JPH10200881A - デジタルサービス処理方法およびデジタルサービス受信端末装置 - Google Patents

デジタルサービス処理方法およびデジタルサービス受信端末装置

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JPH10200881A
JPH10200881A JP9000266A JP26697A JPH10200881A JP H10200881 A JPH10200881 A JP H10200881A JP 9000266 A JP9000266 A JP 9000266A JP 26697 A JP26697 A JP 26697A JP H10200881 A JPH10200881 A JP H10200881A
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Masahiro Kawai
眞宏 河合
Takashi Otsu
隆史 大津
Seiji Tsuji
誠治 辻
Takeshi Ide
剛氏 井出
Yoshimitsu Hirata
好充 平田
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Computer And Data Communications (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 デジタルサービス受信端末装置がサーバから
デジタルデータを受信する際に、サーバやネットワーク
が長い遅延時間を生じる輻輳状態に陥った場合でも、利
用者に反応速度の遅さによる不快感を感じさせない。 【解決手段】 サーバ101からリクエストしたデータ
をデータ受信部106で受信しデータ再生部107で再
生する際にネットワーク102の輻輳度合いを監視する
ネットワーク監視部104と、ネットワーク監視部10
4による監視結果からネットワーク102が輻輳状態で
なければデータ再生部107の処理を優先させ、ネット
ワーク102が輻輳状態であればローカルデータ再生部
111の処理を優先させるように、データ再生部107
とローカルデータ再生部111の処理優先度を決定する
スケジューラ112とを設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、静止画,オーディ
オ,動画などからなるデジタルサービスを多数記憶した
サーバからネットワークを介して送信されるデジタルサ
ービスを再生するデジタルサービス処理方法およびデジ
タルサービス受信端末装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ISO/IEC 13818(M
PEG2)等の映像・音声・データのデジタル符号化方
式の開発が進められ、アナログ方式の符号化技術では実
現できなかった高圧縮化、高品質化、柔軟性の向上が図
られてきている。また、デジタル通信技術の開発によ
り、衛星、ケーブル、光ファイバ、電話線等の通信媒体
を使ってデジタルデータを通信する技術が確立されつつ
ある。これらの技術を使い、デジタル符号化された映像
・音声・データを多数蓄積するサーバと、家庭やオフィ
スに配置した受信端末とをデジタル通信網を介して接続
し、サーバから受信端末へ映像・音声・データ等を配信
し、ビデオオンデマンド等のサービスを行なうデジタル
サービスシステムが考案され、運用実験が徐々に計画さ
れ進められようとしている。
【0003】デジタルサービスシステムにおける概略フ
ローは次の通りである。 (1) 利用者がチャンネル選択等を行なうために受信
端末を操作する。 (2) 受信端末はネットワークを介してサーバへ所定
のリクエストを送信する。 (3) サーバはリクエストを受け取り、解釈したの
ち、受信端末で所望されているデータをネットワークを
介して受信端末に送出する。 (4) 受信端末は送られてきたデータを受け取り、当
該データに基いた処理を行なうとともに出力装置に出力
を行なう。すなわち、受信したデータが映像信号ならば
テレビ等の表示装置に映像を表示し、音声信号ならばス
ピーカ等の音声出力装置から音声を出力し、サービスア
プリケーション固有情報ならば当該サービスアプリケー
ションにより解釈される。サービスアプリケーション固
有情報の処理の具体例としては、特願平7−19980
7等に記載されている。
【0004】上述の概略フローにおいて、サービスを円
滑に提供するためには、サーバおよびネットワークは、
受信端末からのリクエストを遅滞なく受信、処理し、さ
らに受信端末へ所望されているデータを遅滞なく送信す
ることが必要である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記デ
ジタルサービスシステムにおいては、サーバおよびネッ
トワークは、受信端末からのリクエストを遅滞なく受
信、処理し、さらに受信端末へ所望されているデータを
遅滞なく送信することが必要であるにもかかわらず、実
際には利用者が不快感を体感するほどの遅延時間が生じ
ることがある。これは、処理の集中や、輻輳、不測の事
故等の事態によりサーバやネットワークが過度の処理を
行なわざるを得なくなる場合等に起きる。たとえば、多
数の受信端末が一斉にリクエストをサーバに送信する場
合や、多数の受信端末が同時に大量のデータをサーバか
ら受信し続けているという状態などの場合がそれにあた
る。
【0006】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、サーバからデジタルデータを受信する際に、サーバ
やネットワークが長い遅延時間を生じる輻輳状態に陥っ
た場合でも、利用者に反応速度の遅さによる不快感を感
じさせないデジタルサービス処理方法およびデジタルサ
ービス受信端末装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のデジタル
サービス処理方法は、MPEG等のデジタルデータとし
てサービスを多数記憶しているサーバへネットワークを
介してデジタルサービス受信端末装置からリクエストや
データを送出し、デジタルサービス受信端末装置がサー
バからネットワークを介してリクエストしたデータを受
信し、この受信したデータを再生するとともに、内部に
記憶されているローカルデータを再生するデジタルサー
ビス処理方法であって、デジタルサービス受信端末装置
がサーバからリクエストしたデータを受信し再生する際
に、ネットワークの輻輳度合いを監視し、その監視結果
からネットワークが輻輳状態でなければ受信したデータ
を再生する処理を優先して行い、ネットワークが輻輳状
態であればローカルデータを再生する処理を優先して行
うことを特徴とする。
【0008】このデジタルサービス処理方法によれば、
デジタルサービス受信端末装置がサーバからリクエスト
したデータを受信し再生する際に、ネットワークの輻輳
度合いを監視し、その監視結果からネットワークが輻輳
状態でなければ受信したデータを再生する処理を優先し
て行い、ネットワークが輻輳状態であればローカルデー
タを再生する処理を優先して行うことにより、ネットワ
ークの状態に最適な再生処理を実現することができる。
すなわち、輻輳のためデータ受信に遅延が生じる場合に
は、その遅延時間内にローカルデータを再生することが
できる。このため、遅延時間がある場合でも、出力表示
が滞るということがなく、利用者に苛立ちや不安感など
の不快感を与えることを避けることができる。
【0009】請求項2記載のデジタルサービス処理方法
は、請求項1記載のデジタルサービス処理方法におい
て、デジタルサービス受信端末装置がサーバからネット
ワークを介してローカルデータを受信し、この受信した
ローカルデータを記憶する。これにより、ローカルデー
