JPH10207205A - トナーカートリッジ - Google Patents

トナーカートリッジ

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JPH10207205A
JPH10207205A JP9005930A JP593097A JPH10207205A JP H10207205 A JPH10207205 A JP H10207205A JP 9005930 A JP9005930 A JP 9005930A JP 593097 A JP593097 A JP 593097A JP H10207205 A JPH10207205 A JP H10207205A
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Mitsuharu Okada
光治 岡田
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Mita Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 下端面に排出開口(20、120)を有する
容器(4、104)と、容器の下端に装着されたシャッ
タ機構(6)とから構成されたトナーカートリッジ8
2)に改良を加えて、トナーカートリッジから排出され
ることなく残留するトナーの量を充分に低減せしめる。 【解決手段】 容器の排出開口は下端面の全体ではなく
てその一部のみに存在せしめられている。排出開口の全
縁(24、26、28、124a、124b、126
a、126b、128a、128b)には、水平に対し
て少なくとも45度以上の傾斜角度αをなして上方に延
びる壁(30、32、36、130a、130b、13
2a、132b、136a、136b)が接続されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、静電潜像をトナー
像に現像するための現像装置にトナーを供給するための
トナーカートリッジ、更に詳しくは下端に排出開口を有
する容器とこの容器の下端に装着されたシャッタ機構と
から構成されたトナーカートリッジに関する。
【0002】
【従来の技術】複写機、印刷機及びファクシミリの如き
画像形成機においては、周知の如く、静電潜像にトナー
を施してトナー像に現像する現像装置が配設されてい
る。この現像装置においては、現像の遂行に応じてトナ
ーが消費され、従って適宜にトナーを供給することが必
要である。そして、かかるトナーの供給は、現像装置に
トナーカートリッジを装填して、トナーカートリッジ内
のトナーを現像装置内に排出することによって好都合に
遂行される。
【0003】画像形成機の現像装置にトナーを供給する
ためのトナーカートリッジの典型例としては、特開昭6
2−121470号公報及び特開平1−102487号
公報に開示されている形態のものを挙げることができ
る。かかるトナーカートリッジは、下端に排出開口を有
する容器とこの容器の下端に装着されたシャッタ機構と
から構成されている。トナーが充填される容器は、通
常、適宜の合成樹脂からブロー成形され、その下端面は
全体に渡って開口されている(換言すれば、下端に形成
された排出開口は下端面全体に渡って存在している)。
シャッタ機構は、容器の下端に固定された主部材とこの
主部材に装着されたシャッタ部材とから構成されてい
る。シャッタ機構を構成する主部材とシャッタ部材と
は、通常、適宜の合成樹脂から射出成形又は圧縮成形さ
れる。シャッタ機構の主部材には、容器の下端とシャッ
タ部材との間に位置する2個の貫通開口が実質上180
度の角度間隔をおいて形成されている。貫通開口の各々
は実質上90度の角度間隔をおいて延びる半径状縁とか
かる半径状縁の半径方向外側端間を延びる弧状縁によっ
て規定される扇形状である。シャッタ部材には2個の通
過開口が実質上180度の角度間隔をおいて形成されて
いる。かかる通過開口は上記貫通開口と実質上同一の扇
形状である。シャッタ部材は容器の中心軸線を中心とし
て開位置と閉位置との間を主部材に対して相対的に回転
自在に主部材に装着されている。
【0004】シャッタ部材が上記閉位置に位置せしめら
れている時には、主部材に形成されている2個の貫通開
口とシャッタ部材に形成されている2個の通過開口とは
互い違いに位置し、かくして容器内が外部から閉鎖され
ている。現像装置にトナーを供給する際には、シャッタ
機構を現像装置の所要受部に整合せしめてトナーカート
リッジを現像装置に装着する。次いで、シャッタ機構の
シャッタ部材を主部材に対して相対的に回転せしめて開
位置にせしめる。かくすると、シャッタ部材の2個の通
過開口が主部材の2個の貫通開口に整合せしめられ、従
って容器内に収容されているトナーが容器の排出開口か
ら貫通開口及び通過開口を通して排出され、現像装置の
