JPH10207364A - 可動式カレンダー表示方法並びにダイヤル式カレンダー及びスライド式カレンダー - Google Patents

可動式カレンダー表示方法並びにダイヤル式カレンダー及びスライド式カレンダー

Info

Publication number
JPH10207364A
JPH10207364A JP830397A JP830397A JPH10207364A JP H10207364 A JPH10207364 A JP H10207364A JP 830397 A JP830397 A JP 830397A JP 830397 A JP830397 A JP 830397A JP H10207364 A JPH10207364 A JP H10207364A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
calendar
month
day
plate
printed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP830397A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Uemura
英男 植村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Chuo Kogei Kikaku Kk
NOA KK
Noa KK
Original Assignee
Chuo Kogei Kikaku Kk
NOA KK
Noa KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Chuo Kogei Kikaku Kk, NOA KK, Noa KK filed Critical Chuo Kogei Kikaku Kk
Priority to JP830397A priority Critical patent/JPH10207364A/ja
Publication of JPH10207364A publication Critical patent/JPH10207364A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electromechanical Clocks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、可動式カレンダー表示方法等に関
し、万年カレンダー等を簡易な操作で使用することを目
的とする。 【解決手段】 環状帯領域内に修正万年カレンダーの曜
日以外のカレンダー日部分を印刷し、且つ修正万年カレ
ンダー内の当年の各月のカレンダー日部分印刷範囲の中
央位置であって環状帯領域に対して予め決められた位置
に、対応する月を印刷した円板10と、カレンダー日部
分を露出させるカレンダー日部分露出窓、並びに円板に
印刷された月を視認し得る形状で切欠された月露出窓を
有する前面板12と、前面板の軸支孔に円板の軸支孔を
位置合わせして円板を前面板に回転可能に軸支する軸支
部材14,16とで構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、当年の月(以下、
当月という。)を月露出窓に露出させれば、修正万年カ
レンダー等内の当月のカレンダー日部分を、カレンダー
日部分露出窓の上部に曜日が印刷されているカレンダー
日部分露出窓に露出させ得るほか、必要に応じて当該月
の祝日も祝日露出窓に露出させ得るようにした可動式カ
レンダー表示方法、ダイヤル式カレンダー、及びスライ
ド式カレンダーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から年間カレンダー、万年カレンダ
ーは知られている。年間カレンダーは、月毎とか、隔月
毎にその用紙を剥ぎ取るか、又は前月の用紙を裏側に折
り返す等をしなければならない。又、万年カレンダー
は、その年の月のカレンダー日部分を探して該カレンダ
ー日部分に曜日を位置合わせするようにしなければなら
ない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】年間カレンダーは、月
毎とか、隔月毎にその用紙を剥ぎ取ったり、又は前月の
用紙を裏側に折り返す等しなければならないから、その
作業に煩わしさがあるほか、その年の過ぎ去った月の曜
日を見たくても、無くなっていたり、表側に戻さなけれ
ばならない。
【0004】又、万年カレンダーは、その年の月毎に当
該月の曜日が万年カレンダーのどの位置に位置している
かを探さなくてはならないという煩わしさがある。本発
明は、斯かる技術的課題に鑑みて創作されたもので、万
年カレンダー等を簡易な操作で使用し得る可動式カレン
ダー表示方法、並びに万年カレンダー等を簡易な操作で
使用し得る比較的薄く、ハンディなダイヤル式カレンダ
ー及びスライド式カレンダーを提供することをその目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
前面板の背面において該前面板に対して移動可能に配置
されたカレンダー日部分兼月印刷板を移動させ、前記前
面板に切欠された月露出窓内に、前記カレンダー日部分
兼月印刷板上に印刷された月を露出させると、前面板に
切欠されたカレンダー日部分露出窓内に、該カレンダー
日部分露出窓に対応する前記カレンダー日部分兼月印刷
板のカレンダー日部分印刷領域に印刷された修正万年カ
レンダー日部分内の当年における前記露出された月に相
当するカレンダー日部分がカレンダー日部分露出窓上側
の前面板領域に印刷された曜日に対応して露出されて前
記当年における前記露出された月のカレンダーが表示さ
れるようにして構成される。
【0006】請求項2記載の発明は、請求項1記載の可
動式カレンダー表示方法において、前記前面板に切欠さ
れた月露出窓内に、前記カレンダー日部分兼月印刷板上
に印刷された当年の月を露出させると同時に、前面板に
切欠されたカレンダー日部分露出窓内に、該カレンダー
日部分露出窓に対応する前記カレンダー日部分兼月印刷
板のカレンダー日部分印刷領域に印刷された修正万年カ
レンダー日部分内の前記当年における前記露出された月
に相当するカレンダー日部分をカレンダー日部分露出窓
上側の前面板領域に印刷された曜日に対応して露出され
ると、前記前面板に切欠された祝日露出窓内に、前記カ
レンダー日部分兼月印刷板の祝日印刷領域に印刷された
前記露出された月の祝日が露出されるようにして構成さ
れる。
【0007】請求項3記載の発明は、請求項1又は請求
項2記載の可動式カレンダー表示方法において、前記カ
レンダー日部分兼月印刷板を円板で形成し、前記移動を
前記円板の回転で生ぜしめるようにして構成される。請
求項4記載の発明は、請求項1又は請求項2記載の可動
式カレンダー表示方法において、前記カレンダー日部分
兼月印刷板を長方形板で形成し、前記移動を前記長方形
板のスライドで生ぜしめるようにして構成される。
【0008】請求項5記載の発明は、前面板の背面にお
いて該前面板に対して移動可能に配置されたカレンダー
日部分兼月印刷板を移動させ、前記前面板に切欠された
第1の月露出窓内に、前記カレンダー日部分兼月印刷板
上に印刷された当年においてカレンダー日部分が同一日
配列とならない月、若しくはカレンダー日部分が同一日
配列となる月のうちの1つの月のいずれかの月を露出さ
せるか、又は前記第1の月露出窓に対し所定の位置関係
で前記前面板に切欠された第2の月露出窓に前記当年に
おいてカレンダー日部分が同一日配列となる月のうちの
残りの月を露出させると、前面板に切欠されたカレンダ
ー日部分露出窓内に、該カレンダー日部分露出窓に対応
する前記カレンダー日部分兼月印刷板のカレンダー日部
分印刷領域に印刷された万年カレンダー内の前記当年に
おける前記露出された月に相当するカレンダー日部分が
カレンダー日部分露出窓上側の前面板領域に印刷された
曜日に対応して露出されて前記当年における前記露出さ
れた月のカレンダーが表示されるようにして構成され
る。
【0009】請求項6記載の発明は、請求項5記載の可
動式カレンダー表示方法において、前記カレンダー日部
分兼月印刷板を円板で形成し、前記移動を前記円板の回
転で生ぜしめるようにして構成される。請求項7記載の
発明は、請求項5記載の可動式カレンダー表示方法にお
いて、前記カレンダー日部分兼月印刷板を長方形板で形
成し、前記移動を前記長方形板のスライドで生ぜしめる
ようにして構成される。
【0010】請求項8記載の発明は、請求項5乃至請求
項7のいずれかに記載の可動式カレンダー表示方法にお
いて、前記当年のカレンダー日部分が同一日配列となら
ない月については前記第2の月露出窓に前記カレンダー
日部分兼月印刷板に印刷された該当年のカレンダー日部
分が同一日配列とならない月の祝日が露出され、前記当
年のカレンダー日部分が同一日配列となる月のうちの1
つの月については前記前面板と前記カレンダー日部分兼
月印刷板、前記円板、又は長方形板のいずれか1つとの
間に長方形補助板をスライドさせて該長方形補助板に印
刷された前記当年のカレンダー日部分が同一日配列とな
る月のうちの1つの月の祝日が前記第2の月露出窓に露
出され、前記当年のカレンダー日部分が同一日配列とな
る月のうちの残りの月については前記前面板と前記カレ
ンダー日部分兼月印刷板、前記円板、又は長方形板のい
ずれか1つとの間に前記長方形補助板をスライドさせて
前記長方形補助板に印刷された前記当年のカレンダー日
部分が同一日配列となる月のうちの残りの月の祝日が前
記第1の月露出窓に露出されるようにして構成される。
【0011】請求項9記載の発明は、円の中心に軸支孔
を有し、第1の半径と該第1の半径より第1の所定値だ
け大きい第2の半径とによって画成される環状帯領域内
に修正万年カレンダーの曜日以外のカレンダー日部分を
印刷し、且つ前記修正万年カレンダー内の当年の各月の
カレンダー日部分印刷範囲の中央位置であって前記環状
帯領域に対して予め決められた位置に、対応する月を印
刷した円板と、板裏面の所定の位置に前記円板を配置し
たときに前記円板の軸支孔と同一の位置になる軸支孔を
有し、該軸支孔の中心から所定の角度で下方に傾斜して
延びる2本の直線と前記第1の半径及び前記第2の半径
に対応する円弧とによって画成され切欠されたカレンダ
ー日部分露出窓、並びに前記円板に印刷された月を視認
し得る形状で切欠された月露出窓を有する前面板と、前
記前面板の軸支孔に前記円板の軸支孔を位置合わせして
前記円板を前記前面板に回転可能に軸支する軸支部材と
で構成される。
【0012】請求項10記載の発明は、請求項9記載の
ダイヤル式カレンダーにおいて、前記円板の各カレンダ
ー日部分印刷範囲の中央位置で、且つ月を印刷した位置
とは異なる前記環状帯領域に対する予め決められた位置
に、対応する月の祝日を前記円板に印刷し、前記円板の
祝日を視認し得る形状で切欠された祝日露出窓を前記前
面板に切欠して構成される。
【0013】請求項11記載の発明は、請求項9又は請
求項10記載のダイヤル式カレンダーにおいて、前記前
面板と背面板との間に前記円板を回転可能に軸支して構
成される。請求項12記載の発明は、所定位置に切欠さ
れたカレンダー日部分露出窓、並びに該カレンダー日部
分露出窓に対して予め決められた距離だけ隔たった位置
に月露出窓を切欠した長方形前面板と、前記長方形前面
板のカレンダー日部分露出窓に対応する帯領域内に修正
万年カレンダーの曜日以外のカレンダー日部分を印刷
し、且つ前記長方形前面板の月露出窓に対応する位置で
あって修正万年カレンダー内の当年の各月のカレンダー