タをサーバから更新することができるため、画一的では
なくその時々に応じて最適なローカルデータを提供する
ことができる。例えば、日々更新されるサーバからのお
知らせや、天気予報、広告といった多様なローカルデー
タを提供することが可能である。
【0010】請求項3記載のデジタルサービス処理方法
は、請求項2記載のデジタルサービス処理方法におい
て、デジタルサービス受信端末装置がスタンバイ状態の
ときにローカルデータを受信する。これにより、デジタ
ルサービス受信端末装置がスタンバイ状態のとき、すな
わちデジタルサービス受信端末装置に処理の余裕がある
ときに、ローカルデータを利用者の指示なく受信するこ
とができるので、利用者が意識することなく多様なロー
カルデータを提供することが可能である。
【0011】請求項4記載のデジタルサービス受信端末
装置は、MPEG等のデジタルデータとしてサービスを
多数記憶しているサーバへネットワークを介してリクエ
ストやデータを送出するデータ送信部と、サーバからネ
ットワークを介してリクエストしたデータを受信するリ
クエストデータ受信部と、リクエストデータ受信部で受
信したデータを再生するリクエストデータ再生部と、ロ
ーカルデータを記憶するローカルデータ記憶部と、ロー
カルデータ記憶部に記憶されているローカルデータを再
生するローカルデータ再生部とを備えたデジタルサービ
ス受信端末装置であって、サーバからリクエストしたデ
ータを受信し再生する際にネットワークの輻輳度合いを
監視するネットワーク監視部と、ネットワーク監視部に
よる監視結果からネットワークが輻輳状態でなければリ
クエストデータ再生部の処理を優先させ、ネットワーク
が輻輳状態であればローカルデータ再生部の処理を優先
させるように、リクエストデータ再生部とローカルデー
タ再生部の処理優先度を決定するスケジューラとを設け
たことを特徴とする。
【0012】このデジタルサービス受信端末装置によれ
ば、ネットワークの輻輳度合いを監視するネットワーク
監視部と、ネットワークの輻輳度合いの監視結果からリ
クエストデータ再生部とローカルデータ再生部の処理優
先度を決定するスケジューラとを設けたことにより、ネ
ットワークの状態に最適な再生処理を実現することがで
きる。すなわち、輻輳のためデータ受信に遅延が生じる
場合には、その遅延時間内にローカルデータを再生する
ことができる。このため、遅延時間がある場合でも、出
力表示が滞るということがなく、利用者に苛立ちや不安
感などの不快感を与えることを避けることができる。
【0013】請求項5記載のデジタルサービス受信端末
装置は、請求項4記載のデジタルサービス受信端末装置
において、サーバからネットワークを介してローカルデ
ータを受信するローカルデータ受信部を設け、このロー
カルデータ受信部で受信したローカルデータをローカル
データ記憶部へ記憶させるようにしている。これによ
り、ローカルデータをサーバから更新することができる
ため、画一的ではなくその時々に応じて最適なローカル
データを提供することができる。例えば、日々更新され
るサーバからのお知らせや、天気予報、広告といった多
様なローカルデータを提供することが可能である。
【0014】請求項6記載のデジタルサービス受信端末
装置は、請求項5記載のデジタルサービス受信端末装置
において、スタンバイ状態のときにデータ送信部にロー
カルデータを受信する旨の指示をサーバへ送信する制御
を行うローカルデータ受信制御部を設けている。これに
より、デジタルサービス受信端末装置がスタンバイ状態
のとき、すなわちデジタルサービス受信端末装置に処理
の余裕があるときに、ローカルデータを利用者の指示な
く受信することができるので、利用者が意識することな
く多様なローカルデータを提供することが可能である。
【0015】請求項7記載のデジタルサービス処理方法
は、MPEG等のデジタルデータとしてサービスを多数
記憶しているサーバへネットワークを介してデジタルサ
ービス受信端末装置からリクエストやデータを送出し、
デジタルサービス受信端末装置がサーバからネットワー
クを介してリクエストしたデータを受信し、この受信し
たデータを再生するとともに、内部に記憶されているロ
ーカルデータを再生するデジタルサービス処理方法であ
って、デジタルサービス受信端末装置がサーバからデー
タ提供可能信号を受信し、この受信履歴を記憶してお
き、サーバからリクエストしたデータを受信し再生する
際に、データ提供可能信号の受信履歴を参照し、サーバ
が輻輳状態でなければ受信したデータを再生する処理を
優先して行い、サーバが輻輳状態であればローカルデー
タを再生する処理を優先して行うことを特徴とする。
【0016】このデジタルサービス処理方法によれば、
デジタルサービス受信端末装置がサーバからデータ提供
可能信号を受信し、この受信履歴を記憶しておき、サー
バからリクエストしたデータを受信し再生する際に、デ
ータ提供可能信号の受信履歴を参照し、サーバが輻輳状
態でなければ受信したデータを再生する処理を優先して
行い、サーバが輻輳状態であればローカルデータを再生
する処理を優先して行うことにより、サーバがデータ提
供が可能か否かに応じて最適な再生処理を実現すること
ができる。すなわち、サーバが輻輳状態で即座にデータ
提供が不可能なためデータ受信に遅延が生じる場合に
は、その遅延時間内にローカルデータを再生することが
できる。このため、遅延時間がある場合でも、出力表示
が滞るということがなく、利用者に苛立ちや不安感など
の不快感を与えることを避けることができる。
【0017】請求項8記載のデジタルサービス処理方法
は、請求項7記載のデジタルサービス処理方法におい
て、サーバからの要求によりデジタルサービス受信端末
装置がデータ提供可能信号の受信履歴をサーバへ送信す
る。これにより、サーバからのデータ提供可能信号の受
信履歴をサーバに通知することが可能となり、サーバ側
での課金処理等において有用な情報をサーバに通知する
ことが可能となる。
【0018】請求項9記載のデジタルサービス処理方法
は、請求項7または8記載のデジタルサービス処理方法
において、デジタルサービス受信端末装置がサーバから
ネットワークを介してローカルデータを受信し、この受
信したローカルデータを記憶する。これにより、ローカ
ルデータをサーバから更新することができるため、画一
的ではなくその時々に応じて最適なローカルデータを提
供することができる。例えば、日々更新されるサーバか
らのお知らせや、天気予報、広告といった多様なローカ
ルデータを提供することが可能である。
【0019】請求項10記載のデジタルサービス処理方
法は、請求項9記載のデジタルサービス処理方法におい
て、デジタルサービス受信端末装置がスタンバイ状態の
ときにデータ提供可能信号の受信履歴を参照し、サーバ
が輻輳状態でなければ、ローカルデータを受信する。こ
れにより、デジタルサービス受信端末装置がスタンバイ
状態のとき、すなわちデジタルサービス受信端末装置に
処理の余裕があるときに、サーバからローカルデータを
利用者の指示なく受信することができるので、利用者が
意識することなく多様なローカルデータを提供すること
が可能である。
【0020】請求項11記載のデジタルサービス処理方
法は、請求項10記載のデジタルサービス処理方法にお
いて、デジタルサービス受信端末装置がスタンバイ状態
のときにデータ提供可能信号の受信履歴を参照し、サー
バが輻輳状態であれば、サーバとは異なる別のサーバと
の間でコネクションを張り、別のサーバからローカルデ
ータを受信する。
【0021】これにより、デジタルサービス受信端末装
置がスタンバイ状態のとき、すなわちデジタルサービス
受信端末装置に処理の余裕があるときに、輻輳状態でな
いサーバを検索してそのサーバからローカルデータを利
用者の指示なく受信することができるので、利用者が意
