JPH10198048A - パターン形成方法 - Google Patents

パターン形成方法

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JPH10198048A
JPH10198048A JP9004047A JP404797A JPH10198048A JP H10198048 A JPH10198048 A JP H10198048A JP 9004047 A JP9004047 A JP 9004047A JP 404797 A JP404797 A JP 404797A JP H10198048 A JPH10198048 A JP H10198048A
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pattern
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resist
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exposure
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JP9004047A
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English (en)
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Isao Sato
功 佐藤
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Materials For Photolithography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 パターン端部に形状悪化を生じることなく、
かつ近接効果の影響を回避できるようなパターンを容易
に形成する方法を提供すること。 【解決手段】 化学増幅型ポジレジスト13からなるレ
ジスト層を露光してレジスト層の露光領域中に酸を発生
させ、その後熱処理により酸を触媒としたレジスト反応
を起こして露光領域にパターンの潜像21を形成し、然
る後レジスト層を現像して潜像の領域を除去することに
よりレジスト層のパターン25を形成するにあたり、露
光後から熱処理前までの間に、露光済みのレジスト層を
塩基性雰囲気中17に一定時間放置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体装置の製
造に用いられるパターン形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体装置の微細化が進み、その
微細加工技術において、パターンの形成方法が重要視さ
れている。
【0003】例えばメモリセルでは、より微細な長方形
の短冊状パターンが半導体メモリ記憶ノード用パターン
として用いられてきているが、微小なパターンで所望の
記憶容量を保持するために、種々の記憶ノードパターン
の表面積拡張法が検討されている。この拡張法のひとつ
として、文献: A.Starikov,SPIE Vol.1088 p.34(1989)
に記載されているものがある。これは、図16を参照し
て説明すると、長方形の短冊状パターン110(図16
(A))の4隅に補助パターン120を付加することに
よって(図16(B))、短冊状パターン110の端部
の光学的な後退を補正するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、補助パター
ンを付加することにより端部の後退は軽減されるが、パ
ターン同士の間隔は狭く、非常に近接しているため、回
折によりパターン端部は丸みを帯びてしまうといった形
状悪化が生じたり、近接効果によりパターンが変形した
りする。図17は、補助パターンを付加した場合(図1
7(B))としない場合(図17(A))におけるウェ
ハ上での光強度分布図で、補助パターンを付与すること
によって、パターンの上下方向の強度が大きくなってい
るが、上述したような回折による影響を受けることもわ
かる。
【0005】また、補助パターンを付加することによっ
てマスクのデータ数が増すと共に微小マスクパターンが
必要とされるため、マスク製作が困難になるという問題
があった。
【0006】よって、パターン端部に形状悪化が生じる
ことなく、かつ近接効果の影響を回避できるようなパタ
ーンを容易に形成できる方法の出現が望まれていた。
【0007】
【課題を解決するための手段】このため、この発明で
は、化学増幅型ポジレジストからなるレジスト層を露光
してこのレジスト層の露光領域中に酸を発生させ、その
後熱処理により酸を触媒としたレジスト反応を起こして
露光領域にパターンの潜像を形成し、然る後、レジスト
層を現像して潜像の領域を除去することにより、レジス
ト層のパターンを形成するにあたり、露光後から熱処理
