JPH10200250A - 回路モジュールの製造方法 - Google Patents

回路モジュールの製造方法

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JPH10200250A
JPH10200250A JP232997A JP232997A JPH10200250A JP H10200250 A JPH10200250 A JP H10200250A JP 232997 A JP232997 A JP 232997A JP 232997 A JP232997 A JP 232997A JP H10200250 A JPH10200250 A JP H10200250A
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Japan
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substrate
laser beam
electrode
bump
irradiation
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JP232997A
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Kazutaka Suzuki
一高 鈴木
Koichiro Tsujiku
浩一郎 都竹
Chikashi Nakazawa
睦士 中澤
Noriyoshi Fujii
知徳 藤井
Mitsuo Ueno
光生 上野
Iwao Fujikawa
巌 藤川
Kazuyuki Shibuya
和行 渋谷
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Taiyo Yuden Co Ltd
Original Assignee
Taiyo Yuden Co Ltd
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    • H01L24/00Arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies; Methods or apparatus related thereto
    • H01L24/74Apparatus for manufacturing arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies
    • H01L24/75Apparatus for connecting with bump connectors or layer connectors
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/10Bump connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/15Structure, shape, material or disposition of the bump connectors after the connecting process
    • H01L2224/16Structure, shape, material or disposition of the bump connectors after the connecting process of an individual bump connector
    • H01L2224/161Disposition
    • H01L2224/16151Disposition the bump connector connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/30Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
    • H05K3/32Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
    • H05K3/34Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by soldering
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    • H05K3/3494Heating methods for reflowing of solder

Abstract