受部に存在する受入開口を通して現像装置内に流入せし
められる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】而して、上述した形態
の従来のトナーカートリッジには次のとおりの解決すべ
き問題が存在する。シャッタ機構の主部材においては、
横断面において貫通開口以外の部分には遮蔽壁が延在し
ているが、かかる遮蔽壁上に相当量のトナーが滞留する
傾向がある。遮蔽壁上に滞留したトナーは現像装置内に
流入せしめられることなく、現像装置から離脱されるト
ナーカートリッジ内に残留し続ける。従って、相当量の
トナーが現像に使用されることなく無駄に消費されるこ
とになる。
【0006】上記遮蔽壁上にトナーが滞留するのを防止
するためには、遮蔽壁を貫通開口の縁から、水平に対し
て比較的大きな傾斜角度,例えば45度以上、で傾斜し
て上方に延びる形態にせしめることが意図され得る。し
かしながら、遮蔽壁を全体に渡って比較的大きな傾斜角
度で上方に延びる形態にせしめると、必然的に主部材の
高さ即ち軸線方向寸法が大きくなる。通常は射出乃至圧
縮成形される主部材における高さの増大は、その製造コ
スト、従ってトナーカートリッジの製造コストを大幅に
増大せしめる。また、通常のトナーカートリッジ製造に
おいては、容器の排出開口を通して容器内にトナーを充
填した後に、容器にシャッタ機構を装着してトナーカー
トリッジを完成し、従ってトナーカートリッジのトナー
収容量は容器自体の容積によって規定され、シャッタ機
構の嵩はトナーの収容量には全く関係しない。それ故
に、シャッタ機構の主部材の高さの増大は、トナー収容
量は増大せしめられないにもかかわらずトナーカートリ
ッジの嵩が増大してしまうことを意味する。
【0007】本発明は上記事実に鑑みてなされたもので
あり、その主たる技術的課題は、トナーカートリッジを
改良して、トナーカートリッジの製造コストを大幅に増
大せしめることなく、そしてまたトナー収容量に対する
トナーカートリッジの嵩を過剰に増大せしめることな
く、現像装置に流入せしめられることなくトナーカート
リッジに残留するトナーの量を充分に低減せしめること
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明においては、上記
主たる技術的課題を達成するために、射出又は圧縮成形
ではなくて好都合にブロー成形することができる容器に
次のとおりの改良を加える。容器の排出開口を容器の下
端面の全体ではなくてその一部分のみに存在せしめ、容
器の排出開口の全縁には水平に対して少なくとも45度
以上の傾斜角度αをなして上方に延びる壁を接続する。
【0009】即ち、本発明によれば、上記主たる技術的
課題を達成するトナーカートリッジとして、下端に排出
開口を有する容器と、該容器の下端に装着されたシャッ
タ機構とから構成され、該シャッタ機構は通過開口が形
成されているシャッタ部材を含み、該シャッタ部材が該
通過開口を通して該排出開口を外部に連通せしめる開位
置と該排出開口を外部から遮断する閉位置との間を該容
器に対して相対的に移動自在であるトナーカートリッジ
において、該容器の該排出開口は該容器の下端面の全体
ではなくてその一部分のみに存在しており、該容器の該
排出開口の全縁には水平に対して少なくとも45度以上
の傾斜角度αをなして上方に延びる壁が接続されてい
る、ことを特徴とするトナーカートリッジが提供され
る。
【0010】該容器は合成樹脂からブロー成形されてい
るのが好都合である。本発明の一局面においては、該容
器の下端面は円形であり、該排出開口は実質上180度
の角度間隔をおいて2個配設されており、該排出開口の
各々は実質上90度の角度間隔をおいて延びる2本の半
径状縁と該2本の半径状縁の半径方向外側端間を延びる
弧状縁によって規定された扇形状である。該シャッタ部
材の該通過開口は実質上180度の角度間隔をおいて2
個形成されており、該2個の通過開口は該2個の排出開
口と実質上同一の扇形状であり、該シャッタ部材は該容
器の中心軸線を中心として回転自在に装着されており、
該開位置では該2個の通過開口が該2個の排出開口と整
合せしめられ、該閉位置では該2個の通過開口と該2個
の排出開口とが互い違いに位置せしめられる。該排出開
口の各々の該弧状縁には横断面形状が弧状であり円錐台
形状の一部をなす曲面壁が接続されており、該半径方向
縁の一方には実質上垂直に延びる直立壁が接続されてお
り、該直立壁の半径方向内側縁は上方に向かって半径方
向外方に傾斜せしめられ、その上端は該曲面壁に接続さ
れており、該半径状縁の他方には半径方向上方に向かっ
て半径方向外方に傾斜して平面状に延び、次いで該曲面
壁に滑らかに続く曲面をなす平・曲面壁が接続されてい
る。該容器の下端面における、該排出開口以外の部分に
は、実質上水平に延びる2個の扇形状下面壁が存在す
る。
