JPH10197754A - 高分子系導波路ガイドピン用v溝構造の形成方法および高分子系導波路 - Google Patents

高分子系導波路ガイドピン用v溝構造の形成方法および高分子系導波路

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JPH10197754A
JPH10197754A JP34897A JP34897A JPH10197754A JP H10197754 A JPH10197754 A JP H10197754A JP 34897 A JP34897 A JP 34897A JP 34897 A JP34897 A JP 34897A JP H10197754 A JPH10197754 A JP H10197754A
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transparent material
softening
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heat
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JP34897A
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Tetsuya Takeuchi
哲也 竹内
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Sumitomo Riko Co Ltd
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Sumitomo Riko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高分子系導波路と光ファイバーとの接続用ガ
イドピン用V溝構造の形成方法およびそのV溝構造を利
用した高分子系導波路を提供する。 【解決手段】 基板上の導波路接続端面部をプライマー
処理した後高分子系導波路層を形成し;基板裏面に支持
台4を加熱軟化性固着剤5で固定し;導波路層面上に5
より低軟化点の固着剤6でカバー7を固定し;カバー7
側からガイドピン嵌合V溝とコネクタチップ化との切断
を行ない;固着剤6の軟化点以上に加熱しカバー7を除
去し;カバー7除去面に支持台8を固着剤6で固定し;
支持台4側からプライマーの塗布部と未塗布部の境界を
導波路層まで切断し、固着剤5の軟化点以上に加熱して
V溝付ブロック固着導波路を取外し洗浄する高分子系導
波路ガイドピン用V溝構造の形成方法および前記V溝に
ガイドピンを嵌合固定してなる高分子系導波路。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光通信において用
いられる高分子フィルム系光導波路の、特に光ファイバ
コネクタとの接続部分の構造に関する。さらに詳しく言
えば、高分子系導波路ガイドピン用V溝構造の形成方
法、およびそのV溝にガイドピンを嵌合固定してなる高
分子系導波路に関する。
【0002】
【従来の技術およびその課題】光ファイバの開発による
光通信システムの実用化に伴い種々の光通信用部品が開
発されている。中でも導波路型光通信部品には、光ファ
イバーで実証されている低損失の石英系材料が主として
検討されているが、石英系材料では光導波路の作製に長
時間を要すること、作製時に1000℃以上の高温が必要な
こと、大面積化が困難であることなど製造上に問題があ
り、またフレキシブル性に欠けるため取扱いにくいとい
う欠点もある。そこで、近年、これらの問題を解決すべ
く有機高分子系材料の光導波路の研究が広く行なわれて
いる。
【0003】有機高分子材料系の光導波路としては、光
透過性を備えているポリメチルメタクリレート系、ポリ
カーボネート系やポリイミド系の材料が検討されてい
る。ポリメチルメタクリレートやポリカーボネート類
は、低い温度で成形可能であり、石英系材料に比べてフ
レキシブル性を備えているが、耐熱性に劣る。
【0004】ポリイミド類は、耐熱性、電気的性質、機
械的性質に優れており、絶縁膜、プリント配線板などの
電子材料に実績のあるポリイミド類の光導波路用が提案
されている。中でも、フッ素化ポリイミドは光透過性、
耐熱性および耐湿性に優れ、かつその重合成分の組成な
どを変えることにより光導波路のクラッド部とコア部と
の間で必要な屈折率差の制御が容易に行なえるという特
性を有する(特開平4-9807号公報等)。
【0005】石英系や透明材料系光導波路の場合には、
材料が固く形状が安定しているため光ファイバーとの接
続はガイドピンを設けたコネクタによる位置決めで比較
的容易に行なうことができるが、柔軟性を持つ有機高分
子材料系光導波路と光ファイバーとの接続は、その柔軟
性のため、調芯・固定がしにくいという問題がある。従
って、本発明は高分子系導波路と光ファイバーとの接続
