JPH10199961A - チップ剥離装置及びチップ剥離方法 - Google Patents

チップ剥離装置及びチップ剥離方法

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JPH10199961A
JPH10199961A JP479097A JP479097A JPH10199961A JP H10199961 A JPH10199961 A JP H10199961A JP 479097 A JP479097 A JP 479097A JP 479097 A JP479097 A JP 479097A JP H10199961 A JPH10199961 A JP H10199961A
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JP
Japan
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chip
wafer sheet
base
peeling
pin
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JP479097A
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English (en)
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Kenji Kato
賢二 加藤
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2221/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof covered by H01L21/00
    • H01L2221/67Apparatus for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components; Apparatus not specifically provided for elsewhere
    • H01L2221/683Apparatus for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components; Apparatus not specifically provided for elsewhere for supporting or gripping
    • H01L2221/68304Apparatus for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components; Apparatus not specifically provided for elsewhere for supporting or gripping using temporarily an auxiliary support
    • H01L2221/68318Auxiliary support including means facilitating the separation of a device or wafer from the auxiliary support
    • H01L2221/68322Auxiliary support including means facilitating the selective separation of some of a plurality of devices from the auxiliary support

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  • Dicing (AREA)
  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ウエハシートよりチップを剥離するためのチ
ップ剥離装置を提供する。 【解決手段】 チップ剥離装置は支持ハウジング11の
上端に支持された剥離ベース12を有し、剥離ベースの
上面の中心部には円柱状の凸部12Eが形成され、その
周囲には環状の凹部12Fが形成されている。また、剥
離ベース12には排気孔が設けられている。ピン18は
中心部の凸部12Eを貫通して延在している。剥離すべ
きチップ1の下側に剥離ベースを配置し、ウエハシート
2を支持ハウジング11の上端に接触させ、ウエハシー
トによって覆われた凹部12F内を排気する。次にピン
18を持ち上げ、ウエハシート越しにチップを突き上げ
る。それによってチップはウエハシートより剥離され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体の製造装置及
