JPH10202355A - 鋳物条件管理システム - Google Patents

鋳物条件管理システム

Info

Publication number
JPH10202355A
JPH10202355A JP843197A JP843197A JPH10202355A JP H10202355 A JPH10202355 A JP H10202355A JP 843197 A JP843197 A JP 843197A JP 843197 A JP843197 A JP 843197A JP H10202355 A JPH10202355 A JP H10202355A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
casting
cooling water
mold
condition
product number
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP843197A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Arai
弘司 荒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP843197A priority Critical patent/JPH10202355A/ja
Publication of JPH10202355A publication Critical patent/JPH10202355A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】鋳造品に製品番号を付すと共に、個々の製品番
号毎に鋳物条件すなわち金型条件・溶湯条件・射出条件
を記録することにより、異常発生時にその原因を即時に
発見可能とする。 【解決手段】鋳造機の直後に配設され、鋳造機で鋳造さ
れた直後の鋳造品に製品番号を刻印するナンバーリング
手段23と、ナンバーリング手段23で刻印された製品
番号毎に金型温度検出器4,9からの金型温度、冷却水
温度検出器5,10からの冷却水温度、冷却水量計8,
12からの冷却水量、溶湯温度検出器13からの溶湯温
度、及び射出条件検出手段16からの射出条件からなる
鋳物条件を記録する鋳物条件記録手段24と、鋳造機で
鋳造された直後の鋳造品にナンバーリング手段23によ
り当該製品番号を刻印させると共に、鋳物条件記録手段
24に当該製品番号と鋳物条件を記録させるよう制御す
る制御手段20とを備えてなる鋳物条件管理システム1
とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鋳造品に固有の製
品番号を付すと共に、この製品番号とこの製品番号の鋳
造品の鋳物条件を記録する鋳物条件管理システムに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、鋳造品を製造する場合には、鋳
物条件、即ち金型条件(金型温度、冷却水温度等)、溶
湯条件(溶湯温度等)、及び金型に溶湯を射出する射出
条件(スピード、圧力、タイミング等)を所定の範囲と
なるように制御して、この所定の範囲の鋳物条件の下で
鋳造機により鋳造品を製造している。そして、鋳物条
件、即ち金型条件、溶湯条件、及び射出条件の内、一つ
でもこの所定の範囲を越える場合には、警報が発せら
れ、一旦鋳造を中止し、鋳物条件が全て所定の範囲内に
収まると、鋳造を再開するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ように鋳物条件を所定の範囲となるよう制御することに
より、鋳物条件が所定範囲内であっても、鋳造品に巣孔
や湯ジワ等の不良が発生することがある。鋳造品に巣孔
や湯ジワ等の不良が発生した場合、後でその鋳造品の鋳
物条件を知ることが出来ず、その原因を追求することが
不可能であった。特に、単発的に発生する不良原因に対
しては、対処する手段がなかった。そこで、本発明は、
鋳造品に製品番号を付すと共に、個々の製品番号毎に鋳
物条件すなわち金型条件・溶湯条件・射出条件を記録す
ることにより、異常発生時にその原因を即時に発見可能
とすることを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述事情に鑑
みてなされたものであって、鋳造機の金型の温度を検出
する金型温度検出器と、この金型を冷却する冷却水の温
