JPH10200416A - 伝送符号エラー検出システムならびに該システムに用いる符号化装置および復号化装置 - Google Patents

伝送符号エラー検出システムならびに該システムに用いる符号化装置および復号化装置

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JPH10200416A
JPH10200416A JP9005562A JP556297A JPH10200416A JP H10200416 A JPH10200416 A JP H10200416A JP 9005562 A JP9005562 A JP 9005562A JP 556297 A JP556297 A JP 556297A JP H10200416 A JPH10200416 A JP H10200416A
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JP
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agenda
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JP9005562A
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English (en)
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Yasuhiko Endo
靖彦 遠藤
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Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 算術符号化方式における伝送符号エラー検出
システムにおいて、伝送誤りを確実に検出でき、しかも
検出に必要な情報量は少なく、定期的に挿入されても圧
縮率に影響を与えない方式を提供する。 【解決手段】 算術符号部12と、画像カウント部13
もしくは符号カウント部14と、マーカー処理部15
と、符号送信部16を有する符号化装置1において、一
定バイト符号データ送信完了後、現画素の符号化完了時
の符号化オージェンドを送信し、復号化装置で、符号化
装置1から送信された符号化オージェンドを、現画素の
復号化に使用した復号化オージェンドと比較してエラー
を検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像通信、特に白
黒の2値情報を送信・表示する際に、迅速な通信を可能
とする伝送装置における伝送符号エラー検出システムな
らびに該システムに用いる符号化装置および復号化装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】2値情報を迅速に伝送するために、全体
画像の早期把握を目的とした順次再生表示方式が必要と
されており、早期段階でデータ量の少ない全体の概略画
像を送り、その後、徐々にその画質を向上させるのに必
要な差分データを送る方式が検討されてきた。そして、
2値画像の標準符号化方式が開発され、MH符号化方
式、MR符号化方式、MMR符号化方式等が提案されて
いる。これらの符号化方式は、画像を上から下へ符号化
して伝送する逐次的(シーケンシャル)な符号化伝送方
式であり、ファクシミリのようなハードコピー通信には
適しているが、階層的(プログレッシブ)な表示を伴
う、画像データベース検索、オーディオグラフィックコ
ンファレンス等のソフトコピー通信には不向きであっ
た。これらの階層的表示を伴う伝送方法に関する標準化
等のために、JBIG(Joint Bi−level
Image Coding Experts Gro
up)方式等の予測符号化方式が提案された。
【0003】JBIG方式は、送信側において、画像デ
ータを縮小し、すでに符号化済の周囲要素から符号化す
る画素の値を予測して算術符号化し、その符号化された
画素データを送信するとともに、受信側で受信した符号
化された画素データを算術復号化して元の画素データを
得て、画像データを完全に再生するシステムである。
【0004】このJBIG方式には、2値画像の符号化
・復号化技術の一つである算術符号化・算術復号化が採
用されている。JBIG方式は、2値シンボルの出現確
率から各シンボル系列に領域を割当て、算術符号系列を
生成する符号化装置と、2値シンボルの出現確率から各
シンボル系列に領域を割当て、生成された算術符号系列
を復号化する装置とを使用する。
【0005】図6を用いて有効領域(オージェンド)の
算出法の概要を説明する。同図は、符号化シンボルn
が”0,1,2,3・・・”で、順にMPS,LPS,
