JPH10198412A - 数値制御データ作成装置 - Google Patents

数値制御データ作成装置

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JPH10198412A
JPH10198412A JP9000780A JP78097A JPH10198412A JP H10198412 A JPH10198412 A JP H10198412A JP 9000780 A JP9000780 A JP 9000780A JP 78097 A JP78097 A JP 78097A JP H10198412 A JPH10198412 A JP H10198412A
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JP
Japan
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data
trajectory
shape
approximate
tool
Prior art date
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JP9000780A
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English (en)
Inventor
Katsuya Hioki
克也 日置
Yuichi Matsushita
裕一 松下
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Okuma Corp
Original Assignee
Okuma Machinery Works Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]

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  • Numerical Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 NCデータの作成条件によらず常に角点や稜
線などの形状特徴点の位置をデータ内に出力することに
よって、形状特徴点を加工後も表現できうるNCデータ
を作成することができる数値制御データ作成装置を提供
する。 【解決手段】 形状データ記憶部2と加工情報データ記
憶部3、各形状要素上の基本軌跡データとその算出元形
状データを生成する基本軌跡作成部4と基本軌跡データ
記憶部5及び算出元形状データ記憶部6、基本軌跡デー
タから干渉部分を除いた軌跡データと干渉回避や形状面
乗り移り位置を表す遷移データを生成する干渉回避軌跡
作成部7と軌跡データ記憶部8及び遷移データ記憶部
9、遷移位置がNC出力点として残るように軌跡データ
を近似する近似軌跡作成部10と近似軌跡データ記憶部
11、近似軌跡データをNCデータに変換するNCデー
タ作成部12とNCデータ記憶部13を装置内部に有
し、上記目的を実現可能とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、数値制御工作機械
を用いて素材の形状から所望する最終加工形状まで加工
するのに必要な工具の移動軌跡のデータを含む数値制御
データを作成する数値制御データ作成装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】いろいろな文献で掲載されているが、従
来の数値制御データ作成装置の一例として、図4に基づ
いて説明すると、先ず最終加工形状を表す形状データ及
び加工に使用する工具や工具の移動経路(範囲)や速
度、加工許容誤差を規定する情報を含む加工情報データ
を、キーボードやマウス、タブレット等の入力装置1を
介して読み込み、形状データ記憶部2と加工情報データ
記憶部3にそれぞれ保存する。そして、形状データと加
工情報データから形状データの各要素(以降形状要素と
記す)の形状に沿って加工時に使用する工具を動かした
時の工具の移動軌跡(以降軌跡データと記す)である基
本軌跡データを基本軌跡作成部21で作成し、基本軌跡
データ記憶部5に保存する。
【0003】次に、干渉回避軌跡作成部22では、基本
軌跡データに沿って工具を動かし加工した時、工具が最
終加工形状を越えて加工してしまう干渉部分にあたる基
本軌跡データを削除したり変更したりする。編集された
基本軌跡データは軌跡データとして軌跡データ記憶部8
に保存される。続いて、軌跡データは加工情報データと
