JPH1019969A - 部分放電測定方法 - Google Patents
部分放電測定方法Info
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- JPH1019969A JPH1019969A JP8195677A JP19567796A JPH1019969A JP H1019969 A JPH1019969 A JP H1019969A JP 8195677 A JP8195677 A JP 8195677A JP 19567796 A JP19567796 A JP 19567796A JP H1019969 A JPH1019969 A JP H1019969A
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- spacer
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- Testing Relating To Insulation (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 箔電極による部分放電測定をガス絶縁送電
線、ガス絶縁母線等のガス絶縁機器にて実施する場合、
シース絶縁部がないので、測定のためにシース絶縁部を
設ける必要があった。 【解決手段】 ガス絶縁機器の金属シース2の外側にお
いて内部のスペーサ17またはシースの一部をなすベロー
ズ8を挾んで一対の箔電極11を取り付け、これを検出器
10の検出インピーダンスに接続して、シースを流れる部
分放電電流を検出する。
線、ガス絶縁母線等のガス絶縁機器にて実施する場合、
シース絶縁部がないので、測定のためにシース絶縁部を
設ける必要があった。 【解決手段】 ガス絶縁機器の金属シース2の外側にお
いて内部のスペーサ17またはシースの一部をなすベロー
ズ8を挾んで一対の箔電極11を取り付け、これを検出器
10の検出インピーダンスに接続して、シースを流れる部
分放電電流を検出する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はガス絶縁送電線、ガ
ス絶縁母線等のガス絶縁機器の部分放電測定方法に関す
るものである。
ス絶縁母線等のガス絶縁機器の部分放電測定方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】電力ケーブルの絶縁接続部において絶縁
部を挾む両側に金属箔からなる箔電極を取り付け、この
ケーブルに部分放電試験電圧等を印加し、前記電極間に
取り付けた検出器に生じる電圧を測定することによる部
分放電測定方法が知られ、すでに絶縁測定として、実用
化されている(住友電気第 145号、1994年9月、参
照)。なお、絶縁接続部とは、導体と金属シースの二重
構造からなる電力ケーブルにおいて、導体のみが接続さ
れ、シースが電気的に縁切りされた電力ケーブルの接続
部をいう。
部を挾む両側に金属箔からなる箔電極を取り付け、この
ケーブルに部分放電試験電圧等を印加し、前記電極間に
取り付けた検出器に生じる電圧を測定することによる部
分放電測定方法が知られ、すでに絶縁測定として、実用
化されている(住友電気第 145号、1994年9月、参
照)。なお、絶縁接続部とは、導体と金属シースの二重
構造からなる電力ケーブルにおいて、導体のみが接続さ
れ、シースが電気的に縁切りされた電力ケーブルの接続
部をいう。
【0003】また、絶縁フランジへの箔電極取り付けに
よる275KVの実規模のガス絶縁送電線(GIL)のシ
ールド洞道内における部分放電測定実験の報告もなされ
ている(平成8年電気学会全国大会、「1711、275KV長
距離GILの箔電極による部分放電検出特性」参照)。
よる275KVの実規模のガス絶縁送電線(GIL)のシ
ールド洞道内における部分放電測定実験の報告もなされ
ている(平成8年電気学会全国大会、「1711、275KV長
距離GILの箔電極による部分放電検出特性」参照)。
【0004】ガス絶縁送電線(GIL)は、使用場所や
長さの違いにより別名、ガス絶縁母線(GIB)もしく
はガス絶縁ケーブル(GIC)などと呼ばれるが、いず
れも同構造の機器であるのでここではGILと総称す
る。 GILは図9に示すように、図では1本であるが、1本
又は複数本の管状の導体1をタンクとも呼ばれる金属製
のシース2に収納し、導体は離散的に設けられたスペー
サ(絶縁支持体)3、3'により、前記シース2の内側に
同心的に支持され、内部空間には、絶縁ガスを充填する
構造が一般的である。また、ガス絶縁開閉器(GIS)
等を含むガス絶縁機器は、全てGILと同じ基本構造を
有している。 図示のように、GILは単位長の管路導体として工場内
において製作され、現地において導体端部のプラグイン
導体接続部4により単位長の管路導体間の導体1の対向
端部を接続、また端部にシース接続部5を形成し、これ
に順次管路導体を継ぎ足して線路を形成する。なお、図
