JPH1020449A - レンズ付きフイルムユニット - Google Patents
レンズ付きフイルムユニットInfo
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- JPH1020449A JPH1020449A JP17809196A JP17809196A JPH1020449A JP H1020449 A JPH1020449 A JP H1020449A JP 17809196 A JP17809196 A JP 17809196A JP 17809196 A JP17809196 A JP 17809196A JP H1020449 A JPH1020449 A JP H1020449A
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Landscapes
- Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ブローニーフイルムの取扱に悩まされること
なく、誰でも気軽に大きな画面サイズの写真が撮れるよ
うにする。 【解決手段】 ユニット本体2には、パトローネ15付
きのブローニーフイルム16が予め装填されている。巻
上げノブ11を操作して最初のコマをアパーチャ20に
セットする。ファインダ8を覗いて被写体がファインダ
視野内のイラストと同じ大きさになるようにフレーミン
グすると、被写体距離が約3mになって撮影レンズ4の
被写界深度内に入る。晴天下ではそのまま、室内等では
充電スイッチ押圧部6を押圧しながら、シャッタボタン
9を押し下げると、露光ユニット13が作動してアパー
チャ20にセットされたブローニーフイルム16が適正
露出される。1コマ撮影する毎に巻上げノブ11を操作
して露光済みのブローニーフイルム16をパトローネ1
5内に巻き取る。全てのコマを撮影した後、そのまま現
像所に提出すると、現像済みのネガとプリント写真がユ
ーザに返却される。
なく、誰でも気軽に大きな画面サイズの写真が撮れるよ
うにする。 【解決手段】 ユニット本体2には、パトローネ15付
きのブローニーフイルム16が予め装填されている。巻
上げノブ11を操作して最初のコマをアパーチャ20に
セットする。ファインダ8を覗いて被写体がファインダ
視野内のイラストと同じ大きさになるようにフレーミン
グすると、被写体距離が約3mになって撮影レンズ4の
被写界深度内に入る。晴天下ではそのまま、室内等では
充電スイッチ押圧部6を押圧しながら、シャッタボタン
9を押し下げると、露光ユニット13が作動してアパー
チャ20にセットされたブローニーフイルム16が適正
露出される。1コマ撮影する毎に巻上げノブ11を操作
して露光済みのブローニーフイルム16をパトローネ1
5内に巻き取る。全てのコマを撮影した後、そのまま現
像所に提出すると、現像済みのネガとプリント写真がユ
ーザに返却される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブローニーフイル
ムを用いたレンズ付きフイルムユニットに関するもので
ある。
ムを用いたレンズ付きフイルムユニットに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】誰でも手軽に撮影が楽しめるように、簡
単な露光機構を備えるとともに、予め未露光の写真フイ
ルムとパトローネとが製造時に装填され、面倒なフイル
ム装填及びフイルム巻戻し操作を不要にしたレンズ付き
フイルムユニット,例えば「スーパー写ルンです」(商
品名)等が本出願人より製造販売されている。このよう
なレンズ付きフイルムユニットには、国際標準規格IS
Oの1007−1979年で規定された135タイプの
パトローネ付き写真フイルム(35mmフイルム)が装
填されている。
単な露光機構を備えるとともに、予め未露光の写真フイ
ルムとパトローネとが製造時に装填され、面倒なフイル
ム装填及びフイルム巻戻し操作を不要にしたレンズ付き
フイルムユニット,例えば「スーパー写ルンです」(商
品名)等が本出願人より製造販売されている。このよう
なレンズ付きフイルムユニットには、国際標準規格IS
Oの1007−1979年で規定された135タイプの
パトローネ付き写真フイルム(35mmフイルム)が装
填されている。
【0003】一方、より良い画質を求めるハイアマチュ
ア層を中心にブローニーフイルム(Brownie film ;幅
6cmのロールフイルムの俗称)を用いた中判カメラが根
強い人気をもっている。これは、ブローニーフイルムの
画面サイズが、例えば6cm×4.5cm判(実画面寸
法:56mm×41.5mm)の場合、35mmフイル
ムの画面サイズ(36mm×24mm)の約2.7倍の
面積比を有し、大サイズのプリント写真でも画質が劣化
しないためである。
ア層を中心にブローニーフイルム(Brownie film ;幅
6cmのロールフイルムの俗称)を用いた中判カメラが根
強い人気をもっている。これは、ブローニーフイルムの
画面サイズが、例えば6cm×4.5cm判(実画面寸
法:56mm×41.5mm)の場合、35mmフイル
ムの画面サイズ(36mm×24mm)の約2.7倍の
面積比を有し、大サイズのプリント写真でも画質が劣化
しないためである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、レンズ
付きフイルムユニットやコンパクトカメラで写真の楽し
みを知り、更に画質の良い写真を撮ってみたいと思う人
がいても、中判カメラは高価な上、一般に取扱が難しい
という欠点がある。この取扱を難しくしている最大の原
因は、ブローニーフイルムの装填作業である。ブローニ
ーフイルムは、裏面もしくは両端に遮光紙が設けられた
帯状の写真フイルムをスプールの周りに巻き付けただけ
のものであるから、止め用の紙テープを破いた直後から
巻緩みが発生する可能性があり、巻緩みが発生すれば、
直ちに曝光する。したがって、紙テープを破いた直後か
ら装填終了時まで、常にブローニーフイルムが巻緩まな
いように手で補助しながら装填作業を進める必要があ
る。このように、ブローニーフイルムの装填作業は、慣
れた人でも神経を使う面倒な作業であるため、気軽に中
判カメラを購入して写真を撮ってみるという訳にはいか
なかった。
付きフイルムユニットやコンパクトカメラで写真の楽し
みを知り、更に画質の良い写真を撮ってみたいと思う人
がいても、中判カメラは高価な上、一般に取扱が難しい
という欠点がある。この取扱を難しくしている最大の原
因は、ブローニーフイルムの装填作業である。ブローニ
ーフイルムは、裏面もしくは両端に遮光紙が設けられた
帯状の写真フイルムをスプールの周りに巻き付けただけ
のものであるから、止め用の紙テープを破いた直後から
巻緩みが発生する可能性があり、巻緩みが発生すれば、
直ちに曝光する。したがって、紙テープを破いた直後か
ら装填終了時まで、常にブローニーフイルムが巻緩まな
いように手で補助しながら装填作業を進める必要があ
る。このように、ブローニーフイルムの装填作業は、慣