(57)【要約】 【課題】 レーザ光線等の照射エネルギーを利用した部
品接続を良好に行える回路モジュールの製造方法を提供
する。 【解決手段】 基板電極2aに対するレーザ光線LBの
照射形状を該基板電極2aの形状と一致させることによ
り、レーザ光線LBの照射によって基板電極2a全体を
均一に加熱することができ、これによりバンプ3への熱
伝導を偏りを生じることなく効果的に行って、加熱の偏
りを原因とした接続不良の問題を排除して部品接続を良
好に行うことができる。また、基板電極2a以外の部位
にレーザ光線LBが照射されることを確実に防止して、
照射漏れを原因とした品質低下の問題をも排除すること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザ光線または
電磁波の照射エネルギーを利用して電子部品と基板との
接続を行う回路モジュールの製造方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図11はこの種従来の部品接続方法を示
すもので、図中の1はIC,LSI等の電子部品、1a
は電子部品1の下面に設けられた電極、2はレーザ光線
透過性の基板、2aは基板2の上面に設けられた電極
(ランド)、3はバンプ、LBはレーザ光線、Leは集
光レンズである。
【0003】バンプ3は、各電極1a,2aよりも融点
の低い金属材料、例えばSn−Pb系合金(半田)等か
ら成り、部品電極1aまたは基板電極2aの一方に予め
形成されている。
【0004】電子部品1と基板2とを電気的に接続する
には、まず、図示省略の部品吸着具を用いて、電子部品
1をその部品電極1aが基板電極2aに一致するように
位置合わせしてから基板2上に載置する。そして、この
部品載置状態で、基板2の下面側から該基板2を介して
レーザ光線LBを基板電極2aに照射する。
【0005】これにより、レーザ光線LBの照射エネル
ギーによって基板電極2aと一緒にバンプ3が加熱され
て溶融し、該溶融分の固化によって電子部品1の電極1
aと基板2の電極2aとが電気的に接続される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の部品接続方
法では、基板電極2aに対するレーザ光線LBの照射形
状が該基板電極2aよりも小さいため、基板電極2aに
温度の高い部分と低い部分ができ、これを原因としてバ
ンプ3への熱伝導に偏りを生じて接続不良を生じる不具
合がある。これを避けるために、基板電極2aに対する
レーザ光線LBの照射形状を該基板電極2aよりも大き
くすると、レーザ光線LBの一部が漏れて電子部品1ま
で及び、該電子部品1に局部的な温度上昇を生じて品質
低下を生じる不具合がある。
【0007】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、レーザ光線等の照射エネ
ルギーを利用した部品接続を良好に行える回路モジュー
ルの製造方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、被接続部にレーザ光線または電磁波を照
射して電子部品と基板との電気的な接続を行う回路モジ
ュールの製造方法であって、被接続部に対するレーザ光
線または電磁波の照射形状を被接続部の形状と一致させ
た、ことをその主たる特徴としている。
【0009】本発明によれば、被接続部に対するレーザ
光線または電磁波の照射形状を被接続部の形状と一致さ
せることより、レーザ光線または電磁波の照射によって
被接続部全体を均一に加熱できると共に、被接続部以外
の部位にレーザ光線または電磁波が照射されることを防
止できる。
【0010】
【発明の実施の形態】
[第1実施形態]図1及び図2は本発明の第1実施形態
に係るもので、図中の1はIC,LSI等の電子部品、
1aは電子部品1の下面に設けられた電極、2は基板、
2aは基板2の上面に設けられた電極(ランド)、3は
バンプ、LBはレーザ光線、Leは集光レンズ、M1は
マスクである。
【0011】基板2はサファイヤ,ジルコニア,フッ化
カルシウム,チッ化アルミ,アルミナ,石英等のセラミ
クスやガラス、またはポリミド,アクリル,PET,ガ
ラスエポキシ等の樹脂から成り、レーザ光線LBに対し
透過性を有している。
【0012】部品電極1aと基板電極2aは金,銀,ア
ルミニウム,銅,ニッケルまたはその合金等から成る。
バンプ3は各電極1a,2aよりも融点の低い金属材
料、例えばSn−Pb系合金(半田)等から成り、部品
電極1aまたは基板電極2aの一方に予め形成されてい
る。本実施形態のバンプ3はそれ自体が部品接続の接合
材としての役目も果たす。
