JPH10207270A - 定着装置 - Google Patents

定着装置

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JPH10207270A
JPH10207270A JP1364197A JP1364197A JPH10207270A JP H10207270 A JPH10207270 A JP H10207270A JP 1364197 A JP1364197 A JP 1364197A JP 1364197 A JP1364197 A JP 1364197A JP H10207270 A JPH10207270 A JP H10207270A
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JP
Japan
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roller
fixing device
magnetic field
heating roller
field generating
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JP1364197A
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Inventor
Osamu Takagi
修 高木
Satoshi Kinouchi
聡 木野内
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エネルギーの損失が少なく、かつ、立ち上が
りに要する時間が短い定着装置を提供する。 【解決手段】 ガラス筒体11上に断熱層12を挟んで
導電層(ニッケル層)13を形成して構成された加熱ロ
ーラ2の内部に、フェライトコアと銅線コイルからなる
磁場発生手段14をニップ部に略対向する位置に配置
し、この磁場発生手段に高周波電流を印加して発生され
る磁束によりニッケル層上に渦電流が発生し、これによ
りニッケル層が加熱される。加熱ローラ周面に配置され
たサーミスタ7の出力を参照して高周波電流を断続して
印加することによって、加熱ローラ表面を所定の定着温
度に保つ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えば静電複写機や
レーザプリンタ等の画像形成装置に搭載され、用紙上の
トナー像を用紙に加熱定着する定着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来電子写真装置の定着装置では、加熱
源としてハロゲンランプ等を用い、これを金属ローラの
内側に設置し、このハロゲンランプを加熱することによ
ってローラを内部から加熱し、この加熱ローラに対して
所定の圧力で押圧された加圧ローラとのニップ部に未定
着のトナー像を担持した用紙を導くことによって、用紙
上にトナー像を定着させている。
【0003】しかしながら、このような従来の定着装置
においては熱源としてランプを用いているため、熱効率
が約70%という限界があり、さらにランプをローラの
内側に配置しローラを内側から加熱する構造のため、実
際の定着動作に用いられる定着ローラの表面を定着動作
に必要な温度にするためには、ローラの内側はそれ以上
の温度にする必要があるので、エネルギーの損失が大き
いという欠点がある。また、ローラの内側を加熱するた
めにローラの表面が定着可能な温度に達するまでに時間
がかかり、画像形成装置自体の立ち上がり時間の短縮を
妨げる要因になっている。また、ハロゲンランプヒータ
への電力供給機構の関係から、ハロゲンランプヒータは
固定して、その周りに金属ローラを回転させるという複
雑な構造とならざるを得ず、定着器の小型化にも構造的
な限界があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来の
ハロゲンランプヒータを加熱源とした定着装置において
は、熱効率が悪い、エネルギーの損失が大きい、装置が
大型化するといった様々な問題点があった。そこで、本
発明ではエネルギー効率が良く、かつ、小型化が可能な
定着装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本願の第1の発明の定着装置は、表面に金属層を被
覆されてなる中空の第1のローラと、この中空の第1ロ
ーラの内部に設けられ、前記第1ローラ表面の金属層に
磁束を発生させる磁場発生手段と、この磁場発生手段に
対して高周波電流を印加する電源と、前記第1のローラ
に対して所定のニップ幅を有して接触する第2のローラ
とからなることを特徴とする。
【0006】また、本願の第2の発明の定着装置は、導
電体からなる中実の第1のローラと、この第1のローラ
表面近傍に対向して配置され、前記第1ローラ表面に磁
