JPH10206643A - 面状光源装置 - Google Patents

面状光源装置

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JPH10206643A
JPH10206643A JP9020958A JP2095897A JPH10206643A JP H10206643 A JPH10206643 A JP H10206643A JP 9020958 A JP9020958 A JP 9020958A JP 2095897 A JP2095897 A JP 2095897A JP H10206643 A JPH10206643 A JP H10206643A
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JP
Japan
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light source
light
source device
prism
resin substrate
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JP9020958A
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English (en)
Inventor
Shingo Suzuki
信吾 鈴木
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Minebea Co Ltd
Original Assignee
Minebea Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、光の損失を最小限に抑え、高効率
で高輝度な面状光源装置を提供する。 【解決手段】 光散乱パターンの曇価を限定することに
よって、主光線が集束している光線をプリズム板12に
入射させ、プリズム板12から出射する光線の主光線が
正面方向となるような、プリズム板12のプリズム単位
Pの傾斜角度θ2,θ3 およびプリズム板12に入射す
る光線の入射角度θ0 との関係に基づいてプリズム板1
2を構成している。このため光線を、プリズム単位Pの
光線方向変換面14で屈折させて、面状光源装置の画面
垂直方向に進行させることができるので、高輝度な面状
光源装置が実現可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、看板や各種表示装
置等の背面照明手段に用いる薄型の面状光源装置に関す
るものであり、特に、液晶表示装置の背面照明手段とし
て用いられる面状光源装置の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータ等の表示装置とし
て、軽量かつコンパクト化のニーズに応えるべく薄型で
見やすい背面光源機構を有する液晶表示装置が用いられ
ている。このような背面光源機構を実現する手段とし
て、図10に示すサイドライト方式(導光板方式)の面
状光源装置の説明をする。21は、面状光源装置の光源
として冷陰極管(CCFL)または熱陰極管(HCF
L)等を用いる直線状の光源ランプである。透光性の高
い材料で形成される樹脂基板22は断面形状ほぼ矩形で
あり、その一側端面23に沿って、前記光源ランプ21
を所定距離をおいて配置させる。
【0003】光源ランプ21の周面において一側端面2
3と対向しない周面は、銀等を蒸着したランプリフレク
タ24で覆われている。ランプリフレクタ24を設ける
ことによって、光源ランプ21の発光光線の多くは、一
側端面23から樹脂基板22内に進入することができ
る。そして、樹脂基板22の一側端面23以外の側面
(例えば、図10および図11に示す一側端面23の対
向面である側端面25)には、反射テープ等からなる反
射材26が付加されている。
【0004】樹脂基板22の裏面27(図10の下方)
には、光源ランプ21からの距離に左右されることな
く、面状光源装置の画面を均一に発光させるための光散
乱パターン28(詳細後述)が形成されており、そのさ
らに下方には、反射板29が配置されている。これら反
射材26や反射板29を設けることにより、樹脂基板2
2の側面や裏面27に向かって進行する光線を、樹脂基
板22の内部に進行するように反射させ、樹脂基板22
の表面30(図10の上方)以外の面から光線が放出す
ることを防止している。
【0005】そして、樹脂基板22の表面30には、そ
の全面を覆うように拡散板31が設けられている。拡散
板31は、光散乱パターン28によって反射および拡散
される光線に起因する、光散乱パターン28のみが輝い
て見える現象(通常、これをドットイメージという)を
除去するために設けられている。
【0006】前記光散乱パターン28は、例えば、特開
平5−134251号に開示されるように、光拡散反射
物質を含んだ媒体をドット状に、樹脂基板22の裏面2
7全面に渡ってスクリーン印刷方式で塗布されている。
【0007】図11に示すように、光散乱パターン28
は、光源ランプ21が配設されている一側端面23から