度を検出する冷却水温度検出器と、この冷却水の量を測
定する冷却水量計と、溶湯の温度を検出する溶湯温度検
出器と、前記溶湯を前記金型に射出する射出条件を検出
する射出条件検出手段と、前記鋳造機の直後に配設さ
れ、鋳造機で鋳造された直後の鋳造品に製品番号を刻印
するナンバーリング手段と、前記ナンバーリング手段で
刻印された製品番号毎に鋳物条件を記録する鋳物条件記
録手段と、所定の測定タイミングで測定した、前記金型
温度検出器からの金型温度、前記冷却水温度検出器から
の冷却水温度、前記冷却水量計からの冷却水量、前記溶
湯温度検出器からの溶湯温度、及び前記射出条件検出手
段からの射出条件からなる鋳物条件が入力され、前記鋳
造機で鋳造された直後の鋳造品に前記ナンバーリング手
段により当該製品番号を刻印させると共に、前記鋳物条
件記録手段に当該製品番号と当該製品番号の前記鋳物条
件を記録させるよう制御する制御手段と、を備えてなる
ことを特徴とする鋳物条件管理システムとした。また、
前記金型は固定金型と可動金型からなり、前記金型温度
検出器は固定金型温度検出器と可動金型温度検出器から
なり、前記冷却水温度検出器は固定金型冷却水温度検出
器と可動金型冷却水温度検出器からなり、前記冷却水量
計は固定金型冷却水量計と可動金型冷却水量計からなる
ことを特徴とする鋳物条件管理システムとした。また、
前記射出条件は射出スピード、射出圧力、射出タイミン
グからなることを特徴とする鋳物条件管理システムとし
た。また、前記ナンバーリング手段は針又はレーザーで
前記鋳造品に製品番号を刻印することを特徴とする鋳物
条件管理システムとした。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、図面に沿って、本発明によ
る鋳物条件管理システムの実施の形態の一例を説明す
る。図1は、本発明による鋳物条件管理システム1のブ
ロック図である。固定金型2の適宜個所には固定金型温
度センサ4,4が設けられ、固定金型2を冷却する冷却
水の給水側と排水側には冷却水温度センサ5,5が設け
られている。この固定金型温度センサ4,4及び冷却水
温度センサ5,5からの信号は変換機ボックス6を介し
てインプットモジュール7に入力される。更に、固定金
型2を冷却する冷却水量を計る冷却水量計8の水量もイ
ンプットモジュール7に入力される。
【0006】また、可動金型3の適宜個所には可動金型
温度センサ9,9,9,9,9が設けられ、可動金型3
を冷却する冷却水の給水側と排水側には冷却水温度セン
サ10,10が設けられている。この可動金型温度セン
サ9,9,9,9,9及び冷却水温度センサ10,10
からの信号は変換機ボックス11を介して前記インプッ
トモジュール7に入力される。更に、可動金型を冷却す
る冷却水量を計る冷却水量計12の水量もインプットモ
ジュール7に入力される。
【0007】また、溶湯の温度を計る溶湯温度センサ1
3からの信号はインプットモジュール15に入力され、
射出条件検出器16の各種信号もインプットモジュール
15に入力される。そして、インプットモジュール7,
15は制御シーケンサー20の入力端子に接続されてい
る。
【0008】また、制御シーケンサー20の出力端子に
はアウトプットモジュール21が接続され、このアウト
プットモジュール21には鋳造機の直後に配設され鋳造
機より搬出されてきた鋳造品にナンバーリングする製品
ナンバーリング装置23と、条件記録器であるROM
(リードオンリーメモリ)ライター24と、前記冷却水
量計8が設けられた配管の水量を制御する水量コントロ
ーラ25と、前記冷却水量計12が設けられた配管の水
量を制御する水量コントローラ26とが接続されてい
る。
【0009】この製品ナンバーリング装置23は、鋳造
品が高温のため針又はレーザーにより製品ナンバーを刻
印するのが好ましい。また、水量コントローラ25,2
6はコントロールバルブ等を用いて、各配管の水量を制
御するようになっている。また、ROMライター24に
は、図5に示すように、製品ナンバーのナンバー管理が
されると共に、各製品ナンバー毎にその製品ナンバーを
製造するときの鋳物条件(金型条件、溶湯条件、射出条
件)が記録され、即ち鋳物条件の履歴が記録されるよう
になっている。
【0010】次に、固定金型と可動金型について説明す
る。図2は鋳造機の概略構造を示す側面図であり、同図
に示すように、鋳造機は固定金型2と、この固定金型2
に接離可能な可動金型3と、一定量の溶湯を内部に充填
