JPH1020377A - 蓋体の開閉装置 - Google Patents

蓋体の開閉装置

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JPH1020377A
JPH1020377A JP8179021A JP17902196A JPH1020377A JP H1020377 A JPH1020377 A JP H1020377A JP 8179021 A JP8179021 A JP 8179021A JP 17902196 A JP17902196 A JP 17902196A JP H1020377 A JPH1020377 A JP H1020377A
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JP
Japan
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lid
locking member
opening
coil spring
housing
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Application number
JP8179021A
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English (en)
Inventor
Takeshi Watabe
剛 渡部
Hiroshi Murakami
洋 村上
Nobuaki Sasagaki
信明 笹垣
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ばねで係止方向に付勢している蓋係止部材を
押しのけて蓋体を閉じた時に発生するばねの振動による
音や蓋係止部材の閉蓋時の動きで生じる衝突音を低減す
る。 【解決手段】 開閉自在な蓋体2に設けた係合爪2bに
係合することにより蓋体を閉蓋位置で係止する係合部3
bを備えた蓋係止部材3を、筐体に摺動自在に設ける。
この蓋係止部材を、引張りコイルばね4によって係止方
向に付勢する。この蓋係止部材が係止方向に移動したと
きにその移動を制限する筐体の当接部1cに当接する前
記蓋係止部材の被当接部3dに、緩衝部材10を接着に
より設ける。この緩衝部材の一部をばねに接触させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえばスチルカ
メラやビデオカメラのような撮像装置において、筐体の
開口部に開閉自在に設ける蓋体の開閉装置に関し、特に
この蓋体の開閉時に発生する音を低減する機能を備えた
蓋体の開閉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえばスチルカメラ等の撮像装置にお
いて、開閉蓋である裏蓋の開閉装置には、付勢手段とし
て引張りコイルばねによって係止方向に付勢した蓋係止
部材を用いたものが知られている。
【0003】これを図5を用いて説明すると、符号1は
カメラのような撮像装置の筐体、2は筐体1の開口部1
aを開閉するように設けた蓋体としての裏蓋である。こ
の裏蓋2の一側部(紙面に垂直な方向の一側)は、筐体
1に蝶番機構(図示せず)を介して開閉自在に構成さ
れ、図中白抜き矢印方向に押圧されることにより裏蓋2
が閉じられることになる。なお、この図は裏蓋2を閉じ
る途中の状態を示す。
【0004】この裏蓋2の他側部裏面側(筐体1側の
面)には、カム面2aを有する係合爪2bを設けてい
る。3はこの裏蓋2に設けた係合爪2bと係合する略L
字状を呈しカム面3aを有する係合部3bを備えた蓋係
止部材であり、この蓋係止部材3は、筐体1に設けた突
起部1bが長溝3cに係入することにより、前記裏蓋2
の開閉方向に直交する方向(図中矢印方向)に摺動自在
に設けられている。
【0005】この蓋係止部材3に設けた係合部3bは、
筐体1の開口部1aから裏蓋2側に突出し、その先端部
が前記裏蓋2の係合爪2bと係合可能に構成されてい
る。4はこの蓋係止部材3と筐体1との間に掛け渡した
引張りコイルばねであり、この引張りコイルばね4によ
り蓋係止部材3は係合部3bによる係合爪2bの係止方
向に付勢されている。そして、蓋係止部材3は、この付
勢力によってその係止方向の被ストッパ部としての端部