その対向面である側端面25に向かうにつれて、ドット
の径が徐々に大きくなるように印刷されているので、光
源ランプ21から遠くなるにしたがって、裏面27の単
位面積当たりに、光拡散反射物質を含んだ媒体が占める
割合が多くなる(以下、単位面積当たりに所定物質が占
める割合を面積密度という)。光散乱パターン28は、
図11において、断面ではないが判りやすいように斜線
を施した。
【0008】このように、樹脂基板22の裏面27に形
成した光拡散反射物質を含んだ媒体を塗布して施す光散
乱パターン28の面積密度を変えると、樹脂基板22の
表面30から放出する光線量を変化させることができる
ので、光源ランプ21に近い部分のみが明るく発光する
ことがない。
【0009】また、上述のように、スクリーン印刷方式
にて樹脂基板22に施される光散乱パターン28に代え
て、例えば特願平7−208461号に示すように、樹
脂基板22の裏面27に直接微小な凹凸面を形成して、
その凹凸面によって光を拡散および/または反射させる
光散乱パターン28(図12参照)を形成することによ
り、上述の光散乱パターン28と同等の機能を発揮させ
ることも可能である。
【0010】ところで、上述の拡散板31は、拡散板3
1内部を進行する光線を拡散させる性質を有するので光
線を重ね合わせることになり、ドットイメージを除去す
ることができる。したがって、拡散板31の拡散性を増
加させるとドットイメージは、より除去されやすくなる
が、同時に、光線が拡散してしまうことになるので輝度
が低下してしまう。このため、ドットイメージを除去可
能な範囲で拡散性の最も低い拡散板31が選択されてい
る。
【0011】これに代えて、例えば特願平8−9763
3号に示すように、図12および図13の面状光源装置
が開示されている。その構成は、図10および図11に
示す面状光源装置とほぼ同一であるが、拡散板31を樹
脂基板22の表面30に設ける代わりに、光散乱パター
ン28の形状を視認不可能なまでに微細化したパターン
とするものである。このように微細化した光散乱パター
ン28を施すと、樹脂基板22の内部を進行する光線が
光散乱パターン28で拡散および/または反射しても、
光散乱パターン28のパターンが細かいので、光散乱パ
ターン28のみが輝いて見えることはない。
【0012】ここで、図12および図13に示す光散乱
パターン28は、スクリーン印刷方式にて施す光散乱パ
ターン28(図10参照)とほぼ同一に機能する微小な
凹凸面によって形成されている。また、図12において
樹脂基板22の形状は、光源ランプ21の一側端面23
から遠ざかるにつれて厚みが減じるほぼ楔状である。こ
のような樹脂基板22とした場合には、樹脂基板22の
軽量化に有効である。
【0013】図14は、このように構成されたサイドラ
イト方式の面状光源装置における光線の進行状態を説明
するための模式的な断面図である。上述した構成の面状
光源装置において、光源ランプ21からの発光光線は、
一側端面23に対向する面以外を覆うランプリフレクタ
24に反射することによって、その多くが樹脂基板22
の内部へと進行する。
【0014】裏面27に向かって進行する光源ランプ2
1からの発光光線は、樹脂基板22の裏面27にて反射
されるか、光散乱パターン28にて拡散および反射され
るか、または、裏面27および光散乱パターン28を通
過し下方の反射板29にて反射され、表面30へ向かっ
て進行する。そして、表面30の上方に備わる拡散板3
1を透過する。このとき、拡散板31内を進行する光線
は、ある程度拡散されることによってドットイメージが
除去される。一方、表面30に向かって進行する光源ラ
ンプ21からの発光光線は、樹脂基板22の表面で、そ
の多くが反射され、裏面27に向かって進行する。
【0015】このように、樹脂基板22内を進行する光
線は、樹脂基板22の表面30および裏面27、反射材
29の境界面にて反射を繰り返しながら進行する。以
下、画面上に放出されるまで繰り返す。ここで、光散乱
パターン28にて拡散および反射される光線の多くは、
境界面にて反射されない所定角度で進行するため画面上
に放出される。
【0016】光散乱パターン28に上述した面積密度の
分布を与えていることにより、樹脂基板22内を進行す
る光線は、光源ランプ21から遠くなるにつれ、光散乱
パターン28で反射される率が多くなるので、光源ラン
プ21の配置位置にかかわらず均一な画面発光の面状光
源装置が実現可能となっている。
【0017】ところで、前記光散乱パターン28の拡散
性が大きい場合には、樹脂基板22の表面30から出射
する光線は、進行方向の角度分布が広くなるので、面状
光源装置の正面方向(以下、観測位置という)からは、
比較的明るく観測されるが、この場合、拡散性が大きい
ために光散乱パターン28による吸収損失が大きくなる
という問題がある。このため、光散乱パターン28の拡
散性を低下させると、樹脂基板22の表面30から出射
する光線の主光線の進行方向は、画面垂直方向に対して
所定角度θ0 (図14参照)傾きを持つ。このような場
合には、観測位置からは、画面が暗く観測されてしま
う。
【0018】この角度θ0 の主光線を画面垂直方向に変
