JPH10203795A - フロントフォーク - Google Patents

フロントフォーク

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JPH10203795A
JPH10203795A JP1284297A JP1284297A JPH10203795A JP H10203795 A JPH10203795 A JP H10203795A JP 1284297 A JP1284297 A JP 1284297A JP 1284297 A JP1284297 A JP 1284297A JP H10203795 A JPH10203795 A JP H10203795A
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JP
Japan
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front fork
base material
absorbing member
shock absorbing
group
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JP1284297A
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Yasuyuki Ohira
康幸 大平
Mitsuo Hori
光雄 堀
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CCI Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のフロントフォークにおける衝撃吸収部
材と対比したとき、予測を遥かに超えた優れた衝撃吸収
性能を有する衝撃吸収部材を内蔵したフロントフォーク
を提供すること。 【解決手段】 車軸側アウターチューブ12とこのアウ
ターチューブ12内に摺動自在に挿入した車体側インナ
ーチューブ13とを備えたフロントフォーク11におい
て、前記アウターチューブ12とインナーチューブ13
との内部に、母材中に、前記母材における双極子モーメ
ント量を増加させる活性成分が配合されている衝撃吸収
部材14を内蔵したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車体と車軸間に介
装して路面から入力された振動等の衝撃を吸収緩和する
フロントフォーク、特には自転車用として好適なフロン
トフォークに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
フロントフォークとしては、車軸側アウターチューブと
車体側インナーチューブとの内部にスプリングを内蔵し
て、該スプリングのバネ力でクッションを効かせ、路面
からの振動等の衝撃を吸収緩和するようにしたもの、車
軸側アウターチューブと車体側インナーチューブとの内
部にオイルを封入してクッション用の空気圧縮力を確保
したダンパーを内蔵して、空気圧縮力によるバネ力でク
ッションを効かせ、路面からの振動等の衝撃を吸収緩和
するようにしたもの、上記スプリングとダンパーを併用
したものなどが知られている。
【0003】ところが、スプリングを内蔵したフロント
フォークにあっては、繰り返し伸縮すると応力疲労する
恐れがあり、長くその性能を保持することができないと
いう欠点があった。一方、ダンパーを内蔵したフロント
フォークは、十分な空気圧縮力を確保するために大量の
オイルを封入しなければならず、その分コスト高とな
り、重量も重くなっていた。またフロントフォークは、
オイル封入室や空気室、あるいはシリンダーやシャフト
といった多数の部材が必要で、複雑な構造となってい
た。
【0004】また前記スプリングとダンパーを併用した
もの、例えばフロントフォークを構成する左右2本のメ
ンバーの一方にスプリングを内蔵し、他方のメンバーに
ダンパーを内蔵したものにあっては、両方の欠点を補い
合い、良好な衝撃吸収性が得られるものの、該フロント
フォークを車体側及び車軸側に取り付けるときに左右の