識することなく、より多様なローカルデータを提供する
ことが可能である。
【0022】請求項12記載のデジタルサービス処理方
法は、請求項10または11記載のデジタルサービス処
理方法において、デジタルサービス受信端末装置にロー
カルデータを受信する旨の指示が与えられたときにも、
データ提供可能信号の受信履歴を参照し、ローカルデー
タを受信する。これにより、利用者の指示によりローカ
ルデータをサーバから受信することができ、また、この
ときに輻輳状態でないサーバを検索することにより、利
用者は長時間の受信待ちを被ることがなく、利用者に苛
立ちや不安感などの不快感を与えることを避けることが
できる。
【0023】請求項13記載のデジタルサービス受信端
末装置は、MPEG等のデジタルデータとしてサービス
を多数記憶しているサーバへネットワークを介してリク
エストやデータを送出するデータ送信部と、サーバから
ネットワークを介してリクエストしたデータを受信する
リクエストデータ受信部と、リクエストデータ受信部で
受信したデータを再生するリクエストデータ再生部と、
ローカルデータを記憶するローカルデータ記憶部と、ロ
ーカルデータ記憶部に記憶されているローカルデータを
再生するローカルデータ再生部とを備えたデジタルサー
ビス受信端末装置であって、サーバからデータ提供可能
信号を受信するデータ提供可能信号受信部と、データ提
供可能信号受信部で受信するデータ提供可能信号の受信
履歴を記憶するデータ提供可能信号受信履歴記憶部と、
サーバからリクエストしたデータを受信し再生する際
に、データ提供可能信号受信履歴記憶部の受信履歴を参
照し、サーバが輻輳状態でなければリクエストデータ再
生部の処理を優先させ、サーバが輻輳状態であればロー
カルデータ再生部の処理を優先させるように、リクエス
トデータ再生部とローカルデータ再生部の処理優先度を
決定するスケジューラとを設けたことを特徴とする。
【0024】このデジタルサービス受信端末装置によれ
ば、サーバからデータ提供可能信号を受信するデータ提
供可能信号受信部と、データ提供可能信号の受信履歴を
記憶するデータ提供可能信号受信履歴記憶部と、データ
提供可能信号の受信履歴を参照してリクエストデータ再
生部とローカルデータ再生部の処理優先度を決定するス
ケジューラとを設けたことにより、サーバがデータ提供
が可能か否かに応じて最適な再生処理を実現することが
できる。すなわち、サーバが輻輳状態で即座にデータ提
供が不可能なためデータ受信に遅延が生じる場合には、
その遅延時間内にローカルデータを再生することができ
る。このため、遅延時間がある場合でも、出力表示が滞
るということがなく、利用者に苛立ちや不安感などの不
快感を与えることを避けることができる。
【0025】請求項14記載のデジタルサービス受信端
末装置は、請求項13記載のデジタルサービス受信端末
装置において、データ提供可能信号受信履歴記憶部の受
信履歴をサーバへ送信するデータ提供可能信号受信履歴
通信部を設けている。これにより、サーバからのデータ
提供可能信号の受信履歴をサーバに通知することが可能
となり、サーバ側での課金処理等において有用な情報を
サーバに通知することが可能となる。
【0026】請求項15記載のデジタルサービス受信端
末装置は、請求項13または14記載のデジタルサービ
ス受信端末装置において、サーバからネットワークを介
してローカルデータを受信するローカルデータ受信部を
設け、このローカルデータ受信部で受信したローカルデ
ータをローカルデータ記憶部へ記憶させるようにしてい
る。
【0027】これにより、ローカルデータをサーバから
更新することができるため、画一的ではなくその時々に
応じて最適なローカルデータを提供することができる。
例えば、日々更新されるサーバからのお知らせや、天気
予報、広告といった多様なローカルデータを提供するこ
とが可能である。請求項16記載のデジタルサービス受
信端末装置は、請求項15記載のデジタルサービス受信
端末装置において、スタンバイ状態のときにデータ提供
可能信号受信履歴記憶部の受信履歴を参照し、サーバが
輻輳状態でなければ、データ送信部にローカルデータを
受信する旨の指示をサーバへ送信する制御を行うローカ
ルデータ受信制御部を設けている。
【0028】これにより、スタンバイ状態のとき、すな
わちデジタルサービス受信端末装置に処理の余裕がある
ときに、サーバからローカルデータを利用者の指示なく
受信することができるので、利用者が意識することなく
多様なローカルデータを提供することが可能である。請
求項17記載のデジタルサービス受信端末装置は、請求
項16記載のデジタルサービス受信端末装置において、
ローカルデータ受信制御部は、スタンバイ状態のときに
データ提供可能信号受信履歴記憶部の受信履歴を参照
し、サーバが輻輳状態であれば、サーバとは異なる別の
サーバとの間でコネクションを張り、別のサーバからロ
ーカルデータを受信するように制御する。
【0029】これにより、スタンバイ状態のとき、すな
わちデジタルサービス受信端末装置に処理の余裕がある
ときに、輻輳状態でないサーバを検索してそのサーバか
らローカルデータを利用者の指示なく受信することがで
きるので、利用者が意識することなく、より多様なロー
カルデータを提供することが可能である。請求項18記
載のデジタルサービス受信端末装置は、請求項16また
は17記載のデジタルサービス受信端末装置において、
ローカルデータ受信制御部は、ローカルデータを受信す
る旨の指示が与えられたときにも、データ提供可能信号
受信履歴記憶部の受信履歴を参照し、ローカルデータを
受信するように制御する。
【0030】これにより、利用者の指示によりローカル
データをサーバから受信することができ、また、このと
きに輻輳状態でないサーバを検索することにより、利用
者は長時間の受信待ちを被ることがなく、利用者に苛立
ちや不安感などの不快感を与えることを避けることがで
きる。
【0031】
【発明の実施の形態】
〔第1の実施の形態〕以下、本発明の第1の実施の形態
を図面を用いて説明する。図1は本発明の第1実施の形
態のデジタルサービス受信端末装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【0032】図1において、100は第1の実施の形態
のデジタルサービス受信端末である。101はデジタル
サービスを行なうためにMPEG等のデジタルデータと
して必要な情報を多数蓄積しているサーバである。10
2はサーバ101と受信端末装置100とを接続するネ
ットワークである。103は出力部で、サーバ101か
ら伝送されたデジタルサービスを出力する。出力部10
3としては、例えばテレビ受像機が用いられ、画面上に
映像、グラフィックス、文字等が表示されるとともに、
スピーカから音声が出力される。104はネットワーク
102の輻輳状態を監視するネットワーク監視部であ
る。
【0033】105はデータ送信部で、受信端末からサ
ーバ101へのリクエストやデータをネットワーク10
2を通して送出する。106はデータ受信部(リクエス
トデータ受信部)で、サーバ101からネットワーク1
02を介して伝送される映像、音声、データ等を受信す
る。これらの映像、音声、データ等の信号は、例えばM
PEG2形式で符号化され、一つのMPEG2トランス
ポートストリームとして伝送される。107はデータ再
生部(リクエストデータ再生部)で、データ受信部10
6で受信したMPEG2トランスポートストリームを解
釈し、映像、音声等を弁別、再構成したのち、出力部1
03に映像、音声等のデータを渡す。
【0034】108はローカルデータ受信制御部で、後
述の制御部114の状態を監視し、ローカルデータを受
信する旨のリクエストを送出する指示をデータ送信部1
05に与える。109はローカルデータ受信部で、サー
バ101からネットワーク102を介して伝送されるロ
