JPH1020609A - カラー画像形成装置 - Google Patents

カラー画像形成装置

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JPH1020609A
JPH1020609A JP8173507A JP17350796A JPH1020609A JP H1020609 A JPH1020609 A JP H1020609A JP 8173507 A JP8173507 A JP 8173507A JP 17350796 A JP17350796 A JP 17350796A JP H1020609 A JPH1020609 A JP H1020609A
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Japan
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developing
image forming
image
unit
photosensitive drum
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JP8173507A
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English (en)
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Satoru Haneda
哲 羽根田
Hisayoshi Nagase
久喜 永瀬
Hiroyuki Tokimatsu
宏行 時松
Masayasu Onodera
正泰 小野寺
州太 ▲浜▼田
Shiyuuta Hamada
Shunei Miura
俊英 三浦
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カラー画像形成装置る於いて、画像形成中、
常に4色の現像器が作動し、現像剤の劣化を早めてい
た。又像形成体及び現像器の現像スリーブの回転ムラが
発生し、良好な画像を得ることが出来なかった。 【解決手段】 像形成体の周囲に対し、複数個の帯電
器、像露光器、及び現像器を配置したカラー画像形成装
置において、前記像形成体と一体に設けられた駆動手段
と、前記像形成体の周囲に配置された前記現像器に設け
られ、前記駆動手段により駆動される被駆動手段と、前
記現像器を前記像形成体の現像位置より移動可能に配置
し、画像形成モードに応じて使用される前記現像器のみ
が現像位置に移動し、前記像形成体と一体に設けられ回
転する駆動手段と、現像位置に移動し使用される現像器
の被駆動手段が選択結合されることを特徴とするカラー
画像形成装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主としてドラム状
の像形成体の周面に複数の帯電手段、像露光手段及び現
像手段を配置し、像形成体の一回転中にトナー像を像形
成体上に重ね合わせて形成する電子写真方式のカラー画
像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】多色のカラー画像を形成する方法とし
て、像形成体の一回転中に各色に対応する画像の像露
光、現像を順次反復して各色のトナー像を像形成体上に
重ね合わせてカラー画像を形成するカラー画像形成装置
が知られている。
【0003】前記装置は、帯電された像形成体に露光
し、次に現像装置で現像してトナー像を形成する工程を
各色毎に順次行っているが、一回転中に前記像形成体面
にカラー画像を形成する各現像装置は、現像時に現像バ
イアスの印加と、現像スリーブの回転により、現像スリ
ーブ上のトナーを静電潜像に供給し、トナー画像を形成
している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記のように、カラー
画像を形成する際、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、
シアン(C)、黒(K)の各色の現像装置の現像スリー
ブに現像バイアスを印加しつつ回転し、カラー画像信号
に応じて各々所定のトナーを重ね合わせてカラー画像を
形成している。モノクロ画像形成時に於いては、像形成
体の回転と共に、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シ
アン(C)、黒(K)の各色の現像スリーブも動作させ
る。一方、使用する現像スリーブのみ現像バイアスを印
加することが構造上簡単である。
【0005】しかし前記方法では、現像スリーブは不要
に回転していることになる。現像スリーブが回転すると
当然現像装置内で現像剤の攪拌や、現像剤規制板を通し
て前記現像スリーブ上へのトナーの搬送も行われている
ため、前記現像剤が早期に劣化してしまう欠点がある。
【0006】一方、高画質の画像を実現するには、ドラ
ム状に形成された像形成体を、モータからの駆動を減速
歯車等を介して、駆動ムラのない等速度で回転させるこ
とが必要である。更に前記4色の現像を各々行うため、
現像スリーブも前記同様モータより減速歯車等を介して
一定の周速度で回転するようにすることが駆動系の簡素
化には好ましい。しかしながら、前記ドラム状に形成さ
れた像形成体(以下感光体ドラムと云う)を回転する
際、減速歯車や、感光体ドラムに加わる負荷等で正確に
等速度で回転することが出来ないし、現像スリーブの回
転等の現像器の駆動系にも現像剤等の抵抗があり、前記
現像スリーブの周速度が変動しやすく、この駆動ムラが
感光体ドラムの回転に対しても変動を与える。そのこと
により感光体ドラムや現像スリーブの駆動ムラを少なく
して良好なカラー画像を得ることは困難であった。
【0007】一方、カラー画像形成装置の使用に於い
て、前記イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン
(C)、黒(K)の各現像現装置で、例えばマゼンタ
(M)のみが多く使用され、現像剤が「空」の状態とな
り、他の現像剤は使用可能の量が確保されている時で
も、前記マゼンタ(M)の現像剤残量検知手段が働き、
該現像剤残量検知手段の検知作用で、制御装置よりカラ
ー画像形成装置の作動が停止し、記録紙に対して画像形
