JPH10201548A - キャビネット - Google Patents

キャビネット

Info

Publication number
JPH10201548A
JPH10201548A JP720797A JP720797A JPH10201548A JP H10201548 A JPH10201548 A JP H10201548A JP 720797 A JP720797 A JP 720797A JP 720797 A JP720797 A JP 720797A JP H10201548 A JPH10201548 A JP H10201548A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
back plate
cabinet
groove
grooves
pair
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP720797A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Ogawa
啓朗 小河
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu General Ltd filed Critical Fujitsu General Ltd
Priority to JP720797A priority Critical patent/JPH10201548A/ja
Publication of JPH10201548A publication Critical patent/JPH10201548A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 室内でのパネル着脱作業を容易に行なう。 【解決手段】二段の棚を設け両側部に一対の垂直溝3を
設けた枠部1aを床上等に置かれる板状基部4上に垂直に
設置し、例えば、前記棚の上段にPDP(Plasma Displa
y Panel)を搭載し、中段に電源を、下段(板状基部4)
にパソコン等を収納するとともに、同枠1aの後側に設け
た所要深さの垂直溝3に矢印5に示すように水平方向よ
り裏面パネル2を挿入したキャビネット1と、前記キャ
ビネット1に取り付けるほぼ板状で高さHの裏面パネル
2と、前記裏面パネル2の相応位置で後側辺に平行なス
リット4aを設けた板状基部4とでなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、枠部等に設けた一
対の溝に裏板を挿入して取り付けるようにしたキャビネ
ットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、PDP(Plasma Display
Panel)を箱体形状のキャビネットに取り付け、制御装置
としてのパソコン及び電源などの関連装置を前記キャビ
ネットに一緒に収納した形態の表示装置が商品化されて
いる。このような形態、所謂、一体構成の表示装置では
背部でもスマートな外観を得るとともに安全を確保する
必要がある。そこで、前記キャビネットの後側にも裏板
を取り付けて、内部の機器がむき出しにならず又、手な
どが触れないようにしている。
【0003】図4は従来のキャビネットの実施例を示す
組立て図である。1は、例えば、二段の棚を設け両側部
に一対の垂直溝3を設けた枠部1aを床上等に置かれる板
状基部4上に垂直状態に設置し、例えば、前記棚の上段
にPDPを搭載し、中段に電源を、下段(板状基部4)
にパソコン等を収納するとともに、同枠1aの後側の垂直
溝3に裏板を取り付けたキャビネットである。2は、前
記キャビネット1に取り付けるほぼ板状で高さがHの裏
板である。4は、前記裏板2を設置する相応位置にスリ
ット4aを設けた板状基部である。
【0004】ところで、従来の裏板の取り付け方法は、
図4に示したように、キャビネット1の枠部1aの両側部
に設けた一対の垂直溝3に、裏板2を下端部から挿入し
て下方に移動し、前記下端部を板状基部4のスリット4a
に挿通した状態とし、数本のねじを用いて固定するよう
に取り付ける。また、図5は従来のキャビネットの裏板
を取り付けた状態を示す要部断面図である。裏板2は枠
部1aの垂直溝3にきつく挿入した状態であり、垂直溝3
の底部とで極めて小さな隙間3bを形成している。ところ
が、裏板2はじょうぶな合板又は板金等で作られてお
り、このような材質の裏板2は少し湾曲させることはで
きるが大きく曲げることはできない。
【0005】図4を参照して裏板2の取り付け方法を具
体的に述べる。例えば、裏板の高さHが1.5mである場
合、従来の裏板2の取り付け方法では、裏板2を下端部
から枠部1aの一対の垂直溝3に同時に挿入するようにし
ている。従って、着脱作業をする場合、枠部1aの上方に