ーカルデータを受信する。110はローカルデータ記憶
部で、ローカルデータ受信部109で受信されたローカ
ルデータを記録し保持する。111はローカルデータ再
生部で、ローカルデータ記憶部110で保持されている
ローカルデータを解釈、再生し、出力部103に再生デ
ータを渡す。このローカルデータの形式として、例えば
特願平7−199807に記載されているマルチメディ
ア情報が用いられる。
【0035】112はスケジューラで、ネットワークの
輻輳判定を行うとともに、データ再生部107とローカ
ルデータ再生部111のうちいずれを優先的に処理をす
るか、すなわちどちらにCPU資源を割り付けるかを決
定し、制御する。113は入力部で、利用者からのデジ
タルサービス選択等の入力指示を受け付ける。入力部1
13には、例えばリモコン装置が用いられる。114は
制御部で、デジタルサービス受信端末全体の制御を行な
う。
【0036】図2は、図1に示すデジタルサービス受信
端末装置100のハードウエア構成を示すブロック図で
ある。図1の図2との対応関係は、必ずしも一対一対応
にならないが、出力部103はスピーカ208およびT
V受像機214により構成され、入力部113はリモコ
ン205および入力機器インタフェイス206により構
成され、ローカルデータ再生部111およびデータ再生
部107は、MPEG復号器209,音声用D/A変換
器210,グラフィックコントロール211,Vide
o RAM212,映像用D/A変換器213およびシ
ステムクロック203により構成れ、ローカルデータ記
憶部110はRAM202により構成され、スケジュー
ラ112は、システムクロック203,タイマ204お
よびCPU201により構成され、ネットワーク監視部
104はCPU201およびネットワークインタフェイ
ス207により構成され、データ送信部105はCPU
201,RAM202およびネットワークインタフェイ
ス207により構成され、ローカルデータ受信部109
はCPU201,RAM202およびネットワークイン
タフェイス207により構成され、データ受信部106
はCPU201,RAM202およびネットワークイン
タフェイス207により構成され、制御部114はCP
U201により構成される。
【0037】以上のような構成のデジタルサービス受信
端末装置100について、さらに図3〜図6を用いてそ
の動作を説明する。図3,図4および図5はデジタルサ
ービス受信端末装置100の動作を説明するためのフロ
ーチャートであり、図6は制御部114が管理するハー
ドウエア管理表の一例を示す図である。まず、デジタル
サービスの再生処理について述べる。ここでの説明にお
ける(a1)〜(a5)は図3(A)の全体の動作を示
し、(a6)は図3(B)のスケジューラ112の動作
を示し、(a7)は図4(A)のデータ再生部107の
動作を示し、(a8)は図4(B)のローカルデータ再
生部111の動作を示している。
【0038】(a1)利用者はデジタルサービスを受け
る際に、入力部113を用いてその指示を行なう。例え
ば、デジタルサービスの一つであるビデオオンデマンド
サービスを選択し、「MOVIE」というタイトルの映
画を視聴する旨の指示を与える。 (a2)制御部114は、入力部113からの指示を受
け取り、当該デジタルサービスをうけるために、データ
送信部105にサーバ101に対し当該デジタルサービ
スを受信する旨のリクエストを発行するように指示す
る。
【0039】(a3)データ送信部105は、デジタル
サービスを受信する旨のリクエストをネットワーク10
2を介してサーバ101に送信する。 (a4)制御部114は、当該リクエストに対応するデ
ータがサーバ101から送出されているかどうかを監視
するために、ネットワーク監視部104にその旨を指示
する。ネットワーク監視部104は、ネットワーク10
2中に流れるすべてのパケットを監視し、自端末宛ての
パケットがネットワーク102中にどの程度流れている
かを監視し、その監視結果を制御部114に通知する。
【0040】(a5)制御部114は、ネットワーク監
視部104から通知される監視結果の情報をスケジュー
ラ112に渡すとともに、スケジューラ112に対して
再生手続きのスケジューリングを行なう旨の指示を与え
る。 (a6)スケジューラ112は、まずネットワーク10
2の輻輳判定を行う。輻輳判定は、与えられたネットワ
ーク監視結果をあらかじめ定められた閾値と比較するこ
とにより行う。次に、スケジューラ112は、ネットワ
ーク102が輻輳状態であればローカルデータ再生部1
11に優先的にCPU資源を割り付けるように、また、
輻輳状態でなければデータ再生部107に優先的にCP
U資源を割り付けるようにスケジューリングを行なう。
【0041】(a7)データ受信部106は、サーバ1
01からネットワーク102を介して伝送されたMPE
G2トランスポートストリームデータを受信し、内部バ
ッファ(図示せず)に一時蓄積する。その後、データ再
生部107が、データ受信部106の内部バッファを参
照し、MPEG2トランスポートストリームから必要な
プログラム識別子(PID)をもつストリームを取り出
し、映像および音声ストリームを抽出、復号することに
より再構成して、音声と映像の同期処理を行い、出力部
103に映像および音声データを渡す。
【0042】(a8)ローカルデータ再生部110は、
あらかじめローカルデータ記憶部110に記憶されてい
るローカルデータを解釈し、復号することにより再構成
して、音声と映像の同期処理を行い、それによって生産
される映像および音声データ出力を出力部103に渡
す。ローカルデータの形式および機能は本願とは直接関
係しないのでここでは詳細に述べないが、例えば特願平
7−199807に記載されているマルチメディア情報
などが用いられる。この例のマルチメディア情報は、映
像、音声、グラフィックスなどを同期をとりながら再生
するために十分な情報を含んでいる。
【0043】つぎに、ローカルデータの受信および記憶
に関する処理について述べる。ここでの説明における
(b1)〜(b2)は図5(A)のローカルデータ受信
処理の動作を示し、(b3)〜(b5)は図5(B)の
ローカルデータ受信処理ルーチンの動作を示す。 (b1)制御部114は、図1中の各処理部の動作の制
御をするとともに、その処理のために使われているCP
U資源等のハードウエア資源が使用中であるかあき状態
(未使用中)であるかどうかのステイタスを管理し、使
用中であればそのハードウエア資源と稼働率とを対にし
て管理する。具体的には、図6に示すようなハードウエ
ア管理表を用いることにより、ハードウエア資源のステ
イタスを管理している。
【0044】(b2)サーバ101上に格納されている
ローカルデータをデジタルサービス受信端末装置100
にダウンロードすべく、タイマ204(図2)にあらか
じめ設定されている時間間隔ごとに、制御部114はロ
ーカルデータ受信制御部108にローカルデータ受信処
理を行なう旨の指示を行なう。 (b3)ローカルデータ受信制御部108は、制御部1
14内部に保持されている例えば図6のようなハードウ
エア管理表を参照し、デジタルサービス受信端末装置1
00のハードウエアの稼働率の判定を行う。この稼働率
の判定基準は、ローカルデータをダウンロードしてもデ
ジタルサービス受信端末装置100のその時の動作に影
響を与えるか、与えないかを判断できるようにあらかじ
め設定しておき、例えば、「CPUの稼働率が30%以
下であり、かつネットワークインタフェイスの稼働率が
20%以下である場合」といった基準が用いられ、その
場合には、ローカルデータをダウンロードしてもデジタ
ルサービス受信端末装置100のその時の動作に影響を
与えないと判断する。
【0045】(b4)ローカルデータ受信制御部108
