JPH1019776A - 吸光度測定装置及びそれを備えた分注装置 - Google Patents

吸光度測定装置及びそれを備えた分注装置

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JPH1019776A
JPH1019776A JP17102496A JP17102496A JPH1019776A JP H1019776 A JPH1019776 A JP H1019776A JP 17102496 A JP17102496 A JP 17102496A JP 17102496 A JP17102496 A JP 17102496A JP H1019776 A JPH1019776 A JP H1019776A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来においては、吸光度測定を行なうために
専用容器への試料の移し替えや容器の正確な位置決めが
必要であった。 【解決手段】 容器10の一方側から光を照射して他方
側で受光し、これにより透過光強度特性102を求め
る。まず、しきい値Kとの比較により容器10の両端が
検出され、その両端の中間点として容器中心が特定され
る。その中心の透過光強度から吸光度が演算される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、試料の吸光度を測
定する吸光度測定装置及びそれを備えた分注装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術及びその課題】従来において、試料の吸光
度を測定する場合には、試料容器からキュベットなどの
専用の容器へ試料をいったん移し替えてから吸光度の測
定が行われていた。従って、その場合には、試料を移し
替える手間及び時間がかかるという問題があった。ま
た、従来において、試料をフローセル中に流通させてそ
の際に光学的に吸光度の測定を行う場合もあったが、そ
の場合には試料が無駄になるという問題があった。
【0003】これに対し、試料を保持した試験管などの
汎用容器に対し、直接的に光を当てて吸光度の測定を行
うことも考えられる。しかし、その場合には、その容器
を吸光度計に適切に位置決めするのが難しく、正確な位
置決めが行われない場合には測定誤差が大きくなるとい
う問題があった。すなわち、光源側から見て円柱状の試
験管の左右両端部分では光が乱反射するので透過光を受
光することは困難であり、また吸光度の測定点が変わる
と試験管中の光路長が変化してしまうという問題があっ
た。
【0004】図11(A)には容器10の中心に光10
0を照射した場合が示され、図11(B)には容器の中
心から一方へ偏位した位置に光100を照射した場合が
示されている。図11のL1及びL2の対比から明らか
なように、(B)の場合では光路長が短くなり、また反
射・散乱なども増加している。
【0005】本発明は、上記従来の課題に鑑みなされた
ものであり、その目的は、試料の移し替えや容器の繁雑
な位置決めを必要とせずに、試験管などの容器中の試料
に対して吸光度の測定を正確に行うことができる吸光度
測定装置を提供することにある。
【0006】また、本発明の目的は、容器の大きさに対
応して吸光度の演算を適切に行うことができる吸光度測
定装置を提供することにある。
【0007】さらに、本発明の目的は、分注用の容器か
ら試料を移し替えることなく吸光度測定を行え、しかも
容器搬送の途中で吸光度測定を行える分注装置を提供す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、試料を収容する透明性をもった容器と、
前記容器に対して光を照射する照射手段と、前記容器を
透過した透過光を受光し、容器の軸方向と直交する方向
に沿った透過光強度特性を得る受光手段と、前記透過光
強度特性に基づいて容器中心の透過光強度を判定する判
定手段と、前記容器中心の透過光強度に基づいて吸光度
を演算する演算手段と、を含むことを特徴とする。
【0009】上記構成によれば、容器の軸方向と直交す
る方向に沿って光の照射が行われ、当該直交方向に沿っ
て透過光強度特性が取得される。そして、その透過光強
度特性から、容器の大きさあるいは直径などが特定さ
れ、そのような情報から容器の中心が判定される。もち
ろん、透過光強度特性から直接的に容器中心を特定して
もよい。そして、容器中心の透過光強度が透過光強度特
性上で特定され、その透過光強度に基づいて吸光度が演
