JPH1020308A

JPH1020308A - 液晶表示装置

Info

Publication number: JPH1020308A
Application number: JP8171488A
Authority: JP
Inventors: Ryohei Ohashi; 亮平大橋
Original assignee: Citizen Watch Co Ltd
Current assignee: Citizen Watch Co Ltd
Priority date: 1996-07-01
Filing date: 1996-07-01
Publication date: 1998-01-23

Abstract

(57)【要約】【課題】シールド対策としては万全になって、液晶表
示に重大な悪影響を及ぼすノイズを取込むことや放出す
ることを無くすことができる液晶表示装置を提供する。【解決手段】少なくとも、液晶表示パネル３の液晶表
示部３Ａを除いた部分と、液晶表示パネル３の後側に配
したバックライト部材５と、液晶表示パネル３を駆動制
御部４に接続するフラットケーブル２１とを、液晶表示
パネル３側に位置する前側シールド部材２と、バックラ
イト部材５側に位置する後側シールド部材６と覆うよう
にした。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、小型携帯テレビや
小型携帯モニター等の液晶表示装置に関するものであ
る。

【０００２】

【従来の技術】近年、小型携帯テレビや小型携帯モニタ
ー等に見られる如く小型で携帯性があって、便利な液晶
表示装置が各方面で利用されている。このような状況の
なかで各種液晶表示装置が提案されている。

【０００３】従来のこの種の液晶表示装置にあっては、
その液晶表示パネル組立体Ｊは、図７に示すように合成
樹脂製の枠体５０を備えており、この枠体５０には、バ
ックライト部材（蛍光灯５１及び導光板５２）５３と偏
向板５４Ａと液晶表示パネル５４とが収容してあり、こ
の液晶表示パネル５４の表側下部に設けた端子接続部５
５には、フレキシブル回路基板（ＦＰＣ）またはフラッ
トケーブル５６の一端部が接続してあり、このフレキシ
ブル回路基板（ＦＰＣ）またはフラットケーブル５６の
他端部は駆動制御部（ＰＣＢ）５７の基板５８の電子部
品実装面５８Ａに設けた端子接続部５９に接続してあ
る。そして、駆動制御部５７は、枠体５０の後側におい
て、この枠体５０に設けた取付ボス部６０に、その基板
５８をねじ止めされることにより枠体５０の後側に固着
してある。なお、駆動制御部５７には、基板５８の電子
部品実装面５８Ａに電子部品をシールドするためのシー
ルド部材６２が設けてある。

【０００４】そして、このように構成された液晶表示パ
ネル組立体Ｊは、ハウジング６１内に収納されて、液晶
表示パネル組立体Ｊのコード及びコネクタ接続用のフラ
ットケーブル（図示せず）をハウジング６１内の制御用
基板（図示せず）に実装されたコネクタ（図示せず）に
接続して液晶表示装置が構成してある。

【０００５】このように、従来の液晶表示装置にあって
は、駆動制御部５７の基板５８の電子部品実装面５８Ａ
に電子部品をシールドするためのシールド部材６２が設
けてあるだけで、他の部分にはシールド対策がほとんど
なされていなかった。希に、フラットケーブル５６を銅
箔６３で被覆してシールド対策としていた。

【０００６】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の液晶表示装置にあっては、希に、フラットケーブル
５６を銅箔６３で被覆してシールド対策としていたに過
ぎず、シールド対策が十分でなかったために、パネル駆
動のスイッチングノイズがフラットケーブルから放出さ
れたりしテレビ受信信号に悪影響を生じ、液晶表示に重
大な悪影響を及ぼすという問題点があった。

【０００７】本発明は、上記の問題点に着目して成され
たものであって、その目的とするところは、シールド対
策としては万全になって、液晶表示に重大な悪影響を及
ぼすノイズを取り込みを無くすことができる液晶表示装
置を提供することにある。