バランスを取らなければならず、それは大変に煩雑であ
り、かつ熟練を要する作業であった。
【0005】また、前記スプリングやダンパーに代えて
ゴムや発泡ウレタンなどの弾性体を内蔵したフロントフ
ォークも提案されている。現在、このフロントフォーク
は自転車用として最も多用されている。それは、該フロ
ントフォークの構造がきわめて単純なものとなり、しか
も軽量化を計ることができるという理由からである。
【0006】ところが、弾性体を内蔵したフロントフォ
ークは、弾性体自体の衝撃吸収性能が低く、十分な衝撃
の吸収緩和ができなかった。
【0007】本発明者は、フロントフォーク、特には自
転車用フロントフォークとして、最も実用的な衝撃吸収
部材を内蔵したフロントフォークについて、鋭意研究を
重ねた結果、該フロントフォークに内蔵される衝撃吸収
部材(母材)における双極子モーメント量が、当該衝撃
吸収部材の衝撃吸収性能に深い関係を持っており、衝撃
吸収部材(母材)における双極子モーメント量を多くす
ることで、当該衝撃吸収部材の衝撃吸収性能を飛躍的に
向上させることができることを見い出した。
【0008】さらに発明者は、この研究を通して当該衝
撃吸収部材を構成する母材の誘電損率と衝撃吸収性能と
についても相互に関係性があり、誘電損率が高いものほ
ど、衝撃吸収性能が高いということを見い出したのであ
る。
【0009】本発明は、上述の知見に基づくことで完成
されたものであり、従来のフロントフォークにおける衝
撃吸収部材と対比したとき、予測を遥かに超えた優れた
衝撃吸収性能を有する衝撃吸収部材を内蔵したフロント
フォークを提供することを目的とするものである。
【0010】本発明の別の目的は、使用温度領域におい
て良好な衝撃吸収性能が発揮される衝撃吸収部材を内蔵
したフロントフォークを提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、車軸側アウターチューブと
このアウターチューブ内に摺動自在に挿入した車体側イ
ンナーチューブとを備えたフロントフォークにおいて、
前記アウターチューブとインナーチューブとの内部に、
母材中に、前記母材における双極子モーメント量を増加
させる活性成分が配合されている衝撃吸収部材を内蔵し
たことを特徴とするフロントフォークをその要旨とし
た。
【0012】請求項2記載の発明は、母材が、ポリ塩化
ビニル、塩素化ポリエチレン、アクリルゴム、アクリロ
ニトリル−ブタジエンゴム、スチレン−ブタジエンゴ
ム、及びクロロプレンゴムから選ばれる極性高分子より
なることを特徴とするフロントフォークをその要旨とし
た。
【0013】請求項3記載の発明は、母材が使用温度域
にガラス転移点を有する高分子よりなることを特徴とす
るフロントフォークをその要旨とした。
【0014】請求項4記載の発明は、活性成分が母材1
00重量部に対して10〜200重量部の割合で配合さ
れていることを特徴とするフロントフォークをその要旨
とした。
【0015】請求項5記載の発明は、活性成分が、メル
カプトベンゾチアジル基を含む化合物の中から選ばれた
1種若しくは2種以上であることを特徴とするフロント
フォークをその要旨とした。
【0016】請求項6記載の発明は、メルカプトベンゾ
チアジル基を含む化合物が、N、N−ジシクロヘキシル
ベンゾチアジル−2−スルフェンアミドであることを特
徴とするフロントフォークをその要旨とした。
【0017】請求項7記載の発明は、メルカプトベンゾ
チアジル基を含む化合物が、2−メルカプトベンゾチア
ゾールであることを特徴とするフロントフォークをその
要旨とした。
【0018】請求項8記載の発明は、メルカプトベンゾ
チアジル基を含む化合物が、ジベンゾチアジルスルフィ
ドであることを特徴とするフロントフォークをその要旨
とした。
【0019】請求項9記載の発明は、活性成分が、ベン
ゾトリアゾール基を持つ化合物の中から選ばれた1種若
しくは2種以上であることを特徴とするフロントフォー
クをその要旨とした。
【0020】請求項10記載の発明は、ベンゾトリアゾ
ール基を持つ化合物が、2−{2′−ハイドロキシ−
3′−(3″,4″,5″,6″テトラハイドロフタリ
