JPH10205679A - 漏水回収具 - Google Patents
漏水回収具Info
- Publication number
- JPH10205679A JPH10205679A JP2194697A JP2194697A JPH10205679A JP H10205679 A JPH10205679 A JP H10205679A JP 2194697 A JP2194697 A JP 2194697A JP 2194697 A JP2194697 A JP 2194697A JP H10205679 A JPH10205679 A JP H10205679A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- main body
- leaking
- fastener
- piping
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L55/00—Devices or appurtenances for use in, or in connection with, pipes or pipe systems
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Pipe Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 通水状態を停止できない配管系から漏水
漏液が生じたとき、複雑狭隘な場所や高所、天井裏など
にある配管系から簡単確実に漏水、漏液を応急的に止め
ることができるようにすること。 【解決手段】 水密加工が施された布製の略方形をした
本体１の対向した一対の縁部２にそれぞれ縛り紐５を縫
い付け、もう一方の縁部３にはそれぞれファスナー４を
付設し、本体１の中央付近にはこの本体１の表裏を貫通
したドレーンプラグ１０を取り付けた。
漏液が生じたとき、複雑狭隘な場所や高所、天井裏など
にある配管系から簡単確実に漏水、漏液を応急的に止め
ることができるようにすること。 【解決手段】 水密加工が施された布製の略方形をした
本体１の対向した一対の縁部２にそれぞれ縛り紐５を縫
い付け、もう一方の縁部３にはそれぞれファスナー４を
付設し、本体１の中央付近にはこの本体１の表裏を貫通
したドレーンプラグ１０を取り付けた。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は漏水回収具、詳し
くは建物設備やプラント類などにおいて、各種配管系か
ら漏水や漏液が生じた際、応急的に漏水や漏液の流出、
飛散を防ぎ、設置機器類の冠水を防止し、それを回収で
きるようにした便利な用具に関するものである。
くは建物設備やプラント類などにおいて、各種配管系か
ら漏水や漏液が生じた際、応急的に漏水や漏液の流出、
飛散を防ぎ、設置機器類の冠水を防止し、それを回収で
きるようにした便利な用具に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】空調装置の給水管、冷却水管、空調ダク
ト、生活用水の給水管、排水管、汚水管、各種工場設備
の配管類など、建物や各種プラントには数多くの配管系
が存在しているが、中には通水を簡単に停止できないも
のもあり、これら配管系から漏水や漏液が発生した場合
は、その流出、飛散を防止し、回収するための応急処置
が必要となる。従来においては、これら事態が生じた時
には漏水箇所にビニール布などを巻き、ガムテープで固
定し、適当な箇所まで導水するようにしたり、漏水箇所
から樋を使って導水することなどが行われていた。又、
漏水箇所直下の床面上に容器を置いて滴下してくる漏水
を受け、設置機器類の冠水を防ぐといった応急的な対策
も取られていた。
ト、生活用水の給水管、排水管、汚水管、各種工場設備
の配管類など、建物や各種プラントには数多くの配管系
が存在しているが、中には通水を簡単に停止できないも
のもあり、これら配管系から漏水や漏液が発生した場合
は、その流出、飛散を防止し、回収するための応急処置
が必要となる。従来においては、これら事態が生じた時
には漏水箇所にビニール布などを巻き、ガムテープで固
定し、適当な箇所まで導水するようにしたり、漏水箇所
から樋を使って導水することなどが行われていた。又、
漏水箇所直下の床面上に容器を置いて滴下してくる漏水
を受け、設置機器類の冠水を防ぐといった応急的な対策
も取られていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来に
