JPH10199387A - 電磁継電器 - Google Patents

電磁継電器

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JPH10199387A
JPH10199387A JP189297A JP189297A JPH10199387A JP H10199387 A JPH10199387 A JP H10199387A JP 189297 A JP189297 A JP 189297A JP 189297 A JP189297 A JP 189297A JP H10199387 A JPH10199387 A JP H10199387A
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JP
Japan
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base
spool
electromagnetic relay
flange
electromagnet block
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Application number
JP189297A
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English (en)
Inventor
Hiroaki Yamazaki
弘章 山崎
Kiyoaki Kuzukawa
清明 葛川
Yutaka Uno
裕 宇野
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H50/00Details of electromagnetic relays
    • H01H50/02Bases; Casings; Covers
    • H01H50/04Mounting complete relay or separate parts of relay on a base or inside a case
    • H01H50/041Details concerning assembly of relays
    • H01H50/043Details particular to miniaturised relays
    • H01H2050/044Special measures to minimise the height of the relay

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  • Electromagnets (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型、特に、背の低い電磁継電器を提供する
ことにある。 【解決手段】 ベース10の底面と、前記スプール42
の鍔部42aの外側面とで前記ケース80の開口部を覆
う底面部11を形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電磁継電器、特に、
ベースに対する電磁石ブロックの取り付け構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、電磁継電器としては、例えば、実
開昭62−144037号公報に記載のものがある。す
なわち、ベース1と、両端に鍔部を有するスプール12
にコイル11を巻回し、かつ、その中心孔に鉄芯13を
挿入し、突出する一端部を磁極部とする一方、突出する
他端部に略L字形のヨーク14をカシメ固定した電磁石
ブロック10と、前記ヨーク14の上端縁部に回動自在
に支持された略く字形のアマチュア(可動鉄片)20
と、このアマチュア20の下端部に取り付けたカード3
5で可動接触片31を駆動し、可動接点33を固定接点
34に接離する接点機構30とからなる電磁継電器であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
電磁継電器は、ベース1の片側上面に設けた凹所に、電
磁石ブロック10のスプール12の下方鍔部を上方から
載置して固定していた。一方、ベース1の厚さを薄くし
ようとしても、強度の見地から限界があった。このた
め、電磁継電器を小型化、特に、低くしようとすると、
コイル11を巻回するスペースが小さくなり、所定量の
コイルを巻回できない。この結果、所望の磁力が得られ
ず、薄型化が困難であるという問題点がある。
【0004】本発明は、前記問題点に鑑み、小型、特
に、背の低い電磁継電器を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる電磁継電
器は、前記目的を達成するため、接点機構を組み付けた
ベースと、少なくとも片側端部に鍔部を有し、かつ、コ
イルを巻回したスプールの中心孔に鉄芯を挿入し、突出
する上端部にヨークを固定した電磁石ブロックとを、箱