成が出来なくなる。この時、マゼンタ(M)用の現像剤
を直ちに補給できればよいが、手持ちがない時は、長期
間カラー画像形成装置の作動が停止してしまう。
【0008】又、前記現像器は清掃等のため、カラー画
像形成装置より取り外すこともあり、取り付けを忘れた
場合は、モノクロ画像や、カラー画像形成操作を一時中
止しなければならない。
【0009】本発明はこれらの点を解決して改良したも
ので、画像形成用に必要な色に対応した現像器の駆動を
画像形成時のみ行い、又、感光体ドラム及び現像スリー
ブを回転ムラのない駆動系となし、更にカラー画像形成
装置の前記イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン
(C)、黒(K)の何れかの現像剤が不足した場合、又
は現像装置の設置を忘れた場合でも、カラー画像形成装
置を動作を継続させるようにすることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的のため本発明
は、請求項1に於いて、像形成体の周囲に対し、複数個
の帯電器、像露光器、及び現像器を配置したカラー画像
形成装置において、前記像形成体と一体に設けられた駆
動手段と、前記像形成体の周囲に配置された前記現像器
に設けられ、前記駆動手段により駆動される被駆動手段
と、前記現像器を前記像形成体の現像位置より移動可能
に配置し、画像形成モードに応じて使用される前記現像
器のみが現像位置に移動し、前記像形成体と一体に設け
られ回転する駆動手段と、現像位置に移動し使用される
現像器の被駆動手段が選択結合されること、請求項2に
於いて、前記複数個の現像器と、前記複数個の帯電器
は、一個の現像器と一個の帯電器でユニットで構成され
ていること、請求項3に於いて、像形成体の周囲に対
し、複数個の帯電器、像露光器、及び現像器を配置した
カラー画像形成装置において、前記像形成体と一体に設
けられた駆動手段と、前記像形成体の周囲に配置された
前記現像器に設けられ、前記駆動手段により駆動される
被駆動手段と、前記像形成体及び/又は前記現像器の現
像スリーブにフライホイールを設けたこと、請求項4に
於いて、前記像形成体と一体に設けられ回転する駆動手
段と結合する現像器の被駆動手段は、該現像器の現像ス
リーブに設けられ、且つ被駆動位置より退避可能に設け
られていること、請求項5に於いて、前記複数個の現像
器に有する現像スリーブは、前記像形成体の回転中心位
置を通る垂直線より40°±20°及び110°±20
°の位置に各々配置されていること、請求項6に於い
て、像形成体の周囲に対し、複数個の帯電器、像露光
器、及び現像器を配置したカラー画像形成装置におい
て、前記像形成体と一体に設けられた駆動手段と、前記
像形成体の周囲に配置された前記現像器に設けられ、前
記駆動手段により駆動される被駆動手段と、前記複数個
の現像器は、前記像形成体の現像位置より着脱自在に設
けられ、前記複数個の現像器で、使用される現像器が前
記現像位置に存在しない場合、特定の画像形成モードに
移行して画像形成を行うこと、請求項7に於いて、前記
複数個の現像器で、使用される現像器が前記現像位置に
存在しない場合、他の色の現像器の像形成モードに移行
して画像形成を行うこと、請求項8に於いて、像形成モ
ードを選択する選択手段を有し、該選択手段により選択
された出力により画像形成を行うことにより達成され
る。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の各実施の形態の説明に先
立ち、各発明に共通するカラー画像形成装置100の構
成を図1によって説明する。
【0012】10はドラム状の像形成体すなわち感光体
ドラムで、光学ガラスもしくは透明アクリル樹脂等の透
明部材によって形成される円筒状の基体の外周に透明導
電層,有機感光層(OPC)を塗布したもので、反時計
方向に駆動して回転される。
【0013】11はスコロトロン帯電器(以後単に帯電
器という)で感光体ドラム10の前述した有機感光体層
に対し所定の電位に保持されたグリッドと放電ワイヤに
よるコロナ放電とによって帯電作用を行い、感光体ドラ
ム10に対し一様な電位を与える。
【0014】12は像露光手段すなわち感光体ドラム1
0の軸方向に配列したLEDと等倍結像系であるセルフ
ォックレンズ(商品名)とから構成される露光光学系
で、別体の画像読み取り装置によって読み取られた各色
の画像信号がメモリより順次取り出されて前記の各露光
光学系12にそれぞれ電気信号として入力される。
【0015】前記の各露光光学系12は何れも光学系支
持手段として、支持軸201に設けられた支持部材20
に取り付けられ、前記感光体ドラム10の基体内部に支
持部材20と共に収容される。
【0016】13Y、13M、13C、13Kはイエロ
ー(Y),マゼンタ(M),シアン(C)及びK(黒
色)の各現像剤を収容する現像器で、それぞれ感光体ド
ラム10の周面に対し所定の間隙を保って同方向に回転
する現像スリーブ130を備えている。
【0017】前記の各現像器は、前述した帯電器11に
よる帯電,露光光学系12による像露光によって形成さ
れる感光体ドラム10上の静電潜像を現像バイアス電圧
の印加により非接触の状態で反転現像する。
【0018】次に本装置におけるカラー画像形成装置の
プロセスについて説明する。
【0019】原稿画像は本装置とは別体の画像読み取り
装置において、撮像素子により読み取られた画像或いは
コンピュータで編集された画像を、Y,M,C及びKの
各色別の画像信号として一旦メモリに記憶し格納され
る。
【0020】画像記録のスタートにより感光体駆動モー
タの始動により感光体ドラム10を反時計方向へと回転
し、同時に帯電器11(Y)の帯電作用により感光体ド
ラム10に電位の付与が開始される。
【0021】感光体ドラム10は電位を付与された後、
前記の露光光学系12(Y)において第1の色信号すな
わちイエロー(Y)の画像信号に対応する電気信号によ
る露光が開始され、感光体ドラム10の回転操作によっ
てその表面の感光層にイエロー(Y)の画像に対応する
静電潜像を形成する。
【0022】前記静電潜像は現像器13(Y)により現
像スリーブ13上の現像剤が非接触の状態で反転現像さ
れ感光体ドラム10の回転に応じてイエロー(Y)のト
ナー像が形成される。
【0023】次いで感光体ドラム10は前記イエロー
