JPH1019961A - Ｐｔ，ｃｔ用テストプラグのチェック装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】ＰＴ，ＣＴ用テストプラグの接続前に、測定回
路の健全性を短時間で正確にチェックすることができる
ようにする。 【解決手段】ＰＴ（計器用変圧器），ＣＴ（変流器）用
テストターミナルを使用した電気回路において、ＰＴ，
ＣＴ用テストプラグを回路に挿入または接続する際のテ
ストプラグ側測定回路に相間短絡がないかを判断する短
絡チェック装置２ｅ２と、１次，２次回路が開放してな
いことを判断する開放チェック装置２ｅ１と、使用する
テストプラグがＰＴ，ＣＴ用のいずれかを判断するＰ
Ｔ，ＣＴ認識装置２ｆと、このＰＴ，ＣＴ認識装置２ｆ
と短絡チェック装置２ｅ２を接続し処理する内部処理装
置２ｇと、この内部処理装置２ｇに接続した表示灯３お
よび音声装置４とからなっている。表示灯３はＰＴ，Ｃ
Ｔ用テストプラグが使用可または使用不可のいずれかの
結果を表示し、音声装置４は表示灯３と連動して音声を
発する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、保護継電器および
計器用電源の取り出し口として使用されているＰＴ（計
器用変圧器），ＣＴ（変流器）回路において、外部測定
回路を接続（挿入）する際の回路チェックを円滑にした
ＰＴ，ＣＴ用テストプラグのチェック装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】保護継電器や計器用電源は一般の産業プ
ラントから原子力発電プラント等まで幅広い分野に利用
されている。保護継電器盤等の電圧・電流回路に使用さ
れているテストターミナルからの電圧・電流の測定は、
外部からＰＴ，ＣＴ用テストプラグを用い保護継電器盤
等の電気回路へテストターミナルを介して割り込み、電
気回路上の電圧や電流を測定している。

【０００３】図４（ａ）はＰＴ用テストターミナル10を
正面から見た外観図で、符号10ｂはＰＴ用テストプラグ
ガイドである。同（ｂ）は（ａ）のＰＴ用テストターミ
ナル10を右側面から見た右側面図で、符号10ａはＰＴ用
テストターミナル保護カバーを示している。同（ｃ）は
ＰＴ用テストプラグ９の本体を真上から見た上面図、同
（ｄ）は（ｃ）のＰＴ用テストプラグ９を右側面から見
た右側面図で、同（ｅ）は（ｃ）のＰＴ用テストプラグ
９をＡ−Ａ線に沿って切断した断面図である。図中符号
９ａ１〜９ｄ１はＰＴ用テストプラグ接触端子２次側を
示し、９ａ２〜９ｄ２はＰＴ用テストプラグ接触端子１
次側を示し、９ａ３，９ｃ３はＰＴ用テストプラグ案内
溝を示している。

【０００４】図４（ａ），（ｂ）において、盤取付けの
ＰＴ用テストターミナル10（外観のみ）に図（ｃ），
（ｄ）に示すＰＴ用テストプラグ９を接続（挿入）する
際は、まず、図５に示すように、テスター13等を用い抵
抗レンジによりＰＴ用テストプラグ９の接触端子１次側
９ａ２〜９ｄ２と２次側９ａ１〜９ｄ１間が開放（オー
プン）してないかを、ＰＴ用テストプラグ接触端子１次
側９ａ２〜９ｄ２とＰＴ用テストプラグ接触端子２次側
９ａ１〜９ｄ１をテスター棒（＋）13ａとテスター棒
（−）13ｂで順に接触し、開放（オープン）していない
ことを確認する。

【０００５】次に図６に示すように、テスター13等を用
い抵抗レンジによりＰＴ用テストプラグ９の接触端子間
に相間短絡がないかを、ＰＴ用テストプラグ接触端子２
次側９ａ１〜９ｄ１（または、ＰＴ用テストプラグ接触
端子１次側９ａ２〜９ｄ２）を順に接触し、短絡のない
ことが確認できてから始めて図４の盤取付けのＰＴ用テ
ストターミナル10（外観のみ）へ接続（挿入）し、保護
継電器盤等の電気回路上の電圧を測定している。

【０００６】また、このＰＴ用テストターミナル10（外
観のみ）とＰＴ用テストプラグ９には互いにＰＴ用テス
トプラグガイド10ｂとＰＴ用テストプラグ案内溝９ａ
３，９ｃ３がそれぞれ２ヶ所ずつあり、ＰＴ用テストプ
ラグ９接続（挿入）の際上下方向を間違えての接続（挿
入）はできないようになっている。