れた人でも神経を使う面倒な作業であるため、気軽に中
判カメラを購入して写真を撮ってみるという訳にはいか
なかった。
【0005】本発明は、ブローニーフイルムの取扱に悩
まされることなく、誰でも気軽に大きな画面サイズの写
真を撮ることができるレンズ付きフイルムユニットを提
供することを目的とする。
まされることなく、誰でも気軽に大きな画面サイズの写
真を撮ることができるレンズ付きフイルムユニットを提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のレンズ付きフイルムユニットは、アパーチ
ャとこの前方に配置された撮影レンズとを通して写真フ
イルムに露光を与える露光機構が組み込まれたユニット
本体に未露光の写真フイルムを予め装填したレンズ付き
フイルムユニットにおいて、前記写真フイルムを幅約6
cmのブローニーフイルムとしたものである。また、前
記ユニット本体には、ストロボ回路をプリント配線した
回路基板にストロボ発光部,シンクロスイッチ,電源電
池,メインコンデンサ等を実装してユニット化したスト
ロボユニットを設けるとともに、前記アパーチャの画面
サイズを縦方向に長い6cm×4.5cmとし、前記ス
トロボユニットを、前記ストロボ発光部の長手方向が縦
方向になるように、前記露光機構の上方に取り付けたも
のである。
に、本発明のレンズ付きフイルムユニットは、アパーチ
ャとこの前方に配置された撮影レンズとを通して写真フ
イルムに露光を与える露光機構が組み込まれたユニット
本体に未露光の写真フイルムを予め装填したレンズ付き
フイルムユニットにおいて、前記写真フイルムを幅約6
cmのブローニーフイルムとしたものである。また、前
記ユニット本体には、ストロボ回路をプリント配線した
回路基板にストロボ発光部,シンクロスイッチ,電源電
池,メインコンデンサ等を実装してユニット化したスト
ロボユニットを設けるとともに、前記アパーチャの画面
サイズを縦方向に長い6cm×4.5cmとし、前記ス
トロボユニットを、前記ストロボ発光部の長手方向が縦
方向になるように、前記露光機構の上方に取り付けたも
のである。
【0007】また、前記ユニット本体の正面から見て撮
影レンズの下方にフイルム巻止めとシャッタセットをす
る機構が配置され、撮影レンズの左方または右方のいず
れかにストロボユニットのシンクロスイッチが配置され
るようにしたものである。また、前記撮影レンズは、焦
点距離が48mm〜56mmの広角単焦点レンズとした
ものである。また、前記ユニット本体に被写体をフレー
ミングするファインダを設け、このファインダ視野内に
ピント合わせの目安となる表示を設けたものである。ま
た、前記表示を、前記撮影レンズによってピントが合う
被写体距離に位置する被写体を前記ファインダを通して
見たときのファインダ視野内での被写体像の大きさに対
応したイラスト及び/又はスケールとしたものである。
影レンズの下方にフイルム巻止めとシャッタセットをす
る機構が配置され、撮影レンズの左方または右方のいず
れかにストロボユニットのシンクロスイッチが配置され
るようにしたものである。また、前記撮影レンズは、焦
点距離が48mm〜56mmの広角単焦点レンズとした
ものである。また、前記ユニット本体に被写体をフレー
ミングするファインダを設け、このファインダ視野内に
ピント合わせの目安となる表示を設けたものである。ま
た、前記表示を、前記撮影レンズによってピントが合う
被写体距離に位置する被写体を前記ファインダを通して
見たときのファインダ視野内での被写体像の大きさに対
応したイラスト及び/又はスケールとしたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明のレンズ付きフイルムユニ
ットを前方から示す図2において、レンズ付きフイルム
ユニット1は、予めパトローネ付きのブローニーフイル
ムが装填され露光機構等が組み込まれたユニット本体2
と、このユニット本体2を覆う外装箱3とから構成され
ている。ユニット本体2の前部2bは、後部2aから突
き出た形状になっており、この前面に撮影レンズ4,ス
トロボ発光部5及び充電スイッチ押圧部6が設けられ、
側面に充電完了を知らせるパイロットランプ7が露呈さ
れている。また、後部2aの上中央部は、前部2bと繋
がって凸状部2cが形成されており、この前面にファイ
ンダ8の対物レンズ8aが露呈されている。また、後部
2aの上面には、前部2bの背後に隠れるように、シャ
ッタボタン9が設けられている。また、ユニット本体2
の底面には、フイルムカウンタ窓10が設けられてい
る。
ットを前方から示す図2において、レンズ付きフイルム
ユニット1は、予めパトローネ付きのブローニーフイル
ムが装填され露光機構等が組み込まれたユニット本体2
と、このユニット本体2を覆う外装箱3とから構成され
ている。ユニット本体2の前部2bは、後部2aから突
き出た形状になっており、この前面に撮影レンズ4,ス
トロボ発光部5及び充電スイッチ押圧部6が設けられ、
側面に充電完了を知らせるパイロットランプ7が露呈さ
れている。また、後部2aの上中央部は、前部2bと繋
がって凸状部2cが形成されており、この前面にファイ
ンダ8の対物レンズ8aが露呈されている。また、後部
2aの上面には、前部2bの背後に隠れるように、シャ
ッタボタン9が設けられている。また、ユニット本体2
の底面には、フイルムカウンタ窓10が設けられてい
る。
【0009】レンズ付きフイルムユニット1を背面側か
ら示す図3において、後部2aの右下には、1コマの撮
影毎に一方向に回転操作される巻上げノブ11が露呈さ
れている。また、凸状部2cの背面には、ファインダ8
の接眼レンズ8bが露呈されている。また、外装箱3に
は、シャッタボタン9,フイルムカウンタ窓10及び巻
上げノブ11を外部に露呈させる開口が形成されてい
る。
ら示す図3において、後部2aの右下には、1コマの撮
影毎に一方向に回転操作される巻上げノブ11が露呈さ
れている。また、凸状部2cの背面には、ファインダ8
の接眼レンズ8bが露呈されている。また、外装箱3に
は、シャッタボタン9,フイルムカウンタ窓10及び巻
上げノブ11を外部に露呈させる開口が形成されてい
る。
【0010】ユニット本体2は、図1に示すように、フ
ァインダ8の他、本体基部12,露光ユニット13,ス
トロボユニット14,パトローネ15付きのブローニー
フイルム16,前カバー17及び後カバー18とから構
成されている。ブローニーフイルム16は、ベースとし
てガラス転移温度より僅かに低い温度でアニーリングし
た厚み90μmのポリエチレンナフタレート(以下A−
PENという)を用いたブローニーサイズ(幅が約6c
m)の写真フイルムであり、この一端部がパトローネ1
5内に回動自在に収納されたスプール24に固定されて
いる。また、パトローネ15のフイルム出入口には周知
の遮光用テレンプが貼着されている。
ァインダ8の他、本体基部12,露光ユニット13,ス
トロボユニット14,パトローネ15付きのブローニー
フイルム16,前カバー17及び後カバー18とから構