(Y)のトナー像の上に更に帯電器11(M)の帯電作
用により電位を付与され、露光光学系12(M)の第2
の色信号すなわちマゼンタ(M)の画像信号に対応する
電気信号による露光が行われ、現像器13(M)による
非接触の反転現像によって前記のイエロー(Y)のトナ
ー像の上にマゼンタ(M)のトナー像が順次重ね合わせ
て形成していく。
【0024】同様のプロセスにより帯電器11(C)、
露光光学系12(C)及び現像器13(C)によって更
に第3の色信号に対応するシアン(C)のトナー像が、
また帯電器11(K)、露光光学系12(K)及び現像
器13(K)によって第4の色信号に対応する黒色
(K)のトナー像が順次重ね合わせて形成され、感光体
ドラム10の一回転以内にその周面上にカラーのトナー
像が形成される。
【0025】これ等各露光光学系による感光体ドラム1
0の有機感光層に対する露光はドラムの内部より前述し
た露光波長に対し透明の基体を通して行われる。従って
第2,第3及び第4の色信号に対応する画像の露光は何
れも先に形成されたトナー像の影響を全く受けることな
く行われ、第1の色信号に対応する画像と同等の静電潜
像を形成することが可能となる。なお各露光光学系12
の発熱による感光体ドラム10内の温度の安定化及び温
度上昇の防止は、前記支持部材20に熱伝導性の良好な
材料を用い、低温の場合はヒータを用い、高温の場合は
ヒートパイプを介して外部に放熱する等の措置を講ずる
ことにより支障のない程度迄抑制することができる。ま
た各現像器による現像作用に際しては、それぞれ現像ス
リーブ130に対し直流或いは更に交流を加えた現像バ
イアスが印加され、現像器の収容する一成分或いは二成
分現像剤によるジャンピング現像が行われて、透明導電
層を接地する感光体ドラム10に対して非接触の反転現
像が行われるようになっている。
【0026】かくして感光体ドラム10の周面上に形成
されたカラーのトナー像は一旦中間転写手段として設け
た中間転写ベルト14の周面に転写される。
【0027】前記の中間転写ベルト14は、厚さ100
〜500μm、電気抵抗は108〜1012Ω・cmのポ
リエステル、ポリエチレン等のフィルムから成り、更に
表層にトナーフィルミング防止用に1010〜1016Ω・
cmの抵抗値を有する5〜50μmのテフロン層を設け
たものであり、ローラ14A,14B,14C及び14
Dの間に張架され、ローラ14Dに伝達される動力によ
り感光体ドラム10の周速度に同期して時計方向に循環
して搬送される。
【0028】前記の中間転写ベルト14はローラ14A
とローラ14Bの間のベルト面を感光体ドラム10の周
面に接し、一方ローラ14C外周のベルト面を転写部材
である転写ローラ15に接していてそれぞれの接点にお
いてトナー像の転写域を形成している。
【0029】感光体ドラム10周面に付着した状態にあ
るカラートナー像は、先ず前記の中間転写ベルト14と
の間の接点においてローラ14Bへのトナーと反対極性
のバイアス電圧の印加により順次中間転写ベルト14の
周面側に転写される。すなわちドラム上のカラートナー
像は接地したローラ14Aの案内によりトナーを散らす
ことなく転写域へと搬送され、ローラ14Bに対する1
〜3kVのバイアス電圧の印加によって中間転写ベルト
14側に効率良く転写される。
【0030】一方では給紙カセット(図示せず)の給紙
ローラ17の作動により転写紙Pが搬出されてタイミン
グローラ18に給送され、中間転写ベルト14上のカラ
ートナー像の搬送に同期して転写ローラ15の転写域へ
と給紙される。
【0031】転写ローラ15は前記中間転写ベルト14
の周速度に同期して反時計方向に回動されていて、給紙
された転写紙Pは転写ローラ15と前記の接地状態にあ
るローラ14Cの間のニップ部の形成する転写域におい
て中間転写ベルト14上のカラートナー像に密着され転
写ローラ15への1〜3kVのトナーと反対極性のバイ
アス電圧の印加により順次カラートナー像は転写紙P上
に転写される。
【0032】カラートナー像の転写を受けた転写紙Pは
除電され、搬送板19を介して定着装置91に搬送さ
れ、熱ローラ91Aと圧着ローラ91Bとの間に挟着搬
送して加熱され、トナーを溶着して定着がなされたのち
排紙ローラ92を介して装置外部に排出される。
【0033】前述した感光体ドラム10及び中間転写ベ
ルト14にはそれぞれクリーニング装置CL及び140
が設置され、それぞれの備えるブレードが常時圧接され
ていて、残留した付着トナーの除去がなされて周面は常
に清浄な状態に保たれている。
【0034】図2(a),(b)は、本発明のカラー画
像形成装置100に於ける実施形態を示し、感光体ドラ
ム10と現像器13との組み合わせを示す正面図であ
る。
【0035】図2(a)は、感光体ドラム10の外周部
に対して移動可能のユニットU1,U2,U3,U4を
設け、該ユニットU1,U2,U3,U4内に各々前記
現像器13(Y),13(M),13(C),13
(K)と、該現像器13(Y),13(M),13
(C),13(K)に対応した帯電器11(Y),11
(M),11(C),11(K)を一体に設ける。そし
て前記現像器13(Y),13(M),13(C),1
3(K)に設けられた前記各現像スリーブ130を感光
体ドラム10面と近接及び離間出来るように各々カム3
00,301,302,303を前記ユニットU1,U
2,U3,U4の側部に設け、更に弾性体S1,S2,
S3,S4を設けて前記ユニットU1,U2,U3,U
4と前記カム300,301,302,303とを確実
に接触させ、該各カムにより各ユニットを正確に作動す
るように設けられている。
【0036】先ず、感光体ドラム10より内部露光を行
う方式でフルカラー画像形成を行う方法より説明する。
図2(a)に示す前記現像器13(Y),13(M),
13(C),13(K)と帯電器11(Y),11
(M),11(C),11(K)を、ユニットU1,U
2,U3,U4を介して弾性体S1,S2,S3,S4
に抗してカム300,301,302,303により感
光体ドラム10面に近接させることにより、前記図1に
示すように現像スリーブ130を各々感光体ドラム10
面に近接させる。
【0037】前記図1で説明したように、帯電器11
(Y)の帯電作用により感光体ドラム10に電位を付与
し、イエロー(Y)の画像信号に対応して露光を行い、