MPS,LPS,・・・となるときの有効領域等の説明
図である。同図において、斜線は、それぞれシンボルの
符号化終了後の有効領域(オージェンド)を表わしてい
る。算術符号は数直線上の対応区間を各シンボルの生起
確率に応じて不等長に分割していく。この例では4つの
符号化シンボル”0,1,2,3”に対し、予測値と一
致するシンボルを優勢シンボルMPS(More Pr
obable Symbol)として、予測値と一致し
ないシンボルを劣勢シンボルLPS(Less Pro
bable Symbol)として各々示し、劣勢シン
ボル発生時の領域幅LSZ(n)は、予測値と一致しな
い確率を表わしている。また、C(n)は実際に生成さ
れる符号を表わしている。このオージェンドは復号化す
る場合もまったく同じ値になる。
【0006】オージェンド等は符号化装置を構成する確
率推定テーブルに格納されており、算術符号化を実行す
る度に更新されていくので、学習機能効果を生じて算術
符号化をなす対象に即してより実際的な数値になってい
き、圧縮率の向上を図るものである。
【0007】まず、確率推定テーブルから、劣勢シンボ
ルLPS発生時の領域幅LSZ(0)を読み出す。次
に、符号化シンボルnが0のとき予測値と一致する(M
PS)ので、有効領域A(0)は、0.000と1.0
00との間のLSZ(0)ではない領域で、斜線部の幅
で表現され、即ち、1.000−LSZ(0)となり、
符号はC(0)となる。そして、有効領域A(0)に対
応して確率推定テーブルからLSZ(1)等の値を読み
出す。
【0008】次の、符号化シンボルnが1のとき予測値
とは一致しない(LPS)ので、有効領域A(1)は、
A(0)の上側の斜線部LSZ(1)の幅で表現され、
符号はC(1)となる。なお、A(1)とC(1)の和
はA(0)に等しくなる。そして、有効領域A(1)等
に対応して確率推定テーブルからLSZ(2)等の値が
読み出される。
【0009】符号化シンボルnが2のとき予測値と一致
する(MPS)ので、有効領域A(2)はA(1)のL
SZ(2)ではない領域で、下側の斜線部の幅で表現さ
れ、即ち、A(1)−LSZ(2)となり、符号はC
(2)となる。そして、有効領域A(2)等に対応して
確率推定テーブルからLSZ(3)等の値が読み出され
る。
【0010】符号化シンボルnが3のとき予測値とは一
致しない(LPS)ので、有効領域A(3)はA(2)
の上側の斜線部LSZ(3)の幅で表現され、符号はC
(3)となる。なお、A(3)とC(3)の和はA
(2)に等しくなる。そして、有効領域A(3)等に対
応して確率推定テーブルからLSZ(4)等の値が読み
出される。出力される符号はC(n)で表され、斜線内
の有効領域の一点を符号とすればよい。
【0011】このような算術符号化を送信側で実行する
が、受信側でも同一の確率推定テーブルを使用し、算術
復号化することによってオージェンド等を算出して復号
化しているので、同一データに対して、送信側・受信側
は同一のオージェンドになっている。
【0012】このような算術符号化方式にあっては、図
6に示すように、シンボル系列にオージェンドを割当
て、符号伝送中に、もしもエラーが発生して符号C
(n)の値が変化した場合、そのシンボル以降の復号化
処理では、同じオージェンドを使用しても、変化してエ
ラーとなった符号に基づいて復号化することとなり、送
信側と受信側の状態テーブルの値は異なる値になり、オ
ージェンドも当然送信側の値と受信側の値は相違し、そ
れに基づいて算術復号化しても全て無意味となってしま
う。また、このような算術符号化方式においては、どの
符号がエラーを起こしているかを認識することは非常に
困難である。
【0013】それを解決するために提案された、特開平
4−250775号公報の方式は、画像データを算術符
号化によりデータ圧縮して伝送する場合に、伝送エラー
が発生しても圧縮再生誤りを最小限にするために、生成
した符号を順次送信し、その符号を一定バイト数送信す
る毎に状態テーブルを初期状態に戻すとともに一定の識
別符号を送信する方式である。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上述の公開公報に記載
の方式では、一定バイト数送信する毎に状態テーブルを
初期化するので、初期化したあとは正しい算術復号化を
実行することはできるが、一定バイトごとに初期化する
ので算術符号化の特徴である学習機能による圧縮率向上
を図ることができない。算術符号化の学習機能を活かす
には、現ストライプの符号データ送信した後に続けて符
号化に使用する状態テーブルを送信し復号化すれば、伝
送エラーが発生しても圧縮再生誤りを最小限にできる
が、状態テーブルを伝送するための伝送データ量が多く
なり実用的でない。
