JPH10205428A - 風力発電装置の建設方法 - Google Patents
風力発電装置の建設方法Info
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- JPH10205428A JPH10205428A JP9012472A JP1247297A JPH10205428A JP H10205428 A JPH10205428 A JP H10205428A JP 9012472 A JP9012472 A JP 9012472A JP 1247297 A JP1247297 A JP 1247297A JP H10205428 A JPH10205428 A JP H10205428A
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- JP
- Japan
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- tower
- gantry
- nacelle
- generator
- wind power
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
- B66C—CRANES; LOAD-ENGAGING ELEMENTS OR DEVICES FOR CRANES, CAPSTANS, WINCHES, OR TACKLES
- B66C23/00—Cranes comprising essentially a beam, boom, or triangular structure acting as a cantilever and mounted for translatory of swinging movements in vertical or horizontal planes or a combination of such movements, e.g. jib-cranes, derricks, tower cranes
- B66C23/18—Cranes comprising essentially a beam, boom, or triangular structure acting as a cantilever and mounted for translatory of swinging movements in vertical or horizontal planes or a combination of such movements, e.g. jib-cranes, derricks, tower cranes specially adapted for use in particular purposes
- B66C23/20—Cranes comprising essentially a beam, boom, or triangular structure acting as a cantilever and mounted for translatory of swinging movements in vertical or horizontal planes or a combination of such movements, e.g. jib-cranes, derricks, tower cranes specially adapted for use in particular purposes with supporting couples provided by walls of buildings or like structures
- B66C23/207—Cranes comprising essentially a beam, boom, or triangular structure acting as a cantilever and mounted for translatory of swinging movements in vertical or horizontal planes or a combination of such movements, e.g. jib-cranes, derricks, tower cranes specially adapted for use in particular purposes with supporting couples provided by walls of buildings or like structures with supporting couples provided by wind turbines
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F03—MACHINES OR ENGINES FOR LIQUIDS; WIND, SPRING, OR WEIGHT MOTORS; PRODUCING MECHANICAL POWER OR A REACTIVE PROPULSIVE THRUST, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F03D—WIND MOTORS
- F03D13/00—Assembly, mounting or commissioning of wind motors; Arrangements specially adapted for transporting wind motor components