換して輝度の向上を図る手段として、実用新案登録公報
第2507092号に開示されているように、図15に
示す面状光源装置が考案されている。図15に示す面状
光源装置の構成は、図10に基づいて説明した面状光源
装置とほぼ同一であるが、拡散板31の画面側(図15
の上方)を覆うようにプリズム板32を設けた点が異な
る。プリズム板32には、断面形状三角形のプリズム単
位Pを配設させたプリズム列が備わり、このプリズム単
位Pで光線を反射させることにより、画面上に放射する
光線の放出角度を画面垂直方向へ変換させることができ
る。
【0019】図16は、図15に示す面状光源装置にお
いて、プリズム板32への光線の進行を模式的に示した
図である。この図において、図示しない光源ランプは、
右側に位置しているので、プリズム板32に入射する光
線は、プリズム単位Pにおける左側の面(以下、光線方
向変換面33という)に進行する。図15において、拡
散板31から出射する光線は、その上方に設けられるプ
リズム板32に入射するので、そのプリズム板32への
入射角度(すなわち拡散板31からの出射角度)を角度
θ0 とする。なお、拡散板31を設けない場合には、樹
脂基板22から出射した光線がプリズム板32へ入射す
るが、角度θ0 は上述と同様に考えてよい。
【0020】このとき、光線方向変換面33のプリズム
板32の水平面に対する傾斜角度をθ1 とする。傾斜角
度θ1 は、下記の数式1によって求まるということが数
学的に既知である。
【0021】Sinθ1 =Sinθ0 /{n2 +1−2
(n2 −Sin2 θ01/21/2
【0022】上記の数式1において、nは、基材の屈折
率、すなわちプリズム板32の屈折率である。プリズム
板32は屈折率1.49のアクリル樹脂で作成し、角度
θ0 が50°のとき、上記数式1にて傾斜角度θ1 を計
算すると、およそ70°となる。
【0023】この数式1にて得られる傾斜角度θ1 を有
するプリズム板32について、図17および図18の模
式図に基づいて、以下に検討する。ここでは、上述の計
算によって求めた条件(n=1.49、角度θ0 =5
0、傾斜角度θ1 =70)のプリズム板32について検
討を行った。
【0024】図17に示すように、プリズム板32の水
平面に垂直方向の垂線Aを考え、光線の入射方向を+側
と定義する。傾斜角度θ1 が70°のとき、−側の出射
範囲は−20°が最大となり、−20°に近づくにした
がって、光線が屈折する際のフレネル反射損失が増大す
る。さらに、光線が全反射されることによって、光線の
進行方向を変換することができない領域ができてしま
う。
【0025】そして、図18に示すように、傾斜角度θ
1 を70°として、プリズム板32に入射する角度θ0
を変化させて、光線方向変換面33からの主光線の出射
角度ψおよび光線の透過率を測定し、その関係を図19
に示す。図19に示す図表から明らかなように、傾斜角
度θ1 を70°としたプリズム板32を用いた場合に
は、出射角度ψは、ほぼ−20°から+20°の範囲と
なっているので、画面上から観測する際の視野角度が極
端に狭いことが判った。そして、出射角度ψの幅が大き
くなる場合には、光線透過率が著しく低下するため、効
率が低下することが判った。
【0026】上述した図15の面状光源装置に代えて、
図20に示す面状光源装置が特公平7−27136号に
開示される面状光源装置が発明されている。この面状光
源装置は、図15に示す面状光源装置とほぼ同一の構造
であるが、プリズム板32の配置が異なっており、プリ
ズム板32のプリズム単位Pを樹脂基板22に当接する
向きに配置している。
【0027】このようにプリズム板32を配置すると、
図21の光線の進行方向を示す模式図に示すように、プ
リズム単位Pを構成する面は、それぞれプリズム板32
に入射する光線が進行する入射面34と光線方向変換面
33’を構成することになる。ここで、入射面34の傾
斜角度をθ2 、光線方向変換面33’の傾斜角度をθ3
と定める。
【0028】該特公平7−27136号の実施例には、
面状光源装置として好適に使用されるプリズム単位Pの
条件としては、角度θ0 が55°で、プリズム板32を
アクリル樹脂で作製した場合に、傾斜角度θ2 が58°
ないし48°のとき、傾斜角度θ3 を65°ないし75
°とし、傾斜角度θ2 が65°ないし75°のとき、傾
斜角度θ3 を58°ないし48°であることが開示され
ている。この代表的な形状として、傾斜角度θ2 を55
°、傾斜角度θ3 を68°としている。
【0029】
【発明が解決しようとする課題】ここで、特公平7−2
7136号のに開示されている傾斜角度θ2 を55°、
傾斜角度θ3 を68°としたプリズム単位Pを有するプ
リズム板32内の光線の進行を検討する。
【0030】図22に示すように、上記のようにプリズ
ム単位Pの入射面34および光線方向変換面33’を決
定すると、プリズム板32からの出射光線は、正面方向
に大して15°右側に傾斜している。プリズム板32に
入射する光線の角度θ0 =55°とすると、入射面34
から入射する光線のうち光線方向変換面33’に進行す