成されている。ブローニーフイルム16は、ベースとし
てガラス転移温度より僅かに低い温度でアニーリングし
た厚み90μmのポリエチレンナフタレート(以下A−
PENという)を用いたブローニーサイズ(幅が約6c
m)の写真フイルムであり、この一端部がパトローネ1
5内に回動自在に収納されたスプール24に固定されて
いる。また、パトローネ15のフイルム出入口には周知
の遮光用テレンプが貼着されている。
【0011】本体基部12には、光軸L上に配置された
アパーチャ20の両側に、パトローネ15を収納するパ
トローネ収納室21と、暗室内にてパトローネ15から
引き出した未露光のブローニーフイルム16をロール状
に巻いたフイルムロール16aを収納するフイルムロー
ル収納室22とが形成されている(図6参照)。なお、
アパーチャ20の画面サイズは縦方向に長い、例えば5
6mm×41.5mmのいわゆる6cm×4.5cm判
となっている。
アパーチャ20の両側に、パトローネ15を収納するパ
トローネ収納室21と、暗室内にてパトローネ15から
引き出した未露光のブローニーフイルム16をロール状
に巻いたフイルムロール16aを収納するフイルムロー
ル収納室22とが形成されている(図6参照)。なお、
アパーチャ20の画面サイズは縦方向に長い、例えば5
6mm×41.5mmのいわゆる6cm×4.5cm判
となっている。
【0012】パトローネ収納室21の底部には、円形開
口21aが形成されており、ここから巻上げノブ11の
キー軸が挿入され、スプール24に係合される。また、
円形開口21aの脇には、巻上げノブ11のローレット
ギア11aに係合して巻上げノブ11の逆転を阻止する
逆転防止爪26が本体基部12と一体に形成されてい
る。また、アパーチャ20とパトローネ収納室21との
間には、シャッタボタン9の下部に一体に形成された細
長い棒状のレリーズレバー9aを上下動自在に支持する
長箱状の支持部材28が形成されている。この支持部材
28とシャッタボタン9との間には、バネ29が掛け渡
されており、レリーズレバー9aを突出方向へ付勢して
いる。なお、レリーズレバー9aの先端には、爪9bが
形成されており、この斜面9cが後述する露光ユニット
13の巻止めレバーと係合するようになっている。
口21aが形成されており、ここから巻上げノブ11の
キー軸が挿入され、スプール24に係合される。また、
円形開口21aの脇には、巻上げノブ11のローレット
ギア11aに係合して巻上げノブ11の逆転を阻止する
逆転防止爪26が本体基部12と一体に形成されてい
る。また、アパーチャ20とパトローネ収納室21との
間には、シャッタボタン9の下部に一体に形成された細
長い棒状のレリーズレバー9aを上下動自在に支持する
長箱状の支持部材28が形成されている。この支持部材
28とシャッタボタン9との間には、バネ29が掛け渡
されており、レリーズレバー9aを突出方向へ付勢して
いる。なお、レリーズレバー9aの先端には、爪9bが
形成されており、この斜面9cが後述する露光ユニット
13の巻止めレバーと係合するようになっている。
【0013】露光ユニット13のメカベース31には、
光軸L上の前方に設けられた露光開口32と、これと垂
直な下面に設けられた3本の軸33,34,35とが形
成されている。露光開口32の前方には、撮影レンズ4
を保持するレンズホルダ37が取り付けられ、これとメ
カベース31との間にはシャッタ羽根38がバネ39に
よって反時計方向に付勢された状態で回動自在に取り付
けられている。
光軸L上の前方に設けられた露光開口32と、これと垂
直な下面に設けられた3本の軸33,34,35とが形
成されている。露光開口32の前方には、撮影レンズ4
を保持するレンズホルダ37が取り付けられ、これとメ
カベース31との間にはシャッタ羽根38がバネ39に
よって反時計方向に付勢された状態で回動自在に取り付
けられている。
【0014】軸33には、シャッタ駆動レバー41と撮
影枚数表示板42とが回転自在に挿入される。また、軸
34には、巻止めレバー45が回転自在に挿入される。
軸35には、回転体46が挿入される。この回転体46
は、図面上では便宜上互いに分離した状態で描いてある
が、シャッタチャージカム47,巻止めカム48,ギア
49,カウンタ送り用の一歯ギア50を一体成形したも
のである。そして、軸33〜35の各頂部は、最後に共
通の止め板51で抜け止めされる。なお、シャッタ駆動
レバー41は、図示せぬ圧縮ねじりバネで左ネジ進行方
向に付勢され、また巻止めレバー45は、図示せぬ圧縮
ねじりバネによって時計方向に付勢されている。また、
ギア49には、巻上げノブ11のローレットギア11a
が噛合している。
影枚数表示板42とが回転自在に挿入される。また、軸
34には、巻止めレバー45が回転自在に挿入される。
軸35には、回転体46が挿入される。この回転体46
は、図面上では便宜上互いに分離した状態で描いてある
が、シャッタチャージカム47,巻止めカム48,ギア
49,カウンタ送り用の一歯ギア50を一体成形したも
のである。そして、軸33〜35の各頂部は、最後に共
通の止め板51で抜け止めされる。なお、シャッタ駆動
レバー41は、図示せぬ圧縮ねじりバネで左ネジ進行方
向に付勢され、また巻止めレバー45は、図示せぬ圧縮
ねじりバネによって時計方向に付勢されている。また、
ギア49には、巻上げノブ11のローレットギア11a
が噛合している。
【0015】露光ユニット13がチャージ状態のときに
は、図4に示すように、シャッタ駆動レバー41の垂直
突起41aが巻止めレバー45の垂直突起45aの側面
に当接してロックされているとともに、巻止めレバー4
5の突起45bが巻止めカム48の溝48aに入り込ん
で巻上げ操作が阻止されている。この状態からシャッタ
ボタン9を押し下げると、爪9bの斜面9cによって巻
止めレバー45が反時計方向に回動して垂直突起41
a,45aの係合が解除される。次の瞬間、シャッタ駆
動レバー41が反時計方向に回動してシャッタ羽根38
の爪部38aを蹴飛ばし、シャッタ羽根38が揺動して
露光開口32が開閉される。
は、図4に示すように、シャッタ駆動レバー41の垂直
突起41aが巻止めレバー45の垂直突起45aの側面
に当接してロックされているとともに、巻止めレバー4
5の突起45bが巻止めカム48の溝48aに入り込ん
で巻上げ操作が阻止されている。この状態からシャッタ
ボタン9を押し下げると、爪9bの斜面9cによって巻
止めレバー45が反時計方向に回動して垂直突起41
a,45aの係合が解除される。次の瞬間、シャッタ駆
動レバー41が反時計方向に回動してシャッタ羽根38
の爪部38aを蹴飛ばし、シャッタ羽根38が揺動して
露光開口32が開閉される。
【0016】シャッタ駆動レバー41は、シャッタ羽根
38の爪部38aを蹴飛ばした後、爪部38aを乗り越
えた位置(図4で爪部38aの左側)まで回動し、垂直
突起41aの前面(図面の上側の面)が垂直突起45a
の背面(図面の下側の面)に係合して巻止めレバー45