ミデメチル)−5′−メチルフェニル}−ベンゾトリア
ゾールであることを特徴とするフロントフォークをその
要旨とした。
【0021】請求項11記載の発明は、ベンゾトリアゾ
ール基を持つ化合物が、2−{2′−ハイドロキシ−
5′−メチルフェニル}−ベンゾトリアゾールであるこ
とを特徴とするフロントフォークをその要旨とした。
【0022】請求項12記載の発明は、ベンゾトリアゾ
ール基を持つ化合物が、2−{2′−ハイドロキシ−
3′−t−ブチル−5′−メチルフェニル}−5−クロ
ロベンゾトリアゾールであることを特徴とするフロント
フォークをその要旨とした。
【0023】請求項13記載の発明は、ベンゾトリアゾ
ール基を持つ化合物が、2−{2′−ハイドロキシ−
3′,5′−ジ−t−ブチルフェニル}−5−クロロベ
ンゾトリアゾールであることを特徴とするフロントフォ
ークをその要旨とした。
【0024】請求項14記載の発明は、活性成分が、ジ
フェニルアクリレート基を持つ化合物の中から選ばれた
1種若しくは2種以上であることを特徴とするフロント
フォークをその要旨とした。
【0025】請求項15記載の発明は、ジフェニルアク
リレート基を持つ化合物が、エチル−2−シアノ−3,
3−ジ−フェニルアクリレートであることを特徴とする
フロントフォークをその要旨とした。
【0026】請求項16記載の発明は、衝撃吸収部材の
周波数110Hzにおける誘電損率が50以上であるこ
とを特徴とするフロントフォークをその要旨とした。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明のフロントフォーク
について詳しく説明する。図5に示すように、本発明の
フロントフォーク11は、車軸側アウターチューブ12
とアウターチューブ12内に摺動自在に挿入した車体側
インナーチューブ13とを備えており、前記アウターチ
ューブ12とインナーチューブ13との内部に、母材中
に、前記母材における双極子モーメント量を増加させる
活性成分が含まれている衝撃吸収部材14を内蔵したも
のである。
【0028】前記衝撃吸収部材における母材成分として
は、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、塩素化ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、エチレン−酢ビ共重合体、ポリメ
タクリル酸メチル、ポリフッ化ビニリデン、ポリイソプ
レン、ポリスチレン、スチレン−ブタジエン−アクリロ
ニトリル共重合体、スチレン−アクリロニトリル共重合
体、アクリロニトリル−ブタジエンゴム(NBR)、ス
チレン−ブタジエンゴム(SBR)、ブタジエンゴム
(BR)、天然ゴム(NR)、イソプレンゴム(IR)
などの高分子、これらをブレンドしたものなどを挙げる
ことができる。中でもポリ塩化ビニルは、成形性がよ
く、安価である点で好ましい。
【0029】このような高分子を母材成分とする衝撃吸
収部材における双極子モーメント量と衝撃吸収性能との
間には以下のような関係がある。一般に衝撃吸収部材に
おける衝撃吸収のメカニズムは、当該衝撃吸収部材に振
動等の衝撃が当たることで、そのエネルギーの一部が熱
エネルギーに返還され、ここに衝撃吸収性能が生じる。
つまり当該衝撃吸収部材に伝搬した振動がエネルギーの
変換によって減衰され、衝撃吸収が行われるということ
である。本発明者らは、この衝撃吸収のメカニズムを研
究していく過程で、当該衝撃吸収部材(母材)における
双極子の変位、双極子の復元作用によってエネルギーが
吸収(変換)され、衝撃吸収性能が生じるということを
発見した。
【0030】以下にその詳細を示す。図1には衝撃(例
えば振動)が伝わる前の当該衝撃吸収部材1内部(母
材)における双極子2の配置状態を示した。この双極子
2の配置状態は安定な状態にあると言える。ところが、
衝撃(例えば振動)が伝わることで、衝撃吸収部材1内
部(母材)に存在する双極子2には変位が生じ、図2に
示すように、衝撃吸収部材1内部(母材)における各双
極子2は不安定な状態に置かれることになり、各双極子
2は、図1に示すような安定な状態に戻ろうとする。