る光線帯Bは所望の角度でプリズム板32から放射され
るが、光線方向変換面33’に進行しない光線帯Cは、
プリズム板32の境界面(図22の上方)に進行するた
め損失になってしまうという問題がある。
【0031】このため、図15に基づいて説明した面状
光源装置と比較して、視野角度の制約はなくなるもの
の、依然として効率の点で満足できるものではなかっ
た。すなわち本発明は、上記問題点を解決するために種
々の検討の結果至ったものであり、プリズム板を用いて
画面の正面方向に光線を進行させる際に、より高効率に
光線を進行させ得るプリズム板を提供し、これにより電
力消費を低下させ、かつ高輝度な面状光源装置を提供す
ることを目的とする。
【0032】
【課題を解決するための手段】課題を解決するための手
段として、請求項1の発明では、透光性材料からなる樹
脂基板の少なくとも一面以上の側端面付近に光源ランプ
を当接させて構成するサイドライト方式の面状光源装置
において、プリズム単位を等間隔に備えるプリズム板
を、該プリズム単位のある面を前記樹脂基板に当接する
向きに前記樹脂基板の表面に設け、さらに、前記光源ラ
ンプから発する光線がプリズム板に入射する際の入射面
の角度を70°以上とし、光線を反射させる光散乱パタ
ーンを前記樹脂基板の裏面に設け、該散乱パターンの曇
価を80%以下としたことを特徴とする面状光源装置で
ある。
【0033】請求項2の発明では、前記プリズム板の上
部および下部に拡散板を設けたことを特徴とする。
【0034】請求項3の発明では、前記樹脂基板は、光
源ランプを当接した側端面から遠ざかるにつれて厚みが
減じる断面形状ほぼ楔形であることを特徴とする。
【0035】請求項4の発明では、前記光散乱パターン
は、光散乱物質を含有するインクを用いて樹脂基板に印
刷されることを特徴とする。
【0036】請求項5の発明では、前記光散乱パターン
は、前記樹脂基板の裏面に微小な凹凸面を施すことによ
って形成されることを特徴とする。
【0037】請求項6の発明では、前記プリズム板のプ
リズム単位は、光線が入射する前記入射面と該入射面か
ら入射した光線が進行する光線方向変換面を備えてお
り、前記入射面の傾斜角度θ2 、前記光線方向変換面の
傾斜角度θ3 およびプリズム板へ光線が入射する角度θ
0 との関係が θ3 =90°+[Sin-1{Sin(θ2 −θ0 )/
n}−θ2 /2 を満たすことを特徴とする。
【0038】
【発明の実施の形態】本発明の第一の実施の形態として
の面状光源装置は、図1ないし図3に示される。図1お
よび図3に示すように、1は、直線状の光源である光源
ランプである。透光性の高い材料で形成される樹脂基板
2は断面形状ほぼ矩形であり、その一側端面3に沿っ
て、前記光源ランプ1を所定距離をおいて配置させる。
樹脂基板2の一側端面3に対向する以外の光源ランプ1
の周面は、銀等を蒸着したランプリフレクタ4で覆われ
ている。そして、樹脂基板2の一側端面3以外の側面
(例えば、一側端面3の対向面である側端面5)には、
反射材6が設けられている。
【0039】樹脂基板2の裏面7(図1の下方)には、
面状光源装置の画面を均一に発光させるための光散乱パ
ターン8が、図3に示すパターン形状にスクリーン印刷
方式または塗布にて形成されており、そのさらに下方に
は、反射板9が配置されている。そして、樹脂基板2の
表面10には、その全面を覆うようにドットイメージを
除去するために拡散板11が設けられている。さらにそ
の上方には、本発明の要部であるプリズム板12が、樹
脂基板2に対向する向きにプリズム単位Pを位置させて
設けられている。ここで、プリズム板12を構成するプ
リズム単位Pは、後述する条件に基づいて作製されてい
るものとする。
【0040】プリズム板12のプリズム単位Pの角度に
ついて、以下に説明する。本実施の形態では、光散乱パ
ターン8の曇価を70%として形成した面状光源装置に
ついて説明する。プリズム板12のプリズム単位Pは、
樹脂基板2に対向する向きに配置されているので、プリ
ズム板12に入射する光線は、図2の光線の進行方向を
示す模式図に示すように、プリズム単位Pを構成する面
は、それぞれプリズム板12に入射する光線が進行する
入射面13と光線方向変換面14を構成する。入射面1
3の傾斜角度をθ2 、光線方向変換面14の傾斜角度を
θ3 と定める。
【0041】そして、図2に示すように、入射面13か
ら入射する光線の主光線を、すべて光線方向変換面14
に進行させ、かつ、画面に対して垂直である正面方向へ
屈折させてプリズム板32から光線を放出させるため
に、傾斜角度θ2 、傾斜角度θ3 およびプリズム板12
へ光線の入射する角度θ0 との関係を以下に示す数式2
として導き出した。上記所望のプリズム板12とするた
めには、プリズム単位Pは、数式2をほぼ満足する。
【0042】θ3 =90°+[Sin-1{Sin(θ2
−θ0 )/n}−θ2 /2
【0043】上記の数式2において、nは、基材の屈折
率、すなわちプリズム板12の屈折率である。上記数式
2によって導き出される傾斜角度θ2 、傾斜角度θ3
よび角度θ0 との関係を図4の(a)および(b)の図
表に示す。図4(a)は、プリズム板12を屈折率1.