の時計方向への復帰を阻止する。この状態では、巻止め
カム48の溝48aから巻止めレバー45の突起45b
が抜けているから、巻上げノブ11が操作可能になる。
38の爪部38aを蹴飛ばした後、爪部38aを乗り越
えた位置(図4で爪部38aの左側)まで回動し、垂直
突起41aの前面(図面の上側の面)が垂直突起45a
の背面(図面の下側の面)に係合して巻止めレバー45
の時計方向への復帰を阻止する。この状態では、巻止め
カム48の溝48aから巻止めレバー45の突起45b
が抜けているから、巻上げノブ11が操作可能になる。
【0017】巻上げノブ11を操作してブローニーフイ
ルム16の巻上げを開始すると、ギア49を介してシャ
ッタチャージカム47が回転する。シャッタチャージカ
ム47の回転に伴い、シャッタチャージカム47の外周
面がシャッタ駆動レバー41の突起部41bを押圧して
シャッタ駆動レバー41を時計方向へ回動させる。これ
により、シャッタ駆動レバー41がチャージ位置に向か
って回動され、圧縮ねじりバネの作用により、シャッタ
羽根38の爪部38aの斜面を乗り越える。
ルム16の巻上げを開始すると、ギア49を介してシャ
ッタチャージカム47が回転する。シャッタチャージカ
ム47の回転に伴い、シャッタチャージカム47の外周
面がシャッタ駆動レバー41の突起部41bを押圧して
シャッタ駆動レバー41を時計方向へ回動させる。これ
により、シャッタ駆動レバー41がチャージ位置に向か
って回動され、圧縮ねじりバネの作用により、シャッタ
羽根38の爪部38aの斜面を乗り越える。
【0018】シャッタチャージカム47が1回転する直
前に垂直突起41aの前面と垂直突起45aの背面との
係合が外れ、巻止めレバー45が時計方向に回動して、
丁度1回転してきた巻止めカム48の溝48aに突起4
5bが落ち込み、巻止めカム48がロックされ、1コマ
分のフイルム送りが完了する。これと同時に、シャッタ
駆動レバー41の突起部41bがシャッタチャージカム
47の凹部47aに入るため、シャッタ駆動レバー41
が反時計方向へ回動されようとするが、垂直突起41a
が巻止めレバー45の垂直突起45aに当接してシャッ
タ駆動レバー41はチャージ位置にロックされ、図4に
示すシャッタチャージ状態になる。また、巻止めカム4
8の1回転に伴って一歯ギア50が1回転されるから、
これに噛合した撮影枚数表示板42が1歯分送られ、ブ
ローニーフイルム16の撮影可能な残りコマ数に対応し
た数字がフイルムカウンタ窓10に表示される。
前に垂直突起41aの前面と垂直突起45aの背面との
係合が外れ、巻止めレバー45が時計方向に回動して、
丁度1回転してきた巻止めカム48の溝48aに突起4
5bが落ち込み、巻止めカム48がロックされ、1コマ
分のフイルム送りが完了する。これと同時に、シャッタ
駆動レバー41の突起部41bがシャッタチャージカム
47の凹部47aに入るため、シャッタ駆動レバー41
が反時計方向へ回動されようとするが、垂直突起41a
が巻止めレバー45の垂直突起45aに当接してシャッ
タ駆動レバー41はチャージ位置にロックされ、図4に
示すシャッタチャージ状態になる。また、巻止めカム4
8の1回転に伴って一歯ギア50が1回転されるから、
これに噛合した撮影枚数表示板42が1歯分送られ、ブ
ローニーフイルム16の撮影可能な残りコマ数に対応し
た数字がフイルムカウンタ窓10に表示される。
【0019】このように巻止めカム48が1回転する間
にブローニーフイルム16の1コマ送りが行われるが、
巻止めカム48を1回転させるために必要な巻上げノブ
11の回転角度は一定している。すなわち、スプール2
4の回転角度は一定しており、フイルム巻上げが進むに
つれてスプール24の巻径が徐々に太くなるから、1回
の巻上げ操作で送られるブローニーフイルム16の長さ
が徐々に長くなる。しかしながら、ブローニーフイルム
16のベースフイルムとして厚みの薄いA−PENを用
いているから、スプール24の径を十分に太くしておく
ことにより、15枚撮り程度では第1コマと最終コマと
で、コマ間隔に大きな差は生じない。例えば、フイルム
厚みを現行ロールフイルムJ120(JIS K751
2−1961)より30%減の100μmとし、スプー
ル24の径を22mmとすると、15枚撮りの第1コマ
と最終コマの各コマ間隔の差は、4.3mm程度となっ
て問題はない。
にブローニーフイルム16の1コマ送りが行われるが、
巻止めカム48を1回転させるために必要な巻上げノブ
11の回転角度は一定している。すなわち、スプール2
4の回転角度は一定しており、フイルム巻上げが進むに
つれてスプール24の巻径が徐々に太くなるから、1回
の巻上げ操作で送られるブローニーフイルム16の長さ
が徐々に長くなる。しかしながら、ブローニーフイルム
16のベースフイルムとして厚みの薄いA−PENを用
いているから、スプール24の径を十分に太くしておく
ことにより、15枚撮り程度では第1コマと最終コマと
で、コマ間隔に大きな差は生じない。例えば、フイルム
厚みを現行ロールフイルムJ120(JIS K751
2−1961)より30%減の100μmとし、スプー
ル24の径を22mmとすると、15枚撮りの第1コマ
と最終コマの各コマ間隔の差は、4.3mm程度となっ
て問題はない。
【0020】本体基部12の上部には、ファインダ8が
組み込まれる。このファインダ8は、2枚構成とした対
物レンズ8a,8cと接眼レンズ8bとから構成された
アルバダ式逆ガリレオファインダであって、接眼レンズ
8bの目から遠い側の平面に視野枠,人物のイラスト及
びスケールをアルミ蒸着し、対物レンズ8cの凹面に半
透鏡を施したものである(図6,図7参照)。この結
果、図5に示すように、ファインダ8のファインダ視野
55には、視野枠56の他、ピント合わせの目安となる
イラスト57及びスケール58が表示される。
組み込まれる。このファインダ8は、2枚構成とした対
物レンズ8a,8cと接眼レンズ8bとから構成された
アルバダ式逆ガリレオファインダであって、接眼レンズ
8bの目から遠い側の平面に視野枠,人物のイラスト及
びスケールをアルミ蒸着し、対物レンズ8cの凹面に半
透鏡を施したものである(図6,図7参照)。この結
果、図5に示すように、ファインダ8のファインダ視野
55には、視野枠56の他、ピント合わせの目安となる
イラスト57及びスケール58が表示される。
【0021】イラスト57は、ピントが合う被写体距
離,例えば記念撮影に最も適した3mの被写体距離にい
る標準体型の大人をファインダ8を通して見たときの被
写体像をイラストにしたもので、これと一致するように
被写体距離を調節して撮影を行えば、ピント合わせを簡
単に行うことができる。また、スケール58も同様に簡
易的なピント合わせを行うためのもので、例えば被写体
となる人物に1mの物差しを持たせ、この物差しとスケ
ール58とが重なるように被写体距離を調節することに
より、簡単にピント合わせを行うことができる。もちろ
ん、物差しの代わりに被写体を構成する約1mの部分に
スケール58を重ねるようにしてもよい。