において前記シース2の接続部5より左側において導体
1を支持するスペーサ3は柱状スペーサと称し、シース
に対する固定脚と導体を貫通支持する支持部を一体に絶
縁物により形成したものであり、右側にみられるスペー
サ3'はコーン状スペーサと称し、中心に導体を貫通支持
する孔を有し、外側環状部にてシースに固定する部分を
具える絶縁物よりなる円錐状のものである。なお、図示
していないが中心に導体を貫通支持する孔を有し、外側
環状部にてシースに固定する部分を具える円盤状のスペ
ーサもある。これらコーン状スペーサや円盤状スペーサ
によりシース管はその接続部において電気的に縁切する
こともできるし、電気的に接続することもできる。
長さの違いにより別名、ガス絶縁母線(GIB)もしく
はガス絶縁ケーブル(GIC)などと呼ばれるが、いず
れも同構造の機器であるのでここではGILと総称す
る。 GILは図9に示すように、図では1本であるが、1本
又は複数本の管状の導体1をタンクとも呼ばれる金属製
のシース2に収納し、導体は離散的に設けられたスペー
サ(絶縁支持体)3、3'により、前記シース2の内側に
同心的に支持され、内部空間には、絶縁ガスを充填する
構造が一般的である。また、ガス絶縁開閉器(GIS)
等を含むガス絶縁機器は、全てGILと同じ基本構造を
有している。 図示のように、GILは単位長の管路導体として工場内
において製作され、現地において導体端部のプラグイン
導体接続部4により単位長の管路導体間の導体1の対向
端部を接続、また端部にシース接続部5を形成し、これ
に順次管路導体を継ぎ足して線路を形成する。なお、図
において前記シース2の接続部5より左側において導体
1を支持するスペーサ3は柱状スペーサと称し、シース
に対する固定脚と導体を貫通支持する支持部を一体に絶
縁物により形成したものであり、右側にみられるスペー
サ3'はコーン状スペーサと称し、中心に導体を貫通支持
する孔を有し、外側環状部にてシースに固定する部分を
具える絶縁物よりなる円錐状のものである。なお、図示
していないが中心に導体を貫通支持する孔を有し、外側
環状部にてシースに固定する部分を具える円盤状のスペ
ーサもある。これらコーン状スペーサや円盤状スペーサ
によりシース管はその接続部において電気的に縁切する
こともできるし、電気的に接続することもできる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】これまで知られている
箔電極を使用した部分放電測定方法は、箔電極をシース
絶縁部の両側に張り付け、両電極の間に検出インピーダ
ンスを接続してシースに流れる部分放電電流を検出する
方法であるが、一般的にGILにおいてはシース絶縁部
は設けられておらず、このためには図10に示すようにシ
ースを縁切りした構造(シース絶縁部)を設ける必要が
生じてくる。なお図10において、6はリング状のシース
絶縁部であり、相対する金属製のシース2のフランジ部
分において、前記絶縁部6を間にしてシース2を電気的
に縁切りし、この際フランジ7の結合には、電気的に導
通のない締付け手段、例えば絶縁カラー20を有するボル
ト21を用いて接合しなければならない。
箔電極を使用した部分放電測定方法は、箔電極をシース
絶縁部の両側に張り付け、両電極の間に検出インピーダ
ンスを接続してシースに流れる部分放電電流を検出する
方法であるが、一般的にGILにおいてはシース絶縁部
は設けられておらず、このためには図10に示すようにシ
ースを縁切りした構造(シース絶縁部)を設ける必要が
生じてくる。なお図10において、6はリング状のシース
絶縁部であり、相対する金属製のシース2のフランジ部
分において、前記絶縁部6を間にしてシース2を電気的
に縁切りし、この際フランジ7の結合には、電気的に導
通のない締付け手段、例えば絶縁カラー20を有するボル
ト21を用いて接合しなければならない。
【0006】
【課題を解決するための手段】GILでシースは金属管
であり、このシースの熱膨張による伸縮を吸収するため
に、図8に示すように伸縮吸収部としてシースの一部と
して金属製ベローズ8を線路中の複数の箇所に入れてお
り、長尺のGILの場合は数十m毎にベローズが必要と
なる。これに対して、すでに述べたように、GIL等で
は一般的にシース絶縁部は設けられておらず、存在する
場合は、GILの端部で、ガス絶縁機器等他の機器と接
続される場合である。そこで本発明は電極の取り付け位
置を当該GILの金属製ベローズの部分を挾む位置、ま
たは当該GILのスペーサ取り付部を挾む位置にするこ
とに着目した。
であり、このシースの熱膨張による伸縮を吸収するため
に、図8に示すように伸縮吸収部としてシースの一部と
して金属製ベローズ8を線路中の複数の箇所に入れてお
り、長尺のGILの場合は数十m毎にベローズが必要と
なる。これに対して、すでに述べたように、GIL等で
は一般的にシース絶縁部は設けられておらず、存在する
場合は、GILの端部で、ガス絶縁機器等他の機器と接
続される場合である。そこで本発明は電極の取り付け位