し、固定金型2と可動金型3の空げき部にノズル孔28
を介して連通する射出シリンダ29と、この射出シリン
ダ29に進退可能に嵌合するピストン30とから概略構
成されている。
【0011】そして、ピストン30を作動させて射出シ
リンダ29内に進出させることにより、溶湯をノズル孔
28を介して固定金型2と可動金型3の空げき部に注入
する。この際、射出時には、まず低速でピストン30を
移動させ、射出シリンダ29内の空気を逃がし、射出シ
リンダ29が溶湯で満たされたら固定金型2と可動金型
3の空げき部に高速で注入し、最後に増圧してこの空げ
き部に注入された溶湯の最終的な空気抜きをするように
なっている。
【0012】また、図3は固定金型の正面図であり、固
定金型2は略矩形をなし、4つの頂点近傍にはガイドピ
ン32,32,32,32が横設されている。そして、
固定金型2の下部には前記ノズル孔28の先端の注入口
33が明けられ、固定金型2の上部(天側クランク室
壁)及び下部(地側ブリーザー部)にはそれぞれ固定金
型温度センサ4、冷却水配管及び冷却水量計8が配設さ
れ、個別に金型温度と冷却水量を管理するようになって
いる。
【0013】また、図4は可動金型の正面図であり、可
動金型3は略矩形をなし、天側コア3a、左側コア3
b、地側コア3c、右側コア3d、及び中央部3eの5
ブロックに分けられ、各ブロックにはそれぞれ可動金型
温度センサ9と、冷却水配管及び冷却水量計12が配設
され、個別に金型温度と冷却水量を管理するようになっ
ている。但し、可動金型3の中央部3eには4個のボア
35,35,35,35が明けられ、その第3番目の
(No.3)ボア35近傍に可動金型温度センサ9が設けら
れている。
【0014】図5乃至図7は製品ナンバー毎にその製品
ナンバーを製造するときの鋳物条件を記録した鋳物条件
履歴表の一例を示す図であり、製品ナンバー毎に横方向
に鋳物条件の多数の項目が記されているが、その数が多
いため、図5、図6、図7に分けて表示する。上欄には
横方向に製品ナンバー、年月日、測定時間、溶湯温度セ
ンサ13により測定した溶湯温度(℃)、当該製品ナン
バーの鋳造品を製造するのに要したサイクルタイム
(秒)、固定金型を冷却する冷却水の給水側と排水側の
冷却水温度センサ5,5により測定した冷却水温度
(℃)、可動金型を冷却する冷却水の給水側と排水側の
冷却水温度センサ10,10により測定した冷却水温度
(℃)、可動金型のNo.3ボアに設けられた可動金型温度
センサ9により測定したスプレー時(離型剤をスプレー
する時)及びインサート時(スリーブを挿入する時)の
温度(℃)、No.3ボアのブロックを冷却する冷却水配管
に設けられた冷却水量計12により測定された冷却水量
(l/min) が記されている。
【0015】そして、鋳物条件履歴表の上欄には横方向
に続けて、可動金型の天側コア3aの可動金型温度セン
サ9により測定されたスタート時、射出時(固定金型2
と可動金型3の空隙部に溶湯を射出する時)、取出し時
(可動金型3を固定金型2より離脱させ、鋳造品を取り
出す時)、スプレー時、インサート時の温度(℃)、天
側コア3aの冷却水量計12により計測された冷却水量
(l/min) の各項目が記され、可動金型の地側コア3c、
左側コア3b、右側コア3d、及び固定金型の天側クラ
ンク室壁、地側ブリーザー部の各ブロックも同様な項目
が記されている。
【0016】そして、鋳物条件履歴表の上欄には横方向
に続けて、金型温度を測定したスタート時、射出時、取
出し時、スプレー時、インサート時の各測定タイミング
(秒)が記され、更に低速射出スピード(m/sec) 、高速
射出スピード(m/sec) 、低速射出スピードで何cm進んで
高速射出スピードに切り換わったのか、その距離を示す
タイミング(cm)、通常圧力(kg/cm2)、増圧力(kg/cm2)か
らなる射出条件の各項目が記されている。一方、鋳物条
件履歴表の縦方向には製品ナンバーと当該製品ナンバー
の鋳造品のそれぞれの項目の数値が記録される。ここ
で、射出条件の増圧力とは、鋳造の最終行程で巣抜きを
するために増圧する圧力のことである。また、鋳造機の
直後に配設された製品ナンバーリング装置23により鋳
造品に打刻する製品ナンバーとROMライター24に記
録される製品ナンバーとは同一製品ナンバーで、統一的
にナンバー管理がされるようになっている。
【0017】次に、図1のブロック図に沿って、図5乃
至図7を参照しながら、鋳物条件管理システムの流れを
説明する。先ず、固定金型2及び可動金型3がセットさ