- F03D13/10—Assembly of wind motors; Arrangements for erecting wind motors
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F05—INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
- F05B—INDEXING SCHEME RELATING TO WIND, SPRING, WEIGHT, INERTIA OR LIKE MOTORS, TO MACHINES OR ENGINES FOR LIQUIDS COVERED BY SUBCLASSES F03B, F03D AND F03G
- F05B2230/00—Manufacture
- F05B2230/60—Assembly methods
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F05—INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
- F05B—INDEXING SCHEME RELATING TO WIND, SPRING, WEIGHT, INERTIA OR LIKE MOTORS, TO MACHINES OR ENGINES FOR LIQUIDS COVERED BY SUBCLASSES F03B, F03D AND F03G
- F05B2230/00—Manufacture
- F05B2230/60—Assembly methods
- F05B2230/61—Assembly methods using auxiliary equipment for lifting or holding
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/70—Wind energy
- Y02E10/72—Wind turbines with rotation axis in wind direction
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P70/00—Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
- Y02P70/50—Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product
Abstract
(57)【要約】
【課題】 タワー高さが50mを越える大型風力発電装
置を、離島または山岳地帯でも大型設備を使用すること
なく、安価なコストで建設する。 【解決手段】 側部高さ方向の所定ピッチに係止部30
を設けたタワ−3を、クライミングクレーン2を用いて
下方から上方へ順次組立て、組立てられたタワー3の側
部に第一架台40と発電機収容のナセル5を載置した第
二架台41とからなる移動架台4を配置し、該移動架台
4の第一架台40と第二架台41を交互に高さ方向に移
動させて前記ナセル5をタワー3上部に移動させた後、
タワー3上部に前記ナセル5を固定し、その後、前記ク
ライミングクレーン2を用いて前記ナセル5にブレード
6を取り付けることを特徴とする風力発電装置の建設方
法である。
置を、離島または山岳地帯でも大型設備を使用すること
なく、安価なコストで建設する。 【解決手段】 側部高さ方向の所定ピッチに係止部30
を設けたタワ−3を、クライミングクレーン2を用いて
下方から上方へ順次組立て、組立てられたタワー3の側
部に第一架台40と発電機収容のナセル5を載置した第
二架台41とからなる移動架台4を配置し、該移動架台
4の第一架台40と第二架台41を交互に高さ方向に移
動させて前記ナセル5をタワー3上部に移動させた後、
タワー3上部に前記ナセル5を固定し、その後、前記ク
ライミングクレーン2を用いて前記ナセル5にブレード
6を取り付けることを特徴とする風力発電装置の建設方
法である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、風力発電装置の建
設方法に関する。
設方法に関する。
【0002】
【従来の技術】風力発電装置は、地上に立設されたタワ
ーの上部にブレードと発電機が一体に取付けられた構造
であり、風の強い離島または山岳地にも建設されること
が多い。
ーの上部にブレードと発電機が一体に取付けられた構造
であり、風の強い離島または山岳地にも建設されること
が多い。
【0003】この風力発電装置の建設方法の従来技術と
して、特開昭63−124875号公報(従来技術1)
が開示されている。
して、特開昭63−124875号公報(従来技術1)
が開示されている。
【0004】図9(立面図)は、前記従来技術1に開示
された技術で、支持台7にタワ−3の中間部を支点軸8
で支持し、一方、タワ−3の一端部に発電機を収容した
ナセル5と、他端部に釣合い錘9を取り付け、タワー3
の中間部を支点として回動装置10の動力によりタワー
3を垂直面内で矢印方向に回動することにより、少ない
動力で風力発電装置を建設する方法である。尚、6は後
工程で取付けられたブレードである。
された技術で、支持台7にタワ−3の中間部を支点軸8
で支持し、一方、タワ−3の一端部に発電機を収容した
ナセル5と、他端部に釣合い錘9を取り付け、タワー3
の中間部を支点として回動装置10の動力によりタワー
3を垂直面内で矢印方向に回動することにより、少ない
動力で風力発電装置を建設する方法である。尚、6は後
工程で取付けられたブレードである。