3dが、筐体1側の一部にストッパ部として設けた移動
制限面1cに当てるように構成されている。
【0006】このような構造において、裏蓋2を閉じる
と、その係合爪2bのカム面2aが蓋係止部材3の係合
部3bのカム面3aに係合し、さらに閉じ操作を続ける
ことにより、カム面2a,3aどおしのカム作用によっ
て、蓋係止部材3は、図5に示すように引張りコイルば
ね4の付勢力に抗して反係止方向に移動し、係合爪2b
が係合部3bを移動させて乗り越える。乗り越えると、
係合部3bは係合爪2bの内側に係合する状態になり、
このときに引張りコイルばね4の付勢力によって蓋係止
部材3は元の位置に復帰動作し、係合爪2bと係合部3
bとの係合状態を得て裏蓋2を閉蓋状態で係止すること
になる。
【0007】このとき、蓋係止部材3は、その係止方向
の端部3dが筐体1側のストッパである移動制限面1c
に当たることにより停止されてその状態を維持する。ま
た、裏蓋2を開くときは、図示しないが適宜の手動操作
用つまみによって蓋係止部材3を係止解除方向に指で摺
動させることにより、係合部3bの係合爪2bへの係合
を解除し、裏蓋2を開けることができる。つまみへの操
作をやめると、蓋係止部材3はばね4の付勢力で元の位
置まで戻る。
【0008】上述した従来における裏蓋の開閉装置で
は、たとえば裏蓋2を閉じる際に発生する音のうち、引
張りコイルばね4の振動音が問題となっている。このよ
うなばね4の振動音を抑えるために、図5に示すように
ばね4に側方から接する接触部材6を設けたものが、た
とえば特開平7−191396号公報によって提案され
ている。すなわち、図5では、蓋係止部材3に接触部材
6を設け、この接触部材6をばね4の側部に接触させる
ことにより、このばね4に生じる振動による音の発生を
防止している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の装置では、裏蓋2の閉蓋時において蓋係止部材3を付
勢する引張りコイルばね4そのものから発生する音は低
減できるが、それ以外に裏蓋2の閉蓋時に生じる音、た
とえばこの蓋係止部材3(3d)とその移動を制限する
筐体1側の部材(1c)との間で発生する衝突音を防ぐ
ことはできなかった。そして、このような衝突音を防ぐ
ためには、上述した蓋係止部材3(3d)とその移動の
制限部材1cとの間に、別部材である緩衝部材を適宜設
ける必要があった。
【0010】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、蓋体を閉じた時に発生するばねの振動によ
る音(ばねの振動音)と蓋係止部材の閉蓋時の動きで生
じる衝突音を簡単な構造によって低減することができる
蓋体の開閉装置を得ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために本発明に係る蓋体の開閉装置は、筐体の開口部
に開閉自在な蓋体に設けた係合爪と係合することにより
蓋体を閉蓋位置で係止する係合部を有し筐体に摺動自在
でかつ引張りコイルばねによって係止方向に付勢してい
る蓋係止部材を備え、この蓋係止部材が係止方向に移動
したときに当たることによりその移動を制限するストッ
パ部を筐体に設け、この筐体のストッパ部とこれに当て
られる前記蓋係止部材の係止方向の端部との間に緩衝部
材を設けるとともに、この緩衝部材の一部を前記引張り
コイルばねに接触させたものである。
【0012】また、本発明に係る蓋体の開閉装置は、緩
衝部材における引張りコイルばねへの接触部およびこれ
に近接する部分を除いた大部分を、蓋係止部材の蓋体の
ストッパ部に当たる係止方向の端部に接着により固定
し、さらにこの緩衝部材における引張りコイルばねへの
接触部に近接する部分に、くびれ部を設けたものであ
る。
【0013】本発明によれば、蓋体を閉じて係合爪の先
端側のカム面を、蓋係止部材の係合部の先端側のカム面
に係合させると、カム面どおしのカム作用によって蓋係
止部材は引張りコイルばねの付勢力に抗して反係合方向
に移動する。そして、係合爪が係合部を乗り越えたとき
に蓋係止部材は引張りコイルばねの付勢力によって係止
方向に復帰移動し、係合爪に対して係合部が係合すると
ともに、この蓋係止部材の係止方向の端部が筐体側のス
トッパ部に当たることにより移動を制限されて停止す
る。
【0014】このとき、本発明によれば、蓋係止部材に