算される。よって、本発明によれば、容器の位置決めを
厳密に行う必要はなく、得られた透過光度特性から容器
中心の透過光強度を判定でき、正確に吸光度を演算する
ことが可能となる。容器の左右端付近では光が大きく反
射・屈折するが、容器中心の透過光強度を利用すれば正
確に吸光度を演算できる。
【0010】本発明は専用容器を利用して吸光度測定を
行う場合の他に、試験管などの汎用容器を利用して吸光
度測定を行う場合に適用でき、殊に後者の場合には試料
の移し替えが不要となるため有用である。
【0011】なお、本発明において、試料の容器は光学
的に透明であれば各種のものを利用でき、測定対象につ
いても光が透過可能なものであれば各種のものを対象と
することができる。測定光としては、白色光又は特定波
長の光を利用でき、可視光の他に非可視光を利用するこ
ともできる。
【0012】本発明の好適な態様では、前記判定手段
は、前記透過光強度特性に基づいて容器両端を検出する
両端検出手段と、前記容器両端の中間点として前記容器
中心を判定する中心判定手段と、を含むことを特徴とす
る。透過光強度特性上において、容器両端では著しい透
過光強度の変化が生じるため、その変化を検出すること
により両端を検出するものである。この場合、両端検出
に当たってはしきい値処理などを適用できる。例えば両
端が検出できればそれは容器の外径(直径)を示すこと
になるので、その中間点として容器中心を判定可能であ
る。
【0013】本発明の好適な態様では、前記容器両端に
基づき容器中の光路長を演算する光路長演算手段と、前
記光路長に基づいて前記透過光強度又は吸光度の補正を
行う補正手段と、を含むことを特徴とする。上記のよう
に容器両端が検出されると、容器の外径を特定でき、す
なわち容器断面が円形であることを前提として容器中の
光路長を特定できる。そして、その光路長に基づいて容
器中心の透過光強度又は吸光度が補正される。
【0014】本発明の好適な態様では、前記容器を搬送
する搬送手段を含み、前記搬送手段による搬送中に吸光
度測定が行われる。
【0015】また、本発明の好適な態様では、前記受光
手段は、一次元または二次元配列された複数の受光素子
を含む。二次元配列された受光素子の概念には、二次元
CCDなども含まれる。
【0016】また、本発明の好適な態様では、前記照射
手段は、特定波長の光を照射することを特徴とする。こ
の構成によれば、試料に応じてまた外部光に応じて適切
な波長の光を選択して吸光度の測定を行える。
【0017】また、本発明の好適な態様では、前記照射
手段は、少なくとも容器外径よりも広がった光を照射す
る。この構成によれば、容器両端を確実に検出できる。
【0018】また、本発明は、分注ノズルによって試料
の分注を行う分注装置において、試料を収容する透明性
をもった分注用の容器と、前記容器に対して光を照射す
る照射手段と、前記容器を透過した透過光を受光し、容
器の軸方向と直交する方向に沿った透過光強度特性を得
る受光手段と、前記容器を搬送する手段であって、搬送
途中において前記照射手段及び前記受光手段の間に前記
容器を挿入する搬送手段と、前記透過光強度特性に基づ
いて容器中心の透過光強度を判定する判定手段と、前記
容器中心の透過光強度に基づいて吸光度を演算する演算
手段と、を含むことを特徴とする。
【0019】上記構成によれば、分注の際に容器を搬送
している途中で、必要に応じて、吸光度の測定を行うこ
とができ、容器を分注装置から吸光度測定装置へ移載す
る手間や時間を解消することができる。また、分注装置
の搬送機構を併用できる利点がある。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態を
図面に基づいて説明する。
【0021】図1には、本発明に係る吸光度測定装置を
備えた分注装置の全体構成がブロック図で示されてい
る。
【0022】図1において、吸光度測定装置12は、容
器10に対して光の照射を行なう発光部14と、容器1
0を透過した光を受光する受光部16と、を含む。これ
らの発光部14及び受光部16は、容器10の搬送経路
上に設置される。容器10は分注を行なう試料あるいは
分注を行なった後の試料を収納したものであり、例えば
透明な試験管である。この容器10は、容器搬送機構1
8によって搬送される。この容器搬送機構18は、例え
ば図2に示すハンドラー20やベルトコンベア(図示せ
ず)などで構成されるものであり、いずれにしても容器
10を何らかの方式で搬送するものである。もちろん、
ラック上の容器10をラックごと搬送するような場合も