れ、固定金型の天側クランク室壁、地側ブリーザー部の
各ブロックの金型温度が固定金型温度センサ4,4で検
出され、変換機ボックス6、インプットモジュール7を
介して制御シーケンサー20に入力され処理され、固定
金型の冷却水温度が冷却水温度センサ5,5で検出さ
れ、変換機ボックス6、インプットモジュール7を介し
て制御シーケンサー20に入力され処理される。更に、
固定金型の天側クランク室壁、地側ブリーザー部の各ブ
ロックを冷却する冷却水の水量が冷却水量計8,8で検
出され、インプットモジュール7を介して制御シーケン
サー20に入力され処理される。
【0018】また、可動金型のNO.3ボア、天側コア、地
側コア、左側コア、右側コアの各ブロックの金型温度が
可動金型温度センサ9,9,9,9,9で検出され、変
換機ボックス11、インプットモジュール7を介して制
御シーケンサー20に入力され処理され、可動金型の冷
却水温度が冷却水温度センサ10,10で検出され、変
換機ボックス11、インプットモジュール7を介して制
御シーケンサー20に入力され処理される。更に、可動
金型のNO.3ボア、天側コア、地側コア、左側コア、右側
コアの各ブロックを冷却する冷却水の水量が冷却水量計
12,12,12,12,12で検出され、インプット
モジュール7を介して制御シーケンサー20に入力され
処理される。
【0019】また、溶湯の温度が溶湯温度センサ13で
検出され、インプットモジュール15を介して制御シー
ケンサー20に入力され処理される。そして、溶湯が固
定金型及び可動金型の空げき部に射出されて鋳造が行わ
れ、その時の低速射出スピード、高速射出スピード、タ
イミング、通常圧力、増圧力からなる射出条件が射出条
件検出器16で検出され、インプットモジュール15を
介して制御シーケンサー20に入力され処理される。そ
して、鋳造が終了すると、制御シーケンサー20からの
出力信号が、アウトプットモジュール21を介して製品
ナンバーリング装置23、ROMライター24、及び水
量コントローラ25,26に出力される。
【0020】例えば、製品ナンバーを「00001」と
すると、鋳造機の直後に配設された製品ナンバーリング
装置23により鋳造品に製品ナンバー「00001」が
針又はレーザーにより刻印されると共に、図5乃至図7
に示すように、ROMライター24に製品ナンバー「0
0001」の鋳物品の製造時における鋳物条件、即ち、
金型条件、溶湯条件、射出条件が製品ナンバー「000
01」の欄に記録される。このようにして、順次「00
002」、「00003」、…と製品ナンバーリング装
置23により製品ナンバーを刻印すると共に、ROMラ
イター24に当該製品ナンバーの鋳造品の製造時におけ
る鋳物条件が記録されていく。
【0021】そして、例えば、製品ナンバー「0000
N」の鋳造品に巣穴や湯ジワ等の不良が発見されると、
ROMライター24に記録されている当該製品ナンバー
「0000N」の鋳物条件のデータを調査し、原因を追
求することができる。その際、製品ナンバー「0000
N」の前後のデータも調べることにより、単発的に発生
する不良原因も発見することができる。
【0022】従って、鋳造品に巣穴や湯ジワ等の不良が
発生しても、鋳造品に刻印された製品ナンバーに基づ
き、ROMライター24内に記録された当該製品ナンバ
ー及び当該製品ナンバーの前後の製品ナンバーの鋳物条
件のデータを調べることにより、確実に原因を追求する
ことができる。また、単発的に発生する不良原因も、製
品ナンバー毎の鋳物条件の履歴を見ることにより、確実
に発見することができる。
【0023】なお、上述実施の形態では、鋳物条件記録
手段としてROMライターを用いたが、防塵対策が施さ
れていれば、鋳造機サイドでコンピュータを設置し、随
時鋳物条件をディスプレイに表示させ見ることもでき
る。また、上述実施の形態では、水量コントローラとし
てコントロールバルブを用いたが、これに限らず、ポン
プの吐出量を制御してもよい。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
鋳造品に巣穴や湯ジワ等の不良が発生しても、鋳造品に
刻印された製品番号に基づき、鋳物条件記録手段に記録
された当該製品番号の鋳物条件及び当該製品番号の前後
の製品番号の鋳物条件を調べることにより、確実に不良
原因を追求することができる。また、巣穴や湯ジワ等の
不良の発生の原因を追求することにより、不良の発生が