49のアクリル樹脂で作製した場合であり、一方、図4
(b)は、プリズム板12を屈折率1.49のアクリル
樹脂で作製した場合である。
【0044】上記の数式2を満たすプリズム単位Pを備
えるプリズム板12とすることで、所定の角度θ0 で入
射する光線を正面方向に屈折させることができ、かつ、
その入射光線の主光線はすべて光線方向変換面14に進
行するので、損失をなくすことができる。
【0045】続いて、本発明の第二の実施の形態とし
て、図5および図6に示す面状光源装置を示す。第一の
実施の形態と異なる箇所は、樹脂基板2の形状、およ
び、光散乱パターン8のみであるから相違点のみ説明す
る。樹脂基板2の形状は、光源ランプ1の一側端面3か
ら遠ざかるにつれて厚みが減じるほぼ楔状とした。この
ような形状の樹脂基板2とした場合には、軽量化が図れ
るために有効である。
【0046】また、光散乱パターン8は、スクリーン印
刷にて樹脂基板2の裏面7に部分的に微小な凹凸面を施
し粗面化することによって形成されている。図6に示す
ように、凹凸面にで形成される光散乱パターン8の場合
には、図3に示す光散乱パターン8と比較してパターン
形状を微細化できるため、ドットイメージが確認されな
いので、拡散板11を設けなくてよい。
【0047】この面状光源装置においても、数式2を満
たすプリズム単位Pを備えるプリズム板12とすること
で、所定の角度θ0 で入射する光線を正面方向に屈折さ
せることができ、かつ、その入射光線の主光線はすべて
光線方向変換面に進行するので、損失をなくすことがで
きる。
【0048】本発明を実施する場合において、プリズム
板12に用いる素材としては、光線を効率よく通過させ
る物質であればよいが、光線の透過距離がほぼプリズム
板12の板厚と同一でごく短いので、樹脂基板2に用い
る素材ほどの透明性は要求されない。このため、アクリ
ル樹脂のほかに、樹脂基板2に用いられる素材(後述)
のほか、ベースフィルムとプリズム部分を別部材で構成
してもよい。
【0049】また、プリズム板12の作成方法は、切削
および研削等の機械加工またはキャスト成形(UV硬化
樹脂によってプリズム部分をベースフィルムに付加する
方法も選択可能)、押し出し成形、熱加圧成形、射出成
形等の各種成形方法が適用可能である。
【0050】樹脂基板2の素材としては、光を効率よく
通過させる物質であれば良く、その透明性、加工性から
アクリル樹脂が最も適している。しかしながら、本発明
の実施としては、特にこれに限定されるものではなく、
これに代えて、塩化ビニル樹脂、ポリカーボネイト樹
脂、オレフィン系樹脂、スチレン系樹脂等の各種熱可塑
性の透明樹脂等が使用可能である。また、エボキシ樹
脂、アリルジグリコールカーボネイト樹脂等の熱硬化性
透明樹脂や各種ガラス材料等の無機透明材料も場合によ
っては適用可能である。
【0051】樹脂基板2の作成方法としては、切削およ
び研削加工等の機械加工またはキャスト成形、押し出し
成形、熱加圧成形、射出成形等の各種成形方法の適用が
可能であるが、生産性の点からは射出成形法が最も優れ
ている。
【0052】光散乱パターン6は、本実施の形態におい
ては、面積密度の異なるドット状のパターンとしたが、
パターン形状はこれに限定されるものでなく、光源ラン
プ1から離れるにしたがって面積密度が増加するもので
あればよく、例えば、三角形および四角形等の多角形や
星形、楕円形、曲線と直線とから構成される形状等のパ
ターンとしてもよい。
【0053】また、反射板9として使用している金属
(例えば、銀、アルミ等)を蒸着したフィルムは、その
特性および取扱性の点で最も適しているが、これに代え
て、金属鏡面加工した金属板や、本発明の面状光源装置
を挿入するためのフレームに金属を蒸着して構成する反
射材でも良い。その他、紙およびプラスチック等で構成
された白色の反射板等、各種の反射材を適用可能であ
る。
【0054】
【実施例】本発明の面状光源装置の実施例として、以下
の構成の面状光源装置を作成し、その輝度を観測した。
【0055】実施例−1は、実施の形態の欄にて説明し
た図1に示す構成の面状光源装置である。樹脂基板2と
して、全周面を平滑に研磨した透明なアクリル樹脂製の
平板(サイズ:240mm×160mm、板厚:3m
m)を射出成形により作成した。光散乱パターン8は、
光源ランプ1から離れるにしたがって、面積密度が大き
くなるドットパターン(パターンピッチ:1mm、最小
ドット径:0.7mm、最大ドット径:1)でスクリー