離,例えば記念撮影に最も適した3mの被写体距離にい
る標準体型の大人をファインダ8を通して見たときの被
写体像をイラストにしたもので、これと一致するように
被写体距離を調節して撮影を行えば、ピント合わせを簡
単に行うことができる。また、スケール58も同様に簡
易的なピント合わせを行うためのもので、例えば被写体
となる人物に1mの物差しを持たせ、この物差しとスケ
ール58とが重なるように被写体距離を調節することに
より、簡単にピント合わせを行うことができる。もちろ
ん、物差しの代わりに被写体を構成する約1mの部分に
スケール58を重ねるようにしてもよい。
【0022】撮影レンズ4は、被写界深度を深くとるた
め、また、後述するように、従来の135タイプのレン
ズ付きフイルムユニットに使用しているストロボユニッ
トを共通に使用するため、135タイプの画面サイズに
換算して同等の画角となるように、焦点距離(f)が4
8mm〜56mm(24mm×36mmの画面サイズに
おけるf=30mm〜35mmに相当)の広角単焦点レ
ンズであることが好ましく、本実施形態では、ストロボ
ユニットを共通使用した場合に配光の劣化を招かないよ
うに画角の狭い側の56mmとした。また、撮影レンズ
4のフランジバックは、例えば3mにピントが最も良好
に合うように決められている。また、撮影レンズ4のF
ナンバーは、例えばF11とする。また、手ブレ防止の
ために、シャッタ速度を約1/160秒とした。
め、また、後述するように、従来の135タイプのレン
ズ付きフイルムユニットに使用しているストロボユニッ
トを共通に使用するため、135タイプの画面サイズに
換算して同等の画角となるように、焦点距離(f)が4
8mm〜56mm(24mm×36mmの画面サイズに
おけるf=30mm〜35mmに相当)の広角単焦点レ
ンズであることが好ましく、本実施形態では、ストロボ
ユニットを共通使用した場合に配光の劣化を招かないよ
うに画角の狭い側の56mmとした。また、撮影レンズ
4のフランジバックは、例えば3mにピントが最も良好
に合うように決められている。また、撮影レンズ4のF
ナンバーは、例えばF11とする。また、手ブレ防止の
ために、シャッタ速度を約1/160秒とした。
【0023】ストロボユニット14は、従来の135タ
イプの写真フイルムを装填したレンズ付きフイルムユニ
ット,例えば本出願人から製造,販売されている「スー
パー写ルンです」(商品名)に使用されているものと同
じ型のものを用い、これを図8に示すように、90度傾
けて露光ユニット13の上方に配置した。これにより、
コストを軽減できるとともに、ストロボ発光部5が縦位
置になって、縦に細長いアパーチャ20の画面サイズに
対応し、撮影範囲にある被写体をムラ無く照明できる。
なお、符号61は回路基板,符号62はシャッタ羽根3
8のシンクロレバー38bによって短絡されるシンクロ
スイッチ,符号63は電源用の単3乾電池,符号64は
メインコンデンサである(図1,図6参照)。また、回
路基板61にプリント形成された充電スイッチ用の接点
65,66は、充電スイッチ押圧部6の背面に固着され
た電気接片67によって短絡される(図7も併せて参
照)。
イプの写真フイルムを装填したレンズ付きフイルムユニ
ット,例えば本出願人から製造,販売されている「スー
パー写ルンです」(商品名)に使用されているものと同
じ型のものを用い、これを図8に示すように、90度傾
けて露光ユニット13の上方に配置した。これにより、
コストを軽減できるとともに、ストロボ発光部5が縦位
置になって、縦に細長いアパーチャ20の画面サイズに
対応し、撮影範囲にある被写体をムラ無く照明できる。
なお、符号61は回路基板,符号62はシャッタ羽根3
8のシンクロレバー38bによって短絡されるシンクロ
スイッチ,符号63は電源用の単3乾電池,符号64は
メインコンデンサである(図1,図6参照)。また、回
路基板61にプリント形成された充電スイッチ用の接点
65,66は、充電スイッチ押圧部6の背面に固着され
た電気接片67によって短絡される(図7も併せて参
照)。
【0024】また、ストロボユニット14のガイドナン
バー(GN)は約9と小さいが、撮影レンズ4がF1
1,f=56mm,シャッタ速度が1/160秒である
から、ブローニーフイルム16としてISO800のも
のを使用し、このフイルムラチチュードを考慮すると、
図9に示すように、実線で囲まれた斜線の範囲αを満た
す被写体がピント良好(許容錯乱円が0.05mm以
下)、かつ適正露出になる。なお、ピント範囲が狭い点
線Pより下方の範囲α1 はストロボ撮影時のものであ
る。また、参考のために示した範囲βは、本出願人より
製造販売されている135タイプの写真フイルムを装填
した「スーパー写ルンです」(商品名)の場合である。
なお、図9の縦軸は被写体輝度値に感度値を加味した撮
影的明るさ(LV=Light Value ;光値)であり、横軸
は被写体距離(m)である。
バー(GN)は約9と小さいが、撮影レンズ4がF1
1,f=56mm,シャッタ速度が1/160秒である
から、ブローニーフイルム16としてISO800のも
のを使用し、このフイルムラチチュードを考慮すると、
図9に示すように、実線で囲まれた斜線の範囲αを満た
す被写体がピント良好(許容錯乱円が0.05mm以
下)、かつ適正露出になる。なお、ピント範囲が狭い点
線Pより下方の範囲α1 はストロボ撮影時のものであ
る。また、参考のために示した範囲βは、本出願人より
製造販売されている135タイプの写真フイルムを装填
した「スーパー写ルンです」(商品名)の場合である。
なお、図9の縦軸は被写体輝度値に感度値を加味した撮
影的明るさ(LV=Light Value ;光値)であり、横軸
は被写体距離(m)である。
【0025】前カバー17には、フイルムカウンタ窓1
0の他、撮影レンズ4,ストロボ発光部5,パイロット
ランプ7,ファインダ8の対物レンズ8a,シャッタボ
タン9を露呈する各開口17a,17b,17c等、ま
た充電スイッチ押圧部6を形成するスリット17d及び
巻上げノブ11を露呈する切欠17eが形成されてい
る。また、後カバー18の中央部には、撮影レンズ4の
像面湾曲に対応して湾曲された圧板部18aが形成さ
れ、この左右には、パトローネ収納室21,フイルムロ
ール収納室22の各背面側を光密に閉じる蓋部18b,
18cが連設されている。そして、この蓋部18b,1
8cの上部は、薄く形成されたヒンジ部を介してパトロ
ーネ収納室21,フイルムロール収納室22の上部を閉
じる蓋部18d,18eが連設されている。現像処理時
には、蓋部18dをプルトップ式に開けることによっ
て、ユニット本体2を分解することなく、撮影済みのブ
ローニーフイルム16を収納したパトローネ15をパト
ローネ収納室21から取り出すことができる。
0の他、撮影レンズ4,ストロボ発光部5,パイロット
ランプ7,ファインダ8の対物レンズ8a,シャッタボ
タン9を露呈する各開口17a,17b,17c等、ま
た充電スイッチ押圧部6を形成するスリット17d及び
巻上げノブ11を露呈する切欠17eが形成されてい
