JPH10204196A - 印刷性に優れた合成紙 - Google Patents

印刷性に優れた合成紙

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JPH10204196A
JPH10204196A JP9010484A JP1048497A JPH10204196A JP H10204196 A JPH10204196 A JP H10204196A JP 9010484 A JP9010484 A JP 9010484A JP 1048497 A JP1048497 A JP 1048497A JP H10204196 A JPH10204196 A JP H10204196A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オフセット印刷性に優れ、かつインクジェッ
トインクの定着能に優れたポリオレフィン系樹脂延伸フ
ィルムよりなる合成紙を提供する。 【解決手段】 (A)結晶性ポリオレフィン樹脂30〜
80重量%、(B)炭酸カルシウム粒子をカチオン性共
重合体分散剤の存在下、水性媒体中で湿式粉砕し乾燥し
た平均粒子径が0.3〜2μmの炭酸カルシウム粒子7
0〜20重量%を含有する樹脂組成物を基材とする樹脂
フィルムを、延伸して得られる合成紙。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特にオフセット印
刷性に優れ、かつインクジェットインクの定着能に優れ
たポリオレフィン系樹脂延伸フィルムよりなる合成紙に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】平均粒径0.8〜4μmの炭酸カルシウ
ム粉末を含有するポリプロピレン、高密度ポリエチレン
等の結晶性ポリオレフィン樹脂組成物を基材とする延伸
フィルムよりなる合成紙は知られており(特公昭60−
36173号公報、特公平1−56091号公報)市販
品としても王子油化合成紙(株)よりユポFPG、ユポ
KPG、ユポSGG等の商品名で、また、英国BXL社
よりPolyart II の商品名で市販されている。
【0003】かかる合成紙に使用されている炭酸カルシ
ウム粉末としては、乾式粉砕の平均粒径1〜10μmの
重質炭酸カルシウム、この乾式粉砕の粒子を所望の粒径
0.5〜1μmに篩い分け、あるいは分級したもの、合
成法により得られた粒径0.03〜0.2μmのコロイダ
ル炭酸カルシウム、乾式粉砕の重質炭酸カルシウム粉末
の表面を脂肪酸金属塩で表面処理したもの、アニオン系
ポリマー分散剤を用いて炭酸カルシウムを水性媒体中に
分散し、湿式粉砕した後、乾燥して得た分散剤付着炭酸
カルシウム粒子が用いられている。乾式粉砕して得られ
た重質炭酸カルシウム粒子はその平均粒径が1μm以上
と大きいため、フィルムの延伸により重質炭酸カルシウ
ム粒子を核として発生した空孔(ボイド)、表面亀裂が
大きく、オフセット印刷するとインクが亀裂内深くに浸
透して色沈み(インク沈み)が生じるので、ポスター用
紙等の高級印刷には向いておらず、名刺、書籍用紙等の
汎用印刷用紙にしか利用できない。
【0004】更に、脂肪酸金属塩などを乾式粉砕中に表
面処理したものは、ポリオレフィンへ配合した場合に炭
酸カルシウム粒子の分散性の向上効果はあるものの、色
沈み防止には効果がない。更にアニオン系の分散剤を用
いて水性媒体中に分散した炭酸カルシウム粒子を粉砕処
理し、乾燥して得たものは1次粒子への解砕が困難であ
り2次凝集が多く、合成紙への使用は困難であった。ま
た軽質炭酸カルシウムは平均粒径が0.2μm以下と小
さい為、にポリオレフィン樹脂へ配合した場合分散不良
による2次凝集が多く発生し、延伸されて合成紙の表面
に大きな突起物となって現れる為、高精度の印刷ができ