【0031】このとき、エネルギーの吸収(変換)が生
じることになる。こうした、衝撃吸収部材1内部(母
材)における双極子の変位、双極子の復元作用によるエ
ネルギーの吸収(変換)を通じて、衝撃吸収性能が生じ
ているものと考えられる。
【0032】上述の衝撃吸収のメカニズムから、図1及
び図2に示すような衝撃吸収部材1内部(母材)におけ
る双極子モーメントの量が大きくなればなる程、その衝
撃吸収部材1の持つ衝撃吸収性能も高くなると考えられ
る。このことから、衝撃吸収部材を構成する母材成分と
して、分子内部における双極子モーメント量がもともと
大きな素材を用いることは、より高い衝撃吸収性能を確
保する上で大変有用なことである。
【0033】分子内部における双極子モーメント量がも
ともと大きなものとしては、極性高分子を挙げることが
できる。この極性高分子として、具体的には、ポリ塩化
ビニル、塩素化ポリエチレン、アクリルゴム(AC
R)、アクリロニトリル−ブタジエンゴム(NBR)、
スチレン−ブタジエンゴム(SBR)、及びクロロプレ
ンゴム(CR)などを挙げることができる。
【0034】また本発明のフロントフォークは、路面か
らの振動などの衝撃を吸収緩和するものであり、その使
用時における温度(以下使用温度域という。)は、おお
よそ−20°C〜40°Cの範囲である。その使用温度
域においてガラス転移点を有する高分子を母材成分とし
て用いることは大変に有用なことである。なぜならば、
発明者らの実験によれば、高分子のガラス転移点付近で
衝撃吸収性能が最も発揮されるからである。
【0035】使用温度域にガラス転移点を有する高分子
としては、具体的にはポリ塩化ビニル、ポリエチレン、
ポリプロピレン、エチレン−酢ビ共重合体、ポリメタク
リル酸メチル、ポリスチレン、スチレン−ブタジエン−
アクリロニトリル共重合体などの高分子に、ジ−2−エ
チルヘキシルフタレート(DOP)、ジブチルフタレー
ト(DBP)、ジイソノニルフタレート(DINP)な
どの可塑剤を添加して、使用温度域にガラス転移点(T
g)を移動させたもの、あるいは高分子そのものが使用
温度域にガラス転移点(Tg)を有するアクリルゴム
(ACR)、アクリロニトリル−ブタジエンゴム(NB
R)、スチレン−ブタジエンゴム(SBR)、ブタジエ
ンゴム(BR)、天然ゴム(NR)、イソプレンゴム
(IR)、クロロプレンゴム(CR)、塩素化ポリエチ
レンなどの高分子などを挙げることができる。
【0036】尚、母材成分の選択に際しては、前記分子
内部における双極子モーメント量や使用温度域の他、取
り扱い性、成形性、入手容易性、温度性能(耐熱性や耐
寒性)、耐候性、価格なども考慮するのが望ましい。
【0037】活性成分とは、母材における双極子モーメ
ントの量を飛躍的に増加させる成分であり、当該活性成
分そのものが双極子モーメント量が大きいもの、あるい
は活性成分そのものの双極子モーメント量は小さいが、
当該活性成分が含まれることで、母材における双極子モ
ーメント量が飛躍的に増加するような成分をいう。
【0038】例えば所定の温度条件、エネルギーの大き
さとしたときの、衝撃吸収部材1内部(母材)に生じる
双極子モーメントの量が、衝撃吸収部材1(母材)に活
性成分が含まれることで、図3に示すように、同じ条件
の下で3倍とか、10倍とかいった量に増加することに
なるのである。これに伴って、エネルギーが伝達された
ときの双極子2の復元作用によるエネルギー消費量も飛
躍的に増大することになり、予測を遥かに超えた衝撃吸
収性能が生じることになると考えられる。
【0039】このような作用効果を導く活性成分として
は、例えばN、N−ジシクロヘキシルベンゾチアジル−
2−スルフェンアミド(DCHBSA)、2−メルカプ
トベンゾチアゾール(MBT)、ジベンゾチアジルスル
フィド(MBTS)、N−シクロヘキシルベンゾチアジ
ル−2−スルフェンアミド(CBS)、N−tert−
ブチルベンゾチアジル−2−スルフェンアミド(BB
S)、N−オキシジエチレンベンゾチアジル−2−スル
フェンアミド(OBS)、N、N−ジイソプロピルベン
ゾチアジル−2−スルフェンアミド(DPBS)などの