【０００８】

【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本願は、少なくとも、液晶表示パネルの液晶表示部
を除いた部分と、前記液晶表示パネルの後側に配する前
記液晶表示パネルを駆動制御部に接続するフラットケー
ブルとシールド手段により略完全に覆ったことを特徴と
する。

【０００９】また、少なくとも液晶表示パネルの液晶表
示部を除いた部分と、前記液晶表示パネルの後側に配し
たバックライト手段と、前記液晶表示パネルを駆動制御
部に接続するフラットケーブルとをシールド手段により
略完全に覆ったことを特徴とする。

【００１０】また、前記シールド手段が、前記液晶表示
パネルの画像を観測する観測者側に位置する前側シール
ド部材と少なくとも前記液晶表示パネルを挟む込むごと
く前記前側シールド部材と対向する位置に配設される後
側シールド部材とで構成してあり、前記前側シールド部
材が枠状体の周部に折曲げ部を有する構成であり、前記
後側シールド部材が面部の周部に折曲げ部を有する構成
であることを特徴とする。

【００１１】また、前記シールド手段が、前記液晶表示
パネル側に位置する前側シールド部材と、前記バックラ
イト手段側に位置する後側シールド部材とで構成してあ
り、前記前側シールド部材が枠状体の周部に折曲げ部を
有する構成であり、前記後側シールド部材が面部の周部
に折曲げ部を有する構成を特徴とする。

【００１２】また、前記液晶表示パネルの端子接続部に
接続されたフラットケーブルを表、後側シールド部材
の、重ね合わされた前記折曲げ部間の隙間から外方に導
出したことを特徴とする。

【００１３】また、前記液晶表示パネルの端子接続部に
接続されたフラットケーブルの他端部を前記駆動制御部
の基板の電子部品実装面側に設けた端子接続部に接続
し、前記前側シールド部材に設けた端子部を、前記駆動
制御部の前記基板に設けたグランドポイントに押し付け
て接続すると共に、前記駆動制御部を、前記後側シール
ド部材の面部の外側に、前記基板の電子部品実装面とは
反対側の面部で絶縁性接着体により固着したことを特徴
とする。

【００１４】かかる構成により、少なくとも、液晶表示
パネルとバックライト手段とフラットケーブルとは、シ
ールド手段により覆われているために、液晶表示装置の
シールド対策としては万全であり、液晶表示に重大な悪
影響を及ぼすノイズを取り込みを無くすことができる。

【００１５】かかる構成により、前記シールド手段を前
側シールド部材と、後側シールド部材とで構成すること
により、組立性、分解性を向上させ得て、作業性を向上
差せることができる。

【００１６】かかる構成により、前記液晶表示パネルの
端子接続部に接続されたフラットケーブルのシールド対
策を容易に実施することができる。

【００１７】かかる構成により、前、後側シールド部材
のグランド落としを容易に実施することができる。

【００１８】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図１は本発明に係わる液晶表示装
置の分解状態の斜視図、図２は同液晶表示装置の液晶表
示パネル組立体の斜視図、図３の（１）は同液晶表示パ
ネル組立体の側面図、図３の（２）は（１）のＨ部の拡
大図、図４は同液晶表示パネル組立体の縦断面図であ
る。

【００１９】本発明に係わる液晶表示装置は、前枠１
と、シールド手段としての前側シールド部材２と、液晶
表示パネル３と、この液晶表示パネル３の駆動制御部４
と、バックライト部材５と、シールド手段としての後側
シールド部材６と、後枠７とのより大略構成してある。
そして、前枠１と後枠７とは各々合成樹脂を射出成形し
て形成してあり、これらでハウジング８を構成してい
る。

【００２０】前記前枠１の中央部には長方形状の画像表
示窓部１Ａが形成してあり、前枠１の周部には周壁部９
が形成してあり、この周壁部９の下部に受光窓９Ａが形
成してあり、また、周壁部９の右部には発音装置（図示
せず）の放音部（図示せず）が設けてあり、前枠１の裏
面四隅には複数の取付用ボス部１０が突出形成してあ
る。