【0011】本発明の他の局面においては、該容器の下
端面は円形であり、該排出開口は、底面図において、実
質上180度の角度間隔をおいて該容器の下端面の外周
縁から半径方向内方に半径状に延び且つ該容器の下端面
の半径よりも短い2本の第一の直線縁と、該第一の直線
縁の各々の半径方向内側端から該第一の直線縁の各々に
対して実質上直角に且つ相互に逆方向に該容器の下端面
の外周縁まで延びる2本の第二の直線縁と、該第一の直
線縁の一方の半径方向外側端から、該第一の直線縁の他
方の半径方向内側端から延びる該第二の直線縁の半径方
向外側端まで延びる弧状縁と、該第一の直線縁の該他方
の半径方向外側端から、該第一の直線縁の該一方の半径
方向内側端から延びる該第二の直線縁の半径方向外側端
まで延びる弧状縁と、によって規定されている。該シャ
ッタ機構は該容器の下端に固定された主部材を含み、該
シャッタ部材は該容器の中心軸線を中心として回転自在
に該主部材に装着されており、該主部材には、該容器の
該下端面と該シャッタ部材との間に位置する2個の貫通
開口が実質上180度の角度間隔をおいて形成されてお
り、該シャッタ部材の該通過開口は実質上180度の角
度間隔をおいて2個配設されており、該2個の貫通開口
の各々と該2個の通過開口の各々とは、実質上90度の
角度間隔をおいて延びる2本の半径状縁と該2本の半径
状縁の半径方向外側端間を延びる弧状縁によって規定さ
れた実質上同一の扇形状であり、該シャッタ部材が該開
位置にせしめられると該2個の貫通開口と該2個の通過
開口とが整合せしめられ、該シャッタ部材が該閉位置に
せしめられると該2個の貫通開口と該2個の通過開口と
が互い違いに位置せしめられ、該シャッタ機構の該主部
材には、該2個の貫通開口の各々の縁から延びる遮蔽壁
が形成されており、該遮蔽壁の、該容器の該排出開口が
存在する領域に位置する部分は、水平に対して少なくと
も45度以上の傾斜角度βをなして上方に向かって該貫
通開口から離れる方向に延びている。該排出開口の該弧
状縁の各々には横断面形状が弧状であり円錐台形状の一
部をなす曲面壁が接続されており、該第一の直線縁の各
々には実質上垂直に延びる直立壁が接続されており、該
直立壁の半径方向内側縁は上方に向かって半径方向外方
に傾斜せしめられ、その上端は該曲面壁に接続されてお
り、該第二の直線縁の各々には半径方向上方に向かって
半径方向外方に傾斜して平面状に延び、次いで該曲面壁
の各々に滑らかに続く曲面をなす平・曲面壁が接続され
ている。必要に応じて、該第一の直線縁の各々に接続さ
れた該直立壁間を連結する直立連結壁が配設される。該
容器の下端面における、該排出開口以外の部分には、該
第二の直線縁の各々から外周縁に向かって下方に傾斜し
て延びる2個の傾斜壁が存在する。該傾斜壁は水平に対
して10乃至30度の傾斜角度γをなす。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明に従って構成された
トナーカートリッジの好適実施形態について、添付図面
を参照して詳細に説明する。
【0013】図1を参照して説明すると、本発明に従っ
て構成された、全体を番号2で示すトナーカートリッジ
は、容器4とシャッタ機構6とから構成されている。
【0014】容器4は、その全体が適宜の合成樹脂から
一体にブロー成形されているのが好都合である。かかる
容器4は円筒形状の主部8と略円錐台形状の下部10と
を有する。主部8の上端面、即ち容器4の上端面は上面
壁12によって閉じられている。下部10には下方に延
出する連結用突出リング14が付設されている。連結用
突出リング14は小径円筒形状であり、その外周面には
90度の角度間隔をおいて配設された4個の隆起部16
が形成されている。隆起部16の各々は周方向に延びる
帯形状である。
【0015】図1と共に図2乃至図6を参照して説明を
続けると、容器4の下端面(即ち上記連結用突出リング
14の上面)は円形である。上記連結用突出リング14
には、相互に90度の角度間隔をおいて半径状に延びる
4本のリブ18が形成されている。図4及び図5を参照
することによって明確に理解される如く、4個のリブ1
8は、円形下端面を4個の扇形状領域に区画している。
4個の扇状領域のうちの2個は開口されており、扇形状
の排出開口20が規定されている。残りの2個の扇形状
領域は実質上水平に延びる扇形状下面壁22によって閉
じられている。排出開口20と下面壁22とは互い違い
に位置する。従って、容器4の下端に形成されている2
個の排出開口20は相互に実質上180度の角度間隔を
おいて配置されている。
【0016】容器4の下端に配設されている上記排出開
口20の各々は、上述したとおり扇形状であり、実質上
90度の角度間隔をおいて延びる2本の半径状縁24及
び26とかかる半径状縁24及び26の半径方向外側端
間を延びる弧状縁28によって規定されている。排出開