より少ない新たな鋳物条件を設定することができ、これ
により一層確実に鋳造品における不良の発生を防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による鋳物条件管理システムのブロック
図である。
【図2】鋳造機の概略構造を示す側面図である。
【図3】本発明による固定金型の正面図である。
【図4】本発明による可動金型の正面図である。
【図5】本発明による鋳物条件管理システムのROMラ
イターに記憶された製品ナンバー毎の鋳物条件を記録し
た鋳物条件履歴表の一例の一部を示す図である。
【図6】本発明による鋳物条件管理システムのROMラ
イターに記憶された製品ナンバー毎の鋳物条件を記録し
た鋳物条件履歴表の一例の一部を示す図である。
【図7】本発明による鋳物条件管理システムのROMラ
イターに記憶された製品ナンバー毎の鋳物条件を記録し
た鋳物条件履歴表の一例の一部を示す図である。
【符号の説明】
1 鋳物条件管理システム 2 固定金型 3 可動金型 4 固定金型温度センサ 5 冷却水温度センサ 6 変換機ボックス 7 インプットモジュール 8 冷却水量計 9 可動金型温度センサ 10 冷却水温度センサ 11 変換機ボックス 12 冷却水量計 13 溶湯温度センサ 15 インプットモジュール 16 射出条件検出器 20 制御シーケンサー(制御手段) 21 アウトプットモジュール 23 製品ナンバーリング装置 24 ROMライター(鋳物条件記録手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鋳造機の金型の温度を検出する金型温度
    検出器と、 この金型を冷却する冷却水の温度を検出する冷却水温度
    検出器と、 この冷却水の量を測定する冷却水量計と、 溶湯の温度を検出する溶湯温度検出器と、 前記溶湯を前記金型に射出する射出条件を検出する射出
    条件検出手段と、 前記鋳造機の直後に配設され、鋳造機で鋳造された直後
    の鋳造品に製品番号を刻印するナンバーリング手段と、 前記ナンバーリング手段で刻印された製品番号毎に鋳物
    条件を記録する鋳物条件記録手段と、 所定の測定タイミングで測定した、前記金型温度検出器
    からの金型温度、前記冷却水温度検出器からの冷却水温
    度、前記冷却水量計からの冷却水量、前記溶湯温度検出
    器からの溶湯温度、及び前記射出条件検出手段からの射
    出条件からなる鋳物条件が入力され、前記鋳造機で鋳造
    された直後の鋳造品に前記ナンバーリング手段により当
    該製品番号を刻印させると共に、前記鋳物条件記録手段
    に当該製品番号と当該製品番号の前記鋳物条件を記録さ
    せるよう制御する制御手段と、 を備えてなることを特徴とする鋳物条件管理システム。
  2. 【請求項2】 前記金型は固定金型と可動金型からな
    り、前記金型温度検出器は固定金型温度検出器と可動金
    型温度検出器からなり、前記冷却水温度検出器は固定金
    型冷却水温度検出器と可動金型冷却水温度検出器からな
    り、前記冷却水量計は固定金型冷却水量計と可動金型冷
    却水量計からなることを特徴とする請求項1に記載の鋳
    物条件管理システム。
  3. 【請求項3】 前記射出条件は射出スピード、射出圧
    力、射出タイミングからなることを特徴とする請求項1
    又は2に記載の鋳物条件管理システム。
  4. 【請求項4】 前記ナンバーリング手段は針又はレーザ
    ーで前記鋳造品に製品番号を刻印することを特徴とする
    請求項1又は2又は3に記載の鋳物条件管理システム。
JP843197A 1997-01-21 1997-01-21 鋳物条件管理システム Pending JPH10202355A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP843197A JPH10202355A (ja) 1997-01-21 1997-01-21 鋳物条件管理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP843197A JPH10202355A (ja) 1997-01-21 1997-01-21 鋳物条件管理システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10202355A true JPH10202355A (ja) 1998-08-04