【0005】また、他の技術として、大型クレーンを使
用してタワーを順次下方から上方へ組立て、上部にナセ
ルおよびブレードを取付けて建設する方法(従来技術
2)が知られている。
用してタワーを順次下方から上方へ組立て、上部にナセ
ルおよびブレードを取付けて建設する方法(従来技術
2)が知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来技術1は、風力発電装置そのものが大出力のものにな
ると、タワーの高さは50m以上と高くなり、また、発
電機およびブレードは大型化し重量が大となるので、垂
直面内での回動のための引起し時にタワーに過大な曲げ
モーメンとが作用し、運転時に作用する強度以上のタワ
ーの構造を強固に製作する必要があり、タワーの製作コ
ストが必要以上に高価となる問題がある。
来技術1は、風力発電装置そのものが大出力のものにな
ると、タワーの高さは50m以上と高くなり、また、発
電機およびブレードは大型化し重量が大となるので、垂
直面内での回動のための引起し時にタワーに過大な曲げ
モーメンとが作用し、運転時に作用する強度以上のタワ
ーの構造を強固に製作する必要があり、タワーの製作コ
ストが必要以上に高価となる問題がある。
【0007】また、大型クレーンを使用する前記従来技
術2は、離島もしくは交通アクセスの不便な山岳地で
は、大型クレーンの搬送上の問題がある。
術2は、離島もしくは交通アクセスの不便な山岳地で
は、大型クレーンの搬送上の問題がある。
【0008】本発明は、安価なコストで、設置地域に限
定されない風力発電装置の建設方法を提供することを目
的とする。
定されない風力発電装置の建設方法を提供することを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前述の課題は、側部高さ
方向の所定ピッチに係止部を設けたタワ−を、クライミ
ングクレーンを用いて下方から上方へ順次組立て、組立
てられたタワーの側部に第一架台と発電機収容のナセル
を載置した第二架台とからなる移動架台を配置し、該移
動架台の第一架台と第二架台を交互に高さ方向に移動さ
せて前記ナセルをタワー上部に移動させた後、タワー上
部に前記ナセルを固定し、その後、前記クライミングク
レーンを用いて前記ナセルにブレードを取り付けること
を特徴とする風力発電装置の建設方法により解決され
る。
方向の所定ピッチに係止部を設けたタワ−を、クライミ
ングクレーンを用いて下方から上方へ順次組立て、組立
てられたタワーの側部に第一架台と発電機収容のナセル
を載置した第二架台とからなる移動架台を配置し、該移
動架台の第一架台と第二架台を交互に高さ方向に移動さ
せて前記ナセルをタワー上部に移動させた後、タワー上
部に前記ナセルを固定し、その後、前記クライミングク
レーンを用いて前記ナセルにブレードを取り付けること
を特徴とする風力発電装置の建設方法により解決され
る。
【0010】本発明によれば、タワーは、クライミング
クレーンが揚重可能な重さのタワーブロックで構成さ
れ、また、タワーの組立てに用いられるクライミングク
レーンは、建築現場で一般的に使用されているもので安
価に入手でき、組立、分解型のクレーンであるから、搬
送が容易であり、搬送コストを低減させることが可能で
ある。
クレーンが揚重可能な重さのタワーブロックで構成さ
れ、また、タワーの組立てに用いられるクライミングク
レーンは、建築現場で一般的に使用されているもので安
価に入手でき、組立、分解型のクレーンであるから、搬
送が容易であり、搬送コストを低減させることが可能で
ある。
【0011】タワーが完成したら、第一架台および発電
機収容のナセルを載置した第二架台からなる移動架台を
タワー下方の側面に取付け、前記第一架台および第二架
台を交互に移動させて、ナセルをタワー上部まで移動さ
せて固定するので、タワーの高さに制約がなく、重量物
であるナセル揚重用の大型クレーンも必要としない。
機収容のナセルを載置した第二架台からなる移動架台を
タワー下方の側面に取付け、前記第一架台および第二架
台を交互に移動させて、ナセルをタワー上部まで移動さ
せて固定するので、タワーの高さに制約がなく、重量物
であるナセル揚重用の大型クレーンも必要としない。
【0012】その後、クライミングクレーンにより、ブ
レードを取付けるので、クライミングクレーンが多目的
に使用され、大型クレーンを必要とせず、またタワーの
構造は発電のための風力に耐える強度の構造でよい。
レードを取付けるので、クライミングクレーンが多目的
に使用され、大型クレーンを必要とせず、またタワーの
構造は発電のための風力に耐える強度の構造でよい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の風力発電装置の建
設方法について、図面を参照しながら説明する。
設方法について、図面を参照しながら説明する。
【0014】図1〜図4は、本発明の風力発電装置の建
設方法の工程を示した立面図である。
設方法の工程を示した立面図である。
【0015】図1において、1は地面で、該地面1には
クライミングクレーン2を設置する。前記クライミング
クレーン2は、塔部2aと昇降部2b、機械架台部2c
およびブーム部2dからなり、塔部2aを自らの機構を
使用して部材を継ぎ足しながら、上昇するクレーンであ
り、建築現場で多用されているものである。
クライミングクレーン2を設置する。前記クライミング
クレーン2は、塔部2aと昇降部2b、機械架台部2c
およびブーム部2dからなり、塔部2aを自らの機構を