おいては上記応急措置を取る際には有り合わせの資材を
用いていたのが現状であり、応急措置に時間がかかるだ
けではなく、中途半端でその処理も不完全になりやすか
った。特に、複雑狭隘な場所や天井裏など高所から漏水
や漏液が発生した時には、応急措置が取りにくく、作業
に手間取っている間に漏水が他の部分に流出したり飛散
してしまい、設置機器類の冠水など重大な被害をもたら
すという問題もあった。
おいては上記応急措置を取る際には有り合わせの資材を
用いていたのが現状であり、応急措置に時間がかかるだ
けではなく、中途半端でその処理も不完全になりやすか
った。特に、複雑狭隘な場所や天井裏など高所から漏水
や漏液が発生した時には、応急措置が取りにくく、作業
に手間取っている間に漏水が他の部分に流出したり飛散
してしまい、設置機器類の冠水など重大な被害をもたら
すという問題もあった。
【０００４】この発明は上記問題点に鑑み、開発された
ものであり、各種配管からの漏水や漏液発生の際、迅速
簡単に漏水漏液箇所に装着でき、漏水漏液の流出や飛散
を防ぎ、二次的な被害の発生を未然に防止できる便利な
漏水回収具を提供せんとするものである。
ものであり、各種配管からの漏水や漏液発生の際、迅速
簡単に漏水漏液箇所に装着でき、漏水漏液の流出や飛散
を防ぎ、二次的な被害の発生を未然に防止できる便利な
漏水回収具を提供せんとするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この発明は、水密加工さ
れた略方形の布製本体１の対向した一対の縁部２にそれ
ぞれ縛り紐５を縫い付け、もう一対の縁部３にはそれぞ
れファスナー４を取付けると共に、本体１の中央付近に
は本体１の表裏を貫通したドレーンプラグ１０を取付
け、該ドレーンプラグ１０に接続された導水チューブ１
４から適当な場所へ漏水を導けるようにして上記課題を
解決せんとするものである。
れた略方形の布製本体１の対向した一対の縁部２にそれ
ぞれ縛り紐５を縫い付け、もう一対の縁部３にはそれぞ
れファスナー４を取付けると共に、本体１の中央付近に
は本体１の表裏を貫通したドレーンプラグ１０を取付
け、該ドレーンプラグ１０に接続された導水チューブ１
４から適当な場所へ漏水を導けるようにして上記課題を
解決せんとするものである。
【０００６】
【発明の実施の形態】図１はこの発明に係る漏水回収具
の一実施形態の内側から見た平面図、図２はその外側か
ら見た平面図である。図中１は布製の本体であり、略方
形の丈夫な布からなり、その内側面１５にはアクリル等
の樹脂コーティングが施され、水密性が付与されてい
る。なお、本体１を構成する布地自体が水密性を有して
いるときには、この水密性付与のための樹脂コーティン
グは不要である。そして、この本体１の対向する一対の
縁部２にはそれぞれ縛り紐５が縫い付けられており、両
側にはその余長部６が延出している。
の一実施形態の内側から見た平面図、図２はその外側か
ら見た平面図である。図中１は布製の本体であり、略方
形の丈夫な布からなり、その内側面１５にはアクリル等
の樹脂コーティングが施され、水密性が付与されてい
る。なお、本体１を構成する布地自体が水密性を有して
いるときには、この水密性付与のための樹脂コーティン
グは不要である。そして、この本体１の対向する一対の
縁部２にはそれぞれ縛り紐５が縫い付けられており、両
側にはその余長部６が延出している。
【０００７】又、この縁部２には図４に示す様に外側に
折り返された折り返し部７がそれぞれ形成されている。
更に、もう一方の縁部３にはファスナー９がそれぞれ付
設されており、相互に結合出来る様になっている。図中
１７はファスナーの開閉を行うスライダーである。な
お、この実施形態においてはファスナー９としてジップ
ファスナーを用いたが、ベルクロ（登録商標）等の所謂
面ファスナーを用いても良い。
折り返された折り返し部７がそれぞれ形成されている。
更に、もう一方の縁部３にはファスナー９がそれぞれ付
設されており、相互に結合出来る様になっている。図中
１７はファスナーの開閉を行うスライダーである。な
お、この実施形態においてはファスナー９としてジップ
ファスナーを用いたが、ベルクロ（登録商標）等の所謂
面ファスナーを用いても良い。
【０００８】更に、本体１の中央付近には本体１の内側
面１５及び外側面１６を貫いた表裏を貫通したドレーン
プラグ１０が取付けられており、このドレーンプラグ１
０の出口側には導水チューブ１４が接続されている。こ
の実施例においてはドレーンプラグ１０は塩化ビニール