び方法に関し、より詳細にはウエハシートより半導体チ
ップを剥離するためのチップ剥離装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体の製造工程において、ウエハ・プ
ロセスによって製造されたウエハは次のダイシング工程
で格子状に切断される。ウエハ・プロセスより搬出され
るウエハはウエハシート上に接着剤によって接着されて
いる。ダイシング工程では、ウエハはウエハシート上に
接着されて保持された状態で切断される。このとき、ウ
エハのみが切断されウエハシートは切断されない。
【0003】図5に示すように、ダイシング工程を経る
と、ウエハーシート2上に接着剤によって接着された多
数の矩形又は正方形のチップ1が形成される。ウエハシ
ート2の周縁は2つの固定リング3、4によって挟ま
れ、所定の張力にて引っ張られた状態で固定されてい
る。ウエハシート2はこの状態で次のチップソータに供
給され、そこでチップ1はウエハシート2より1個づつ
剥離される。
【0004】図6を参照してチップソータの剥離ユニッ
トの先端のヘッド部の構成及び動作を説明する。ヘッド
部は円筒形の支持ハウジング11の上端に支持された剥
離ベース12と案内部材14と該案内部材14に滑動可
能に装着されたピンベース16と該ピンベース16に取
り付けられた複数の、例えば4本のピン18とを有す
る。
【0005】ピン18は剥離ベース12に設けられた案
内孔12Aを貫通している。剥離ベース12とピンベー
ス16の間には支持ハウジング11を円周壁とする空間
20が形成されている。この空間20は図示しない適当
な排気装置又は真空装置に接続されている。
【0006】剥離ベース12の上面12Bには複数の環
状溝12Cが形成され、斯かる環状溝12Cの底面は剥
離ベース12に設けられた孔12Dによって空間20に
接続されている。
【0007】ピンベース16は案内部材14に対して相
対的に移動可能であり、ピンベース16が移動するとピ
ン18は剥離ベース12の案内孔12Aによって案内さ
れながら、軸線方向に(図にて上下方向に)移動する。
【0008】次にこの剥離ユニットの動作を説明する。
図6Aに示すように、ウエハシート2に接着された多数
のチップのうち、剥離すべきチップ1の下側に剥離ユニ
ットの先端が配置される。図6A及び図6Bでは1個の
チップのみを示すが、実際にはウエハシート2上には多
数のチップが接着されている。
【0009】剥離ベース12の上面12Bが剥離すべき
チップ1の下側のウエハシート2に接触するように配置
される。次に空間20が排気される。空間20に接続さ
れた剥離ベース12の上面12Bの環状溝12C内も真
空となり、ウエハシート2は剥離ベース12の上面12
Bに密着した状態で固定される。
【0010】次に図6Bに示すように、ピンベース16
が移動し、ピン18は剥離ベース12の案内孔12Aよ
り突出し、ウエハシート2越しにチップ1は上方に突き
上げられる。
【0011】ウエハシート2は剥離ベース12の上面1
2Bに密着した状態で固定されているから、チップ1が
上方に突き上げられると、周囲よりウエハシート2は剥
離する。次に図示しない吸着装置によってチップ1は吸
着され、所定の位置に移送される。こうして、図5に示
したウエハシート2に接着されたチップ1は1個づつこ
の剥離ユニットによって剥離され、次の工程へ搬送され
又は包装材に包装される。
【0012】図7を参照してチップソータの概略を説明
する。チップソータは、ウエハシート2を支持するため
のXYテーブル51とウエハシート2の下側に配置され
た剥離ユニットのヘッド部52とウエハシート2の上側
に配置された吸着ヘッド53及びチップ認識カメラ54
と吸着ヘッド53及びチップ認識カメラ54を支持する
ヘッド移動装置55と空のトレイ50を蓄積しそれを1
個づつ前方へ搬入するトレイ搬入コンベヤ56とトレイ
50を支持するトレイ支持装置57とチップを収容した
トレイ50を搬出するトレイ搬出コンベヤ58とを有す
る。
【0013】先ずXYテーブル51に、図5に示した如
き、周囲が固定リング3、4によって固定され多数のチ
ップ1を有するウエハシート2が設定される。XYテー
ブル51はウエハシート2を支持し、XY方向及びθ方
向(回転)に移動させることができる。チップ認識カメ
ラ54を含む画像処理装置によって剥離すべきチップが
検査される。検査に合格すると、チップはヘッド部52
のピンによって突き上げられ、吸着ヘッド53によって
取り上げられ、トレイ50に収納される。
【0014】吸着ヘッド53及びチップ認識カメラ54
を支持するためのヘッド移動装置55は吸着ヘッド53
及びチップ認識カメラ54をY方向及びZ方向に移動さ
せることができる。
【0015】トレイ50はトレイ搬入コンベヤ56によ