束を発生させる磁場発生手段と、この磁場発生手段に対
して高周波電流を印加する電源と、前記第1のローラに
対して所定のニップ幅を有して接触する第2のローラと
からなることを特徴とする。
【0007】また、本願の第3の発明の定着装置は、表
面に金属層を被覆されてなるローラと、一対のローラに
巻回されてなり、前記ローラに対して所定のニップ部を
介して押圧される耐熱性を有した材質からなるベルト
と、このベルトの前記ニップ部に相当する部分のベルト
裏面に対向して配置され、前記ローラ表面の金属層に磁
束を発生させる磁場発生手段と、この磁場発生手段に対
して高周波電流を印加する電源とからなることを特徴と
する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照しながら
本発明の第1の実施例について説明する。まず、図1に
定着装置1の全体構成の断面図を示す。定着装置1は、
所定のニップ幅を保って互いに圧接された加熱ローラ2
と加圧ローラ3からなり、加熱ローラ2と加圧ローラ3
の間を通過する用紙Pに対して、用紙P上に担持されて
いるトナー像を加熱及び加圧することにより、トナー像
を用紙P上に定着させるものである。なお、加熱ローラ
2は駆動モータ4aにより発生する駆動力をギア等から
なる伝達機構4bを介して加熱ローラ2と同軸上に取り
付けられたギア2aに伝達することにより図示矢印方向
に回転駆動される。一方、加圧ローラ3はさらに駆動伝
達機構4c、4dを介して加圧ローラ3と同軸上に設け
られたギア3aに駆動を伝達することにより、加熱ロー
ラ2と同じ周速で図示矢印方向に回転される。
【0009】前記加熱ローラ2の周上には、加熱ローラ
2と加圧ローラ3とのニップ部よりも回転方向下流側
に、画像定着済みの用紙を加熱ローラ2から剥離する剥
離爪5aと、加熱ローラ2上に付着した未定着トナーや
紙粉等を除去するクリーニング部材6と、加熱ローラ2
表面上の温度を検知するサーミスタ7と、加熱ローラ2
表面上にトナーがオフセットすることを防止するために
加熱ローラ2表面上にオイルを塗布するオイルローラ8
とが、加熱ローラ2の外周面に接触するように順に配置
されている。
【0010】この定着装置1によりトナー像を定着され
た用紙は、加熱ローラ2、加圧ローラ3の回転により下
流へ搬送されて、排紙ローラ9a、9bにより機体外へ
排出されるものである。なお、加熱ローラ2は上部ケー
シング10aにより囲まれ、また加圧ローラ3は下部ケ
ーシング10bにより囲まれており、これによって定着
に必要な温度雰囲気を確保して定着装置外部に極力熱が
逃げないように構成されている。
【0011】この第1の実施例における加熱機構につい
て図2に示す。第1の実施例では、加熱ローラ2は中空
の円筒形の基材11上に断熱層12、導電層13をそれ
ぞれ積層して構成されており、前記中空の基材11内部
かつ加圧ローラ3とのニップ部近傍に対向して磁場発生
手段14を有している。ここで、磁場発生手段14は図
3に示すような構成となっており、高透磁率のコア14
aに、線径0.5mmの銅線材からなるコイル20を巻き
付けて構成されている。このコイル20はリッツ線とし
て構成され、1方向に複数回巻かれている。コイル20
は電源(高周波発振部)17に接続されており、この高
周波発振部17からコイル20に対して周波数10kH
z、出力800wの高周波電流が印加される。また、前
記基材20はガラスにて構成され、断熱層12として厚
さ100μmのポリイミド層を前記ガラス基材20上に
形成し、さらにその外側に導電層13として厚さ40μ
mのニッケル層を有している。
【0012】この構成の加熱機構において前記コイル2
0に高周波電流を印加すると、発生した磁束がフェライ
トコア14aによって定着ニップ部近傍に集中し、加熱
ローラ2上の導電層13上に渦電流を発生し、ジュール
熱が発生する。これによって加熱ローラ2表面が昇温
し、トナー像を担持した用紙Pを加熱することによりト
ナー像が用紙上に定着される。加熱ローラ2の表面温度
は、この加熱ロ−ラ2の表面に設けられたサ−ミスタ7
の検知結果を参照して、高周波発振部17からの高周波
電流の印加を断続させることによって、表面温度を18
0°Cに制御している。
【0013】定着装置として使用する場合には、加熱ロ
ーラ2と表面にシリコンゴム層を有する加圧ローラ3と
のニップ部のみを少なくとも加熱できればよい。すなわ
ち、ニップ部の幅と加熱手段である磁場発生手段14の
幅が一致すれば、最も効率よく加熱を行うことができ
る。しかしながら、実際にはニップ部は6mm程度しか
なく、どうしても磁場発生手段14の幅のほうがニップ
部よりも大きくなってしまう。そのため、発生するジュ
ール熱を有効に利用するため、本実施例においては、磁
場発生手段14がニップ部よりも下流を加熱することが
ないように、磁場発生手段14はニップ部とその上流側
を加熱するように配置されている。