ない等の欠点が有った(特公平6−55549号公報、
同5−51900号公報)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、色沈みがな
く、インク乾燥性に優れるオフセット印刷用紙、グラビ
ア印刷用紙、インクジェット記録用紙等の用途に適した
合成紙の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、
(A)結晶性ポリオレフィン樹脂30〜80重量%、
(B)炭酸カルシウム粒子100重量部を、ジアリルア
ミン塩およびアルキルアリルアミン塩より選ばれたアミ
ン塩10〜95モル%とアクリルアミドおよびメタクリ
ルアミドより選ばれたアミド90〜5モル%との共重合
体よりなる分散剤0.05〜2重量部の存在下、水性媒
体中で湿式粉砕し、次いで乾燥した平均粒子径が0.3
〜2μmの炭酸カルシウム粒子70〜20重量%を含有
する樹脂組成物を基材とする樹脂フィルムを、上記成分
Aの結晶性ポリオレフィン樹脂の融点より低い温度で延
伸して得られる延伸樹脂フィルムよりなる合成紙を提供
するものである。
【0007】
【作用】炭酸カルシウムの平均粒径を0.3〜2μmと
調製することにより、表面の亀裂の径、深さがインクの
乾燥性に適し、かつ、色沈みのない程度に調整できる。
又、炭酸カルシウムの表面には窒素含有カチオン系ポリ
マーの分散剤が付着しているので、インクの合成紙への
密着性も良好となる。
【0008】
【発明の実施の形態】
(A)結晶性ポリオレフィン:合成紙の基材樹脂の結晶
性ポリオレフィンとしては、結晶化度が10〜75%、
好ましくは20〜75%のもので、炭素数が2〜8のα
−オレフィン、例えばエチレン、プロピレン、ブテン−
1、ヘキセン−1、ヘプテン−1、オクテン−1、4−
メチル−ペンテン−1、3−メチル−ペンテン−1等の
単独重合体、およびこれらα−オレフィンの2種〜5種
の共重合体が挙げられる。
【0009】共重合体は、ランダム共重合体でもブロッ
ク共重合体でもよい。具体的には、密度が0.890〜
0.970g/cm3、メルトフローレート(190℃、
2.16kg荷重)が1〜10g/10分の分岐ポリエ
チレン、直鎖状ポリエチレン;メルトフローレート(2
30℃、2.16kg荷重)が0.2〜8g/10分のプ
ロピレン単独重合体、プロピレン・エチレン共重合体、
プロピレン・ブテン−1共重合体、プロピレン・エチレ
ン・ブテン−1共重合体、プロピレン・4−メチルペン
テン−1共重合体、プロピレン・3−メチル−ペンテン
−1共重合体、ポリブテン−1、ポリ(4−メチル−ペ
ンテン−1)、プロピレン・エチレン・3−メチルペン
テン−1共重合体等が挙げられる。これらの中でもプロ
ピレン単独重合体、密度0.950〜0.970g/cm
3の高密度ポリエチレンが安価で、結晶化度が高いので
好ましい。
【0010】(B)湿式粉砕炭酸カルシウム粒子:
(B)成分の湿式粉砕炭酸カルシウム粒子は、好ましく
は、粒径が0.5〜10μmと比較的大きい、重質炭酸
カルシウム粒子100重量部を、ジアリルアミン塩およ
びアルキルアリルアミン塩より選ばれたアミン塩10〜
95モル%とアクリルアミドおよびメタクリルアミド9
0〜5モル%との共重合体よりなるカチオン性共重合体
分散剤0.05〜2重量部の存在下、水性媒体中で湿式
粉砕し、次いで乾燥して得た平均粒子径が0.3〜2μ
mの炭酸カルシウムである。原料の炭酸カルシウムとし
ては、乾式粉砕により得た重質炭酸カルシウム粒子、分
級、篩い分けされた重質炭酸カルシウム粒子が好適に使
用される。
【0011】この炭酸カルシウム粒子を水性媒体中に分
散させる水溶性のカチオン系共重合体は、ジアリルアミ
ン塩およびアルキルアリルアミン塩より選ばれたアミン
塩(a)10〜95モル%、好ましくは50〜80モル