形ケース内に収納する電磁継電器において、前記ベース
の底面と前記スプールの鍔部の外側面とで前記ケースの
開口部を覆う底面部を形成した構成としてある。
【0006】前記ベースの底面と前記スプールの鍔部の
外側面とで面一の底面部を形成してもよい。
【0007】前記ベースの底面と、前記スプールの鍔部
とが同一巾寸法を有していてもよい。
【0008】前記電磁石ブロックを巾方向にスライドさ
せ、前記ベースの片側端部にスプールの鍔部を係合一体
化してもよい。
【0009】前記ベースの片側端部に設けた圧入スリッ
トに、前記スプールの下方側の鍔部端面から側方に突出
する鉄芯の水平先端部を、巾方向にスライドさせて係合
してもよい。
【0010】前記スプールの上方鍔部から突出する鉄芯
の上端部に組み付けたヨークの一端部を、前記ベースの
側壁に係合一体化してもよい。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明にかかる実施形態を
図1ないし図13の添付図面に従って説明する。本実施
形態にかかる電磁継電器は、図1に示すように、巾方向
に係合,分離可能な第1,第2ベース20,60からな
るベース10、接点機構30、電磁石ブロック40、可
動鉄片50、カード70およびケース80から構成され
ている。
【0012】前記第1ベース20は、第1正面壁部21
のほぼ中央に中央絶縁部22を突設し、その両側に側面
壁部23,24をそれぞれ突設している。前記中央絶縁
部22には接点機構30と電磁石ブロック40とを仕切
る中央絶縁溝22aが形成されている。さらに、前記中
央絶縁部22の一方の外側面に嵌合用凹部22bが形成
されているとともに、その他方の外側面に略L字形の突
条22cが突設されている。また、前記中央絶縁部22
の上端には位置規制用突部22dが形成されている。
【0013】前記側面壁部23の外側に第2ベース60
に係合可能な係合受け部25aおよび端子溝26aが形
成されている一方、その内側基部に絶縁溝23aおよび
端子溝26bが形成されている。また、前記中央絶縁部
22と側面壁部24との間に可動鉄片用凹所27が形成
されている。この凹所27の底面には浅溝27aが形成
され、この凹所27を形成する第1正面壁部21には位
置決め孔21aが形成されている。さらに、前記側面壁
部24の下端部には圧入スリット28が巾方向に形成さ
れている。この圧入スリット28の天井面にはガイド溝
28aが形成されている(図3)。
【0014】接点機構30は固定接触片31および可動
接触片35から構成されている。そして、固定接触片3
1は屈曲した薄板状導電材からなるものであり、その上
端部に固定接点32が設けられている一方、その下端部
に端子部33が取り付けられている。また、可動接触片
35は、前記固定接触片31と同様、薄板状導電材から
なるものであり、その上端部に係合孔36が設けられ、
この係合孔36の下方近傍に可動接点37が設けられて
いる一方、その下端部に端子部38が取り付けられてい
る。
【0015】そして、前記固定接触片31および可動接
触片35を前記第1ベース20の端子溝26b,26a
にそれぞれ圧入,固定することにより、固定接点32お
よび可動接点37が接離可能に対向する。なお、固定接
触片31のうち、固定接点32の下方近傍で前記側面壁
部23の上端縁部23bに当接可能となっている。この
ため、万一、固定接点32と可動接点37とが溶着した
場合であっても、復帰時に可動接触片35が前記上端縁
部23aに当接して位置規制されるので、強制的に分離
できるという利点がある。
【0016】電磁石ブロック40は、略L字形の鉄芯4
1をインサート成形したスプール42にコイル43を巻
回し、その引き出し線を前記スプール42の鍔部42a
に圧入したコイル端子44,45のからげ部44a,4
5aにそれぞれからげてハンダ付けしたものである。前
記鉄芯41の水平先端部41aの上面には一対の突き出
し突起41bが設けられている。一方、前記スプール4
2の鍔部42bから突出する鉄芯41の上端部に略L字
形のヨーク46がカシメ固定されている。このヨーク4
6の垂直下端部には一対の突起46a,46bが巾方向
に突出している。
【0017】そして、前記鉄芯41の水平先端部41a
を前記第1ベース20の圧入スリット28に巾方向に沿
って挿入すると、その突起41bが前記圧入スリット2
8のガイド溝28aにガイドされるとともに、前記水平
先端部41aが圧入スリット28の天井面に圧接して抜
け止めされる(図4)。このとき、鉄芯41の水平先端
部41aが凹所27内に突出する。さらに、ヨーク46
の突起46aが前記第1ベース20の位置決め孔21a
に圧入される。このため、前記電磁石ブロック40が前
記第1ベース20に2点で支持されることになり、ガタ
ツキが生じず、高い組立精度で組み付けられる。なお、
前記ヨーク46の突起46a,46bは必要に応じてカ
シメ固定すればよい。
【0018】可動鉄片50は、図6に示すように、断面