共に近似軌跡作成部23によって、数値制御工作機械が
処理できるような形状表現に、指定された加工許容誤差
以内で近似され、近似軌跡データとして近似軌跡データ
記憶部11に保存される。
【0004】最後に、NCデータ作成部12によって、
加工情報データ及び近似軌跡データは、加工時の工具の
移動軌跡のデータを含む数値制御データ(以降NCデー
タと記す)に変換され、NCデータ記憶部13に保存さ
れる。そして、変換されたNCデータはNCデータ出力
部14によってCRTやフロッピー等の出力装置15へ
出力され、加工に利用される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のように従来の装
置でNCデータを作成すると、基本軌跡作成部21にお
いて作成するのは工具の移動形状に関するものだけであ
る。よって、次の干渉回避軌跡作成部22が基本軌跡デ
ータから干渉部分を回避するため編集する際に、編集対
象の軌跡データの各要素がどの形状部分に対応している
かわからないため、単に軌跡の形状状態の類似または相
違によって融合操作などの編集操作がなされる可能性が
ある。即ち、軌跡データに沿って工具を動かして加工す
る際に、軌跡データ上のどの位置で隣接する加工対象形
状要素間の境界位置に達するのか、また現工具で加工で
きない干渉位置に達するのかということが分からなくな
るのである。
【0006】また、近似軌跡作成部23においても同様
に、単に軌跡データ要素の形状の類似または相違状態だ
けで指定された加工許容誤差以内に近似され、ますます
近似軌跡データと加工対象形状要素等の対応が分からな
くなるのである。よって、従来の数値制御データ作成装
置では、加工対象形状の凹状の角部や工具干渉部におい
て、あるいは加工対象形状が微小な段差の場合におい
て、あるいは加工対象形状要素間が滑らかに接続してい
る状態において、NCデータに含まれる工具軌跡の状態
が、それぞれ図5(A)、(B)、(C)の様に、工具
の移動経路毎にずれてしまい、いくら加工する速度を減
速させても加工した後の形状がハッキリしなくなってし
まうという問題があった。特に図5(B)、(C)の状
態ほどそのフラツキが顕著な場合が多かった。その回避
策として従来では、指定する加工許容誤差の値を小さく
するしかなかったが、弊害としてNCデータの量が増
し、場合によっては数値制御工作機械の処理能力の限界
を越えてしまい加工速度も落ちてしまうことさえあっ
た。
【0007】本発明は上述した事情より成されたもので
あり、本発明の目的は、NCデータの量をほとんど増加
させることなく、しかも指定する加工許容誤差のデータ
によらず、常に所望する形状に加工することができるN
Cデータを作成することができる数値制御データ装置を
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、数値制御工作
機械を用いて素材の形状から所望する最終加工形状まで
加工するのに必要な工具の移動軌跡を示す軌跡データを
含むNCデータを作成する数値制御データ作成装置に関
するもので、本発明の上記目的は、タブレット等の入力
手段を介して前記最終加工形状を表す形状データを入力
して保存する形状データ記憶部と、加工に使用する工
具、工具の移動経路と速度及び加工許容誤差を規定する
情報を含む加工情報データを前記入力手段を介して入力
して保存する加工情報データ記憶部と、前記形状データ
及び前記加工情報データに基づき、前記形状データの各
形状要素に沿った工具の移動軌跡のデータである基本軌
跡データ及びその算出元である形状要素の識別情報を含
む算出元形状データを作成する基本軌跡作成部と、前記
基本軌跡データ及び前記算出元形状データに基づき、前
記基準軌跡データに沿って工具を動かして加工した時に
前記工具が前記最終加工形状を越えて加工してしまう干
渉部分を削除したり干渉回避のため変更したりして軌跡
データを作成すると共に、異なる基本軌跡データの要素
や形状要素間での乗り移り位置を示す遷移位置の情報を
含む遷移データを作成する干渉回避軌跡作成部と、前記
加工情報データ、前記軌跡データ及び前記遷移データに
基づき、前記数値制御工作機械が処理できるような形状
表現に前記軌跡データを指定された前記加工許容誤差の
範囲内で近似する際、前記遷移位置を残しながら近似し
て近似軌跡データを作成する近似軌跡作成部と、前記加
工情報データ及び前記近似軌跡データに基づくことによ
って、前記遷移位置を含んでいる前記NCデータを作成
するNCデータ作成部と、前記NCデータをCRTやフ
ロッピー等の出力手段へ出力するNCデータ出力部とを