%とアクリルアミドおよびメタクリルアミドより選ばれ
たアミド(b)90〜5モル%、好ましくは50〜20
モル%との共重合体である。分散剤を構成するアルキル
アリルアミン塩としては、炭素数1〜8のアルキル基、
好ましくは炭素数1〜4のアルキル基を有するものがあ
げられる。又、ジアリルアミン及びアルキルアリルアミ
ンの塩としては、塩酸、硫酸、硝酸、酢酸などの無機酸
や有機酸との塩があげられる。この水溶性カチオン性共
重合体の分散剤の原料は、重合性のアミン塩(a)とア
ミド(b)の他に、他の共重合性単量体、例えばスチレ
ン、酢酸ビニル、N−ビニルビロリドン、(メタ)アク
リル酸2−ヒドロキシエチルエステル、(メタ)アクリ
ル酸メチルエステル、(メタ)アクリル酸エチルエステ
ル、(メタ)アクリル酸ブチルエステルなどを用いても
よい。該カチオン性共重合体分散剤の極限粘度は通常
0.05〜3.00、好ましくは0.10〜1.80、特に
好ましくは0.15〜0.70である。該カチオン性共重
合体分散剤は、特開平5−263010号公報に記載の
方法により製造することができる。
【0012】重質炭酸カルシウム:上記カチオン性共重
合体分散剤の存在下で重質炭酸カルシウムを湿式粉砕す
る。具体的には、重質炭酸カルシウム/水性媒体(好ま
しくは水)との重量比が70/30〜30/70、好ま
しくは60/40〜40/60の範囲となるように重質
炭酸カルシウムに水性媒体を加え、ここにカチオン性共
重合体分散剤を固形分として、重質炭酸カルシウム10
0重量部当たり0.05〜2重量部、好ましくは0.1〜
1重量部添加し、常法により湿式粉砕する。又は、上記
範囲の量となるカチオン性共重合体分散剤を予め溶解し
てなる水性媒体を重質炭酸カルシウムと混合し、常法に
より湿式粉砕する。湿式粉砕は、バッチ式でも連続式で
もよく、サンドミル、アトライター、ボールミルなどの
粉砕媒体を使用したミルなどが使用するのが好ましい。
このように湿式粉砕することにより、平均粒径が2μm
以下、好ましくは平均粒径1〜0.3μmのものが得ら
れる。
【0013】次いで、湿式粉砕品を乾燥するが、乾燥前
に、分級工程を設けて、350メッシュオンといった粗
粉を除くことができる。乾燥は、熱風乾燥、噴霧乾燥な
ど公知の方法により行うことができるが、媒体流動乾燥
により行うのが好ましい。媒体流動乾燥は、乾燥塔内で
熱風により流動化状態にある媒体粒子群(流動層)にス
ラリー状物質を供給し、供給されたスラリー状物質は、
活発に流動化している媒体粒子の表面に膜状に付着しな
がら流動層内に分散され、熱風による乾燥作用を受ける
ことにより各種物質を乾燥する方法である。このような
媒体流動乾燥は、例えば、株式会社奈良機械製作所製の
媒体流動乾燥装置、メディア スラリードライヤーなど
を用いて容易に行うことができる。この媒体流動乾燥を
用いると乾燥と凝集粒子の一次粒子化が同時に行われる
ので好ましい。
【0014】この方法により得られた湿式粉砕スラリー
を媒体流動乾燥すると、粗粉量が極めて少ない炭酸カル
シウム微粉体が得られる。しかしながら、媒体流動乾燥
後、所望の方法で粒子の粉砕と分級とを行うことができ
る。一方、媒体流動乾燥の代わりに、通常の熱風乾燥に
より湿式粉砕品を乾燥した場合には、得られたケーキを
さらに所望の方法で粒子の粉砕と分級とを行うのがよ
い。この方法により得られた湿式粉砕品の乾燥ケーキ
は、潰れ易く、容易に炭酸カルシウム微粉体を得ること
ができる。従って、乾燥ケーキを粉砕することなく、製
品とすることができる。
【0015】組 成:フィルム基材は、(A)結晶性ポ
リオレフィン樹脂30〜80重量%、好ましくは45〜
80重量%に、(B)上記湿式粉砕法により得られた平
均粒径0.3〜2μm、好ましくは0.5〜1μmの炭酸
カルシウム粒子70〜20重量%、好ましくは55〜2