日部分印刷範囲の中央位置に、対応する月を印刷した長
方形板と、前記長方形前面板との間で前記長方形板をス
ライド可能に案内する案内用板とで構成される。
【0014】請求項13記載の発明は、請求項12記載
のスライド式カレンダーにおいて、前記長方形前面板の
各カレンダー日部分印刷範囲の中央位置で、且つ月を印
刷した位置とは異なる前記帯領域に対する予め決められ
た位置に、対応する月の祝日を前記長方形板に印刷し、
前記長方形板の祝日を視認し得る形状で切欠された祝日
露出窓を前記長方形前面板に切欠して構成される。
【0015】請求項14記載の発明は、請求項12又は
請求項13記載のスライド式カレンダーにおいて、前記
長方形板を修正万年カレンダー内の当年における各月の
カレンダー日部分印刷範囲でない所定の位置で分割して
構成される。請求項15記載の発明は、円の中心に軸支
孔を有し、第1の半径と該第1の半径より第1の所定値
だけ大きい第2の半径とによって画成される環状帯領域
内に万年カレンダーの曜日以外のカレンダー日部分を印
刷し、且つ前記環状帯領域に対して隔たった第1の位置
であって万年カレンダー内の当年においてカレンダー日
部分が同一日配列とならない月及び前記当年においてカ
レンダー日部分が同一日配列となる月のうちの1つの月
のいずれかの月の各々に該当する月のカレンダー日部分
印刷範囲の中央位置に、対応する月を印刷し、前記環状
帯領域に対して隔たった第2の位置であって万年カレン
ダー内の当年においてカレンダー日部分が同一日配列と
なる月のうちの残りの月に該当する月のカレンダー日部
分印刷範囲の中央位置に該残りの月を印刷した円板と、
板裏面の所定の位置に前記円板を配置したときに前記円
板の軸支孔と同一の位置になる軸支孔を有し、該軸支孔
の中心から所定の角度で下方に傾斜して延びる2本の直
線と前記第1の半径及び前記第2の半径に対応する円弧
とによって画成され切欠されたカレンダー日部分露出
窓、並びに前記円板の第1及び第2の位置に対応する各
位置に、前記円板に印刷された月を視認し得る形状で切
欠された第1及び第2の窓を切欠した前面板と、前記前
面板の軸支孔に前記円板の軸支孔を位置合わせして前記
円板を前記前面板に回転可能に軸支する軸支部材とで構
成される。
【0016】請求項16記載の発明は、請求項15記載
のダイヤル式カレンダーにおいて、前記円板を円の中心
に軸支孔を有し、第1の半径と該第1の半径より第1の
所定値だけ大きい第2の半径とによって画成される環状
帯領域内に万年カレンダーの曜日以外のカレンダー日部
分を配置し、且つ前記環状帯領域に対して隔たった第1
の位置であって万年カレンダー内の当年においてカレン
ダー日部分が同一日配列とならない月及び前記当年にお
いてカレンダー日部分が同一日配列となる月のうちの1
つの月のいずれかの月の各々に該当する月のカレンダー
日部分印刷範囲の中央位置に、対応する月を印刷し、前
記環状帯領域に対して隔たった第2の位置であって万年
カレンダー内の当年においてカレンダー日部分が同一日
配列とならない月及び前記当年においてカレンダー日部
分が同一日配列となる月のうちの1つの月の各々に該当
する月のカレンダー日部分印刷範囲の中央位置に対応す
る月の祝日を印刷すると共に、前記環状帯領域に対して
隔たった第2の位置であって万年カレンダー内の当年に
おいてカレンダー日部分が同一日配列となる月のうちの
残りの月に該当する月のカレンダー日部分印刷範囲の中
央位置に該残りの月を印刷した円板として構成し、前記
円板に印刷されている前記当年においてカレンダー日部
分が同一日配列とならない月を前記第1の窓を介して露
出させ、且つ前記第1の窓を介して露出される月の祝日
を前記第2の窓を介して露出させる第1の切欠領域と、
前記円板に印刷されている前記当年においてカレンダー
日部分が同一日配列となる月のうちの1つの月を前記第
1の窓を介して露出させる第2の切欠領域及び前記第2
の窓を介して露出される祝日であって前記第1の窓を介
して露出される前記1つの月についての印刷された祝日
と、前記円板に印刷されている前記当年においてカレン
ダー日部分が同一日配列となる月のうちの残りの月を前
記第2の窓を介して露出させる第3の切欠領域及び前記
第1の窓を介して露出される祝日であって前記第2の窓
を介して露出される前記残りの月についての印刷された
祝日とを有する長方形板と、前記第1の切欠領域を囲む
大きさより大きい中央切欠部を有し、前記円板の前方に
位置されて前記前面板との間で長方形板をスライド可能
に案内する案内用板とを設けて構成される。
【0017】請求項17記載の発明は、請求項15又は
請求項16記載のダイヤル式カレンダーにおいて、前記
前面板と背面板との間に前記円板を回転可能に軸支して
構成される。請求項18記載の発明は、所定位置におい
て切欠されたカレンダー日部分露出窓、並びに該カレン
ダー日部分露出窓に対して隔たった第1及び第2の位置
に第1及び第2の窓を切欠した長方形前面板と、前記長
方形前面板のカレンダー日部分露出窓に対応する板前面
の帯領域内に万年カレンダーの曜日以外のカレンダー日
部分を印刷し、且つ前記長方形前面板の第1の月露出窓
に対応する位置であって万年カレンダー内の当年におい
てカレンダー日部分が同一日配列とならない月及び前記
当年においてカレンダー日部分が同一日配列となる月の
うちの1つの月の各々に該当する月のカレンダー日部分
印刷範囲の中央位置に、対応する月を印刷すると共に、
前記長方形板の第2の月露出窓に対応する位置であって
万年カレンダー内の前記当年においてカレンダー日部分
が同一日配列となる月のうちの残りの月に該当する月の
カレンダー日部分印刷範囲の中央位置に該残りの月を印
刷した長方形板と、前記第1及び第2の窓を囲む大きさ
より大きい中央切欠部を有し、前記長方形前面板との間
で前記長方形板をスライド可能に案内する案内用板とで
構成される。
【0018】請求項19記載の発明は、請求項18記載
のスライド式カレンダーにおいて、前記長方形板を前記
長方形前面板のカレンダー日部分露出窓に対応する板前
面の帯領域内に万年カレンダーの曜日以外のカレンダー
日部分を印刷し、且つ前記長方形前面板の第1の位置に
対応する位置であって万年カレンダー内の当年において
カレンダー日部分が同一日配列とならない月及び前記当
年においてカレンダー日部分が同一日配列となる月のう
ちの1つの月の各々に該当する月のカレンダー日部分印
刷範囲の中央位置に、対応する月を印刷し、前記長方形
前面板の第2の位置に対応する位置であって万年カレン
ダー内の当年においてカレンダー日部分が同一日配列と
ならない月の各々に該当する月のカレンダー日部分印刷
範囲の中央位置に、対応する月の祝日を印刷すると共
に、前記長方形板の第2の位置に対応する位置であって
万年カレンダー内の前記当年においてカレンダー日部分
が同一日配列となる月のうちの残りの月に該当する月の
カレンダー日部分印刷範囲の中央位置に該残りの月を印
刷した長方形板として構成し、前記長方形板に印刷され
ている前記当年においてカレンダー日部分が同一日配列
とならない月を前記第1の窓を介して露出させ、且つ前
記第1の窓を介して露出される月の祝日を前記第2の窓
を介して露出させる第1の切欠領域と、前記長方形板に
印刷されている前記当年においてカレンダー日部分が同
一日配列となる月のうちの1つの月を前記第1の窓を介
して露出させる第2の切欠領域及び前記第2の窓を介し
て露出される祝日であって前記第1の窓を介して露出さ
れる前記1つの月についての印刷された祝日と、前記長
方形板に印刷されている前記当年においてカレンダー日
部分が同一日配列となる月のうちの残りの月を前記第2
の窓を介して露出させる第3の切欠領域及び前記第1の
窓を介して露出される祝日であって前記第2の窓を介し
て露出される前記残りの月についての印刷された祝日と
を有する長方形補助板と、前記案内用板の背面で、前記
長方形前面板との間で前記長方形補助板をスライド可能
に案内する案内兼支持板とを設けて構成それる。
【0019】請求項20記載の発明は、請求項18又は
請求項19記載のスライド式カレンダーにおいて、前記
長方形板を万年カレンダー内の当年における月のカレン
ダー日部分印刷範囲内でない所定の位置で分割して構成
される。
【0020】(作用)請求項1記載の発明は、前面板の
背面においてカレンダー日部分兼月印刷板を移動させる
ことにより、前面板の月露出窓内に、カレンダー日部分
兼月印刷板上に印刷された月を露出させると、修正万年
カレンダー日部分内の当年における前記露出された月の
カレンダー日部分がカレンダー日部分露出窓上側の前面
板領域に印刷された曜日に対応して露出させることがで
きる。従って、修正万年カレンダーを当年の各月のカレ
ンダーとして簡易に表示することができる。
【0021】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前面板の月露出窓内への月の露出で、修正
万年カレンダー日部分内の当年における前記露出された
月のカレンダー日部分がカレンダー日部分露出窓上側の
前面板領域に印刷された曜日に対応して露出されると同
時に、当月の祝日を祝日露出窓に露出させるよあにした
ものである。従って、簡易な操作で、修正万年カレンダ
ーを、祝日を含む当年の各月のカレンダーとして使用す
ることができる。
【0022】請求項3記載の発明は、カレンダー日部分
兼月印刷板を円板とし、円板の回転により請求項1又は
請求項2記載の発明の表示操作を達成するようにしたカ
レンダー表示方法である。請求項4記載の発明は、カレ
ンダー日部分兼月印刷板を長方形板とし、長方形板のス
ライドにより請求項1又は請求項2記載の発明の表示操
作を達成するようにしたカレンダー表示方法である。
【0023】請求項5記載の発明は、前面板に円板を軸
支部材で回転可能に軸支した状態において、円板を回転
させて前面板の第1の月露出窓内に、円板上に印刷され
ている当年においてカレンダー日部分が同一日配列とな
らない月、若しくはカレンダー日部分が同一日配列とな
る月のうちの1つの月のいずれかの月を露出させるか、
又は第2の月露出窓内に前記当年においてカレンダー日
部分が同一日配列となる月のうちの残りの月を露出させ
れば、これと同時に、前面板のカレンダー日部分露出窓
内に、該カレンダー日部分露出窓に対応する円板のカレ
ンダー日部分印刷領域に印刷された万年カレンダーのう
ちの前記当年のうちの所定の月のカレンダー日部分を、
カレンダー日部分露出窓上側の前面板領域に印刷された
曜日に対応して露出させることができる。従って、万年
カレンダーを当年の各月のカレンダーとして簡易に表示
することができる。
【0024】請求項6記載の発明は、カレンダー日部分
兼月印刷板を円板とし、円板の回転により請求項5記載
の発明の表示操作を達成するようにしたカレンダー表示
方法である。請求項7記載の発明は、カレンダー日部分
兼月印刷板を長方形板とし、長方形板のスライドにより
請求項5記載の発明の表示操作を達成するようにしたカ
レンダー表示方法である。
【0025】請求項8記載の発明は、当年のカレンダー
日部分が同一日配列とならない月については当年の同一
日配列とならない月を第1の月露出窓に露出だけで、万
年カレンダーの当年の前記同一日配列とならない月のカ
レンダー日部分をカレンダー日部分露出窓に露出させる
と同時に、当月の祝日を第2の月露出窓に露出させ、当
年のカレンダー日部分が同一日配列となる月のうちの1
つの月については当年の同一日配列となる月の1つの月
を第2の月露出窓に露出させる一方、スライドされた長
方形板の当月の祝日を第2の月露出窓に露出させ、又当
年のカレンダー日部分が同一日配列となる月のうちの残