前までの間に、露光済みのレジスト層を塩基性雰囲気中
に一定時間放置することを特徴とする。
【0008】露光を行ったレジスト層を塩基性雰囲気中
に放置させると、レジスト中に発生した酸が塩基性物質
によって失活するため、実際にレジスト反応を触媒する
酸の酸濃度を減少させることができる。
【0009】また、上記塩基性雰囲気は、アンモニア等
のアミン含有雰囲気にして好適である。
【0010】これにより、化学増幅型ポジレジストの露
光によって発生する酸はアミン等の塩基性物質により不
活性化して、実際にレジスト反応に寄与する酸濃度は減
少して、露光されたレジスト表面には部分的に表面難溶
化層が形成されるため、その後の熱処理(ベーク)によ
るレジスト反応によって可溶化する部分の面積を露光さ
れた領域の面積よりも小さくすることができる。このた
め、現像により除去されるべき潜像の領域の面積を小さ
くすることができ、結果としてレジストの残存部分から
なるレジストパターンの寸法を大きくすることができ
る。
【0011】また、レジスト層に形成すべきパターン
を、複数の分解されたパターンに分け、分解されたパタ
ーンの潜像を順次レジスト層中に位置を合わせ、重ねて
形成するにあたり、上記のレジスト層を露光して、塩基
性雰囲気中に一定時間放置し、然る後熱処理を行う工程
を、分解されたパターンの各々について、塩基性雰囲気
中に放置する時間を変えて行うことを特徴とする。
【0012】レジストパターンの仕上がり寸法は、塩基
性雰囲気中に放置する時間に依存するため、各パターン
の潜像の形成ごとに、塩基性雰囲気中への放置時間を設
定することにより、各パターンの寸法を制御することが
でき、その結果、各パターンを重ねてできる全体のレジ
ストパターンの寸法を思いどおりの寸法に仕上げること
ができる。また、露光光による解像限界を超えるような
微細なパターン寸法を所望とする場合においても、露光
済みのレジスト層の塩基性雰囲気中への放置時間によっ
て、露光光の解像限界となる領域よりも狭い領域に潜像
を形成することが可能となる。
【0013】また、化学増幅型ポジレジストからなるレ
ジスト層を露光して、レジスト層の露光領域中に酸を発
生させ、その後熱処理により酸を触媒としたレジスト反
応を起こして露光領域にパターンの潜像を形成し、然る
後、レジスト層を現像して潜像の領域を除去することに
よりレジスト層のパターンを形成するにあたり、基板上
面に島状の窒化膜を形成する工程と、この窒化膜を含む
基板上面の全面にわたりレジスト層を形成する工程と、
このレジスト層に対して露光およびこれに続く熱処理を
行ってレジスト層にマスクパターンの潜像を、潜像と窒
化膜とが部分的に重畳するように形成する工程とを含む
ことを特徴とする。
【0014】レジスト層の下に窒化膜を設けてあるた
め、露光のときにレジスト層中に発生する酸は、窒化膜
の設けてある領域でトラップされて、窒化膜とレジスト
層との界面付近上のレジスト反応を触媒する酸の一部を
不活性化することができる。このため、現像により除去
されるべき窒化膜とレジスト層との界面付近のレジスト
層は部分的に難溶となり、現像した結果いわゆる裾引き
現象が生じる。従来レジストパターンの端部は露光光の
回折による影響を受けて後退してしまい、現像後のパタ
ーン寸法は所望の寸法よりも小さくなってしまっていた
のであるが、この裾引き現象を生じさせることにより、
レジスト層の残存部分からなるレジストパターンの端部
は予定の寸法以上の大きさに形成することができ、回折
の影響を受けたとしても現像後のパターン寸法は所望の
寸法に近いものが得られる。
【0015】また、この発明では、化学増幅型レジスト
からなるレジスト層にマスクパターンを露光してこのマ
スクパターンの潜像を形成した後、このレジスト層を現
像してレジスト層をパターニングするにあたり、レジス
ト層が形成された基板を段階的に移動させ、かつ各段階
での基板の移動位置毎に露光機の投影レンズの開口数
(NA)を変化させながら、レジスト層の、基板の移動
方向に沿った順次の移動位置に対し順次に露光を行っ
て、複数の連続する潜像からなる1つの集合潜像パター
ンを形成する露光工程を含むことを特徴とする。
【0016】1つのレジストパターンの潜像を複数の連
続する潜像からなる集合潜像とし、各潜像を形成すると
きの露光条件、特に露光機の投影レンズの開口数(N
A)を随時変えている。現像後のレジストパターンの寸
法は、このNAに依存して変化させることができる。こ
のため、複数の連続する潜像の各々の潜像を所望の寸法
で形成できるため、最終的な潜像パターン(上記集合潜
像パターン)を1回の露光およびそれに続く現像処理で
形成させたときに生じていた、パターン形状の悪化(部
分的な光学的後退や、膨らみ)を回避することができ
る。
【0017】また、レジスト層を化学増幅型レジストで
形成した場合、露光は、塩基性不純物をレジスト層から
遮断した環境内で行うとよい。この遮断は、レジスト層
上に表面保護膜を設けることによって達成される。
【0018】これにより、露光によってレジスト層中に