ン印刷方式で施される。このとき、スクリーン印刷のた
めのインクは、光線を拡散および/または反射させるた
めのガラスビーズを含有したアクリルビニル樹脂を用い
た。
【0056】光散乱パターン8の曇価(このとき曇価
は、JIS:K7105「プラスチックの光学的特性試
験法」に記載の測定方法にしたがって測定した)は、ほ
ぼ90,85,80,75,70%となるように、イン
クに含有するガラスビーズの量を調整して、5種類の散
乱パターン8を作成した。散乱パターン8の形状は、大
きさ、パターンピッチともに5種類すべて同一である。
【0057】樹脂基板2の長辺かつ散乱パターン8の最
小ドット径の施されている一側端面3に沿って所定距離
をおいて当接する光源ランプ1として冷陰極管(外周直
径:2.6mm、長さ240mm)を使用する。ランプ
リフレクタ4および反射材6は、銀を蒸着させたPET
フィルムを使用する。また、反射板9には、発泡ポリエ
ステル製の反射板を使用し、拡散板13は、に散乱ビー
ズをコートしたポリエステルフィルムを用いた。
【0058】ここで、高輝度な面状光源装置を提供する
ために、まず、望ましい散乱パターン8の曇価を選択す
るべく、上述の曇価の異なる散乱パターン8を備える5
種類の面状光源装置について輝度を測定する。このとき
面状光源装置は、最良の散乱パターン8の曇価を選択す
るために輝度の測定がなされるものであるから、プリズ
ム板12を設けていない。
【0059】上記曇価の異なる5種類の面状光源装置に
おいて、以下に述べる方法で輝度を測定し、画面上に放
出する光線の出射角度分布を観測する。図7(a)に示
すように、面状光源装置の画面中央部を基準点Oとし、
輝度測定装置Kを、基準点Oから画面に垂直(正面)方
向に所定距離(50cm)をおいて位置させた箇所を0
度とする。そして、図4(b)に示すように、基準点0
を中心に、一側端面3および側端面5の方向に、それぞ
れ輝度測定装置Kを70度まで移動させて、所定角度ご
とに輝度を測定する。
【0060】測定距離(基準点Oから輝度測定装置Kの
先端までの距離)は、輝度測定装置Kの移動にかかわら
ず一定(50cm)である。このとき、一側端面3の方
向への輝度測定装置Kの移動をプラスとし、側端面5の
方向への輝度測定装置Kの移動をマイナスで表してい
る。輝度測定装置Kは、トプコン社製輝度計(BM−
7,視野1°)を使用し、光源ランプ1として使用した
冷陰極管は、管電流5mArms、点灯周波数60KH
zの正弦波で点灯している。
【0061】ここで、輝度測定装置Kで測定されるの
は、輝度(単位:cd/m2 )である。しかしながら、
輝度は、視野角度をθとすると、実際の光束密度(ある
視野角度θにおける単位立体角当りの光束量)の1/c
osθ倍となっており、各視野角度θにおける光束密度
を表していない。よって、実際の光束密度に対応させる
ために、以下に示す数式3に光束比を定義し、測定した
輝度の値を光束比に換算して、図8および図9に示す図
表にプロットしている。
【0062】光束比(%)=(視野角度θにおける輝度
測定値×cosθ/視野角度θ=0°における輝度測定
値)×100
【0063】上述の測定方法に基づいて、面状光源装置
の輝度を測定し、数式3から光束比を計算した結果を図
8に示す。ここで、光散乱パターン8の曇価90%の面
状光源装置を試料−1、光散乱パターン8の曇価90%
の面状光源装置を試料−1、光散乱パターン8の曇価8
5%の面状光源装置を試料−2、光散乱パターン8の曇
価80%の面状光源装置を試料−3、光散乱パターン8
の曇価75%の面状光源装置を試料−4、光散乱パター
ン8の曇価70%の面状光源装置を試料−5としてい
る。
【0064】図8から明らかなように、曇価が低いほど
急峻な分布となり曇価が高くなるにしたがって徐々にな
だらかな分布になっている。プリズム板12は、屈折に
よって光線の進行方向を所望の一定方向へ変化させるの
で、大きなピークを有する(急峻な)分布である方が効
果的であるため、散乱パターン8の曇価は80%以下が
望ましいことが判った。
【0065】この実施例−1においては散乱パターン8
の曇価を70%として、プリズム板12を備える面状光
源装置を作成し、輝度を測定した。図8の図表により、
主光線の出射方向は、およそ52°であるから、光線が
プリズム板12へ入射する角度θ0 はおよそ52°であ
る。
【0066】プリズム板12を、屈折率(n)が1.4
9であるアクリル樹脂によって作成し、プリズム単位P
の入射面13の傾斜角度θ2 をそれぞれ60°,70