【０００７】図５はＰＴ用テストプラグ９を接続する前
の１次，２次接触端子間の回路チェック（テスター13を
使用し、回路がオープンしてないことの確認）を例示す
るものである。すなわち、左側のＰＴ用テストプラグ９
はＰＴ用テストプラグ接触端子１次側９ａ２〜９ｄ２の
テスター棒（−）13ｂの動きを示しており、右側のＰＴ
テストプラグ９はＰＴ用テストプラグ接触端子２次側９
ａ１〜９ｄ１のテスター棒（＋）13ａの動きを示してお
り、中央部の断面図は左側のＰＴ用テストプラグ９のＡ
−Ａ矢視断面を示している。

【０００８】前述した図６はＰＴ用テストプラグ９の接
続前の各相の接触端子間の回路チェック（テスター13を
使用し、回路が相間で短絡してないことの確認）を例示
するもので、テスター棒（＋）13ａを基準とした相間回
路チェックの様子を右側から４，３，２の順に三通り示
している。

【０００９】図７（ａ）はＣＴ用テストターミナル12を
正面から見た外観図で、符号12ｂはＣＴ用テストプラグ
ガイドである、同（ｂ）は（ａ）のＣＴ用テストターミ
ナル12を右側面から見た右側面図で、符号12ａはＣＴ用
テストターミナル保護カバーである。同（ｃ）はＣＴ用
テストプラグ11の本体を真上から見た上面図で、同
（ｄ）は（ｃ）を右側面から見た右側面図であり、同
（ｅ）は（ｃ）においてＡ−Ａ矢視方向に沿って切断し
て示す断面図である。

【００１０】なお、図中符号11ａ１〜11ｄ１はＣＴ用テ
ストプラグ接続端子２次側を示し、11ａ２〜11ｄ２はＣ
Ｔ用テストプラグ接触端子１次側を示し、11ｂ３，11ｃ
３はＣＴ用テストプラグ案内溝を示している。

【００１１】図８はＣＴ用テストプラグ11を接続する前
の１次，２次接触端子間の回路チェック（テスター13を
使用し、回路がオープンしてないことの確認）を例示す
る図で、左側のＣＴ用テストプラグ11はＣＴ用テストプ
ラグ接触端子１次側11ａ２〜11ｄ２のテスター棒（−）
13ｂの動きを示し、右側のＣＴ用テストプラグ11はＣＴ
用テストプラグ接触端子２次側11ａ１〜11ｄ１のテスタ
ー棒（＋）13ａの動きを示している。中央部の断面図は
右側のＣＴ用テストプラグ11のＡ−Ａ矢視断面を示して
いる。

【００１２】図９は図６のＰＴ用に代えてＣＴ用テスト
プラグ11を接続する前の各相の接触端子間の回路チェッ
ク（テスター13を使用し、回路が相間で短絡してないこ
との確認）を例示しており、テスター棒（＋）13ａを基
準とした相間回路チェックの様子を右側から４，３，２
の順に三通り示している。

【００１３】電流回路についても同様で、図７におい
て、盤取付けのＣＴ用テストターミナル12（外観のみ）
へＣＴ用テストプラグ11を接続（挿入）する際は、ま
ず、図８のように、テスター13等を用い抵抗レンジによ
りＣＴ用テストプラグ11の一次・二次接触端子間が開放
（オープン）してないかを、ＣＴ用テストプラグ接触端
子１次側11ａ２〜11ｄ２とＣＴ用テストプラグ接触端子
２次側11ａ１〜11ｄ１をテスター棒（＋）13ａとテスタ
ー棒（−）13ｂで順に接し、開放（オープン）してない
ことを確認する。

【００１４】次に図９に示すように、テスター13等を用
い抵抗レンジによりＣＴ用テストプラグ11の接触端子間
に相間短絡がないかを、ＣＴ用テストプラグ接触端子２
次側11ａ１〜11ｄ１（または、ＣＴ用テストプラグ接触
端子１次側11ａ２〜11ｄ２）を順に接し、短絡のないこ
とが確認できてから初めて図７の盤取付けのＣＴ用テス
トターミナル12（外観のみ）へ接続（挿入）し、保護継
電器盤等の電気回路上の電流を測定している。