発生した酸は塩基性不純物の影響を受けず、失活するこ
とはなくなるため、露光後にレジスト層を放置すること
により連鎖的にレジスト層と反応して、この放置時間に
応じて反応量を変化させることができる。また、レジス
ト層として、ネガレジスト層を用いた場合、レジスト層
が露光のときに回折の影響を受け、レジストパターンに
光学的な後退を生じる恐れのある箇所を露光する段階で
は、NAを小さくして露光を行う。すると、過剰の露光
光によりパターン境界付近がぼやけて、予定のパターン
寸法よりも大きめに形成される。これにより後退を生じ
ても、現像後のパターン寸法としてはちょうどよい寸法
で仕上げることができる。また、レジストパターンが近
接効果により膨らみを生じる可能性のある箇所を露光す
る段階では、NAを大きくして露光を行うと、現像後の
レジストパターンを所望のパターン寸法で仕上げること
ができる。
【0019】また、この発明のパターン形成方法では、
基板上面に反射防止膜からなる反射防止パターンを形成
する工程と、この反射防止パターンを埋め込むように、
基板上面にレジスト層を設ける工程と、レジスト層から
なるレジストパターンをこのレジストパターンの一部が
反射防止パターン上に位置するように形成する工程とを
含んでいることを特徴とする。
【0020】これにより、反射防止パターン上のレジス
ト層の部分は、露光のときに反射光による影響を受けな
いため、所望のパターン寸法どおりのレジストパターン
を形成することができる。上記のレジスト層としてネガ
レジスト層を用いる場合、反射防止パターン上に位置す
るレジストパターンの一部は、近接効果による膨らみを
生じる可能性のある箇所とする。
【0021】この結果、反射防止パターン上にあるレジ
スト層の部分は、反射光によって露光され過ぎることが
なくなるため、膨らみを少なくすることができる。
【0022】また、レジスト層としてポジレジストを用
いる場合、反射防止パターン上に位置するレジストパタ
ーンの一部は、回折の影響を受けて後退する恐れのある
箇所とする。
【0023】この結果、反射防止パターン上のレジスト
層部分は、反射光によって露光され過ぎることがなくな
るため、後退を減少させることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して、この発明の
パターン形成方法の実施の形態につき説明する。なお、
各図はこの発明が理解できる程度に各構成成分の形状、
大きさおよび配置関係を概略的に示しているに過ぎな
い。また、以下の説明において、特定の材料、および条
件を用いるが、これらの材料および条件は好適な実施の
形態の例に過ぎず、したがってこの発明ではなんらこれ
に限定されるものではない。
【0025】また、構造体の断面を示すハッチング(斜
線)は、説明を分かりやすくするため、一部を省略して
ある。また、平面図における斜線は断面を表しているの
ではなく、領域を強調して示すために用いている。
【0026】<第1の実施の形態>第1の実施の形態と
して、単純なパターン形状、例えばラインおよびスペー
ス(以下L/Sと称する)のような形状を有する複数の
マスクを用意して、各々のマスクを用いて順次に、位置
合わせをして露光し、各マスクによって得られたパター
ンを重ね合わせることにより所望の形状のレジストパタ
ーンを形成する方法で、特に、レジストに化学増幅型レ
ジストを用い、パターンの形状に応じて露光後の構造体
を、塩基性雰囲気中に任意の時間放置することによっ
て、より微細なパターン形成を可能にするという方法に
ついて説明する。
【0027】ここでは、例えば、L/Sパターンを2回
に分けてウェハ上で直交させて露光して長方形の短冊状
パターンを得ることにする。
【0028】図1はこの発明の特徴となる工程を概略的
に表した断面図である。
【0029】まず、基板11上に化学増幅型ポジレジス
ト(例えば和光純薬社製ポジレジストWKR−PT−2
(商品名))13を塗布および膜厚制御する。次に、こ
のレジスト13上に第1のL/Sパターン形状に対応し
ている第1のマスク15を用いて、第1のL/Sパター
ンの露光を行う(図1(A))。ここで、図2を参照す
る。図2(A)は、第1のマスク15の平面図である。
図2(B)は、露光が終了した状態の構造体を上からみ
た平面図である。第1のL/Sパターンの潜像領域は目
的の長方形パターンの長辺の長さを規定するものであ
る。ここでは、長方形の短冊状パターンの長辺の寸法は
1.0μmで、ピッチが1.2μm(つまり、スリット
パターン幅が0.2μmとなる)が目的の寸法である。
しかしながら実際に露光される領域は第1のマスク15
のスリットパターン幅L1 :0.25μm、第1のマス
クのスペース幅P1 :0.95μm程度のL/Sパター
ンになる。これは第1のマスク15のスリットパターン
幅L1 :0.25μmが露光での解像限界であるためで
ある。
【0030】露光を行うと、第1のL/Sパターンの潜
像領域中には酸が発生する。この酸は、レジスト反応
(ポジレジストの場合は露光された部分が可溶化となる