°,75°,80°,85°として、数式2から光線方
向変換面14の傾斜角度θ3 を計算によって求めた。計
算結果は、θ2 =60°のときθ3 =62.7°、θ2
=70°のときθ3 =61°、θ2 =75°のときθ3
=60.1°、θ2 =80°のときθ3 =59.2°、
θ2 =85°のときθ3 =58.2°となる。上記数式
2に基づいた計算結果から、5種類のプリズム板12を
作成した。このとき、プリズム板12の板厚は0.1m
mとし、ピッチを0.1mmで一定である。
【0067】そして、上記5種類のプリズム板12をそ
れぞれ備える図1の面状光源装置を5種類作成し、上述
と同様の測定方法にて輝度を測定した。その結果を図9
に示す。横軸は視野角度θであり、縦軸は相対輝度比で
ある。相対輝度比は、θ2 =60°,θ3 =62.7°
のプリズム単位Pを用いて作成したプリズム板12を備
える面状光源装置における視野角度θ=0°の輝度測定
値を100(%)として、それぞれの輝度測定を相対値
として表している。
【0068】図9に示すように、入射面13の傾斜角度
θ2 が大きくなるほど高輝度になるが、傾斜角度θ2
75°を越えると、それほど特性的に変化しないことが
判った。したがって、傾斜角度θ2 は、70°以上、望
ましくは75°を越えるものであるが、傾斜角度θ2
大きくすると、それに伴ってプリズム単位Pの頂角が小
さくなってしまうので、プリズム板12の加工の面か
ら、傾斜角度θ2 は80°以下を選択することが望まし
い。
【0069】続いて、実施例−2の面状光源装置の構成
を説明する。実施例−2では、図5ないし図6に基づい
て説明した面状光源装置を作成した。樹脂基板2とし
て、透明なアクリル樹脂製の楔形状の板(サイズ:24
0mm×160mm、一側端面3側の板厚:3mm、側
端面7の板厚:1mm)を射出成形により作成した。こ
の時、あらかじめ樹脂基板2の下面用の金型に、光散乱
パターン8を施すための微小な凹凸を形成しておく。金
型の凹凸は、転写された光散乱パターン8の曇価が70
%となるように粗面化加工されている。光散乱パターン
8は、光源ランプ1から離れるにしたがって、面積密度
が大きくなるドットパターンであり、一定のパターンピ
ッチ(パターンピッチ:0.1mm、最小ドット径:
0.07mm、最大ドット径:0.1mm)で施され
る。
【0070】プリズム板12は、屈折率(n)が1.4
9であるアクリル樹脂によって作成し、プリズム単位P
の入射面13の傾斜角度θ2 を75°として、数式2か
ら計算によって求め、光線方向変換面14の傾斜角度θ
3 =60.1とした。このとき、プリズム板12の板厚
は0.1mmとし、ピッチを0.1mmで一定である。
その他の構成は、実施例−1と同一である。
【0071】このような面状光源装置の各視野角度θに
おける輝度を上述した測定方法と同一の方法にて測定
し、実施例−1とほぼ同様な特性を確認した。
【0072】上述したように、本発明の実施例としての
面状光源装置は、プリズム板12のプリズム単位Pの角
度を数式2に基づいて設定することによって、高輝度な
面状光源装置を提供できることが判明した。
【0073】
【発明の効果】以上、詳述したように、本発明の面状光
源装置は、光散乱パターンの曇価を限定することによっ
て、主光線が集束している光線をプリズム板に入射させ
ることができる。そして、プリズム板から出射する光線
の主光線が正面方向となるような、プリズム板のプリズ
ム単位の角度およびプリズム板に入射する光線の入射角
度との関係に基づいてプリズム板を構成しているので、
主光線が集束している光線の進行方向を、プリズム単位
の光線方向変換面にて屈折させて、面状光源装置の画面
垂直方向(正面方向)に変更できるので、高輝度な面状
光源装置が実現可能となる。
【0074】また、プリズム板のプリズム単位の角度お
よびプリズム板に入射する光線の入射角度との関係を導
き出したことによって、プリズム単位Pの入射面から入
射する光線の主光線は、すべて光線方向変換面に進行す
るようにプリズム単位の角度を定めることができるの
で、さらに多くの光線の損失を抑えることができる。
【0075】このように、プリズム単位の機能を最大限
に発揮できることから、高輝度かつ低消費電力化された
面状光源を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の面状光源装置の構造を示す
断面図である。
【図2】本発明の要部であるプリズム単位を説明するた
