸方向、Y方向に付勢され
て、ジョイスティック3が球面部2を中心に、X軸方
向、Y方向に傾倒されたとき、これに応じて各U字溝板
5、6が回動する。
【0015】また、回動角度検出機構7は、各U字溝板
5、6の回動角度を各々検出するポテンショメータ1
2、13などによって構成されており、自在支持機構4
の各U字溝板5、6が回動したとき、その回動角度を検
出して、ジョイスティック3の傾倒方向、傾倒角度を検
出し、これをコンピュータシステム側に供給する。
【0016】また、ガイドブロック8は、図2に示すよ
うに、上面側がジョイスティック3の下部とわずかな隙
間を隔てて対向する凹面14に形成され、この凹面14
の中央部分にZ軸方向の貫通孔15が形成されたブロッ
クであり、図3に示すように、ジョイスティック3が中
立位置以外の状態で、Z軸方向に押されたとき、凹面1
4によって、ジョイスティック3が下方に移動するのを
禁止し、また図4に示すように、ジョイスティック3が
中立位置にある状態で、Z軸方向に押し込まれたとき、
ジョイスティック3の下部を貫通孔15に挿通させ、こ
の貫通孔15の下部側に配置されたプッシュ検出スイッ
チ9をオン状態にさせる。
【0017】このように、この実施の形態では、ジョイ
スティック3が中立位置以外の位置にあるとき、ジョイ
スティック3が下方に移動するのを禁止し、ジョイステ
ィック3が中立位置にあるとき、ジョイスティック3が
下方に移動するのを可能にするガイドブロック8を自在
支持機構4の下側に配置しているので、ジョイスティッ
ク3によってプッシュ検出スイッチ9を操作できないと
き、ジョイスティック3が下側に付勢されても、これが
下側に移動するのを禁止、操作者側にスイッチオン不可
能な状態にあることを認識させて、ジョイスティック3
を中立位置にすることを促し、操作ミスを無くすことが
できる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ジ
ョイスティックによってスイッチを操作できないとき、
ジョイスティックが下側に付勢されても、これが下方に
移動するのを禁止して、操作者側にスイッチオン不可能
な状態にあることを認識させ、ジョイスティックを中立
位置にすることを促し、これによって操作ミスを無くす
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるジョイスティック装置の実施の形
態を示す要部斜視図である。
【図2】図1に示すジョイスティック装置の要部拡大図
である。
【図3】図1に示すジョイスティック装置の動作例を示
す模式図である。
【図4】図1に示すジョイスティック装置の動作例を示
す模式図である。
【図5】従来のジョイスティック装置の一例を示す要部
斜視図である。
【図6】従来のジョイスティック装置の他の一例を示す
要部斜視図である。
【図7】図6に示すジョイスティック装置のジョイステ
ィックを操作していないときの正面図である。
【図8】図6に示すジョイスティック装置のジョイステ
ィックを押し込んだときの正面図である。
【図9】図6に示すジョイスティック装置のジョイステ
ィックを押し込んだときの正面図である。
【符号の説明】
1 ジョイスティック装置 2 球面部 3 ジョイスティック(スティック) 4 自在支持機構 5 U字溝板 6 U字溝板 7 回動角度検出機構 8 ガイドブロック 9 プッシュ検出スイッチ 10 X軸 11 Y軸 12 ポテンショメータ 13 ポテンショメータ 14 凹面 15 貫通孔 20 コントローラ筐体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 X軸方向、およびY軸方向に傾倒自在、
    かつZ軸方向に移動自在に配置されるスティックと、 このスティックがX軸方向、およびY軸方向のいずれに
    も傾倒されていない中立位置にあるときには、前記ステ
    ィックのZ軸方向への移動を許容する一方、前記スティ
    ックが中立位置以外の位置にあるときには、前記スティ
    ックのZ軸方向への移動を禁止するガイドブロックと、 このガイドブロックによって前記スティックがZ軸方向
    に移動するのを許容されている状態で、前記スティック
    が押し込まれたとき、これを検出するプッシュ検出スイ
    ッチと、 を備えたことを特徴とするジョイスティック装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のジョイスティック装置
    において、 前記ガイドブロックは、上面側が前記スティックの下部
    とわずかな隙間を隔てて対向する凹面に形成され、この
    凹面の中央部分にZ軸方向の貫通孔が形成され、前記ス
    ティックが中立位置で、Z軸方向に押し込まれたとき、
    前記スティックの下部を前記貫通孔に挿通させて、前記
    貫通孔の下部側に配置された前記プッシュ検出スイッチ
    を操作させることを特徴とするジョイスティック装置。
JP9014097A 1997-01-28 1997-01-28 ジョイスティック装置 Pending JPH10207565A (ja)

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JP (1) JPH10207565A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006178861A (ja) * 2004-12-24 2006-07-06 Denso Corp 機器操作装置
US7077750B1 (en) * 1999-08-10 2006-07-18 Hosiden Corporation Multi directional input apparatus

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