反応)の触媒となる。なお、レジスト反応は後の熱処理
によって起こる。
【0031】ここで、潜像領域中の酸を一部不活性化さ
せる。露光済みのポジレジストを塩基性雰囲気中に一定
時間放置する。ここでは、塩基性雰囲気をアミン含有雰
囲気として、この構造体をアミン濃度10ppb 程度の雰
囲気17内で30分放置する(図1(B))。図4は露
光後にアミン濃度10ppb 程度の雰囲気内でこの構造体
を放置する時間と、その後の処理が終了した時点でのパ
ターンの仕上がり寸法との関係を表している関係特性図
である。白丸がこの構造体についての実験結果を示して
いる。これによると、露光後、アミン含有雰囲気17中
での放置時間が経過するにつれ現像後のスリット寸法は
徐々に小さくなっていて、30分放置した結果、露光し
たスリット幅の領域0.25μmの現像後の仕上がり寸
法は、ほぼ0.20μm強となる。30分以降は徐々に
寸法変化は小さくなり、60分放置した構造体のスリッ
ト幅も0.20μm程度である。これは、露光後に化学
増幅型ポジレジストをアミン雰囲気中17に放置すると
露光により発生した触媒としての酸が、雰囲気中のアミ
ンによって中和されて触媒としての能力を失うためその
後の熱処理(ベーク)を行ったときにレジスト反応がで
きない部分(表面難溶化部)が生じるという、化学増幅
型ポジレジストの欠点を特性として生かしており、この
ため、露光での解像限界19より細いスリットパターン
の潜像21を形成することができる。ここでは、0.2
5μmの解像限界19の幅(第1のマスク15のスリッ
トパターンの幅L1 )を目的の寸法である0.20μm
程度のスリットパターン潜像21の幅L2 にまで細くさ
せたいために構造体を30分、このアミン雰囲気中17
に放置して、ベークを行う(図2(B)および図4参
照)。この結果、0.2μmのスリットパターン潜像の
幅L2 が得られ、スペースの幅も第1のマスク15のス
ペース幅であるP1 :0.95μmから所望の長さであ
る1.0μmにすることができた。
【0032】次に、第2のL/Sパターン形状に対応し
ている第2のマスク23を用いて、第1のL/Sパター
ンに直交するように第2のパターンを露光する(図1
(C))。ここで図3(A)は第2のマスク23の平面
図である。第2のL/Sパターンの潜像は目的の短冊状
パターンの短辺の長さを規定するものである。この場
合、短冊状パターンの短辺の寸法は0.35μmで、ピ
ッチが0.6μmであるので、第2のマスク23のスリ
ットパターン幅L3 は0.25μm、第2のマスク23
のスペース幅P2 が0.35μmとなる。ここでは、現
像後のパターン寸法を変化させる必要はないため、露光
後、続けてこの構造体をベークしてレジスト反応させ
て、第2のパターンの潜像を化学増幅型ポジレジスト1
3中に形成する。
【0033】その後、現像処理を行うことによって第1
のL/Sパターンと第2のL/Sパターンによって囲ま
れた長方形の短冊状パターン25を形成することができ
る(図1(D)および図3(B))。
【0034】この結果、得られたレジストパターン25
には、端部の回折による、形状悪化や近接効果はほとん
どなくなり、また、この短冊状パターン25の長方形の
長辺は、スリットを0.25μmから0.2μmにまで
細くすることができたため所望の寸法のレジストパター
ンを形成することができる。また、単純なL/Sパター
ンの組み合わせから目的のパターン形状を形成している
ので、パターン形状に対応するマスク製作が容易であ
る。
【0035】このレジストパターン25をマスクとして
周知のホトグラフィおよびエッチング処理によって基板
の加工を行うことにより基板に所望の長方形の短冊状パ
ターンを形成することができる。
【0036】<第2の実施の形態>第2の実施の形態と
して、化学増幅型ポジレジストの問題点とされている基
板付近での裾引き現象を利用して、レジストパターン端
部の光学的後退を解決する方法につき、図を参照して説
明する。図5および図6は、第2の実施の形態の説明に
供する概略的な工程断面図である。また、図7および図
8は形成中の構造体を上からみた平面図である。
【0037】ここでは、最終的に長辺の長さが0.9μ
mで、短辺の長さが0.3μmである長方形の短冊状レ
ジストパターンを得ることが目的である。
【0038】まず、基板上面に島状の窒化膜を形成する
ため、基板11上にスパッタ蒸着法によりTi膜31a
を0.1μmの厚さに成膜する(図5(A))。
【0039】次にこのTi膜31a上にポジレジスト3
3(例えば和光純薬社製ポジレジストWKR−PT−2
(商品名))を1.0μmの厚さに塗布し、周知のホト
グラフィ処理およびエッチング処理により、Ti膜のL
/Sパターン31bを形成する。(図5(B))。ここ
で、所望の短冊状パターンの短辺の長さが0.3μmで
ある場合、このTi膜のL/Sは0.3μmL/Sとす
る。これを第1のL/Sパターン31bとする。
【0040】その後、このTi膜のL/Sパターンを埋
め込むように基板上に再度ポジレジストを1.0μmの