置を当該GILの金属製ベローズの部分を挾む位置、ま
たは当該GILのスペーサ取り付部を挾む位置にするこ
とに着目した。
【0007】電極をシース絶縁部の両側に取り付けた場
合、図7に等価回路に示すように、シース2を伝搬して
きた部分放電信号9は絶縁部6から箔電極11を通って、
検出器10に分流し、検出器10のインピーダンスによって
生じる電圧を検出するのが部分放電測定方法本来の原理
であるが、上述のベローズは電気的にインダクタンス、
スペーサはキャパシタンスと見なされ、絶縁部でとり出
すほど顕著でないにしてもベローズ、スペーサ両側に電
極を取り付けてシース電流を分流させれば、部分放電電
流を検出できる。
合、図7に等価回路に示すように、シース2を伝搬して
きた部分放電信号9は絶縁部6から箔電極11を通って、
検出器10に分流し、検出器10のインピーダンスによって
生じる電圧を検出するのが部分放電測定方法本来の原理
であるが、上述のベローズは電気的にインダクタンス、
スペーサはキャパシタンスと見なされ、絶縁部でとり出
すほど顕著でないにしてもベローズ、スペーサ両側に電
極を取り付けてシース電流を分流させれば、部分放電電
流を検出できる。
【0008】
【発明の実施の形態】ここで、一般的に箔電極11は図6
に示すようにシース2上に絶縁体であるゴム、ビニー
ル、ポリエチレン等の絶縁シート12を張り付け、この上
に金属箔13を張り付ける構造とするが、電極の面積およ
び絶縁シートの厚みは、検出する信号の周波数特性に応
じて任意に選択すればよく、絶縁シートを使用せず、G
IL等のシースの表面塗装を絶縁体として使用したり、
あるいは塗装がない場合は直接に電極を取り付けても測
定可能である。
に示すようにシース2上に絶縁体であるゴム、ビニー
ル、ポリエチレン等の絶縁シート12を張り付け、この上
に金属箔13を張り付ける構造とするが、電極の面積およ
び絶縁シートの厚みは、検出する信号の周波数特性に応
じて任意に選択すればよく、絶縁シートを使用せず、G
IL等のシースの表面塗装を絶縁体として使用したり、
あるいは塗装がない場合は直接に電極を取り付けても測
定可能である。
【0009】
【実施例】図1に示すように、シース絶縁部6を間にし
て双方のシース2表面に箔電極11をそれぞれ張り付け、
この箔電極11にリード線14を接続して、検出器10の放電
電流検出インピーダンスに接続し、前記検出器10よりの
出力信号を同軸ケーブル15を経てオシロスコープ16に入
力させる。これは、すでに説明した従来の放電電流測定
の構成である。また、スペーサ17を間にしてその両側に
箔電極11をそれぞれ張り付け、前記と同様にこれを検出
器10と接続し、前記検出器10よりの出力信号を同軸ケー
ブル15を経てオシロスコープ16に入力し、またベローズ
8を挾んでその両側にそれぞれ箔電極11を張り付け、前
記と同様にして検出器10よりの出力信号をオシロスコー
プ16に入力させるように構成し、一端から部分放電模擬
信号を注入して検出特性を測定した。なお、箔電極を取
り付ける際、スペーサはフランジ等によるシース接合位
置にあるスペーサに限られることなく、シースの何れの
位置にあっても部分放電検出信号が得られる。
て双方のシース2表面に箔電極11をそれぞれ張り付け、
この箔電極11にリード線14を接続して、検出器10の放電
電流検出インピーダンスに接続し、前記検出器10よりの
出力信号を同軸ケーブル15を経てオシロスコープ16に入
力させる。これは、すでに説明した従来の放電電流測定
の構成である。また、スペーサ17を間にしてその両側に
箔電極11をそれぞれ張り付け、前記と同様にこれを検出
器10と接続し、前記検出器10よりの出力信号を同軸ケー
ブル15を経てオシロスコープ16に入力し、またベローズ
8を挾んでその両側にそれぞれ箔電極11を張り付け、前
記と同様にして検出器10よりの出力信号をオシロスコー
プ16に入力させるように構成し、一端から部分放電模擬
信号を注入して検出特性を測定した。なお、箔電極を取
り付ける際、スペーサはフランジ等によるシース接合位
置にあるスペーサに限られることなく、シースの何れの
位置にあっても部分放電検出信号が得られる。
【0010】使用したGILの断面形状、スペーサの取
り付け構造、ベローズの構造をそれぞれ図3、図4、図
5に示す。GILのシース管内径Lは 460mm、内部導体
の外径Mは 170mm、SF6 ガスを3.5kgf/cm2 ・Gに保
った。ベローズはアルミニウム製である。またスペーサ
17の取り付けは、図4に示すようにシース2の端部にス
ペーサの係合部19を設け、このスペーサを係合させ、双
方のシース端を溶接してスペーサ17を固定する。
り付け構造、ベローズの構造をそれぞれ図3、図4、図
5に示す。GILのシース管内径Lは 460mm、内部導体
の外径Mは 170mm、SF6 ガスを3.5kgf/cm2 ・Gに保
った。ベローズはアルミニウム製である。またスペーサ
17の取り付けは、図4に示すようにシース2の端部にス
ペーサの係合部19を設け、このスペーサを係合させ、双
