JPH10198875A - デマンドコントローラ - Google Patents
デマンドコントローラInfo
- Publication number
- JPH10198875A JPH10198875A JP9014569A JP1456997A JPH10198875A JP H10198875 A JPH10198875 A JP H10198875A JP 9014569 A JP9014569 A JP 9014569A JP 1456997 A JP1456997 A JP 1456997A JP H10198875 A JPH10198875 A JP H10198875A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- alarm
- value
- power
- limit
- curve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 目標ラインの初期電力値の設定が不要である
と共に、警報ラインの傾きが急激に変化しないデマンド
コントローラを提供する。 【解決手段】 時限Tにおける目標電力をPとして、こ
の点に接し時限0における電力値がP/2の二次関数を
限界警報値とし、更に二次関数の曲線と理想直線との中
間点を第2警報値とし、二次関数の曲線と理想曲線との
4分割点を第1警報値とし、使用電力が限界警報値を超
えた時に限界警報を、第2警報値を超えた時に第2警報
を、第1警報値を超えた時に第1警報を夫々出力する。
と共に、警報ラインの傾きが急激に変化しないデマンド
コントローラを提供する。 【解決手段】 時限Tにおける目標電力をPとして、こ
の点に接し時限0における電力値がP/2の二次関数を
限界警報値とし、更に二次関数の曲線と理想直線との中
間点を第2警報値とし、二次関数の曲線と理想曲線との
4分割点を第1警報値とし、使用電力が限界警報値を超
えた時に限界警報を、第2警報値を超えた時に第2警報
を、第1警報値を超えた時に第1警報を夫々出力する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、使用電力量に応じ
て発生するパルスを計数し、予め設定した電力量を超え
ることが予想される場合に、前もって警報を出力するデ
マンドコントローラの制御方式に関する。
て発生するパルスを計数し、予め設定した電力量を超え
ることが予想される場合に、前もって警報を出力するデ
マンドコントローラの制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、デマンドコントローラは、図2に
示すように予測演算方式と呼ばれる方式を用いて制御し
ていた。即ち、現在デマンド値(P)及び単位時間(Δ
t)における現在デンマンド値の増加量(ΔP)と需要
時間の残りの時間より、需要時限終了時の予測デマンド
値(Pf)を30秒毎に演算表示する。一方警報ライン
は、目標ラインと高負荷制限超過ラインとがあり、目標
ラインは目標電力(P0)と零点とを結んだラインであ
るが、需要次元の初期段階で頻繁に警報が発生するのを
防止するために、目標ラインの初期電力値を上方に設定
できる。警報は現在デマンド値が目標ラインを超えて、
且つ予測デマンド値が目標電力値より大きくなった時
に、目標電力超過警報が出る。高負荷制限超過ライン
は、一時的な大きな負荷状態を知らせるためのもので、
5分間の平均電力値が超過限度設定値を超えると、高負
荷制限超過警報が出る。その他警報ライン方式と同様
に、時限同期ずれ警報及び制御不能警報等がある。この
方式の特長は、予測デマンド値を30秒毎に演算してい
るため、きめ細かなデマンド監視ができることである。
示すように予測演算方式と呼ばれる方式を用いて制御し
ていた。即ち、現在デマンド値(P)及び単位時間(Δ
t)における現在デンマンド値の増加量(ΔP)と需要
時間の残りの時間より、需要時限終了時の予測デマンド
値(Pf)を30秒毎に演算表示する。一方警報ライン
は、目標ラインと高負荷制限超過ラインとがあり、目標
ラインは目標電力(P0)と零点とを結んだラインであ
るが、需要次元の初期段階で頻繁に警報が発生するのを
防止するために、目標ラインの初期電力値を上方に設定
できる。警報は現在デマンド値が目標ラインを超えて、
且つ予測デマンド値が目標電力値より大きくなった時
に、目標電力超過警報が出る。高負荷制限超過ライン
は、一時的な大きな負荷状態を知らせるためのもので、
5分間の平均電力値が超過限度設定値を超えると、高負
荷制限超過警報が出る。その他警報ライン方式と同様
に、時限同期ずれ警報及び制御不能警報等がある。この
方式の特長は、予測デマンド値を30秒毎に演算してい
るため、きめ細かなデマンド監視ができることである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら図2に示