備えることによって達成される。
【0009】また、前記近似軌跡作成部に、先ず前記遷
移位置を探索し、見つけた遷移位置を近似区間の両端と
して順次加工許容誤差の範囲内で前記軌跡データを近似
していくことにより、前記遷移位置の情報を前記近似軌
跡データ内に残しながら前記近似軌跡データを作成する
ことによって、より効果的に達成される。また、請求項
3に記載の本発明による数値制御データ装置は、請求項
1に記載の数値制御データ作成装置において、前記干渉
回避軌跡作成部にて各遷移位置毎に前記軌跡データの各
要素を区分しつつ前記軌跡データを作成し、前記近似軌
跡作成部にて前記加工情報データ及び前記軌跡データに
基づいて前記軌跡データの各要素毎に前記加工許容誤差
の範囲内で近似することにより、前記遷移位置の情報を
前記近似軌跡データ内に残しながら前記近似軌跡データ
を作成することによって、より効果的に達成される。な
お、この場合では前記遷移データ記憶部を削除すること
が可能である。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の数値制御データ作成装置
は、NCデータの量をほとんど増加させることなく、し
かも指定する加工許容誤差のデータによらず、常に前記
遷移位置即ち加工形状の特徴を示す点の位置のデータを
NCデータ内に出力することができる。つまり、形状の
角や稜線などを所望どうりに加工することができるNC
データを作成することができるものである。
【0011】図1は、本発明の数値制御データ作成装置
の構成の一例を示すブロック図であり、以下このブロッ
ク図に基づいて本発明の数値制御データ作成装置の構成
を説明する。なお、従来装置の一例である図4と同様な
構成要素には同じ符号を図1にも付け詳細な説明は省略
する。
【0012】本発明の数値制御データ作成装置は、キー
ボードやマウス、タブレット等の入力装置1を介して、
最終加工形状を表す形状データMと、加工に使用する工
具、工具の移動経路(範囲)と速度、及び加工許容誤差
を規定する情報を含む加工情報データKとを読み込み、
それぞれ保存する形状データ記憶部2及び加工情報デー
タ記憶部3と、形状データ記憶部2及び加工情報データ
記憶部3からそれぞれ形状データM及び加工情報データ
Kを入力し、形状データMの各要素である形状要素に沿
って工具を動かした時の移動軌跡のデータである基本軌
跡データR及びその算出元である形状要素の識別情報を
含む算出元形状データRMを作成してそれぞれ基本軌跡
データ記憶部5及び算出元形状データ記憶部6に保存す
る基本軌跡作成部4と、基本軌跡データ記憶部5及び算
出元形状データ記憶部6からそれぞれ基本軌跡データR
及び算出元形状データRMを入力し、基準軌跡データR
に沿って工具を動かして加工した時に工具が最終加工形
状を越えて加工してしまう干渉部分を基本軌跡データR
から削除したり干渉回避のため変更したりして軌跡デー
タLを作成し、また基本軌跡データRの要素間での乗り
移り位置や異なる形状要素間での乗り移り位置(以降ま
とめて遷移位置と記す)を含む遷移データLMも作成
し、それぞれ軌跡データ記憶部8及び遷移データ記憶部
9に保存する干渉回避軌跡作成部7と、加工情報データ
記憶部3及び軌跡データ記憶部8及び遷移データ記憶部
9からそれぞれ加工情報データK及び軌跡データL及び
遷移データLMを入力し、数値制御工作機械が処理でき
るような直線分や円弧などの形状表現に軌跡データLを
指定された加工許容誤差以内で近似すると共に上記遷移
位置を直線分や円弧などの端点にするなどして上記遷移
位置の情報を残しながら近似軌跡データALを作成し、
近似軌跡データ記憶部11に保存する近似軌跡作成部1
0と、近似軌跡データ記憶部11から近似軌跡データA
Lを入力すると共に加工情報データ記憶部3から加工情
報データKを入力し、上記遷移位置の情報を含んだNC
データNに変換してNCデータ記憶部13へ保存するN
Cデータ作成部12と、NCデータ記憶部13からNC
データNを入力してCRTやフロッピー等の出力装置1
5へ出力するNCデータ出力部14とで構成されてい
る。
【0013】このような構成において、その動作の一例
を図2のフローチャートに沿って説明する。なお、途中
説明時に参照する図3(A)及び(B)は、本発明の数
値制御データ作成装置の動作内容及び扱うデータのより
具体的な一例を示すもので、加工時に使用する工具Tは
先端が球状なもの、最終的な加工の形状Mは工具Tの移
動経路に沿った断面形状(面要素A、C、E及び稜線
B、D)としてそれぞれ示してある。