素材のものを用いたが、他の合成樹脂材あるいは金属材
製のものを用いても良いことはもちろんである。
面１５及び外側面１６を貫いた表裏を貫通したドレーン
プラグ１０が取付けられており、このドレーンプラグ１
０の出口側には導水チューブ１４が接続されている。こ
の実施例においてはドレーンプラグ１０は塩化ビニール
素材のものを用いたが、他の合成樹脂材あるいは金属材
製のものを用いても良いことはもちろんである。
【０００９】なお、この実施態様においては本体１の縁
部２の長さは約９００ｍｍ、縁部３の長さは約８００ｍ
ｍ、縛り紐５の全長は１５００ｍｍとしたが、これら寸
法は対処すべき配管１１の径に応じて適宜変更し得るこ
とは当然である。
部２の長さは約９００ｍｍ、縁部３の長さは約８００ｍ
ｍ、縛り紐５の全長は１５００ｍｍとしたが、これら寸
法は対処すべき配管１１の径に応じて適宜変更し得るこ
とは当然である。
【００１０】次に、この漏水回収具の用法を説明する。
図５はこれを漏水の起きている配管１１に装着した状態
を表したものであり、漏水箇所１２を覆う様に本体１で
その管壁を包み込み、縁部２の縛り紐５同志を結束する
と共に、縁部３のファスナー９同志を連結せしめる。す
ると、配管１１の漏水箇所１２は本体１でしっかりと包
み込まれる。この状態において、漏れ出した漏水１３は
本体１の裏側に溜り、ドレーンプラグ１０から導水チュ
ーブ１４を通り、所望な場所に排出されることになる。
図５はこれを漏水の起きている配管１１に装着した状態
を表したものであり、漏水箇所１２を覆う様に本体１で
その管壁を包み込み、縁部２の縛り紐５同志を結束する
と共に、縁部３のファスナー９同志を連結せしめる。す
ると、配管１１の漏水箇所１２は本体１でしっかりと包
み込まれる。この状態において、漏れ出した漏水１３は
本体１の裏側に溜り、ドレーンプラグ１０から導水チュ
ーブ１４を通り、所望な場所に排出されることになる。
【００１１】なお、配管１１を囲繞する縁部２の内側に
は折り返し部７が形成されているので、これにより漏水
１３がすき間から外部に漏れ出すことは阻止される。
又、もう一方の縁部３にはファスナー９を付設されてい
るので漏水１３の自重によって本体１が垂れ下がってし
まい、脇の部分から水漏れが生じるのが防止される。
は折り返し部７が形成されているので、これにより漏水
１３がすき間から外部に漏れ出すことは阻止される。
又、もう一方の縁部３にはファスナー９を付設されてい
るので漏水１３の自重によって本体１が垂れ下がってし
まい、脇の部分から水漏れが生じるのが防止される。
【００１２】図６はこのファスナー９が設けられていな
かった場合、どの様な状況になるかを説明するための比
較例の正面図であり、この図６からもファスナー９の有
効性は明らかである。なお、この漏水回収具は給水、排
水管だけではなく、油管や空調ダクト等、漏水漏液の発
生するおそれのある管類に広く適用できる。
かった場合、どの様な状況になるかを説明するための比
較例の正面図であり、この図６からもファスナー９の有
効性は明らかである。なお、この漏水回収具は給水、排
水管だけではなく、油管や空調ダクト等、漏水漏液の発
生するおそれのある管類に広く適用できる。
【００１２】
【発明の効果】この発明に係る漏水回収具は上述の通り
の構成を有するものであり、複雑な曲管部や、分岐配管
接続部、狭隘な場所、あるいは高所等における配管にも
簡単、確実に装着でき、応急的に漏水を止め、漏水の飛
散、流出を防止し、配管の根本的は修復作業を行える様
にするすぐれた効果を有し、極めて実用的なものであ
る。
の構成を有するものであり、複雑な曲管部や、分岐配管
接続部、狭隘な場所、あるいは高所等における配管にも
簡単、確実に装着でき、応急的に漏水を止め、漏水の飛
散、流出を防止し、配管の根本的は修復作業を行える様
にするすぐれた効果を有し、極めて実用的なものであ
る。
【００１３】
【図１】この発明に係る漏水回収具の一実施例態様を展
開した状態のその表面側から見た平面図である。
開した状態のその表面側から見た平面図である。
【図２】この発明に係る漏水回収具の一実施例態様を展
開した状態のその裏面側から見たその平面図である。
開した状態のその裏面側から見たその平面図である。
【図３】この発明に係る漏水回収具の一実施例態様を展
開した状態のその側面図である。
開した状態のその側面図である。
【図４】この発明に係る漏水回収具の一実施例態様を展
開した状態のその要部の拡大側面図である。
開した状態のその要部の拡大側面図である。