Family

ID=11692945

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP843197A Pending JPH10202355A (ja) 1997-01-21 1997-01-21 鋳物条件管理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10202355A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004094088A1 (en) * 2003-04-23 2004-11-04 Outokumpu Technology Oy Method and arrangement for controlling anodes
CN102092125A (zh) * 2009-12-14 2011-06-15 常振伟 动态模具加热、冷却控制系统
JP2012135772A (ja) * 2010-12-24 2012-07-19 Nippon Chutetsukan Kk 鋳鉄管の製造履歴および出荷先の管理方法
CN103722166A (zh) * 2014-01-24 2014-04-16 福州钜全汽车配件有限公司 一种基于plc的多向铸台控制系统
CN107107183A (zh) * 2015-04-17 2017-08-29 新东工业株式会社 数据管理系统
CN117300093A (zh) * 2023-10-13 2023-12-29 广州市型腔模具制造有限公司 一种大型5g通讯散热器零件的压铸模具的新型浇铸系统

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004094088A1 (en) * 2003-04-23 2004-11-04 Outokumpu Technology Oy Method and arrangement for controlling anodes
CN102092125A (zh) * 2009-12-14 2011-06-15 常振伟 动态模具加热、冷却控制系统
JP2012135772A (ja) * 2010-12-24 2012-07-19 Nippon Chutetsukan Kk 鋳鉄管の製造履歴および出荷先の管理方法
CN103722166A (zh) * 2014-01-24 2014-04-16 福州钜全汽车配件有限公司 一种基于plc的多向铸台控制系统
CN107107183A (zh) * 2015-04-17 2017-08-29 新东工业株式会社 数据管理系统
EP3251775A4 (en) * 2015-04-17 2018-08-22 Sintokogio, Ltd. Data management system
CN107107183B (zh) * 2015-04-17 2019-06-18 新东工业株式会社 数据管理系统
CN117300093A (zh) * 2023-10-13 2023-12-29 广州市型腔模具制造有限公司 一种大型5g通讯散热器零件的压铸模具的新型浇铸系统

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5972256A (en) Method for determining deflection of mold core-pin
CA1177279A (en) Method of and apparatus for inspecting the quality of a casting produced by a die-casting machine
US4874032A (en) Die casting controlling method
JPH10202355A (ja) 鋳物条件管理システム
KR100229291B1 (ko) 다이 캐스트 머신에 있어 제품 품질의 판정 방법
KR950005721B1 (ko) 사출성형의 제어방법 및 제어장치
KR101919242B1 (ko) 사출금형의 진단시스템
KR920000416A (ko) 주조노즐과 기체(基體)의 주조 표면 사이의 간격 감시장치 및 그 감시 방법
JPS5628830A (en) Blow molding machine
CA2207389C (en) Mold core-pin deflection transducer
US5353861A (en) Roll casting process
JPS61209761A (ja) ダイカストマシンの鋳造制御方法およびこれに使用するガス抜きセンサ
JPH04298322A (ja) ブロー成形機の不良判別装置
JPH0631764A (ja) 中空成形体の成形装置
JPH0623781A (ja) 射出成形方法
JPS63111025A (ja) 射出条件のモニタ方法
JPH0531564A (ja) 局部スクイズ鋳造におけるスクイズピンの加圧タイミング制御方法
JP2704450B2 (ja) 射出プランジャ機構における保全タイミング判定方法
JP3196148B2 (ja) 鋳造装置
JPH0438571B2 (ja)
JPS6235893B2 (ja)
JPH05208254A (ja) ダイキャスト用の鋳造装置
KR950007216Y1 (ko) 급냉금속 스트립 제조용 노즐과 냉각롤의 간격조절장치
JPS63137563A (ja) 低圧鋳造機
JPS61176460A (ja) 金型

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040917

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041102

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041228

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060111

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060202

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060621