JPH10199598A - 組合せ端子 - Google Patents

組合せ端子

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JPH10199598A
JPH10199598A JP380997A JP380997A JPH10199598A JP H10199598 A JPH10199598 A JP H10199598A JP 380997 A JP380997 A JP 380997A JP 380997 A JP380997 A JP 380997A JP H10199598 A JPH10199598 A JP H10199598A
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JP
Japan
Prior art keywords
terminal
plate
pair
peripheral edge
terminals
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP380997A
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English (en)
Inventor
Tomohiro Ikeda
智洋 池田
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP380997A priority Critical patent/JPH10199598A/ja
Publication of JPH10199598A publication Critical patent/JPH10199598A/ja
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  • Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 重ね合わされた一対の板状端子が外力の影響
を受けても、各板状端子が変形せず、また電気的接続が
解除されない。 【解決手段】 導電性の平板状基板部12と、基板部に
穿設された挿着孔13と、挿着孔の内周縁から基板部の
外周縁へ向けて基板部に相対向して形成された一対の凹
部14,15と、一方の凹部に設けられた係合突部16
とを有する板状端子10から成り、一対の板状端子1
0,20が係合突部16を挿着孔23に通して他方の凹
部25に係合して重ね合わせた組合せ端子において、他
方の凹部15が基板部12の外周縁12a側の端部にガ
タ防止壁17を有する。ガタ防止壁が他方の凹部の断面
全体に渡って覆われた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一対の板状端子を
組み合わせて形成された組合せ端子に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、図6に示すよう組合せ端子40が
提案されている(特開平7−192792、実公昭63
−12543号公報)。図6において、この組合せ端子
40は、平板状の基板部51と、基板部51のほぼ中央
に穿設された挿着孔52と、基板部51に連成された電
線圧着部53とを有する第一及び第二板状端子50,6
0を重ね合わせて成り、車両等のパネルの壁面に立設さ
れたボルト(以上、図示せず)へ挿着孔52を通し、ナ
ット(図示せず)によりボルトと組合せ端子40とを固
定してパネルの壁面に固定するものである。
【0003】第一端子50と第二端子60とは同形状で
あるから、第一端子50の説明をする。図7に示すよう
に、基板部51には相対向する一対の係合部54,54
(図8参照)が形成されている。各係合部54の一方の
面には係止突起55が設けられ、他方の面には係合孔5
6が形成されている。第一及び第二板状端子50,60
を重ね合わす場合には、図9の如くに、各板状端子5
0,60の一方の係止部54,64が挿着孔52,62
に通される。一方の板状端子50がスライドされること
により、各係止部54,64の係止突起55,65と係
合孔56,66とがそれぞれ係合される。
【0004】しかしながら、図10に示す如くに、電線
圧着部53(63)に外力Fが作用すると、第一板状端
子50が上方に折曲される、又は第二板状端子60が下
方に折曲されるから、第一及び(又は)第二板状端子5
0,60が変形されるという恐れがあった。また、第一
及び(又は)第二板状端子50,60が変形されると、
各板状端子50(60)の各一対の係止部54(64)
間にガタ付きが生じるから、係止突起55(65)と係
合孔56(66)との係合が解除され、第一と第二板状
端子50,60との電気的な接続が解除されるという問