【0014】本方式で採用した高周波電流印加による渦
電流を発生させる加熱方式は、その発熱の効率が80%
以上と従来方式と比較すると高く、また定着動作に必要
な部分のみを集中的に加熱できるため立上がり時間が速
く、大変効率の良い定着器を提供することができる。ま
たこの加熱ロ−ラ2の表面をトナ−のオフセット等によ
る表面の汚染を避けるため、加熱ローラ2の表面をテフ
ロン等でコ−ティングしたり、表面にシリコンオイル等
の塗布機構を設けたり、ブレ−ドやフェルト等で構成し
たクリ−ニング部材を設ける等の周知の技術を適用する
ことによって、加熱ローラ2のライフ性能に寄与するこ
とは言うまでもない。また加圧ローラ3の表面について
も同様である。
【0015】次に本願発明の第2の実施例について図4
を用いて説明する。図4に示した例は、前述した第1の
実施例における加熱ローラ2の他の例を示したものであ
る。この第2の実施例では、加熱ローラ2はポリイミド
基材21上に導電層として厚さ40μmのニッケル層2
2で被覆したものである。この第2の実施例では前記第
1の実施例に比べて断熱層を省略でき、構成が簡略化さ
れるとともに、加熱ローラ2の中空部分が広くなるため
に、加熱ローラ2内部に配置する磁場発生手段23の大
きさを、台1の実施例での磁場発生手段14の大きさよ
りも大きくすることができる。これにより、断熱効果が
無い分加熱能力を高くすることができるため、第1の実
施例に比べても遜色のない定着能力が得られるものであ
る。
【0016】次に本願発明の第3の実施例について図5
を用いて説明する。図5に示した例は、前述した第1の
実施例における加熱ローラ2の他の例を示したものであ
る。この第3の実施例では、加熱ローラ2は鉄等の導電
体からなる中実のローラ31の表面上に導電層として厚
さ40μmのニッケル層32で被覆したものである。加
熱ローラ2内部が中実になった関係上、磁場発生手段3
3は加熱ローラ3外部で加熱ローラ2表面に対向するよ
うに配置したものである。この第3の実施例の場合、磁
場発生手段33はニップ部上流の加熱ローラ2外周面に
対向するように配置されている。
【0017】一般的に加熱ローラ2の肉厚を増すと、熱
容量が大きくなることから、加熱に要する時間が増加す
るのであるが、本願のように高周波電流によるジュール
熱により発熱する方式では、中実ローラ31の表皮効果
により表面のみに渦電流が発生して表面から加熱が行わ
れるので、立ち上がりに悪影響を与えることがない。
【0018】なお、この実施例では導電体からなる中実
ローラの表面にニッケル層を形成したものについて説明
したが、導電体からなる中実ローラを使用した場合には
表面にニッケル層を形成しなくても誘導加熱により表面
を加熱することができる。
【0019】第1、第2の実施例の場合、加熱ローラ2
は中空のガラスもしくはポリイミド筒体の表面に断熱
層、導電層等を被覆して形成されているので、例えば加
熱ローラ2表面を清掃するような場合、あまり大きな力
で押さえると破損してしまうおそれがあるが、これに対
してこの第3の実施例のような中実ローラを適用した場
合は破損のおそれが無く、装置としての信頼性を向上す
ることができる。ただし、第3の実施例の構成ではニッ
プ部を直接加熱することができないので、第1、第2の
実施例に比較して加熱効率が若干劣る。
【0020】次に、本願発明の第4の実施例について図
6を用いて説明する。ここまで説明してきた第1乃至第
3の実施例においては、加熱ローラと加圧ローラのロー
ラ対からなる定着装置について説明してきたが、この第
4の実施例においては加圧ローラの代わりに駆動ローラ
対44a、bに巻回された加圧ベルト43を用いた定着
装置について説明する。なお、図6において図1に示し
た定着装置と同じ構成については同じ番号を付して説明
を省略する。
【0021】本実施例において加圧ベルト43は、ロー
ラ対44a、bの軸を上方に付勢することによりの所定
の圧力で加熱ローラ2に対して付勢されており、駆動伝
達機構45を介して伝達される駆動によりローラ44b
が回転することによって、加熱ローラ2に対してニップ
部分で同じ速度となるように回転される。この第4の実
施例における加熱ローラ2は既に説明した第1乃至第3
の実施例のいずれの構成の加熱ローラであっても良い。
(ガラス筒体上にポリイミド層とニッケル層とを形成し
たもの(第1の実施例)、ガラス筒体またはポリイミド
等の断熱材上にニッケル層を形成したもの(第2の実施
例)、鉄製の中実ローラ上にニッケル層を形成したもの
(第3の実施例))そして、この加熱ローラ2との間に
所定のニップ幅を確保し、かつ耐熱性のある材質(ポリ
イミド等)からなる加圧ベルト43とから構成されてい
る。磁場発生手段45は加圧ベルト43の内側、かつ、
加圧ローラ43と加熱ローラ2のニップ部近傍に配置さ
れている。この磁場発生手段45の構成については、上
述した第1乃至第3の実施例と同様のため、ここでの説