0重量%を含有する。
【0016】結晶性ポリオレフィン樹脂(A)が30重
量%未満或は、炭酸カルシウム粒子が70重量%を越え
ては肉厚が均一なフィルムを製造することが困難であ
る。又、結晶性ポリオレフィン樹脂が80重量%を越え
ては、或は炭酸カルシウム粒子が20重量%未満ではイ
ンクの乾燥性の促進、インクの密着性の向上が期待でき
ない。
【0017】これら(A)、(B)成分の他に、ポリエ
チレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、
ポリカーボネート、ナイロン6、ナイロン66等のポリ
オレフィン樹脂(A)の融点よりは高い融点(例えば2
10〜300℃)を有する有機フィラーを5〜30重量
%、平均粒径1.5μm以下の酸化チタン、酸化亜鉛、
硫酸バリウム等の顔料を10重量%以下配合してもよ
い。更に必要により熱安定剤、紫外線吸収剤、オレイン
酸等の分散剤、滑剤等を配合してもよい。
【0018】合成紙の製造:(A)結晶性ポリオレフィ
ン樹脂30〜80重量%と(B)上記炭酸カルシウム粒
子70〜20重量%を含有する樹脂組成物を基材とする
樹脂フィルムを上記成分Aの結晶性ポリオレフィン樹脂
の融点より低い温度、好ましくは3〜60℃低い温度で
一軸方向、又は二軸方向に延伸することにより、フィル
ム表面に微細な亀裂が、フィルム内部に微細な空孔(ボ
イド)を有する微多孔性の延伸樹脂フィルムよりなる合
成紙が得られる。この合成紙は次式で示される空孔率が
10〜50%、密度0.650〜1.20g/cm3、不
透明度80%以上、ベック平滑度が50〜2,500秒
である物性を有する。
【0019】
【数2】
【0020】 ρ:延伸前の樹脂フィルムの密度 ρ :延伸後の樹脂フィルムの密度 この合成紙は、単層構造でも、上記延伸フィルムの層を
最外層とし、これと他の樹脂フィルムとの積層フィルム
構造であってもよい。積層フィルムの例としては、例え
ば炭酸カルシウム微細粉末を0〜40重量%、好ましく
は3〜33重量%含有するポリオレフィン樹脂フィルム
を、該樹脂の融点より低い温度で一方向に延伸して得ら
れる一軸方向に配向したフィルムの両面に、(A)結晶
性ポリオレフィン30〜80重量%、(B)成分の炭酸
カルシウム粒子を70〜20重量%含有するポリオレフ
ィン樹脂の溶融フィルムを積層し、次いで前記方向と直
角の方向にこの積層フィルムを延伸することにより、紙
状層(表・裏)が一軸方向に配向し、微細な空隙を多数
有するフィルムであり、基材層が二軸方向に配向した積
層構造物の合成紙が得られる。
【0021】合成紙の肉厚は、30〜300μm、好ま
しくは60〜200μmである。又、接着剤を用いて貼
合することにより肉厚1mmのものも得ることができ
る。延伸倍率は縦、横方向とも4〜10倍が好ましく、
延伸温度は樹脂がホモポリプロピレン(融点164〜1
67℃)の場合は140〜162℃、高密度ポリエチレ
ン(融点121〜134℃)の場合は110〜130℃
である。この合成紙は、オフセット印刷用紙、グラビア
印刷用紙、水性インクジェット記録用紙、ホットメルト
インクジェット記録用紙として有用である。
【0022】
〔水溶性カチオン性共重合体(分散剤)の製造〕
<参考例−1>還流冷却器、温度計、滴下ロート、撹拌
装置およびガス導入管を備えた反応器にジアリルアミン
塩酸塩(60%)500部とアクリルアミド(40%)
200部を入れ、窒素ガスを流入させながら系内温度を
50℃に昇温した。撹拌下で重合開始剤、2,2−アゾ
ビス(2−アミジノプロパン)ジヒドロクロライド(1
0%)40部を2時間おきに4回に分けて加えた。10
時間反応し粘調な淡黄色液状物を得た。これを50g採
り、500mlのアセトン中に注ぐと白色の沈殿を生じ
た。沈殿を濾別し、更に2回、100mlのアセトン