りの月については当年の同一日配列となる月の残りの月
を第2の月露出窓に露出させる一方、スライドされた長
方形板の当月の祝日を第1の月露出窓に露出させて当年
の各月のカレンダーにその月の祝日を表示させるように
したものである。簡易な操作で、万年カレンダーを、祝
日を含む当年の各月のカレンダーとして使用することが
できる。
【0026】請求項9記載の発明は、前面板の月露出窓
に円板上の月を露出させると、円板上の修正万年カレン
ダーの曜日以外のカレンダー日部分が前面板のカレンダ
ー日部分露出窓内に露出される。従って、修正万年カレ
ンダーを当年の各月のカレンダーとして簡易に表示する
ことができる。請求項10記載の発明は、請求項9記載
の発明において、前面板の月露出窓への月の露出で、円
板上の修正万年カレンダーの曜日以外のカレンダー日部
分を前面板のカレンダー日部分露出窓内に露出させると
同時に、当月の祝日を前面板の祝日露出窓に露出させる
ようにしたものである。簡易な操作で、修正万年カレン
ダーを、祝日を含む当年の各月のカレンダーとして使用
することができる。
【0027】請求項11記載の発明は、請求項9又は請
求項10の発明において、円板を前面板と背面板で軸支
して円板の支持を安定化したものである。請求項12記
載の発明は、請求項9記載の発明における円板を長方形
板とし、この長方形板を長方形前面板と案内用板との間
にスライド可能に挿通して構成したものであり、従って
修正万年カレンダーの曜日以外のカレンダー日部分及び
該カレンダー日部分に対する当年の各月をその長方形板
に印刷しており、その基本的な機能は変わりはなく、そ
の効果も同等である。
【0028】請求項13記載の発明は、請求項12記載
の発明において、請求項10記載の発明と同様に、祝日
を祝日露出窓に露出させるようにしたものである。スラ
イド式カレンダーにおいて、修正万年カレンダーを、祝
日を含む当年の各月のカレンダーとして使用することが
できる。請求項14記載の発明は、請求項13記載の発
明において、長方形板を分割して長方形板の操作を簡便
にしたものである。
【0029】請求項15記載の発明は、前面板の背面に
おいて円板を回転させることにより、前記前面板の第1
の窓内に、円板上に印刷されている当年においてカレン
ダー日部分が同一日配列とならない月、若しくはカレン
ダー日部分が同一日配列となる月のうちの1つの月のい
ずれかの月を露出させるか、又は前記第1の窓と所定の
間隔を隔てて前記前面板に切欠された第2の窓に前記当
年においてカレンダー日部分が同一日配列となる月のう
ちの残りの月を露出させれば、これと同時に、前面板の
カレンダー日部分露出窓内に、該カレンダー日部分露出
窓に対応する円板のカレンダー日部分印刷領域に印刷さ
れた万年カレンダー内の前記当年のうちの所定の月のカ
レンダー日部分をカレンダー日部分露出窓上側の前面板
領域に印刷された曜日に対応して露出させることができ
る。従って、万年カレンダーを当年の各月のカレンダー
として使用するのにその操作が簡易になる。
【0030】請求項16記載の発明は、請求項15記載
の発明において、円板の操作と、長方形板の操作とで、
前面板の第1の窓又は第2の窓内への月の露出で、当月
のカレンダー日部分が前面板のカレンダー日部分露出窓
内へ露出されると共に、当月の祝日を第2の窓、又は第
1の窓に露出させるようにしたものである。従って、万
年カレンダーを、祝日を含む当年の各月のカレンダーと
して使用するのにその操作が簡易になる。
【0031】請求項17記載の発明は、請求項15又は
請求項16の発明において、円板を前面板と背面板で軸
支して円板の支持を安定化したものである。請求項18
記載の発明は、請求項15記載の発明における円板を長
方形板とし、この長方形板を長方形前面板と案内用板と
の間にスライド可能に挿通して構成したものであり、従
って万年カレンダーの曜日以外のカレンダー日部分及び
該カレンダー日部分に対する当年の各月をその長方形板
に印刷しており、その基本的な機能は変わりはなく、そ
の効果も同等である。
【0032】請求項19記載の発明は、請求項18記載
の発明において、請求項16記載の発明と同様に、祝日
を祝日露出窓に露出させるようにしたものである。スラ
イド式カレンダーにおいて、万年カレンダーを、祝日を
含む当年の各月のカレンダーとして使用することができ
る。請求項20記載の発明は、請求項18又は請求項1
9記載の発明において、長方形板を分割して長方形板の
操作を簡便にしたものである。
【0033】
【発明の実施の形態】図1乃至図3は、請求項1乃至請
求項3、及び請求項9乃至請求項11記載の発明の1つ
の実施の形態(ダイヤル式カレンダー)を示す。図1に
おいて、10は、ダイヤル式カレンダーの円形紙片部
(請求項1乃至請求項3のカレンダー日部分兼月印刷
板、請求項9乃至請求項11の円板)である。円形紙片
部10は、その円の中心に軸支孔10hを有し、円の中
心から第1の半径R1と該第1の半径R1より第1の所
定値だけ大きい第2の半径とによって画成される環状帯
領域内に修正万年カレンダーの曜日以外のカレンダー日
部分を印刷し、且つ前記第1の半径より第2の所定値だ
け小さい第3の半径上の位置であって修正万年カレンダ
ー内の当年(例えば、1997年)における各月のカレ
ンダー日部分印刷範囲の中央位置に、対応する月を印刷
すると共に、前記第2の半径より第3の所定値だけ大き
い第4の半径の位置であって万年カレンダー内の当年に
おいてカレンダー日部分が同一日配列とならない月の各
々に該当する月のカレンダー日部分印刷範囲の中央位置
に、対応する月の祝日を印刷して成る。本願において、
修正万年カレンダーの修正万年カレンダー日部分とは、
周知の万年カレンダーの一部を修正して当年のカレンダ
ーとして使用する日の配列であり、図2及び図3に示す
ように、万年カレンダーを当年(例えば、19970
年)のカレンダーとして使用する場合に、当年における
月のカレンダー日部分が同一となる月のカレンダー日部
分を、必要な月数だけ、万年カレンダー日部分(毎年の
カレンダーとして使用する日の配列日)内の当年の各月
のカレンダー日部分を分割して仕舞わない位置に割り込
ませて配列して成るものをいう。図2の右端に図3の左
端が続き、図3の右端が図2の左端に続いて修正万年カ
レンダー日部分は、構成されている。なお、祝日の表示
を要しない場合には、当年(例えば、1997年)内の
月に祝日がある場合の祝日を第4の半径の位置に印刷し
なくてもよい。
【0034】12は、ダイヤル式カレンダーの前面紙片
部(請求項1乃至請求項3、及び請求項9乃至請求項1
1の前面板)である。前面紙片部12は、紙片部裏面の
所定の位置に円形紙片部10を配置したときに円形紙片
部10の軸支孔10hと同一の位置になる軸支孔12h
を有し、該軸支孔12hの中心から所定の角度を下方に
傾斜して延びる2本の直線と前記第1の半径及び前記第
2の半径に対応する円弧とによって画成され切欠された
カレンダー日部分露出窓12W、並びに該カレンダー日
部分露出窓12W上方に前記第3の半径に対応する位置
を中心として、円形紙片部10に印刷された月を視認し
得る形状、例えば長辺を縦方向とする長方形で切欠され
た上側窓12UW、及び該カレンダー日部分露出窓12
W下方に前記第4の半径に対応する位置を中心として、
円形紙片部10に印刷された月を視認し得る形状、例え
ば円形で切欠された下側窓12LWを有すると共に、カ
レンダー日部分露出窓12Wの上側の辺に沿って曜日
S、M、T、W、T、F、S(図4の12C参照)が印
刷されて構成されている。上側窓12UWは、請求項1
乃至請求項3、請求項9、及び請求項11の月露出窓に
対応する。下側窓12LWは、請求項2、請求項3、及
び請求項10の祝日露出窓に対応する。なお、曜日の表
示を要しない場合には、下側窓12LWは切欠する必要
はない。
【0035】14,16は、軸支部材で、例えば紙器業
界で汎用されているポリホックである。軸支部材がポリ
ホックである場合、14は雄ポリホックで、16は雌ポ
リホックである。軸支部材14、16は、前面紙片部1
2の軸支孔12hに円形紙片部10の軸支孔10hを位
置合わせして円形紙片部10を前面紙片部12に回転可
能に軸支する部材である。
【0036】22は、ダイヤル式カレンダーの押え部材
(請求項11の背面板)である。押え部材22は、前面
紙片部12の軸支孔12hの中心を通る鉛直線と直交す
る前面紙片部12の上縁線で前面紙片部12から折り返
された背面紙片部であり、折り返されたときに前記軸支
孔12hに対応する位置に軸支孔22hが形成されると
共に、前記頂部で折り返されてダイヤル式カレンダーを
吊すのに用いるフック22Hが形成されている。この押
え部材22は、必要に応じて設ければよい。
【0037】24は、ダイヤル式カレンダーの支持部材
である。支持部材24は、点線で示される折り返し線2
4UL,24UR,24LL,24LRが施されると共
に、実線で示される切り込み線24CLの位置がカット
されている。支持部材24を押え部材22の背面に接着
したとき、雄ポリホック14に嵌着された雌ポリホック
16を受け入れる開口24hが、支持部材24に形成さ
れている。支持部材24の押え部材22の背面への接着
には、支持部材24の周辺と折り返し線24UL,24
URと切り込み線24CLとで囲まれる面と、支持部材
24の周辺と折り返し線24LL,24LRと切り込み
線24CLとで囲まれる面とが用いられる。この支持部
材24も、必要に応じて設ければよい。
【0038】以下にダイヤル式カレンダーの使用につい
て説明する。前面紙片部12と、円形紙片部10と、前
面紙片部12の上縁線で前面紙片部12の裏側へ折り返
された押え部材22との軸支孔12h,10h,22h
内に雄ポリホック14を挿通し、その雄ポリホック14
に雌ポリホック16を嵌着させて円形紙片部10を前面
紙片部12と押え部材22との間に回転可能に軸支す
る。
【0039】そして、当年、例えば1997年の1月を
ダイヤル式カレンダー上に表示したい場合には、円形紙
片部10を回転させて円形紙片部10上の第3の半径の
位置に印刷されている当年の表示したい月の文字、即ち
1997年の1月の文字(図2及び図4の1月の文字参
照)を前面紙片部12の上側窓12UW内の中心位置に
露出させる。この露出を生じさせさえすれば、万年カレ
ンダー内の当年の表示したい1月(カレンダー)の日部
分、即ち1997年の1月のカレンダー日部分(図2の
1月に対応するカレンダー日部分(1月の矢印範囲参
照)を参照されたい。)がカレンダー日部分露出窓12
W内に露出され、カレンダー日部分露出窓12Wの上側
の辺に沿って印刷されている曜日(図4の12C参照)
に対して位置付けられると同時に、上側窓12UWに露
出された月の祝日が下側窓12LWに露出されるから、
1997年の1月のカレンダーをダイヤル式カレンダー
上に看取することができる。その表示状態を図4に示し
てある。
【0040】なお、祝日の表示を必要としない場合に
は、円形紙片部10上に祝日を印刷する必要もないし、
前面紙片部12に下側窓12LWを切欠する必要もな
い。このようにして、当年の表示したい月の表示操作を
した後に、衝立用の支持部材24を組み立てて机の上に
置くか、又は吊下用フック22Hを壁の留め金具に掛け
てダイヤル式カレンダーを用いる。
【0041】従って、当年の表示したい月を前面紙片部
12の上側窓12UW内の中心位置に露出しさえすれ
ば、修正万年カレンダーのうちの、前記当年の表示した
い月のカレンダー日部分がカレンダー日露出窓12W内
に露出表示されて前記当年の表示したい月のカレンダー
を構成し得るから、修正万年カレンダーの使用が格段に