明は省略する。磁場発生手段45は電源としての高周波
発生手段47に接続されている。
【0022】さて、このような構成において前記高周波
発振部47から磁場発生手段45のコイルに対して高周
波電流が印加されると、コイル部を流れる高周波電流の
作用により加熱ローラ2の表面上に渦電流が発生し、こ
の渦電流によってジュール熱が発生し加熱ローラ2の表
面が昇温される。前述したように磁場発生手段47のコ
イル部は加熱ローラ2と加圧ベルト43とのニップ部直
下に配置されているため、発生したジュール熱によって
加熱ローラ2と加圧ベルト43のニップ部、すなわち用
紙が通過する部分のみ、が加熱されることになる。加熱
ローラ2の表面温度は、図示しないサーミスタにより検
知され、この検知結果を参照することにより高周波発振
部47からの高周波電流の印加を断続させることによっ
て、表面温度が180°Cになるように制御している。
【0023】本方式で採用した高周波電流印加による渦
電流を発生させる加熱方式は、その発熱効率が80%以
上と従来方式と比較すると高く、また加熱ローラの内側
からでなく、定着に作用する面を直接外側から加熱し、
また定着動作に必要な部分のみを集中的に加熱すること
ができるため立ち上がり時間が早く、大変効率の良い定
着器を提供することができる。特に、前述の第1乃至第
3の実施例で説明したものと比較した場合、加圧手段と
して樹脂ベルトを用いているので、定着に使用されるニ
ップ幅を広げられるとともに加熱ローラと加圧ローラと
の接触によって加圧ローラに奪われる熱量を抑えること
ができ、熱効率が大変良い。
【0024】またこの加熱ロ−ラ2の表面をトナ−のオ
フセット等による表面の汚染を避けるため、表面をテフ
ロン等でコ−ティングしたり、表面にシリコンオイル等
の塗布機構を設けたり、ブレ−ドやフェルト等で構成し
たクリ−ニング部材を設ければライフ性能に寄与するこ
とは言うまでもない。また加圧ベルト43表面について
も同様である。
【0025】次に本願発明の第5の実施例について図7
を用いて説明する。この第5の実施例は第1の実施例で
説明した定着装置に、加熱ローラ2表面の温度ムラを均
一化するための表面温度均一化手段を配置したものであ
る。第1の実施例の定着装置においては、実際の発熱部
分であるニッケル導電層13が40μmと大変薄いた
め、面方向での熱伝導が低く、定着動作後には用紙と接
触した部分とそうでない部分とで表面温度にばらつきが
生じてしまう。そのため、連続して定着動作を行ってい
る場合には次回の定着動作を行う際に、前回用紙と接触
していた部分は用紙と接触していなかった部分に比べて
表面温度が低下しているために、その部分で定着不良が
起こる場合がある。そのため、この第5の実施例では熱
伝導率の高い材質(例えばアルミ)により形成されたロ
ーラ51をニップ部下流の加熱ローラ2表面に押圧、接
触させてこの部分の見かけ上の熱伝導率を上げることに
より、加熱ローラ2表面上の温度ムラを均一化させてい
るものである。
【0026】この第5の実施例の定着装置によれば、第
1の実施例での効果に加えて、加熱ローラ上の温度履歴
を打ち消すことにより、ムラのない均一な定着能力を常
時提供することができるものである。
【0027】
【発明の効果】上述したように本発明の定着装置によれ
ば、加熱源の熱効率が良く、定着に使用される部分のみ
を加熱するのでエネルギー損失が少なく、また定着可能
温度に達するまでの立ち上がりに要する時間を短縮する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の定着装置に加圧ローラを使用した場合
の概略断面図である。
【図2】本発明の第1の実施例を説明するための図面で
ある。
【図3】本発明の実施例における磁場発生手段の構造を
説明するための図面である。
【図4】本発明の第2の実施例を説明するための図面で
ある。
【図5】本発明の第3の実施例を説明するための図面で
ある。
【図6】本発明の第4の実施例を説明するための図面で
ある。
【図7】本発明の第5の実施例を説明するための図面で
ある。
【符号の説明】
1…定着装置 2…加熱ローラ 3…加圧ローラ 11…ガラス基体 12…断熱層 13、22、32…導電層 14、23、33、45…磁場発生手段 43…加圧ベルト 17、27、37、47…高周波発振部

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に金属層を被覆されてなる中空の第
    1のローラと、 この中空の第1ローラの内部に設けられ、前記第1ロー
    ラ表面の金属層に磁束を発生させる磁場発生手段と、 この磁場発生手段に対して高周波電流を印加する電源
    と、 前記第1のローラに対して所定のニップ幅を有して接触
    する第2のローラと、からなることを特徴とする定着装
    置。