って前方に1個づつ搬入され、トレイ支持装置57によ
って保持される。トレイ50を支持するためのトレイ支
持装置57はトレイ50をX方向及びY方向に移動させ
ることができる。吸着ヘッド53によってウエハシート
2に接着されたチップ1は1個づつ取り上げられ、トレ
イ50に収納される。トレイ50に所定数のチップ1が
収容されるとそのトレイ50はトレイ搬出コンベヤ58
を経て次の工程へ搬出される。
【0016】図8及び図9を参照してチップソータの動
作を説明する。図8を参照する。先ずステップ101に
てチップソータの動作フローが開始され、ステップ10
2にてXYテーブル51にウエハシート2が設定され、
ステップ103にてチップソータ装置のスイッチがオン
にされる。ステップ104にて、最初のチップが所定の
位置に配置されるように、XYテーブル51がXY方向
に移動し、ステップ105にてウエハシート2の下側に
配置された剥離ユニットのヘッド部52が上昇する。
【0017】ステップ106にて最初のチップの位置が
検出される。チップ認識カメラ54によって最初のチッ
プが撮像され、ステップ107にて、XYテーブル51
がXY方向及びθ方向に移動し、最初のチップの位置の
補正がなされる。ステップ108にてバッドマーク検出
のための画像処理がなされる。ステップ109にてバッ
トマークが判定される。バットマーク判定の結果がイエ
スの場合にはステップ110に進み、このチップを剥離
するためのピックアップ動作が開始され、バットマーク
判定の結果がノーの場合にはステップ111に進み次の
チップの検査がなされる。
【0018】図9を参照してチップを剥離するためのピ
ックアップ動作を説明する。ステップ201にてピック
アップ動作が開始され、ステップ202にてヘッド移動
装置53がX方向に移動し、吸着ヘッドが剥離すべきチ
ップの上方の位置に配置され、次にステップ203にて
吸着ヘッドがZ方向に移動する。即ち、吸着ヘッドが下
降し、その先端がチップの上面より0.1mmの位置に
配置される。
【0019】ステップ204にて剥離ユニットのヘッド
部52の剥離ベースにおける吸着が開始され、ステップ
205にて吸着センサによって吸着がなされているか否
かが判定される。吸着が検出されないと再びステップ2
04に戻る。吸着が検出されるとステップ206に進
み、吸着ヘッドによる吸着がなされる。
【0020】ステップ207にて突き上げピンが上昇
し、ステップ208にて突き上げピンの上昇が完了した
か否かが判定される。突き上げピンの上昇が完了してい
ない場合には再びステップ207に戻り、突き上げピン
の上昇が完了している場合にはステップ209に進み、
吸着ヘッドが上昇し、このピックアップ動作はステップ
210にて終了する。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】従来のチップソータ装
置では、ウエハシート2よりチップ1を剥離するために
必要な力はピン18による突き上げ力に頼っていた。図
6Aに示すように、チップ1を剥離ベース12の上面1
2Bに配置した状態では、ウエハシート2の周囲はウエ
ハシート2とチップ1の間の接着面と同一面に沿って延
在している。従ってチップ1を剥離するためにはピン1
8による突き上げ力を十分大きくする必要があり、その
ため、チップ1の裏面に傷が付くことがあった。
【0022】また、ピン18による突き上げ力によって
チップ1が撓むことがないように、4本のピン18を互
いに所定の間隔にて隔置し、剥離すべきチップ1の周囲
に沿って配置する必要があった。従って、チップ1の寸
法が変化すると、ピン18の位置を変化させる必要があ
った。
【0023】本発明は斯かる点に鑑み、チップソータ装
置において、比較的小さなピンの突き上げ力によってウ
エハシート2よりチップ1を剥離することができるチッ
プ剥離ユニットを提供することを目的とする。
【0024】本発明は斯かる点に鑑み、チップソータ装
置において、チップの寸法が変化しても、ピンの位置を
変化させる必要がないチップ剥離ユニットを提供するこ
とを目的とする。
【0025】
【課題を解決するための手段】本発明によると、チップ
が接着されたウエハシートを裏側より支持するための剥
離ベースと、該剥離ベースを支持する支持ハウジング
と、剥離ベースを貫通し且つ剥離ベースの上面より突出
可能なピンと、を有するチップ剥離装置において、剥離
ベースの上面には中心部に配置された凸部と該凸部を囲
むように配置された凹部とが形成され、ピンは凸部を貫
通して配置されている。
【0026】本発明によると、チップ剥離方法は、上面
の中心部に配置された凸部と該凸部を囲むように配置さ
れた凹部とを有する剥離ベースの上にチップが接着され
たウエハシートを支持することと、ウエハシートと凹部
によって囲まれた空間を排気してウエハシートを剥離ベ