簡易となる。必要に応じて、円形紙片部12に祝日を印
刷し、前面紙片部12に下側窓12LWを設ければ、前
面紙片部12の上側窓12UW内への当年の表示したい
月の露出だけで、修正万年カレンダーを用いて当年の表
示したい月のカレンダーとして、当月のカレンダー日部
分と当月の祝日とを表示させることができるから、表示
操作が格段に簡易となる。
【0042】図5乃至図7は、請求項1、請求項2、請
求項4、及び請求項12乃至請求項14記載の発明の1
つの実施の形態(スライド式カレンダー)を示す。図5
乃至図7において、30は長方形前面紙片部(請求項1
2乃至請求項14の長方形前面板)であり、この長方形
前面紙片部30は、紙片部の所定位置に切欠されたカレ
ンダー日部分露出窓30W、並びに該カレンダー日部分
露出窓30W下方に前記カレンダー日部分露出窓30W
から下方へ第1の所定距離及び該第1の所定距離より大
きい第2の所定距離だけ隔てた位置の各々に上側窓30
UW及び下側窓30LWを有すると共に、カレンダー日
部分露出窓30Wの上の辺に沿って曜日S、M、T、
W、T、F、S(図6の30C参照)が印刷されて構成
されている。上側窓30UW及び下側窓30LWは、請
求項1、請求項2、請求項4、及び請求項12乃至請求
項14の月露出窓に対応する。
【0043】30−1及び30−2は、後述する長方形
紙片部35のスライドをし易くする切欠部である。この
切欠部30−1,30−2は、必要に応じて設ければよ
い。34は、長方形前面紙片部30の上縁線で折り返さ
れ、長方形前面紙片部30の裏面に接着されて長方形前
面紙片部30との間で後述する長方形紙片部35をスラ
イド可能に案内する案内用紙片部(請求項12乃至請求
項14の案内用板)(図5乃至図7参照)である。
【0044】35は長方形紙片部(請求項12乃至請求
項14の長方形板)で、この長方形紙片部35は、長方
形前面紙片部30と案内用紙片部34との間でスライド
可能に配置される紙片部であって、長方形前面紙片部3
0のカレンダー日部分露出窓30Wに対応する紙片部前
面の帯領域内に修正万年カレンダーの曜日以外のカレン
ダー日部分を印刷し、且つ長方形前面紙片部30の上側
窓30UWに対応する位置であって前記修正万年カレン
ダー内の当年における各月のカレンダー日部分印刷範囲
の中央位置に、対応する月を印刷すると共に、長方形前
面紙片部30の下側窓30LWに対応する位置であって
修正万年カレンダー内の前記当年における月に祝日があ
る場合に当該月のカレンダー日部分印刷範囲の中央位置
に、当該祝日を印刷して形成されている。
【0045】図5に示すように、ダイヤル式カレンダー
と同様の衝立用の支持部材24が案内用紙片部34の背
面に貼着されるか、又は吊下用フック34Hが案内用紙
片部34の上部に設けられる。図5において、参照番号
24は、図1と同じ部材なので、支持部材24の各部の
参照番号は、図1と同一の参照番号を付してある。以下
にスライド式カレンダーの使用について説明する。
【0046】案内用紙34が、長方形前面紙片部30の
上縁線で長方形前面紙片部30の背面へ折り返されて長
方形前面紙片部30の背面に、長方形紙片部35をスラ
イドさせ得るように、接着される。そして、長方形前面
紙片部30と案内用紙片部34との間に、長方形紙片部
35がスライド可能に挿通される。そして、当年、例え
ば1997年の1月をスライド式カレンダー上に表示し
たい場合には、長方形紙片部35をスライドさせて長方
形紙片部35上の、長方形前面紙片部30のカレンダー
日部分露出窓30Wに対応する帯領域内に印刷されてい
る当年の表示したい月の文字、例えば1997年の1月
の文字(図2の1月の文字、及び図6参照)を長方形前
面紙片部30の上側窓30UW内の中心位置に露出させ
る。この露出を生じさせさえすれば、修正万年カレンダ
ー内の当年の表示したい1月(カレンダー)のカレンダ
ー日部分、即ち1997年の1月のカレンダー日部分
(図2の1月に対応するカレンダー日部分(1月の矢印
範囲参照)を参照されたい。)がカレンダー日部分露出
窓30W内に露出され、カレンダー日部分露出窓30W
の上側の辺に沿って印刷されている曜日(図6の30C
参照)に対して位置付けられると同時に、上側窓30U
Wに露出されている月の祝日が下側窓30LWに露出さ
れるから、当年、例えば1997年の1月のカレンダ
ー、及び当月の祝日をスライド式カレンダー上に看取す
ることができる。その表示状態を図6に示してある。
【0047】なお、祝日を表示しなくてもよい場合に
は、前述のように、長方形紙片部35に祝日を印刷する
必要もないし、長方形前面紙片部30に下側窓30LW
を設ける必要もない。このようにして、当年の表示した
い月の表示操作をした後に、衝立用の支持部材24を組
み立てて机の上に置くか、又は吊下用フック34Hを壁
の留め金具に掛けてスライド式カレンダーを用いる。
【0048】従って、当年の表示したい月を長方形前面
紙片部30の上側切欠領域30UW内の中心位置に露出
させさえすれば、修正万年カレンダー内の、前記当年の
表示したい月のカレンダー日部分をカレンダー日露出窓
30W内に露出表示させて前記当年の月のカレンダーを
構成し得るから、修正万年カレンダーの使用が格段に簡
易となる。必要に応じて、長方形前面紙片部30の上側
窓30UW内への当年の表示したい月の露出と同時に、
該月の祝日を長方形前面紙片部30の下側窓30LW内
に露出させることができるので、修正万年カレンダーを
用いて当年の表示したい月のカレンダー日部分と当月の
祝日とを簡易な操作で表示させることができる。
【0049】図8乃至図10は、請求項5、請求項6、
請求項8、請求項15乃至請求項17記載の発明の1つ
の実施の形態(ダイヤル式カレンダー)を示す。図8に
おいて、10は、ダイヤル式カレンダーの円形紙片部
(請求項15及び請求項16の円板)である。円形紙片
部10は、その円の中心に軸支孔10hを有し、円の中
心から第1の半径R1と該第1の半径R1より第1の所
定値だけ大きい第2の半径とによって画成される環状帯
領域内に万年カレンダーの曜日以外のカレンダー日部分
を印刷し、且つ前記第2の半径より第2の所定値だけ大
きい第3の半径上の位置であって万年カレンダー内の当
年(例えば、1997年)においてカレンダー日部分が
同一日配列とならない月(例えば、1997年の2月乃
至9月、及び11月、12月)及び前記当年においてカ
レンダー日部分が同一日配列となる月のうちの1つの月
(例えば、1997年の1月)のいずれかの月の各々に
該当する月のカレンダー日部分印刷範囲の中央位置に、
対応する月を印刷し、前記第3の半径より第3の所定値
だけ大きい第4の半径の位置であって、万年カレンダー
内の当年においてカレンダー日部分が同一日配列となら
ない月の各々に該当する月のカレンダー日部分印刷範囲
の中央位置に、対応する月の祝日を印刷すると共に、前
記第3の半径より第3の所定値だけ大きい第4の半径の
位置であって万年カレンダー内の当年においてカレンダ
ー日部分が同一日配列となる月のうちの残りの月(例え
ば、1997年の10月)に該当する月のカレンダー日
部分印刷範囲の中央位置に該残りの月を印刷して成る。
万年カレンダーは、周知のカレンダーであり、図9及び
図10には、各年のカレンダーに共通に使用し得るカレ
ンダー日部分を配列して成る万年カレンダーの部分を示
す。図9の右端に図10の左端が続き、図10の右端が
図9の左端に続いて修正万年カレンダー日部分は、構成
されている。又、図9及び図10には、当年、例えば1
997年の各月に対応するカレンダー日部分を図示して
ある。なお、当年(例えば、1997年)においてカレ
ンダー日部分(各月のカレンダー日部分を矢印範囲で示
してある)が同一日配列とならない月についての祝日
を、必要に応じて、第3の半径の位置に印刷しなくても
よい。
【0050】12は、ダイヤル式カレンダーの前面紙片
部(請求項15乃至請求項17の前面板)である。前面
紙片部12は、紙片部裏面の所定の位置に円形紙片部1
0を配置したときに円形紙片部10の軸支孔10hと同
一の位置になる軸支孔12hを有し、該軸支孔12hの
中心から所定の角度を下方に傾斜して延びる2本の直線
と前記第1の半径及び前記第2の半径に対応する円弧と
によって画成され切欠されたカレンダー日部分露出窓1
2W、並びに該カレンダー日部分露出窓12W下方に前
記第3の半径及び前記第4の半径に対応する位置の各々
を中心として、円形紙片部10に印刷された月を視認し
得る形状で切欠された上側窓12UW(請求項15乃至
請求項17の第1の窓)及び下側窓12LW(請求項1
5及び請求項17の第2の窓)を有すると共に、カレン
ダー日部分露出窓12Wの上側の辺に沿って曜日S、
M、T、W、T、F、S(図11の12C参照)が印刷
されて構成されている。上側窓12UW及び下側窓12
LWは、請求項5、請求項6、及び請求項8の月露出窓
に対応し、又請求項12乃至請求項14の第1の窓及び
第2の窓に対応する。
【0051】12−1,12−2は、後述する長方形紙
片部20のスライドをし易くする切欠部である。この切
欠部12−1,12−2は、必要に応じて設けらればよ
い。14,16は、軸支部材で、例えば紙器業界で汎用
されているポリホックである。軸支部材がポリホックで
ある場合、14は雄ポリホックで、16は雌ポリホック
である。軸支部材14、16は、前面紙片部12の軸支
孔12hに円形紙片部10の軸支孔10hを位置合わせ
して円形紙片部10を前面紙片部12に回転可能に軸支
する部材である。
【0052】18は、ダイヤル式カレンダーの案内用紙
片部(請求項16及び請求項17の案内用板)である。
案内用紙片部18は、前面紙片部12の軸支孔12hの
中心を通る鉛直線と直交する下縁線で前面紙片部12か
らその裏側へ折り返され、前面紙片部12の裏面に接着
された紙片部であり、点線で示される案内用紙片部18
Sは、上方へ折り返される前の案内用紙片部を示し、前
面紙片部12の背面に折り返されて前面紙片部12の裏
面に接着された実線で示す案内用紙片部を参照番号18
を付してある。案内用紙片部18には、その中央に前面
紙片部12の上側窓12UW及び下側窓12LWを囲む
大きさより大きい切欠部があり、この切欠部を中央切欠
部18−1という。円形紙片部10を回転させて上側窓
12UW、又は下側窓12LWのいずれかにカレンダー
の月(当月)を露出させるだけで、カレンダー日部分露
出窓に当該月のカレンダー日部分を露出させることがで
きて、その状態において万年カレンダーを当年の当月の
カレンダーとして使用する場合には、案内用紙片部18
は、必ずしも必要でない。
【0053】20は、ダイヤル式カレンダーの長方形紙
片部(請求項16及び請求項17の長方形板)である。
長方形紙片部20は、前面紙片部12と案内用紙片部1
8との間にスライド可能に配置される紙片部である。長
方形紙片部20は、円形紙片部10の当年の月を前面紙
片部12の上側窓12UW、又は下側窓12LWのいず
れかに露出させると同時に、当年のカレンダー日部分が
同一日配列とならない月の祝日を前面紙片部12の下側
窓12LWに露出させる第1の切欠領域部分20Cと、
第1の切欠領域部分12Cに連続して切欠されて当年の
カレンダー日部分が同一日配列となる月のうちの1つの
月が前面紙片部12の上側窓12UW内に露出されるの
を可能にする第2の切欠領域部分20−1とで形成され
る第1の切欠領域20−0と、第2の切欠領域部分20
−1の下方であって、前面紙片部12の下側窓12LW
に対応する位置に印刷された前記カレンダー日部分が同
一日配列となる月のうちの1つの月の祝日20−C1