は、稼働率の判定により、デジタルサービス受信端末装
置100のハードウエアの稼働率が低く、ローカルデー
タをダウンロードしてもデジタルサービス受信端末装置
100のその時の動作に影響を与えないと判断した場合
に、データ送信部105にサーバ101に対しローカル
データを受信する旨のリクエストを発行するように指示
する。データ送信部105は、ローカルデータを受信す
る旨のリクエストをネットワーク102を介してサーバ
101に送信する。
【0046】(b5)ローカルデータ受信部109は、
サーバ101からネットワーク102を介して伝送され
たローカルデータを受信し、ローカルデータ記憶部11
0に記録,蓄積する。なお、図示してはいないが、利用
者の操作により表示などを終了する旨の入力があれば、
本フローチャートの処理は終了することとなる。
【0047】以上のようにこの第1の実施の形態によれ
ば、ネットワーク102の輻輳状態を監視するネットワ
ーク監視部104と、得られた輻輳結果によりデータ再
生部107とローカルデータ再生部111のうちいずれ
に優先してCPU資源を割り付けるかを制御するスケジ
ューラ112とを設けることにより、ネットワーク10
2の状態に最適な再生処理を実現することができる。す
なわち、ネットワーク102が輻輳状態のためデータ受
信に遅延が生じる場合は、その遅延時間内にローカルデ
ータを再生することができる。このため、遅延時間があ
る場合でも、出力部103への表示が滞るということが
なく、利用者に苛立ちや不安感などの不快感を与えるこ
とを避けることができる。
【0048】また、ローカルデータ受信部109および
ローカルデータ記憶部110を設けることにより、ロー
カルデータをサーバ101から更新することができるた
め、画一的ではなくその時々に応じて最適なローカルデ
ータを提供することができる。例えば、日々更新される
サーバ101からのお知らせや、天気予報、広告といっ
た多様なローカルデータを提供することが可能である。
【0049】さらに、ローカルデータ受信制御部108
を設けることにより、デジタルサービス受信端末装置1
00に処理の余裕があるときに、ローカルデータを利用
者の指示なく受信することができるので、利用者が意識
することなく多様なローカルデータを提供することが可
能である。 〔第2の実施の形態〕以下、本発明の第2の実施の形態
を図面を用いて説明する。図7は本発明の第2実施の形
態のデジタルサービス受信端末装置の構成を示すブロッ
ク図である。図7において、第1の実施の形態との対比
の意味から、対応する構成要件の符号の末尾2桁は極力
図1のそれと符合させたが、新設の構成要件については
その限りではない。なお、第1の実施の形態と共通する
構成要件については、以下の説明を簡単に記載する。
【0050】図7において、300は第2の実施の形態
のデジタルサービス受信端末装置である。301は第1
のサーバである。318は第2のサーバである。第1の
サーバ301および第2のサーバ318は、第1の実施
の形態におけるサーバ101の機能に加え、デジタルサ
ービス受信端末装置300からのデジタルサービス視聴
リクエストに対して、データを提供可能である場合にデ
ータ提供可能信号をデジタルサービス受信端末装置30
0へ送信する機能を有する。302はネットワークであ
る。303は出力部である。
【0051】304はデータ提供可能信号受信部で、第
1のサーバ301もしくは第2のサーバ318からデジ
タルサービス受信端末装置300へ送信されるデータ提
供可能信号を受信する。305はデータ送信部である。
306はデータ受信部(リクエストデータ受信部)であ
る。307はデータ再生部(リクエストデータ再生部)
である。308はローカルデータ受信制御部で、後述の
輻輳履歴記憶部315の内容を参照し、ローカルデータ
を受信する旨のリクエストを送出する指示をデータ送信
部305に与える。309はローカルデータ受信部であ
る。310はローカルデータ記憶部である。311はロ
ーカルデータ再生部である。
【0052】312はスケジューラで、データ提供可能
信号受信部304の状態を監視し、データ再生部307
とローカルデータ再生部311のうちいずれを優先的に
処理するか、すなわちどちらにCPU資源を割り付ける
かを決定し、制御する。313は入力部である。314
は制御部で、デジタルサービス受信端末全体の制御を行
なう。315は輻輳履歴記憶部(データ提供可能信号受
信履歴記憶部)で、データ提供可能信号受信部304の
状態を時間経過とともに記憶する。316はコネクショ
ン管理部で、いずれのサーバと接続すべきであり、また
接続しているかどうかを管理する。317は輻輳履歴通
信部(データ提供可能信号受信履歴通信部)で、輻輳履
歴記憶部315の内容をサーバに送信する。
【0053】以上のような構成のデジタルサービス受信
端末装置300について、さらに図8〜図10を用いて
その動作を説明する。図8および図9はデジタルサービ
ス受信端末装置300の動作を説明するためのフローチ
ャートであり、図10は輻輳履歴記憶部315の記憶内
容の一例を示す図である。まず、デジタルサービスの再
生処理について述べる。ここでの説明における(c1)
〜(c6)は図8(A)の全体の動作を示し、(c7)
は図8(B)のスケジューラ312の動作を示してい
る。(c8),(c9)はデータ再生部307,ローカ
ルデータ再生部311の動作を示し、ここでは図示して
いないが、図4(A),(B)と同様である。
【0054】(c1)利用者はデジタルサービスを受け
る際に、入力部313を用いてその指示を行なう。 (c2)制御部314は、入力部313からの指示を受
け取り、当該デジタルサービスをうけるために、データ
送信部305に第1のサーバ301に対し当該デジタル
サービスを受信する旨のリクエストを発行するように指
示する。
【0055】(c3)データ送信部305は、デジタル
サービスを受信する旨のリクエストをネットワーク30
2を介して第1のサーバ301に送信する。 (c4)第1のサーバ301は、当該リクエストに対応
するデータを提供可能であれば、デジタルデータ受信端
末装置300にデータ提供可能信号を送出する。
【0056】(c5)データ提供可能信号受信部304
は、定期的にネットワーク302を監視し、データ提供
可能信号を受信したかどうかを調べる。さらに、データ
提供可能信号の受信記録を時間とともに輻輳履歴記憶部
315に記録する。具体的には、図8に示すような管理
表を用いることにより、輻輳履歴を記録管理する。 (c6)制御部314は、輻輳履歴記憶部315に記録
されている輻輳履歴をスケジューラ312に渡すととも
に、スケジューラ312に対して再生手続きのスケジュ
ーリングを行なう旨の指示を与える。
【0057】(c7)スケジューラ312は、まず、第
1のサーバ301の輻輳判定を行う。輻輳判定は、与え
られた輻輳履歴を参照し、例えばデータ提供可能信号を
受信した直近の日時と現在の日時との差をあらかじめ定
められた閾値と比較することにより行う。次に、スケジ
ューラ312は、第1のサーバ301が輻輳状態であれ
ばローカルデータ再生部311に優先的にCPU資源を
割り付けるように、また、輻輳状態でなければデータ再
生部307に優先的にCPU資源を割り付けるようにス
ケジューリングを行なう。
【0058】(c8)データ受信部306は、第1のサ
ーバ301からネットワーク302を介して伝送された
MPEG2トランスポートストリームデータを受信し、
解析した後、出力部303に映像および音声データを渡
す。 (c9)ローカルデータ再生部310は、あらかじめロ
ーカルデータ記憶部310に記憶されているローカルデ
ータを解釈し、それによって生産される映像および音声
データ出力を出力部303に渡す。
【0059】つぎに、ローカルデータの受信および記憶