長方形の棒状磁性材からなるものであり、その本体51
の一端部に略T字形の係合用細首部52が形成されてい
る。この細首部52は、板厚方向に段差52aだけ平行
にずれるようにプレス加工が行われており、細首部52
の厚さ寸法は本体51の厚さ寸法とほぼ同一である。こ
のため、残留応力を除去するために加熱処理しても、細
首部52だけが急激に冷却されて反り等を生じるという
ことがなく、可動鉄片50の部品精度が低下しない。さ
らに、細首部52が薄肉でないので、部品の輸送時ある
いはパーツフィーダによる部品供給時における細首部5
2の変形,損傷がなく、組立精度が高い。この結果、動
作特性にバラツキが生じず、無調整率が増大するので、
生産性が向上するという利点がある。
【0019】また、前記細首部52の基部にはテーパ面
53が形成されている(図6(b))。このため、細首
部52を板厚方向に直角に曲げ降ろす必要がなくなり、
生産容易になるという利点がある。
【0020】さらに、前記可動鉄片50にはヒンジばね
55がカシメ固定されている。このヒンジばね55は、
図7(a)に示すように、弾性係止片56を打ち抜いて
形成した略コ字形の固定部57の端部に一対のカシメ孔
58を設けるとともに、この固定部57を略直角に曲げ
起こしたものである。また、前記弾性係止片56は鈍角
に曲げ起こされている。そして、前記可動鉄片50のカ
シメ用突起54にヒンジばね55のカシメ孔58を嵌合
し、前記突起54をカシメて一体化することにより、可
動鉄片50が僅かに浮いた状態でヒンジばね55に支持
される。
【0021】また、前記ヒンジばね55は前述のものに
限らず、例えば、図7(b)に示すように、切り出した
固定部57にカシメ孔58を設けて略直角に曲げ起こす
一方、残る略コ字形の弾性係止片56を鈍角に曲げ起こ
した形状であってもよい。なお、前述のいずれの実施形
態であっても、ばね材を切り起こして弾性係止片あるい
は固定部を形成するので、材料ロスが少ないという利点
がある。
【0022】そして、前記第1ベース20の凹所27に
可動鉄片50をスライドさせて挿入し、位置決め用浅溝
27aに前記ヒンジばね55を位置決めすると、可動鉄
片50の下端部が鉄芯41の水平先端部41aの先端面
に当接する(図8)。さらに、ヒンジばね55の水平先
端縁部が鉄芯41の水平先端部41aに係止可能とな
る。また、弾性係止片56の上端部が係止用突条22c
に係止可能となり、可動鉄片50が上下方向に位置規制
される。
【0023】第2ベース60は、図10に示すように、
前記第1ベース20の第1正面壁部21と略同一の正面
形状を有する第2正面壁部61からなる樹脂成形品であ
る。この第2ベース60は、前記第1ベース20の中央
絶縁溝22aと対応する位置に中央絶縁壁62が突出し
ているとともに、その両側端部から前記係合受け部25
a,25bに弾性係合する係合腕部63,64がそれぞ
れ突出している。前記中央絶縁壁62が正面略L字形で
あるので、第1,第2ベース20,60の接合面間から
の絶縁破壊を防止でき、絶縁距離をより一層長くできる
という利点がある。
【0024】前記係合腕部63と中央絶縁壁62との間
には、前記絶縁溝23aおよび嵌合用凹部22bにそれ
ぞれ対応する正面逆T字形の絶縁壁65および嵌合用凸
部66が突出している。一方、前記係合腕部64と中央
絶縁壁62との間には、前記中央絶縁部22の突条22
cとでヒンジばね55の弾性係止片56を抜け止めする
突部67が第2正面壁部61から突出している。さら
に、第2正面壁部61には、前記第1正面壁部21の位
置決め孔21aと対応する位置に位置決め孔61aが設
けられている。
【0025】したがって、第1ベース20に第2ベース
60を組み付けると、中央絶縁溝22a,嵌合用凹部2
2bおよび絶縁溝23aに、中央絶縁壁62,嵌合用凸
部66および絶縁壁65がそれぞれ挿入されるととも
に、係合腕部63,64が第1ベース20の係合受け部
25a,25bにそれぞれ係合する。さらに、第2ベー
ス60に設けた位置決め孔61aにヨーク46の突起4
6bが圧入される。また、第2ベース60に設けた突部
67が第1ベース20に設けた突条22cとで平面略コ
字形となり、ヒンジばね55の弾性係止片56の上端部
が外れないように囲む。
【0026】これにより、接点機構30と、電磁石ブロ
ック40および可動鉄片50とが第2ベース60の略L
字形の中央絶縁壁62で仕切られ、長い絶縁距離を確保
できる。また、固定接触片31の基部と可動接触片35
の基部とが逆T字形の絶縁壁65で仕切られ、絶縁距離
がより一層長くなり、絶縁特性が向上する。
【0027】そして、第1ベース20と第2ベース60
とを組み付けて形成されるベース10の底面の巾寸法が
電磁石ブロック40の鍔部42aの巾寸法と同一である
(図13(c))。このため、ベース10の底面と電磁
石ブロック40の鍔部42aの外側面とで、電磁継電器
の底面部11が形成され、後述するケース80の開口部
を塞ぐ。さらに、第1,第2ベース20,60の底面と