【0014】先ず、キーボードやマウス、タブレット等
の入力装置1を介して、最終加工形状を表す形状データ
Mや、加工に使用する工具Tや工具の移動経路(範
囲)、速度及び加工許容誤差を規定する情報を含む加工
情報データKを、形状データ記憶部2及び加工情報デー
タ記憶部3にそれぞれ読み込み保存する(ステップS
1)。
【0015】そして、基本軌跡作成部4において、形状
データ記憶部2及び加工情報データ記憶部3から形状デ
ータMと加工情報データKを読みだし、形状データMの
各要素である形状要素(図3(A)の例では面要素A、
C、E及び稜線B、D)に沿って工具Tを動かした時の
移動軌跡のデータである基本軌跡データR(図3(A)
中に示すa−b−c−e−f−g)及びその算出元であ
る形状要素の識別情報(上記の基本軌跡データRに対応
するA、B、C、D、E)を含む算出元形状データRM
を作成し、基本軌跡データ記憶部5及び算出元形状デー
タ記憶部6にそれぞれ保存する(ステップS2)。
【0016】次に、干渉回避軌跡作成部7において、基
本軌跡データ記憶部5及び算出元形状データ記憶部6か
ら基本軌跡データR及び算出元形状データRMを読みだ
し、基本軌跡データRに沿って工具Tを動かし加工した
時工具が最終加工形状を越えて加工してしまう干渉部分
(図3(A)中に示すd−e−f−d)を削除したり干
渉回避のため変更したりして軌跡データL(図3(B)
中に示すh−i−j−k−l)を作成すると共に、基本
軌跡データRの要素間での乗り移り位置(図3(B)中
に示すk)や異なる形状要素間での乗り移り位置(図3
(B)中に示すh、i、j、l)(以降kもまとめて遷
移位置と記す)のデータを含む遷移データLMも作成
し、軌跡データ記憶部8及び遷移データ記憶部9にそれ
ぞれ保存する(ステップS3)。
【0017】続いて、近似軌跡作成部10において、加
工情報データ記憶部3から加工情報データKを、軌跡デ
ータ記憶部8及び遷移データ記憶部9から軌跡データL
と遷移データLMをそれぞれ読みだし、加工に用いる数
値制御工作機械が処理できるような直線分や円弧などの
形状表現に、指定された加工許容誤差以内で軌跡データ
Lを近似すると共に、前記遷移位置(h、i、j、k、
l)が明示的に残るように、例えば遷移位置(h、i、
j、k、l)を近似した直線分や円弧などの端点にする
などして近似し、近似軌跡データ記憶部11に近似軌跡
データALとして保存する(ステップS4)。
【0018】続いて、NCデータ作成部12において、
加工情報データ記憶部3及び近似軌跡データ記憶部11
から加工情報データK及び近似軌跡データALを読みだ
し、加工に用いる数値制御工作機械が処理できる形式で
しかも遷移位置(h、i、j、k、l)を含んだNCデ
ータNに変換しNCデータ記憶部13へ保存する(ステ
ップS5)。最後に、NCデータ出力部14において、
NCデータ記憶部13よりNCデータNを読みだし、加
工に利用できるようにCRTやフロッピー等の出力装置
15へ出力し(ステップS6)、その一連の動作を終了
する。
【0019】なお、上述した近似軌跡作成部10におけ
る遷移位置の情報の残し方のより具体的な動作例とし
て、先ず軌跡データLに沿って遷移位置(h、i、j、
k、l)を探索し、見つけた遷移位置を近似区間の両端
(h−i、i−j、j−k、k−l)にして順次加工許
容誤差以内で軌跡データLを近似していくことにより、
遷移位置(h、i、j、k、l)を残しつつ近似軌跡デ
ータALを作成することが可能である。
【0020】また、予め干渉回避軌跡作成部7において
各遷移位置(h、i、j、k、l)毎に軌跡データLの
各要素を区分しながら軌跡データLを作成し、近似軌跡
作成部10においては軌跡データLの各要素毎を近似区
間とみなして加工情報データKで示されている加工許容
誤差以内で各々近似することにより、上記のように遷移
位置(h、i、j、k、l)を探索することなく、遷移
位置(h、i、j、k、l)の情報を含ませながら近似
軌跡データALを作成することも可能である。なお、こ
の場合には前記の遷移データ記憶部9を無くすことも可
能となる。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明の数値制御データ作
成装置によれば、指定する加工許容誤差のデータによら
ず工具の各移動経路に対して常に加工形状の特徴を示す
点の位置のデータを含ませながらNCデータを作成する
ことができ、所望する形状に加工することができる。し
かも、NCデータの量がほとんど増すこともないので、
数値制御工作機械の処理の負荷を多くすることもなく、