【００１５】また、このＣＴ用テストターミナル12（外
観のみ）とＣＴ用テストプラグ11には互いにＣＴ用テス
トプラグガイド12ｂとＣＴ用テストプラグ案内溝11ｂ
３，11ｃ３がそれぞれ２ヶ所ずつあり、ＣＴ用テストプ
ラグ11を接続（挿入）する際には上下方向を間違えての
接続（挿入）はできないようになっている。

【００１６】同様に、ＰＴ用テストプラグ９とＣＴ用テ
ストプラグ11は互いに異なる位置の案内溝を設けること
により、誤接続（挿入）防止にもなっている。テストプ
ラグを取り外した後は、保護カバー（ＰＲ用テストター
ミナル保護カバー10ａ，ＣＴ用テストターミナル保護カ
バー12ａ）を取り付けることにより異物の混入を防止し
ている。

【００１７】

【発明が解決しようとする課題】従来の技術によるＰ
Ｔ，ＣＴ用テストプラグのチェック装置により１つのＰ
Ｔ，ＣＴ用テストプラグを盤取付けのＰＴ，ＣＴ用テス
トターミナルに接続（挿入）する際には、合計10通りの
回路チェックを実施する必要があり、作業的には極めて
単純作業ではあるが、この確認作業を怠ると設備へ与え
る影響も重大なものとなる課題がある。

【００１８】また、人為的に回路チェックをミスしたり
することもあり得ることから、常に正確なチェックが行
われない場合もある。さらに、確認作業を怠ると運転機
器のトリップ破損やプラント全体の停止にもなりかねな
いことになる。

【００１９】本発明は上記課題を解決するためになされ
たもので、テストプラグの接続前に測定回路の健全性を
短時間で正確にチェックすることができるＰＴ，ＣＴ用
テストプラグのチェック装置を提供することにある。

【００２０】

【課題を解決するための手段】本発明の請求項１ではＰ
Ｔ，ＣＴ用テストターミナル接触端子２次側およびＰ
Ｔ，ＣＴテストターミナル接触端子１次側に内部配線を
介してそれぞれ接続する複数の開放チェック装置と、こ
の複数の開放チェック装置に内部配線を介して接続する
短絡チェック装置と、この短絡チェック装置に接続した
内部処理装置とを具備してなることを特徴とする。

【００２１】請求項１の発明によれば、試験に際して作
業員が作業場に携帯したＰＴ，ＣＴ用テストプラグのチ
ェック装置に測定回路に組み込まれたＰＴ，ＣＴ用テス
トプラグを接続（挿入）し、テストプラグ側測定回路に
相間短絡や１次，２次の開放（オープン）がないかの判
断と、使用するテストプラグがＰＴ，ＣＴ用のいずれか
であるかを速やかに判断することができる。

【００２２】開放チェック装置は１次，２次回路が開放
（オープン）してないことを判断し、短絡チェック装置
はＰＴ，ＣＴ用テストターミナルを使用した電気回路
で、ＰＴ，ＣＴ用テストプラグを使用（回路へ挿入また
は接続）する際のテストプラグ側測定回路に相間短絡が
ないかを判断する。

【００２３】本発明の請求項２では前記複数の開放チェ
ック装置，前記短絡チェック装置及び前記内部処理装置
を携帯自在の筐体内に格納してなることを特徴とする。
請求項２の発明によれば、測定回路に組まれたＰＴ，Ｃ
Ｔ用テストプラグをＰＴ，ＣＴ用テストプラグのチェッ
ク装置に接続（挿入）することで、本設回路へ接続する
前に測定回路の健全性を確認することができる。このよ
うに、測定回路の健全性を短時間にて正確にチェックす
ることができ、作業員の人為的チェックミスを未然に防
ぐことができる。また、ＰＴ，ＣＴ用テストプラグのチ
ェック装置は携帯可能なので、持ち運びも容易で作業員
に負担がかからない。

【００２４】本発明の請求項３では前記ＰＴ，ＣＴ用テ
ストターミナル接触端子２次側およびＰＴ，ＣＴテスト
ターミナル接触子１次側と前記内部処理装置との間にＰ
Ｔ，ＣＴ認識装置を設けるとともに前記内部処理装置の
出力側に表示灯を設けてなることを特徴とする。

【００２５】請求項３の発明によれば、ＰＴ，ＣＴ認識
装置により使用するテストプラグが、ＰＴ，ＣＴ用のい
ずれかを判断し、表示灯によりＰＴ，ＣＴ用テストプラ
グが使用可、または使用不可のいずれかの結果を表示す
る。