電磁石ブロック40の鍔部42aの外側面とからなる底
面部11には段差がなく、面一であるので、シール材の
注入が容易である。
【0028】カード70は、図11に示すように、両端
に嵌合孔71,72をそれぞれ有する板状樹脂成形品で
あり、その下面に位置規制用突部73が突設されてい
る。そして、一方の嵌合孔71には係合用突起74が内
方に突出し、他方の嵌合孔72の片側半分は抜け止めす
るために巾狭となっている。
【0029】そして、カード70の嵌合孔71を可動接
触片35の上端部から嵌合し、その突起74を係合孔3
6に係止する一方、嵌合孔72を可動鉄片50の細首部
52に嵌合して組み付けることにより、嵌合孔72に細
首部52が係合して抜け止めされる。さらに、カード7
0の突部73が第1ベースの位置決め用突部22dに当
接して位置規制される。この段階で所定の動作特性を有
するか否かの検査が行われ、所定の動作特性を有してい
ない場合には可動接触片35等が調整される。
【0030】ケース80は、第1,第2ベース20,6
0を組み付けて形成したベース10および電磁石ブロッ
ク40を収納可能な箱形状を有する樹脂成形品である。
そして、図13(c)に示すように、組み付けた第1,
第2ベース20,60および電磁石ブロック40にケー
ス80を嵌合した後、底面部11にシール材(図示せ
ず)を注入,固化してシールする。さらに、ケース80
の天井面に設けたガス抜き孔81から内部ガスを抜いた
後、熱封止することにより、組立作業が完了する。
【0031】次に、前述の内部構造を有する電磁継電器
の動作について説明する。まず、図12に示すように、
電磁石ブロック40のコイル43に電圧が印加されず、
励磁されていない場合、可動接触片35のばね力によ
り、カード70を介して可動鉄片50が図12中の左側
に引っ張られている。このため、可動接点37が固定接
点32から開離している。ただし、カード70の突部7
3が第1ベース20の位置規制用突部22dに当接し、
可動接触片35が位置規制されている。
【0032】そして、前記電磁石ブロック40のコイル
43に電圧を印加すると、磁束が生じ、ヨーク46の垂
直先端部に可動鉄片50が吸引される。このため、可動
接触片35のばね力に抗し、可動鉄片50が鉄芯41の
水平先端部41aを支点に回動し、カード70を介して
可動接触片35を回動させる。この結果、可動接点37
が固定接点32に接触した後、可動鉄片50がヨーク4
6の垂直先端部に吸着し、磁気回路を閉成する。
【0033】ついで、電磁石ブロック40のコイル43
に対する電圧の印加を解除すると、磁束が消失する。こ
のため、可動接触片35のばね力により、カード70を
介して可動鉄片50が引き戻され、可動鉄片50が前述
と逆方向に回動する。この結果、可動接点37が固定接
点32から開離した後、カード70の突部73が第1ベ
ース20の位置規制用突部22dに当接して位置規制さ
れ、元の状態に復帰する。
【0034】なお、前述の実施形態では、第1ベース2
0に中央絶縁溝22aおよび絶縁溝23aを設ける一
方、第2ベース60に中央絶縁壁62および絶縁壁65
を設ける場合について説明したが、必ずしもこれに限ら
ず、逆に設けてもよいことは勿論である。
【0035】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
にかかる請求項1の電磁継電器によれば、ベースの片側
端部に電磁石ブロックのスプールの鍔部を組み付けるこ
とにより、スプールの鍔部を電磁継電器のベースの一部
に兼用している。このため、電磁継電器全体の高さ寸法
が小さくなり、背の低い小型の電磁継電器が得られる。
また、ケースの開口部全体を、ベースの底面と電磁石ブ
ロックの鍔部の外側面とで覆うので、異物の侵入を防止
できるだけでなく、シール材の注入が容易である。請求
項2によれば、ベースの底面とスプールの鍔部の外側面
とが面一となり、段差を生じないので、シール材の注入
が容易であり、シール作業性が向上するとともに、シー
ル材を節約できる。請求項3によれば、ベースの底面の
巾寸法と、スプールの鍔部の巾寸法とが同一であるの
で、床面積の小さい薄型の電磁継電器が得られる。請求
項4によれば、電磁石ブロックを巾方向にスライドさせ
てベースに係合一体化するものであるので、従来例のよ
うに狭いベースの片側上面に電磁石ブロックを位置決め
して固定する必要がなく、組立作業が容易になる。請求
項5によれば、スプールの鍔部から側方に突出する鉄芯
の水平先端部をベースの片側端部に係合一体化するの
で、組立精度が高く、動作特性にバラツキが生じない電
磁継電器が得られる。請求項6によれば、鉄芯の一端部
だけでなく、鉄芯に一体化したヨークの一端部をもベー
スの側壁に係合一体化される。このため、ベースに対し
て電磁石ブロックが少なくとも2点以上で支持されるこ
とになり、高い組立精度,組立強度を有する電磁継電器
が得られるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本願発明にかかる電磁継電器の一実施形態を