【図５】この発明に係る漏水回収具の一実施例態様を実
際に漏水が起きている配管に装着した状態の正面図であ
る。
際に漏水が起きている配管に装着した状態の正面図であ
る。
【図６】ファスナーを設けていない場合を想定した一比
較例の正面図である。
較例の正面図である。
１ 本体 ２ 縁部 ３ 縁部 ４ ファスナー ５ 縛り紐 ６ 余長部 ７ 折り返し部 ９ ファスナー １０ ドレーンプラグ １１ 配管 １２ 漏水箇所 １３ 漏水 １４ 導水チューブ １５ 内側面 １６ 外側面 １７ スライダー
Claims (4)
- 【請求項１】 水密加工が施された布製の略方形をした
本体１の対向した一対の縁部２にそれぞれ縛り紐５を縫
い付け、もう一方の縁部３にはそれぞれファスナー４を
付設し、本体１の中央付近にはこの本体１の表裏を貫通
したドレーンプラグ１０を取り付けたことを特徴とする
漏水回収具。 - 【請求項２】 縛り紐５を縫い付けてある縁部２に外側
を向いた折り返し部７を形成せしめたことを特徴とする
請求項（１）記載の漏水回収具。 - 【請求項３】 ファスナー９がジップファスナーである
ことを特徴とする請求項（１）記載の漏水回収具。 - 【請求項４】 ファスナー９が面ファスナーであること
を特徴とする請求項（１）記載の漏水回収具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2194697A JPH10205679A (ja) | 1997-01-22 | 1997-01-22 | 漏水回収具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2194697A JPH10205679A (ja) | 1997-01-22 | 1997-01-22 | 漏水回収具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10205679A true JPH10205679A (ja) | 1998-08-04 |
Family
ID=12069233
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2194697A Pending JPH10205679A (ja) | 1997-01-22 | 1997-01-22 | 漏水回収具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10205679A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105020531A (zh) * | 2015-06-09 | 2015-11-04 | 中船黄埔文冲船舶有限公司 | 一种可拆装式管路油水盘 |
| WO2022051585A1 (en) * | 2020-09-07 | 2022-03-10 | Chevron U.S.A. Inc. | Device and method for capturing leaks from a pipeline, valve or flange |
-
1997
- 1997-01-22 JP JP2194697A patent/JPH10205679A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105020531A (zh) * | 2015-06-09 | 2015-11-04 | 中船黄埔文冲船舶有限公司 | 一种可拆装式管路油水盘 |
| WO2022051585A1 (en) * | 2020-09-07 | 2022-03-10 | Chevron U.S.A. Inc. | Device and method for capturing leaks from a pipeline, valve or flange |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040114 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060202 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060228 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20060627 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |