JPH1019892A - 溶液測定用セルを用いた連続蛍光分析方法 - Google Patents
溶液測定用セルを用いた連続蛍光分析方法Info
- Publication number
- JPH1019892A JPH1019892A JP8178899A JP17889996A JPH1019892A JP H1019892 A JPH1019892 A JP H1019892A JP 8178899 A JP8178899 A JP 8178899A JP 17889996 A JP17889996 A JP 17889996A JP H1019892 A JPH1019892 A JP H1019892A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- solution
- measurement
- cell
- solvent
- soln
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Investigating, Analyzing Materials By Fluorescence Or Luminescence (AREA)
- Investigating Or Analysing Materials By The Use Of Chemical Reactions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 測定間隔の長短に依存せず、サンプル測定値
の安定性、再現性を確保できる溶液測定用セルを用いた
連続蛍光分析方法を提供する。 【解決手段】 前回測定後に溶液測定用セル5に溜めて
おいた溶媒1を廃液管8より排出する。抗体溶液3を溶
媒及び抗体溶液注入管4により溶液測定用セル5に注入
し、蛍光測定装置7を用いて280nmの励起光により、340
nmの蛍光強度を測定する。溶媒1を溶媒及び抗体溶液注
入管4によりサンプル溶出装置2に注入し、そこで測定
サンプルの溶出を行う。そして、溶出液を溶媒及び抗体
溶液注入管4により溶液測定用セル5に注入して、スタ
ーラー6により撹拌して反応させた後、再度蛍光測定装
置7を用いて280nmの励起光により、340nmの蛍光強度の
測定する。
の安定性、再現性を確保できる溶液測定用セルを用いた
連続蛍光分析方法を提供する。 【解決手段】 前回測定後に溶液測定用セル5に溜めて
おいた溶媒1を廃液管8より排出する。抗体溶液3を溶
媒及び抗体溶液注入管4により溶液測定用セル5に注入
し、蛍光測定装置7を用いて280nmの励起光により、340
nmの蛍光強度を測定する。溶媒1を溶媒及び抗体溶液注
入管4によりサンプル溶出装置2に注入し、そこで測定
サンプルの溶出を行う。そして、溶出液を溶媒及び抗体
溶液注入管4により溶液測定用セル5に注入して、スタ
ーラー6により撹拌して反応させた後、再度蛍光測定装
置7を用いて280nmの励起光により、340nmの蛍光強度の
測定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医薬、農薬、ある
いは税関業務において極微量の薬物、メタンフェタミン
及びその誘導体の検出を行うための連続蛍光分析方法に
関するものである。
いは税関業務において極微量の薬物、メタンフェタミン
及びその誘導体の検出を行うための連続蛍光分析方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、環境破壊をまねく公害物質や、病
気の原因となる血中物質、あるいはおいしいお米に代表
されるような、うま味物質などの超微量物質を検出する
検知システムの開発が進んでいる。
気の原因となる血中物質、あるいはおいしいお米に代表
されるような、うま味物質などの超微量物質を検出する
検知システムの開発が進んでいる。
【0003】現在までのところ溶液測定用セルを用いた
測定原理には、手動バッチ式検出がある。この方法で
は、抗体液、及びサンプリングした粉末をあらかじめ前
処理し、溶液状にしたサンプル液を、順次手動でピペッ
ト操作により蛍光検出器の溶液測定用セルに注入し、蛍
光の測定を行う。
測定原理には、手動バッチ式検出がある。この方法で
は、抗体液、及びサンプリングした粉末をあらかじめ前
処理し、溶液状にしたサンプル液を、順次手動でピペッ
ト操作により蛍光検出器の溶液測定用セルに注入し、蛍
光の測定を行う。