(例えば、当年(1997年の1月の祝日1・15)
と、当年のカレンダー日部分が同一日配列となる月のう
ちの残りの月が前面紙片部12の下側窓12LW内に露
出されるのを可能にする第2の切欠領域20−2と、第
2の切欠領域20−2上方の位置に印刷された当年のカ
レンダー日部分が同一日配列となる月のうちの残りの月
の祝日20−C2(例えば、当年(1997年の10の
祝日10)とを有して構成されている。
【0054】22は、ダイヤル式カレンダーの押え部材
(請求項17の背面板)である。押え部材22は、前面
紙片部12の軸支孔12hの中心を通る鉛直線と直交す
る前面紙片部12の上縁線で前面紙片部12から折り返
された背面紙片部であり、折り返されたときに前記軸支
孔12hに対応する位置に軸支孔22hが形成されると
共に、前記頂部で折り返されてダイヤル式カレンダーを
吊すのに用いるフック22Hが形成されている。この押
え部材22は、必要に応じて設ければよい。
【0055】24は、ダイヤル式カレンダーの支持部材
である。支持部材24は、点線で示される折り返し線2
4UL,24UR,24LL,24LRが施されると共
に、実線で示される切り込み線24Cの位置がカットさ
れている。支持部材24を押え部材22の背面に接着し
たとき、雄ポリホック14に嵌着された雌ポリホック1
6を受け入れる開口24hが、支持部材24に形成され
ている。支持部材24の押え部材22の背面への接着に
は、支持部材24の周辺と折り返し線24UL,24U
Rと切り込み線24Cとで囲まれる面と、支持部材24
の周辺と折り返し線24LL,24LRと切り込み線2
4Cとで囲まれる面とが用いられる。この支持部材24
も、必要に応じて設ければよい。
【0056】以下にダイヤル式カレンダーの使用につい
て説明する。案内用紙片部18が、前面紙片部12の下
縁線で前面紙片部12の裏側へ折り返されて前面紙片部
12の背面に接着した状態で、前面紙片部12と、円形
紙片部10と、前面紙片部12の上縁線で前面紙片部1
2の裏側へ折り返された押え部材22との軸支孔12
h,10h,22h内に雄ポリホック14を挿通し、そ
の雄ポリホック14に雌ポリホック16を嵌着させて円
形紙片部10を前面紙片部12と押え部材22との間に
回転可能に軸支する。
【0057】そして、前面紙片部12と案内用紙片部1
8との間に長方形紙片部20を挿通させる。そして、長
方形紙片部20をスライドさせて長方形紙片部20の第
2の切欠領域20−1を前面紙片部12の上側窓12U
Wに位置させた状態において、当年、例えば1997年
の1月をダイヤル式カレンダー上に表示したい場合に
は、円形紙片部10を回転させて円形紙片部10上の第
3の半径の位置に印刷されている当年の表示したい月の
文字、即ち1997年の1月の文字(図9の1月の文
字、及び図11参照)を前面紙片部12の上側窓12U
W内の中心位置に露出させる。この露出を生じさせさえ
すれば、万年カレンダー内の当年の表示したい1月(カ
レンダー)の日部分、即ち1997年の1月のカレンダ
ー日部分(図9の1月に対応するカレンダー日部分(1
月の矢印範囲参照)を参照されたい。)がカレンダー日
部分露出窓12W内に露出され、カレンダー日部分露出
窓12Wの上側の辺に沿って印刷されている曜日(図1
1の12C参照)に対して位置付けられると同時に、上
側窓12UWに露出されている月の祝日、即ち長方形紙
片部20上に印刷されている1月の祝日が下側窓12L
Wに露出されるから、1997年の1月のカレンダーを
ダイヤル式カレンダー上に看取することができる。その
表示状態を図11に示してある。
【0058】なお、祝日を表示しなくてもよい場合に
は、前述のように、長方形紙片部20を設けなくてもよ
い。又、当年、例えば1997年の2月から9月、及び
11月、月12のダイヤル式カレンダー上への表示につ
いては、長方形紙片部の第1の切欠領域20Cを前面紙
片部12の上側窓12UW及び下側窓12LWに位置さ
せた状態において、円形紙片部10を回転させて円形紙
片部10上の第3の半径の位置に印刷されている当年
(1997年)の2月から9月のうちの表示したい月の
文字、例えば1997年の2月の文字(図9の2月の文
字参照)を前面紙片部12の上側窓12UW内の中心位
置に露出させる。この露出を生じさせさえすれば、万年
カレンダー内の当年の表示したい月(カレンダー)のカ
レンダー日部分、例えば1997年の2月のカレンダー
日部分(図9の2月に対応するカレンダー日部分(2月
の矢印範囲参照)を参照されたい。)が、カレンダー日
部分露出窓12W内に露出され、カレンダー日部分露出
窓12Wの上側の辺に沿って印刷されている曜日(図1
1の12C参照)に対して位置付けられると同時に、上
側窓12UWに露出されている月の祝日、即ち円形紙片
部12上に印刷されている2月の祝日が下側窓12LW
に露出されるから、1997年の2月のカレンダーをダ
イヤル式カレンダー上に看取することができる。
【0059】又、当年の10月については、長方形紙片
部の第3の切欠領域20−2を前面紙片部12の下側窓
12LWに位置させた状態において、円形紙片部10を
回転させて円形紙片部10上の第4の半径の位置に印刷
されている当年の表示したい10月の文字(図9の10
月の文字参照)を前面紙片部12の下側窓12LW内の
中心位置に露出させる。この露出を生じさせさえすれ
ば、万年カレンダーのうちの当年の表示したい10月
(カレンダー)のカレンダー日部分(図9の10月に対
応するカレンダー日部分(10月の矢印範囲参照)を参
照されたい。)が、カレンダー日部分露出窓12W内に
露出され、カレンダー日部分露出窓12Wの上側の辺に
沿って印刷されている曜日(図11の12C参照)に対
して位置付けられると同時に、下側窓12LWに露出さ
れている月の祝日、即ち長方形紙片部20上に印刷され
ている10月の祝日が上側窓12UWに露出されるか
ら、1997年の10月のカレンダーをダイヤル式カレ
ンダー上に看取することができる。
【0060】このようにして、当年の表示したい月の表
示操作をした後に、衝立用の支持部材24を組み立てて
机の上に置くか、又は吊下用フック22Hを壁の留め金
具に掛けてダイヤル式カレンダーを用いる。従って、当
年の表示したい月を前面紙片部12の上側窓12UW、
又は下側窓12LW内の中心位置に露出しさえすれば、
万年カレンダーのうちの、前記当年の表示したい月のカ
レンダー日部分をカレンダー日露出窓12W内に露出表
示させて前記当年の表示したい月のカレンダーを構成し
得るから、万年カレンダーの使用が格段に簡易となる。
必要に応じて、前面紙片部12の上側窓12UW内への
当年の表示したい月の露出と同時に、該月の祝日を前面
紙片部12の下側窓12LW内に露出させ、又は下側窓
12LW内に露出されている月の祝日を長方形紙片部2
0を用いて前面紙片部12の上側窓12UW内に露出さ
せることができるので、万年カレンダーを用いて当年の
表示したい月のカレンダーを簡易な操作で表示させるこ
とができる。
【0061】図12乃至図14は、請求項5、請求項
7、請求項18乃至請求項20記載の発明の1つの実施
の形態(スライド式カレンダー)を示す。図12乃至図
14において、30は長方形前面紙片部(請求項18の
長方形前面板)であり、この長方形前面紙片部30は、
紙片部の所定位置に切欠されたカレンダー日部分露出窓
30W、並びに該カレンダー日部分露出窓30W下方に
前記カレンダー日部分露出窓30Wから下方へ第1の所
定距離及び該第1の所定距離より大きい第2の所定距離
だけ隔てた位置の各々に上側窓30UW及び下側窓30
LWを有すると共に、カレンダー日部分露出窓30Wの
上の辺に沿って曜日S、M、T、W、T、F、S(図1
3の30C参照)が印刷されて構成されている。上側窓
30UW及び下側窓30LWは、請求項5、及び請求項
7の第1の月露出窓、及び第2の月露出窓に対応し、又
請求項18乃至請求項20の第1の窓及び第2の窓に対
応する。
【0062】長方形前面紙片部30には、切欠部30−
1,30−2、及び30−3,30−4が形成されると
共に、後述する第2の案内用紙片部34にも、長方形前
面紙片部30の切欠部30−1,30−2と同様の切欠
部が形成されている。第2の案内用紙片部34の切欠部
は、長方形前面紙片部30の切欠部30−1,30−2
と同様の機能を達成するものであるので、第2の案内用
紙片部34の切欠部は、長方形前面紙片部30の切欠部
30−1,30−2と同一の参照番号を付してある。長
方形前面紙片部30及び第2の案内用紙片部34の切欠
部30−1,30−2は、後述する第1の長方形紙片部
36のスライドをし易くする切欠部である。又、後述す
る第1の案内用紙片部32にも、長方形前面紙片部30
の切欠部30−3,30−4と同様の切欠部が形成され
ている。第1の案内用紙片部32の切欠部は、長方形前
面紙片部30の切欠部30−3,30−4と同様の機能
を達成するものであるので、第1の案内用紙片部32の
切欠部は、長方形前面紙片部30の切欠部30−3,3
0−4と同一の参照番号を付してある。長方形前面紙片
部30及び第1の案内用紙片部32の切欠部30−3,
30−4は、後述する第2の長方形紙片部38のスライ
ドをし易くする切欠部である。これらの切欠部30−
1,30−2、及び30−3,30−4は、必要に応じ
て設ければよい。
【0063】32は、長方形前面紙片部30の下縁線3
0LL(図13参照)で折り返され、前記長方形前面紙
片部30の裏面に接着された第1の案内用紙片部(請求
項18の案内用板)(図12、図14参照)であって、
長方形前面紙片部30との間で後述する第1の長方形紙
片部36をスライド可能に案内する紙片部であり、34
は、長方形前面紙片部30の上縁線30UL(図12参
照)で折り返され、第1の案内用紙片部32の裏面に接
着された第2の案内用紙片部(請求項19の案内兼支持
板)(図12、図14参照)であって、長方形前面紙片
部30との間で後述する第2の長方形紙片部38をスラ
イド可能に案内する紙片部である。第1の案内用紙片部
32は、長方形前面紙片部30の下縁線で折り返される
前の状態を図13では一点線で示す。第1の案内用紙片
部32には、上側窓30UW及び下側窓30LWを囲む
大きさより大きい中央切欠部32−1がある。後述する
ように、第1の案内用紙片部32は、必要に応じて設け
ればよい。
【0064】36は第1の長方形紙片部(請求項18乃
至請求項20の長方形板)で、この第1の長方形紙片部
36は、長方形前面紙片部30と第2の案内用紙片部3
4との間でスライド可能に配置される紙片部であって、
長方形前面紙片部30のカレンダー日部分露出窓30W
に対応する紙片部前面の帯領域内に万年カレンダーの曜
日以外のカレンダー日部分を印刷し、且つ長方形前面紙
片部30の上側窓30UWに対応する位置であって前記
万年カレンダー内の当年においてカレンダー日部分が同
一日配列とならない月(例えば、1997年の2月乃至
9月、及び11月、12月)、及び前記当年においてカ
レンダー日部分が同一日配列となる月のうちの1つの月
(例えば、1997年の1月)の各々に該当する月のカ
レンダー日部分印刷範囲の中央位置に、対応する月を印
刷すると共に、長方形前面紙片部30の下側窓30LW
に対応する位置であって万年カレンダー内の前記当年に
おいてカレンダー日部分が同一日配列となる月のうちの
残りの月(例えば、1997年の10月)に該当する月
のカレンダー日部分印刷範囲の中央位置に該残りの月を
印刷して形成されている。
【0065】38は第2の長方形紙片部(請求項19の
長方形補助板)で、この第2の長方形紙片部38は、長