方のシース端を溶接してスペーサ17を固定する。
【0011】今回の試験では部分放電信号のうち3MHz
以上の周波数成分を測定する目的で適切な結合特性を得
るためにゴムシートの厚さ、電極の面積を選定した。ま
た、電極の材質は、銅など一般的に使用される金属で、
かつシースの表面形状に合わせて張り付けやすいもので
あればよい。
以上の周波数成分を測定する目的で適切な結合特性を得
るためにゴムシートの厚さ、電極の面積を選定した。ま
た、電極の材質は、銅など一般的に使用される金属で、
かつシースの表面形状に合わせて張り付けやすいもので
あればよい。
【0012】図2は図1のシース絶縁部、スペーサ、ベ
ローズを挾む位置において対応する箔電極より部分放電
電圧の取り出しを具体的に示したもので、本実施例では
検出インピーダンス10を 500Ωとし、その出力を同軸ケ
ーブル15を介して増幅器18にて増幅し、同軸ケーブルを
介してオシロスコープ16に入力する。スペーサ、ベロー
ズについても同様である。
ローズを挾む位置において対応する箔電極より部分放電
電圧の取り出しを具体的に示したもので、本実施例では
検出インピーダンス10を 500Ωとし、その出力を同軸ケ
ーブル15を介して増幅器18にて増幅し、同軸ケーブルを
介してオシロスコープ16に入力する。スペーサ、ベロー
ズについても同様である。
【0013】GILの一端に部分放電模擬信号発生器
(図示していない)を接続し、信号を注入した場合の3
箇所の電極で検出された信号の検出電圧と、それぞれの
信号を注入しないときに生じる雑音電圧、および信号電
圧対雑音電圧比(S/N比)を表1に示す。
(図示していない)を接続し、信号を注入した場合の3
箇所の電極で検出された信号の検出電圧と、それぞれの
信号を注入しないときに生じる雑音電圧、および信号電
圧対雑音電圧比(S/N比)を表1に示す。
【0014】
【表1】
【0015】表1に示す実験結果から、ベローズ部やス
ペーサ部では、従来方法であるシース絶縁部に比べて信
号電圧、S/N比は下るものの、部分放電を検出できる
ことが可能であることが明らかである。
ペーサ部では、従来方法であるシース絶縁部に比べて信
号電圧、S/N比は下るものの、部分放電を検出できる
ことが可能であることが明らかである。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、GILにおいては
その線路途中に配置されているスペーサ、あるいはベロ
ーズを備えており、単に箔電極をスペーサやベローズ部
を挾む位置に取り付けるだけで、比較的簡単に部分放電
電流を測定することができ、ガス絶縁送電線、ガス絶縁
開閉器等、ガス絶縁電気機器の現場における組立時ある
いは、使用時、常に部分放電を取り出すことができ、各
部分における絶縁等の異常の兆候を知ることができる。
その線路途中に配置されているスペーサ、あるいはベロ
ーズを備えており、単に箔電極をスペーサやベローズ部
を挾む位置に取り付けるだけで、比較的簡単に部分放電
電流を測定することができ、ガス絶縁送電線、ガス絶縁
開閉器等、ガス絶縁電気機器の現場における組立時ある
いは、使用時、常に部分放電を取り出すことができ、各
部分における絶縁等の異常の兆候を知ることができる。
【図1】 本発明の実施において用いた測定系の構成を
示す。
示す。
【図2】 測定系の構成を示す。
【図3】 GILの断面構造を示す。
【図4】 スペーサの構造を示す。
【図5】 ベローズ部の構造を示す。
【図6】 箔電極の構造を示す。
【図7】 シース絶縁部における部分放電測定の等価回
路を示す。
路を示す。
【図8】 管路ガス絶縁線路におけるベローズ部を示
す。
す。
【図9】 管路ガス絶縁線路の構造を示す。
【図10】 シース絶縁部の一例を示す。
1 導体 15 同軸ケーブル 2 シース 16 オシロスコープ 3,3' スペーサ 17 スペーサ 4 導体接続部 18 増幅器 5 シース接続部 19 スペーサの係合部 6 シース絶縁部 7 フランジ 8 ベローズ 9 部分放電信号 10 検出器 11 箔電極 12 絶縁シート 13 金属箔 14 リード線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮崎 明延 名古屋市熱田区横田二丁目3番24号 中部 電力株式会社中央送変電建設所内 (72)発明者 八木 学 名古屋市熱田区横田二丁目3番24号 中部 電力株式会社中央送変電建設所内 (72)発明者 葦澤 芳博 名古屋市熱田区横田二丁目3番24号 中部 電力株式会社中央送変電建設所内
Claims (2)
- 【請求項1】 金属シースの内部に1本または複数本の
金属導体をスペーサにより支持して収納し、前記シース
と金属導体の空隙に絶縁ガスを封入する構造のガス絶縁
機器において、前記金属シースの外側の2箇所以上に電
極を取り付け、その電極間に検出器を接続して前記検出
器に生じる電圧を測定する方式の部分放電測定方法にお
いて、前記電極の取り付け位置を前記ガス絶縁機器のベ
ローズを挾む位置にしたことを特徴とする部分放電測定