口20の各々の半径状縁24及び26並びに弧状縁28
には、水平に対して少なくとも45度以上の傾斜角度α
をなして上方に延びる壁が接続されていることが重要で
ある。上記傾斜角度αは、50度以上、特に容器4に充
填されるトナーの所謂安息角(通常60度程度である)
以上であるのが好適である。図2と共に図6を参照する
ことによって明確に理解される如く、排出開口20の各
々の弧状縁28には、横断面形状が弧状であり上方に向
かって半径が漸次増大する円錐台形状の一部をなす曲面
壁30が接続されている。この曲面壁30は水平に対し
て略70度である傾斜角度α1をなして上方に向かって
半径方向外方に延びている。2本の半径状縁24及び2
6の一方24には、実質上鉛直に、従って水平に対して
実質上90度である傾斜角度α2をなして、上方に延び
ている直立壁32が接続されている。この直立壁32の
半径方向内側縁34は上方に向かって半径方向外方に向
かって傾斜せしめられており、上記曲面壁30の上端に
滑らかに接続されている。2本の半径状縁24及び26
の他方26には、半径方向上方に向かって半径方向外方
に傾斜して平面状に延び、次いで上記曲面壁30に滑ら
かに続く平・曲面壁36が接続されている。平・曲面壁
36の平面壁部が水平に対してなす傾斜角度α3は略5
0度である。図1と共に図2及び図6を参照することに
よって理解される如く、容器4における上述した略円錐
台形状の下部10は、曲面壁30、直立壁32及び平・
曲面壁36によって規定されている。
【0017】再び図1を参照して説明すると、上記シャ
ッタ機構6は主部材38とシャッタ部材40とから構成
されている。主部材38及びシャッタ部材40は、適宜
の合成樹脂から射出成形又は圧縮成形によって好都合に
形成することができる。主部材38は、円筒形状の主部
42とこの主部42の上端に接続されている連結用突出
リング44とを有する。主部42の内径は、容器4にお
ける突出リング14の内径と実質上同一であり、突出リ
ング44の内径は容器4における突出リング14の外径
と実質上同一である(従って、突出リング44の内半径
は、容器4の突出リング14の肉厚に対応した長さだけ
主部42の内半径よりも大きい)。突出リング44の内
周面には、90度の角度間隔をおいて4個の没入部46
が形成されている。没入部46の各々は、容器4の突出
リング14の外周面に形成されている上記隆起部16の
各々に対応した帯形状である。主部42には実質上18
0度の角度間隔をおいて2個の貫通開口48が形成され
ている。かかる貫通開口48の各々は、容器4の下端面
に形成されている上記2個の排出開口20の各々と実質
上同一(或いは2個の排出開口20の各々の形状と相似
形状であるが若干小寸法)であり、実質上90度の角度
間隔をおいて延びる2本の半径状縁50及び52とかか
る半径状縁50及び52の半径方向外側間を延びる弧状
縁54によって規定されている。円筒形状の主部42内
に規定されている円形領域における、貫通開口48以外
の部位には遮蔽壁56が存在する。この遮蔽壁56の上
面は直径状に延びる陵線55から貫通開口48の各々の
半径状縁50及び52に向かって下方に傾斜せしめられ
ている傾斜面57によって規定されている。主部42の
外周面には、180度の角度間隔をおいて2本の案内溝
58が形成されている。かかる案内溝58の各々は周方
向に実質上水平に延びている。
【0018】シャッタ機構6のシャッタ部材40は実質
上水平に延在する底面壁60とこの底面壁60の周縁か
ら上方に突出する連結用突出リング62とを有する。底
面壁60には実質上180度の角度間隔をおいて2個の
通過開口64が形成されている。かかる通過開口64の
各々も、容器4の下端面に形成されている上記2個の排
出開口20の各々と実質上同一(或いは2個の排出開口
20の各々の形状と相似形状であるが若干小寸法)であ
り、実質上90度の角度間隔をおいて延びる2本の半径
状縁66及び68とかかる半径状縁66及び68の半径
方向外側間を延びる弧状縁70によって規定されてい
る。シャッタ部材40の突出リング62の内径は主部材
38の主部42の外径と実質上同一に設定されている。
突出リング62の内周面には180度の角度間隔をおい
て2本の係合突条72が形成されている。2本の係合突
条72の各々は実質上水平に周方向に延びている。
【0019】シャッタ部材40は、その突出リング62
を主部材38の主部42の外側に位置せしめて、その突
出リング62の内周面に形成されている係合突条72の
各々を主部材38の主部42の外周面に形成されている
案内溝58に係合せしめる(かかる係合の際には突出リ
ング62及び/又は主部42が弾性的に変形せしめられ
る)ことによって、主部材38及びシャッタ部材40の
中心軸線(従って、後の説明から明らかになるとおり容
器4の中心軸線)を中心として回転自在に、主部材38
