JP3241434B2 - Ncデータ作成方法 - Google Patents

Ncデータ作成方法

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JP3241434B2 JP16392892A JP16392892A JP3241434B2 JP 3241434 B2 JP3241434 B2 JP 3241434B2 JP 16392892 A JP16392892 A JP 16392892A JP 16392892 A JP16392892 A JP 16392892A JP 3241434 B2 JP3241434 B2 JP 3241434B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明はCAD/CAM装置
等に利用される方法であって、NCマシンを動作させる
のに必要なNCデータを作成するNCデータ作成方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、CAD/CAM装置を用いてNC
データを作成するに当たっては、加工を施す部品の形状
を指定し、形状ごとに加工方法、加工手順を更に指定す
る必要があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例による場合には、加工形状が複雑であれば、1つの
形状ごとに加工方法、加工工程を指定しなけれはなら
ず、NCデータを作成するための操作に長時間かかると
いう欠点があり、NCデータ作成漏れを生ずる虞れがあ
った。
【0004】本発明は上記した背景の下で創作されたも
のであり、その目的とするところは、加工形状が複雑で
あっても、NCデータを短時間に漏れなく作成すること
ができるNCデータの作成方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るNCデータ
の作成方法はCAD/CAM装置を用いてNCデータを
作成する方法において、CAD/CAM装置の記憶装置
には、被加工物に対して加工を行うべき加工物の図形要
素、当該被加工物の名称を示す部品名、当該被加工物に
行うべき加工の種類を示す形状名、当該図形要素の形状
データが含められた図形要素データのファイルと、前記
形状名に対応する具体的な加工方法を示す加工方法・加
工工程名データが含められた加工方法・加工工程名デー
タファイルと、前記加工方法・加工工程名データに対応
する具体的な加工工程を示す加工工程データが含められ
た加工工程データファイルとが予め記録されていると
き、 まず、CAD/CAM装置のディスプレイ上に前記
加工物を表示した後、当該加工物の図形要素の一が選択
されると、図形要素データのファイルを検索して当該図
形要素に対応する図形要素データに含まれる部品名を求
め、図形要素データのファイルから当該部品名と同じ部
品名を有する図形要素データを全て読み出し、当該図形
要素データに含まれる形状名を求め、前記図形要素デー
タを当該形状 名で分類し、加工方法・加工工程名データ
ファイルを検索して当該形状名に対応した加工方法・加
工工程名データを各々読み出し、加工工程データファイ
ルを検索して当該加工方法・加工工程名データに対応し
た加工工程データを各々読み出し、その後、分類された
図形要素データに含まれる形状データ及び前記加工工程
データに基づいてNCデータを作成するようにする。
【0006】
【実施例】以下、本発明にかかるNCデータ作成方法の
一実施例を図面を参照して説明する。図1はCAD装置
のプログラムフローチャート、図2は同プログラムの加
工形状の探索に関してのサブプログラムのフローチャー
ト、図3は被加工物及び加工物を示す斜視図、図4はC
AD装置のディスプレイの表示画面であって加工物を示
す図、図5は図形要素データのファイルの内容の一例を
示す図、図6は加工方法・加工工程名データファイルの
内容の一例を示す図、図7はCAD装置のディスプレイ
の表示画面であって、工具経路の軌跡を併せて示す図で
ある
【0007】ここに掲げるNCデータ作成方法はCAD
装置を用いてNCマシンのNCデータを作成する方法で
ある。
【0008】まず、CAD装置に内蔵又は外付けの記憶
装置(固定ディスク等)に予め記憶されているデータフ
ァイルについて説明する。このデータファイルは、図形
要素データのファイルと、加工方法・加工工程名データ
ファイルと、加工工程名データファイル等から構成され