方法。 - 【請求項2】 金属シースの内部に1本または複数本の
金属導体をスペーサにより支持して収納し、前記シース
と金属導体の空隙に絶縁ガスを封入する構造のガス絶縁
機器において、前記金属シースの外側の2箇所以上に電
極を取り付け、その電極間に検出器を接続して前記検出
器に生じる電圧を測定する方式の部分放電測定方法にお
いて、前記電極の取り付け位置を前記ガス絶縁機器のス
ペーサを挾む位置としたことを特徴とする部分放電測定
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8195677A JPH1019969A (ja) | 1996-07-06 | 1996-07-06 | 部分放電測定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8195677A JPH1019969A (ja) | 1996-07-06 | 1996-07-06 | 部分放電測定方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1019969A true JPH1019969A (ja) | 1998-01-23 |
Family
ID=16345172
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8195677A Pending JPH1019969A (ja) | 1996-07-06 | 1996-07-06 | 部分放電測定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1019969A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003091743A1 (fr) * | 2002-04-26 | 2003-11-06 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Procede et systeme de diagnostic de deterioration de bobine |
JP2010142089A (ja) * | 2008-12-15 | 2010-06-24 | Toshiba Corp | 電気機器の接続装置 |
WO2015132821A1 (ja) * | 2014-03-07 | 2015-09-11 | 三菱電機株式会社 | 部分放電センサー |
CN107179467A (zh) * | 2017-05-18 | 2017-09-19 | 北京四方继保自动化股份有限公司 | 基于接地电流的gil故障定位方法及故障定位系统 |
-
1996
- 1996-07-06 JP JP8195677A patent/JPH1019969A/ja active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003091743A1 (fr) * | 2002-04-26 | 2003-11-06 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Procede et systeme de diagnostic de deterioration de bobine |
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CN106104287A (zh) * | 2014-03-07 | 2016-11-09 | 三菱电机株式会社 | 局部放电传感器 |
GB2538199A (en) * | 2014-03-07 | 2016-11-09 | Mitsubishi Electric Corp | Partial discharge sensor |
JP6091700B2 (ja) * | 2014-03-07 | 2017-03-08 | 三菱電機株式会社 | 部分放電センサー |
GB2538199B (en) * | 2014-03-07 | 2018-10-03 | Mitsubishi Electric Corp | Partial discharge sensor |
US10310000B2 (en) | 2014-03-07 | 2019-06-04 | Mitsubishi Electric Corporation | Partial discharge sensor |
CN107179467A (zh) * | 2017-05-18 | 2017-09-19 | 北京四方继保自动化股份有限公司 | 基于接地电流的gil故障定位方法及故障定位系统 |
CN107179467B (zh) * | 2017-05-18 | 2019-11-12 | 北京四方继保自动化股份有限公司 | 基于接地电流的gil故障定位方法及故障定位系统 |
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