【0015】本発明は、これらの問題を解決するもの
で、伝送エラーが発生した後にも、復号化の誤りを最小
限にして以降の復号化処理を行うことができる伝送符号
エラー検出システムを提供することを目的とする。
【0016】さらに本発明は、2値シンボルの出現確率
から各シンボル系列に領域を割当て、算術符号系列を生
成する符号化装置と、2値シンボルの出現確率から各シ
ンボル系列に領域を割当て、生成された算術符号系列を
復号化する復号化装置とを有する伝送符号エラー検出シ
ステムにおいて、伝送誤りを確実に検出でき、しかも検
出に必要な情報量は少なく、定期的に挿入されても圧縮
率に影響を与えないエラー検出方式を提供する。
【0017】
【課題を解決するための手段】これらの課題を解決する
ために、本発明は、2値シンボルの出現確率から各シン
ボル系列に領域を割当て算術符号系列を生成する符号化
装置と、2値シンボルの出現確率から各シンボル系列に
領域を割当て、生成された算術符号系列を復号化する復
号化装置とを有する伝送符号エラー検出システムにおい
て、符号化装置は、一定バイト符号データ送信完了後、
現画素の符号化完了時の符号化オージェンドを送信する
手段を具備し、復号化装置は、符号化装置から送信され
た符号化オージェンドを、現画素の復号化に使用した復
号化オージェンドと比較する手段を具備する伝送符号エ
ラー検出システムである。
【0018】また、本発明は、2値シンボルの出現確率
から各シンボル系列に領域を割当て算術符号系列を生成
する符号化装置と、2値シンボルの出現確率から各シン
ボル系列に領域を割当て生成された算術符号系列を復号
化する復号化装置とを有する伝送符号エラー検出装置に
おいて、符号化装置は、一定画素符号化処理完了後、現
画素の符号化完了時の符号化オージェンドを送信する手
段を具備し、復号化装置は、符号化装置から送信された
符号化オージェンドを、現画素の復号化に使用した復号
化オージェンドと比較する手段を具備する伝送符号エラ
ー検出システムである。
【0019】そして、本発明は、2値シンボルの出現確
率から各シンボル系列に領域を割当て、算術符号系列を
生成する符号化手段において、一定バイト符号データ送
信完了後、現画素の符号化完了時のオージェンドを送信
する手段を具備した符号化装置である。
【0020】さらに、本発明は、2値シンボルの出現確
率から各シンボル系列に領域を割当て、算術符号系列を
生成する符号化手段において、一定画素符号化処理完了
後、現画素の符号化完了時のオージェンドを送信する手
段を具備した符号化装置である。
【0021】そして、本発明は、2値シンボルの出現確
率から各シンボル系列に領域を割当て、生成された算術
符号化系列を復号化手段において、符号化装置から送信
されたオージェンドを、現画素の復号化に使用したオー
ジェンドと比較する手段を具備した復号化装置である。
【0022】
【作用】本発明によれば、伝送エラーが生じたかどうか
を、一定バイト毎にまたは一定画素符号化処理完了後に
チェックするので、早い段階でエラー検知ができる。さ
らに、本発明は、符号データのあとにオージェンドを送
信することを示す2バイトのオージェンドマーカを送信
しこれにつづけて2バイトのオージェンドを送信するだ
けでよいので、従来技術のように発生予測ができない伝
送エラーのために状態テーブルもしくはオージェンドの
初期化や状態テーブルの送信をする必要がなく、且つ本
来JBIGが持つ学習機能による高圧縮率が期待でき
る。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を説明する。
以下、本発明の伝送符号エラー検出システムならびに該
システムを用いた符号化装置および復号化装置の一実施
例を図1〜5を用いて説明する。
【0024】図1に本発明にかかる符号化装置1の機能
構成を示す。符号化装置1は、画像入力部11と、算術
符号部12と、画像カウント部13と、符号カウント部
14と、マーカー処理部15と、符号送信部16とを有
している。
【0025】図2に本発明にかかる復号化装置2の機能
構成を示す。復号化装置2は、符号受信部21と、マー
カー検知部22と、エラー検出部23と、算術復号部2
4と画像出力部25とを有している。
【0026】符号化装置1の画像入力部11は、入力さ
れた画像データを算術符号部12と画像カウント部13
とに出力する。算術符号部12は、入力された画像デー
タについて算術を行い、符号データと符号化オージェン
ドとを作成・算出する。算術符号部12は、符号データ
を符号カウント部14および符号送信部16に出力し、
符号化オージェンドをマーカー処理部15に出力する。
【0027】画像カウント部13は、画像データが入力
されると、画像データのバイト数を数え、所定のバイト
数になるとマーカー処理部14へマーカー処理信号を出