で、よく洗浄した後、真空乾燥して白色固体状の水溶性
カチオン性共重合体分散剤を得た。得られた共重合体
の、GPCより求めた重量平均分子量は65万であっ
た。
【0023】<参考例−2>還流冷却器、温度計、滴下
ロート、撹拌装置およびガス導入管を備えた反応器にジ
アリルアミン塩酸塩(60%)200部とアクリルアミ
ド(40%)40部及び水220部を入れ、窒素ガスを
流入させながら系内温度を60℃に昇温した。撹拌下で
重合開始剤、2,2−アゾビス(2−アミジノプロパ
ン)ジヒドロクロライド(10%)40部を2時間おき
に4回に分けて加えた。最初の開始剤を加えて1.5時
間後から滴下ロートでアクリルアミド(18%)280
部を4時間にわたり滴下した。開始剤添加終了後2時間
反応を続け粘調な淡黄色液状物を得た。これを50g採
り、500mlのアセトン中に注ぐと白色の沈殿を生じ
た。沈殿を濾別し、更に2回、100mlのアセトン
で、よく洗浄した後、真空乾燥して白色固体状の水溶性
カチオン性共重合体分散剤を得た。得られた共重合体
の、GPCより求めた重量平均分子量は26万であっ
た。
【0024】(表面処理重質炭酸カルシウムの製造) <製造例−1>平均粒径30μmの粗粒重質炭酸カルシ
ウム(日本セメント社製乾式粉砕品)と水との重量比が
40/60となるように配合し、ここに前記参考例−1
で製造した水溶性カチオン性共重合体分散剤を、重質炭
酸カルシウム100重量部当たり0.06重量部加え、
テーブル式アトライター型媒体撹拌ミルを用いてφ2.
0mmのガラスビーズ、充填率170%、周速10m/
秒で湿式粉砕した。次いで350メッシユのスクリーン
を通して分級し、350メッシユを通過したスラリーを
(株)奈良機械製作所MSD−200媒体流動乾燥機で
乾燥した。得られた炭酸カルシウムをマイクロトラック
(日機装(株)社製)で測定した平均粒径は1.5μm
であった。
【0025】<製造例−2>前記製造例−1と同様の割
合に配合し、アトライター型媒体撹拌ミルの条件の内、
直径1.5mmのガラスビーズを用い撹拌時間を延長し
た他は製造例−1と同様にして湿式粉砕した重質炭酸カ
ルシウムを得た。得られた炭酸カルシウムをマイクロト
ラックで測定した平均粒子径は1.0μmであった。
【0026】<製造例−3>前記製造例−1と同様の割
合に配合し、アトライター型媒体撹拌ミルの条件の内、
直径1.0mmのガラスビーズを用い製造例−2より更
に撹拌時間を延長した他は製造例−1と同様にして湿式
粉砕した重質炭酸カルシウムを得た。得られた炭酸カル
シウムをマイクロトラックで測定した平均粒子径は0.
4μmであった。
【0027】<製造例−4>平均粒径30μmの粗粒重
質炭酸カルシウム(日本セメント社製乾式粉砕品)と水
との重量比が40/60となるように配合し、ここに前
記参考例−2で製造した水溶性カチオン性共重合体分散
剤を、重質炭酸カルシウム100重量部当たり0.06
重量部加え、テーブル式アトライター型媒体撹拌ミルを
用いてφ1.5mmのガラスビーズ、充填率170%、
周速10m/秒で湿式粉砕した。次いで350メッシユ
のスクリーンを通して分級し、350メッシユを通過し
たスラリーを(株)奈良機械製作所MSD−200媒体
流動乾燥機で乾燥した。得られた炭酸カルシウムをマイ
クロトラックで測定した平均粒径は1.0μmであっ
た。
【0028】実施例−1 (1)MFRが0.8g/10分、融点が164℃(D
SCピーク温度)、結晶化度67%のポリプロピレン
(三菱化学(株)社製)70重量%、高密度ポリエチレ
ン5重量%の混合物に前記製造例−1にて得られた平均
粒子径1.5μmの炭酸カルシウムを22重量%を配合
[イ]し、270℃に設定した押出機にて溶融混練した
後、シート状に押し出し、冷却装置にて50℃まで冷却