【0004】測定終了後、溶液測定用セルは使い捨ての
場合が多い。なぜなら、溶液測定用セルは1度使用する
と汚染され、洗浄に手間がかかるためである。しかし、
この方法では資源の無駄使いという問題を持っているた
め、同一の溶液測定用セルを連続して使用する方法もあ
る。ただし、測定後に試料溶液を排出した溶液測定用セ
ル内は、洗浄後空の状態で次回測定まで放置されてい
た。
場合が多い。なぜなら、溶液測定用セルは1度使用する
と汚染され、洗浄に手間がかかるためである。しかし、
この方法では資源の無駄使いという問題を持っているた
め、同一の溶液測定用セルを連続して使用する方法もあ
る。ただし、測定後に試料溶液を排出した溶液測定用セ
ル内は、洗浄後空の状態で次回測定まで放置されてい
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そのため、上記の同一
の溶液測定用セルを連続使用する測定構成では、測定間
隔が空くと測定用セルが乾燥し、洗浄液の組成物質の析
出等の問題が起こり、次回測定時の測定値の安定性、再
現性が確保できないという問題点を有していた。
の溶液測定用セルを連続使用する測定構成では、測定間
隔が空くと測定用セルが乾燥し、洗浄液の組成物質の析
出等の問題が起こり、次回測定時の測定値の安定性、再
現性が確保できないという問題点を有していた。
【0006】本発明は、上記の従来の問題点を解決する
もので、測定間隔に依存せず、測定値の安定化、再現性
の確保を目的とするものである。
もので、測定間隔に依存せず、測定値の安定化、再現性
の確保を目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の溶液測定用セルを用いた連続蛍光分析方法
は、測定後の溶液測定用セル内に、次回測定までの間、
溶媒を溜めた状態でとどめておくものである。
に、本発明の溶液測定用セルを用いた連続蛍光分析方法
は、測定後の溶液測定用セル内に、次回測定までの間、
溶媒を溜めた状態でとどめておくものである。
【0008】
【発明の実施の形態】まず、サンプルの測定原理を簡単
に説明する。
に説明する。
【0009】一般に抗体は、280nmの励起光により340nm
付近に蛍光を発する。この蛍光強度は、抗原と反応する
ことにより増加する(図2)。溶液測定用セルを用い
て、この抗体溶液の蛍光強度を測定した値をF1、そこ
へ抗原を加え反応後に蛍光強度を測定した値をF2とす
ると、(数1)に示す式を用いる事により、蛍光強度の
増強率が計算でき、グラフに表すことが出来る(図
3)。
付近に蛍光を発する。この蛍光強度は、抗原と反応する
ことにより増加する(図2)。溶液測定用セルを用い
て、この抗体溶液の蛍光強度を測定した値をF1、そこ
へ抗原を加え反応後に蛍光強度を測定した値をF2とす
ると、(数1)に示す式を用いる事により、蛍光強度の
増強率が計算でき、グラフに表すことが出来る(図
3)。
【0010】
【数1】
【0011】よって、この測定系に例えばメタンフェタ
ミンを含む測定サンプルが混入すると、図4に示すよう
に抗メタンフェタミン抗体の蛍光強度が増加し、その増
加率は抗原の濃度に依存するため、定量測定が可能とな
る。
ミンを含む測定サンプルが混入すると、図4に示すよう
に抗メタンフェタミン抗体の蛍光強度が増加し、その増
加率は抗原の濃度に依存するため、定量測定が可能とな
る。
【0012】以下に本発明の実施の形態について、図面
を参照しながら説明する。 (実施例1)図1において、1は溶媒、2はサンプル溶
出装置、3は抗体溶液、4は溶媒及び抗体溶液注入管、
5は溶液測定用セル、6はスターラー、7は蛍光測定装
置、8は廃液管である。
を参照しながら説明する。 (実施例1)図1において、1は溶媒、2はサンプル溶
出装置、3は抗体溶液、4は溶媒及び抗体溶液注入管、
5は溶液測定用セル、6はスターラー、7は蛍光測定装
置、8は廃液管である。
【0013】以上のように構成された溶液測定用セルを
用いた連続蛍光分析装置について、その動作を説明す
る。
用いた連続蛍光分析装置について、その動作を説明す
る。
【0014】まず、前回測定後に溶液測定用セル5に溜
めておいた溶媒1を廃液管8より排出する。抗体溶液3
を溶媒及び抗体溶液注入管4により溶液測定用セル5に
注入し、蛍光測定装置7を用いて280nmの励起光によ
り、340nmの蛍光強度を測定し、その値をF1とする。
めておいた溶媒1を廃液管8より排出する。抗体溶液3