裏板の高さとほぼ同じ約1.5mの高さの空間が必要であ
る。そのため、室内に設置したPDP等を搭載したキャ
ビネットのメンテナンス等で、前記裏板の着脱を室内で
行なう場合、床面から少なくとも合計約3mの高さの空間
が必要になる。ところが、一般に部屋の天井高は2.5m程
度であることが多いので、上述した従来の裏板2を上方
から着脱する方法は、裏板2の上部が天井に当たるの
で、室内での着脱作業が困難である問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点に
鑑みなされたもので、室内での裏板着脱作業が容易であ
るキャビネットを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、相互に対向する開口を備え、ほぼ垂直方向に設けた
1対の溝と、同1対の溝に両側部を挿入し係止する裏板
とを備えたキャビネットにおいて、一方の溝の深さを、
裏板幅と開口間距離との差とほぼ等しくし、他方の溝の
深さを裏板幅と開口間距離との差の少なくとも二分の一
とする。
【0008】また、他の構成では相互に対向する開口を
備え、ほぼ垂直方向に設けた1対の溝と、両側部を前記
1対の溝に挿入し係止するようにした裏板とを備えたキ
ャビネットにおいて、少なくとも一方の溝の深さを、裏
板幅と開口間距離との差よりも大とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以上のように構成したので、キャ
ビネットの裏板取付け個所に重ねるように裏板を配置
し、同裏板の一側を一つの溝の開口へと水平方向に移動
させ、さらに、溝の底部に至るまで挿入すると、同裏板
の他側は他の溝との間に極く小さな隙間を生ずる状態又
は、他の溝の縁と重なる状態となるので、裏板を少々曲
げるようにして他側を溝の縁を越えて他の溝の開口へ移
動させた後曲げ状態を止め、同開口から溝の底部方向に
移動して溝に挿入し係止する。
【0010】また、他の構成では、キャビネットの裏板
取付け個所に重ねるように裏板を配置し、同裏板の一側
を一つの溝の開口へと水平方向に移動させさらに溝の底
部に至るまで挿入すると、同裏板の他側は他の溝との間
に隙間を生ずる状態となるので、裏板の他側を他の溝の
開口へ移動させ、続いて同開口から溝の底部方向に移動
して溝に挿入して係止する。
【0011】
【実施例】以下、本発明によるキャビネットについて、
図を用いて詳細に説明する。図1は本発明によるキャビ
ネットの実施例を示す組立て図である。尚、従来例と同
一の個所は同じ番号を付した。1は、例えば、二段の棚
を設け両側部の後側に所要深さの一対の垂直溝3を設け
た枠部1aを床上等に置かれた板状基部4上に垂直状態に
設置し、例えば、前記棚の上段にPDP(Plasma Displa
y Panel)を搭載し、中段に電源を、下段(板状基部4)
にパソコン等を収納するとともに、前記垂直溝3に裏板
2を取り付けたキャビネットである。2は、前記キャビ
ネット1に矢印5の方向に従って取り付けたほぼ板状で
高さHの裏板である。4は、前記裏板2を設置する相応
位置にスリット4aを設けた板状基部である。5は、前記
裏板2を着脱するときの水平方向の移動を示す矢印であ
る。
【0012】本発明によるキャビネットの裏板の取り付
け概要動作を図1に従い説明する。尚、従来と異なる動
作を述べ、重複説明は省略する。図1に示したように、
裏板2をキャビネット1の枠部1a(取付け個所)にほぼ
重なるように配置し、裏板2の一側を矢印5の方向に従
って水平方向に移動させるように一つの垂直溝3に挿入
し、裏板2の他側を他の垂直溝3の開口へ移動させ、続
いて同開口から垂直溝3に挿入し、さらに下方へ移動し
て同裏板2の下端部を板状基部4のスリット4aに挿通し
係止する。その後、裏板の孔とキャビネットの相応位置
に設けたねじ孔とにねじを螺合するように数本のねじを
用いて裏板を固定する。尚、裏板の孔とキャビネットに
設けた孔とに係止ピンを挿通して裏板を固定するように
しても良い。
【0013】また、図2は本発明によるキャビネットの
実施例を示す要部断面図であり、取付け完了状態を示す
図(イ)及び、着脱の途中状態を示す図(ロ)である。
図2を参照して裏板取り付けの詳細動作を述べる。図2
(イ)に示すように、開口間距離をW1で表し、裏板2の
幅をW2で表し、一つの溝の深さをDで表すとき、本実施
例は下記の式(1)を満足する。 W1+D>W2・・・・(1) 式(1)を満足するので、図2(ロ)に示すように、裏
板2の一側を水平方向に移動させるように一つの垂直溝
3の深さDの底部に至るまで挿入すると、裏板2の他側
は枠部1aの他の垂直溝3との間に隙間Sを生ずる状態と
なり、この状態から裏板2の他側を枠部1aの垂直溝3の
開口へ移動させ、続いて水平逆方向に移動させることに
より、垂直溝3の底部方向に挿入し係止する。このとき