【００２１】また、前記後枠７はハウジング８の裏蓋を
構成するものであり、その面部１１には後方に膨出する
基板収容部１２が形成してあり、また面部の周部には周
壁部１３が形成してある。そして、この周壁部１３の上
部には操作用ボタン（図示せず）等の取付用孔部１３Ａ
が複数形成してあり、また、後枠７の裏面四隅には複数
の取付用ボス部１４が突出形成してある。そして、基板
収容部１２には、チューナー、発音装置等を実装した基
板１２Ａが収容固着してあり、基板収容部１２の上部外
側には、テレビ方向受信用のロッドアンンテナ１５が設
けてある。

【００２２】また、前記前側シールド部材２は、図５の
（１）に示すように金属板を長方形状の枠状体にプレス
打ち抜きして成形されており、その前面枠部１６の上、
下辺及び左、右辺に折曲げ部１７Ａ、１７Ｂ、１７Ｃ、
１７Ｄを有しており、左辺の折曲げ部１７Ｃは大部分切
欠されており、この折曲げ部１７Ｃには係止片部２６Ａ
と切欠き状の取付片導出部２７Ａとが形成してある。ま
た、上辺の折曲げ部１７Ａには一対の係止用突起部１８
が後方に突出した状態で設けてあり、下辺の折曲げ部１
７Ｂには一対の端子部２６が後方に突出した状態で設け
てある。また、右辺に折曲げ部１７Ｄにはその上下に切
欠き状の取付片導出部２７Ｂ、２７Ｃが、下部に切欠き
状のコード導出部２８が、また、中央部には係止片部２
６Ｂがそれぞれ形成してある。そして、前面枠部１６の
左辺には上下に切欠き状の端子導出部２９が形成してあ
る。

【００２３】また、前記液晶表示パネル３は、前透明基
板３Ａと後透明基板３Ｂとの間に液晶物質（図示せず）
を封入して一体化したものである。また、液晶表示パネ
ル３の前側の下部には信号電極駆動回路部１９が液晶表
示パネル３の透明基板に直接ＣＯＧで実装されている。
さらに液晶表示パネル１９の左部の上下には走査電極駆
動回路部２０Ａ、２０Ｂがそれぞれ駆動回路集積回路を
フレキシブル基板に実装したＴＡＢにより設けてあり、
液晶表示パネル３上の電極に異方性導電接着によりＴＡ
Ｂの端子が接続されている。そして、信号電極駆動回路
部１９の端子接続部１９Ａには、フレキシブル回路基板
（ＦＰＣ）またはフラットケーブル２１の一端部の一部
が異方性導電接着により接続してある。走査電極駆動回
路部２０Ａ、２０ＢがＴＡＢ実装されたフレキシブル回
路基板（ＦＰＣ）またはフラットケーブル（ＦＰＣ）３
０Ａ、３０Ｂの液晶パネル３と接続された端子と反対側
の端子が、一枚の仲介基板にそれぞれ異方性導電接着ま
たはライン半田接続により接続さる。さらに仲介基板の
信号電極駆動回路部１９近傍の端子には、信号電極駆動
回路部１９の端子接続部１９Ａにフレキシブル回路基板
（ＦＰＣ）またはフラットケーブル２１の一端部の一部
が接続された残りの一端部が異方性導電接着により接続
してある。フレキシブル基板またはフラットケーブル２
１の他端部は基板２２にライン半田または異方性導電接
着により接着される。

【００２４】また、前記駆動制御部４は、液晶表示パネ
ル３の駆動制御用の電子部品（図示せず）を実装した基
板２２を備えており、この基板２２の電子部品実装面２
２Ａ側には金属性のシールド部材２３が装着してあり、
このシールド部材２３が電子部品を覆い外部から遮断し
ている。そして、前記基板２２の電子部品実装面２２Ａ
とは反対側の面部２２Ａの端子接続部２２Ｃには、フレ
キシブル基板またはフラットケーブル２１の他端部が接
続してあり、このフレキシブル基板またはフラットケー
ブル２１により前記駆動制御部４は液晶表示パネル３の
信号電極駆動回路部１９に接続してある。