題点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記した点
に鑑み、重ね合わされた一対の板状端子が外力の影響を
受けても、各板状端子が変形しない、また、一対の板状
端子の電気的接続が解除されない組合せ端子を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、導電性の平板状基板部と、該基板部に穿
設された挿着孔と、該挿着孔の内周縁から基板部の外周
縁へ向けて該基板部に相対向して形成された一対の凹部
と、一方の該凹部に設けられた係合突部とを有する板状
端子から成り、一対の該板状端子が該係合突部を該挿着
孔に通して他方の該凹部に係合して重ね合わされた組合
せ端子において、前記他方の凹部が前記基板部の外周縁
側の端部にガタ防止壁を有する組合せ端子を基本とする
(請求項1)。前記ガタ防止壁が前記他方の凹部の断面
全体に渡って覆われた組合せ端子も有効である(請求項
2)。
【0007】請求項1によれば、基板部に形成された一
対の凹部が、挿着孔の内周縁から基板部の外周縁へ向け
て相対向した状態で配置されている。他方の凹部が基板
部の外周縁側の端部に配置されたガタ防止壁を有するか
ら、他方の凹部の端部が厚くなる。これにより、例え
ば、板状端子に外力が作用した場合でも、基板部が変形
しない。請求項2によれば、ガタ防止壁が他方の凹部の
断面全体を覆っているから、他方の凹部が一層厚くな
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態の具体例
を、図面を参照して説明する。図1〜図5は本発明に係
る組合せ端子の一実施例を示すものである。図1におい
て、この組合せ端子1は、導電性の平板状基板部12
(22)に挿着孔13(23)を穿設し、挿着孔13
(23)の内周縁13a(23a)から基板部12(2
2)の外周縁12a(22a)へ向けて基板部12(2
2)に相対向して一対の凹部14,15(24,25)
を形成し、一方の凹部14(24)に係合突部16(2
6)を設け、他方の凹部15(25)にガタ防止壁17
(27)を形成して成る一対の板状端子(以下、端子と
いう)10,20の各係合突部16,26を挿着孔1
3,23に通し、他方の凹部15,25に係合して重ね
合わしたものである。
【0009】一対の端子10、20は同形状であるか
ら、一方の端子10を説明する。なお、他方の端子20
の場合も全く同様である。平板状の基板部10には電線
2を圧着する電線圧着部3が連成されている。電線圧着
部3は、電線2の芯線部2aを固定する芯線加締片3a
と、電線2の被覆部2bを電線圧着部3に固定する被覆
加締片3bとがそれぞれ設けられている。基板部12が
ほぼ二等辺三角形状に形成され、底辺には頂点と反対方
向へ向けて電線圧着部3が連成されている。頂点部12
bは断面逆L字状に立ち上げられている。挿着孔13
は、基板部12の底辺側に矩形状に穿設されている。
【0010】また、基板部12には挿着孔13の内周縁
13aから基板部12の外周縁12aに向けて左右に一
対の凹部14,15が形成されている。左側凹部14に
は左側から右側へ向けて一対の切欠部16a,16aが
形成され、一対の切欠部16a,16a間に左側凹部1
4の底壁14aから左方向へ延びる係合突部16が設け
られている。右側凹部15の底壁15aで左端縁には左
方向を向く延長部15bが延設されている。右側凹部1
5の底壁15aで右端縁にはガタ防止壁17が立設され
ている。ガタ防止壁17は、右側凹部15の断面全体を
覆っている。
【0011】次に、一対の端子10,20を組み合わせ
ることにより、組合せ端子1を形成する場合を説明す
る。電線圧着部3の芯線加締片3aおよび被覆加締片3
bによって電線2の芯線部2aおよび被覆部2bが加締
られ、電線圧着部3に電線2が電気的に接続される。な
お、一対の端子10,20のうち、一方の端子10を第
一端子10、そして第一端子10の構成部材にはすべて
「第一〜」とし、また他方の端子20を第二端子20、
そして第二端子20の構成部材にはすべて「第二〜」と
それぞれ記述する。
【0012】一対の端子10,20のうち、第一端子1
0が第二端子20に対して裏返しされる。第一基板部1
2と第二基板部22との上壁面がそれぞれ接触するま
で、第一係止突部16が第二挿着孔23に挿入されると
共に、第二係合突部26が第一挿着孔13に挿入され
る。第一端子10が右方向(R方向)へスライドされる
と、第一係合突部16が第二延長部25bに誘導される
と共に、第二係合突部26が第一延長部15bに導かれ
る。第一切欠部16aが第二端子20の他方の凹部25
の両側壁25c,25cに挿入されると共に、第二切欠
部26aが第一端子10の他方の凹部15の両側壁15
c,15cに挿入される。