を溶媒及び抗体溶液注入管4により溶液測定用セル5に
注入し、蛍光測定装置7を用いて280nmの励起光によ
り、340nmの蛍光強度を測定し、その値をF1とする。
【0015】次に、溶媒1を溶媒及び抗体溶液注入管4
によりサンプル溶出装置2に注入し、そこで測定サンプ
ルの溶出を行う。そして、溶出液を溶媒及び抗体溶液注
入管4により溶液測定用セル5に注入して、スターラー
6により撹拌して反応させた後、再度蛍光測定装置7を
用いて280nmの励起光により、340nmの蛍光強度の測定
し、その値をF2とする。
によりサンプル溶出装置2に注入し、そこで測定サンプ
ルの溶出を行う。そして、溶出液を溶媒及び抗体溶液注
入管4により溶液測定用セル5に注入して、スターラー
6により撹拌して反応させた後、再度蛍光測定装置7を
用いて280nmの励起光により、340nmの蛍光強度の測定
し、その値をF2とする。
【0016】測定終了後、廃液管8より廃液を排出す
る。そして、再度溶媒1を溶媒及び抗体溶液注入管4に
より溶液測定用セル5に注入し、次回の測定まで溜めた
状態でとどめておく。
る。そして、再度溶媒1を溶媒及び抗体溶液注入管4に
より溶液測定用セル5に注入し、次回の測定まで溜めた
状態でとどめておく。
【0017】このように、本実施例による溶液測定用セ
ルを用いた連続蛍光分析方法は、測定と測定の間に溶液
測定用セル中に溶媒を溜めたままであるため、溶液測定
用セルの乾燥による内表面の汚染、乾燥による溶液測定
用セルの温度変化などを防止できる。そのため、(数
1)に示す式により得られた値は、従来の同一の溶液測
定用セルを連続使用する測定構成と異なり、測定間隔の
長短に関わらず、安定した再現性のあるデータを得るこ
とが出来る(図5)。
ルを用いた連続蛍光分析方法は、測定と測定の間に溶液
測定用セル中に溶媒を溜めたままであるため、溶液測定
用セルの乾燥による内表面の汚染、乾燥による溶液測定
用セルの温度変化などを防止できる。そのため、(数
1)に示す式により得られた値は、従来の同一の溶液測
定用セルを連続使用する測定構成と異なり、測定間隔の
長短に関わらず、安定した再現性のあるデータを得るこ
とが出来る(図5)。
【0018】(実施例2)実施例1と同様、図1を用い
て溶液測定用セルを用いた連続蛍光分析装置について、
その動作を説明する。
て溶液測定用セルを用いた連続蛍光分析装置について、
その動作を説明する。
【0019】まず、前回測定後に溶液測定用セル5に溜
めておいたリン酸緩衝溶液食塩水(pH=7.5)1を廃液管
8より排出する。メタンフェタミンに対するモノクロー
ナル抗体溶液3を溶媒及び抗体溶液注入管4により溶液
測定用セル5に注入し、蛍光測定装置7を用いて280nm
の励起光により、340nmの蛍光強度を測定し、その値を
F1とする。
めておいたリン酸緩衝溶液食塩水(pH=7.5)1を廃液管
8より排出する。メタンフェタミンに対するモノクロー
ナル抗体溶液3を溶媒及び抗体溶液注入管4により溶液
測定用セル5に注入し、蛍光測定装置7を用いて280nm
の励起光により、340nmの蛍光強度を測定し、その値を
F1とする。
【0020】次に、リン酸緩衝溶液食塩水1を溶媒及び
抗体溶液注入管4によりサンプル溶出装置2に注入し、
そこで測定サンプルの溶出を行う。そして、溶出液を溶
媒及び抗体溶液注入管4により溶液測定用セル5に注入
して、スターラー6により撹拌して反応させた後、再度
蛍光測定装置7を用いて280nmの励起光により、340nmの
蛍光強度の測定し、その値をF2とする。
抗体溶液注入管4によりサンプル溶出装置2に注入し、
そこで測定サンプルの溶出を行う。そして、溶出液を溶
媒及び抗体溶液注入管4により溶液測定用セル5に注入
して、スターラー6により撹拌して反応させた後、再度
蛍光測定装置7を用いて280nmの励起光により、340nmの
蛍光強度の測定し、その値をF2とする。
【0021】測定終了後、廃液管8より廃液を排出す
る。そして、再度リン酸緩衝溶液食塩水1を溶媒及び抗
体溶液注入管4により溶液測定用セル5に注入し、次回
の測定まで溜めた状態でとどめておく。
る。そして、再度リン酸緩衝溶液食塩水1を溶媒及び抗
体溶液注入管4により溶液測定用セル5に注入し、次回
の測定まで溜めた状態でとどめておく。
【0022】メタンフェタミンの混入が無い状態で、抗
体溶液及びリン酸緩衝溶液食塩水で測定を行い、測定間