効率的に高精度な加工を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の数値制御データ作成装置の一例を示す
ブロック図である。
【図2】本発明の数値制御データ作成装置の動作例を説
明するためのフローチャートである。
【図3】本発明の数値制御データ作成装置における動作
内容及び扱うデータの様子を説明するための一例を示す
図である。
【図4】従来の数値制御データ作成装置の一例を示すブ
ロック図である。
【図5】従来の数値制御データ作成装置で作成したNC
データの一例で、NCデータに含まれる工具軌跡の状態
をそれぞれ示す図である。
【符号の説明】
1 入力装置 2 形状データ記憶部 3 加工情報データ記憶部 4 基本軌跡作成部 5 基本軌跡データ記憶部 6 算出元形状データ記憶部 7 干渉回避軌跡作成部 8 軌跡データ記憶部 9 遷移データ記憶部 10 近似軌跡作成部 11 近似軌跡データ記憶部 12 NCデータ作成部 13 NCデータ記憶部 14 NCデータ出力部 15 出力装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 数値制御工作機械を用いて素材の形状か
    ら所望する最終加工形状まで加工するのに必要な工具の
    移動軌跡を示す軌跡データを含むNCデータを作成する
    数値制御データ作成装置において、 タブレット等の入力手段を介して前記最終加工形状を表
    す形状データを入力して保存する形状データ記憶部と、
    加工に使用する工具、工具の移動経路と速度及び加工許
    容誤差を規定する情報を含む加工情報データを前記入力
    手段を介して入力して保存する加工情報データ記憶部
    と、前記形状データ及び前記加工情報データに基づき、
    前記形状データの各形状要素に沿った工具の移動軌跡の
    データである基本軌跡データ及びその算出元である形状
    要素の識別情報を含む算出元形状データを作成する基本
    軌跡作成部と、前記基本軌跡データ及び前記算出元形状
    データに基づき、前記基準軌跡データに沿って工具を動
    かして加工した時に前記工具が前記最終加工形状を越え
    て加工してしまう干渉部分を削除したり干渉回避のため
    変更したりして軌跡データを作成すると共に、異なる基
    本軌跡データの要素や形状要素間での乗り移り位置を示
    す遷移位置の情報を含む遷移データを作成する干渉回避
    軌跡作成部と、前記加工情報データ、前記軌跡データ及
    び前記遷移データに基づき、前記数値制御工作機械が処
    理できるような形状表現に前記軌跡データを指定された
    前記加工許容誤差の範囲内で近似する際、前記遷移位置
    を残しながら近似して近似軌跡データを作成する近似軌
    跡作成部と、前記加工情報データ及び前記近似軌跡デー
    タに基づくことによって、前記遷移位置を含んでいる前
    記NCデータを作成するNCデータ作成部と、前記NC
    データをCRTやフロッピー等の出力手段へ出力するN
    Cデータ出力部と、を備えたことを特徴とする数値制御
    データ作成装置。
  2. 【請求項2】 前記近似軌跡作成部が、先ず前記軌跡デ
    ータに沿って前記遷移位置を探索し、見つけた遷移位置
    を近似区間の両端として順次前記加工許容誤差の範囲内
    で前記軌跡データを近似していくことにより、前記遷移
    位置の情報を前記近似軌跡データ内に残しながら前記近
    似軌跡データを作成するようにした請求項1に記載の数
    値制御データ作成装置。
  3. 【請求項3】 前記干渉回避軌跡作成部が各遷移位置毎
    に前記軌跡データの各要素を区分しつつ前記軌跡データ
    を作成し、前記近似軌跡作成部にて、前記加工情報デー
    タ及び前記軌跡データに基づいて、前記軌跡データの各
    要素毎に前記加工許容誤差の範囲内で近似することによ
    り、前記遷移位置の情報を前記近似軌跡データ内に残し
    ながら前記近似軌跡データを作成するようにした請求項
    1に記載の数値制御データ作成装置。
JP9000780A 1997-01-07 1997-01-07 数値制御データ作成装置 Pending JPH10198412A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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