前記現像器13(Y)の現像スリーブ130によりイエ
ロー(Y)の画像を形成する。
【0038】次にイエロー(Y)のトナー像上に帯電器
11(M)の帯電作用により電位を付与し、露光光学系
12(M)により、第2の色信号であるマゼンタ(M)
の画像信号に対応する電気信号に対応して露光を行い、
前記イエロー(Y)の画像上に前記現像器13(M)の
現像スリーブ130でマゼンタ(M)のトナー像が形成
する。
【0039】次に、イエロー(Y)及びマゼンタ(M)
のトナー像上に帯電器11(C)の帯電作用により電位
を付与し、露光光学系12(C)により、第3の色信号
であるシアン(C)の画像信号に対応する電気信号に対
応して露光を行い、シアン(C)の現像スリーブ130
の回転より、前記イエロー(Y)及びマゼンタ(M)の
画像上にシアン(C)のトナー像が形成される。
【0040】最後にイエロー(Y)、マゼンタ(M)及
びシアン(C)のトナー像上に帯電器11(K)の帯電
作用により電位を付与し、露光光学系12(K)によ
り、第4の色信号である黒色(C)の画像信号に対応す
る電気信号に対応して露光を行い、黒色(K)の現像ス
リーブ130の回転より、前記イエロー(Y)、マゼン
タ(M)及びシアン(C)の画像上にの黒色(K)のト
ナー像が形成されフルカラー像が形成される。
【0041】図2(b)に用いる感光体ドラム10は、
例えば円筒状の基体の外周面に導電層と感光体層とが設
けられた感光体ドラムがもちいられ、反時計方向に回転
する感光体ドラム10の外部よりレーザ光とポリゴンミ
ラー及び反射ミラーよりなる露光装置PMで露光し、フ
ルカラー画像形成する方法である。
【0042】本実施形態に於いて、感光体ドラム10の
右側の外周部より回動可能のユニットU5,U6,U
7,U8を順次設け、該ユニットU5,U6,U7,U
8内に各々前記現像器13(Y),13(M),13
(C),13(K)と、該現像器13(Y),13
(M),13(C),13(K)に対応した帯電器11
(Y),11(M),11(C),11(K)を一体に
設ける。そして前記現像器13(Y),13(M),1
3(C),13(K)に設けられた前記各現像スリーブ
130を、感光体ドラム10面と近接及び離間出来るよ
うに各々カム304,305,306,307を前記ユ
ニットU5,U6,U7,U8の上部又は下部に設け、
更に弾性体S5,S6,S7,S8を設けて前記ユニッ
トU5,U6,U7,U8と前記カム304,305,
306,307とを確実に接触させ、該各カムにより各
ユニットを正確に作動するように設けられている。
【0043】前記のように構成されたカラー画像形成装
置で、前記現像器13(Y),13(M),13
(C),13(K)と帯電器11(Y),11(M),
11(C),11(K)を、ユニットU5,U6,U
7,U8を介して弾性体S5,S6,S7,S8に抗し
てカム304,305,306,307の作動で感光体
ドラム10面に近接させることにより、前記図1に示す
ように現像スリーブ130を各々感光体ドラム10面に
近接させる。
【0044】以上の操作を終了した後、前記図2(a)
と同様の操作で帯電器11(Y)によるり感光体ドラム
10面に帯電し、露光装置PMでイエロー(Y)画像を
露光して静電潜像を形成し、前記現像器13(Y)の現
像スリーブ130でイエロー(Y)のトナー画像を現像
する。以下前記図2(a)と同様の画像形成の操作で感
光体ドラム10面にフルカラー画像を形成する。
【0045】次に、図2(a)の本実施形態で、例えば
黒色(K)のみを形成する時、像形成体の回転に先立ち
ユニットU4のカム303を作動し、弾性部材S4に抗
してユニットU5を感光体ドラム10方向に移動し、ユ
ニットU4の現像器13(K)の現像スリーブ130の
みを感光体ドラム10に近接させる(図ではユニットU
1が感光体ドラム10に近接)。その際、他のユニット
U1,U2,U3のカム300,301,302が解除
され弾性部材S1,S2,S3によりユニットU1,U
2,U3が感光体ドラム10より離間する。現像器をこ
の状態とした後に、感光体ドラム10を回動し画像形成
をスタートする。この様にしてユニットU1,U2,U
3に設けられた現像器13(Y),13(M),13
(C)の現像スリーブ130と帯電器11(Y),11
(M),11(C)が感光体ドラム10より離間し、現
像作用が行われない。従って黒色(K)のみを形成する
時は現像器13(K)の現像スリーブ130のみが回転
し、他の現像器13(Y),13(M),13(C)の
現像スリーブ130は停止しており、現像剤の攪拌及び
現像スリーブ130での搬送が行われないので現像剤の
劣化を防止出来る。
【0046】前記画像形成を行うため感光体ドラム10
の回転中に現像器の移動を行うと、感光体ドラム10
と、現像器13(Y),13(M),13(C)の現像
スリーブ130に各々設けた各歯車の磨耗や、感光体ド
ラム10に対する衝撃により、駆動ムラが発生するので
好ましくない。
【0047】又、前記図2(b)に於いても、図示のよ
うにユニットU8を弾性部剤S8に抗してカム307で
感光体ドラム10方向に移動し、現像器13(K)の現
像スリーブ103のみを感光体ドラム10に近接する。
その際、他のユニットU5,U6,U7のカム304,
305,306を解除し弾性部材S5,S6,S7によ
りユニットU5,U6,U7を感光体ドラム10より離
間し、現像器13(Y),13(M),13(C)の現
像スリーブ103を感光体ドラム10より離して現像作
用を停止するため、現像剤の攪拌及び現像スリーブ13
0での搬送が行われないので現像剤の劣化を防止出来
る。
【0048】又、例えば、ユニットU5を弾性部剤S5
に抗してカム304で感光体ドラム10方向に移動し、
現像器13(M)と現像器13(K)のみを感光体ドラ
ム10に圧接配置し、他の現像器を感光体ドラム10面
より離して2色のみの現像を行ってもよい。
【0049】前記図1、図2(a)に於ける露光光学系
による感光体ドラム10の有機感光層に対する露光は、
ドラムの内部より前述した露光波長に対し透明の基体を
通して行われる。従って第2,第3及び第4の色信号に
対応する画像の露光は何れも先に形成されたトナー像の
影響を全く受けることなく行われ、第1の色信号に対応
する画像と同等の静電潜像を形成することが可能とな
る。なお各露光光学系12の発熱による感光体ドラム1