設けた緩衝部材の接触部が引張りコイルばねに接触して
いるから、この引張りコイルばねが蓋体の開閉や蓋係止
部材の摺動動作によって振動することによる音を抑える
ことができる。さらに、本発明によれば、この緩衝部材
によって、蓋係止部材が、蓋体の閉蓋時において、係合
爪に係合部を係合させたときに引張りコイルばねの付勢
力で引き寄せられて移動を制限する他の部品である筐体
側のストッパ部に衝突する際の衝突音を抑えることもで
きる。
【0015】蓋係止部材は、長尺なレバー形状を呈し、
筐体の側壁部に摺動自在に支持されるとともに、引張り
コイルばねにより係止方向に付勢されている。そして、
この蓋係止部材は、蓋体の開蓋時に手動操作で係止解除
方向に摺動するとともに、蓋体の閉蓋時に蓋体側の係合
爪の係合部への係合によって係止解除方向に移動する。
緩衝部材は、蓋係止部材の係止方向側の端面に接着、そ
の他の固着手段によって固定され、その一部の接触部が
引張りコイルばねに接触する状態となっている。この緩
衝部材の接触部およびこれに近接する部分を未接着状態
とし、かつその一部を弾性変形可能となるように幅狭形
状で形成したくびれ部を設けている。
【0016】
【発明の実施の形態】図1ないし図4は本発明に係る蓋
体の開閉装置の一つの実施の形態を示し、これらの図に
おいて、前述した図5と同一または相当する部分には同
一番号を付して説明は省略する。図1、図2は係合爪を
有する蓋体(裏蓋)を筐体側に押し込んで閉じる途中の
状態を示し、図4は蓋体(裏蓋)を閉じた状態を示す。
図3(a)は上述した図1、図2において要部となる緩
衝部材の蓋係止部材への付設状態を示し、図3(b)は
その変形例を示す。なお、この実施の形態では、本発明
をカメラのような撮像装置の裏蓋の開閉部に採用した場
合について説明する。
【0017】本発明によれば、開閉自在な裏蓋2の係合
爪2bと係合することにより裏蓋2を閉蓋位置で係止す
る係合部3bを有し引張りコイルばね4によって係止方
向に付勢されている蓋係止部材3において、筐体1側の
ストッパ部1cに対して当接する蓋係止部材3の被スト
ッパ部となる係止方向の端部3dに、図1、図2および
図3(a)に示すように、シート状の緩衝部材10を設
けるとともに、この緩衝部材10の一部に、引張りコイ
ルばね4に側方から接触させることによりこの引張りコ
イルばね4の振動による音を低減する接触部10aを設
けたものである。
【0018】前記緩衝部材2は、たとえばゴム、合成樹
脂、不織布等のようにある程度柔軟性と弾性を有する材
料で形成するとよい。そして、この緩衝部材2は、蓋係
止部材3の係止方向の端部3dに対して接着剤、両面粘
着テープ等により接着により固定している。このとき、
この緩衝部材2の一部に延設させた接触部10aを、引
張りコイルばね4に対して側方から接触するように取付
ける。なお、この実施の形態では、この緩衝部材10
を、蓋係止部材3に設けているが、筐体1側のストッパ
部1cに設けてもよい。また、緩衝部材10の固定手法
としては、上述した接着に限らず、ビス止め等であって
もよい。
【0019】以上のような構造による開閉装置によれ
ば、裏蓋2を閉じる際の動作は以下のようになる。すな
わち、裏蓋2を図1中閉じ方向に押圧して閉じる際に、
係合爪2bの先端カム面2aを、蓋係止部材3の係合部
3bの先端カム面3aに係合させると、このカム面2
a,3aどおしのカム作用によって、この蓋係止部材3
は引張りコイルばね4の付勢力に抗して反係止方向(係
止解除方向である図中下方向)に一旦押下げ移動する。
さらに、裏蓋2を閉じると、蓋係止部材3は、その係合
部3bが係合爪2bに係合可能となった位置で、係合爪
2bに対して係合部3bが噛合う。このとき、蓋係止部
材3は、引張りコイルばね4の付勢力で係止方向(図中
上方向)に一気に移動する。
【0020】そして、この蓋係止部材3は、その係止方
向の端部3dが筐体1側のストッパ部1cに衝突するこ
とにより移動が制限されて停止する。このとき、蓋係止
部材3の係止方向の端部3dには前述したように緩衝部
材10が設けられていることから、上述した衝突時の音
は、この緩衝部材10の緩衝作用で抑制されることにな
る。
【0021】また、この蓋係止部材3が係止方向の端部
3dのストッパ部1cへの衝突で急停止されることによ
って、引張りコイルばね4には振動しようとする力が働