メルカプトベンゾチアジル基を含む化合物、
【0040】ベンゼン環にアゾール基が結合したベンゾ
トリアゾールを母核とし、これにフェニル基が結合した
2−{2′−ハイドロキシ−3′−(3″,4″,
5″,6″テトラハイドロフタリミデメチル)−5′−
メチルフェニル}−ベンゾトリアゾール(2HPMM
B)、2−{2′−ハイドロキシ−5′−メチルフェニ
ル}−ベンゾトリアゾール(2HMPB)、2−{2′
−ハイドロキシ−3′−t−ブチル−5′−メチルフェ
ニル}−5−クロロベンゾトリアゾール(2HBMPC
B)、2−{2′−ハイドロキシ−3′,5′−ジ−t
−ブチルフェニル}−5−クロロベンゾトリアゾール
(2HDBPCB)などのベンゾトリアゾール基を持つ
化合物、
【0041】あるいは、エチル−2−シアノ−3,3−
ジ−フェニルアクリレートなどのジフェニルアクリレー
ト基を含む化合物の中から選ばれた1種若しくは2種以
上を挙げることができる。
【0042】上述の活性成分の含有量としては、母材1
00重量部に対して10〜200重量部の割合が好まし
い。例えば活性成分の含有量が10重量部を下回る場
合、双極子モーメントの量を増大させるという十分な効
果が得られず、活性成分の含有量が200重量部を上回
る場合には、十分に相溶しなかったり、十分な機械的強
度が得られなかったりすることがある。
【0043】尚、前記母材に配合する活性成分を決定す
るに当たり、前述の双極子モーメントの量以外に、活性
成分と母材成分との相溶し易さ、すなわちSP値を考慮
し、その値の近いものを選択すると良い。
【0044】尚、双極子モーメントの量は、前述の母材
成分や活性成分の種類により様々に異なっている。ま
た、同じ成分を用いたとしても、エネルギーが伝達され
たときの温度により、その双極子モーメントの量は変わ
る。また、伝達されるエネルギーの大小によっても、双
極子モーメントの量は変わる。このため、適用時の温度
やエネルギーの大きさなどを考慮して、そのとき最も大
きな双極子モーメント量となるように、母材成分や活性
成分を適宜選択して用いるのが望ましい。
【0045】また、上記母材中には活性成分の他に、衝
撃吸収性能をさらに向上させる目的で、また部材の機械
的強度を高める目的で、マイカ鱗片、ガラス片、グラス
ファイバー、カーボンファイバー、炭酸カルシウム、バ
ライト、沈降硫酸バリウム等のフィラーを充填すること
ができる。この場合、フィラーの充填量は、10〜80
重量%が好ましい。例えばフィラーの充填量が10重量
%を下回る場合には、フィラーを充填しても十分な吸収
性能の向上がみられず、反対にフィラーの充填量を80
重量%を上回る量としても、現実に充填できなかった
り、衝撃吸収部材の強度がかえって低下してしまったり
するといった弊害を招くことになる。
【0046】本発明のフロントフォークにおける衝撃吸
収部材は、上記母材成分に活性成分、その他必要に応じ
てフィラー、分散剤、増粘剤などを配合した配合物を、
ディゾルバー、バンバリーミキサー、プラネタリーミキ
サー、グレンミル、オープンニーダ、真空ニーダなどの
従来公知の混合分散機によって分散混合して製造され
る。
【0047】上記の如く母材中に活性成分を配合するこ
とで、双極子モーメントの量が飛躍的に増加し、もって
衝撃吸収部材は高い衝撃吸収性能を発揮するに至るので
あるが、母材に活性成分を配合した衝撃吸収部材におけ
る双極子モーメントの量は、図4に示すA−B間におけ
る誘電率(ε′)の差として表される。すなわち図4に
示すA−B間における誘電率(ε′)の差が大きければ
大きいほど、双極子モーメントの量が大きいということ
になる。
【0048】さて、図4は誘電率(ε′)と誘電損率
(ε″)との関係を示したグラフであるが、このグラフ
に示す誘電率(ε′)と誘電損率(ε″)との間には、
誘電損率(ε″)=誘電率(ε′)×誘電正接(tan
δ)といった関係が成り立っている。
【0049】本発明者らは、フロントフォークにおける
衝撃吸収部材についての研究を通して、ここでいう誘電
損率(ε″)が高ければ高いほど、エネルギー吸収性、
衝撃吸収性能も高いということを見い出したのである。