使用して部材を継ぎ足しながら、上昇するクレーンであ
り、建築現場で多用されているものである。
【0016】本発明は、まず、前記クライミングクレー
ン2で、タワー3を組立てる。タワー3は、円柱または
角柱のブロック3a・・3nを積み重ねて溶接またはボ
ルト接合により継ぎ足しながら構築される。タワー3の
高さが高くなるに従い、クライミングクレーン2の塔部
2aを支持体2eでタワー3に支持させながら構築され
る。
ン2で、タワー3を組立てる。タワー3は、円柱または
角柱のブロック3a・・3nを積み重ねて溶接またはボ
ルト接合により継ぎ足しながら構築される。タワー3の
高さが高くなるに従い、クライミングクレーン2の塔部
2aを支持体2eでタワー3に支持させながら構築され
る。
【0017】図2において、タワー3が完成したら、該
タワー3の側部に移動架台4を配置する。該移動架台4
は、第一の架台40と該第一の架台40をガイドとして
移動する第二の架台41とから構成され、該第二の架台
41には発電機収容のナセル5が載置される。前記移動
架台4は第一の架台40と第二の架台41を後述する移
動手段により交互に上昇させ、ナセル5をタワー3の上
部まで運搬する。
タワー3の側部に移動架台4を配置する。該移動架台4
は、第一の架台40と該第一の架台40をガイドとして
移動する第二の架台41とから構成され、該第二の架台
41には発電機収容のナセル5が載置される。前記移動
架台4は第一の架台40と第二の架台41を後述する移
動手段により交互に上昇させ、ナセル5をタワー3の上
部まで運搬する。
【0018】図3は、ナセル5がタワー3の上部に取付
けられた状態を示し、30はタワー3の側部に所定ピッ
チで設けられた移動架台(後述)の係止体で、ピンまた
は昇降用ステップから構成される。
けられた状態を示し、30はタワー3の側部に所定ピッ
チで設けられた移動架台(後述)の係止体で、ピンまた
は昇降用ステップから構成される。
【0019】図4(理解を容易にするため、角度を変え
て図示してある。)において、ナセル5がタワー3の上
部に取付けられたら、クライミングクレーン2を使用し
て、ブレード6を地面1から吊り上げ、ナセル5への取
付けを行い完了する。
て図示してある。)において、ナセル5がタワー3の上
部に取付けられたら、クライミングクレーン2を使用し
て、ブレード6を地面1から吊り上げ、ナセル5への取
付けを行い完了する。
【0020】尚、クライミングクレ−ン2は建設工事終
了後、塔部2aを解体しながら、下降し、地面1上で分
解される。
了後、塔部2aを解体しながら、下降し、地面1上で分
解される。
【0021】次に、図5〜図8は前記移動架台4の概略
構造を示した図である。図5(平面図)において、第一
架台40は枠40a状に形成され、中央にネジ40bが
設けられている。ネジ40bはナセル5の重量(一例と
して36トン)に耐えるため梯形ネジが使用される。
構造を示した図である。図5(平面図)において、第一
架台40は枠40a状に形成され、中央にネジ40bが
設けられている。ネジ40bはナセル5の重量(一例と
して36トン)に耐えるため梯形ネジが使用される。
【0022】前記第一架台40の枠40aには、第二架
台41がスライド可能に配置されており、一例として、
図6(図5のA−A断面図)に示すように、第一架台4
0を第二架台41が包囲した構造で配置されている。
尚、第二架台41上のナセル5の図示は省略してある。
台41がスライド可能に配置されており、一例として、
図6(図5のA−A断面図)に示すように、第一架台4
0を第二架台41が包囲した構造で配置されている。
尚、第二架台41上のナセル5の図示は省略してある。
【0023】前記第一架台40と第二架台41には、支
持アーム41a,40cが取付けられており、該支持ア
ーム41a,40cの先端には、把持部41b,40d
が設けられて、タワー3の側部のピンまたは昇降用ステ
ップを把持する構造となっている。
持アーム41a,40cが取付けられており、該支持ア
ーム41a,40cの先端には、把持部41b,40d
が設けられて、タワー3の側部のピンまたは昇降用ステ
ップを把持する構造となっている。
【0024】図7(図5のB−B断面方向の概略断面
図)は、移動架台4の移動構造について図示したもの
で、ナセル5は第二架台41の受け部41cに係止され
ている。
図)は、移動架台4の移動構造について図示したもの
で、ナセル5は第二架台41の受け部41cに係止され
ている。
【0025】また、第二架台41には電動または油圧等
のモータ41dが設けられ、伝導軸41eとウオーム4
1連結されている。一方、前述の第一架台40のネジ軸
40bには、ウオームホイール40eが螺合しており、
該ウオームホイール40eのヘリカル歯に前記ウオーム
41fの歯が噛み合っている。
のモータ41dが設けられ、伝導軸41eとウオーム4
1連結されている。一方、前述の第一架台40のネジ軸
40bには、ウオームホイール40eが螺合しており、
該ウオームホイール40eのヘリカル歯に前記ウオーム
41fの歯が噛み合っている。
【0026】従って、モータ41dの回転によりウオー
ム41fが回転するとウオームホイール40eは第二架
台41のストッパー部41gで規制されているので、回
転により、該ウオームホイール40eの内径部が第一架
台40のネジ軸40bに螺合しているので、そのリード
により第二架台41は、上方へ移動する。
ム41fが回転するとウオームホイール40eは第二架
台41のストッパー部41gで規制されているので、回
転により、該ウオームホイール40eの内径部が第一架