0内の温度の安定化及び温度上昇の防止は、前記支持部
材20に熱伝導性の良好な材料を用い、低温の場合はヒ
ータを用い、高温の場合はヒートパイプを介して外部に
放熱する等の措置を講ずることにより支障のない程度迄
抑制することができる。また各現像器による現像作用に
際しては、それぞれ現像スリーブ130に対し直流或い
は更に交流を加えた現像バイアスが印加され、現像器の
収容する一成分或いは二成分現像剤によるジャンピング
現像が行われて、透明導電層を接地する感光体ドラム1
0に対して非接触の反転現像が行われるようになってい
る。
【0050】更に前記図2(b)に於ける露光装置PM
による感光体ドラム10のa−Si層或いは有機感光層
(OPC)に対する露光は、ドラムの外部より前述した
露光装置で行われ、第1の露光、第2の露光、第3及び
第4の色信号に対応する画像の露光は何れも先に形成さ
れたトナー像の影響を全く受けることから、780mm
以上の赤外光を用いることにより、先のトナー像を透過
して第1の色信号に対応する画像と同等の静電潜像を形
成することが可能となる。また各現像器による現像作用
に際しては、それぞれ現像スリーブ130に対し直流或
いは更に交流を加えた現像バイアスが印加され、現像器
の収容する一成分或いは二成分現像剤によるジャンピン
グ現像が行われて、接地された感光体ドラム10に対し
て非接触の反転現像が行われるようになっている。
【0051】図3は、カラー画像形成装置100に於け
る前記図2(a)に示した現像器13のユニットUの支
持構造と、現像スリーブ130の駆動手段を示す斜視図
である。前記図2(a)の感光体ドラム10は、装置枠
体に固定した支持軸201に支持部材20を一体に設
け、露光光学系12(Y,M,C,K)を外方向に向け
て設け、該露光光学系12(Y,M,C,K)を内蔵
し、且つ支持軸201に軸受を介して感光体ドラム10
を回転自在に設けたもであるが、図3の感光体ドラム1
0は前記図2(b)と同様、アルミ等の金属体をドラム
状に形成し、該ドラムの両端に形成したフランジを貫通
するか、又は固定する方法でドラムの向中心位置に回転
軸101を固定して設け、該回転軸101を軸受を介し
て装置枠体に回転自在に設け、感光体ドラム10を回転
軸101と共に回転するように設けたものである。
【0052】本実施形態は回転軸101に固定し、回転
軸101と共に回転する感光体ドラム10で説明する。
感光体ドラム10の一端には、はすば歯車G1が設けら
れており、更に該はすば歯車G1を駆動するはすば歯車
で形成された駆動歯車Gが設けられている。
【0053】一方、前記現像スリーブ130を内蔵した
現像器13が設けられたユニットUの取り付け構造を説
明する。
【0054】前記ユニットUの説明に於いてユニットU
1を一例として示す。該ユニットU1の両側に凸状部
1,2を形成し、該凸状部1,2をカラー画像形成装置
100の本体に対して水平方向に設けた案内部3,4に
移動自在に嵌合する。更に前記ユニットU1の後端に作
動用のカム300を設け、該カム300を回動させるた
め、カラー画像形成装置100の本体に設けられ、モー
タ等で回転されるウォームギヤ8に駆動歯車7を歯み合
せ、該駆動歯車7に設けた回動軸6に前記カム300を
固定し、更に前記ユニットU1の後端に前記弾性部材S
1を設け、ユニットU1の後端を常時前記カム300と
接するように構成する。
【0055】次に、感光体ドラム10面に対して現像を
行う時、前記画像信号に応じてモータを始動し、ウォー
ムギヤ8と駆動歯車7を介してカム300を回動し、ユ
ニットU1を案内部3,4に沿って感光体ドラム10方
向に急速に移動し、前記現像スリーブ130軸に設けた
はすば歯車G2を、前記感光体ドラム10のはすば歯車
G1と噛み合わせ、感光体ドラム10の回転と同期して
前記現像スリーブ130を回転させる。前記の様に、フ
ルカラー画像を形成する時は感光体ドラム10の回転と
同期して全ての現像スリーブ130を回転させる。又黒
色(K)のみ画像形成する時には、前記図2(b)に示
すように現像作用を行う以外の現像スリーブ130のは
すば歯車は感光体ドラム10のはすば歯車G1より離間
しておりはすば歯車が回転せず、従って現像スリーブ1
30も回転しない。
【0056】図4は、本発明の前記図2、図3に示す現
像器13(Y),13(M),13(C),13(K)
の動作を行うための制御回路をしめすブロック図であ
る。
【0057】前記カラー画像形成装置100内に設けた
制御部400には例えばキーボード等の外部指令手段4
03より枚数が設定される。一方原稿又はコンピュータ
等より受けた画像信号を画像メモリ405と、前記制御
部400より受けた画像信号より使用色判定手段404
でイエロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C),黒
色(K)の各色が判定され、前記制御部400に送信さ
れる。一方前記画像メモリ405よりカラー画像形成装
置100の書き込み系401にも送信される。そして前
記画像メモリ405と、書き込み系401は各々前記制
御部400で制御されており、画像信号により制御部4
00より例えば現像器13(Y),13(M),13
(C),13(K)を各々内蔵した前記ユニットU1,
U2,U3,U4を前記画像信号に従って、作動制御手
段402により図2、図3で説明したように順次作動さ
せ現像を行う。
【0058】一方、高画質の画像を実現するには、感光
体ドラム10を、モータからの駆動を減速歯車等を介し
て、駆動ムラのない等速度で回転させることが必要であ
る。更に前記4色の現像を各々行うため、現像スリーブ
130も前記同様モータより減速歯車等を介して一定の
周速度で回転するようにすることが駆動系の簡素化には
好ましい。しかしながら、前記感光体ドラム10を回転
する際、減速歯車や、感光体ドラム10に加わる負荷等
で正確に等速度で回転することが出来ないし、現像スリ
ーブ130の回転等の現像器13の駆動系にも現像剤等
の抵抗があり、前記現像スリーブ130の周速度が変動
しやすく、この駆動ムラが感光体ドラム10の回転に対
しても変動を与える。そのことにより感光体ドラム10
や現像スリーブ130の駆動ムラを少なくして良好なカ
ラー画像を得ることが必要である。
【0059】図5は、カラー画像形成装置100に於け