に関する処理について述べる。ここでの説明における
(d0)〜(d1)は図9(A)のローカルデータ受信
処理の動作を示し、(d2)〜(d5)は図9(B)の
ローカルデータ受信処理ルーチンの動作を示す。 (d0)前述したように、輻輳履歴記憶部315には、
図10に示すような管理表を用いて、輻輳履歴を記録管
理している。
【0060】(d1)第1のサーバ301上に格納され
ているローカルデータをデジタルサービス受信端末装置
300にダウンロードすべく、タイマ204(図2参
照)にあらかじめ設定されている時間間隔ごとに、制御
部314はローカルデータ受信制御部308にローカル
データ受信処理を行なう旨の指示を行なう。 (d2)ローカルデータ受信制御部308は、図10に
示すような、輻輳履歴記憶部315に保持されている輻
輳履歴を参照し、第1のサーバ301がデータ提供が可
能な状態かどうかを判定する。第1のサーバ301がデ
ータ提供が可能な状態であると判定される場合には、デ
ータ送信部305に第1のサーバ301に対しローカル
データを受信する旨のリクエストを発行するように指示
する(d5)。
【0061】(d3)第1のサーバ301がデータ提供
が不可能な状態であると判定される場合には、コネクシ
ョン管理部316に対して、第1のサーバ301と同一
の機能を有し、代替可能である第2のサーバ318を調
べ、接続するように指示する。 (d4)コネクション管理部316は、内部(図示せ
ず)に保持するサーバ一覧表を検索し、第1のサーバ3
01と同一の機能を有する第2のサーバ318を特定
し、さらに、第1のサーバ301とのコネクションを切
断するとともに、新たに第2のサーバ318とのコネク
ションを確立したのち、処理の完了をローカルデータ受
信制御部308に通知する。ローカルデータ受信制御部
308は、データ送信部305に第2のサーバ308に
対しローカルデータを受信する旨のリクエストを発行す
るように指示する(d5)。
【0062】(d5)ローカルデータ受信制御部308
が、データ送信部305に(d2)〜(d4)で決定さ
れる第1のサーバ301もしくは第2のサーバ318に
対しローカルデータを受信する旨のリクエストを発行す
るように指示すると、データ送信部305は、ローカル
データを受信する旨のリクエストをネットワーク302
を介して、(d2)〜(d4)で決定される第1のサー
バ301もしくは第2のサーバ318に送信する。
【0063】(d6)ローカルデータ受信部309は、
(d2)〜(d4)で決定される第1のサーバ301も
しくは第2のサーバ318からネットワーク302を介
して伝送されたローカルデータを受信し、ローカルデー
タ記憶部310に記録,蓄積する。なお、上記のローカ
ルデータの受信および記憶に関する処理の説明では、
(d1)の説明でもわかるように、利用者の指示なく、
あらかじめ設定されている時間間隔ごとにローカルデー
タ受信処理を行なう場合について述べたが、利用者が入
力部313からローカルデータを受信する旨の指示を行
う場合も、同様な処理が行われる。
【0064】つぎに、輻輳履歴の送信処理について述べ
る。 (e1)第1のサーバ301が、デジタルデータ受信端
末装置300の輻輳履歴を収集しようとし、その旨のリ
クエストをネットワーク302を介してデジタルデータ
受信端末装置300へ送信する。 (e2)輻輳履歴通信部317は、当該リクエストを受
信し、輻輳履歴記憶部315を参照して、第1のサーバ
301に輻輳履歴の内容を送信する。
【0065】なお、図示してはいないが、利用者の操作
により表示などを終了する旨の入力があれば、本フロー
チャートの処理は終了することとなる。以上のようにこ
の第2の実施の形態によれば、第1のサーバ301がデ
ータ提供可能であるときにデータ提供可能信号を受信す
るデータ提供可能信号受信部304と、その結果を記憶
する輻輳履歴記憶部315と、得られた輻輳結果に基づ
きデータ再生部307とローカルデータ再生部311の
うちいずれに優先してCPU資源を割り付けるかを制御
するスケジューラ312とを設けることにより、第1の
サーバ301がデータ提供が可能か否かに応じて最適な
再生処理を実現することができる。すなわち、第1のサ
ーバ301が輻輳状態で即座にデータ提供が不可能なた
めデータ受信に遅延が生じる場合は、その遅延時間内に
ローカルデータを再生することができる。このため、遅
延時間がある場合でも、出力部303への表示が滞ると
いうことがなく、利用者に苛立ちや不安感などの不快感
を与えることを避けることができる。
【0066】また、ローカルデータ受信部309および
ローカルデータ記憶部310を設けることにより、ロー
カルデータをサーバから更新することができるため、画
一的ではなくその時々に応じて最適なローカルデータを
提供することができる。例えば、日々更新されるサーバ
からのお知らせや、天気予報、広告といった多様なロー
カルデータを提供することが可能である。
【0067】さらに、ローカルデータ受信制御部308
を設けることにより、デジタルサービス受信端末装置3
00に処理の余裕があるときに、ローカルデータを利用
者の指示なく受信することができるので、利用者が意識
することなく多様なローカルデータを提供することが可
能である。さらに、コネクション管理部316を設ける
ことにより、第1のサーバ301がローカルデータの提
供ができない場合でも、同等の機能を有する第2のサー
バ318からローカルデータを受信することができるた
め、より多様なローカルデータを提供することが可能で
ある。また、利用者の指示によりローカルデータを受信
する際、何らかの原因で第1のサーバ301からローカ
ルデータを受信できなくなった場合でも、第2のサーバ
318からローカルデータを受信することができるた
め、利用者は長時間の受信待ちを被ることがなく、苛立
ちや不安感などの不快感を避けることができる。
【0068】また、輻輳履歴記憶部315に記憶されて
いる輻輳履歴の内容を送信する輻輳履歴通信部317を
設けることにより、デジタルサービス受信端末装置30
0の輻輳履歴をサーバに通知することが可能となり、サ
ーバ側での課金処理等において有用な情報をサーバに通
知することが可能となる。なお、上記第1の実施の形態
と第2の実施の形態との両機能を合わせたデジタルサー
ビス受信端末装置とすることにより、ネットワークとサ
ーバの少なくともどちらか一方が輻輳状態であるためデ
ータ受信に遅延が生じる場合に、その遅延時間内にロー
カルデータを再生することができる等の効果が得られる
ことは言うまでもない。
【0069】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ネットワ
ークの輻輳度合いを監視するネットワーク監視部と、ネ
ットワークの輻輳度合いの監視結果からリクエストデー
タ再生部とローカルデータ再生部の処理優先度を決定す
るスケジューラとを設けたことにより、ネットワークの
状態に最適な再生処理を実現することができる。すなわ
ち、輻輳のためデータ受信に遅延が生じる場合には、そ
の遅延時間内にローカルデータを再生することができ
る。このため、遅延時間がある場合でも、出力表示が滞
るということがなく、利用者に苛立ちや不安感などの不
快感を与えることを避けることができる。
【0070】また、サーバからネットワークを介してロ
ーカルデータを受信するローカルデータ受信部を設け、
このローカルデータ受信部で受信したローカルデータを
ローカルデータ記憶部へ記憶させるようにすることによ
り、ローカルデータをサーバから更新することができる
ため、画一的ではなくその時々に応じて最適なローカル
データを提供することができる。例えば、日々更新され
るサーバからのお知らせや、天気予報、広告といった多
様なローカルデータを提供することが可能である。