【0050】この知見に基づいて、上述の衝撃吸収部材
における誘電損率(ε″)を調べたところ、周波数11
0Hzにおける誘電損率が50以上であるとき、該衝撃
吸収部材は優れた衝撃吸収性能を有していることが解っ
た。
【0051】以上述べた衝撃吸収部材がアウターチュー
ブとインナーチューブとの内部に内蔵されているのであ
る。具体的には図5に示すように、衝撃吸収部材14は
アウターチューブ12とインナーチューブ13との内
部、例えば車軸16側のアウターチューブ12底部と車
体側のインナーチューブ13下端部との間に内蔵されて
いて、路面から入力された振動等の衝撃を吸収緩和する
ようになっている。
【0052】図5において15は、該フロントフォーク
11を車体側に固定するためのブラケットを示してい
る。尚、図5に示す態様は、車体側のインナーチューブ
13が車軸側のアウターチューブ12に侵入して収縮し
たときに、アウターチューブ12底部とインナーチュー
ブ13下端部との間に内蔵された衝撃吸収部材14が、
路面からの衝撃を吸収緩和するようにしたものであり、
該フロントフォーク11の伸張時における衝撃を吸収緩
和する手段は有していない。
【0053】図7及び図8に示す態様は、該フロントフ
ォーク11が収縮時と伸張時とにおいて、その衝撃を吸
収緩和できるようにしたものである。すなわち図6に示
すフロントフォーク11は、車軸16側のアウターチュ
ーブ12と車体側にブラケット15を介して固定された
インナーチューブ13とを有しており、インナーチュー
ブ13は前記アウターチューブ12内に摺動自在に挿入
されるようになっている。前記アウターチューブ12底
部中央には断面略T字状の支持杆17が起立しており、
この支持杆17の上端面とインナーチューブ13の上端
部に取り付けられたキャップ20との間にはコイル状の
懸架スプリング19が介在し、インナーチューブ13を
アウターチューブ12に対し非挿入方向に(該フロント
フォーク11が伸張する方向に)付勢している。
【0054】インナーチューブ13の下端は前記支持杆
17の上端より下方まで延長しており、このインナーチ
ューブ13の下端内側にはストッパー21を設けてい
る。このストッパー21と前記支持杆17の上端との間
にリング状の衝撃吸収部材14が介装されている。
【0055】このフロントフォーク11は、インナーチ
ューブ13がアウターチューブ12内において懸架スプ
リング19のバネ力によって収縮方向への衝撃が吸収緩
和されるようになっており、かつ伸張時にはストッパー
21と前記支持杆17の上端との間に介装された衝撃吸
収部材14によってその衝撃が吸収緩和されるようにな
っている。
【0056】尚、衝撃吸収部材の大きさや形状は任意で
あり、フロントフォークの大きさや形状、インナーチュ
ーブとアウターチューブとの内部においてどのように用
いられるか、何処に用いられるかによって適宜変更する
ことができる。例えば図5に示す衝撃吸収部材14は、
図6に示すように、アウターチューブ12の底部の形状
に対応した円筒形状をなしており、その外表面には衝撃
が加わったときにその衝撃に対して均等に該衝撃吸収部
材が変形するように、周囲には多数の溝14bが形成さ
れている。また図7及び図8に示す態様において、衝撃
吸収部材14は、ドーナッツ型をなしている。
【0057】
【実施例】
実施例 塩素化ポリエチレン50重量%に対しDCHBSA(こ
の時の試料温度は22°C)を50重量%の割合で配合
し、これを図8に示すような径28mm、高さ30mm
の円筒状であって周囲に溝14bを有する形状に成形
し、これを衝撃吸収部材とした。
【0058】比較例1 MCUエラストマー(TANGE CORPORETI
ON製)を用いた以外は実施例と同様にして衝撃吸収部
材を成形した。
【0059】比較例2 塩素化ポリエチレン100重量%とした以外は実施例と
同様にして衝撃吸収部材を成形した。
【0060】比較例3 NBR(硬度70°)100重量%とした以外は実施例
と同様にして衝撃吸収部材を成形した。
【0061】上記実施例、比較例1、2及び3の各衝撃
吸収部材について、誘電正接(tanδ)、誘電損率