して無延伸シートを得た。このシートを135℃に加熱
した後縦方向に5倍延伸した。
【0029】(2)MFRが2g/10分のポリプロピ
レン(三菱化学(株)社製)40重量%と前記製造例−
1にて得られた平均粒子径が0.7μmの炭酸カルシウ
ムを60重量%を配合[ロ]し、押出機にて270℃で
溶融混練させた後、(1)の項にて製造して得られた5
倍延伸シートの両面に2台の押出機を用いて積層した。
この3層構造の積層シートを155℃の温度に加熱した
後、テンター延伸機を用いて横方向に8倍の延伸フィル
ムを得た。次いで春日電機(株)社製放電処理機を用い
て50w/m2・分のコロナ処理を行って、3層構造の
延伸フィルムを得た。この3層構造の延伸フィルムの各
層([ロ]/[イ]/[ロ])の厚みは、20μm/6
0μm/20μmでベック平滑度800秒、密度0.7
8g/cm3、空孔率35%であった。
【0030】比較例−1 (1)MFRが0.8g/10分、融点が164℃(D
SCピーク温度)、結晶化度67%のポリプロピレン
(三菱化学(株)社製)70重量%、高密度ポリエチレ
ン8重量%の混合物に、平均粒子径1.5μmの乾式粉
砕された炭酸カルシウム(日石カルシウム(株)社製)
を22重量%を配合[イ]し、270℃に設定した押出
機にて溶融混練した後、シート状に押し出し、冷却装置
により50℃まで冷却して、無延伸シートを得た。この
シートを135℃に加熱した後、縦方向に5倍延伸し
た。
【0031】(2)MFRが2g/10分のポリプロピ
レン(三菱化学(株)社製)40重量%と平均粒径が
1.5μmの乾式粉砕された重質炭酸カルシウム(日石
カルシウム(株)社製)を60重量%を配合[ロ]し、
押出機にて270℃で溶融混練させた後、(1)の項に
て製造して得た5倍延伸シートの両面に2台の押出機を
用いて積層した。この3層構造の積層シートを155℃
の温度に加熱した後、テンター延伸機を用いて横方向に
8倍の延伸フィルムを得た。次いで春日電機(株)社製
放電処理機を用いて50w/m2・分のコロナ処理を行
って、3層構造の延伸フィルムを得た。この3層構造の
延伸フィルムの各層([ロ]/[イ]/[ロ])の厚み
は、20μm/60μm/20μmでベック平滑度45
0秒、密度0.70g/cm3、空孔率41%であった。
【0032】比較例−2 (1)MFRが0.8g/10分、融点が164℃(D
SCピーク温度)、結晶化度67%のポリプロピレン
(三菱化学(株)社製)70重量%、高密度ポリエチレ
ン8重量%の混合物に、平均粒子径0.15μmの合成
された軽質炭酸カルシウム(日石カルシウム(株)社
製)を22重量%を配合[イ]し、270℃に設定した
押出機にて溶融混練した後、シート状に押し出し、冷却
装置により50℃まで冷却して、無延伸シートを得た。
このシートを135℃に加熱した後、縦方向に5倍延伸
した。
【0033】(2)MFRが2g/10分のポリプロピ
レン(三菱化学(株)社製)40重量%と平均粒径が
0.15μmの合成された軽質炭酸カルシウム(日石工
業(株)社製)を60重量%を配合[ロ]し、押出機に
て270℃で溶融混練させた後、(1)の項にて製造し
て得られた5倍延伸シートの両面に2台の押出機を用い
て積層した。この3層構造の積層シートを155℃の温
度に加熱した後、テンター延伸機を用いて横方向に8倍
の延伸フィルムを得た。次いで春日電機(株)社製放電
処理機を用いて50w/m2・分のコロナ処理を行っ
て、3層構造の延伸フィルムを得た。この3層構造の延
伸フィルムの各層([ロ]/[イ]/[ロ])の厚み
は、20μm/60μm/20μmであった。
【0034】実施例−2〜6 実施例−1の各層の配合[イ]、[ロ]を表−1記載の
ものに変更した以外は実施例−1に記載の方法と同様の
方法で積層延伸フィルムを得た。 実施例7 MFRが2g/10分、融点が164℃(DSCピーク