台40のネジ軸40bに螺合しているので、そのリード
により第二架台41は、上方へ移動する。
【0027】次に、第二架台41は、図6の把持部41
bでタワー3に固定し、第一架台40の把持部40dを
タワー3から解除し、その後、モータ41dを逆回転さ
せるとウオームホイール40eが逆回転され、第一架台
40を上方へ移動させる。
bでタワー3に固定し、第一架台40の把持部40dを
タワー3から解除し、その後、モータ41dを逆回転さ
せるとウオームホイール40eが逆回転され、第一架台
40を上方へ移動させる。
【0028】前述の動きを交互に行うことにより移動架
台4は、タワー3の側部に沿って上昇する。
台4は、タワー3の側部に沿って上昇する。
【0029】図8は、把持部の構造の一例を図示した斜
視図で、第一架台40の四隅の支持アーム40cの先端
に挟み型の把持部40dが設けられており、シリンダー
機構40fの作動によりリンク40gを作動させ、挟み
作用でタワー3のピン30等を把持または解除する。
視図で、第一架台40の四隅の支持アーム40cの先端
に挟み型の把持部40dが設けられており、シリンダー
機構40fの作動によりリンク40gを作動させ、挟み
作用でタワー3のピン30等を把持または解除する。
【0030】以上が移動架台4の移動機構であるが、前
述の機構に代えて、第一架台40と第二架台41との間
にシリンダー機構を取付け、シリンダー機構を伸縮しな
がら把持を交互に行っても、上昇移動が行える。
述の機構に代えて、第一架台40と第二架台41との間
にシリンダー機構を取付け、シリンダー機構を伸縮しな
がら把持を交互に行っても、上昇移動が行える。
【0031】
【発明の効果】本発明は以上であり、タワーは容易に高
層化でき、また、強度を必要以上に上げる必要がないの
で、安価なコストで製作でき、また、大型クレーンも必
要がないので、離島もしくは山岳地等の交通アクセスが
不便な地域でも容易に風力発電装置を建設することがで
き、強いては、風力発電所の建設立地が広域化する利点
がある。
層化でき、また、強度を必要以上に上げる必要がないの
で、安価なコストで製作でき、また、大型クレーンも必
要がないので、離島もしくは山岳地等の交通アクセスが
不便な地域でも容易に風力発電装置を建設することがで
き、強いては、風力発電所の建設立地が広域化する利点
がある。
【図1】本発明の風力発電装置の建設工程を示す立面
図。
図。
【図2】本発明の風力発電装置の建設工程を示す立面
図。
図。
【図3】本発明の風力発電装置の建設工程を示す立面
図。
図。
【図4】本発明に使用する揚重機構の一例を示す側断面
図。
図。
【図5】本発明の風力発電装置の建設に使用する移動架
台の概略平面図。
台の概略平面図。
【図6】図5のA−A断面の概略図。
【図7】図5のB−B断面の概略図。
【図8】本発明の風力発電装置の建設に使用する移動架
台の部分斜視図。
台の部分斜視図。
【図9】従来技術1を説明した立面図。
1 地面 2 クライミングクレーン 3 タワ− 30 係止部 4 移動架台 40 第一架台 41 第二架台 5 ナセル 6 ブレード
Claims (1)
- 【請求項1】 側部高さ方向の所定ピッチに係止部を設
けたタワ−を、クライミングクレーンを用いて下方から
上方へ順次組立て、組立てられたタワーの側部に第一架
台と発電機収容のナセルを載置した第二架台とからなる
移動架台を配置し、該移動架台の第一架台と第二架台を
交互に高さ方向に移動させて前記ナセルをタワー上部に
移動させた後、タワー上部に前記ナセルを固定し、その
後、前記クライミングクレーンを用いて前記ナセルにブ
レードを取り付けることを特徴とする風力発電装置の建
設方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9012472A JPH10205428A (ja) | 1997-01-27 | 1997-01-27 | 風力発電装置の建設方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9012472A JPH10205428A (ja) | 1997-01-27 | 1997-01-27 | 風力発電装置の建設方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10205428A true JPH10205428A (ja) | 1998-08-04 |
Family
ID=11806325
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9012472A Pending JPH10205428A (ja) | 1997-01-27 | 1997-01-27 | 風力発電装置の建設方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10205428A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2009113922A (ja) * | 2007-11-07 | 2009-05-28 | Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd | 塔状構造物の建設方法および建設用クレーン |
CN101519178A (zh) * | 2008-02-25 | 2009-09-02 | 迈可应用机械有限公司 | 起重机及方法 |
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