に装着される。主部材38に対してシャッタ部材40を
上方から見て時計方向に相対的に回転せしめて係合突条
72の一端を案内溝58の一端に当接せしめると、シャ
ッタ部材40が更に時計方向に相対的に回転することが
阻止され、シャッタ部材40が閉位置に位置せしめられ
る。かくすると、シャッタ部材40の通過開口64と主
部材38の貫通開口48とが互い違いに位置し、主部材
38の貫通開口48がシャッタ部材40の底面壁60に
よって閉じられ、シャッタ部材40の通過開口64が主
部材38の遮蔽壁56によって閉じられる。主部材38
に対してシャッタ部材40を反時計方向に90度回転せ
しめると、係合突条72の他端が案内溝58の他端に当
接せしめられてシャッタ部材40が更に反時計方向に相
対的に回転することが阻止され、シャッタ部材40が開
位置に位置せしめられる。かくすると、シャッタ部材4
0の通過開口64と主部材38の貫通開口48とが相互
に整合して位置する。
【0020】上述したとおりのトナーカートリッジ2の
組立においては、最初に、容器4を倒立状態(即ちその
下端面に付設されている突出リング14が上方に突出す
る状態)にせしめて、その排出開口20を通して容器4
内に所要量のトナーを充填する。しかる後に、主部材3
8にシャッタ部材40を所要とおりに装着し且つシャッ
タ部材40を上記閉位置に位置せしめたシャッタ機構6
を、容器4の突出リング14に装着して、容器4の排出
開口20を閉塞する。容器4に対するシャッタ機構6の
装着は、シャッタ機構6の主部材38に形成されている
突出リング44内に容器4の突出リング14を圧入し、
これによって容器4の突出リング14に主部材38を固
定することによって遂行される。この際には突出リング
14の外周面に形成されている4個の隆起部16の各々
が突出リング44の内周面に形成されている4個の没入
部46に整合せしめられ、これによって容器4の2個の
排出開口20がシャッタ機構6の主部材38に形成され
ている2個の貫通開口48に整合せしめられる。
【0021】トナーカートリッジ2によって現像装置
(図示していない)にトナーを供給する際には、トナー
カートリッジ2を正立状態(即ち、図1に図示する如く
シャッタ機構6が容器4の下方に位置する状態)にせし
め、シャッタ機構6を現像装置の受部に整合せしめて現
像装置にトナーカートリッジ2を装着する。現像装置の
受部にトナーカートリッジ2を所要とおりに装着する
と、シャッタ部材40の下面に形成されている一対の突
出ピン(図示していない)が受部に形成されている一対
の孔に挿入され、これによって現像装置に対してシャッ
タ部材40が回転することが阻止される。次いで、容器
4及びシャッタ機構6の主部材38を現像装置に対して
時計方向に90度回転せしめることによって、シャッタ
機構6における主部材38に対してシャッタ部材40を
相対的に反時計方向に90度回転せしめて上記開位置に
せしめる。かくすると、容器4の排出開口20に整合せ
しめられている、シャッタ機構6における主部材38の
貫通開口48に、シャッタ機構6におけるシャッタ部材
40の通過開口64が整合せしめられ、従って容器4内
に収容されているトナーが順次に整合せしめられている
排出開口20、貫通開口48及び通過開口64を通して
排出され、受部から現像装置内に流入せしめられる。而
して、容器4の略円錐台形状の下部10を流下する際
に、トナーは曲面壁30、直立壁32及び平・曲面壁3
6に案内されて排出開口20に導かれ、排出開口20、
貫通開口48及び通過開口64を通して充分良好に排出
される。シャッタ機構6の主部材38に存在する遮蔽壁
56上にトナーは落下することは実質上ない。容器4の
曲面壁30、直立壁32及び平・曲面壁36は水平に対
して少なくとも45度以上である傾斜角度α1、α2及
びα3をなして上方に延びている故に、トナーは曲面壁
30、直立壁32及び平・曲面壁36上を充分円滑に流
下し、曲面壁30、直立壁32及び平・曲面壁36上に
トナーが滞留する虞は実質上皆無である。
【0022】本発明に従って構成された上述したとおり
のトナーカートリッジ2に関しては、次の事実も留意さ
れるべきである。容器4はブロー成形から好都合に成形
することができ、それ故にその下部10に上述したとお
りの曲面壁30、直立壁32及び平・曲面壁36を形成
しても、容器4の製造コストが大幅に増大することはな
い。また、曲面壁30、直立壁32及び平・曲面壁36
の傾斜角度α1、α2及びα3を充分に大きく設定する
ために、容器4の下部の軸線方向長さを比較的大きくす
ると、必然的に容器4のトナー収容量も増大せしめら
れ、従ってトナー収容量に対してトナーカートリッジ2
の嵩が過剰に増大せしめられてしまうこともない。図示
の実施形態においては、曲面壁30、直立壁32及び平
・曲面壁36が配設されている容器4の下部を略円錐台
形状にせしめているが、所望ならば容器4の下部を略円
筒形状(この場合には、曲面壁30は円筒形状の一部を
なす)、略角錐台形状又は略角筒形状等の他の適宜の形
状にせしめることもできる。
【0023】図7乃至図11には、容器における略円錐
台形状下部の変形例が図示されている。図7乃至図11
に図示する容器104の下部110においては、下端面
には単一の排出開口120(厳密には後述する直立連結
壁133によって二分割されている)が形成されてい
る。この排出開口120は、底面図即ち図10におい
て、実質上180度の角度間隔をおいて下端面の外周縁
から半径方向内方に半径状に延びる2本の第一の直線縁
124a及び124bと、かかる第一の直線縁124a
及び124bの各々の半径方向内側端から第一の直線縁
124a及び124bの各々に対して実質上直角に且つ
相互に反対方向に(即ち一方は図10において右方に他
方は左方に)に延びる2本の第二の直線縁126a及び
126bと、一方の第一の直線縁124aの半径方向外
側端から他方の第一の直線縁124bの半径方向内側端
から延びる第二の直線縁126bの半径方向外側端まで
延びる弧状縁128aと、上記他方の第一の直線縁12
4bの半径方向外側端から上記一方の第一の直線縁12
4aの半径方向内側端から延びる第二の直線縁126a
の半径方向外側端まで延びる弧状縁128bとによって
規定されている。2本の第一の直線縁124a及び12
4bの各々の長さは円形下端面の半径の半分程度である
のが好都合である。
【0024】図7乃至図11に図示する変形例において
も、排出開口120の全縁には水平に対して少なくとも
45度以上、好ましくは50度以上、殊に容器に充填さ
れるトナーの所謂安息角以上、の傾斜角度αをなして上
方に延びる壁が接続されていることが重要である。弧状
縁128a及び128bには、横断面形状が弧状であり
上方に向かって半径が漸次増大する円錐台形状の一部を
なす曲面壁130a及び130bが接続されている。か
かる曲面壁130a及び130bは水平に対して略70
度である傾斜角度α1をなして上方に向かって半径方向
外方に延びている。第一の直線縁124a及び124b
には、実質上鉛直に、従って水平に対して実質上90度
である傾斜角度α2をなして、上方に延びている直立壁
132a及び132bが接続されている。そして、かか
る直立壁132a及び132bを相互に接続する直立連
結壁133が付設されている。従って、容器104の下
部110内は、直径状に延びる直立連結壁133によっ
て二分割されている。第二の直線縁126a及び126
bには、半径方向上方に向かって半径方向外方に傾斜し
て平面状に延び、次いで上記曲面壁130に滑らかに続
く平・曲面壁136及び136bが接続されている。平
・曲面壁136a及び136bの平面壁部が水平に対し
てなす傾斜角度α3は略50度である。
【0025】図7乃至図11に図示する変形例において
は、更に、特に図8及び図11を参照することによって
理解される如く、容器104の下端面における排出開口
120以外の領域には、水平ではなくて排出開口120
の第二の直線縁126a及び126bの各々から外周縁
に向かって下方に傾斜して延びる傾斜壁122a及び1
22bが存在する。傾斜壁122a及び122bが水平
に対してなす傾斜角度γは10乃至30度程度でよい。
【0026】図7乃至図11に図示する変形例において
は、容器104の下端面に形成されている排出開口12
0が単一であり、下端面の中央領域が開口されており、
そしてまた下端面における排出開口120以外の領域に
存在する壁は、水平ではなくて排出開口120の第一の
直線縁124a及び124bの各々から外周縁に向かっ
て下方に傾斜して延びる、換言すれば外周縁から排出開
口120の第二の直線縁126a及び126bに向かっ
て上方に傾斜して延びる傾斜面122a及び122bで
ある故に、排出開口120を介する容器4内へのトナー
の充填が充分容易に遂行され得る。また、容器104の
円錐台形状下部110内が直立連結壁133によって二
分割されていることに起因して、トナーカートリッジを
現像装置の受部に装着して容器104内のトナーを排出
開口120を通して排出する際に、円錐台形状下部11
0内においてトナーが曲面壁130a及び130b間に
渡って所謂ブリッジを形成して円滑な流下を阻害してし
まうことが確実に防止される。
【0027】一方、図7乃至図11に図示する容器10
4に対して図1に図示するシャッタ機構6を適用する
と、容器104の下端面に形成されている排出開口12
0の中心領域は、シャッタ機構6における主部材38に
形成されている貫通開口4ではなくて、遮蔽壁56の中
心領域に対向して位置することになる。従って、容器1
04の排出開口120から流下せしめられるトナーが遮
蔽壁56の中心領域上に落下することになる。遮蔽壁5
6の中心領域に落下したトナーがそこに滞留するのを充