す従来のデマンドコントローラに用いられる予測演算方
式は、目標ラインの初期電力値を設定しなければならず
手間が掛かるという欠点があった。また15分を境に警
報ラインの傾きが急激に変化するため、警報の出方が変
わってしまうという欠点があった。
す従来のデマンドコントローラに用いられる予測演算方
式は、目標ラインの初期電力値を設定しなければならず
手間が掛かるという欠点があった。また15分を境に警
報ラインの傾きが急激に変化するため、警報の出方が変
わってしまうという欠点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記従来のデマンドコン
トローラの問題点に鑑み、本発明の目的は、目標ライン
の初期電力値の設定が不要であると共に、警報ラインの
傾きが急激に変化しないデマンドコントローラを提供す
るもので、使用電力量に応じて発生するパルスを計数
し、予め設定した電力量を超えることが予想される場合
に、前もって警報を出力するデマンドコントローラにお
いて、使用電力の限界値を時間に対する二次関数で表
し、その限界値を超えた時に警報を出力することであ
る。
トローラの問題点に鑑み、本発明の目的は、目標ライン
の初期電力値の設定が不要であると共に、警報ラインの
傾きが急激に変化しないデマンドコントローラを提供す
るもので、使用電力量に応じて発生するパルスを計数
し、予め設定した電力量を超えることが予想される場合
に、前もって警報を出力するデマンドコントローラにお
いて、使用電力の限界値を時間に対する二次関数で表
し、その限界値を超えた時に警報を出力することであ
る。
【0005】
【発明の実施の形態】時限Tにおける目標電力をPとし
て、この点に接し時限0における電力値がP/2の二次
関数を限界警報値とし、更に二次関数の曲線と理想直線
との中間点を第2警報値とし、二次関数の曲線と理想曲
線との4分割点を第1警報値とし、使用電力が限界警報
値を超えた時に限界警報を、第2警報値を超えた時に第
2警報を、第1警報値を超えた時に第1警報を夫々出力
する。
て、この点に接し時限0における電力値がP/2の二次
関数を限界警報値とし、更に二次関数の曲線と理想直線
との中間点を第2警報値とし、二次関数の曲線と理想曲
線との4分割点を第1警報値とし、使用電力が限界警報
値を超えた時に限界警報を、第2警報値を超えた時に第
2警報を、第1警報値を超えた時に第1警報を夫々出力
する。
【0006】
【実施例】本発明に係るデマンドコントローラの制御方
式に係る説明図を図1に示す。以下この図面に基づいて
本発明を説明する。
式に係る説明図を図1に示す。以下この図面に基づいて
本発明を説明する。
【0007】時限Tにおいて使用電力が目標電力Pとな
る理想直線は、数1の通りである。
る理想直線は、数1の通りである。
【数1】 また、時限Tにおける目標電力をPとして、この点に接
し時限0における電力値がP/2の二次関数は数2の通
りである。
し時限0における電力値がP/2の二次関数は数2の通
りである。
【数2】 この二次関数の曲線を限界警報値とし、更にこの曲線と
理想直線との中間点は数3の通りである。
理想直線との中間点は数3の通りである。
【数3】 また、数2の二次関数の曲線を限界警報値とし、更にこ
の曲線と理想曲線との4分割点は数4の通りである。
の曲線と理想曲線との4分割点は数4の通りである。
【数4】 数3の中間点を第2警報値、数4の4分割点を第1警報
値とすると、使用電力が数2の限界警報値を超えた時に
限界警報を、数3の第2警報値を超えた時に第2警報
を、数4の第1警報値を超えた時に第1警報を夫々出力
する。
値とすると、使用電力が数2の限界警報値を超えた時に
限界警報を、数3の第2警報値を超えた時に第2警報
を、数4の第1警報値を超えた時に第1警報を夫々出力
する。
【0008】
【発明の効果】以上のように本発明に係るデマンドコン
トローラは、使用電力量に応じて発生するパルスを計数
し、予め設定した電力量を超えることが予想される場合
に、前もって警報を出力するデマンドコントローラにお
いて、使用電力の限界値を時間に対する二次関数で表
し、その限界値を超えた時に警報を出力することによっ
て、目標ラインの初期電力値の設定が不要であると共
に、各警報レベル曲線が理想曲線に滑らかに漸近するの
で、警報ラインの傾きが急激に変化しないという効果が
ある。
トローラは、使用電力量に応じて発生するパルスを計数
し、予め設定した電力量を超えることが予想される場合
に、前もって警報を出力するデマンドコントローラにお
いて、使用電力の限界値を時間に対する二次関数で表
し、その限界値を超えた時に警報を出力することによっ
て、目標ラインの初期電力値の設定が不要であると共
に、各警報レベル曲線が理想曲線に滑らかに漸近するの
で、警報ラインの傾きが急激に変化しないという効果が
ある。
【図1】本発明に係るデマンドコントローラの制御方式