る。また、後カバー18の中央部には、撮影レンズ4の
像面湾曲に対応して湾曲された圧板部18aが形成さ
れ、この左右には、パトローネ収納室21,フイルムロ
ール収納室22の各背面側を光密に閉じる蓋部18b,
18cが連設されている。そして、この蓋部18b,1
8cの上部は、薄く形成されたヒンジ部を介してパトロ
ーネ収納室21,フイルムロール収納室22の上部を閉
じる蓋部18d,18eが連設されている。現像処理時
には、蓋部18dをプルトップ式に開けることによっ
て、ユニット本体2を分解することなく、撮影済みのブ
ローニーフイルム16を収納したパトローネ15をパト
ローネ収納室21から取り出すことができる。
【0026】このように構成されたレンズ付きフイルム
ユニット1を使用するには、まず巻上げノブ11を操作
してブローニーフイルム16の1コマ目をアパーチャ2
0にセットする。そして、ファインダ8を覗いて被写体
をフレーミングする。このとき、ファインダ8を通して
見える被写体の大きさがファインダ視野55のイラスト
57と同じになるか、被写体の1m部分もしくは被写体
近くにあるほぼ1mのものがスケール58に重なるよう
に被写体との距離を調節する。これにより、被写体距離
が約3mになって所望の被写体にピントが合う。晴天下
では、そのままシャッタボタン9を押し下げれば撮影を
行うことができるが、曇天下もしくは被写体が暗い場合
には、ストロボ撮影を行う。
ユニット1を使用するには、まず巻上げノブ11を操作
してブローニーフイルム16の1コマ目をアパーチャ2
0にセットする。そして、ファインダ8を覗いて被写体
をフレーミングする。このとき、ファインダ8を通して
見える被写体の大きさがファインダ視野55のイラスト
57と同じになるか、被写体の1m部分もしくは被写体
近くにあるほぼ1mのものがスケール58に重なるよう
に被写体との距離を調節する。これにより、被写体距離
が約3mになって所望の被写体にピントが合う。晴天下
では、そのままシャッタボタン9を押し下げれば撮影を
行うことができるが、曇天下もしくは被写体が暗い場合
には、ストロボ撮影を行う。
【0027】ストロボ撮影を行う場合には、充電スイッ
チ押圧部6を左手の指で押圧し続ける。パイロットラン
プ7が点灯したらシャッタボタン9を押し下げる。爪9
bの斜面9cが巻止めレバー45を回動させてシャッタ
駆動レバー41のロックが外れると、シャッタ駆動レバ
ー41は高速で回動し、シャッタ羽根38を揺動させ
る。露光開口32が約1/160秒のシャッタ速度で開
閉され、同時にシンクロスイッチ62が短絡されてスト
ロボ発光部5から被写体に向けてストロボ光が放出され
る。これにより、アパーチャ20にセットされた1コマ
目のブローニーフイルム16に被写体画像が適正露光さ
れる。以下、巻上げノブ11の操作によるフイルム送り
とシャッタボタン9の押下操作とを繰り返し、また必要
に応じて充電スイッチ押圧部6の押圧操作を伴わせ、ブ
ローニーフイルム16の全コマに露光を与える。
チ押圧部6を左手の指で押圧し続ける。パイロットラン
プ7が点灯したらシャッタボタン9を押し下げる。爪9
bの斜面9cが巻止めレバー45を回動させてシャッタ
駆動レバー41のロックが外れると、シャッタ駆動レバ
ー41は高速で回動し、シャッタ羽根38を揺動させ
る。露光開口32が約1/160秒のシャッタ速度で開
閉され、同時にシンクロスイッチ62が短絡されてスト
ロボ発光部5から被写体に向けてストロボ光が放出され
る。これにより、アパーチャ20にセットされた1コマ
目のブローニーフイルム16に被写体画像が適正露光さ
れる。以下、巻上げノブ11の操作によるフイルム送り
とシャッタボタン9の押下操作とを繰り返し、また必要
に応じて充電スイッチ押圧部6の押圧操作を伴わせ、ブ
ローニーフイルム16の全コマに露光を与える。
【0028】最後のコマを撮影し終えたら、巻上げノブ
11を連続操作してブローニーフイルム16の全部をパ
トローネ15内に収納し、このままレンズ付きフイルム
ユニット1を現像取扱店に提出する。現像取扱店から現
像所に集められたレンズ付きフイルムユニット1は、ま
ず外装箱3がユニット本体2から剥がされ、蓋部18d
が治具を使ってプルトップ式に開けられた後、使用済み
のパトローネ付きのブローニーフイルム16がパトロー
ネ収納室21から取り出される。この作業は、ブローニ
ーフイルム16がパトローネ15内に光密に収納されて
いるから、明室内で効率よく行うことができる。
11を連続操作してブローニーフイルム16の全部をパ
トローネ15内に収納し、このままレンズ付きフイルム
ユニット1を現像取扱店に提出する。現像取扱店から現
像所に集められたレンズ付きフイルムユニット1は、ま
ず外装箱3がユニット本体2から剥がされ、蓋部18d
が治具を使ってプルトップ式に開けられた後、使用済み
のパトローネ付きのブローニーフイルム16がパトロー
ネ収納室21から取り出される。この作業は、ブローニ
ーフイルム16がパトローネ15内に光密に収納されて
いるから、明室内で効率よく行うことができる。
【0029】パトローネ収納室21から取り出されたパ
トローネ付きのブローニーフイルム16は、自動現像機
にかけられて現像処理される。この後、ブローニーフイ
ルム16は、従来の135タイプのレンズ付きフイルム
ユニットと同様に同時プリントされる。なお、ブローニ
ーフイルム16が取り出された後のユニット本体2は、
検査工程に搬送され、異常がない露光ユニット13,フ
ァインダ8の各レンズ,ストロボユニット14はリユー
スされ、他のプラスチック製部品は溶融,ペレット化
し、成形材料としてリサイクルされる。
トローネ付きのブローニーフイルム16は、自動現像機
にかけられて現像処理される。この後、ブローニーフイ
ルム16は、従来の135タイプのレンズ付きフイルム
ユニットと同様に同時プリントされる。なお、ブローニ
ーフイルム16が取り出された後のユニット本体2は、
検査工程に搬送され、異常がない露光ユニット13,フ
ァインダ8の各レンズ,ストロボユニット14はリユー
スされ、他のプラスチック製部品は溶融,ペレット化
し、成形材料としてリサイクルされる。
【0030】別の実施形態を示す図10において、レン
ズ付きフイルムユニット71に用いたストロボユニット
73は、前記ストロボユニット14と形状が異なるもの
である。このストロボユニット73では、単3乾電池6
3が横方向に配置されているので、ファインダ8を露光
用開口32の上方に配置せず、フイルムロール収納室2
2の上方に配置してある。また、シンクロスイッチ74
は、露光用開口32に対して図面の右側に配置され、シ
ャッタ羽根38と一体の突起38cによって短絡され
る。
ズ付きフイルムユニット71に用いたストロボユニット
73は、前記ストロボユニット14と形状が異なるもの
である。このストロボユニット73では、単3乾電池6
3が横方向に配置されているので、ファインダ8を露光
用開口32の上方に配置せず、フイルムロール収納室2
2の上方に配置してある。また、シンクロスイッチ74