分確実に回避するためには、遮蔽壁56の中心領域を、
水平に対して少なくとも45度以上の傾斜角度βをなし
て上方に向かって貫通開口48から離れる方向に延びる
ようになすのが好ましい。この点に関しては、遮蔽壁5
6をその広範囲において45度以上の傾斜角度βをなし
て傾斜する傾斜面にせしめるには、シャッタ機構6にお
ける主部材38の高さを相当高くすることが必要である
が、その限定された中心領域のみにおいて傾斜角度βを
45度以上にせしめる場合には、シャッタ機構6におけ
る主部材38の高さを過剰に高くする必要はなく、従っ
てトナーカートリッジの製造コストを過剰に増大せしめ
或いはトナーカートリッジの嵩を過剰に増大せしめるこ
とはない、ことが留意されるべきである。
【0028】本発明のトナーカートリッジによれば、ト
ナーカートリッジの製造コストを大幅に増大せしめるこ
となく、そしてまたトナー収容量に対するトナーカート
リッジの嵩を過剰に増大せしめることなく、現像装置に
流入せしめられることなくトナーカートリッジに残留す
るトナーの量が充分に低減せしめられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従って構成されたトナーカートリッジ
の好適実施形態を示す分解斜面図。
【図2】図1のトナーカートリッジにおける容器の下部
を、一部を切り欠いて示す部分斜面図。
【図3】図1のトナーカートリッジにおける容器の下部
を示す部分正面図。
【図4】図3の線A−Aにおける横断面図。
【図5】図1のトナーカートリッジにおける容器の底面
図。
【図6】図4の線B−Bにおける縦断面図。
【図7】本発明に従って構成されたトナーカートリッジ
における容器の下部の変形例を、一部を切り欠いて示す
部分斜面図。
【図8】図7の容器の下部を示す部分正面図。
【図9】図8の線C−Cにおける横断面図。
【図10】図7の容器の下部の底面図。
【図11】図9の線D−Dにおける縦断面図。
【符号の説明】
2:トナーカートリッジ 4:容器 6:シャッタ機構 8:容器の主部 10:容器の下部 20:排出開口 22:下面壁 24:派出開口の半径状縁 26:排出開口の半径状縁 28:排出開口の弧状縁 30:曲面壁 32:直立壁 34:直立壁の半径方向内側縁 36:平・曲面壁 38:シャッタ機構の主部材 40:シャッタ部材 48:貫通開口 50:貫通開口の半径状縁 52:貫通開口の半径状縁 54:貫通開口の弧状縁 56:遮蔽壁 64:通過開口 66:通過開口の半径状縁 68:通過開口の半径状縁 70:通過開口の弧状縁 104:容器 110:容器の下部 120:排出開口 122a:傾斜壁 122b:傾斜壁 124a:排出開口の第一の直線縁 124b:排出開口の第一の直線縁 126a:排出開口の第二の直線縁 126b:排出開口の第二の直線縁 128a:排出開口の弧状縁 128b:排出開口の弧状縁 130a:曲面壁 130b:曲面壁 132a:直立壁 132b:直立壁 133:直立連結壁 136a:平・曲面壁 136b:平・曲面壁

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下端に排出開口を有する容器と、該容器
    の下端に装着されたシャッタ機構とから構成され、該シ
    ャッタ機構は通過開口が形成されているシャッタ部材を
    含み、該シャッタ部材が該通過開口を通して該排出開口
    を外部に連通せしめる開位置と該排出開口を外部から遮
    断する閉位置との間を該容器に対して相対的に移動自在
    であるトナーカートリッジにおいて、 該容器の該排出開口は該容器の下端面の全体ではなくて
    その一部分のみに存在しており、該容器の該排出開口の
    全縁には水平に対して少なくとも45度以上の傾斜角度
    αをなして上方に延びる壁が接続されている、ことを特
    徴とするトナーカートリッジ。
  2. 【請求項2】 該容器は合成樹脂からブロー成形されて
    いる、請求項1記載のトナーカートリッジ。
  3. 【請求項3】 該容器の下端面は円形であり、該排出開
    口は実質上180度の角度間隔をおいて2個配設されて
    おり、該排出開口の各々は実質上90度の角度間隔をお
    いて延びる2本の半径状縁と該2本の半径状縁の半径方
    向外側端間を延びる弧状縁によって規定された扇形状で
    ある、請求項1又は2記載のトナーカートリッジ。
  4. 【請求項4】 該シャッタ部材の該通過開口は実質上1
    80度の角度間隔をおいて2個形成されており、該2個
    の通過開口は該2個の排出開口と実質上同一の扇形状で
    あり、該シャッタ部材は該容器の中心軸線を中心として
    回転自在に装着されており、該開位置では該2個の通過
    開口が該2個の排出開口と整合せしめられ、該閉位置で