【0013】レーザ光線LBは、YAGレーザやCO2
レーザ 等のレーザ発振器(図示省略)から出射された
赤外領域から紫外領域のもので、図示例のものでは電子
部品1の電極数に応じた複数のレーザ光線LBを同時に
照射できるような光学系が組まれている。このレーザ光
線LBの波長,出力及び照射時間は、基板2のレーザ光
線透過率やバンプ3の材質や大きさ等に応じて予め選定
される。
【0014】マスクM1はレーザ光線LBに対し透過性
を有しないセラミクス,樹脂,金属等の材料から成り、
基板電極2aの形状と相似形で且つこれよりも大きな形
状の孔M1aを有している。
【0015】電子部品1と基板2とを電気的に接続する
には、まず、図示省略の部品吸着具を用いて、電子部品
1を部品電極1aと基板電極2aとが一致するように位
置合わせてしてから基板2上に載置する。そして、この
部品載置状態で、基板2の下面側から該基板2を介して
レーザ光線LBを基板電極2aに照射する。
【0016】基板2を下面から見たときの電極2aの形
状が図2(a)に示すような四角形であるときには、こ
れと相似形の四角形孔M1aを有するマスクM1を使用
し、また、電極2aの形状が図2(b)に示すような円
形であるときには、これと相似形の円形孔M1aを有す
るマスクM1を使用する。何れの場合も、基板電極2a
に対するレーザ光線LBの照射形状LBsの大きさは集
光レンズLeによって調節し、該照射形状LBsを基板
電極2aの平面形状と完全に一致させるか、またはこれ
よりも若干小さくする。
【0017】これにより、レーザ光線LBの照射エネル
ギーによって基板電極2aと一緒にバンプ3が加熱され
て溶融し、該溶融分の固化によって電子部品1の電極1
aと基板2の電極2aとが電気的に接続される。
【0018】本実施形態によれば、レーザ光線LBの照
射によって基板電極2a全体を均一に加熱してバンプ3
を偏りなく加熱できるので、加熱の偏りを原因とした接
続不良の問題を排除して部品接続を良好に行えると共
に、基板電極2a以外の部位にレーザ光線LBが照射さ
れることを防止して、照射漏れを原因とした品質低下の
問題をも排除することができる。
【0019】尚、上記実施形態では、基板電極2aにレ
ーザ光線LBを照射するものを示したが、基板電極2a
としてレーザ光線LBに対し透過性を有する透明または
半透明なもの、例えばITO,SnO2 ,ZnO等を用
いる場合には、レーザ光線LBの照射形状を基板電極2
aではなくその上のバンプ3の平面形状に一致させるよ
うにしてもよい。
【0020】また、バンプ自体を接合材として用いたも
のを示したが、バンプ表面にバンプよりも融点の低い接
合材層、例えば半田層を設けて、該接合材層のみを加熱
溶融して同様の部品接続を行うようにしてもよく、或い
は、バンプを排除しその代わりに部品電極と基板電極の
何れか一方に半田等の接合材を設け、該接合材を用いて
部品電極と基板電極とを接続するようにしてもよい。
【0021】[第2実施形態]図3及び図4は本発明の
第2実施形態に係るもので、本実施形態が第1実施形態
と異なるところは、基板電極2aに対してその下面側か
らレーザ光線LBを斜めに照射するようにした点にあ
る。他の構成及び部品接続方法は第1実施形態と同じで
あるため同一符号を用いその説明を省略する。
【0022】マスクM2の孔M2aは、基板電極2aの
形状と相似形ではなく、レーザ光線LBの傾斜方向及び
角度に合わせて縮小した形状を有している。
【0023】つまり、基板2を下面から見たときの電極
2aの形状が図4(a)に示すような四角形であるとき
には、これをレーザ光線LBの傾斜方向及び角度に合わ
せて縮小した形状の四角形孔M2aを有するマスクM2
を使用し、また、電極2aの形状が図4(b)に示すよ
うな円形であるときには、これをレーザ光線LBの傾斜
方向及び角度に合わせて縮小した形状の楕円孔M2aを
有するマスクM2を使用する。何れの場合も、基板電極
2aに対するレーザ光線LBの照射形状LBsの大きさ
は集光レンズLeによって調節し、該照射形状LBsを
基板電極2aの平面形状と完全に一致させるか、または
これよりも若干小さくする。
【0024】本実施形態によれば、基板2の下面や内部
に電極等の障害物があって基板電極2aの真下から該基
板電極2aに向けてレーザ光線LBを照射できない場合
でも、該レーザ光線LBを基板電極2aに的確に照射で
きる利点がある。他の作用,効果は第1実施形態と同様
である。
【0025】尚、上記実施形態では、基板電極2aにレ
ーザ光線LBを照射するものを示したが、基板電極2a
としてレーザ光線LBに対し透過性を有する透明または
半透明なもの、例えばITO,SnO2 ,ZnO等を用