ースに吸着させることと、剥離ベースの凸部より上方に
ピンを突出させウエハシート越しにチップを突き上げる
ことと、剥離ベース上のチップを吸着ヘッドによって吸
着することと、を含む。
【0027】
【発明の実施の形態】以下に図1及び図2を参照して本
発明によるチップソート装置、特に、チップ剥離ユニッ
トのヘッド部の構造及び動作の例を示す。ヘッド部は円
筒形の支持ハウジング11の上端に支持された剥離ベー
ス12を有し、剥離ベース12の上面の中心部には円柱
状の凸部12Eが形成され、その周囲には支持ハウジン
グ11の頂点11Aより低い環状の凹部12Fが形成さ
れている。
【0028】ピン18は中心部の凸部12Eを貫通して
延在している。即ち、剥離ベース12の中心部の凸部1
2Eを通るように、案内孔12Aが設けられている。
【0029】本例によると、ピン18の位置を変化させ
ることができないように構成されてよい。即ち、チップ
1の寸法が変化しても、ピン18の位置を変化させるこ
とができないように構成されてよい。従って、例えば、
4本のピン18を使用する場合には、4個の案内孔12
Aが形成され、予備の案内孔を設けなくてよい。
【0030】本例の剥離ユニットのヘッド部の構造は図
6に示した従来の剥離ユニットのヘッド部の構造と比較
して、剥離ベース12の上面12Bに凸部12Eを設け
その周囲に凹部12Fを設け、ピン18を凸部12Fを
通るように中心位置付近に配置し、ピン18の位置を変
化させることができないように構成した点が異なり、そ
れ以外の構造は同様であってよい。従ってそれ以外の構
造の詳細な説明は省略する。
【0031】次にこの剥離ユニットのヘッド部の動作を
説明する。先ず、図1Aに示すように、ウエハシート2
に接着された多数のチップのうち、剥離すべきチップ1
の下側に剥離ユニットの先端が配置される。次に、図1
Bに示すように、ヘッド部は更に剥離ベース12の凸部
12Eの高さに等しい距離だけ上方に配置される。ウエ
ハシート2は固定されているから、チップ1は剥離ベー
ス12の凸部12Eによって突き上げられ、支持ハウジ
ング11の上端11Aがウエハシート2に接触する。
【0032】次に図2Aに示すように、空間20が排気
される。空間20に接続された剥離ベース12の凹部1
2Fとウエハシート2の間の空間も真空となり、ウエハ
シート2は凹部12Fの底面に密着するように引っ張ら
れる。それによってウエハシート2は固定されるが、チ
ップ1はウエハシート2より少しだけ剥離される。
【0033】次に図2Bに示すように、ピンベース16
が移動し、ピン18は剥離ベース12の案内孔12Aよ
り突出し、ウエハシート2越しにチップ1は上方に突き
上げられる。それによってウエハシート2はチップ1よ
り略完全に剥離される。
【0034】ウエハシート2のうちピン18によって突
き上げられた部分の内側は、未だチップ1に接着されて
いるが、本例では、ピン18は中心付近に配置されてい
るから、残された接着部分の面積は小さい。従ってピン
18の突き上げ力は小さくて良い。
【0035】図3及び図4を参照して、チップソータ装
置の動作を説明する。チップソータ装置は図7を参照し
て説明してチップソータ装置と同様な構成であってよ
い。図3Aに示すように、上面にチップ1が接着された
ウエハシート2が設定される。ウエハシート2の下面に
は剥離ユニットのヘッド部31が配置される。剥離ユニ
ットは図示のような適当なアクチュエータ装置によって
上下方向に作動されてよい。
【0036】次に図3Bに示すように、チップソータ装
置の画像処理装置によって剥離すべきチップ1の位置が
検出される。図示のようにモニタの画面の中心位置とチ
ップ1の中心位置のズレが検出されると、図3Cに示す
ように、モニタの画面の中心位置にチップ1の中心位置
が配置されるように、チップ1の位置決めがなされる。
チップ1の位置決めは、ウエハシート2を支持するXY
テーブルによってなされる。
【0037】図3D〜図4Dには、剥離ユニットのヘッ
ド部31の上端とその上側に配置された剥離すべきチッ
プ1のみを拡大して図示する。図3Dに示すように、ウ
エハシート2と剥離ベースの上面の凹部12Fとの間の
空間が排気され、ウエハシート2は剥離ベースの上面の
凹部12Fに吸い付けられる。それによってチップ1は
ウエハシート2より部分的に剥離する。
【0038】図4Aに示すように、上方より吸着ノズル
31が下降し、剥離すべきチップ1の上側に配置され
る。図4Bに示すように、ピン18が上昇しウエハシー
ト2越しにチップ1を下から突き上げる。
【0039】吸着ノズル31は図示しないばねによって
後退(上昇)可能に構成されており、少なくとも、ピン
18が完全に上死点まで移動することができるように構
成されている。
【0040】例えば、図4Aに示す状態にて、吸着ノズ