【００２５】また、前記後側シールド部材６は、図６に
示すように金属板を長方形状にプレス打ち抜きして成形
されており、その面部２４の上、下辺及び左、右辺に折
曲げ部２５Ａ、２５Ｂ、２５Ｃ、２５Ｄを有しており、
下辺の折曲げ部２５Ｂは、その両側部分を除いて切欠し
てある。そして、左、右辺の折曲げ部２５Ｃ、２５Ｄに
は上下にそれぞれ取付片３１が設けてあり、左辺の折曲
げ部２５Ｃの上部には切欠き部３２が設けてあり、右辺
の折曲げ部２５Ｄには、その中央部に切欠き部３３が下
部にコード導出部３４がそれぞれ設けてある。

【００２６】そして、前記後側シールド部材６内には前
記バックライト部材（蛍光灯及び導光部材）５が収容し
てあり、このバックライト部材５の左、右側面部には係
止突起部３５、３６が形成してあり、係止突起部３５は
後側シールド部材６の折曲げ部２５Ｃの切欠き部３２
に、係止突起部３６は折曲げ部２５Ｄの切欠き部３３に
それぞれ挿入してあり、バックライト部材５のコード３
７はコード導出部３４より外部に導出してある。また、
バックライト部材５の前面側にはマイクロプリズム板３
８が併置される。

【００２７】そして、前記後側シールド部材６に収容さ
れたバックライト部材５の前面側にマイクロプリズム板
３８を介して液晶表示パネル３を重ね、この液晶表示パ
ネル３の表側下部に接続されたフラットケーブル２１を
後側シールド部材６の下辺の折曲げ部２５Ｂに重ねて後
方に導出する。液晶表示パネル３の前面に前側シールド
部材２を被せて、後側シールド部材６の上、下辺及び
左、右辺の折曲げ部２５Ａ、２５Ｂ、２５Ｃ、２５Ｄ
を、前側シールド部材２の上、下辺及び左、右辺の折曲
げ部１７Ａ、１７Ｂ、１７Ｃ、１７Ｄに外から重ねる。

【００２８】この場合、前側シールド部材２の下辺の折
曲げ部１７Ｂはフラットケーブル２１を内方に包み込む
し、取付片導出部２７Ｂ、２７Ｃより取付片３１が外方
に突出し、係止片部２６Ａ、２６Ｂが係止突起部３５、
３６に係止され、コード導出部３４にコード導出部２８
が重なり、端子導出部２９よりコネクタ接続用のフラッ
トケーブル３０Ａ、３０Ｂが導出される。そして、係止
用突起部１８が、後側シールド部材６の上辺の折曲げ部
２５Ａと面部２４とがなす角部２４Ａに沿って折り曲げ
られる。

【００２９】このように、前記係止片部２６Ａ、２６Ｂ
の係止突起部３５、３６への係止と、係止用突起部１８
を角部２４Ａに沿ってＮＯ折り曲げとにより、後側シー
ルド部材６に前側シールド部材２が固定され、上、後側
シールド部材２、６間にバックライト部材５とマイクロ
プリズム板３８と液晶表示パネル３とが重なった状態で
収納される。

【００３０】そして、前側シールド部材２の下辺に設け
た一対の端子部２６は、駆動制御部４の基板２２に設け
たグランドポイントＰに押し付けて接続してあり、ま
た、フラットケーブル２１に接続された駆動制御部４を
後側シールド部材６の下辺の折曲げ部２５Ｂの下からこ
の後側シールド部材６の面部の裏側に持ってきて、駆動
制御部４の基板２２の電子部品実装面２２Ａとは反対側
の面部２２Ｂに絶縁性接着体（両面テープ、絶縁性接着
剤等）３９を介して後側シールド部材６の面部の裏側に
駆動制御部４を取り付け、シールド部材２３に接続した
基板２２のグランド接点Ｇを後側シールド部材６の面部
に設けた端子４０の半田付けし、上、後側シールド部材
２、６とバックライト部材５とマイクロプリズム板３８
と液晶表示パネル３と駆動制御部４とをユニット化す
る。