方形前面紙片部30と第1の案内用紙片部32との間で
スライド可能に配置される紙片部であって、第1の長方
形紙片部36がスライドされて第1の長方形紙片部36
に印刷されている前記当年においてカレンダー日部分が
同一日配列とならない月を上側窓30UWに位置させた
とき当該月が中央切欠部32−1及び上側窓30UWを
介して露出され、且つ当該露出される月の祝日を下側窓
30LWを介して露出させる第1の切欠領域38Cと、
第1の長方形紙片部36がスライドされて第1の長方形
紙片部36に印刷されている前記当年においてカレンダ
ー日部分が同一日配列となる月のうちの1つの月を上側
窓30UWに位置させたとき中央切欠部32−1及び上
側窓30UWを介して当該月を露出させる第2の切欠領
域38−1並びに中央切欠部32−1及び下側窓30L
Wを介して露出される祝日であって上側窓30UWを介
して露出される月についての印刷された祝日38C1
(例えば、当年(1997年の1月の祝日1・15)
と、第1の長方形紙片部36がスライドされて第1の長
方形紙片部36に印刷されている前記当年においてカレ
ンダー日部分が同一日配列となる月のうちの残りの月を
中央切欠部32−1及び下側窓30LWを介して当該残
りの月を露出させる第3の切欠領域38−2並びに中央
切欠部32−1及び上側窓30UWを介して露出される
祝日であって中央切欠部32−1及び下側窓30LWを
介して露出される月についての印刷された祝日38C2
(例えば、当年(1997年の10月の祝日10)とを
有して形成されている。
【0066】図示しないが、ダイヤル式カレンダーと同
様の衝立用の支持部材が第2の案内用紙片部34の背面
に貼着されるか、又は吊下用フックが第2の案内用紙片
部34の上部に設けられる。以下にスライド式カレンダ
ーの使用について説明する。第1の案内用紙片部32
が、長方形前面紙片部30の下縁線30LLで長方形前
面紙片部30の裏側へ折り返されて長方形前面紙片部3
0の背面に、第1の長方形紙片部38をスライドさせ得
るように、接着される共に、第2の案内用紙34が、長
方形前面紙片部30の上縁線30ULで長方形前面紙片
部30の背面へ折り返されて第1の案内用紙片部32の
背面に、第2の長方形紙片部36をスライドさせ得るよ
うに、接着される。そして、長方形前面紙片部30と第
2の案内用紙片部34との間に、第1の長方形紙片部3
6がスライド可能に挿通され、長方形前面紙片部30と
第1の案内用紙片部32との間に、第2の長方形紙片部
38がスライド可能に挿通される。
【0067】そして、第2の長方形紙片部38をスライ
ドさせて第2の長方形紙片部38の第2の切欠領域38
−1を長方形前面紙片部30の上側窓30UWに位置さ
せた状態において、当年、例えば1997年の1月をス
ライド式カレンダー上に表示したい場合には、第1の長
方形紙片部36をスライドさせて第1の長方形紙片部3
6上の、長方形前面紙片部30のカレンダー日部分露出
窓30Wに対応する帯領域内に印刷されている当年の表
示したい月の文字、即ち1997年の1月の文字(図9
の1月の文字、及び図11参照)を長方形前面紙片部3
0の上側窓30UW内の中心位置に露出させる。この露
出を生じさせさえすれば、万年カレンダー内の当年の表
示したい1月(カレンダー)のカレンダー日部分、即ち
1997年の1月のカレンダー日部分(図9の1月に対
応するカレンダー日部分(1月の矢印範囲参照)を参照
されたい。)がカレンダー日部分露出窓30W内に露出
され、カレンダー日部分露出窓30Wの上側の辺に沿っ
て印刷されている曜日(図13の30C参照)に対して
位置付けられると同時に、上側窓30UWに露出されて
いる月の祝日、即ち第2の長方形紙片部38上に印刷さ
れている1月の祝日が下側窓30LWに露出されるか
ら、当年、例えば1997年の1月のカレンダーをスラ
イド式カレンダー上に看取することができる。その表示
状態を図13に示してある。
【0068】なお、祝日を表示しなくてもよい場合に
は、前述のように、第2の長方形紙片部38を設けなく
てもよい。その場合には、第1の案内用紙片部32も設
ける必要は無くなる。又、当年、例えば1997年の2
月から9月、及び11月、12月のスライド式カレンダ
ー上への表示については、第2の長方形紙片部38の第
1の切欠領域38Cを長方形前面紙片部30の上側窓3
0UW及び下側窓30LWに位置させた状態において、
第1の長方形紙片部36をスライドさせて第1の長方形
紙片部36上の、長方形前面紙片部30のカレンダー日
部分露出窓30Wに対応する帯領域内に印刷されている
当年の表示したい月の文字、例えば1997年の2月の
文字(図10の2月の文字参照)を長方形前面紙片部3
0の上側窓30UW内の中心位置に露出させる。この露
出を生じさせさえすれば、万年カレンダー内の当年の表
示したい月(カレンダー)のカレンダー日部分、例えば
1997年の2月のカレンダー日部分(図10の2月に
対応するカレンダー日部分(2月の矢印範囲参照)を参
照されたい。)が、カレンダー日部分露出窓30W内に
露出され、カレンダー日部分露出窓30Wの上側の辺に
沿って印刷されている曜日(図13の30C参照)に対
して位置付けられると同時に、上側窓30UWに露出さ
れている月の祝日、即ち第1の長方形紙片部36上に印
刷されている2月の祝日が下側窓30LWに露出される
から、当年、例えば1997年の2月のカレンダーをス
ライド式カレンダー上に看取することができる。
【0069】又、当年の10月については、第2の長方
形紙片部38の第3の切欠領域38−2を長方形前面紙
片部30の下側窓30LWに位置させた状態において、
第1の長方形紙片部36をスライドさせて第1の長方形
紙片部36上の、長方形前面紙片部30のカレンダー日
部分露出窓30Wに対応する位置に印刷されている当年
の表示したい10月の文字(図9の10月の文字参照)
を長方形前面紙片部30の下側窓30LW内の中心位置
に露出させる。この露出を生じさせさえすれば、万年カ
レンダー内の当年の表示したい10月(カレンダー)の
カレンダー日部分(図9の10月に対応するカレンダー
日部分(10月の矢印範囲参照)を参照されたい。)
が、カレンダー日部分露出窓30W内に露出され、且つ
カレンダー日部分露出窓30Wの上側の辺に沿って印刷
されている曜日(図13の30C参照)に対して位置付
けられると同時に、下側窓30LWに露出されている月
の祝日、即ち第2の長方形紙片部38上に印刷されてい
る10月の祝日が上側窓30UWに露出されるから、当
年、例えば1997年の10月のカレンダーをスライド
式カレンダー上に看取することができる。
【0070】このようにして、当年の表示したい月の表
示操作をした後に、衝立用の支持部材を組み立てて机の
上に置くか、又は吊下用フックを壁の留め金具に掛けて
スライド式カレンダーを用いる。従って、当年の表示し
たい月を長方形前面紙片部30の上側窓30UW、又は
下側窓30LW内の中心位置に露出しさえすれば、万年
カレンダー内の、前記当年の表示したい月のカレンダー
日部分をカレンダー日部分露出窓30W内に露出表示さ
せて前記当年の月のカレンダーを構成し得るから、万年
カレンダーの使用が格段に簡易となる。必要に応じて、
長方形前面紙片部30の上側側窓30UW内への当年の
表示してたい月の露出と同時に、当月の祝日を長方形前
面紙片部30の下側窓30LW内に露出させ、又は下側
窓30LW内に露出されている月の祝日を第2の長方形
紙片部38を用いて長方形前面紙片部30の上側窓30
UW内に露出させることができるので、万年カレンダー
を用いて当年の表示したい月のカレンダーを簡易な操作
で表示させることができる。
【0071】なお、いずれの実施の形態においても、紙
片部を用いたダイヤル式カレンダー及びスライド式カレ
ンダーについて説明したが、紙の代わりに合成樹脂、金
属、木材等を用いてそれぞれのカレンダーを構成しても
よい。窓の位置は、カレンダー日部分露出窓の上側、又
は下側のいずれの位置としてもよい。スライド式カレン
ダーとして実施する場合に、長方形紙片部35、第1の
長方形紙片部36が長すぎるときには、図2及び図3、
並びに図9及び図10に示すように、長方形紙片部3
5、第1の長方形紙片部36を分割して構成するのがよ
い。
【0072】
【発明の効果】以上述べたように本願の請求項1、及び
請求項3乃至請求項7の発明によれば、当年の月を月露
出窓に露出しさえすれば、カレンダー日部分露出窓の上
の印刷領域に印刷されている曜日に修正万年カレンダー
等の当月の日部分を整列させてカレンダー日部分露出窓
に露出させることができ、修正万年カレンダー等の当年
のカレンダーとして使用する上での操作性が格段に向上
する。
【0073】請求項9、請求項11、請求項12、請求
項14、請求項15、請求項17、請求項18、及び請
求項8記載の発明によれば、比較的薄く、ハイディなダ
イヤル式カレンダー等の当年の月を月露出窓に露出しさ
えすれば、カレンダー日部分露出窓の上の印刷領域に印
刷されている曜日に修正万年カレンダー等の当月の日部
分を整列させてカレンダー日部分露出窓に露出させるこ
とができ、修正万年カレンダー等の当年のカレンダーと
してダイヤル式カレンダー等を使用する上での操作性が
格段に向上する。
【0074】請求項2乃至請求項4、及び請求項8の発
明によれば、当年の月を月露出窓に露出しさえすれし
ば、カレンダー日部分露出窓の上の印刷領域に印刷され
ている曜日に修正万年カレンダー等の当月の日部分を整
列させてカレンダー日部分露出窓に露出させることがで
きると共に、前記当月の祝日を長方形補助紙片部を用い
て表示することができるので、修正万年カレンダー等の
当年のカレンダーとして使用する上での操作性が格段に
向上する。
【0075】請求項10、請求項11、請求項13、請
求項14、請求項16、請求項17、請求項19、及び
請求項20記載の発明によれば、比較的薄く、ハンディ
なダイヤル式カレンダー等の当年の月を月露出窓に露出
しさえすれしば、カレンダー日部分露出窓の上の印刷領
域に印刷されている曜日に修正万年カレンダー等の当月
の日部分を整列させてカレンダー日部分露出窓に露出さ
せることができると共に、前記当月の祝日を長方形補助
紙片部を用いて表示することができるので、修正万年カ
レンダー等の当年のカレンダーとしてダイヤル式カレン
ダー等を使用する上での操作性が格段に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1乃至請求項3、及び請求項9乃至請求
項11記載の発明の1つの実施の形態を示す図である。
【図2】請求項1乃至請求項3、及び請求項9乃至請求
項11記載の発明の1つの実施の形態で用いる修正万年
カレンダーの展開図の一部を示す図である。
【図3】請求項1乃至請求項3、及び請求項9乃至請求
項11記載の発明の1つの実施の形態で用いる修正万年
カレンダーの展開図の残部を示す図である。
【図4】請求項1乃至請求項3、及び請求項9乃至請求
項11記載の発明の1つの実施の形態の1つの使用状況
を説明する図である。
【図5】請求項1、請求項2、請求項4、請求項12乃
至請求項14記載の発明の1つの実施の形態を示す図で
ある。
【図6】図5の矢印D1で示す部分の拡大図である。
【図7】図5の矢印D1で示す部分を拡大した側面図で
ある。
【図8】請求項5、請求項6、請求項8、請求項15乃
至請求項17記載の発明の1つの実施の形態を示す図で
ある。
【図9】請求項5、請求項6、請求項8、請求項15乃
至請求項17記載の発明の1つの実施の形態で用いる万
年カレンダーの展開図の一部を示す図である。
【図10】請求項5、請求項6、請求項8、請求項15