ルの下端とチップ1の間の間隔dがd=0.1mmであ
ると仮定する。ピン18による突き上げ量Dは、この間
隔d=0.1mmより大きく、例えば、D=0.4mm
であってよい。この場合、吸着ノズル31は、両者の差
D−d=0.3mmに相当する距離だけ(上方に)移動
する。
【0041】次に図4Cに示すように、吸着ノズル31
によってチップ1は吸引される。それによってチップ1
は吸着ノズルに完全に支持される。最後に図4Dに示す
ようにチップ1は吸着ノズル31によってトレイに収容
される。ピン18は元の位置に戻る。
【0042】以上本発明の実施の形態について詳細に説
明したが、本発明はこれらの例に限定されることなく特
許請求の範囲に記載された発明の範囲にて様々な変更等
が可能であることは当業者にとって理解されよう。
【0043】
【発明の効果】本発明によると、ウエハシートよりチッ
プを剥離するとき、剥離ベースの上面の凸部を利用して
吸引力によって部分的に剥離させ、次に突き上げピンに
よって更に剥離させるから、突き上げピンによる突き上
げ力を小さくすることができる利点を有する。
【0044】本発明によると、ウエハシートよりチップ
を剥離するとき、突き上げピンによる突き上げ力を小さ
くすることができるから、チップへの衝撃が小さくなり
チップを傷つける可能性が少なくなる利点を有する。
【0045】本発明によると、ウエハシートよりチップ
を剥離するとき、最初に剥離ベースの上面の凸部を利用
して吸引力によって周辺部より部分的に剥離させるか
ら、従来のように突き上げピンだけによって剥離する場
合より、効率的に剥離させることができる利点を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるチップ剥離装置のヘッド部の構成
及び動作を示す図である。
【図2】本発明によるチップ剥離装置のヘッド部の構成
及び動作を示す図である。
【図3】本発明によるチップ剥離装置の動作を説明する
ための説明図である。
【図4】本発明によるチップ剥離装置のの動作を説明す
るための説明図である。
【図5】ウエハシートに接着されたチップを示す図であ
る。
【図6】従来のチップ剥離装置のヘッド部の構成及び動
作を示す図である。
【図7】従来のチップソータの概略図である。
【図8】従来のチップソータの動作を示す流れ図であ
る。
【図9】従来のチップソータの動作を示す流れ図であ
る。
【符号の説明】
1 チップ 、2 ウエハシート 、11 支持ハウジ
ング 、12 剥離ベース 、12A 孔 、12B
上面 、12C 溝 、12D 孔 、12E凸部 、
12F 凹部 、14 案内部材 、16 ピンベース
、18 ピン、20 空間

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チップが接着されたウエハシートを裏側
    より支持するための剥離ベースと、該剥離ベースを支持
    する支持ハウジングと、上記剥離ベースを貫通し且つ上
    記剥離ベースの上面より突出可能なピンと、を有するチ
    ップ剥離装置において、 上記剥離ベースの上面には中心部に配置された凸部と該
    凸部を囲むように配置された凹部とが形成され、上記ピ
    ンは上記凸部を貫通して配置されていることを特徴とす
    るチップ剥離装置。
  2. 【請求項2】 上記剥離ベースには上記凹部に開口を有
    する吸引孔が設けられ、該吸引孔は真空装置に接続され
    ていることを特徴とするチップ剥離装置。
  3. 【請求項3】 上記ピンを支持するピンベースが移動可
    能に上記支持ハウジングに支持され、上記吸引孔は上記
    剥離ベースと上記ピンベースと上記支持ハウジングによ
    って囲まれる空間に接続されていることを特徴とするチ
    ップ剥離装置。
  4. 【請求項4】 上面の中心部に配置された凸部と該凸部
    を囲むように配置された凹部とを有する剥離ベースの上
    にチップが接着されたウエハシートを支持することと、
    上記ウエハシートと上記凹部によって囲まれた空間を排
    気して上記ウエハシートを上記剥離ベースに吸着させる
    ことと、上記剥離ベースの凸部より上方にピンを突出さ
    せ上記ウエハシート越しに上記チップを突き上げること
    と、上記剥離ベース上のチップを吸着ヘッドによって吸
    着することと、を含むチップ剥離方法。
JP479097A 1997-01-14 1997-01-14 チップ剥離装置及びチップ剥離方法 Pending JPH10199961A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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