厚さの塗布し、今度は第1のL/Sパターンと直交する
ように、第2のL/Sパターン35を形成する(図5
(C)および図7)。ここで、所望の短冊状パターンの
長辺の長さが0.9μmでピッチが1.2μmである場
合、この第2のL/Sパターン35は0.3μmL/S
程度とする。
【0041】その後、Ti膜のL/Sパターンに窒素を
注入して窒化膜を形成するため、この第2のL/Sパタ
ーン35をインプラマスクとして周知のインプラ方法に
より、基板の上方から窒素をインプラする。これによ
り、第1のL/Sパターン31bのTi膜の残存する部
分と、第2のL/Sパターン35で形成されたスリット
の部分との交差する部分のTi膜31b(第2のL/S
パターン35から露出している第1のL/Sパターン3
1b)だけを選択的にTiN膜31c化することができ
る(図8(A))。これを島状の窒化膜とする。
【0042】その後、第2のL/Sパターン35を除去
して、第1のL/Sパターン31bおよびこのパターン
31b内に存在するTiN膜31cを埋め込むように基
板上に化学増幅型ポジレジスト37(例えば和光純薬製
ポジレジストWKR−PT−2(商品名))を1.0μ
mの厚さに塗布し(図6(A))、その上に目的の寸法
およびピッチの短冊状パターンに対応するマスク39を
用いて、短冊状パターンを第1のL/Sパターン31b
のTiN膜31c部分に短冊の端部が重なるように露光
する(図6(B))。短冊状パターンの端部は回折の影
響により光学的な後退が見られるはずだが、TiN膜3
1cと化学増幅型ポジレジスト37との界面付近には、
上記のTiN膜31c形成時に反応しきれなかった過剰
の窒素が存在しており、露光後にベークを行なったとき
に、TiN膜31c中の窒素の孤立電子対が、露光によ
って化学増幅型レジスト中に発生した酸をトラップし
て、レジスト反応を触媒する酸の一部は失活するため、
特にTiN膜31cとレジスト37との界面付近では酸
が減少している。したがって界面付近ではレジスト反応
が進まず、難溶となる部分が生じて現像後のレジストパ
ターン41aの端部は裾引き41b形状となる(図6
(C))。本来、裾引き41bはパターン形成において
は、パターン形状を変化させてしまうために問題となる
のであるが、この場合はTiN膜31c部分にあえて短
冊状パターンの端部が重なるようにして、このパターン
41aの端部に裾引き41bを生じさせることによっ
て、露光光の回折による影響を受けても、所望の寸法に
近い(後退の少ない)レジストパターン41aを得るこ
とができる(図8(B))。
【0043】そして、このレジストパターンをマスクと
して、周知のホトグラフィ処理およびリソグラフィ処理
により、露出しているTi膜、基板の加工を行うことに
より所望の短冊状パターンを得ることができる。
【0044】<第3の実施の形態>第3の実施の形態と
して、上側に表面保護膜(カバー膜)が形成されてい
る、化学増幅型レジストからなるレジスト層を備えた基
板を、移動させながら矩形パターンを繰り返し、NAを
変化させて露光する方法であって、各NAでの露光から
その後のベーク処理までの間に、所望の時間だけ、露光
後のレジストを放置することによって、現像後のレジス
トパターンを目的の寸法通りに仕上げる方法につき図を
参照しながら説明する。図9は第3の実施の形態の説明
に供する概略的な工程断面図で、図10は構造体の概略
的な平面図である。また、図9および10の中で点線で
囲んだ領域は、所望のレジストパターン形成予定領域で
ある。
【0045】ここでは、レジストパターンとして長方形
の短冊状パターン(長辺の長さ1.0μm、短辺の長さ
0.4μm)を得る例について説明する。
【0046】まず基板11上に化学増幅型ネガレジスト
(例えばシップレー社製ネガレジストSNR(商品名)
を使用。)を塗布してレジスト層51を形成し、次いで
このレジスト層51上に表面保護膜53(例えば東京応
化工業社製TSP(商品名))を塗布形成する(図9
(A))。
【0047】次に、レジスト層が形成された基板を段階
的に移動させ、かつ各段階での基板の移動位置毎にNA
を変化させながら、順次各レジスト層の移動位置に対し
て露光を行って、複数の連続する潜像からなる1つの集
合潜像パターンを形成するため、まず、矩形のマスク
(パターンは0.4μm程度)を用いて露光する。これ
によりレジスト51の矩形パターン潜像となる第1領域
55aに酸が発生する(図9(B)および図10
(A))。このときの露光条件は露光機のNAを0.4
5、露光量35mJ/cm2 とする。
【0048】その後、この構造体(実際は露光機のウェ
ハステージ)を長方形の短冊状パターンの長辺を伸ばし
ていく方向に、所望の距離(例えば0.3μm)移動さ
せて再度矩形パターンの露光を行う。これにより、第2
領域55bに酸が発生する(図9(C)および図10
(B))。2回目の露光条件は露光機のNAを0.6
0、露光量30mJ/cm2 程度とする。1回目の露光
よりも2回目の露光のほうがNAを大きくして、光強度