【００２６】ＰＴ，ＣＴ認識装置を持っていることか
ら、測定回路に組まれたＰＴ，ＣＴ用テストプラグをＰ
Ｔ，ＣＴテストプラグチェック装置に接続（挿入）する
ことで、使用するテストプラグがＰＴ，ＣＴ用のどちら
であるかを速やかに判断することができる。また、同時
にＰＴ，ＣＴ用テストプラグが使用可または使用不可の
どちらであるか結果を表示する表示灯を設けたことで、
作業員が容易に目視確認することができる。

【００２７】本発明の請求項４では前記内部処理装置の
出力側に音声表示装置を設けてなることを特徴とする。
請求項４の発明によれば、表示灯と連動して音声により
適切に確認できる。すなわち、音声装置を持っているこ
とから、測定回路に組まれたＰＴ，ＣＴ用テストプラグ
をＰＴ，ＣＴテストプラグチェック装置に接続（挿入）
することで、上記請求項３記載の表示灯と連動して音声
（ＰＴ使用可能です。／ＰＴ使用不可能です。／ＣＴ使
用可能です。／ＣＴ使用不可能です。）にて知らせる音
声装置を設けたことで、作業員が容易に聴覚確認するこ
とができる。

【００２８】

【発明の実施の形態】図１（ａ），（ｂ），図２および
図３により本発明に係るＰＴ，ＣＴ用テストプラグのチ
ェック装置の実施の形態を説明する。図１（ａ）は本実
施の形態に係るＰＴ，ＣＴ用テストプラグのチェック装
置の外観を示す斜視図で、図１（ｂ）は（ａ）における
表示灯に表示される表示文字図、図２は図１（ａ）にお
ける装置の内部回路を示す系統図で、図３は図１（ａ）
における装置を保護継電盤に組み込んだ例を示す外観図
である。なお、各図とも図４から図９に示した従来の技
術と同様の構成部分には同一符号を付して重複する部分
の説明は省略する。

【００２９】図１（ａ）は本実施の形態に係るＰＴ，Ｃ
Ｔテストプラグチェック装置１の外観を示している。Ｐ
Ｔ，ＣＴテストプラグチェック装置１は作業員が容易に
携帯して、当該制御盤に移動できるとともに、装置本体
の電源をバッテリー式（図示しない）としていることで
携帯が可能となっている。

【００３０】ＰＴ，ＣＴテストプラグチェック装置１
は、ＰＴ，ＣＴ用テストプラグの両方を接続（挿入）可
能とするＰＴおよびＣＴテストターミナル２とチェック
結果を表示する表示灯３とこの表示灯３と連動し音声に
より表示結果を知らせる音声装置４とチェック装置内部
回路を動作させる回路スイッチ５で構成している。

【００３１】上記表示灯３には図１（ａ）に示す“ＰＴ
使用可能”と図１（ｂ）に示す“ＰＴ使用不可能”３
ａ，“ＣＴ使用可能”３ｂおよび“ＣＴ使用不可能”３
ｃの４種類の表示がある。

【００３２】また、同様に音声装置４も４種類あり表示
灯と連動して音声出力（ＰＴ使用可能です。／ＰＴ使用
不可能です。／ＣＴ使用可能です。／ＣＴ使用不可能で
す。）するよう構成してある。

【００３３】図２はＰＴ，ＣＴテストプラグチェック装
置の内部回路を示す。図２において、内部が処理装置２
ｇの出力側には内部配線２ｈを介して表示灯３および音
声装置４が接続している。一方、内部処理装置２ｇの入
力側には短絡チェック装置２ｅ２とＰＴ，ＣＴ認識装置
２ｆが接続している。短絡チェック装置２ｅ２には複数
の開放チェック装置２ｅ１が内部配線２ｆを介して接続
し、これらの開放チェック装置２ｅ１にはそれぞれＰＴ
およびＣＴテストターミナル接触端子２次側および１次
側２ａ１〜２ｄ１，２ａ２〜２ｄ２が接続し、ＰＴ，Ｃ
Ｔ認識用センサ２ａ３〜２ｃ３がＰＴ，ＣＴ認識装置２
ｆに接続している。