隔を変化させ、(数1)示す式によりデータ値の変動を
見たのが図5である。図5(a)に示すように、従来の
同一の溶液測定用セルを連続使用する測定構成では、測
定の間に溶液測定用セルの中を空にするため、測定値が
安定せず再現性が得られにくかった。しかも、測定間隔
が15分以上開くと、蛍光増強率が25%も減少した。
体溶液及びリン酸緩衝溶液食塩水で測定を行い、測定間
隔を変化させ、(数1)示す式によりデータ値の変動を
見たのが図5である。図5(a)に示すように、従来の
同一の溶液測定用セルを連続使用する測定構成では、測
定の間に溶液測定用セルの中を空にするため、測定値が
安定せず再現性が得られにくかった。しかも、測定間隔
が15分以上開くと、蛍光増強率が25%も減少した。
【0023】この測定法では、メタンフェタミンの混入
による蛍光増強率の増加により、メタンフェタミンの検
出を行うので、これにより検出感度の大幅な低下が発生
する。
による蛍光増強率の増加により、メタンフェタミンの検
出を行うので、これにより検出感度の大幅な低下が発生
する。
【0024】一方、本実施例による溶液測定用セルを用
いた連続蛍光分析方法は、測定と測定の間に溶液測定用
セル中に溶媒を溜めたままであるため、溶液測定用セル
の乾燥による内表面の汚染、乾燥による溶液測定用セル
の温度変化など、測定に影響を与える現象を防止でき
る。そのため、図5(b)に示すように測定値が安定し
て再現性が得られ、誤作動をなくすことが出来た。
いた連続蛍光分析方法は、測定と測定の間に溶液測定用
セル中に溶媒を溜めたままであるため、溶液測定用セル
の乾燥による内表面の汚染、乾燥による溶液測定用セル
の温度変化など、測定に影響を与える現象を防止でき
る。そのため、図5(b)に示すように測定値が安定し
て再現性が得られ、誤作動をなくすことが出来た。
【0025】このように、本実施例による溶液測定用セ
ルを用いた連続蛍光分析方法は、測定と測定の間に溶液
測定用セル中に溶媒を溜めたままであるため、溶液測定
用セルの乾燥による内表面の汚染、乾燥による溶液測定
用セルの温度変化などを防止できる。そのため、(数
1)に示す式により得られた値は、従来の同一の溶液測
定用セルを連続使用する測定構成と異なり、測定間隔の
長短に関わらず、安定した再現性のあるデータを得るこ
とが出来る(図5)。
ルを用いた連続蛍光分析方法は、測定と測定の間に溶液
測定用セル中に溶媒を溜めたままであるため、溶液測定
用セルの乾燥による内表面の汚染、乾燥による溶液測定
用セルの温度変化などを防止できる。そのため、(数
1)に示す式により得られた値は、従来の同一の溶液測
定用セルを連続使用する測定構成と異なり、測定間隔の
長短に関わらず、安定した再現性のあるデータを得るこ
とが出来る(図5)。
【0026】なお、本実施例2で用いたメタンフェタミ
ンに対するモノクローナル抗体を、別の抗原に対する抗
体と置き換えると、同様の測定原理により他の物質の検
知も可能である。特に、検知サンプルをトリニトロトル
エン、コカイン、テトラヒドロカンナビノールなどにす
ると非常に有用である。これらは、現在世界で大問題と
なっているテロや麻薬などで用いられる危険な物質であ
る。
ンに対するモノクローナル抗体を、別の抗原に対する抗
体と置き換えると、同様の測定原理により他の物質の検
知も可能である。特に、検知サンプルをトリニトロトル
エン、コカイン、テトラヒドロカンナビノールなどにす
ると非常に有用である。これらは、現在世界で大問題と
なっているテロや麻薬などで用いられる危険な物質であ
る。
【0027】また、本発明の溶液測定用セルを用いた連
続蛍光分析方法は、測定プロセスを自動化した検出装置
などを作るときに、一層有効な効果が得られる。
続蛍光分析方法は、測定プロセスを自動化した検出装置
などを作るときに、一層有効な効果が得られる。
【0028】
【発明の効果】以上のように本発明は、サンプル溶液測
定終了後、次回測定までの間、溶液測定用セル内に溶媒
を溜めた状態でとどめておくことにより、測定間隔に依
存しない安定で再現性のある測定値を得ることができ
る、優れた溶液測定用セルを用いた連続蛍光分析方法を
実現できるものである。
定終了後、次回測定までの間、溶液測定用セル内に溶媒
を溜めた状態でとどめておくことにより、測定間隔に依
存しない安定で再現性のある測定値を得ることができ
る、優れた溶液測定用セルを用いた連続蛍光分析方法を
実現できるものである。
【図1】本発明の溶液測定用セルを用いた連続蛍光分析