【００３１】このようにユニット化された液晶表示パネ
ル組立体Ａは、そのほぼ全体が上、後側シールド部材
２、６によりシールド被覆されると共に、駆動制御部４
はシールド部材２３によりシールド被覆されることにな
り、この液晶表示パネル構造体Ａにはその左右に取付片
３１が外方に突出され、基板１２Ａと接続し照明装置の
光源である蛍光管を駆動するためのコード３７及び基板
２２と基板１２Ａとの信号のやり取りをするためのフラ
ットケーブルが導出されている状態である。

【００３２】そして、上記のようにユニット化された液
晶表示パネル組立体Ａは、その取付片３１を、前記前枠
１の取付用ボス部１０にねじ止めされて、この前枠１に
固定してあり、液晶表示パネル３の画像表示部３Ａの見
切り部が、長方形状の画像表示窓部１Ａ内に位置してい
る。そして、液晶表示パネル組立体Ａのコード３７及び
基板２２と基板１２Ａを接続するフラットケーブルを後
枠７内の基板１２Ａに実装されたコネクタ（図示せず）
に接続し、後枠７に前枠１をねじ止めして液晶表示装置
が構成してある。

【００３３】上記した実施例によれば、液晶表示パネル
組立体Ａは、そのほぼ全体が上、後側シールド部材２、
６によりシールド被覆されると共に、駆動制御部４はシ
ールド部材２３によりシールド被覆されることになるた
めに、液晶表示装置のシールド対策としては万全であ
り、液晶表示に重大な悪影響を及ぼすノイズを取り込み
を無くすことができる。

【００３４】また、前記シールド手段を、前側シールド
部材２と、後側シールド部材６とで構成することによ
り、組立性、分解性を向上させ得て、作業性を向上させ
ることができるし、前記液晶表示パネル３の端子接続部
１９Ａに接続されたフラットケーブル２１を表、後側シ
ールド部材２、６の、重ね合わされた前記折曲げ部１７
Ｂ、２５Ｂ間の隙間から外方に導出したことにより、前
記液晶表示パネル３の端子接続部に接続されたフラット
ケーブル２１のシールド対策を容易に実施することがで
きる。

【００３５】また、前記前側シールド部材２に設けた端
子部２６を、前記駆動制御部４の前記基板８に設けたグ
ランドポイントＰに押し付けて接続すると共に、前記駆
動制御部４を、前記後側シールド部材６の面部の外側
に、前記基板８の電子部品実装面８Ａとは反対側の面部
８Ｂで絶縁性接着体３９により固着したことにより、フ
ラットケーブル２１のシールド対策を容易に実施するこ
とができるばかりか、前、後側シールド部材２、６のグ
ランド落としを容易に実施することができる。

【００３６】

【発明の効果】以上説明したように、少なくとも、液晶
表示パネルの液晶表示部を除いた部分と、前記液晶表示
パネルの後側に配する前記液晶表示パネルを駆動制御部
に接続するフラットケーブルとシールド手段により略完
全に覆ったことを特徴とするために、液晶表示装置のシ
ールド対策としては万全であり、液晶表示に重大な悪影
響を及ぼすノイズを取り込んだり放出することをなくす
ことができる。

【００３７】また、前記シールド手段を前側シールド部
材と、後側シールド部材とで構成することにより、組立
性、分解性を向上させ得て、作業性を向上差せることが
できる。