ている。
【0009】図形要素データのファイルにおける図形要
素データは、図5に示すように要素種類、形状データ、
投影面、部品名、形状名のデータから構成されている。
【0010】ここでいう部品名は、NCマシンで加工す
べき被加工物の名称を示している。要素種類は、加工物
を直線、円、点等で表した場合の図形要素の種類を示し
ている。形状データは、当該図形要素の位置や大きさ等
を定義するデータである。投 影面は、当該図形要素の位
置等を形状データとして表すに当たって必要な座標軸
(X−Y、Y−Z、Z−X)を定義するデータである。
形状名は、当該被加工物に行うべき加工の種類を示すデ
ータであって、主としてオペレータが当該被加工物に対
して何の加工を行うかを判り易くするために付けた加工
工程を区別するための名称である
【0011】このようなデータから構成された図形要素
データにより被加工物から加工を施すべき加工物の形状
等が定義される。図5は、図3(A) に示す被加工物から
図3(B) に示すような加工物に切削加工するのに必要な
図形要素データの一部を示したもので4る。このような
図形要素データのファイルは、図2中に併せて示されて
いる図形要素データ記憶装置に記憶されているものとす
る。
【0012】加工方法・加工工程名データファイルは、
形状名、加工方法、加工工程名のデータから構成されて
いる。形状名は、図形要素データファイルに含まれる形
状名と同じである。加工方法は、当該形状名の具体的な
加工の方法を示すデータである。加工工程名は当該加工
方法の具体的な加工工程名を示すデータである。例え
ば、図6中○で示すデータは、形状名がコアブッシュで
あれば、加工方法が中ぐり加工で、PK01と名付けた
加工工程名の加工を行うという加工情報を示している。
このファイルは、図1中に併せて示された加工方法・加
工工程名記憶装置に記憶されているものとする。
【0013】加工工程名データファイルは、加工方法・
加工工程名データファイルに含まれた加工工程名データ
の具体的な加工工程の内容を示す加工工程データから構
成されている。このファイルは、図1中に併せて示され
た加工工程記憶装置に記憶されているものとする。
【0014】以上のようなデータファイルを用いて実際
にNCデータを作成する方法について説明する。ここで
は、図3(A) に示す被加工物(部品名:コアプレート)
から図3(B) に示すような加工物に切削加工するのに必
要なNCデータを作成する例 について説明する。
【0015】まず、CAD装置のディスプレイに図4に
示すように加工物の画面を表示させる。図4(A)(B)(C)
は加工物をX−Y、Y−Z、Z−Xの投影面から見た様
子を各々示している。そして対話形式で画面に表示され
た図形要素の中から一の図形要素をオペレータにより選
択させる(S1)。
【0016】この選択が行われると、次に説明する加工
形状の探索という処理が行われる(S2)。即ち、選択
された図形要素に対応した図形要素データを図形要素デ
ータ記憶装置から読み出し、この図形要素データに含ま
れる部品名を求める(S21)。
【0017】その後、この部品名と同じ部品名を有する
図形要素データを図形要素データ記憶装置の中から全て
読み出し(S22)、読み出された図形要素データに含
まれる形状名を全て求め、形状名が同じもので分類する
(S23)。そして、分類された図形要素データごと
に、投影面がXYである場合の外形形状の連続性と、投
影面がYZ又はZXである場合のZ方向とを算出し、こ
の結果を参照し、切削加工が連続して行われるように図
形要素データを更に並び替える。並び替えられた図形要
素データに含まれる形状データが加工形状データとな
り、図2に示す加工形状記憶装置に一旦退避させる(S
24)。
【0018】このような加工形状の探索というステップ
2の処理が終了すると、ステップ2で探索された形状名
と同じ形状名を有する加工方法、加工工程名データを加
工方法・加工工程名記憶装置から探索する(S3)。
【0019】次に、ステップ3で探索された加工工程名
と同じ加工工程名データを有する加工工程データを加工
工程記憶装置から読み出し、加工形状記憶装置に退避さ
せた加工形状データを再び読み出す。そして、このよう
にして求められた加工形状データ、加工工程名データに
基づいてNCマシンの工具経路を算出する(S4)。
【0020】NCマシンの工具経路を算出したならば、
これに基づいてNCマシンを実際に動かすためのNCデ