    は該2個の通過開口と該2個の排出開口とが互い違いに
    位置せしめられる、請求項3記載のトナーカートリッ
    ジ。
  5. 【請求項5】 該排出開口の各々の該弧状縁には横断面
    形状が弧状であり円錐台形状の一部をなす曲面壁が接続
    されており、該半径方向縁の一方には実質上垂直に延び
    る直立壁が接続されており、該直立壁の半径方向内側縁
    は上方に向かって半径方向外方に傾斜せしめられ、その
    上端は該曲面壁に接続されており、該半径状縁の他方に
    は半径方向上方に向かって半径方向外方に傾斜して平面
    状に延び、次いで該曲面壁に滑らかに続く曲面をなす平
    ・曲面壁が接続されている、請求項3又は4記載のトナ
    ーカートリッジ。
  6. 【請求項6】 該容器の下端面における、該排出開口以
    外の部分には、実質上水平に延びる2個の扇形状下面壁
    が存在する、請求項3から5までのいずれかに記載のト
    ナーカートリッジ。
  7. 【請求項7】 該容器の下端面は円形であり、該排出開
    口は、底面図において、実質上180度の角度間隔をお
    いて該容器の下端面の外周縁から半径方向内方に半径状
    に延び且つ該容器の下端面の半径よりも短い2本の第一
    の直線縁と、該第一の直線縁の各々の半径方向内側端か
    ら該第一の直線縁の各々に対して実質上直角に且つ相互
    に逆方向に該容器の下端面の外周縁まで延びる2本の第
    二の直線縁と、該第一の直線縁の一方の半径方向外側端
    から、該第一の直線縁の他方の半径方向内側端から延び
    る該第二の直線縁の半径方向外側端まで延びる弧状縁
    と、該第一の直線縁の該他方の半径方向外側端から、該
    第一の直線縁の該一方の半径方向内側端から延びる該第
    二の直線縁の半径方向外側端まで延びる弧状縁と、によ
    って規定されている、請求項1又は2記載のトナーカー
    トリッジ。
  8. 【請求項8】 該シャッタ機構は該容器の下端に固定さ
    れた主部材を含み、該シャッタ部材は該容器の中心軸線
    を中心として回転自在に該主部材に装着されており、該
    主部材には、該容器の該下端面と該シャッタ部材との間
    に位置する2個の貫通開口が実質上180度の角度間隔
    をおいて形成されており、該シャッタ部材の該通過開口
    は実質上180度の角度間隔をおいて2個配設されてお
    り、該2個の貫通開口の各々と該2個の通過開口の各々
    とは、実質上90度の角度間隔をおいて延びる2本の半
    径状縁と該2本の半径状縁の半径方向外側端間を延びる
    弧状縁によって規定された実質上同一の扇形状であり、
    該シャッタ部材が該開位置にせしめられると該2個の貫
    通開口と該2個の通過開口とが整合せしめられ、該シャ
    ッタ部材が該閉位置にせしめられると該2個の貫通開口
    と該2個の通過開口とが互い違いに位置せしめられ、該
    シャッタ機構の該主部材には、該2個の貫通開口の各々
    の縁から延びる遮蔽壁が形成されており、該遮蔽壁の、
    該容器の該排出開口が存在する領域に位置する部分は、
    水平に対して少なくとも45度以上の傾斜角度βをなし
    て上方に向かって該貫通開口から離れる方向に延びてい
    る、請求項7記載のトナーカートリッジ。
  9. 【請求項9】 該排出開口の該弧状縁の各々には横断面
    形状が弧状であり円錐台形状の一部をなす曲面壁が接続
    されており、該第一の直線縁の各々には実質上垂直に延
    びる直立壁が接続されており、該直立壁の半径方向内側
    縁は上方に向かって半径方向外方に傾斜せしめられ、そ
    の上端は該曲面壁に接続されており、該第二の直線縁の
    各々には半径方向上方に向かって半径方向外方に傾斜し
    て平面状に延び、次いで該曲面壁の各々に滑らかに続く
    曲面をなす平・曲面壁が接続されている、請求項7又は
    8記載のトナーカートリッジ。
  10. 【請求項10】 該第一の直線縁の各々に接続された該
    直立壁間を連結する直立連結壁が配設されている、請求
    項9記載のトナーカートリッジ。
  11. 【請求項11】 該容器の下端面における、該排出開口
    以外の部分には、該第二の直線縁の各々から外周縁に向
    かって下方に傾斜して延びる2個の傾斜壁が存在する、
    請求項7から10までのいずれかに記載のトナーカート
    リッジ。
  12. 【請求項12】 該傾斜壁は水平に対して10乃至30
    度の傾斜角度γをなす、請求項11記載のトナーカート
    リッジ。
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