コントラストを大きくし、露光量を少なくしている。
【0049】その後、ウェハを短冊状パターンの長辺を
伸ばしていく方向に所望の距離(例えば0.3μm)移
動させて、3回目の露光を行う。これにより、最終領域
である第3領域55cに酸が発生する(図9(D)およ
び図10(C))。露光機のNAは1回目のときと同じ
0.45、露光量は35mJ/cm2 とする。
【0050】化学増幅型ネガレジストからなるレジスト
層51は、その上に表面保護膜53(カバー膜とも称す
る。)を付与しておくと、雰囲気中のアミン等の不純物
影響を受けず、よって露光によって生じるレジスト反応
の触媒となる酸が失活することはなくなるため、露光後
に放置するとレジスト反応は連鎖的に行われる。したが
って放置時間に伴ってネガレジスト51における架橋領
域は大きくなるが、これは露光のときの光強度コントラ
ストに関係することがわかっている。つまり、露光機の
NAが大きいほど露光後に放置しても寸法の変化は小さ
く、露光機のNAが小さいほど露光後の放置に伴って寸
法は大きく変化する。この関係を図11に示している。
図11は露光後の放置時間を横軸にとり、仕上がり寸法
を縦軸にとって、NAが0.45の場合を黒丸で、NA
が0.60の場合を白丸でそれぞれプロットしてある。
これによると、この構造体において、NAを0.45に
設定した場合、露光してすぐにベークおよび現像処理を
行ったときのパターンの仕上がり寸法は0.4μmだっ
たのが、露光後30分経過したものでは、0.43μm
程度にまで変化する。しかし、それ以上放置してもあま
り寸法の変化はみられない。一方、NAを0.60に設
定した場合は、露光後60分放置しても、仕上がり寸法
の変化はほとんどみられなかった。
【0051】したがって、露光するときにNAと、その
NAの値に対応する露光後の放置時間とを設定すること
により、露光した箇所のパターンを選択的に寸法変化さ
せることができることが分かる。
【0052】この例については、1回目から3回目の露
光を連続して行い、露光後の放置時間を、例えば30分
として、放置後ベークおよび現像処理を行うことによっ
て、小さいNAで露光した長方形パターンの端部は寸法
が大きめに形成され、その結果、端部の後退の少ないほ
ぼ目的の寸法どおりのレジストパターンが得られる。こ
のレジストパターンをマスクとして、周知のホトリソグ
ラフィ処理やエッチング処理により、基板の加工を行う
ことによって、所望の短冊状パターンを得ることができ
る。
【0053】<第4の実施の形態>第4の実施の形態と
して、長方形の短冊状パターンを形成するにあたり、反
射防止膜を部分的に用いてパターン形状を制御する方法
につき、図を参照して説明する。図12は第4の実施の
形態の説明に供する概略的な工程断面図で、図13も同
様に工程断面図である。図14および図15は、この例
において、特徴的な構造体を上から見た平面図である。
ここで、図12は図14および図15で示している構造
体の形成途中の直線X−Xに沿った断面図であり、図1
3は直線Y−Yに沿った断面図を表している。
【0054】ここでは長辺寸法が0.9μmで短辺寸法
が0.3μmの長方形の短冊状レジストパターンを形成
する例について説明する。
【0055】まず、基板上面に反射防止膜からなる反射
防止パターンを形成するため、基板11上に反射防止膜
61であるa−C膜をスパッタ蒸着法などにより0.1
μmの厚さに形成する。その後このa−C膜61上に第
1ネガレジスト(例えばシップレー社製ネガレジストS
NR(商品名))で第1ネガレジスト層63を設ける。
その後周知のホトリソグライ処理およびエッチング処理
によりこのa−C膜61によるL/Sパターンを形成す
る(図12(A)および図13(A))。このときのラ
イン幅は0.3μm、スペース幅は0.9μmとした。
この後第1ネガレジスト層63は除去する(図14
(A))。
【0056】次に上記のa−C膜61によるL/Sパタ
ーンを埋め込むように第2ネガレジスト(例えばシップ
レー社製ネガレジストSNR(商品名))を全面に塗布
して第2ネガレジスト層65を形成し、目的の短冊状パ
ターン形状に対応するマスク67を用いて短冊状パター
ンを露光によって第2ネガレジスト層65に転写する
(図12(B)および図13(B))。この短冊状パタ
ーンはその長辺方向とa−C膜61のライン方向とが直
交するようにし、かつ短冊状パターンの中央部がa−C
膜61の残存部分を横切るような位置に設定して露光す
る(図14(B))。
【0057】この結果 a−C膜61上は反射率が低
く、a−C膜61のない部分と比べて相対的に第2ネガ
レジスト層65の露光感度が低くなるため、同一の短冊
状パターンの露光において、第2ネガレジスト層65の
下にa−C膜61がある中央部分だけ仕上がり寸法を小
さくすることができる。
【0058】したがって隣接するパターン間の干渉等に
よる悪影響を避けることができ、現像した結果、近接効
果である膨らみの少ない、所望の本レジストパターン6
9を形成することができる(図12(C)、図13