(ε″)及び誘電率(ε′)を測定したところ、表1の
ような結果となった。
【0062】表1
【0063】また、上記各衝撃吸収部材について衝撃吸
収試験を行った。試験は、図9に示すように、各衝撃吸
収部材14を、アウターチューブ12底部とインナーチ
ューブ13下端部との間に内蔵させ、アウターチューブ
12側のプレート24上に12kgの重りを50mmの
高さから落下させ、そのときの衝撃をインナーチューブ
13側に取り付けた振動ピックアップ22(NP−60
1、株式会社製)で測定し、これをFFTアナライザー
23(株式会社小野測器製)で増幅することで行った。
その結果を図10に示す。尚、比較のため、衝撃吸収部
材を内蔵しないフロントフォーク(未対策)について
も、衝撃吸収試験を行った。また試験は、暗振動:4
4.80dB、温度:17°Cの条件下で行い、試験結
果は50回の平均値として示した。
【0064】図10から明らかなように、未対策の振動
加速度レベルが65〜70dBであるのに対し、従来品
である比較例1の衝撃吸収部材を内蔵したものは60d
Bと、5〜10dBだけ衝撃の吸収緩和がなされ、NB
Rを母材とする比較例3の衝撃吸収部材を内蔵したもの
は63〜65dB、塩素化ポリエチレンを母材とする比
較例2の衝撃吸収部材を内蔵したものは50〜55dB
という衝撃の吸収効果がみられ、同じく塩素化ポリエチ
レンを母材とし、これにDCHBSAを配合した実施例
に係る衝撃吸収部材を内蔵したものは、45〜50dB
と、未対策のフロントフォーク、従来の比較例1のもの
に比べ、その衝撃吸収性能は15〜20dBもの差とし
て現れた。この結果から、実施例に係る衝撃吸収部材
は、従来品からは予測を遥かに超えた優れた衝撃吸収性
能を有することが確認された。
【0065】
【発明の効果】本発明のフロントフォークは、従来のフ
ロントフォークにおける衝撃吸収部材と対比したとき、
予測を遥かに超えた優れた衝撃吸収性能を有する衝撃吸
収部材を内蔵しており、路面からの振動等の衝撃を確実
に吸収緩和することができる。
【0066】また、このフロントフォークにおける衝撃
吸収部材が、周波数110Hzにおける誘電損率が50
以上の場合には、従来のフロントフォークにおける衝撃
吸収部材からは予想できないほどの優れた衝撃収性能が
発揮される。
【図面の簡単な説明】
【図1】衝撃吸収部材(母材)における双極子を示した
模式図。
【図2】エネルギーが伝わったときの衝撃吸収部材(母
材)における双極子の状態を示した模式図。
【図3】母材中に活性成分が配合されたときの衝撃吸収
部材における双極子の状態を示した模式図。
【図4】衝撃吸収部材(母材)における誘電率(ε′)
と誘電損率(ε″)との関係を示したグラフ。
【図5】本発明の衝撃吸収部材を内蔵したフロントフォ
ークを模式的に示した模式図。
【図6】図5に示す衝撃吸収部材を示した拡大斜視図。
【図7】本発明の衝撃吸収部材を内蔵したフロントフォ
ークの別例を模式的に示した模式図。
【図8】図7に示すフロントフォークの別の状態を示し
た拡大断面図。
【図9】実施例、比較例1及び2の各衝撃吸収部材の振
動加速度レベルを測定する装置を模式的に示した模式
図。
【図10】実施例、比較例1及び2の各衝撃吸収部材の
振動加速度レベルを示したグラフ。
【符号の説明】
1・・・衝撃吸収部材(母材) 2・・・双極子 11・・・フロントフォーク 12・・・アウターチューブ 13・・・インナーチューブ 14・・・衝撃吸収部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C08L 13/00 C08L 13/00 23/28 23/28 27/06 27/06 F16F 7/00 F16F 7/00 F

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車軸側アウターチューブとこのアウター
    チューブ内に摺動自在に挿入した車体側インナーチュー
    ブとを備えたフロントフォークにおいて、 前記アウターチューブとインナーチューブとの内部に、
    母材中に、前記母材における双極子モーメント量を増加