本発明の範囲に含まれる。
【0023】分注制御部19は、容器搬送機構18及び
ノズル搬送機構22を制御するものであり、この他に分
注全体に関わる制御を行なっている。ノズル搬送機構2
2は試料の吸引・吐出を行なう分注ノズル24を駆動す
るものであり、この分注ノズル24としては例えばディ
スポーザブルなものを用いることもできる。上記のよう
に、この分注装置において、吸光度の測定は試料に対す
る分注の前あるいは後に行なうことができる。
【0024】吸光度測定装置12において、受光部16
は例えば一次元配列された複数の受光素子で構成され、
各受光素子からの受光信号はそれぞれアンプ26で増幅
された後、A/D変換器28でデジタル信号に変換され
る。このようにデジタル信号に変換された各受光信号は
透過光強度特性の演算・解析を行なうデータ処理部30
に送出される。このデータ処理部30は、後に図10を
用いて説明するように、容器両端の検出、光路長の演
算、吸光度の演算及びその補正などの機能を有するもの
である。メモリ32には、必要に応じて透過光強度特性
が格納され、出力部34にはデータ処理部30の演算結
果が出力される。この出力部34は例えば表示器やプリ
ンタなどで構成される。
【0025】図2には、図1に示した発光部14及び受
光部16の一例が示されている。これらの発光部14及
び受光部16によって測定部40が構成されている。ハ
ンドラー20は容器搬送機構18(図1参照)の一部を
成すものであって、例えばフィンガによって容器10を
掴み上げて一方のラックから他方のラックへ容器10を
搬送するものである。もちろんこのようなハンドラー2
0によらずに例えばベルトコンベアなどによって容器1
0を搬送することもできる。
【0026】本実施形態では、このような容器10の搬
送途中において吸光度の測定が行われる。すなわち例え
ばハンドラー20によって発光部14と受光部16との
間に容器10が適当に位置決めされ、その状態で発光及
び受光が行われ、後に説明する図3に基づく測定原理に
よって吸光度が演算される。容器10に対する発光及び
受光は、その容器10を一旦停止させた状態で行なうこ
ともできるが、発光及び受光が極めて短時間で行われる
ならば容器10の移動途中にそのような測定を行なわせ
てもよい。図2に示す実施形態では、複数の受光素子を
利用し、同時に一次元の透過光強度特性が得られている
が、もちろん単一の受光素子のみを利用して容器10を
移動させることによって透過光強度特性を得てもよい。
【0027】図3には、吸光度の測定原理が示されてい
る。図3において、透過光強度特性102が表されてい
るグラフの横軸は図2に示した受光部16が有する各受
光素子の番号(一次元配列)であり、そのグラフの縦軸
は透過光の強度である。図3に示されるように、透過光
強度特性102においてはその両端付近に鋭い立下がり
がみられ、このように一旦透過光の強度が弱くなった後
に中心付近で透過光がやや強くなっている。すなわち容
器10が円柱形状であるため、アルファベットのWのよ
うな特性となる。本実施形態では、このような特性を前
提として、しきい値Kを利用することによって、まず左
右両端を特定し、その左右両端に基づき中心を判定して
いる。このように中心が求められれば、透過光強度特性
102から中心の透過光強度は容易に求めることができ
る。
【0028】これを具体的に説明すると、まず、透過光
強度特性102の一方側又は両側から透過光強度としき
い値Kとの比較を行ない、しきい値Kを下回った時点の
受光素子番号を特定する。図3では左端S1に対応する
受光素子番号がmとして特定され、右端S2に対応する
受光素子番号がnとして特定されている。このように両
端に相当する受光素子番号が求まれば、(m+n)/2
を演算することにより、容器10の中心に相当する受光
素子番号を容易に特定することができ、これによりその
中心の透過光強度を求めることができる。なお、受光素
子のピッチをP(mm)としてそのピッチPに(n−
m)を乗算すれば、容器10の直径(外径)を求めるこ
とができ、容器10が円柱形状であることを前提とし
て、容器10の中心における光路長を演算することがで
きる。そして、この光路長により容器の種別を判定した
り、あるいは演算される吸光度の補正を行なったりする
こともできる。
【0029】図3に示した原理においては、しきい値を
利用して容器の両端を特定したが、もちろん最初から中
心を特定できるような場合には、そのような両端の特定
を行うことなく直接的に中心を特定してもよい。