【００３４】このＰＴ，ＣＴテストプラグチェック装置
は、接続（挿入）してきたＰＴまたはＣＴ用テストプラ
グの接触端子部に接するＰＴおよびＣＴテストターミナ
ル接触端子１次側２ａ２〜２ｄ２と、ＰＴおよびＣＴテ
ストターミナル接触端子２次側２ａ１〜２ｄ１と、接続
（挿入）してきたＰＴまたはＣＴ用テストプラグがＰＴ
用かＣＴ用かのどちらであるかを認識するＰＴ，ＣＴ認
識用センサ２ａ３〜２ｃ３と、これらに接続される開放
チェック装置２ｅ１と、ＰＴ，ＣＴ認識装置２ｆと、短
絡チェック装置２ｅ２と、これらの結果を処理する内部
処理装置２ｇと、チェック結果を外部に知らせる表示灯
３と、音声装置４と、これらを電気的に接続する内部配
線２ｈとから構成される。

【００３５】図３は、一般的な保護継電器盤６の外観を
示す。この盤６の前面には、設備の保護・監視を行う保
護継電器７と、それらに接続されたＰＴまたはＣＴ用テ
ストターミナル８が設置されている。本実施の形態に係
るＰＴ，ＣＴテストプラグチェック装置１を組み込んだ
状態を示す。このように保護継電器盤６に本発明のＰ
Ｔ，ＣＴテストプラグチェック装置１を設置すること
で、作業性の省力化にもつながる。

【００３６】次に、前記構成による作用について説明す
る。図２において、ＰＴ，ＣＴテストプラグチェック装
置は、接続（挿入）してきたＰＴまたはＣＴ用テストプ
ラグの接触端子部にＰＴおよびＣＴテストターミナル接
触端子１次側２ａ２〜２ｄ２と、ＰＴおよびＣＴテスト
ターミナル接触端子２次側２ａ１〜２ｄ１で接してい
る。

【００３７】この接触端子１・２次側から得られた信号
により接続（挿入）してきたＰＴまたはＣＴ用テストプ
ラグ本体側接続の測定回路側で、回路の開放が発生して
いないかをチェックする開放チェック装置２ｅ１と、同
時に測定回路側で各相間（接触端子間）に短絡が発生し
ていないかをチェックする短絡チェック装置２ｅ１があ
る。

【００３８】また、接続（挿入）してきたＰＴまたはＣ
Ｔ用テストプラグがＰＴ用かＣＴ用のどちらであるかを
認識するＰＴ，ＣＴ認識用センサ２ａ３〜２ｃ３と、こ
れに接続されるＰＴ，ＣＴ認識装置２ｆにより判断され
る。

【００３９】上記に述べた各装置により、速やかにすべ
ての回路の健全性確認およびテストプラグの種類が判断
される。これらの情報は内部処理装置２ｇへ収納され、
チェック結果として２つの外部出力装置へ出力され作業
員へ伝えられる。

【００４０】１つは、全てのチェック結果（開放・短絡
・タイプ認識）を文字により表示し作業員へ目視確認さ
せる表示灯３と、もう１つは、この表示灯３と連動し表
示内容を直読み出力（音声出力）し作業員へ聴覚確認さ
せる音声装置４により作業員は容易にチェック結果を確
認することができる。

【００４１】したがって、本実施の形態によれば、本設
のＰＴまたはＣＴテストターミナル８回路へ測定用のＰ
Ｔ，ＣＴ用テストプラグ９，11を接続（挿入）する前の
測定回路の健全性確認（開放・短絡・タイプ認識）を、
瞬時に目視・聴覚により作業員が確認することができ
る。

【００４２】

【発明の効果】従来、ＰＴ，ＣＴ用テストプラグを盤取
付けのＰＴ，ＣＴ用テストターミナルに接続（挿入）す
るためにテスター等を使用し計10通りの回路チェックを
実施する必要があったのに対して、本発明によれば瞬時
に測定回路のチェック（健全性確認）を行い、作業員に
表示と音声によって知らせることができる。

【００４３】また、本発明の回路チェック作業は極めて
単純作業であるがため、人為的に回路チェックをミスっ
たりすることもあり、常に正確な回路チェックが実施さ
れないケースもある。このため、本確認作業を怠ると設
備へ与える影響も重大なものになり得ることもあること
から、人為的な単純ミスを防ぎ作業時間の短縮・標準作
業の省力化が向上する効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】（ａ）は本発明に係るＰＴ，ＣＴ用テストプラ
グのチェック装置の実施の形態を示す斜視図、（ｂ）は
（ａ）における表示灯に表示される表示文字図。