垂直溝3の底部に遊び3aが生ずる。図2(イ)に示す取
付け完了状態となる。又、裏板2は、図2(イ)の状態
から上記挿入と逆動作を行うことにより、挿入状態から
取り出すことが出来る。従って、式(1)を満足するよ
うな寸法関係の裏板2及び一対の垂直溝3では、図1の
矢印5の方向に沿い容易に着脱ができる。
【0014】また、他の実施例では下記の式(2)を満
足するようにしている。 W1+D≒W2・・・・(2) この実施例では図2(ロ)に示した隙間Sは少なくとも
「0」又は「マイナス値」(重なり)となる。しかし、
例えば、合板製等の裏板2は少々湾曲させることができ
るので、裏板2を所要分だけ曲げることにより挿入が可
能である。従って、図2(イ)の状態とする事が出来
る。尚、裏板2が一対の垂直溝3の双方に係止する条件
より、裏板2の幅(W2)は開口間距離(W1)より大であ
り、 W2>W1・・・・・・(3) である。
【0015】また、図3は本発明によるキャビネットの
垂直溝内に設置する付勢具の実施例を示す図であり、溝
の底部に設置した付勢具の実施例(イ)および、溝の側
部に設置した付勢具の実施例(ロ)である。図3(イ)
に示すように、垂直溝3の底部に開口に向け凸湾曲した
複数の板ばね(付勢具)11を設置する。垂直溝3に裏板
2が挿入されると、前記板ばね11は矢印h(水平)方向
に押されて湾曲が伸びるように矢印v(垂直)方向に変
形するとともに、同裏板2に相応の応力を与えるように
作用する。従って、板ばね11の応力により裏板2を垂直
溝3の底部よりやや離れた所定の位置にバランスして設
置できる。また、付勢具は板ばねに限定するものでなく
自身が変形して応力を与えるような部材であれは良く、
例えば、コイルスプリング等を用いても構成できる。
【0016】図3(ロ)に示すように、溝の側部に板ば
ね等を設置することにより溝の幅を大きくしても裏板2
が固定状態に保持される。また、板ばねをねじで固定す
る方法以外に、凸上の端部をほぼ直角に曲げた差込部11
b とし、同差込部11b の先端を複数の短冊に分けて前後
に開くように構成し、溝の側部3cに設けたスリット状の
角孔3dに挿入して簡易に固定する。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は室内での
裏板着脱作業が容易であるキャビネットを提供する。従
って、PDP(Plasma Display Panel)等を搭載したキャ
ビネットを室内に設置し、裏板の取り付け又は、取り外
しを行なう場合、例えば、裏板の高さHが1.5m以上であ
っても、裏板を水平方向に移動して取り付けることがで
きるので、天井高が2.5m程度の普通の室で容易に裏板の
着脱ができる。また、垂直溝の底部に付勢具を設置して
いるので、垂直溝の深さを十分に大きくすることができ
着脱がさらに容易となるとともに、同付勢具の応力によ
り底部よりやや離れた所定の位置に設置できるので裏板
の位置決めが容易にできるメリットがある。また、垂直
溝の側部に付勢具を設置しているので、垂直溝の幅を十
分に大きくすることができ、裏板の着脱がさらに容易と
なるとともに、不用意に動くこともなく固定される。ま
た、本発明は従来の垂直溝の深さを増大させることを基
本として簡易な構成で成立するので、対応が容易であ
り、低廉なコストで実施できる技術である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるキャビネットの実施例を示す組立
て図である。
【図2】本発明によるキャビネットの実施例を示す要部
断面図であり、取付け完了状態を示す図(イ)及び、着
脱の途中状態を示す図(ロ)である。
【図3】本発明によるキャビネットの垂直溝内に設置す
る付勢具の実施例を示す図であり、溝の底部に設置した
付勢具の実施例(イ)および、溝の側部に設置した付勢
具の実施例(ロ)である。
【図4】従来のキャビネットの実施例を示す組立て図で
ある。
【図5】従来のキャビネットの裏板を取り付けた状態を
示す要部断面図である。
【符号の説明】
1 キャビネット 1a 枠部 2 裏板 3 垂直溝 3a 遊び 3b 隙間 3c 溝の側部 3d スリット状の角孔 4 板状基部 4a スリット 5 矢印 11 板ばね(付勢具) 11b 差込部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相互に対向する開口を備え、ほぼ垂直方
    向に設けた1対の溝と、両側部を前記1対の溝に挿入し
    係止するようにした裏板とを備えたキャビネットにおい
    て、 一方の溝の深さを、裏板幅と溝間距離との差とほぼ等し
    くし、他方の溝の深さを裏板幅と溝間距離との差の少な
    くとも二分の一とすることを特徴としたキャビネット。
  2. 【請求項2】 相互に対向する開口を備え、ほぼ垂直方