  2. 【請求項2】 前記磁場発生手段は、前記第1のローラ
    と第2のローラとのニップ部に対向する位置に配置され
    ていることを特徴とする請求項1記載の定着装置。
  3. 【請求項3】 前記磁場発生手段は、前記第1のローラ
    と第2のローラのニップ部よりも前記第1のローラの回
    転方向上流側に偏位した位置に対向するように配置され
    ていることを特徴とする請求項1記載の定着装置。
  4. 【請求項4】 前記第1のローラは円筒状の基材上に断
    熱層としての樹脂層を形成されてなり、さらにその外側
    に導電層としての金属層を形成されてなることを特徴と
    する請求項1記載の定着装置。
  5. 【請求項5】 前記第1ローラと第2ローラのニップ部
    よりも前記第1ローラの回転方向下流の前記第1ローラ
    表面に接触してなり、前記第1ローラの表面温度を均一
    化する表面温度均一化手段をさらに具備したことを特徴
    とする請求項1記載の定着装置。
  6. 【請求項6】 前記表面温度均一化手段は、熱伝導率の
    高い材質により形成されたローラからなり、所定のニッ
    プ部を介して前記第1のローラに接触してなることを特
    徴とする請求項5記載の定着装置。
  7. 【請求項7】 導電体からなる中実の第1のローラと、 この第1のローラ表面近傍に対向して配置され、前記第
    1ローラ表面に磁束を発生させる磁場発生手段と、 この磁場発生手段に対して高周波電流を印加する電源
    と、 前記第1のローラに対して所定のニップ幅を有して接触
    する第2のローラと、からなることを特徴とする定着装
    置。
  8. 【請求項8】 前記磁場発生手段は、前記第1のローラ
    と第2のローラのニップ部よりも前記第1のローラの回
    転方向上流側に偏位した位置のローラ表面に対向するよ
    うに配置されていることを特徴とする請求項7記載の定
    着装置。
  9. 【請求項9】 表面に金属層を被覆されてなる加熱ロー
    ラと、 一対のローラに巻回されてなり、前記加熱ローラに対し
    て所定のニップ部を介して押圧される耐熱性を有した材
    質からなるベルトと、 このベルトの前記ニップ部に相当する部分のベルト裏面
    に対向して配置され、前記加熱ローラ表面の金属層に磁
    束を発生させる磁場発生手段と、 この磁場発生手段に対して高周波電流を印加する電源
    と、からなることを特徴とする定着装置。
  10. 【請求項10】 前記加熱ローラは円筒状の基材上に導
    電層としての金属層を被覆されてなることを特徴とする
    請求項9記載の定着装置。
  11. 【請求項11】 前記加熱ローラは円筒状の基材上に断
    熱層としての樹脂層を形成されてなり、さらにその外側
    に導電層としての金属層を形成されてなることを特徴と
    する請求項9記載の定着装置。
  12. 【請求項12】 前記加熱ローラは導電体からなる中実
    のローラからなることを特徴とする請求項9記載の定着
    装置。
JP1364197A 1997-01-28 1997-01-28 定着装置 Pending JPH10207270A (ja)

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JP1364197A JPH10207270A (ja) 1997-01-28 1997-01-28 定着装置
US09/007,332 US6026273A (en) 1997-01-28 1998-01-15 Induction heat fixing device
CNB981062555A CN1174293C (zh) 1997-01-28 1998-01-27 定影装置
EP98300545A EP0855630A3 (en) 1997-01-28 1998-01-27 Fixing device
CNB2003101199669A CN100504649C (zh) 1997-01-28 1998-01-27 定影装置
US09/388,380 US6154629A (en) 1997-01-28 1999-09-01 Induction heat fixing device
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001126856A (ja) * 1999-10-26 2001-05-11 Canon Inc 誘導加熱装置及び画像形成装置
US6377778B1 (en) 1999-12-28 2002-04-23 Toshiba Tec Kabushiki Kaisha Fixing device using induction heating

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