る前記感光体ドラム10と、複数の現像スリーブ130
に各々フライホイールを設けた斜視図である。
【0060】図示のように、感光体ドラム10は前記図
3で説明した回転軸101に感光体ドラム10を固定し
て設けたものであり、感光体ドラム10の一端にはすば
歯車G6が一体に設けられている。更に該はすば歯車G
6の外側位置にフライホイールHが前記回転軸101に
固定して設けられ、該回転軸101を回転するモータM
が直結して設けられている。
【0061】更に現像器13(Y),13(M),13
(C),13(K)内に各々設けられた現像スリーブ1
30の芯軸131に一端で、前記はすば歯車G6と噛み
合うはすば歯車G7,G8,G9,G10が各々固定し
て設けられており、更に該歯車G7,G8,G9,G1
0の外側に対してフライホイールH1,H2,H3,H
4が前記現像スリーブ130の回転軸131に各々固定
して設けられている。
【0062】以上のように構成された感光体ドラム10
と、複数の現像スリーブ130で、感光体ドラム10面
に画像形成を開始するためモータMを始動し、回転軸1
01を回転することにより感光体ドラム10と共にフラ
イホイールHも同一速度で回転する。その際、フライホ
イールHに有する回転エネルギーにより感光体ドラム1
0は常時均一の回転速度で回転する。
【0063】更に、感光体ドラム10と共に同時に回転
するはすば歯車G6で、複数の現像スリーブ130に設
けた歯車G7,G8,G9,G10も同時に回転され、
複数の現像スリーブ130と共にフライホイールH1,
H2,H3,H4も回転し、前記複数の現像スリーブ1
30もフライホイールH1,H2,H3,H4に有する
回転エネルギーにより均一の回転速度で回転する。
【0064】以上のように、感光体ドラム10と現像ス
リーブ130の回転速度を常時均一化することで、画像
形成時に於ける画像形成速度を均一化することで特にカ
ラー画像時に於いて良好な画像を得ることが出来る。
【0065】尚本実施形態を利用して前記図2に示すよ
うに移動可能の現像器13を用いて画像信号に応じて現
像する現像器13のみ感光体ドラム10面に近接配置し
て画像形成するようにしてもよい。
【0066】更に、本実施形態で、感光体ドラム10の
みフライホイールHを設けるか、複数の現像スリーブ1
30のみフライホイールH1,H2,H3,H4を設け
るようにしてもよい。
【0067】図6は、前記フライホイールH1,H2,
H3,H4を各々接触しないように所定の角度で前記現
像器13の現像スリーブ130を設けた配置図である。
【0068】感光体ドラム10の中心部aを通る垂直線
A−Aに対して各々左右にθ1,θ2の角度を有し、中
心部aより延長された線B2と、線B3上に現像スリー
ブ130を配置する。更に垂直線A−Aに対して各々左
右にθ3,θ4の角度を有し、中心部aより延長された
線B1と、線B4上に現像スリーブ130を配置する。
そして前記θ1,θ2は垂直線A−Aより40°±20
°とし、前記θ1,θ4は垂直線A−Aより110°±
20°の間で形成することで前記現像スリーブ130に
各々設けた前記フライホイールH1,H2,H3,H4
が接触せず、且つ全体をバランスよく回転することが出
来る。
【0069】図7は、図5に示す現像スリーブ130の
はすば歯車G7,G8,G9,G10と、感光体ドラム
10のはすば歯車G6との噛み合いを解除する機構図を
示す。
【0070】現像スリーブ130の回転軸131に対し
て、はすば歯車G7を軸方向に移動自在に嵌合し、且つ
キー132によりはすば歯車G7と回転軸131は回転
力を伝達出来るように構成する。更に、前記はすば歯車
G7の全周に形成した溝133に作動レバー134の先
端を係止している。
【0071】今、画像形成信号により、現像スリーブ1
30を回転させる時は、図のように感光体ドラム10の
はすば歯車G6と、現像スリーブ130のはすば歯車G
7を噛み合い位置に配置し、はすば歯車G6よりはすば
歯車G7を介して現像スリーブ130を回転させる。画
像形成信号により特定の現像スリーブ130のみを回転
する時は、例えば現像に使用しない現像スリーブ130
の作動レバー134を作動してはすば歯車G7を一点鎖
線位置に移動し、はすば歯車G6との噛み合いを解除す
る。以上のような操作で現像スリーブ130の回転及び
停止を行うことが出来る。
【0072】図8は、前記図5と同様にカラー画像形成
装置100に於ける前記感光体ドラム10と、複数の現
像スリーブ130に各々フライホイールを設けた他の実
施形態を示す断面図である。
【0073】本実施形態は、前記感光体ドラム10内に
支持部材20に取り付けられた露光光学系12(Y,
M,C,K)が内蔵さし固定された構成で、感光体ドラ
ム10のみを回転するものである。前記支持部材20に
は、該支持部材20の両端部より突出した支持軸201
が設けられており、カラー画像形成装置100の一部ユ
ニットに各々固定して設けられている。
【0074】前記支持軸201には、軸受202,20
3が設けられ、該軸受202,203に設けたフランジ
204,205の外周部に前記感光体ドラム10を固定
して、前記支持軸201に対して前記感光体ドラム10
が回転自在に設けられている。更に前記フランジ205
の側方で、前記支持軸201には軸受206を介してフ
ライホイールH5が回転自在に設けられており、前記フ
ランジ205と接続ピン210,211で接続されてい
る。
【0075】一方、前記フランジ205の外周部にはす
ば歯車G11が形成されており、カラー画像形成装置1
00の一部にモータM2を固定し、該モータM2に設け
たはすば駆動歯車G12を前記はすば歯車G11と噛み
合わせる。
【0076】又、前記カラー画像形成装置100の一部
ユニットに軸受207,208、209を設け、該軸受
207,208、209に現像スリーブ130を固定し
た回転軸131を設け、現像スリーブ130の一端に設
けたはすば歯車Gを前記すば歯車G11に噛み合わせ、
更に回転軸131にフライホイールH6を固定して設け
る。尚、図示されていないが、本実施形態に於いてもカ
ラー画像形成のため、3ヵ所にフライホイールを有する
現像スリーブ130が設けられていることは勿論であ
る。
【0077】以上のように構成することにより、露光光
学系12が内蔵した感光体ドラム10もフライホイール
H5の回転エネルギーで均一に回転させることが可能で