乃至請求項17記載の発明の1つの実施の形態で用いる
万年カレンダーの展開図の残部を示す図である。
【図11】請求項5、請求項6、請求項8、請求項15
乃至請求項17記載の発明の1つの実施の形態の1つの
使用状況を説明する図である。
【図12】請求項5、請求項7、及び請求項18乃至請
求項20記載の発明の1つの実施の形態を示す図であ
る。
【図13】図12の矢印D2で示す部分の拡大図であ
る。
【図14】図12の矢印D1で示す部分を拡大した側面
図である。
【符号の説明】
10 円形紙片部 10h 軸支孔 12 前面紙片部 12C 曜日 12h 軸支孔 12W カレンダー日部分露出窓 12UW 上側窓 12LW 下側窓 14 軸支部材 16 軸支部材 18 案内用紙片部 20 長方形紙片部 20C 第1の切欠領域 20−1 第2の切欠領域 20−2 第3の切欠領域 20−C1 祝日印刷領域 20−C2 祝日印刷領域 22 押え部材 22h 軸支孔 30 長方形前面紙片部 30C 曜日 30W カレンダー日部分露出窓 30UW 上側窓 30LW 下側窓 32 第1の案内用紙片部 34 第2の案内用紙片部 35 長方形紙片部 36 第1の長方形紙片部 38 第2の長方形紙片部 38C 第1の切欠領域 38−1 第2の切欠領域 38−2 第3の切欠領域 38−C1 祝日印刷領域 38−C2 祝日印刷領域

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面板の背面において該前面板に対して
    移動可能に配置されたカレンダー日部分兼月印刷板を移
    動させ、 前記前面板に切欠された月露出窓内に、前記カレンダー
    日部分兼月印刷板上に印刷された月を露出させると、 前面板に切欠されたカレンダー日部分露出窓内に、該カ
    レンダー日部分露出窓に対応する前記カレンダー日部分
    兼月印刷板のカレンダー日部分印刷領域に印刷された修
    正万年カレンダー日部分内の当年における前記露出され
    た月に相当するカレンダー日部分がカレンダー日部分露
    出窓上側の前面板領域に印刷された曜日に対応して露出
    されて前記当年における前記露出された月のカレンダー
    が表示されることを特徴とする可動式カレンダー表示方
    法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の可動式カレンダー表示方
    法において、 前記前面板に切欠された月露出窓内に、前記カレンダー
    日部分兼月印刷板上に印刷された当年の月を露出させる
    と同時に、前面板に切欠されたカレンダー日部分露出窓
    内に、該カレンダー日部分露出窓に対応する前記カレン
    ダー日部分兼月印刷板のカレンダー日部分印刷領域に印
    刷された修正万年カレンダー日部分内の前記当年におけ
    る前記露出された月に相当するカレンダー日部分をカレ
    ンダー日部分露出窓上側の前面板領域に印刷された曜日
    に対応して露出されると、 前記前面板に切欠された祝日露出窓内に、前記カレンダ
    ー日部分兼月印刷板の祝日印刷領域に印刷された前記露
    出された月の祝日が露出されることを特徴とする可動式
    カレンダー表示方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載の可動式カレ
    ンダー表示方法において、 前記カレンダー日部分兼月印刷板を円板で形成し、前記
    移動を前記円板の回転で生ぜしめるように構成したこと
    を特徴とする可動式カレンダー表示方法。
  4. 【請求項4】 請求項1又は請求項2記載の可動式カレ
    ンダー表示方法において、 前記カレンダー日部分兼月印刷板を長方形板で形成し、
    前記移動を前記長方形板のスライドで生ぜしめるように
    構成したことを特徴とする可動式カレンダー表示方法。
  5. 【請求項5】 前面板の背面において該前面板に対して
    移動可能に配置されたカレンダー日部分兼月印刷板を移
    動させ、 前記前面板に切欠された第1の月露出窓内に、前記カレ
    ンダー日部分兼月印刷板上に印刷された当年においてカ
    レンダー日部分が同一日配列とならない月、若しくはカ
    レンダー日部分が同一日配列となる月のうちの1つの月
    のいずれかの月を露出させるか、又は前記第1の月露出
    窓に対し所定の位置関係で前記前面板に切欠された第2
    の月露出窓に前記当年においてカレンダー日部分が同一
    日配列となる月のうちの残りの月を露出させると、 前面板に切欠されたカレンダー日部分露出窓内に、該カ
    レンダー日部分露出窓に対応する前記カレンダー日部分
    兼月印刷板のカレンダー日部分印刷領域に印刷された万
    年カレンダー内の前記当年における前記露出された月に
    相当するカレンダー日部分がカレンダー日部分露出窓上
    側の前面板領域に印刷された曜日に対応して露出されて
    前記当年における前記露出された月のカレンダーが表示
    されることを特徴とする可動式カレンダー表示方法。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の可動式カレンダー表示方
    法において、 前記カレンダー日部分兼月印刷板を円板で形成し、前記
    移動を前記円板の回転で生ぜしめるように構成したこと
    を特徴とする可動式カレンダー表示方法。
  7. 【請求項7】 請求項5記載の可動式カレンダー表示方
    法において、 前記カレンダー日部分兼月印刷板を長方形板で形成し、
    前記移動を前記長方形板のスライドで生ぜしめるように
    構成したことを特徴とする可動式カレンダー表示方法。
  8. 【請求項8】 請求項5乃至請求項7のいずれかに記載
    の可動式カレンダー表示方法において、 前記当年のカレンダー日部分が同一日配列とならない月
    については前記第2の月露出窓に前記カレンダー日部分
    兼月印刷板に印刷された該当年のカレンダー日部分が同
    一日配列とならない月の祝日が露出され、 前記当年のカレンダー日部分が同一日配列となる月のう
    ちの1つの月については前記前面板と前記カレンダー日
    部分兼月印刷板、前記円板、又は長方形板のいずれか1
    つとの間に長方形補助板をスライドさせて該長方形補助
    板に印刷された前記当年のカレンダー日部分が同一日配
    列となる月のうちの1つの月の祝日が前記第2の月露出
    窓に露出され、 前記当年のカレンダー日部分が同一日配列となる月のう
    ちの残りの月については前記前面板と前記カレンダー日
    部分兼月印刷板、前記円板、又は長方形板のいずれか1
    つとの間に前記長方形補助板をスライドさせて前記長方
    形補助板に印刷された前記当年のカレンダー日部分が同
    一日配列となる月のうちの残りの月の祝日が前記第1の
    月露出窓に露出されることを特徴とする可動式カレンダ
    ー表示方法。
  9. 【請求項9】 円の中心に軸支孔を有し、第1の半径と
    該第1の半径より第1の所定値だけ大きい第2の半径と
    によって画成される環状帯領域内に修正万年カレンダー
    の曜日以外のカレンダー日部分を印刷し、且つ前記修正
    万年カレンダー内の当年の各月のカレンダー日部分印刷
    範囲の中央位置であって前記環状帯領域に対して予め決
    められた位置に、対応する月を印刷した円板と、 板裏面の所定の位置に前記円板を配置したときに前記円
    板の軸支孔と同一の位置になる軸支孔を有し、該軸支孔
    の中心から所定の角度で下方に傾斜して延びる2本の直
    線と前記第1の半径及び前記第2の半径に対応する円弧
    とによって画成切欠されたカレンダー日部分露出窓、並
    びに前記円板に印刷された月を視認し得る形状で切欠さ
    れた月露出窓を有する前面板と、 前記前面板の軸支孔に前記円板の軸支孔を位置合わせし
    て前記円板を前記前面板に回転可能に軸支する軸支部材
    とで構成されるダイヤル式カレンダー。
  10. 【請求項10】 請求項9記載のダイヤル式カレンダー
    において、 前記円板の各カレンダー日部分印刷範囲の中央位置で、
    且つ月を印刷した位置とは異なる前記環状帯領域に対す
    る予め決められた位置に、対応する月の祝日を前記円板
    に印刷し、 前記円板の祝日を視認し得る形状で切欠された祝日露出
    窓を前記前面板に切欠したことを特徴とするダイヤル式
    カレンダー。
  11. 【請求項11】 請求項9又は請求項10記載のダイヤ
    ル式カレンダーにおいて、 前記前面板と背面板との間に前記円板を回転可能に軸支
    したことを特徴とするダイヤル式カレンダー。
  12. 【請求項12】 所定位置に切欠されたカレンダー日部
    分露出窓、並びに該カレンダー日部分露出窓に対して予
    め決められた距離だけ隔たった位置に月露出窓を切欠し
    た長方形前面板と、 前記長方形前面板のカレンダー日部分露出窓に対応する
    帯領域内に修正万年カレンダーの曜日以外のカレンダー
    日部分を印刷し、且つ前記長方形前面板の月露出窓に対
    応する位置であって修正万年カレンダー内の当年の各月
    のカレンダー日部分印刷範囲の中央位置に、対応する月
    を印刷した長方形板と、 前記長方形前面板との間で前記長方形板をスライド可能
    に案内する案内用板とで構成されるスライド式カレンダ
    ー。
  13. 【請求項13】 請求項12記載のスライド式カレンダ
    ーにおいて、 前記長方形前面板の各カレンダー日部分印刷範囲の中央
    位置で、且つ月を印刷した位置とは異なる前記帯領域に
    対する予め決められた位置に、対応する月の祝日を前記
    長方形板に印刷し、 前記長方形板の祝日を視認し得る形状で切欠された祝日
    露出窓を前記長方形前面板に切欠したことを特徴とする
    スライド式カレンダー。
  14. 【請求項14】 請求項12又は請求項13記載のスラ
    イド式カレンダーにおいて、 前記長方形板を修正万年カレンダー内の当年における各
    月のカレンダー日部分印刷範囲でない所定の位置で分割
    したことを特徴とするスライド式カレンダー。
  15. 【請求項15】 円の中心に軸支孔を有し、第1の半径
    と該第1の半径より第1の所定値だけ大きい第2の半径
    とによって画成される環状帯領域内に万年カレンダーの
    曜日以外のカレンダー日部分を印刷し、且つ前記環状帯
    領域に対して隔たった第1の位置であって万年カレンダ
    ー内の当年においてカレンダー日部分が同一日配列とな
    らない月及び前記当年においてカレンダー日部分が同一
    日配列となる月のうちの1つの月のいずれかの月の各々
    に該当する月のカレンダー日部分印刷範囲の中央位置
    に、対応する月を印刷し、前記環状帯領域に対して隔た
    った第2の位置であって万年カレンダー内の当年におい
    てカレンダー日部分が同一日配列となる月のうちの残り
    の月に該当する月のカレンダー日部分印刷範囲の中央位
    置に該残りの月を印刷した円板と、 板裏面の所定の位置に前記円板を配置したときに前記円
    板の軸支孔と同一の位置になる軸支孔を有し、該軸支孔
    の中心から所定の角度で下方に傾斜して延びる2本の直
    線と前記第1の半径及び前記第2の半径に対応する円弧