く。しかし、この引張りコイルばね4の側部に前記緩衝
部材10の接触部10aが常に接触しているために、引
張りコイルばね4の振動が抑制され、結果としてばね4
の振動による音を抑えることができる。
【0022】ここで、上述した実施の形態では、図3
(a)に示すように、緩衝部材10のほとんどの部分
を、図中10bで示すように蓋係止部材3の係止方向の
端部3d上に接着により固定しているが、本発明はこれ
に限定されず、たとえば図3(b)に示すような別の実
施の形態も考えられる。
【0023】すなわち、この実施の形態では、図3
(b)に示すように、緩衝部材10における蓋係止部材
3側への接着部分10bとは別に未接着部を側方に延設
し、この未接着部の先端を引張りコイルばね4への接触
部10aとするように構成している。なお、この緩衝部
材10における接着部分10bを、上述した接触部10
aを有する未接着部とは分けて接着剤で接着するときに
は、図中10cで示すような凹部を設け、ここから粘度
の低い接着剤を流し込むことにより実現できる。
【0024】さらに、この実施の形態では、緩衝部材1
0での未接着部において、引張りコイルばね4への接触
部10aに近接する部分が幅狭となるようにくびれ部1
0dを形成している。すなわち、蓋係止部材3を図中上
下方向に摺動動作させたときに、緩衝部材10は引張り
コイルばね4と僅かではあるが摺接することになる。こ
のとき、緩衝部材10は煽られることになり、次第に蓋
係止部材3との接着が剥がれてしまうおそれがある。こ
れは、緩衝部材10の剛性のために端部が煽られると全
体が変形して接着を剥がそうとする力が生じるためであ
る。
【0025】そこで、このような煽りによる緩衝部材1
0の変形を少しでも抑えることができるように、引張り
コイルばね4との接触部10aに近接する部分にくびれ
部10dを設け、ここで積極的に弾性変形させることに
より、接着部分10bへの影響を抑えるようにしてい
る。
【0026】なお、本発明は上述した実施の形態で説明
した構造には限定されず、各部の形状、構造等を適宜変
形、変更し得ることは言うまでもない。たとえば蓋体の
開閉装置として、カメラのような撮像装置における裏蓋
の開閉部を例示したが、本発明はこれに限定されず、種
々の分野における蓋体の開閉部分に適用することができ
る。また、蓋体2やその係合爪2bの形状、蓋係止部材
3やその係合部3b、さらに緩衝部材10の構造や形状
は、必要に応じて変形すればよい。
【0027】
【実施例】蓋体の開閉装置として、カメラのような撮像
装置における筐体1と裏蓋2との開閉装置を示す。蓋係
止部材3は長尺なレバー状を呈し、筐体1の側壁部に摺
動自在に支持されるとともに、引張りコイルばね4によ
り係止方向に付勢されている。そして、この蓋係止部材
3は、蓋体2の開蓋時に手動操作で係止解除方向に摺動
するとともに、蓋体2の閉蓋時に蓋体2側の係合爪2b
の係合部3bへの係合によって係止解除方向に移動す
る。緩衝部材10はシート形状で形成され、蓋係止部材
3の係止方向側の端面1cに接着により固定され、その
一部に延設した接触部10aをばね4に接触させた状態
である。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る蓋体の
開閉装置によれば、開閉自在な蓋体に設けた係合爪と係
合することにより蓋体を閉蓋位置で係止する係合部を有
し筐体に摺動自在に設けられかつ引張りコイルばねで係
止方向に付勢されている蓋係止部材を備え、これが係止
方向に移動したときに当たることで移動を制限するスト
ッパ部を前記筐体に設け、この筐体のストッパ部とこれ
に対向する蓋係止部材の係止方向の端部との間に緩衝部
材を設けるとともに、この緩衝部材の一部を引張りコイ
ルばねに接触させているので、簡単な構成であるにもか
かわらず、以下に述べる優れた効果を奏する。
【0029】本発明によれば、付勢手段である引張りコ
イルばねで係止方向に付勢され閉蓋時に係止解除方向に
移動させられるとともに蓋体との係合時に引張りコイル
ばねによって係止方向に復帰移動する蓋係止部材の被ス
トッパ部である係止方向の端部に緩衝部材を接着により
設けていることから、一つの緩衝部材で二つの機能をも
たせることができる。すなわち、蓋体を閉じたときに引
張りコイルばねの付勢力で移動する蓋係止部材の係止方
向の端部が、その移動を制限する筐体側のストッパ部に