【0013】挿入後、第一係合突部16の先端16bお
よび第二ガタ防止壁27と、第二係合突部26の先端2
6cおよび第一ガタ防止壁17とがそれぞれ突き当た
り、第一係合突部16が第二端子20の他方の凹部25
の底壁25dに係合すると共に、第二係合突部26が第
一端子10の他方の凹部15の底壁15dに係合する。
こうして、一対の端子10,20を組み合わせることに
よって組合せ端子1が形成される。
【0014】このように、他方の凹部15(25)にガ
タ防止壁17(27)が設けられ、他方の凹部15(2
5)の形状が厚くなるから、例えば、一方の端子10
(20)に外力が作用しても、一対の凹部14,15
(24,25)が折れ曲がらない。これにより、組み合
わせれた一対の端子10,20が相互に引き離れること
がなく、各端子10(20)が変形することがない。従
って、係合突部16(26)と他方の凹部25(15)
との係合が解除されにくくなるから、従来に比較して、
組合せ端子1の品質が格段に向上される。
【0015】
【発明の効果】以上の如くに、本発明によれば、基板部
の挿着孔の内周縁から外周縁へ向けて相対向して形成さ
れた一対の凹部のうち、他方の凹部には基板部の外周縁
側の端部にガタ防止壁が形成されて他方の凹部の端部が
厚くなるから、例えば、外力が板状端子に作用しても基
板部が変形しない。これにより、係合突部と他方の凹部
との係合が解除されない。従って、従来に比べて、組合
せ端子の品質が向上される。
【0016】また、ガタ防止壁により他方の凹部が端部
の断面全体を覆われて一層厚くなるから、基板部の変形
が更に防止される。これにより、係合突部と他方の凹部
との係合が一層堅固になる。従って、従来例に比較し
て、組合せ端子の品質が一層向上される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る組合せ端子の一実施例を示す全体
斜視図である。
【図2】図1に示す板状端子の平面図である。
【図3】図2の要部拡大斜視図である。
【図4】図1に示す一対の板状端子を組み合わせて組合
せ端子を製造する途中の状態を示す図である。
【図5】図1に示す一対の板状端子を組み合わせて組合
せ端子を製造した状態を示す図である。
【図6】従来の組合せ端子の全体斜視図である。
【図7】図6に示す板状端子の平面図である。
【図8】図7に示す板状端子の要部拡大斜視図である。
【図9】図6に示す一対の板状端子を組み合わせて組合
せ端子を製造した状態を示す図である。
【図10】従来の組合せ端子の一方の板状端子に外力が
作用した状態を示す図である。
【符号の説明】
1 組合せ端子 10,20 板状端子 12 基板部 14 一方の凹部 15 他方の凹部 16 係合突部 17 ガタ防止壁

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電性の平板状基板部と、該基板部に穿
    設された挿着孔と、該挿着孔の内周縁から基板部の外周
    縁へ向けて該基板部に相対向して形成された一対の凹部
    と、一方の該凹部に設けられた係合突部とを有する板状
    端子から成り、一対の該板状端子が該係合突部を該挿着
    孔に通して他方の該凹部に係合して重ね合わされた組合
    せ端子において、 前記他方の凹部が前記基板部の外周縁側の端部にガタ防
    止壁を有することを特徴とする組合せ端子。
  2. 【請求項2】 前記ガタ防止壁が前記他方の凹部の断面
    全体に渡って覆われたことを特徴とする請求項1記載の
    組合せ端子。
JP380997A 1997-01-13 1997-01-13 組合せ端子 Withdrawn JPH10199598A (ja)

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JP380997A JPH10199598A (ja) 1997-01-13 1997-01-13 組合せ端子

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6476325B2 (en) 2000-03-21 2002-11-05 Yazaki Corporation Combination plate terminal assembly

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6476325B2 (en) 2000-03-21 2002-11-05 Yazaki Corporation Combination plate terminal assembly

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Effective date: 20040406