めのプリズム板の概略図である。
【図3】図1に示す本発明の面状光源装置の光散乱パタ
ーンを説明するための概略図である。
【図4】プリズム単位の傾斜角度θ2 ,θ3 および入射
角度θ0 の関係を示す図表である。
【図5】図1とは異なる本発明の一実施例の面状光源装
置の構造を示す断面図である。
【図6】図5に示す本発明の面状光源装置の光散乱パタ
ーンを説明するための概略図である。
【図7】本発明の面状光源装置の輝度を測定する方法を
説明するための概略図である。
【図8】光散乱パターンの曇価決定のための輝度測定結
果を示す図表である。
【図9】本発明の面状光源装置の輝度を測定した結果を
示す図表である。
【図10】従来の面状光源装置の構造を示す断面図であ
る。
【図11】図10に示す面状光源装置の光散乱パターン
を説明するための概略図である。
【図12】図10とは別の従来の面状光源装置の構造を
示す断面図である。
【図13】図12に示す面状光源装置の光散乱パターン
を説明するための概略図である。
【図14】図10に示す面状光源装置の光線の進行状態
を説明するための概略図である。
【図15】図12とは別の従来の面状光源装置の構造を
示す断面図である。
【図16】図12に示す面状光源装置のプリズム板内の
光線の進行状態を説明するための概略図である。
【図17】図12に示す面状光源装置のプリズム板から
の出射光線の進行状態を説明するための概略図である。
【図18】図12に示す面状光源装置のプリズム板の入
射光線および出射光線を示す概略図である。
【図19】図18に基づいて測定したプリズム板への入
射光線の入射角度に基づく出射光線および透過率の関係
を示す図表である。
【図20】図15とは別の従来の面状光源装置の構造を
示す断面図である。
【図21】図20に示す面状光源装置のプリズム板内の
光線の進行状態を説明するための概略図である。
【図22】図21とは別の面状光源装置のプリズム板内
の光線の進行状態を説明するための概略図である。
【符号の説明】
2 樹脂基板 8 光散乱パターン 12 プリズム板 13 入射面

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透光性材料からなる樹脂基板の少なくと
    も一面以上の側端面付近に光源ランプを当接させて構成
    するサイドライト方式の面状光源装置において、 プリズム単位を等間隔に備えるプリズム板を、該プリズ
    ム単位のある面を前記樹脂基板に当接する向きに前記樹
    脂基板の表面に設け、さらに、前記光源ランプから発す
    る光線がプリズム板に入射する際の入射面の角度を70
    °以上とし、 光線を反射させる光散乱パターンを前記樹脂基板の裏面
    に設け、該散乱パターンの曇価を80%以下としたこと
    を特徴とする面状光源装置。
  2. 【請求項2】 前記プリズム板の上部および下部に拡散
    板を設けたことを特徴とする請求項1に記載の面状光源
    装置。
  3. 【請求項3】 前記樹脂基板は、光源ランプを当接した
    側端面から遠ざかるにつれて厚みが減じる断面形状ほぼ
    楔形であることを特徴とする請求項1または2に記載の
    面状光源装置。
  4. 【請求項4】 前記光散乱パターンは、光散乱物質を含
    有するインクを用いて樹脂基板に印刷されることを特徴
    とする請求項1ないし3のいずれかに記載の面状光源装
    置。
  5. 【請求項5】 前記光散乱パターンは、前記樹脂基板の
    裏面に微小な凹凸面を施すことによって形成されること
    を特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の面状
    光源装置。
  6. 【請求項6】 前記プリズム板のプリズム単位は、光線
    が入射する前記入射面と該入射面から入射した光線が進
    行する光線方向変換面を備えており、前記入射面の傾斜
    角度θ2 、前記光線方向変換面の傾斜角度θ3 およびプ
    リズム板へ光線が入射する角度θ0 との関係が θ3 =90°+[Sin-1{Sin(θ2 −θ0 )/
    n}−θ2 /2 を満たすことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか
    に記載の面状光源装置。
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