方法の構成図
方法の構成図
【図2】本発明において用いられる抗体の蛍光強度増強
の原理図
の原理図
【図3】本発明において用いられる抗体の蛍光強度増強
率測定法の原理図
率測定法の原理図
【図4】本発明におけるメタンフェタミン検出の標準曲
線を示す図
線を示す図
【図5】(a)従来例における測定間隔の変化による測
定値の再現性を表す図 (b)本発明における測定間隔の変化による測定値の再
現性を表す図
定値の再現性を表す図 (b)本発明における測定間隔の変化による測定値の再
現性を表す図
1 溶媒 2 サンプル溶出装置 3 抗体溶液 4 溶媒及び抗体溶液注入管 5 溶液測定用セル 6 スターラー 7 蛍光測定装置 8 廃液管
Claims (2)
- 【請求項1】前回測定終了時に溶液測定用セル内に溜め
ておいた溶媒を、前記溶液測定用セル内から排出した
後、測定サンプルに対する抗体溶液を前記溶液測定用セ
ルに注入して280nmの励起光を当て、340nmの蛍光強度の
測定を行い、次に測定サンプルを前記溶媒で溶出し、前
記溶液測定用セルに注入してマグネチックスターラーに
より撹拌して反応させた後、再度280nmの励起光を当
て、340nmの蛍光強度の測定を行い、前記溶液測定用セ
ル内から測定の終了した溶液を排出した後、次回測定ま
で前記溶液測定用セル内に前記溶媒を溜めた状態でとど
めておくことを特徴とする溶液測定用セルを用いた連続
蛍光分析方法。 - 【請求項2】前回測定終了時に溶液測定用セル内に溜め
ておいたリン酸緩衝溶液食塩水(pH=7.5)を、前記溶液
測定用セル内から排出した後、メタンフェタミンに対す
るモノクローナル抗体溶液を前記溶液測定用セルに注入
して280nmの励起光を当て、340nmの蛍光強度の測定を行
い、次にメタンフェタミンを含むと予想される測定サン
プルを前記PBSで溶出し、前記溶液測定用セルに注入
してマグネチックスターラーにより撹拌して反応させた
後、再度280nmの励起光を当て、340nmの蛍光強度の測定
を行い、前記溶液測定用セル内から測定の終了した溶液
を排出した後、次回測定まで前記溶液測定用セル内に前
記PBSを溜めた状態でとどめておくことを特徴とする
溶液測定用セルを用いた連続蛍光分析方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8178899A JPH1019892A (ja) | 1996-07-09 | 1996-07-09 | 溶液測定用セルを用いた連続蛍光分析方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8178899A JPH1019892A (ja) | 1996-07-09 | 1996-07-09 | 溶液測定用セルを用いた連続蛍光分析方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1019892A true JPH1019892A (ja) | 1998-01-23 |
Family
ID=16056640
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8178899A Pending JPH1019892A (ja) | 1996-07-09 | 1996-07-09 | 溶液測定用セルを用いた連続蛍光分析方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1019892A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014085294A (ja) * | 2012-10-26 | 2014-05-12 | Ushio Inc | 蛍光測定方法、蛍光測定キット及び蛍光光度計 |
JP2014169946A (ja) * | 2013-03-04 | 2014-09-18 | Ushio Inc | 蛍光光度計 |
-
1996
- 1996-07-09 JP JP8178899A patent/JPH1019892A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014085294A (ja) * | 2012-10-26 | 2014-05-12 | Ushio Inc | 蛍光測定方法、蛍光測定キット及び蛍光光度計 |