【0071】また、スタンバイ状態のときにデータ送信
部にローカルデータを受信する旨の指示をサーバへ送信
する制御を行うローカルデータ受信制御部を設けること
により、デジタルサービス受信端末装置がスタンバイ状
態のとき、すなわちデジタルサービス受信端末装置に処
理の余裕があるときに、ローカルデータを利用者の指示
なく受信することができるので、利用者が意識すること
なく多様なローカルデータを提供することが可能であ
る。
【0072】また、本発明によれば、サーバからデータ
提供可能信号を受信するデータ提供可能信号受信部と、
データ提供可能信号の受信履歴を記憶するデータ提供可
能信号受信履歴記憶部と、データ提供可能信号の受信履
歴を参照してリクエストデータ再生部とローカルデータ
再生部の処理優先度を決定するスケジューラとを設けた
ことにより、サーバがデータ提供が可能か否かに応じて
最適な再生処理を実現することができる。すなわち、サ
ーバが輻輳状態で即座にデータ提供が不可能なためデー
タ受信に遅延が生じる場合には、その遅延時間内にロー
カルデータを再生することができる。このため、遅延時
間がある場合でも、出力表示が滞るということがなく、
利用者に苛立ちや不安感などの不快感を与えることを避
けることができる。
【0073】さらに、データ提供可能信号受信履歴記憶
部の受信履歴をサーバへ送信するデータ提供可能信号受
信履歴通信部を設けることにより、サーバからのデータ
提供可能信号の受信履歴をサーバに通知することが可能
となり、サーバ側での課金処理等において有用な情報を
サーバに通知することが可能となる。また、サーバから
ネットワークを介してローカルデータを受信するローカ
ルデータ受信部を設け、このローカルデータ受信部で受
信したローカルデータをローカルデータ記憶部へ記憶さ
せるようにすることにより、ローカルデータをサーバか
ら更新することができるため、画一的ではなくその時々
に応じて最適なローカルデータを提供することができ
る。例えば、日々更新されるサーバからのお知らせや、
天気予報、広告といった多様なローカルデータを提供す
ることが可能である。
【0074】また、スタンバイ状態のときにデータ提供
可能信号受信履歴記憶部の受信履歴を参照し、サーバが
輻輳状態でなければ、データ送信部にローカルデータを
受信する旨の指示をサーバへ送信する制御を行うローカ
ルデータ受信制御部を設けることにより、スタンバイ状
態のとき、すなわちデジタルサービス受信端末装置に処
理の余裕があるときに、サーバからローカルデータを利
用者の指示なく受信することができるので、利用者が意
識することなく多様なローカルデータを提供することが
可能である。
【0075】また、ローカルデータ受信制御部が、スタ
ンバイ状態のときにデータ提供可能信号受信履歴記憶部
の受信履歴を参照し、サーバが輻輳状態であれば、サー
バとは異なる別のサーバとの間でコネクションを張り、
別のサーバからローカルデータを受信するように制御す
ることにより、スタンバイ状態のとき、すなわちデジタ
ルサービス受信端末装置に処理の余裕があるときに、輻
輳状態でないサーバを検索してそのサーバからローカル
データを利用者の指示なく受信することができるので、
利用者が意識することなく、より多様なローカルデータ
を提供することが可能である。
【0076】また、ローカルデータ受信制御部が、ロー
カルデータを受信する旨の指示が与えられたときにも、
データ提供可能信号受信履歴記憶部の受信履歴を参照
し、ローカルデータを受信するように制御することによ
り、利用者の指示によりローカルデータをサーバから受
信することができ、また、このときに輻輳状態でないサ
ーバを検索することにより、利用者は長時間の受信待ち
を被ることがなく、利用者に苛立ちや不安感などの不快
感を与えることを避けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態におけるデジタルサ
ービス受信端末装置のシステム構成図。
【図2】本発明の第1の実施の形態におけるデジタルサ
ービス受信端末装置のハードウエア構成図。
【図3】本発明の第1の実施の形態におけるデジタルサ
ービス受信端末装置の動作を説明するフローチャート。
【図4】本発明の第1の実施の形態におけるデジタルサ
ービス受信端末装置の動作を説明するフローチャート。
【図5】本発明の第1の実施の形態におけるデジタルサ
ービス受信端末装置のハードウエア管理表の具体例図。
【図6】本発明の第1の実施の形態におけるデジタルサ
ービス受信端末装置の動作を説明するフローチャート。
【図7】本発明の第2の実施の形態におけるデジタルサ
ービス受信端末装置のシステム構成図。
【図8】本発明の第2の実施の形態におけるデジタルサ
ービス受信端末装置の動作を説明するフローチャート。
【図9】本発明の第2の実施の形態におけるデジタルサ
ービス受信端末装置の動作を説明するフローチャート。
【図10】本発明の第2の実施の形態におけるデジタル
サービス受信端末装置の輻輳履歴管理表の具体例図。
【符号の説明】
100 デジタルサービス受信端末装置 101 サーバ 102 ネットワーク 103 出力部 104 ネットワーク監視部 105 データ送信部 106 データ受信部(リクエストデータ受信部) 107 データ再生部(リクエストデータ再生部) 108 ローカルデータ受信制御部 109 ローカルデータ受信部 110 ローカルデータ記憶部 111 ローカルデータ再生部 112 スケジューラ 113 入力部 114 制御部 300 デジタルサービス受信端末装置 301 第1のサーバ 302 ネットワーク 303 出力部 304 データ提供可能信号受信部 305 データ送信部 306 データ受信部(リクエストデータ受信部) 307 データ再生部(リクエストデータ再生部) 308 ローカルデータ受信制御部 309 ローカルデータ受信部 310 ローカルデータ記憶部 311 ローカルデータ再生部 312 スケジューラ 313 入力部 314 制御部 315 輻輳履歴記憶部(データ提供可能信号受信履歴
記憶部) 316 コネクション管理部 317 輻輳履歴通信部(データ提供可能信号受信履歴
通信部) 318 第2のサーバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井出 剛氏 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 平田 好充 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 MPEG等のデジタルデータとしてサー
    ビスを多数記憶しているサーバへネットワークを介して
    デジタルサービス受信端末装置からリクエストやデータ
    を送出し、前記デジタルサービス受信端末装置が前記サ
    ーバから前記ネットワークを介してリクエストしたデー
    タを受信し、この受信したデータを再生するとともに、
    内部に記憶されているローカルデータを再生するデジタ
    ルサービス処理方法であって、 前記デジタルサービス受信端末装置が前記サーバからリ
    クエストしたデータを受信し再生する際に、前記ネット
    ワークの輻輳度合いを監視し、その監視結果から前記ネ
    ットワークが輻輳状態でなければ受信したデータを再生
    する処理を優先して行い、前記ネットワークが輻輳状態
    であれば前記ローカルデータを再生する処理を優先して
    行うことを特徴とするデジタルサービス処理方法。
  2. 【請求項2】 デジタルサービス受信端末装置がサーバ
    からネットワークを介してローカルデータを受信し、こ
    の受信したローカルデータを記憶する請求項1記載のデ
    ジタルサービス処理方法。
  3. 【請求項3】 デジタルサービス受信端末装置がスタン