【0030】図4には、中心の透過光強度Iから吸光度
ABSを求めるための関数が示されており、図4に示さ
れる式(1)などを利用して図3に示した測定原理から
簡単に吸光度を演算できる。この場合、本実施形態では
光路長を求めることができるので、その光路長に基づい
て吸光係数の演算や吸光度の補正を行なうことができ
る。
【0031】次に、図10を用いて図1に示したデータ
処理部30の動作について詳述する。
【0032】まずS101では、発光部14及び受光部
16の作用によって得られた容器10の軸方向と直交す
る方向の透過光強度特性がデータ処理部30に取り込ま
れる。そして、必要であれば、その透過光強度特性がメ
モリ32に格納される。
【0033】S102では、図3に示したように、その
透過光強度特性を所定のしきい値Kと比較することによ
って、容器10の両端に相当する位置を特定する。S1
03では、このように特定された両端に基づき容器10
の直径すなわち外径が判定される。そして必要であれ
ば、S104においてこのように求められた外径によっ
て容器の種別が判定される。ちなみに、例えば各容器に
応じて何らかの補正が必要である場合には、このように
判別された容器の種別に基づきデータの補正がなされ
る。
【0034】一方、S105では、S102で求められ
た両端の位置に基づいて容器の中心が特定される。そし
て、S106では、その容器の中心の透過光強度が特定
される。
【0035】S107では、図4に示したようなランベ
ルトの法則に基づき、中心の透過光強度から吸光度が演
算される。そしてS108では、必要に応じて、光路長
や容器の種別などに基づいてS107で演算された吸光
度が補正される。もちろん、補正はこの段階で行なって
もよいが、例えば透過光強度に対して補正を行なうこと
もできる。S109では、このように演算された吸光度
が表示器に表示される。
【0036】次に、発光部14及び受光部16の具体的
な実施形態について説明する。
【0037】図5において、発光部14は電源44とこ
の電源から電力が供給される例えばハロゲンランプなど
の白色光源46と、この白色光源46から放出された光
を所定範囲の平行光に変換するレンズ48と、で構成さ
れている。一方、受光部16は例えば複数の受光素子を
一次元配列したセンサなどで構成される。ここで、各受
光素子は約1mmのピッチで直線配列されている。例え
ば試験管などの容器10の外径が20mm程度である場
合、受光素子の数は例えば30個設けられ、すなわち、
30個×1mm=30mmとして試験管の外径よりも受
光開口を大きくする。その理由は、試験管の幅よりも広
い範囲で透過光強度を測定することによって試験管の両
端を検知し、また容器の位置が±5mmずれていても確
実に吸光度の測定が行われるようにするためである。な
お、測定で利用する容器の大きさなどに対応して実際に
駆動する受光素子の数を増減させてもよい。図5に示す
受光部16は、一次元のリニアセンサが用いられていた
が、もちろん二次元のCCDなどを利用することもでき
る。さらに、図6に示すように、発光部14においてレ
ンズ48を用いることなく光源46からの光を拡散光と
し、これに対応して一次元CCDを円弧状に形成するこ
ともできる。このような場合においても容器10の両端
を検出してその中心を容易に特定することができる。上
記の図5及び図6に示した実施形態では、白色光源46
が利用され、すなわち白色光が利用されていたが、もち
ろん特定波長の光を利用することもできる。この場合に
は、図7に示すように白色光源46からの拡散光をレン
ズ48で平行光で変換した後に、例えば回折格子50を
利用して回折散乱させ、これによって特定波長の光のみ
を選択的に抽出し、容器10側へ照射してもよい。ある
いは、図8に示すように、白色光源46からの光を特定
波長のみを通過させる光学フィルタ51に通し、これに
よって特定波長のみの光を選択的に取り出してもよい。
また、光源としては特定の波長の光を発するLEDなど
を利用してもよい。
【0038】図9には、受光部16の他の実施形態が示
されている。この実施形態では、2つの一次元CCD5
2,54が並列して設けられており、各CCD52,5
4は互いに1/2ピッチだけずらして設けられている。
受光素子の小型化には限度があるが、このようなハーフ
ピッチのシフトなどによって分解能を2倍にすることが
できる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば試
料の移し替えや容器の煩雑な位置決めを必要とせずに、