温度)、結晶化度87%のポリプロピレン(三菱化学
(株)社製)70重量%、高密度ポリエチレン8重量%
の混合物に、前記製造例−2にて得られた平均粒子径
1.0μmの炭酸カルシウムを22重量%配合した物を
[イ]とし、MFRが20g/10分のポリプロピレン
(三菱化学(株)社製)40重量%と前記製造例−2に
て得られた平均粒子径が1.0μmの炭酸カルシウムを
60重量%配合した物を[ロ]とし、これらを別々の押
出機にて270℃で溶融混練し、配合物[イ]が中心層
に、配合物[ロ]がその両側になる様に積層して共押出
し、冷却装置により冷却して無延伸の3層構造のシート
を得た。次いでこのシートを135℃に加熱した後、縦
方向に5倍延伸した1軸延伸フィルムを得た。更にこの
フィルム表面に春日電機(株)社製放電処理機を用いて
50w/m2・分のコロナ処理を行って、3層構造の延
伸フィルムを得た。この3層構造の延伸フィルムの各層
([ロ]/[イ]/[ロ])の厚みは、20μm/60
μm/20μmで、ベック平滑度950秒、密度0.8
5g/cm3、空孔率29%であった。
【0035】実施例−8 実施例−7の配合及び層構造[ロ]/[イ]/[ロ]
は、同条件で各層の厚みを変更した他は実施例−7と同
方法で3層構造の1軸延伸シートを得た。次いで、15
5℃に加熱したテンター延伸機を用いて横方向に8倍の
延伸を行って3層構造の2軸延伸フィルムを得た。更に
このフィルム表面に春日電機(株)社製放電処理機を用
いて50w/m2・分のコロナ処理を行って、3層構造
の延伸フィルムを得た。この3層構造の延伸フィルムの
各層([ロ]/[イ]/[ロ])の厚みは、15μm/
50μm/15μmでベック平滑度2000秒、密度
0.70g/cm3、空孔率42%であった。
【0036】比較例−3〜4 実施例−7の記載の方法に於いて配合物[イ]、[ロ]
を表−2に記載のものに変更した以外は、実施例−7記
載の方法と同様の方法にて積層延伸フィルムを得た。
【0037】比較例−5〜6 実施例−8記載の方法に於いて配合物[イ]、[ロ]を
表−2に記載のものに変更した以外は、実施例−8に記
載の方法と同様の方法にて積層延伸フィルムを得た。
【0038】実施例9,10、比較例−7 実施例1及び実施例7及び比較例1で得た合成紙の表面
に、キャノン(株)の水性インクジェットプリンターを
用い、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのカラー
印刷を施し、インクを乾燥した時間を調べたところ各
々、20秒、30秒、70秒であった。次いで、いずれ
の色も発色が十分であることを確認した後、印字された
合成紙の一部に、ニチバン(株)製粘着テープ「セロテ
ープ」(商品名)を印字面上に強く接着させ、次いで接
着面に沿ってすばやく粘着テープを剥離し、合成紙面上
のインクの残留程度を目視判定したところ、いずれもイ
ンク残存率95〜100%で良好であった。一方、印字
された合成紙を5分間流水中に浸した後、乾燥して画像
の残存の程度と、合成紙のしわの発生状況を調べたとこ
ろ、いずれも残存画像良好、しわの発生なしであった。
【0039】〔評価法〕合成紙の評価方法は以下の方法
によって実施した。 [光沢度]:JIS P−8142(75度)で測定し
た。 [表面層膜切れ]合成紙の表面を肉眼及び拡大倍率10
倍の拡大鏡で観察し下記の基準で判定した。 ナシ:肉眼及び拡大鏡に於いても表面に膜切れがない。 微少:肉眼では確認できないが、拡大鏡では僅かに膜切
れがみえる。実用上は問題ない。 有り:肉眼でも僅かにみえる。拡大鏡で膜切れが確認さ
れる。実用上問題有る。 多:肉眼でもはっきりと膜切れが確認される。実用上使
用出来ない。
【0040】(オフセット印刷性)合成紙を菊半裁に5