示す分解斜視図である。
【図2】 図1に示した電磁継電器の電磁石ブロックを
組み付ける方法を示す分解斜視図である。
【図3】 図1に示した電磁継電器の電磁石ブロックを
組み付ける方法を示す分解正面図である。
【図4】 図3の組立後を示す正面図である。
【図5】 図1に示した電磁継電器の電磁石ブロックを
組み付ける方法を示す異なる角度からの分解斜視図であ
る。
【図6】 図1に示した可動鉄片を示し、図(a)はヒ
ンジばねを取り付けた状態を示す斜視図であり、図
(b)は可動鉄片単体の斜視図である。
【図7】 図(a)は図1に示したヒンジばねの斜視図
であり、図(b)は他の変形例を示す斜視図である。
【図8】 図1に示した電磁継電器の第2ベースを組み
付ける方法を示す分解斜視図である。
【図9】 図1に示した第1ベースと第2ベースとの嵌
合方法を示す分解平面図である。
【図10】 図1に示した電磁継電器の第2ベースを組
み付ける方法を示す異なる角度からの分解斜視図であ
る。
【図11】 図1に示した電磁継電器のカードを組み付
ける方法を示す分解斜視図である。
【図12】 図10に示した電磁継電器のカードを組み
付けた後の正面図である。
【図13】 図1に示した電磁継電器の底面図を示し、
図(a)は組み付け途中を示す分解底面図、図(b)は
図(a)の組み付けた後を示す底面図、図(c)はケー
スを組み付けた状態を示す底面図である。
【符号の説明】
10…ベース、11…底面部、20…第1ベース、21
…第1正面壁部、21a…位置決め孔、22…中央絶縁
部、22a…中央絶縁溝、22c…突条、22d…位置
規制用突部、23,24…側面壁部、23a…絶縁溝、
23b…上端縁部、25a,25b…係合受け部、26
a,26b…端子溝、27…凹所、27a…浅溝、30
…接点機構、31…固定接触片、32…固定接点、35
…可動接触片、36…係合孔、37…可動接点、40…
電磁石ブロック、41…鉄芯、41a…水平先端部、4
1b…突起、42…スプール、42a,42b…鍔部、
43…コイル、46…ヨーク、46a,46b…突起、
50…可動鉄片、51…本体、52…細首部、52a…
段差、53…テーパ面、55…ヒンジばね、56…弾性
係止片、57…固定部、60…第2ベース、61…第2
正面壁部、61a…位置決め孔、62…中央絶縁壁、6
3,64…係合腕部、65…絶縁壁、66…嵌合用凸
部、67…突部、70…カード、71,72…嵌合孔、
73…位置規制用突部、74…係合用突起、80…ケー
ス、81…ガス抜き孔。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接点機構を組み付けたベースと、少なく
    とも片側端部に鍔部を有し、かつ、コイルを巻回したス
    プールの中心孔に鉄芯を挿入し、突出する上端部にヨー
    クを固定した電磁石ブロックとを、箱形ケース内に収納
    する電磁継電器において、 前記ベースの底面と、前記スプールの鍔部の外側面とで
    前記ケースの開口部を覆う底面部を形成したことを特徴
    とする電磁継電器。
  2. 【請求項2】 前記ベースの底面と前記スプールの鍔部
    の外側面とで面一の底面部を形成したことを特徴とする
    請求項1に記載の電磁継電器。
  3. 【請求項3】 前記ベースの底面と、前記スプールの鍔
    部とが同一巾寸法を有することを特徴とする請求項1ま
    たは2に記載の電磁継電器。
  4. 【請求項4】 前記電磁石ブロックを巾方向にスライド
    させ、前記ベースの片側端部にスプールの鍔部を係合一
    体化したことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか
    1項に記載の電磁継電器。
  5. 【請求項5】 前記ベースの片側端部に設けた圧入スリ
    ットに、前記スプールの下方側の鍔部端面から側方に突
    出する鉄芯の水平先端部を、巾方向にスライドさせて係
    合したことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1
    項に記載の電磁継電器。
  6. 【請求項6】 前記スプールの上方鍔部から突出する鉄
    芯の上端部に組み付けたヨークの一端部を、前記ベース
    の側壁に係合一体化したことを特徴とする請求項1ない
    し5のいずれか1項に記載の電磁継電器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100469365B1 (ko) * 2002-03-07 2005-02-02 엘지산전 주식회사 과전류 보호 계전기의 케이스

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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