容器中の試料に対して吸光度の測定を正確に行なうこと
ができる。また、本発明によれば、試料の大きさに対応
して吸光度の演算を適切に行なうことができる。さら
に、本発明によれば分注用の容器から試料を移し替える
ことなく吸光度測定を行なうことができ、しかも容器搬
送の途中でその吸光度の測定を行なえるという利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る吸光度測定装置を備えた分注装
置の全体構成を示すブロック図である。
【図2】 発光部及び受光部の具体的な構成を示す図で
ある。
【図3】 吸光度の透過光強度特性に基づく容器中心の
判定を示す原理説明図である。
【図4】 透過光強度と吸光度との関係を示す図であ
る。
【図5】 発光部及び受光部の実施形態を示す図であ
る。
【図6】 発光部及び受光部の他の実施形態を示す図で
ある。
【図7】 発光部の他の実施形態を示す図である。
【図8】 発光部の他の実施形態を示す図である。
【図9】 受光部の他の実施形態を示す図である。
【図10】 データ処理部の動作を示すフローチャート
である。
【図11】 従来の問題を示す図である。
【符号の説明】
10 容器、12 吸光度測定装置、14 発光部、1
6 受光部、18 容器搬送機構、19 分注制御部、
22 ノズル搬送機構、24 分注ノズル、30 デー
タ処理部。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 試料を収容する透明性をもった容器と、 前記容器に対して光を照射する照射手段と、 前記容器を透過した透過光を受光し、容器の軸方向と直
    交する方向に沿った透過光強度特性を得る受光手段と、 前記透過光強度特性に基づいて容器中心の透過光強度を
    判定する判定手段と、 前記容器中心の透過光強度に基づいて吸光度を演算する
    演算手段と、 を含むことを特徴とする吸光度測定装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の装置において、 前記判定手段は、 前記透過光強度特性に基づいて容器両端を検出する両端
    検出手段と、 前記容器両端の中間点として前記容器中心を判定する中
    心判定手段と、 を含むことを特徴とする吸光度測定装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の装置において、 前記容器両端に基づき容器中の光路長を演算する光路長
    演算手段と、 前記光路長に基づいて前記透過光強度又は吸光度の補正
    を行う補正手段と、 を含むことを特徴とする吸光度測定装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の装置において、 前記容器を搬送する搬送手段を含み、 前記搬送手段による搬送中に吸光度測定が行われること
    を特徴とする吸光度測定装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の装置において、 前記受光手段は、一次元または二次元配列された複数の
    受光素子を含むことを特徴とする吸光度測定装置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の装置において、 前記照射手段は、特定波長の光を照射することを特徴と
    する吸光度測定装置。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の装置において、 前記照射手段は、少なくとも容器外径よりも広がった光
    を照射することを特徴とする吸光度測定装置。
  8. 【請求項8】 分注ノズルによって試料の分注を行う分
    注装置において、 試料を収容する透明性をもった分注用の容器と、 前記容器に対して光を照射する照射手段と、 前記容器を透過した透過光を受光し、容器の軸方向と直
    交する方向に沿った透過光強度特性を得る受光手段と、 前記容器を搬送する手段であって、搬送途中において前
    記照射手段及び前記受光手段の間に前記容器を挿入する
    搬送手段と、 前記透過光強度特性に基づいて容器中心の透過光強度を
    判定する判定手段と、 前記容器中心の透過光強度に基づいて吸光度を演算する
    演算手段と、 を含むことを特徴とする分注装置。
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