JP2014169946A (ja) * | 2013-03-04 | 2014-09-18 | Ushio Inc | 蛍光光度計 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4036946A (en) | Immunofluorometric method for measuring minute quantities of antigens, antibodies and other substances | |
DE3486027T2 (de) | Testvorrichtung und verfahren. | |
US4222744A (en) | Assay for ligands | |
US4222743A (en) | Method and apparatus for detecting biological particles by fluorescent stain | |
DE60132142D1 (de) | Analysevorrichtung und -verfahren mit Probenqualitätsmessung | |
WO1992004613A1 (en) | A coated capillary tube | |
US4203724A (en) | Method and apparatus for the measurement of antigens and antibodies | |
EP0256474A2 (en) | Method and apparatus for detecting particular particulate substance | |
JP2005502871A (ja) | レーザ励起蛍光検出毛管電気泳動法を利用する粒子均一アッセイ法 | |
JPS62110155A (ja) | 免疫分析用試薬および免疫分析方法 | |
GB2065298A (en) | Method and Apparatus for Detecting Biological Particles by Induced Signal | |
Bermejo-Barrera et al. | Rapid acid leaching and slurry sampling procedures for the determination of methyl-mercury and total mercury in human hair by electrothermal atomic absorption spectrometry | |
AU2003264497A1 (en) | Fluorescence analysis method with the use of fluorescent antibody | |
JPH1019892A (ja) | 溶液測定用セルを用いた連続蛍光分析方法 | |
KR20190108005A (ko) | 바이오센서 및 그 측정 방법 | |
JPH09273993A (ja) | 溶液測定用セルを用いた連続蛍光分析方法 | |
EP0369176A2 (en) | Method for immunoassay using photoacoustic spectroscopy | |
KR960010696B1 (ko) | 2개의 표식물을 이용한 분석물질의 농도 검정방법 및 기기 | |
JP3823473B2 (ja) | カテコールアミン分析装置 | |
JP2001512827A (ja) | 検出器 | |
JPH03504043A (ja) | 電気化学ルミネセンス現象の複数の同時測定を行う装置 | |
JPH06186163A (ja) | 化学分析方法 | |
ATE245282T1 (de) | Verbesserung des analysator-durchsatzes mittels einer analyse an der pipettenspitze | |
GB1600139A (en) | Method and apparatus for the measurement of antigens and antibodies | |
JP2010048568A (ja) | チオール化合物の同時連続分析方法およびそれに使用する同時連続分析装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20051226 |