(C)および図15)。
【0059】なお、この後に行うa−C膜のエッチング
除去は酸素を用いたイオンエッチングにより行うが、こ
の例では0.5W/cm2 、40mtorr程度の処理
条件で、数分で除去することができた。
【0060】また、反射防止パターン上に形成するレジ
ストに化学増幅型ポジレジストを用いる場合は、レジス
トパターンを、レジストパターンの端部が反射防止パタ
ーン上に位置するように形成する。この端部の部分は従
来、露光光の反射の影響を受け、過剰露光となってしま
い光学的後退が生じていたが、ここではレジストパター
ンの端部の下に反射防止パターンが形成されているため
に反射の影響を受けず、このため後退のおそれはなくな
る。したがって、レジストパターンの部分的な形状の矯
正ができるのである。
【0061】
【発明の効果】以上、説明したような形成方法によっ
て、レジストパターンを形成すると、露光光の回折等に
よって生じる近接効果やパターン端部の後退といったパ
ターンへの悪影響を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)〜(D)は、第1の実施の形態の説明に
供する概略的な工程断面図である。
【図2】(A)は、第1の実施の形態の、第1のマスク
の形状を概略的に示した平面図である。(B)は、図1
の(B)の構造体を上から見た概略的な平面図である。
【図3】(A)は、第1の実施の形態の、第2のマスク
の形状を概略的に示した平面図、(B)は、図1の
(D)の構造体を上から見た概略的な平面図である。
【図4】第1の実施の形態中の構造体の露光後放置時間
とパターンの仕上がり寸法との関係を表した関係特性図
である。
【図5】(A)〜(C)は、第2の実施の形態の説明に
供する概略的な工程断面図である。
【図6】(A)〜(C)は、図5に続く工程断面図であ
る。
【図7】図5の(C)の構造体を上から見た概略的な平
面図である。
【図8】(A)は、第2の実施例の形態の説明に供する
構造体の概略的な平面図、(B)は、図6の(C)の構
造体を上から見た概略的な平面図である。
【図9】(A)〜(D)は、第3の実施の形態の説明に
供する概略的な工程断面図である。
【図10】(A)〜(C)は、それぞれ、図9の(B)
〜(D)の構造体を上から見た概略的な平面図である。
【図11】第3の実施の形態中の構造体の露光後放置時
間とパターンの仕上がり寸法との関係を表している関係
特性図である。
【図12】(A)〜(C)は、第4の実施の形態の説明
に供する概略的な工程断面図である。
【図13】(A)〜(C)は、図12の(A)〜(C)
に対応するもう一つの工程断面図である。
【図14】(A)および(B)は、第4の実施の形態の
説明に供する構造体を上から見た概略的な平面図であ
る。
【図15】図12の(C)および図13の(C)の構造
体を上から見た概略的な平面図である。
【図16】(A)および(B)は、従来技術の説明に供
する図である。
【図17】(A)および(B)は、従来技術の説明に供
する光強度分布図である。
【符号の説明】
11:基板 13:化学増幅型ポジレジスト 15:第1のマスク 17:アミン含有雰囲気 19:解像限界 21:スリットパターンの潜像 23:第2のマスク 25:短冊状パターン(レジストパターン) L1 :第1のマスクのスリットパターン幅 P1 :第1のマスクのスペース幅 L2 :スリットパターン潜像の幅 L3 :第2のマスクのスリットパターン幅 P2 :第2のマスクのスペース幅 31a:Ti膜 31b:Ti膜のL/Sパターン(第1のL/Sパター
ン) 31c:TiN膜 33:ポジレジスト 35:第2のL/Sパターン 37:化学増幅型ポジレジスト 39,67:マスク 41a:レジストパターン 41b:裾引き 51,63:第1ネガレジスト層 53:表面保護膜 55a:第1領域 55b:第2領域 55c:第3領域 61:反射防止膜(a−C膜) 65:第2ネガレジスト層 69:本レジストパターン 110:長方形の短冊状パターン 120:補助パターン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01L 21/30 574

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 化学増幅型ポジレジストからなるレジス
    ト層を露光して該レジスト層の露光領域中に酸を発生さ
    せ、その後熱処理により前記酸を触媒としたレジスト反
    応を起こして前記露光領域にパターンの潜像を形成し、
    然る後、前記レジスト層を現像して前記潜像の領域を除
    去することにより、前記レジスト層のパターンを形成す
    るにあたり、 前記露光後から前記熱処理前までの間に、露光済みの前
    記レジスト層を塩基性雰囲気中に一定時間放置すること
    を特徴とするパターン形成方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のパターン形成方法にお