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図2】従来のデマンドコントローラの制御方式を示す
説明図である。
説明図である。
P・・・目標電力。
Claims (1)
- 【請求項1】 使用電力量に応じて発生するパルスを計
数し、予め設定した電力量を超えることが予想される場
合に、前もって警報を出力するデマンドコントローラに
おいて、使用電力の限界値を時間に対する二次関数で表
し、その限界値を超えた時に警報を出力することを特徴
とするデマンドコントローラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9014569A JPH10198875A (ja) | 1997-01-09 | 1997-01-09 | デマンドコントローラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9014569A JPH10198875A (ja) | 1997-01-09 | 1997-01-09 | デマンドコントローラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10198875A true JPH10198875A (ja) | 1998-07-31 |
Family
ID=11864796
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9014569A Pending JPH10198875A (ja) | 1997-01-09 | 1997-01-09 | デマンドコントローラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10198875A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014010610A1 (ja) | 2012-07-09 | 2014-01-16 | 京セラ株式会社 | 電力管理装置及び電力管理方法 |
WO2014010609A1 (ja) | 2012-07-09 | 2014-01-16 | 京セラ株式会社 | 電力管理装置及び電力管理方法 |
JP2014013430A (ja) * | 2012-07-03 | 2014-01-23 | Nec Commun Syst Ltd | 通知システムおよび通知方法 |
JP2014018037A (ja) * | 2012-07-11 | 2014-01-30 | Toshiba Corp | 情報処理装置、電力デマンド監視装置、情報処理方法及びプログラム |
US9638545B2 (en) | 2012-05-16 | 2017-05-02 | Kyocera Corporation | Power management apparatus, power management system and power management method |
-
1997
- 1997-01-09 JP JP9014569A patent/JPH10198875A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9638545B2 (en) | 2012-05-16 | 2017-05-02 | Kyocera Corporation | Power management apparatus, power management system and power management method |
JP2014013430A (ja) * | 2012-07-03 | 2014-01-23 | Nec Commun Syst Ltd | 通知システムおよび通知方法 |
WO2014010610A1 (ja) | 2012-07-09 | 2014-01-16 | 京セラ株式会社 | 電力管理装置及び電力管理方法 |
WO2014010609A1 (ja) | 2012-07-09 | 2014-01-16 | 京セラ株式会社 | 電力管理装置及び電力管理方法 |
JP2014017975A (ja) * | 2012-07-09 | 2014-01-30 | Kyocera Corp | 電力管理装置及び電力管理方法 |
US9887548B2 (en) | 2012-07-09 | 2018-02-06 | Kyocera Corporation | Power management apparatus and power management method |
JP2014018037A (ja) * | 2012-07-11 | 2014-01-30 | Toshiba Corp | 情報処理装置、電力デマンド監視装置、情報処理方法及びプログラム |
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