いる場合には、レーザ光線LBの照射形状を基板電極2
aではなくその上のバンプ3の平面形状に一致させるよ
うにしてもよい。
【0026】また、バンプ自体を接合材として用いたも
のを示したが、バンプ表面にバンプよりも融点の低い接
合材層、例えば半田層を設けて、該接合材層のみを加熱
溶融して同様の部品接続を行うようにしてもよく、或い
は、バンプを排除しその代わりに部品電極と基板電極の
何れか一方に半田等の接合材を設け、該接合材を用いて
部品電極と基板電極とを接続するようにしてもよい。
【0027】さらに、レーザ光線LBを斜めに照射した
ときに該レーザ光線LBが基板2で屈折するような場合
には、基板2の屈折率を考慮してレーザ光線LBの照射
位置やマスクM2の孔形状を補正するとよい。
【0028】[第3実施形態]図5及び図6は本発明の
第3実施形態に係るもので、本実施形態が第1実施形態
と異なるところは、レーザ光線透過層2bとレーザ光線
反射層2cを電極2aの下側に順に有する基板2を用い
た点と、基板2の上面側から反射層2cに向けて照射さ
れ該反射層2cで反射されたレーザ光線LBを基板電極
2aに照射するようにした点にある。
【0029】透明層2bはレーザ光線LBに対して透過
性を有するサファイヤ,ジルコニア,フッ化カルシウ
ム,チッ化アルミ,アルミナ,石英等のセラミクスやガ
ラス、またはポリミド,アクリル,PET,ガラスエポ
キシ等の樹脂から成り、反射層2cはレーザ光線LBに
対して反射性を有するアルミニウム,ステンレス等の金
属材料もしくは誘電体膜等の反射性を有する他の材料か
ら成る。また、レーザ光線LBを基板2の上面側から照
射する関係から、該基板2はレーザ光線LBに対し透過
性を有するものでなくてよい。他の構成は第1実施形態
と同じであるため同一符号を用いその説明を省略する。
【0030】電子部品1と基板2とを電気的に接続する
には、まず、図示省略の部品吸着具を用いて、電子部品
1を部品電極1aと基板電極2aとが一致するように位
置合わせてしてから基板2上に載置する。そして、この
部品載置状態で、基板2の上面側から透明層2bを介し
てレーザ光線LBを反射層2cに照射し、該反射層2c
で反射されたレーザ光線LBを再び透明層2bを介して
基板電極2aに照射する。
【0031】レーザ光線LBを基板2の上面側から斜め
に照射する関係から、第2実施形態と同様に、基板2を
下面から見たときの電極2aの形状が図6(a)に示す
ような四角形であるときには、これをレーザ光線LBの
傾斜方向及び角度に合わせて縮小した形状の四角形孔M
3aを有するマスクM3を使用し、また、電極2aの形
状が図6(b)に示すような円形であるときには、これ
をレーザ光線LBの傾斜方向及び角度に合わせて縮小し
た形状の楕円孔M3aを有するマスクM3を使用する。
何れの場合も、基板電極2aに対するレーザ光線LBの
照射形状LBsの大きさは集光レンズLeによって調節
し、該照射形状LBsを基板電極2aの平面形状と完全
に一致させるか、またはこれよりも若干小さくする。
【0032】これにより、レーザ光線LBの照射エネル
ギーによって基板電極2aと一緒にバンプ3が加熱され
て溶融し、該溶融分の固化によって電子部品1の電極1
aと基板2の電極2aとが電気的に接続される。
【0033】本実施形態によれば、基板2の下面や内部
に電極等の障害物があってレーザ光線LBを基板2の下
面側から照射できない場合でも、該レーザ光線LBを基
板電極2aに的確に照射できる利点がある。他の作用,
効果は第1実施形態と同様である。
【0034】尚、上記実施形態では、基板電極2aにレ
ーザ光線LBを照射するものを示したが、基板電極2a
としてレーザ光線LBに対し透過性を有する透明または
半透明なもの、例えばITO,SnO2 ,ZnO等を用
いる場合には、レーザ光線LBの照射形状を基板電極2
aではなくその上のバンプ3の平面形状に一致させるよ
うにしてもよい。
【0035】また、バンプ自体を接合材として用いたも
のを示したが、バンプ表面にバンプよりも融点の低い接
合材層、例えば半田層を設けて、該接合材層のみを加熱
溶融して同様の部品接続を行うようにしてもよく、或い
は、バンプを排除しその代わりに部品電極と基板電極の
何れか一方に半田等の接合材を設け、該接合材を用いて
部品電極と基板電極とを接続するようにしてもよい。
【0036】さらに、レーザ光線LBを斜めに照射した
ときに該レーザ光線LBが透明層2bで屈折するような
場合には、透明層2bの屈折率を考慮してレーザ光線L
Bの照射位置やマスクM3の孔形状を補正するとよい。
【0037】さらにまた、基板2の反射層2cはレーザ