    向に設けた1対の溝と、両側部を前記1対の溝に挿入し
    係止するようにした裏板とを備えたキャビネットにおい
    て、 少なくとも一方の溝の深さを、裏板幅と溝間距離との差
    よりも大とすることを特徴としたキャビネット。
  3. 【請求項3】 他方の溝の深さを、裏板幅と溝間距離と
    の差の少なくとも二分の一とする請求項1又は請求項2
    記載のキャビネット。
  4. 【請求項4】 深い方の溝の底部に付勢具を備えること
    を特徴とした請求項1又は請求項2記載のキャビネッ
    ト。
  5. 【請求項5】 上記付勢具を板ばねで構成した請求項4
    記載のキャビネット。
  6. 【請求項6】 上記付勢具をコイルスプリングで構成し
    た請求項4記載のキャビネット。
  7. 【請求項7】 上記溝の側部に付勢具を備えることを特
    徴とした請求項1又は請求項2記載のキャビネット。
  8. 【請求項8】 上記裏板に孔を設けるとともにキャビネ
    ットの相応位置にねじ孔を設け、裏板の孔とキャビネッ
    トのねじ孔とにねじを螺合して裏板を固定するようにし
    た請求項1又は請求項2記載のキャビネット。
  9. 【請求項9】 上記裏板に孔を設けるとともにキャビネ
    ットの相応位置に孔を設け、裏板の孔とキャビネットの
    孔とに係止ピンを挿通して裏板を固定するようにした請
    求項1又は請求項2記載のキャビネット。
JP720797A 1997-01-20 1997-01-20 キャビネット Pending JPH10201548A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP720797A JPH10201548A (ja) 1997-01-20 1997-01-20 キャビネット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP720797A JPH10201548A (ja) 1997-01-20 1997-01-20 キャビネット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10201548A true JPH10201548A (ja) 1998-08-04

Family

ID=11659574

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP720797A Pending JPH10201548A (ja) 1997-01-20 1997-01-20 キャビネット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10201548A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7237854B2 (en) Computer enclosure incorporating mounting apparatus for disk drives
US7295432B2 (en) Rail assembly for a data storage device
KR20090006830U (ko) 금융자동화기기 고정장치
JP2011104003A (ja) 物品収納棚
JPH10201548A (ja) キャビネット
US6556528B1 (en) Fixing device for data storage device of computer
JP5630386B2 (ja) デスクの仕切装置
JP2001339185A (ja) 電子機器装置の筐体構造
JP2022091021A (ja) 表示装置
JP2001292838A (ja) キャビネット構造
JP2001104060A (ja) 配線カバー
JPH1118022A (ja) 平面ディスプレイの壁取付け装置
JPH0587199B2 (ja)
JP6057502B2 (ja) 基板取付構造および液晶パネル
JP4600214B2 (ja) 幕板の取付け構造
JP3130612U (ja) 液晶表示装置及び薄型表示装置のスタンド構造
JPH08135080A (ja) 天井板の取付構造
JPH11128006A (ja) 収納家具取付構造と取付方法
JPH10234490A (ja) 棚における仕切部材取付装置
JP2535436Y2 (ja) キャビネットの横框取付構造
JPH08140794A (ja) 組立式店舗用陳列棚
US20030133271A1 (en) Fixture device for motherboard module
JP2507962Y2 (ja) 間仕切壁の巾木取付装置
JP2000188489A (ja) 表示素子基板の取り付け構造
JPH08267875A (ja) 面板の固定構造