は、露光用開口32に対して図面の右側に配置され、シ
ャッタ羽根38と一体の突起38cによって短絡され
る。
【0031】以上説明した実施形態では、パトローネ付
きのブローニーフイルムを用いたが、本発明はこれに限
定されず、例えば一般に市販されている裏紙付きのブロ
ーニーフイルム(120タイプ)等を用いてもよい。こ
の場合には、例えばフイルム巻取り室にフイルム押さえ
用のバネ板等を設け、露光済みのブローニーフイルムに
巻緩みが発生しないようにすればよい。
きのブローニーフイルムを用いたが、本発明はこれに限
定されず、例えば一般に市販されている裏紙付きのブロ
ーニーフイルム(120タイプ)等を用いてもよい。こ
の場合には、例えばフイルム巻取り室にフイルム押さえ
用のバネ板等を設け、露光済みのブローニーフイルムに
巻緩みが発生しないようにすればよい。
【0032】また、被写体距離が記念撮影に適した3m
のときに最もピントが合うようにしたが、本発明はこれ
に限定されず、この被写体距離を例えば2mや2.5m
としてもよい。また、本発明は、いわゆる近接撮影用の
レンズ付きフイルムユニットにも適用可能である。すな
わち、撮影レンズの最適焦点距離を数10cm程度にす
ればよい。この場合、ストロボユニットとして、例えば
135タイプのレンズ付きフイルムユニットに用いてい
るものと同等のものを用いると、近接した被写体に対し
ては露光オーバーになることが予想されるので、例えば
ストロボ発光面に照射光量を減少させるフィルタを装着
するのがよい。また、アタッチメントレンズの装着によ
って接写ができるようにしてもよい。
のときに最もピントが合うようにしたが、本発明はこれ
に限定されず、この被写体距離を例えば2mや2.5m
としてもよい。また、本発明は、いわゆる近接撮影用の
レンズ付きフイルムユニットにも適用可能である。すな
わち、撮影レンズの最適焦点距離を数10cm程度にす
ればよい。この場合、ストロボユニットとして、例えば
135タイプのレンズ付きフイルムユニットに用いてい
るものと同等のものを用いると、近接した被写体に対し
ては露光オーバーになることが予想されるので、例えば
ストロボ発光面に照射光量を減少させるフィルタを装着
するのがよい。また、アタッチメントレンズの装着によ
って接写ができるようにしてもよい。
【0033】また、撮影レンズの焦点距離に関しても、
48mm〜56mmとしたが、56mmより長い方向で
あれば、従来の135タイプのレンズ付きフイルムユニ
ットに使用しているストロボユニットをそのまま共通使
用できるので、ピント範囲との兼ね合いの中で、より長
焦点距離側に設定することは可能である。
48mm〜56mmとしたが、56mmより長い方向で
あれば、従来の135タイプのレンズ付きフイルムユニ
ットに使用しているストロボユニットをそのまま共通使
用できるので、ピント範囲との兼ね合いの中で、より長
焦点距離側に設定することは可能である。
【0034】また、ストロボユニットとして充電スイッ
チ用押圧部を少なくとも充電完了時まで押し続けるタイ
プを用いたが、例えば本出願人が特開平7−12238
9号公報で提案している1回の充電スイッチONで充電
動作を継続するストロボユニットを用いることもでき
る。また、ブローニーフイルムは、15枚撮りとした
が、例えば30枚撮りとしてもよい。また、ファインダ
視野に表示するイラストやスケールの形態は、図面に示
したものに限定されないのは勿論である。
チ用押圧部を少なくとも充電完了時まで押し続けるタイ
プを用いたが、例えば本出願人が特開平7−12238
9号公報で提案している1回の充電スイッチONで充電
動作を継続するストロボユニットを用いることもでき
る。また、ブローニーフイルムは、15枚撮りとした
が、例えば30枚撮りとしてもよい。また、ファインダ
視野に表示するイラストやスケールの形態は、図面に示
したものに限定されないのは勿論である。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
簡易な撮影機構を備えたユニット本体に未露光のブロー
ニーフイルムを予め装填してレンズ付きフイルムユニッ
トを構成したから、面倒なブローニーフイルムの装填作
業を不要とすることができ、ローコストかつ手軽に大画
面の高画質な写真を撮影することができる。また、簡易
なストロボユニットを用いたので、135タイプのレン
ズ付きフイルムユニットに用いられているストロボユニ
ットをそのまま流用することができ、ローコスト化に寄
与できる。また、アパーチャの画面サイズを縦方向に長
い6cm×4.5cmとし、ストロボユニットをストロ
ボ発光部の長手方向が縦方向になるように露光機構の上
方に取り付けたので、配光ムラのない照明を行うことが
できる。
簡易な撮影機構を備えたユニット本体に未露光のブロー
ニーフイルムを予め装填してレンズ付きフイルムユニッ
トを構成したから、面倒なブローニーフイルムの装填作
業を不要とすることができ、ローコストかつ手軽に大画
面の高画質な写真を撮影することができる。また、簡易
なストロボユニットを用いたので、135タイプのレン
ズ付きフイルムユニットに用いられているストロボユニ
ットをそのまま流用することができ、ローコスト化に寄
与できる。また、アパーチャの画面サイズを縦方向に長
い6cm×4.5cmとし、ストロボユニットをストロ
ボ発光部の長手方向が縦方向になるように露光機構の上
方に取り付けたので、配光ムラのない照明を行うことが
できる。
【0036】また、ユニット本体の正面から見て撮影レ
ンズの下方にフイルム巻止めとシャッタセットをする機
構を配置し、撮影レンズの左方または右方のいずれかに
ストロボユニットのシンクロスイッチを配置するように
したので、135タイプのレンズ付きフイルムユニット
に用いられているストロボユニットを取付け角度を90
°変更するだけでそのまま流用することができ、ローコ
スト化に寄与できる。
ンズの下方にフイルム巻止めとシャッタセットをする機
構を配置し、撮影レンズの左方または右方のいずれかに
ストロボユニットのシンクロスイッチを配置するように
したので、135タイプのレンズ付きフイルムユニット
に用いられているストロボユニットを取付け角度を90
°変更するだけでそのまま流用することができ、ローコ
スト化に寄与できる。
【0037】また、撮影レンズとして、焦点距離が48
mm以上、好ましくは48mm〜56mmの単焦点レン
ズを採用したので、135タイプのレンズ付きフイルム
ユニットに用いられているストロボユニットを配光のけ
られなく共通使用でき、また被写界深度を深くとること
ができ、被写体距離の調節を大まかに行っても確実にピ
ント合わせを行うことができる。また、前記ユニット本
体に被写体をフレーミングするファインダを設け、この
ファインダ視野内にピント合わせの目安となる表示を設
けたので、コスト高になるピント調節機構を省略でき、
ピント合わせを簡易に行うことかできる。
mm以上、好ましくは48mm〜56mmの単焦点レン
ズを採用したので、135タイプのレンズ付きフイルム
ユニットに用いられているストロボユニットを配光のけ