    いて、 前記塩基性雰囲気をアミン含有雰囲気とすることを特徴
    とするパターン形成方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のパターン形成方法にお
    いて、 前記レジスト層に形成すべきパターンを、複数の分解さ
    れたパターンに分け、該分解されたパターンの潜像を順
    次前記レジスト層中に位置を合わせ、重ねて形成するに
    あたり、 前記レジスト層を露光して、その後前記塩基性雰囲気中
    に一定時間放置し、然る後前記熱処理を行う工程を、 前記分解されたパターンの各々について、前記塩基性雰
    囲気中に放置する時間を変えて行うことを特徴とするパ
    ターン形成方法。
  4. 【請求項4】 化学増幅型ポジレジストからなるレジス
    ト層を露光して、前記レジスト層の露光領域中に酸を発
    生させ、その後熱処理により前記酸を触媒としたレジス
    ト反応を起こして前記露光領域にパターンの潜像を形成
    し、然る後、前記レジスト層を現像して前記潜像の領域
    を除去することにより前記レジスト層のパターンを形成
    するにあたり、 基板上面に島状の窒化膜を形成する工程と、 前記窒化膜を含む前記基板上面の全面にわたり前記レジ
    スト層を形成する工程と、 該レジスト層に対して露光およびこれに続く熱処理を行
    って該レジスト層に前記マスクパターンの潜像を、該潜
    像と前記窒化膜とが部分的に重畳するように形成する工
    程とを含むことを特徴とするパターン形成方法。
  5. 【請求項5】 化学増幅型レジストからなるレジスト層
    にマスクパターンを露光した後加熱して該マスクパター
    ンの潜像を形成した後、該レジスト層を現像して前記レ
    ジスト層をパターニングするにあたり、 前記レジスト層が形成された基板を段階的に移動させ、
    かつ各段階での前記基板の移動位置毎に露光機の投影レ
    ンズの開口数(NA)を変化させながら、前記レジスト
    層の前記基板の移動方向に沿った順次の移動位置に対
    し、順次に露光を行って、複数の連続する潜像からなる
    1つの集合潜像パターンを形成する露光工程を含むこと
    を特徴とするパターン形成方法。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のパターン形成方法にお
    いて、 前記露光は、塩基性不純物を前記レジスト層から遮断し
    た環境内で行うことを特徴とするパターン形成方法。
  7. 【請求項7】 基板上面に反射防止膜からなる反射防止
    パターンを形成する工程と、 前記反射防止パターンを埋め込むように、前記基板上面
    にレジスト層を設ける工程と、 前記レジスト層からなるレジストパターンを、当該レジ
    ストパターンの一部が前記反射防止パターン上に位置す
    るように形成する工程とを含んでいることを特徴とする
    パターン形成方法。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載のパターン形成方法にお
    いて、 前記レジスト層としてネガレジスト層を用いる場合、 前記レジストパターンの一部は、近接効果による膨らみ
    を生じる可能性のある箇所とすることを特徴とするパタ
    ーン形成方法。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載のパターン形成方法にお
    いて、 前記レジスト層としてポジレジスト層を用いる場合、 前記レジストパターンの一部は、回折の影響を受けて後
    退する恐れのある箇所とすることを特徴とするパターン
    形成方法。
JP9004047A 1997-01-13 1997-01-13 パターン形成方法 Withdrawn JPH10198048A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000016161A1 (en) * 1998-09-14 2000-03-23 Silicon Valley Group, Inc. Environment exchange control for material on a wafer surface
KR100790687B1 (ko) * 2001-01-15 2008-01-02 산요덴키가부시키가이샤 사진 제판에 의한 패턴 형성 방법
CN100399508C (zh) * 2004-07-02 2008-07-02 富士通株式会社 半导体制造方法和曝光掩模
TWI465865B (zh) * 2008-06-25 2014-12-21 Renesas Electronics Corp 液浸式平版印刷之顯影處理方法,使用於該顯影處理方法之溶液及使用該顯影處理方法之電子裝置

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