【００３８】また、フラットケーブルを表、後側シール
ド部材の、重ね合わされた前記折曲げ部間の隙間から外
方に導出しているため、前記液晶表示パネルの端子接続
部に接続されたフラットケーブルのシールド対策を略完
全にさらに容易に実施することができる。

【００３９】また、前記液晶表示パネルの端子接続部に
接続されたフラットケーブルの他端部を前記駆動制御部
の基板の電子部品実装面側に設けた端子接続部に接続
し、前記前側シールド部材に設けた端子部を、前記駆動
制御部の前記基板に設けたグランドポイントに押し付け
て接続すると共に、前記駆動制御部を、前記後側シール
ド部材の面部の外側に、前記基板の電子部品実装面とは
反対側の面部で絶縁性接着体により固着したことによ
り、上記した効果と同様な効果を奏し得るばかりか、
前、後側シールド部材のグランド落としを容易に実施す
ることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明に係わる液晶表示装置の分解状態の斜視
図である。

【図２】同液晶表示装置の液晶表示パネル組立体の斜視
図である。

【図３】（１）は同液晶表示パネル組立体の側面図であ
る。（２）は（１）のＨ部の拡大図である。

【図４】同液晶表示パネル組立体の縦断面図である。

【図５】（１）は前側シールド部材の前面から見た斜視
図である。（２）は前側シールド部材の後面から見た斜
視図である。

【図６】（１）は後側シールド部材の後面から見た斜視
図である。（２）は後側シールド部材の前面から見た斜
視図である。

【図７】従来の液晶表示装置の概略的な縦断面図であ
る。

【図８】同液晶表示装置ののフラットケーブル部分の斜
視図である。

【符号の説明】

２前側シールド部材３液晶表示パネル４駆動制御部５バックライト部材６後側シールド部材２１フラットケーブル

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】少なくとも、液晶表示パネルの液晶表示
部を除いた部分と、前記液晶表示パネルの後側に配する
前記液晶表示パネルを駆動制御部に接続するフラットケ
ーブルとシールド手段により略完全に覆ったことを特徴
とする液晶表示装置。
【請求項２】少なくとも、液晶表示パネルの液晶表示
部を除いた部分と、前記液晶表示パネルの後側に配した
バックライト手段と、前記液晶表示パネルを駆動制御部
に接続するフラットケーブルとをシールド手段により略
完全に覆ったことを特徴とする液晶表示装置。
【請求項３】前記シールド手段が、前記液晶表示パネル
の画像を観測する観測者側に位置する前側シールド部材
と少なくとも前記液晶表示パネルを挟む込むごとく前記
前側シールド部材と対向する位置に配設される後側シー
ルド部材とで構成してあり、前記前側シールド部材が枠
状体の周部に折曲げ部を有する構成であり、前記後側シ
ールド部材が面部の周部に折曲げ部を有する構成である
請求項１記載の液晶表示装置。
【請求項４】前記シールド手段が、前記液晶表示パネ
ル側に位置する前側シールド部材と、前記バックライト
手段側に位置する後側シールド部材とで構成してあり、
前記前側シールド部材が枠状体の周部に折曲げ部を有す
る構成であり、前記後側シールド部材が面部の周部に折
曲げ部を有する構成である請求項２記載の液晶表示装
置。
【請求項５】前記液晶表示パネルの端子接続部に接続
されたフラットケーブルを表、後側シールド部材の、重
ね合わされた前記折曲げ部間の隙間から外方に導出した
請求項３または請求項４に記載の液晶表示装置。
【請求項６】前記液晶表示パネルの端子接続部に接続
されたフラットケーブルの他端部を前記駆動制御部の基
板の電子部品実装面側に設けた端子接続部に接続し、前
記前側シールド部材に設けた端子部を、前記駆動制御部
の前記基板に設けたグランドポイントに押し付けて接続
すると共に、前記駆動制御部を、前記後側シールド部材
の面部の外側に、前記基板の電子部品実装面とは反対側
の面部で絶縁性接着体により固着した請求項５記載の液
晶表示装置。