あり、同時に現像スリーブ130に有するフライホイー
ルH6と共に現像スリーブ130も均一に回転させるこ
とが出来る。
【0078】図9は本発明の他の実施形態の制御回路を
示し、図10は、前記他の実施形態の制御回路により制
御され画像形成する感光体ドラム10と、複数の現像器
13を示す。
【0079】図9の制御回路に於いて、今、図10に示
すように感光体ドラム10の周囲に配置された現像器1
3(Y),13(M),13(C),13(K)の内、
現像器13(K)が配置されていないか、又は、現像器
13(K)の現像剤が全て消費され現像不能の場合で、
現像器13(Y),13(M),13(C)が取り付け
られていることが検知手段503により各々検知されて
いるが、現像器13(K)は検知手段503で検知され
ず配置されていない。
【0080】この場合、使用者が選択出来る画像形成選
択手段504により次の選択を行うことが出来る。
【0081】例えば、現像器13(Y),13(M),
13(C),13(K)の内、前記のように検知手段5
03により現像器13(K)が取り付けられていないこ
とが判明しても、画像形成選択手段504により現像器
13(Y),13(M),13(C)によるフルカラー
画像形成を実行する実行モードとする。即ち、現像器1
3(Y),13(M),13(C)を重ねてカラー画像
形成と、黒画像形成が可能であり、この場合は全ての画
像形成を可能にする実行モードとなり、制御部500を
介して画像制御手段501により画像形成される。但
し、この時は黒トナー像を形成するための画像データは
イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)に変換
することにする。
【0082】即ち、UCRが0%の画像データをつく
り、これに基づいてイエロー(Y)、マゼンタ(M)、
シアン(C)の画像形成を行うことになる。
【0083】又、前記検知手段503により現像器13
(K)は取り付けられているが、現像器13(Y),1
3(M),13(C)の何れかが取り付けられていない
時は、画像形成選択手段504より制御部500を介し
てフルカラー画像形成の実行モードを禁止し、現像器1
3(K)により黒画像の実行モードのみが可能となり、
画像制御手段501で画像形成される。
【0084】又、他のカラーで画像形成してもよい時、
例えば、現像器13(K)が取り付けられていない時、
画像形成選択手段504より制御部500で現像器13
(C)に出力し画像形成される。又、現像器13(C)
が取り付けられていない時は、画像形成選択手段504
より制御部500で現像器13(K)に出力し画像制御
手段501で画像形成される。
【0085】以上の操作に於いて、現像器13(Y),
13(M),13(C),13(K)の着脱の確認と実
行モードを表示する表示手段505が設けられ、画像形
成選択手段504の選択実行を可能にしている。
【0086】図の画像メモリ506からは、前記制御に
応じて必要な画像データを画像制御手段501に出力す
る。
【0087】以上のように、現像器13(Y),13
(M),13(C),13(K)の内、何れかの現像器
13が欠けた場合、画像形成モードを選択し、画像形成
を行うことが出来る。
【0088】
【発明の効果】請求項1に於いて、像形成体の周囲に対
し、複数個の帯電器、像露光器、及び現像器を配置した
カラー画像形成装置において、前記像形成体と一体に設
けられた駆動手段と、前記像形成体の周囲に配置された
前記現像器に設けられ、前記駆動手段により駆動される
被駆動手段と、前記現像器を前記像形成体の現像位置よ
り移動可能に配置し、画像形成モードに応じて使用され
る前記現像器のみが現像位置に移動し、前記像形成体と
一体に設けられ回転する駆動手段と、現像位置に移動し
使用される現像器の被駆動手段が選択結合するようにし
たので、画像形成時に使用される現像器のみが作動し、
非画像形成時には現像器が作動しないので、現像剤の劣
化を引き延ばすことが可能となり、使用期間を延長する
ことが出来るので、長期間の使用が可能となった。
【0089】請求項2に於いて、前記複数個の現像器
と、前記複数個の帯電器は、一個の現像器と一個の帯電
器でユニットで構成されているので、使用される現像器
と帯電器のみが一体となって確実に像形成体面に近接す
ることが出来る。
【0090】請求項3に於いて、像形成体の周囲に対
し、複数個の帯電器、像露光器、及び現像器を配置した
カラー画像形成装置において、前記像形成体と一体に設
けられた駆動手段と、前記像形成体の周囲に配置された
前記現像器に設けられ、前記駆動手段により駆動される
被駆動手段と、前記像形成体及び/又は前記現像器の現
像スリーブにフライホイールを設けたので、像形成体
と、現像器の現像スリーブを等速度で回転することが可
能となり画像ムラを防止することが出来ると共に、駆動
系も簡素化することが出来る。
【0091】請求項4に於いて、前記像形成体と一体に
設けられ回転する駆動手段と結合する現像器の被駆動手
段は、該現像器の現像スリーブに設けられ、且つ被駆動
位置より退避可能に設けられているため画像形成を行う
現像スリーブのみ回転することが可能であり、現像剤の
劣化を引き延ばすことが可能となり、使用期間を延長す
ることが出来るので、長期間の使用が可能となった。
【0092】請求項5に於いて、前記複数個の現像器に
有する現像スリーブは、前記像形成体の回転中心位置を
通る垂直線より40°±20°及び110°±20°の
位置に各々配置されているので、前記現像スリーブに各
々設けられたフライホイールが接触することがない。
【0093】請求項6に於いて、像形成体の周囲に対
し、複数個の帯電器、像露光器、及び現像器を配置した
カラー画像形成装置において、9前記像形成体と一体に
設けられた駆動手段と、前記像形成体の周囲に配置され
た前記現像器に設けられ、前記駆動手段により駆動され
る被駆動手段と、前記複数個の現像器は、前記像形成体
の現像位置より着脱自在に設けられ、前記複数個の現像
器で、使用される現像器が前記現像位置に存在しない場
合、特定の画像形成モードに移行して画像形成を行うこ
とができるので、取り合えず使用者の希望する画像で記
録することが出来る。
【0094】請求項7に於いて、前記複数個の現像器
で、使用される現像器が前記現像位置に存在しない場