    バイ状態のときにローカルデータを受信する請求項2記
    載のデジタルサービス処理方法。
  4. 【請求項4】 MPEG等のデジタルデータとしてサー
    ビスを多数記憶しているサーバへネットワークを介して
    リクエストやデータを送出するデータ送信部と、前記サ
    ーバから前記ネットワークを介してリクエストしたデー
    タを受信するリクエストデータ受信部と、前記リクエス
    トデータ受信部で受信したデータを再生するリクエスト
    データ再生部と、ローカルデータを記憶するローカルデ
    ータ記憶部と、前記ローカルデータ記憶部に記憶されて
    いるローカルデータを再生するローカルデータ再生部と
    を備えたデジタルサービス受信端末装置であって、 前記サーバからリクエストしたデータを受信し再生する
    際に前記ネットワークの輻輳度合いを監視するネットワ
    ーク監視部と、 前記ネットワーク監視部による監視結果から前記ネット
    ワークが輻輳状態でなければ前記リクエストデータ再生
    部の処理を優先させ、前記ネットワークが輻輳状態であ
    れば前記ローカルデータ再生部の処理を優先させるよう
    に、前記リクエストデータ再生部と前記ローカルデータ
    再生部の処理優先度を決定するスケジューラとを設けた
    ことを特徴とするデジタルサービス受信端末装置。
  5. 【請求項5】 サーバからネットワークを介してローカ
    ルデータを受信するローカルデータ受信部を設け、この
    ローカルデータ受信部で受信したローカルデータをロー
    カルデータ記憶部へ記憶させるようにした請求項4記載
    のデジタルサービス受信端末装置。
  6. 【請求項6】 スタンバイ状態のときにデータ送信部に
    ローカルデータを受信する旨の指示をサーバへ送信する
    制御を行うローカルデータ受信制御部を設けた請求項5
    記載のデジタルサービス受信端末装置。
  7. 【請求項7】 MPEG等のデジタルデータとしてサー
    ビスを多数記憶しているサーバへネットワークを介して
    デジタルサービス受信端末装置からリクエストやデータ
    を送出し、前記デジタルサービス受信端末装置が前記サ
    ーバから前記ネットワークを介してリクエストしたデー
    タを受信し、この受信したデータを再生するとともに、
    内部に記憶されているローカルデータを再生するデジタ
    ルサービス処理方法であって、 前記デジタルサービス受信端末装置が前記サーバからデ
    ータ提供可能信号を受信し、この受信履歴を記憶してお
    き、前記サーバからリクエストしたデータを受信し再生
    する際に、前記データ提供可能信号の受信履歴を参照
    し、前記サーバが輻輳状態でなければ受信したデータを
    再生する処理を優先して行い、前記サーバが輻輳状態で
    あれば前記ローカルデータを再生する処理を優先して行
    うことを特徴とするデジタルサービス処理方法。
  8. 【請求項8】 サーバからの要求によりデジタルサービ
    ス受信端末装置がデータ提供可能信号の受信履歴を前記
    サーバへ送信する請求項7記載のデジタルサービス処理
    方法。
  9. 【請求項9】 デジタルサービス受信端末装置がサーバ
    からネットワークを介してローカルデータを受信し、こ
    の受信したローカルデータを記憶する請求項7または8
    記載のデジタルサービス処理方法。
  10. 【請求項10】 デジタルサービス受信端末装置がスタ
    ンバイ状態のときにデータ提供可能信号の受信履歴を参
    照し、サーバが輻輳状態でなければ、ローカルデータを
    受信する請求項9記載のデジタルサービス処理方法。
  11. 【請求項11】 デジタルサービス受信端末装置がスタ
    ンバイ状態のときにデータ提供可能信号の受信履歴を参
    照し、サーバが輻輳状態であれば、前記サーバとは異な
    る別のサーバとの間でコネクションを張り、前記別のサ
    ーバからローカルデータを受信する請求項10記載のデ
    ジタルサービス処理方法。
  12. 【請求項12】 デジタルサービス受信端末装置にロー
    カルデータを受信する旨の指示が与えられたときにも、
    データ提供可能信号の受信履歴を参照し、前記ローカル
    データを受信する請求項10または11記載のデジタル
    サービス処理方法。
  13. 【請求項13】 MPEG等のデジタルデータとしてサ
    ービスを多数記憶しているサーバへネットワークを介し
    てリクエストやデータを送出するデータ送信部と、前記
    サーバから前記ネットワークを介してリクエストしたデ
    ータを受信するリクエストデータ受信部と、前記リクエ
    ストデータ受信部で受信したデータを再生するリクエス
    トデータ再生部と、ローカルデータを記憶するローカル
    データ記憶部と、前記ローカルデータ記憶部に記憶され
    ているローカルデータを再生するローカルデータ再生部
    とを備えたデジタルサービス受信端末装置であって、 前記サーバからデータ提供可能信号を受信するデータ提
    供可能信号受信部と、 前記データ提供可能信号受信部で受信するデータ提供可
    能信号の受信履歴を記憶するデータ提供可能信号受信履
    歴記憶部と、 前記サーバからリクエストしたデータを受信し再生する
    際に、前記データ提供可能信号受信履歴記憶部の受信履
    歴を参照し、前記サーバが輻輳状態でなければ前記リク
    エストデータ再生部の処理を優先させ、前記サーバが輻
    輳状態であれば前記ローカルデータ再生部の処理を優先
    させるように、前記リクエストデータ再生部と前記ロー
    カルデータ再生部の処理優先度を決定するスケジューラ
    とを設けたことを特徴とするデジタルサービス受信端末
    装置。
  14. 【請求項14】 データ提供可能信号受信履歴記憶部の
    受信履歴をサーバへ送信するデータ提供可能信号受信履
    歴通信部を設けた請求項13記載のデジタルサービス受
    信端末装置。
  15. 【請求項15】 サーバからネットワークを介してロー
    カルデータを受信するローカルデータ受信部を設け、こ
    のローカルデータ受信部で受信したローカルデータをロ
    ーカルデータ記憶部へ記憶させるようにした請求項13
    または14記載のデジタルサービス受信端末装置。
  16. 【請求項16】 スタンバイ状態のときにデータ提供可
    能信号受信履歴記憶部の受信履歴を参照し、サーバが輻
    輳状態でなければ、データ送信部にローカルデータを受
    信する旨の指示をサーバへ送信する制御を行うローカル
    データ受信制御部を設けた請求項15記載のデジタルサ
    ービス受信端末装置。
  17. 【請求項17】 ローカルデータ受信制御部は、スタン
    バイ状態のときにデータ提供可能信号受信履歴記憶部の
    受信履歴を参照し、サーバが輻輳状態であれば、前記サ
    ーバとは異なる別のサーバとの間でコネクションを張
    り、前記別のサーバからローカルデータを受信するよう
    に制御する請求項16記載のデジタルサービス受信端末
    装置。
  18. 【請求項18】 ローカルデータ受信制御部は、ローカ
    ルデータを受信する旨の指示が与えられたときにも、デ
    ータ提供可能信号受信履歴記憶部の受信履歴を参照し、
    前記ローカルデータを受信するように制御する請求項1
    6または17記載のデジタルサービス受信端末装置。
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