00枚断裁し、次いでオフセット印刷機(三菱重工
(株)製ダイヤ2型)で20℃、相対湿度50%雰囲気
下に於いてオフセット印刷を実施した。 <インク密着性>オフセット印刷されたサンプルのイン
ク表面に粘着テープ(ニチバン(株)製粘着テープ「セ
ロテープ」(商品名)を貼り付け、十分に押しつけた
後、粘着テープを一定の速度及び角度で引き剥がし、イ
ンクの取られ方を下記の基準により判定した。 ◎:フィルムの材料部が破壊される。 〇:インクが僅かに剥がれるが、実用上問題ない。 △:インクのほとんどが剥がれるが、剥離するとき抵抗
がある。実用上問題ある。 ×:インク全量が剥がされ、剥離するときの抵抗もな
い。実用上使用出来ない。
【0041】<インク転移濃度>墨インクの網点率10
0%部(ベタ部)を印刷した箇所を印刷濃度計(サカタ
インクス(株)マクベス900)で測定した。測定濃度
を下記基準により判定した。 ◎:測定濃度が1.5以上のもの 〇:測定濃度が1.2〜1.5のもの、実用上問題ない。 △:測定濃度が0.9〜1.2のもの、実用上問題。 ×:測定濃度が0.9以下のもの、実用上使用出来な
い。
【0042】<紙粉>500枚印刷終了後にブランケッ
ト上に堆積した紙粉の程度を目視にて下記基準で判定し
た。 ◎:ほとんど付着が認められない。 〇:僅かに付着は見られるが、印刷物に影響ない。 △:付着している。僅かに印刷物にも影響がでる量。 ×:多量に付着している。印刷物に大きく影響する量。
【0043】(グラビヤ印刷性)合成紙をAサイズに断
裁し、#8ロッドバーを用いてグラビヤインキ(東洋イ
ンキ(株)製CCST−16紅)を印刷した。印刷後室
内に1日放置後に下記評価を行った。 <インク密着性>印刷されたサンプルのインク表面に粘
着テープ(ニチバン(株)製粘着テープ「セロテープ」
(商品名)を貼り付け、十分に押しつけた後、粘着テー
プを一定の速度及び角度で引き剥がし、インクの取られ
方を下記基準により判定した。 ◎:フィルムの材料部が破壊される。 〇:インクが僅かに剥がれるが、実用上問題ない。 △:インクのほとんどが剥がれるが、剥離するとき抵抗
がある。実用上問題ある。 ×:インク全量が剥がされ、剥離するときの抵抗もな
い。実用上使用出来ない。 <白ヌケ>印刷された2枚のサンプルの印刷面に肉眼で
確認出来る程度の白くインクが抜けた個数を数えた。
【0044】
【表1】
【0045】
【表2】
【0046】
【発明の効果】表1および表2から見られるように、本
発明による合成紙は、オフセット印刷においても、グラ
ビア印刷においても、インクの密着性がよく、紙粉トラ
ブルもなく美麗な印刷ができることが判る。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)結晶性ポリオレフィン樹脂30〜
    80重量%、(B)炭酸カルシウム粒子100重量部
    を、ジアリルアミン塩およびアルキルアリルアミン塩よ
    り選ばれたアミン塩10〜95モル%とアクリルアミド
    およびメタクリルアミドより選ばれたアミド90〜5モ
    ル%との共重合体よりなる分散剤0.05〜2重量部の
    存在下、水性媒体中で湿式粉砕し、次いで乾燥した平均
    粒子径が0.3〜2μmの炭酸カルシウム粒子70〜2
    0重量%を含有する樹脂組成物を基材とする樹脂フィル
    ムを、上記成分Aの結晶性ポリオレフィン樹脂の融点よ
    り低い温度で延伸して得られる延伸樹脂フィルムよりな
    る合成紙。
  2. 【請求項2】 合成紙の次式で示される空孔率が10〜
    50%である請求項1記載の合成紙。 【数1】 ρ:延伸前の樹脂フィルムの密度 ρ :延伸後の樹脂フィルムの密度
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