られなく共通使用でき、また被写界深度を深くとること
ができ、被写体距離の調節を大まかに行っても確実にピ
ント合わせを行うことができる。また、前記ユニット本
体に被写体をフレーミングするファインダを設け、この
ファインダ視野内にピント合わせの目安となる表示を設
けたので、コスト高になるピント調節機構を省略でき、
ピント合わせを簡易に行うことかできる。
【0038】また、前記表示を、撮影レンズによってピ
ントが合う被写体距離に位置する被写体をファインダを
通して見たときのファインダ視野内での被写体像の大き
さに対応したイラスト及び/又はスケールとしたので、
簡易な構成でありながら確実にピント合わせを行うこと
ができる。また、このようなファインダによって撮影距
離を特定することができ、例えば記念撮影用に最適化し
たレンズ付きフイルムユニットも提供できる。
ントが合う被写体距離に位置する被写体をファインダを
通して見たときのファインダ視野内での被写体像の大き
さに対応したイラスト及び/又はスケールとしたので、
簡易な構成でありながら確実にピント合わせを行うこと
ができる。また、このようなファインダによって撮影距
離を特定することができ、例えば記念撮影用に最適化し
たレンズ付きフイルムユニットも提供できる。
【図1】本発明のレンズ付きフイルムユニットのユニッ
ト本体を分解して示す斜視図である。
ト本体を分解して示す斜視図である。
【図2】レンズ付きフイルムユニットを前方から観た外
観斜視図である。
観斜視図である。
【図3】レンズ付きフイルムユニットを後方から観た外
観斜視図である。
観斜視図である。
【図4】露光ユニットの露光機構とフイルム給送機構の
要部を示す説明図である。
要部を示す説明図である。
【図5】ファインダ視野を示す説明図である。
【図6】ユニット本体の内部構造を上方から観た断面図
である。
である。
【図7】ユニット本体の内部構造を側方から観た断面図
である。
である。
【図8】ユニット本体の内部構造を前方から観た断面図
である。
である。
【図9】本実施形態の適正露出になる撮影的明るさ(Li
ght Value )とピントが合う被写体距離及びストロボ光
到達距離範囲との総合的な範囲を示す説明図である。
ght Value )とピントが合う被写体距離及びストロボ光
到達距離範囲との総合的な範囲を示す説明図である。
【図10】レンズ付きフイルムユニットの別の実施形態
を示す説明図である。
を示す説明図である。
1,71 レンズ付きフイルムユニット 2 ユニット本体 4 撮影レンズ 5 ストロボ発光部 8 ファインダ 9 シャッタボタン 11 巻上げノブ 12 本体基部 13 露光ユニット 14,73 ストロボユニット 15 パトローネ 16 ブローニーフイルム 17 前カバー 18 後カバー 24 スプール 55 ファインダ視野 57 イラスト 58 スケール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03C 3/02 G03C 3/02
Claims (6)
- 【請求項1】 アパーチャとこの前方に配置された撮影
レンズとを通して写真フイルムに露光を与える露光機構
が組み込まれたユニット本体に未露光の写真フイルムを
予め装填したレンズ付きフイルムユニットにおいて、 前記写真フイルムは、幅約6cmのブローニーフイルム
であることを特徴とするレンズ付きフイルムユニット。 - 【請求項2】 前記ユニット本体には、ストロボ回路を
プリント配線した回路基板にストロボ発光部,シンクロ
スイッチ,電源電池,メインコンデンサ等を実装してユ
ニット化したストロボユニットを設けるとともに、前記
アパーチャを縦方向に長い6cm×4.5cm判に対応
した画面サイズとし、前記ストロボユニットを前記スト
ロボ発光部の長手方向が縦方向になるように、前記露光
機構の上方に取り付けたことを特徴とする請求項1記載
のレンズ付きフイルムユニット。 - 【請求項3】 前記ユニット本体の正面から見て撮影レ
ンズの下方にフイルム巻止めとシャッタセットをする機
構が配置され、撮影レンズの左方または右方のいずれか
にストロボユニットのシンクロスイッチが配置されてい
ることを特徴とする請求項2記載のレンズ付きフイルム
ユニット。 - 【請求項4】 前記撮影レンズは、焦点距離が48mm
以上、好ましくは48mm〜56mmの単焦点レンズで
あることを特徴とする請求項1ないし3いずれか記載の
レンズ付きフイルムユニット。 - 【請求項5】 前記ユニット本体に被写体をフレーミン
グするファインダを設け、このファインダ視野内にピン
ト合わせの目安となる表示を設けたことを特徴とする請
求項1ないし4いずれか記載のレンズ付きフイルムユニ
ット。 - 【請求項6】 前記表示は、前記撮影レンズによってピ
ントが合う被写体距離に位置する被写体を前記ファイン
ダを通して見たときのファインダ視野内での被写体像の
大きさに対応したイラスト及び/又はスケールであるこ
とを特徴とする請求項5記載のレンズ付きフイルムユニ
ット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17809196A JPH1020449A (ja) | 1996-07-08 | 1996-07-08 | レンズ付きフイルムユニット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17809196A JPH1020449A (ja) | 1996-07-08 | 1996-07-08 | レンズ付きフイルムユニット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1020449A true JPH1020449A (ja) | 1998-01-23 |
Family
ID=16042485
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17809196A Pending JPH1020449A (ja) | 1996-07-08 | 1996-07-08 | レンズ付きフイルムユニット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1020449A (ja) |
-
1996
- 1996-07-08 JP JP17809196A patent/JPH1020449A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20040521 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20040526 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A521 | Written amendment |
Effective date: 20040713 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041020 |