    させる活性成分が配合されている衝撃吸収部材を内蔵し
    たことを特徴とするフロントフォーク。
  2. 【請求項2】 前記母材が、ポリ塩化ビニル、塩素化ポ
    リエチレン、アクリルゴム、アクリロニトリル−ブタジ
    エンゴム、スチレン−ブタジエンゴム、及びクロロプレ
    ンゴムから選ばれる極性高分子よりなることを特徴とす
    る請求項1記載のフロントフォーク。
  3. 【請求項3】 前記母材が使用温度域にガラス転移点を
    有する高分子よりなることを特徴とする請求項1記載の
    フロントフォーク。
  4. 【請求項4】 前記活性成分が母材100重量部に対し
    て10〜200重量部の割合で含まれていることを特徴
    とする請求項1〜3のいずれかに記載のフロントフォー
    ク。
  5. 【請求項5】 前記活性成分が、メルカプトベンゾチア
    ジル基を含む化合物の中から選ばれた1種若しくは2種
    以上であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに
    記載のフロントフォーク。
  6. 【請求項6】 前記メルカプトベンゾチアジル基を含む
    化合物が、N、N−ジシクロヘキシルベンゾチアジル−
    2−スルフェンアミドであることを特徴とする請求項5
    記載のフロントフォーク。
  7. 【請求項7】 前記メルカプトベンゾチアジル基を含む
    化合物が、2−メルカプトベンゾチアゾールであること
    を特徴とする請求項5記載のフロントフォーク。
  8. 【請求項8】 前記メルカプトベンゾチアジル基を含む
    化合物が、ジベンゾチアジルスルフィドであることを特
    徴とする請求項5記載のフロントフォーク。
  9. 【請求項9】 前記活性成分が、ベンゾトリアゾール基
    を持つ化合物の中から選ばれた1種若しくは2種以上で
    あることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の
    フロントフォーク。
  10. 【請求項10】 前記ベンゾトリアゾール基を持つ化合
    物が、2−{2′−ハイドロキシ−3′−(3″,
    4″,5″,6″テトラハイドロフタリミデメチル)−
    5′−メチルフェニル}−ベンゾトリアゾールであるこ
    とを特徴とする請求項9記載のフロントフォーク。
  11. 【請求項11】 前記ベンゾトリアゾール基を持つ化合
    物が、2−{2′−ハイドロキシ−5′−メチルフェニ
    ル}−ベンゾトリアゾールであることを特徴とする請求
    項9記載のフロントフォーク。
  12. 【請求項12】 前記ベンゾトリアゾール基を持つ化合
    物が、2−{2′−ハイドロキシ−3′−t−ブチル−
    5′−メチルフェニル}−5−クロロベンゾトリアゾー
    ルであることを特徴とする請求項9記載のフロントフォ
    ーク。
  13. 【請求項13】 前記ベンゾトリアゾール基を持つ化合
    物が、2−{2′−ハイドロキシ−3′,5′−ジ−t
    −ブチルフェニル}−5−クロロベンゾトリアゾールで
    あることを特徴とする請求項9記載のフロントフォー
    ク。
  14. 【請求項14】 前記活性成分が、ジフェニルアクリレ
    ート基を持つ化合物の中から選ばれた1種若しくは2種
    以上であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに
    記載のフロントフォーク。
  15. 【請求項15】 前記ジフェニルアクリレート基を持つ
    化合物が、エチル−2−シアノ−3,3−ジ−フェニル
    アクリレートであることを特徴とする請求項14記載の
    フロントフォーク。
  16. 【請求項16】 前記衝撃吸収部材の周波数110Hz
    における誘電損率が50以上であることを特徴とする請
    求項1〜15のいずれかに記載のフロントフォーク。
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