合、他の色の現像器を使用した像形成モードに移行して
画像形成を行うことにより、使用される現像器が存在し
なくても他の色で画像形成することが出来る。
【0095】請求項8に於いて、像形成モードを選択す
る選択手段を有し、該選択手段により選択された出力に
より画像形成を行うことにより、必要に応じて像形成モ
ードを選択して画像形成することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカラー画像形成装置の断面構成図。
【図2】本発明の感光体ドラムと現像器の作動位置を示
す正面図。
【図3】本発明の現像器の駆動機構を示す斜視図。
【図4】本発明の制御回路を示すブロック図。
【図5】本発明の感光体ドラムと現像スリーブにフライ
ホイールを設けた斜視図。
【図6】本発明の感光体ドラムと現像スリーブの角度を
示す配置図。
【図7】本発明の感光体ドラムと現像スリーブのはずば
歯車を解除する機構図。
【図8】本発明の感光体ドラムと現像スリーブにフライ
ホイールを設けた他の実施形態を示す断面図。
【図9】本発明の他の実施形態の制御回路を示すブロッ
ク図。
【図10】本発明の感光体ドラムと現像器の他の配置を
示す正面図。
【符号の説明】
10 感光体ドラム 11 スコロトロン帯電器(帯電器) 12 露光光学系 13 現像器 130 現像スリーブ 15 転写ローラ 91 定着装置 U1,U2,U3,U4,U5,U6,U7,U8 ユ
ニット G 駆動歯車 G1,G2,G3,G4,G5 はすば歯車 G6,G7,G8,G9,G10 はすば歯車 H1,H2,H3,H4 フライホイール 300,301,302,303,304,305,3
06,307 カム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小野寺 正泰 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内 (72)発明者 ▲浜▼田 州太 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内 (72)発明者 三浦 俊英 東京都小金井市緑町5丁目14番14号

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像形成体の周囲に対し、複数個の帯電
    器、像露光器、及び現像器を配置したカラー画像形成装
    置において、前記像形成体と一体に設けられた駆動手段
    と、前記像形成体の周囲に配置された前記現像器に設け
    られ、前記駆動手段により駆動される被駆動手段と、前
    記現像器を前記像形成体の現像位置より移動可能に配置
    し、画像形成モードに応じて使用される前記現像器のみ
    が現像位置に移動し、前記像形成体と一体に設けられ回
    転する駆動手段と、現像位置に移動し使用される現像器
    の被駆動手段が選択結合されることを特徴とするカラー
    画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記複数個の現像器と、前記複数個の帯
    電器は、一個の現像器と一個の帯電器でユニットで構成
    されていることを特徴とする請求項1記載のカラー画像
    形成装置。
  3. 【請求項3】 像形成体の周囲に対し、複数個の帯電
    器、像露光器、及び現像器を配置したカラー画像形成装
    置において、前記像形成体と一体に設けられた駆動手段
    と、前記像形成体の周囲に配置された前記現像器に設け
    られ、前記駆動手段により駆動される被駆動手段と、前
    記像形成体及び/又は前記現像器の現像スリーブにフラ
    イホイールを設けたことを特徴とするカラー画像形成装
    置。
  4. 【請求項4】 前記像形成体と一体に設けられ回転する
    駆動手段と結合する現像器の被駆動手段は、該現像器の
    現像スリーブに設けられ、且つ被駆動位置より退避可能
    に設けられていることを特徴とする請求項3記載のカラ
    ー画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記複数個の現像器に有する現像スリー
    ブは、前記像形成体の回転中心位置を通る垂直線より4
    0°±20°及び110°±20°の位置に各々配置さ
    れていることを特徴とする請求項3記載のカラー画像形
    成装置。
  6. 【請求項6】 像形成体の周囲に対し、複数個の帯電
    器、像露光器、及び現像器を配置したカラー画像形成装
    置において、前記像形成体と一体に設けられた駆動手段
    と、前記像形成体の周囲に配置された前記現像器に設け
    られ、前記駆動手段により駆動される被駆動手段と、前
    記複数個の現像器は、前記像形成体の現像位置より着脱
    自在に設けられ、前記複数個の現像器で、使用される現
    像器が前記現像位置に存在しない場合、特定の画像形成
    モードに移行して画像形成を行うことを特徴とするカラ
    ー画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記複数個の現像器で、使用される現像
    器が前記現像位置に存在しない場合、他の色の現像器を
    使用した像形成モードに移行して画像形成を行うことを
    特徴とする請求項6記載のカラー画像形成装置。
  8. 【請求項8】 像形成モードを選択する選択手段を有
    し、該選択手段により選択された出力により画像形成を
    行うことを特徴とする請求項6記載のカラー画像形成装
    置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100433538B1 (ko) * 2002-02-06 2004-05-31 삼성전자주식회사 전자사진방식 칼라 화상형성장치
KR20040049530A (ko) * 2002-12-06 2004-06-12 삼성전자주식회사 컬러 화상인쇄장치 및 그 제어방법
JP2007025730A (ja) * 2006-11-02 2007-02-01 Seiko Epson Corp 画像形成装置

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