力する。符号カウント部14は、符号データが入力され
ると、符号データの数を数え、所定の画素符号化処理量
になると、マーカー処理信号をマーカー処理部15へ出
力する。画像カウント部13は、マーカー処理信号を、
画像データのバイト数が所定のバイト数になると出力す
るとき、必要であり、また、符号カウント部14は、マ
ーカー処理信号を、符号データの数が所定の画素符号化
処理量になると出力するとき、必要になる。マーカー処
理部15は、画像カウント部13または符号カウント部
14からのマーカー処理信号を受けると、そのときの符
号化オージェンドにオージェンドマーカーを付加して符
号送信部16に出力する。符号送信部16は、符号デー
タを復号化装置2に送信するとともに、画像データのバ
イト数が所定のバイト数になるか符号データの数が所定
の画素符号化処理量になるとマーカー処理部から送られ
たオージェンドマーカーを付加した符号化オージェンド
を復号化装置2に送信する。
【0028】復号化装置2の符号受信部21は、符号化
装置1が送信した符号データ、オージェンドマーカーお
よび符号化オージェンドを受信し、マーカー検知部22
にオージェンドマーカーを出力し、エラー検出部23に
符号化オージェンドを出力し、算術復号部24に符号デ
ータを出力する。マーカー検知部22は、符号受信部2
1からオージェンドマーカーを受けるとエラー検出処理
信号をエラー検出部23に出力する。算術復号部24
は、受け取った符号データを自己の復号化オージェンド
を使用して復号化し、復号化されたデータを画像出力部
25に出力し、復号化オージェンドをエラー検出部23
に出力する。
【0029】エラー検出部23は、マーカー検知部22
からのエラー検出処理信号を受け取ると符号受信部21
からの符号化オージェンドと算術復号部24からの復号
化オージェンドとを比較し、一致しているときは、エラ
ーが生じていないのでそのままとし、一致していないと
きは、エラーが生じているので符号受信部21に不一致
中断要求を出力する。符号受信部21は、エラー検出部
23からの不一致中断要求信号を受けて、符号化装置1
に送信中断要求信号を出力して送信中断させ、再度同一
のデータを送信させる。画像出力部25は算術復号化部
24から復号化されたデータを受け、画像データとして
表示装置等に出力する。
【0030】以下、符号化装置1および復号化装置2の
処理について、図3〜図5を用いて詳細に説明する。図
3は、符号化装置1の処理を示すフローチャートであ
る。
【0031】符号化装置1は、入力された画像データを
算術符号化し(処理102)、生成した符号データを復
号化装置1に送信する(処理103)。次いで、一定バ
イト送信したか否か、チェックする(処理104)。処
理104のチェックの結果、一定バイト送信していない
場合には、一定バイト送信するまで符号化を繰り返す。
一定バイト送信している(Yes)場合、マーカー処理
部15が動作して識別符号であるオージェンドマーカー
を復号化装置2に送信し(処理105)、次に、現在の
符号化装置1内の符号化オージェンドを復号化装置2に
送信する(処理106)。オージェンドマーカーおよび
符号化オージェンドは、それぞれ2バイトで構成され
る。オージェンドマーカーは、次の2バイトが符号化オ
ージェンドであることを示すものであり、JBIG特有
のスタッフバイト”FF”を使用する。オージェンドマ
ーカーとして、コメントマーカー”FF07”を使用し
ても良いし、新たに”FF0A”などの専用マーカーを
指定しても良い。以上の処理を、画像データがなくなる
まで続け(処理101のNo)、画像データがなくなる
と符号化処理を終了する(処理101のYes)。この
ときに送信されるデータは図4に示すように、一定バイ
トの符号データとそれに続くオージェンドマーカーと符
号化オージェンドの組合せが繰り返される。
【0032】図5のフローチャートを用いて復号化装置
2の復号化処理の詳細を説明する。符号化装置1から送
信される符号データを受信すると(処理201)、オー
ジェンドマーカーであるか否かをチェックする(処理2
02)。処理202で、オージェンドマーカーを検出し
ないとき(No)、符号データを算術復号化して元の画
像データに復元する(処理204)。処理202で、オ
ージェンドマーカーを検知した場合(Yes)、符号化
装置1から送信された符号化オージェンドを読み込み、
復号化装置2内の復号化オージェンドと比較する(処理
203)。処理203で、比較結果が一致した場合(Y
es)、復号化が正しく行われているので、復号化処理
を続行し、符号データの受信へ戻る。処理203で、比
較結果が一致しない場合(No)、エラー検出であるの
で直ちに処理を中断する。以上の処理を符号データが終
了するまで続け(処理205のNo)、符号データが終