【図２】図１（ａ）における装置の内部回路を示す系統
図。

【図３】図１（ａ）における装置を保護継電盤に組み込
んだ例を示す外観図。

【図４】（ａ）はＰＴ用テストターミナルを正面から見
た外観図、（ｂ）は（ａ）を右側面から見た右側面図、
（ｃ）はＰＴ用テストプラグ本体を真上から見た上面
図、（ｄ）は（ｃ）の右側面図、（ｅ）は（ｃ）のＡ−
Ａ矢視方向に沿って切断して示す断面図。

【図５】ＰＴ用テストプラグ接続前の１次，２次接触端
子間の回路チェック状態を説明するための外形図。

【図６】ＰＴ用テストプラグ接続前の各相の接触端子間
の回路チェック状態を説明するための外形図。

【図７】（ａ）はＣＴ用テストターミナルを正面から見
た外観図、（ｂ）は（ａ）を右側面から見た右側面図、
（ｃ）はＣＴ用テストプラグ本体を真上から見た上面
図、（ｄ）は（ｃ）の右側面図、（ｅ）は（ｃ）のＡ−
Ａ矢視方向に沿って切断して示す断面図。

【図８】ＣＴ用テストプラグ接続前の１次，２次接触端
子間の回路チェック状態を説明するための外形図。

【図９】ＣＴ用テストプラグ接続前の各相の接触端子間
の回路チェック状態を説明するための外形図。

【符号の説明】

１…ＰＴ，ＣＴテストプラグチェック装置、２…ＰＴま
たはＣＴテストターミナル、２ａ１〜２ｄ１…ＰＴまた
はＣＴテストターミナル接触端子２次側、２ａ２〜２ｄ
２…ＰＴまたはＣＴテストターミナル接触端子１次側、
２ａ３〜２ｄ３…ＰＴまたはＣＴテストターミナル接触
端子１次側、２ｅ１…開放チェック装置、２ｅ２…短絡
チェック装置、２ｆ…ＰＴ，ＣＴ認識装置、２ｇ…内部
処理装置、２ｈ…内部配線、３…表示灯、４…音声装
置、５…回路スイッチ、６…保護継電器盤、７…保護継
電器、８…ＰＴまたはＣＴテストターミナル、９…ＰＴ
用テストプラグ、９ａ１〜９ｄ１…ＰＴ用テストプラグ
接触端子２次側、９ａ２〜９ｄ２…ＰＴ用テストプラグ
接触端子１次側、９ａ３〜９ｄ３…ＰＴ用テストプラグ
案内溝、10…ＰＴ用テストターミナル、10ａ…ＰＴ用テ
ストターミナル保護カバー、10ｂ…ＰＴ用テストプラグ
ガイド、11…ＣＴ用テストプラグ、11ａ１〜11ｄ１…Ｃ
Ｔ用テストプラグ接触端子２次側、11ａ２〜11ｄ２…Ｃ
Ｔ用テストプラグ接触端子１次側、11ａ３〜11ｄ３…Ｃ
Ｔ用テストプラグ案内溝、12…ＣＴ用テストターミナ
ル、12ａ…ＣＴ用テストターミナル保護カバー、12ｂ…
ＣＴ用テストプラグガイド、13…テスター、13ａ…テス
ター棒（＋）、13ｂ…テスター棒（−）。

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 ＰＴ，ＣＴ用テストターミナル接触端子
   ２次側およびＰＴ，ＣＴテストターミナル接触端子１次
   側に内部配線を介してそれぞれ接続する複数の開放チェ
   ック装置と、この複数の開放チェック装置に内部配線を
   介して接続する短絡チェック装置と、この短絡チェック
   装置に接続した内部処理装置とを具備してなることを特
   徴とするＰＴ，ＣＴ用テストプラグのチェック装置。
2. 【請求項２】 前記複数の開放チェック装置，前記短絡
   チェック装置および前記内部処理装置を携帯自在の筐体
   内に格納してなることを特徴とする請求項１記載のＰ
   Ｔ，ＣＴ用テストプラグのチェック装置。
3. 【請求項３】 前記ＰＴ，ＣＴ用テストターミナル接触
   端子２次側およびＰＴ，ＣＴテストターミナル接触子１
   次側と前記内部処理装置との間にＰＴ，ＣＴ認識装置を
   設けるとともに前記内部処理装置の出力側に表示灯を設
   けてなることを特徴とする請求項１記載のＰＴ，ＣＴ用
   テストプラグのチェック装置。
4. 【請求項４】 前記内部処理装置の出力側に音声表示装
   置を設けてなることを特徴とする請求項１記載のＰＴ，
   ＣＴ用テストプラグのチェック装置。