ータを作成する(S5)。
【0021】そしてステップ4、ステップ5の処理をス
テップ2で求められた形状名毎に繰り返し行うと、図3
(A) に示す被加工物(部品名:コアプレート)から図3
(B)に示す加工物に切削加工するのに必要な一連のNC
データが作成される。
【0021】なお、NCマシンを用いての加工は、被加
工物に対して1個ずつ行われることから、部品名毎にN
Cデータを作成するようにしている。図形要素データに
部品名を含める一方、ステップ1で部品名を求めたの
は、このような理由に基づいている。
【0022】このようにして作成されたNCデータはC
AD装置の所定の記憶装置に書き込み登録され、これで
プログラムが終了する。記憶装置に書き込み登録された
NCデータを用いてNCマシンを動作させると、NCマ
シンの工具経路の軌跡は図7中の点線で示す通りとな
る。即ち、最初には、図7(B) に示すようにガイドピン
穴の穴加工が行われ、次いで図7(A) に示すようにコア
ブッシュの中ぐり加工が行われ、最終的なNCマシンの
工具経路の軌跡は図7(C) に示す通りとなる。
【0023】
【発明の効果】以上、本発明に係るNCデータ作成方法
による場合、CAD装置のディスプレイ上に表示された
加工物の図形要素の一を選択するだけで、NCデータが
自動的に作成される構成となっているので、加工形状が
複雑であっても、NCデータを短時間で漏れなく作成す
ることができる。しかもコンピュータのオペレータが加
工のノウハウを知らなくても良いことから、この点で大
きなメリットが期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を説明するための図であって、
CAD装置により処理されるプログラムフローチャート
である。
【図2】同プログラムの加工形状の探索に関してのサブ
プログラムのフローチャートである。
【図3】被加工物及び加工物を示す斜視図である。
【図4】CAD装置のディスプレイの表示画面であって
加工物を示す図である。
【図5】図形要素データのファイルの内容の一例を示す
図である。
【図6】加工方法・加工工程名データファイルの内容の
一例を示す図である
【図7】CAD装置のディスプレイの表示画面であっ
て、工具経路の軌跡を併せて示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23Q 15/00 G05B 19/4097 G05B 19/4155

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CAD/CAM装置を用いてNCデータ
    を作成する方法において、CAD/CAM装置の記憶装
    置には、被加工物に対して加工を行うべき加工物の図形
    要素、当該被加工物の名称を示す部品名、当該被加工物
    に行うべき加工の種類を示す形状名、当該図形要素の形
    状データが含められた図形要素データのファイルと、前
    記形状名に対応する具体的な加工方法を示す加工方法・
    加工工程名データが含められた加工方法・加工工程名デ
    ータファイルと、前記加工方法・加工工程名データに対
    応する具体的な加工工程を示す加工工程データが含めら
    れた加工工程データファイルとが予め記録されていると
    き、 まず、CAD/CAM装置のディスプレイ上に前記加工
    物を表示した後、当該加工物の図形要素の一が選択され
    ると、図形要素データのファイルを検索して当該図形要
    素に対応する図形要素データに含まれる部品名を求め、
    図形要素データのファイルから当該部品名と同じ部品名
    を有する図形要素データを全て読み出し、当該図形要素
    データに含まれる形状名を求め、前記図形要素データを
    当該形状名で分類し、加工方法・加工工程名データファ
    イルを検索して当該形状名に対応した加工方法・加工工
    程名データを各々読み出し、加工工程データファイルを
    検索して当該加工方法・加工工程名データに対応した加
    工工程データを各々読み出し、その後、分類された図形
    要素データに含まれる形状データ及び前記加工工程デー
    タに基づいてNCデータを作成する ようにしたことを特
    徴とするNCデータ作成方法。
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