衝突するが、これらの間に緩衝部材があることから、こ
の衝突音を低減することができる。また、蓋体を閉じた
ときに引張りコイルばねもそのものが振動することによ
り音が生じるが、前記緩衝部材の一部を接触部として常
に接触させているから、振動を抑えることができ、音を
低減することができる。
【0030】特に、本発明によれば、これらの効果を一
つの緩衝部材によって行っているので、構造が簡単で、
組込みスペースの面でも優れ、コストも節減することが
できる。
【0031】また、本発明に係る蓋体の開閉装置によれ
ば、緩衝部材における引張りコイルばねへの接触部およ
びこれに近接する部分を除いた大部分を、蓋係止部材に
おける蓋体のストッパ部に当たる端面に接着により固定
し、さらにこの緩衝部材における引張りコイルばねへの
接触部に近接する部分にくびれ部を設けているので、上
述した作用効果は勿論、これに加えて緩衝部材の剥がれ
を防ぐことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る蓋体の開閉装置の一つの実施の
形態を示し、その要部の構成を示す正面図である。
【図2】 図1の左側面図である。
【図3】 (a)は図1において要部となる蓋係止部材
と緩衝部材と引張りコイルばねとの関係を示す上面図、
(b)は(a)の変形例を示す図である。
【図4】 図1の状態から蓋体を閉じたときの状態での
要部の構成を示す正面図である。
【図5】 従来の蓋体の開閉装置を説明するための図で
ある。
【符号の説明】
1…カメラのような撮像装置の筐体、1a…筐体の開口
部、1b…突起部、1c…移動制限面(ストッパ部)、
2…裏蓋(蓋体)、2a…カム面、2b…係合爪、3…
蓋係止部材、3a…カム面、3b…係合部、3c…長
溝、3d…係止方向の端部(被ストッパ部)、4…引張
りコイルばね、10…緩衝部材、10a…接触部、10
b…接着部分、10c…凹部、10d…くびれ部。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体の開口部に開閉自在な蓋体を備え、 この蓋体に設けた係合爪と係合することにより蓋体を閉
    蓋位置で係止する係合部を有する蓋係止部材を筐体に摺
    動自在に設け、 この蓋係止部材を引張りコイルばねによって係止方向に
    付勢している蓋体の開閉装置において、 前記蓋係止部材が係止方向に移動したときに当たること
    によりその移動を制限するストッパ部を前記筐体に設
    け、 この筐体のストッパ部と前記蓋係止部材の係止方向の端
    部との間に緩衝部材を設けるとともに、 この緩衝部材の一部を前記引張りコイルばねに接触させ
    たことを特徴とする蓋体の開閉装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の蓋体の開閉装置におい
    て、 緩衝部材を蓋係止部材の筐体のストッパ部に当たる係止
    方向の端部に設けたことを特徴とする蓋体の開閉装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の蓋体の開閉装置におい
    て、 緩衝部材における引張りコイルばねへの接触部およびこ
    れに近接する部分を除いた大部分を、蓋係止部材の係止
    方向の端部に接着により固定したことを特徴とする蓋体
    の開閉装置。
  4. 【請求項4】 請求項1、請求項2または請求項3記載
    の蓋体の開閉装置において、 緩衝部材における引張りコイルばねへの接触部に近接す
    る部分にくびれ部を設けたことを特徴とする蓋体の開閉
    装置。
JP8179021A 1996-07-09 1996-07-09 蓋体の開閉装置 Pending JPH1020377A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007325389A (ja) * 2006-05-31 2007-12-13 Nippon Thompson Co Ltd 可動マグネット型リニアモータを内蔵したスライド装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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