    とによって画成切欠されたカレンダー日部分露出窓、並
    びに前記円板の第1及び第2の位置に対応する各位置
    に、前記円板に印刷された月を視認し得る形状で切欠さ
    れた第1及び第2の窓を切欠した前面板と、 前記前面板の軸支孔に前記円板の軸支孔を位置合わせし
    て前記円板を前記前面板に回転可能に軸支する軸支部材
    とで構成されるダイヤル式カレンダー。
  16. 【請求項16】 請求項15記載のダイヤル式カレンダ
    ーにおいて、 前記円板を円の中心に軸支孔を有し、第1の半径と該第
    1の半径より第1の所定値だけ大きい第2の半径とによ
    って画成される環状帯領域内に万年カレンダーの曜日以
    外のカレンダー日部分を配置し、且つ前記環状帯領域に
    対して隔たった第1の位置であって万年カレンダー内の
    当年においてカレンダー日部分が同一日配列とならない
    月及び前記当年においてカレンダー日部分が同一日配列
    となる月のうちの1つの月のいずれかの月の各々に該当
    する月のカレンダー日部分印刷範囲の中央位置に、対応
    する月を印刷し、前記環状帯領域に対して隔たった第2
    の位置であって万年カレンダー内の当年においてカレン
    ダー日部分が同一日配列とならない月及び前記当年にお
    いてカレンダー日部分が同一日配列となる月のうちの1
    つの月の各々に該当する月のカレンダー日部分印刷範囲
    の中央位置に対応する月の祝日を印刷すると共に、前記
    環状帯領域に対して隔たった第2の位置であって万年カ
    レンダー内の当年においてカレンダー日部分が同一日配
    列となる月のうちの残りの月に該当する月のカレンダー
    日部分印刷範囲の中央位置に該残りの月を印刷した円板
    として構成し、 前記円板に印刷されている前記当年においてカレンダー
    日部分が同一日配列とならない月を前記第1の窓を介し
    て露出させ、且つ前記第1の窓を介して露出される月の
    祝日を前記第2の窓を介して露出させる第1の切欠領域
    と、前記円板に印刷されている前記当年においてカレン
    ダー日部分が同一日配列となる月のうちの1つの月を前
    記第1の窓を介して露出させる第2の切欠領域及び前記
    第2の窓を介して露出される祝日であって前記第1の窓
    を介して露出される前記1つの月についての印刷された
    祝日と、前記円板に印刷されている前記当年においてカ
    レンダー日部分が同一日配列となる月のうちの残りの月
    を前記第2の窓を介して露出させる第3の切欠領域及び
    前記第1の窓を介して露出される祝日であって前記第2
    の窓を介して露出される前記残りの月についての印刷さ
    れた祝日とを有する長方形板と、 前記第1の切欠領域を囲む大きさより大きい中央切欠部
    を有し、前記円板の前方に位置されて前記前面板との間
    で長方形板をスライド可能に案内する案内用板とを設け
    たことを特徴とするダイヤル式カレンダー。
  17. 【請求項17】 請求項15又は請求項16記載のダイ
    ヤル式カレンダーにおいて、 前記前面板と背面板との間に前記円板を回転可能に軸支
    したことを特徴とするダイヤル式カレンダー。
  18. 【請求項18】 所定位置において切欠されたカレンダ
    ー日部分露出窓、並びに該カレンダー日部分露出窓に対
    して隔たった第1及び第2の位置に第1及び第2の窓を
    切欠した長方形前面板と、 前記長方形前面板のカレンダー日部分露出窓に対応する
    板前面の帯領域内に万年カレンダーの曜日以外のカレン
    ダー日部分を印刷し、且つ前記長方形前面板の第1の月
    露出窓に対応する位置であって万年カレンダー内の当年
    においてカレンダー日部分が同一日配列とならない月及
    び前記当年においてカレンダー日部分が同一日配列とな
    る月のうちの1つの月の各々に該当する月のカレンダー
    日部分印刷範囲の中央位置に、対応する月を印刷すると
    共に、前記長方形板の第2の月露出窓に対応する位置で
    あって万年カレンダー内の前記当年においてカレンダー
    日部分が同一日配列となる月のうちの残りの月に該当す
    る月のカレンダー日部分印刷範囲の中央位置に該残りの
    月を印刷した長方形板と、 前記第1及び第2の窓を囲む大きさより大きい中央切欠
    部を有し、前記長方形前面板との間で前記長方形板をス
    ライド可能に案内する案内用板とで構成されるスライド
    式カレンダー。
  19. 【請求項19】 請求項18記載のスライド式カレンダ
    ーにおいて、 前記長方形板を前記長方形前面板のカレンダー日部分露
    出窓に対応する板前面の帯領域内に万年カレンダーの曜
    日以外のカレンダー日部分を印刷し、且つ前記長方形前
    面板の第1の位置に対応する位置であって万年カレンダ
    ー内の当年においてカレンダー日部分が同一日配列とな
    らない月及び前記当年においてカレンダー日部分が同一
    日配列となる月のうちの1つの月の各々に該当する月の
    カレンダー日部分印刷範囲の中央位置に、対応する月を
    印刷し、前記長方形前面板の第2の位置に対応する位置
    であって万年カレンダー内の当年においてカレンダー日
    部分が同一日配列とならない月の各々に該当する月のカ
    レンダー日部分印刷範囲の中央位置に、対応する月の祝
    日を印刷すると共に、前記長方形板の第2の位置に対応
    する位置であって万年カレンダー内の前記当年において
    カレンダー日部分が同一日配列となる月のうちの残りの
    月に該当する月のカレンダー日部分印刷範囲の中央位置
    に該残りの月を印刷した長方形板として構成し、 前記長方形板に印刷されている前記当年においてカレン
    ダー日部分が同一日配列とならない月を前記第1の窓を
    介して露出させ、且つ前記第1の窓を介して露出される
    月の祝日を前記第2の窓を介して露出させる第1の切欠
    領域と、前記長方形板に印刷されている前記当年におい
    てカレンダー日部分が同一日配列となる月のうちの1つ
    の月を前記第1の窓を介して露出させる第2の切欠領域
    及び前記第2の窓を介して露出される祝日であって前記
    第1の窓を介して露出される前記1つの月についての印
    刷された祝日と、前記長方形板に印刷されている前記当
    年においてカレンダー日部分が同一日配列となる月のう
    ちの残りの月を前記第2の窓を介して露出させる第3の
    切欠領域及び前記第1の窓を介して露出される祝日であ
    って前記第2の窓を介して露出される前記残りの月につ
    いての印刷された祝日とを有する長方形補助板と、 前記案内用板の背面で、前記長方形前面板との間で前記
    長方形補助板をスライド可能に案内する案内兼支持板と
    を設けたことを特徴とするスライド式カレンダー。
  20. 【請求項20】 請求項18又は請求項19記載のスラ
    イド式カレンダーにおいて、 前記長方形板を万年カレンダー内の当年における月のカ
    レンダー日部分印刷範囲内でない所定の位置で分割した
    ことを特徴とするスライド式カレンダー。
JP830397A 1997-01-21 1997-01-21 可動式カレンダー表示方法並びにダイヤル式カレンダー及びスライド式カレンダー Pending JPH10207364A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP830397A JPH10207364A (ja) 1997-01-21 1997-01-21 可動式カレンダー表示方法並びにダイヤル式カレンダー及びスライド式カレンダー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP830397A JPH10207364A (ja) 1997-01-21 1997-01-21 可動式カレンダー表示方法並びにダイヤル式カレンダー及びスライド式カレンダー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10207364A true JPH10207364A (ja) 1998-08-07

Family

ID=11689394

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP830397A Pending JPH10207364A (ja) 1997-01-21 1997-01-21 可動式カレンダー表示方法並びにダイヤル式カレンダー及びスライド式カレンダー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10207364A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2393944C (en) Cd labeler
AU2001294618B2 (en) Indexing system package and display system
KR970007007B1 (ko) 전자 파일링 장치
US5303487A (en) Window display card
CA2106456C (en) Index sheet assembly
US5857797A (en) Loose leaf binder including an exterior picture frame
EP0369104A2 (en) A cover for transparencies for use in projectors having a horizontal image carrying face
US7469494B2 (en) Reading assistant for Torah scrolls
US5784814A (en) Calendar display
US20040108228A1 (en) Note organizer
WO1998000052A2 (en) Combined event calendar and picture frame
EP0304205A2 (en) Calendar/Executive planner with repositional directory section
US4251935A (en) Perpetual calendar
US4105224A (en) Note pad assembly
JPH04303531A (ja) タイマの時間設定装置
JPH10207364A (ja) 可動式カレンダー表示方法並びにダイヤル式カレンダー及びスライド式カレンダー
US5732490A (en) Perpetual calendar
US5125688A (en) Calendrical device
US6490817B1 (en) Tiered file folder label
JPS60131277A (ja) アパツチアカ−ドへの印字方法およびその方法の実施に使用するプリンタ用紙
KR20000048898A (ko) 시트용 가장자리 엣지 탭 제조에 사용하기 위한 테이프 롤 구조체
GB2212444A (en) Desk diary/calendar
US5581920A (en) Perpetual calendar
JP2573016Y2 (ja) 万年カレンダー
KR200341415Y1 (ko) 메모지를 구비한 만년달력