了すると処理を終了する(処理205のYes)。
【0033】以上説明したように、JBIG方式では、
シンボル系列に領域を割当てているので、符号伝送中に
エラーが発生して符号C(n)の値が化けた場合、その
シンボル以降の復号化処理は全て無意味となる。このよ
うにシンボル系列に領域を割り当てる方式では、どの符
号がエラーを起こしているかを認識することは非常に困
難であることから、定期的に初期化してもエラーが発生
した場合元の画像に完全に復元することができない。さ
らに、このような方式では、定期的に初期化することに
よる圧縮率の低下も懸念される。本発明は、定期的にオ
ージェンドを比較してエラー検知をすることで、エラー
発生時に符号化装置に対し中断要求および再送要求を可
能とした。
【0034】
【発明の効果】以上述べたように、この本発明によれば
伝送誤りを確実に検出でき、しかも検出に必要な情報量
は識別符号を含め4バイトであり、定期的に挿入されて
も圧縮率に影響を与えない。
【0035】なお、挿入する間隔は、符号の一定バイト
間隔以外に、画像の一定シンボル間隔、一定ライン間隔
でも良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる符号化装置の機能構成の例を示
すブロック図。
【図2】本発明にかかる復号化装置の機能構成の例を示
すブロック図。
【図3】本発明にかかる符号化装置の処理を示すフロー
チャート図。
【図4】送信データの概要を示す説明図。
【図5】本発明にかかる復号化装置の処理を示すフロー
チャート図。
【図6】算術符号化方式におけるオージェンドの説明
図。
【符号の説明】
1 符号化装置、 11 画像入力部、 12 算術符
号部、 13 画像カウント部、 14 符号カウント
部、 15 マーカー処理部、 16 符号送信部、
2 復号化部、 21 符号受信部、 22 マーカー
検知部、 23エラー検出部、 24 算術復号部、
25 画像出力部。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2値シンボルの出現確率から各シンボル
    系列に領域を割当て、算術符号系列を生成する符号化装
    置と、2値シンボルの出現確率から各シンボル系列に領
    域を割当て、生成された算術符号系列を復号化する復号
    化装置とを有する伝送符号エラー検出システムにおい
    て、 符号化装置は、一定バイト符号データ送信完了後、現画
    素の符号化完了時の符号化オージェンドを送信する手段
    を具備し、復号化装置は、符号化装置から送信された符
    号化オージェンドを、現画素の復号化に使用した復号化
    オージェンドと比較する手段を具備することを特徴とす
    る伝送符号エラー検出システム。
  2. 【請求項2】 2値シンボルの出現確率から各シンボル
    系列に領域を割当て、算術符号系列を生成する符号化装
    置と、2値シンボルの出現確率から各シンボル系列に領
    域を割当て、生成された算術符号系列を復号化する復号
    化装置とを有する伝送符号エラー検出システムにおい
    て、 符号化装置は、一定画素符号化処理完了後、現画素の符
    号化完了時の符号化オージェンドを送信する手段を具備
    し、復号化装置は、符号化装置から送信された符号化オ
    ージェンドを、現画素の復号化に使用した復号化オージ
    ェンドと比較する手段を具備することを特徴とする伝送
    符号エラー検出システム。
  3. 【請求項3】 2値シンボルの出現確率から各シンボル
    系列に領域を割当て、算術符号系列を生成する符号化手
    段において、 一定バイト符号データ送信完了後、現画素の符号化完了
    時のオージェンドを送信する手段を具備した符号化装
    置。
  4. 【請求項4】 2値シンボルの出現確率から各シンボル
    系列に領域を割当て、算術符号系列を生成する符号化手
    段において、 一定画素符号化処理完了後、現画素の符号化完了時のオ
    ージェンドを送信する手段を具備した符号化装置。
  5. 【請求項5】 2値シンボルの出現確率から各シンボル
    系列に領域を割当て、生成された算術符号化系列から復
    号する復号化手段において、 符号化装置から送信されたオージェンドを、現画素の復
    号化に使用したオージェンドと比較する手段を具備した
    復号化装置。
JP9005562A 1997-01-16 1997-01-16 伝送符号エラー検出システムならびに該システムに用いる符号化装置および復号化装置 Pending JPH10200416A (ja)

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