光線LBが照射される領域のみに部分的に形成しておい
てもよく、また、図7に示すように、傾斜面や凹面を有
する反射突起2dを基板電極2aの真下位置に設けるよ
うにすれば、これら傾斜面や凹面で反射したレーザ光線
LBを基板電極2に対し真っ直ぐに照射することも可能
である。
【0038】[第4実施形態]図8乃至図10は本発明
の第4実施形態を示すもので、本実施形態が第1実施形
態と異なるところは、基板電極2aにバンプ3を形成し
た点と、基板2上に電子部品2を載置する前に基板2の
上面側からレーザ光線LBをバンプ3に照射した点にあ
る。また、レーザ光線LBを基板2の上面側から照射す
る関係から、該基板2はレーザ光線LBに対し透過性を
有するものでなくてよい。他の構成は第1実施形態と同
じであるため同一符号を用いその説明を省略する。
【0039】電子部品1と基板2とを電気的に接続する
には、まず、基板2の上面側からレーザ光線LBをバン
プ3に照射し、該照射エネルギーによってバンプ3を加
熱溶融する(図8参照)。
【0040】基板2を上面から見たときのバンプ3の形
状が図10(a)に示すような円形であるときには、こ
れと相似形の円形孔M4aを有するマスクM4を使用
し、また、バンプ3の形状が図10(b)に示すような
四角形であるときには、これと相似形の四角形孔M4a
を有するマスクM4を使用する。何れの場合も、バンプ
3に対するレーザ光線LBの照射形状LBsの大きさは
集光レンズLeによって調節し、該照射形状LBsをバ
ンプ3の平面形状と完全に一致させるか、またはこれよ
りも若干小さくする。
【0041】そして、図示省略の部品吸着具を用いて、
電子部品1を部品電極1aと基板電極2aとが一致する
ように位置合わせてしてから基板2上に載置する(図9
参照)。
【0042】これにより、先のレーザ光線照射によって
溶融しているバンプ3に部品電極1aが接し、該溶融分
の固化によって電子部品1の電極1aと基板2の電極2
aとが電気的に接続される。
【0043】本実施形態によれば、基板2の下面や内部
に電極等の障害物があってレーザ光線LBを基板2の下
面側から照射できない場合でも、該レーザ光線2をバン
プ3に照射してから電子部品1を載置することで第1実
施形態と同様の部品接続を行うことができる。他の作
用,効果は第1実施形態と同様である。
【0044】尚、上記実施形態では、バンプ自体を接合
材として用いたものを示したが、バンプ表面にバンプよ
りも融点の低い接合材層、例えば半田層を設けて、該接
合材層のみを加熱溶融して同様の部品接続を行うにして
もよい。
【0045】また、バンプ3を基板電極2aに形成した
ものを示したが、該バンプ3が部品電極1aに形成され
ている場合でも、該バンプ3にレーザ光線LBを照射し
てから電子部品1を基板2上に載置すれば同様に部品接
続を行うことができる。
【0046】さらに、基板電極2aと部品電極1aから
バンプ3を排除し、部品電極1aと基板電極2aの何れ
か一方に設けた半田等の接合材によって接続する場合で
も、接合材を有する電極の方にレーザ光線を照射してか
ら電子部品を基板上に載置すれば同様に部品接続を行う
ことできる。
【0047】以上、上述の各実施形態では、電子部品と
してIC,LSI等を例示したが、各実施形態で説明し
た接続方法は、チップコンデンサ,チップインダクタ,
チップ抵抗器等のチップ状電子部品やこれ以外の電子部
品にも幅広く適用でき、同様の作用,効果を得ることが
できる。
【0048】また、レーザ光線の代わりに電磁波、例え
ば赤外線等の熱放射線やマイクロ波等の電波を、部品電
極やバンプ等の被接続部に照射するようにしても該照射
エネルギーによって部品接続を同様に行うことができ
る。
【0049】さらに、バンプまたは接合材を加熱溶融し
て部品接続を行うものを例示したが、第1乃至第3実施
形態に示した接続方法は、接合材を用いずに熱圧着によ
って部品接続を行う場合にも有用であり、詳しくは、基
板上に載置された電子部品に所定の圧力を加えた状態で
バンプまたは電極を照射エネルギーによって融点よりも
低い温度に加熱するようにすれば、第1乃至第3実施形
態に示した接続方法と同様の手順にて熱圧着により部品
接続を行うことができる。
【0050】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
レーザ光線または電磁波の照射によって被接続部全体を
均一に加熱できるので、加熱の偏りを原因とした接続不
良の問題を排除して部品接続を良好に行えると共に、被
接続部以外の部位にレーザ光線または電磁波が照射され
ることを防止して、照射漏れを原因とした品質低下の問
題をも排除することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る部品接続方法の説
明図
【図2】本発明の第1実施形態に係るマスク孔とレーザ
照射形状の関係を示す図
【図3】本発明の第2実施形態に係る部品接続方法の説
明図
【図4】本発明の第2実施形態に係るマスク孔とレーザ
照射形状の関係を示す図
【図5】本発明の第3実施形態に係る部品接続方法の説
明図
【図6】本発明の第3実施形態に係るマスク孔とレーザ
照射形状の関係を示す図
【図7】本発明の第3実施形態に係る反射層の変形例を
示す図
【図8】本発明の第4実施形態に係る部品接続方法の説
明図
【図9】本発明の第3実施形態に係る部品接続方法の説
明図
【図10】本発明の第3実施形態に係るマスク孔とレー
ザ照射形状の関係を示す図
【図11】従来の部品接続方法の説明図
【符号の説明】
1…電子部品、1a…部品電極、2…基板、2a…基板
電極、3…バンプ、LB…レーザ光線、LBs…レーザ
光線の照射形状、Le…集光レンズ、M1,M2,M
3,M4…マスク、M1a,M2a,M3a,M4a…
マスク孔。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤井 知徳 東京都台東区上野6丁目16番20号 太陽誘 電株式会社内 (72)発明者 上野 光生 東京都台東区上野6丁目16番20号 太陽誘 電株式会社内 (72)発明者 藤川 巌 東京都台東区上野6丁目16番20号 太陽誘 電株式会社内 (72)発明者 渋谷 和行 東京都台東区上野6丁目16番20号 太陽誘 電株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被接続部にレーザ光線または電磁波を照
    射して電子部品と基板との電気的な接続を行う回路モジ
    ュールの製造方法であって、 被接続部に対するレーザ光線または電磁波の照射形状を
    被接続部の形状と一致させた、 ことを特徴とする回路モジュールの製造方法。
  2. 【請求項2】 レーザ光線または電磁波が照射される被
    接続部が、基板電極または部品電極である、 ことを特徴とする請求項1記載の回路モジュールの製造
    方法。
  3. 【請求項3】 レーザ光線または電磁波が照射される被
    接続部が、基板電極と部品電極の一方に設けられたバン
    プである、 ことを特徴とする請求項1記載の回路モジュールの製造
    方法。
  4. 【請求項4】 被接続部に対するレーザ光線または電磁
    波の照射形状をマスクを用いて決定する、 ことを特徴とする請求項1または2記載の回路モジュー
    ルの製造方法。
  5. 【請求項5】 レーザ光線または電磁波に対し透過性を
    有する基板を用い、 基板上に電子部品を載置した後、基板の下面側から該基
    板を介してレーザ光線または電磁波を被接続部に照射す
    る、 ことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項記載の回
    路モジュールの製造方法。
  6. 【請求項6】 基板電極の下側に反射部を有する基板を
    用い、 基板上に電子部品を載置した後、基板の上面側から反射
    部に向けて照射され該反射部で反射されたレーザ光線ま
    たは電磁波を被接続部に照射する、 ことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項記載の回
    路モジュールの製造方法。
  7. 【請求項7】 基板上に電子部品を載置する前に、レー
    ザ光線または電磁波を被接続部に照射してから、基板上
    に電子部品を載置する、 ことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項記載の回
    路モジュールの製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006303353A (ja) * 2005-04-25 2006-11-02 Ricoh Microelectronics Co Ltd 電子部品実装方法
JP2015056442A (ja) * 2013-09-10 2015-03-23 株式会社ジャパンユニックス レーザー走査式リフローはんだ付け方法及び装置
JP2018164005A (ja) * 2017-03-27 2018-10-18 日本電気株式会社 モジュール部品およびモジュール部品の製造方法

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