が容易に行なえる高分子系導波路のガイドピン用V溝構
造の形成方法およびそのガイドピン用V溝構造を有する
高分子系導波路を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は、コネクタと
の接続のためのガイドピン位置決め用V溝2個を有し対
称形状の対をなす剛性材料からなる2個のブロックの間
に高分子系導波路が接着された構造のガイドピン位置決
め用V溝を有する部材を作製する方法を開発し前記課題
を解決した。
【0007】すなわち、本発明は、 1)基板上1の導波路接続端面相当部分1aをプライマ
ー2で処理する工程;前記プライマー2処理面を含む基
板上に高分子系導波路3を形成する工程;基板1の裏面
に透明材料製支持台4を加熱軟化性固着剤5で固定する
工程;高分子系導波路3形成面上に、前記透明材料製支
持台4の固定に使用した加熱軟化性固着剤5よりも軟化
点の低い加熱軟化性固着剤6で透明材料製カバー7を固
定する工程;前記透明材料製カバー7側から導波路位置
決め用ガイドピン嵌合V溝10の形成のための切断とコ
ネクタチップ化用の切断を行なう工程;透明材料製カバ
ー7固定用加熱軟化性固着剤の軟化点以上、透明材料製
支持台4固定加熱軟化性固着剤の軟化点未満の温度に加
熱して透明材料製カバー7を除去する工程;前記透明材
料製カバー除去面に透明材料製支持台8を加熱軟化性固
着剤6で固定する工程;透明材料製支持台4の方からプ
ライマーの塗布部と未塗布部の境界を導波路層3に達す
る深さまで切断する工程;加熱軟化性固着剤5の軟化点
以上の温度に加熱して両端にV溝付ブロックの接着され
た高分子系導波路を取り外し、洗浄する工程;からなる
ことを特徴とする高分子系導波路ガイドピン用V溝構造
の形成方法、
【0008】2)加熱軟化性固着剤がワックスである前
記1に記載の形成方法、 3)加熱軟化性固着剤5が軟化点60〜200℃のワッ
クスであり、加熱軟化性固着剤6が軟化点35〜80℃
のワックスである前記1または2に記載の形成方法、 4)V溝形成のための切り込みを多芯光ファイバコネク
タ接続時に導波路のコア3aの中心と多芯光ファイバコ
ネクタ側の光ファイバーのコアの中心が一致する位置に
ガイドピンが配置されるように行なう前記1に記載の形
成方法、および 5)前記1乃至4のいずれかに記載の方法により得られ
るガイドピン用V溝にガイドピンを嵌合固定してなる高
分子系導波路を提供する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
高分子系導波路ガイドピン用V溝構造の形成方法を説明
する。
【0010】(1)高分子系導波路のガイドピン位置決
め用V溝を形成するための基板として平滑面を有するシ
リコンや石英等の剛性材料(基板1)を用意する。平面
図を図1に示すように基板1上の導波路のファイバー接
続端面になる部分1aに、高分子系導波路材料層との密
着性を高める目的で、予めプライマー2を処理してお
く。図1では円形の基板の両端部分(2a,2b)およ
び両端部分の2倍の幅で中央部分(2a′+2b′)を
プライマー処理している。この基板からは、将来、高分
子導波路接続端部2aと2a′および2bと2b′を有
する2組のコネクタ接続のガイドピン用V溝構造が形成
される。。プライマーとしては、チタネート系カップリ
ング剤等が用いられる。
【0011】(2)図1をY方向からみた側面断面図を
図2に示すように、プライマー処理面を含む前記基板1
全面の上に高分子系導波路層3を形成する。
【0012】(3)次に、図3の側面断面図に示すよう
に、前記基板1の裏面にガラス、セラミックなどからな
る透明材料製支持台4を加熱軟化性固着剤5にて固定す
る。ここで使用する加熱軟化性固着剤5は、その軟化点
が前記基板上に設けた高分子系導波路材料の耐熱温度よ
り低いが、後述する透明材料製カバー(ガラス、セラミ
ック等)を固定するための加熱軟化性固着剤よりも軟化
点が高いものを使用する。加熱軟化性固着剤5として
は、軟化点が35〜80℃、好ましくは40〜60℃の
材料、例えばワックス類や熱可塑性樹脂類が用いられ
る。
【0013】(4)次いで、高分子系導波路材料面上
に、透明材料製支持台固定に使ったものより軟化点の低
い加熱軟化性固着剤6で透明材料製カバー7を固定する
(図4参照)。
【0014】(5)図5(A)に平面図、図5(A)を
X方向から見た側面断面図を図5(B)に示すように透
明材料製カバー7側から導波路のチップ化および位置決
め用ガイドピン嵌合V溝10形成のため切断を行なう
(チップ化の切断位置をC1 、ガイドピン嵌合V溝用切
断位置をVで示す。)。図5(A)および図5(B)は
都合8組の高分子系導波路を形成する切断を示してい
る。なお、切断には、一般に半導体製造等に使用されて
いるダイシングマシンを使用する。この際のチップ化の
ための切り込みは、透明材料製支持台4に達する深さま
でとする。一方V溝形成のための切り込みは通常の多芯
光ファイバコネクタ(例えば、JIS C5981記載
のコネクタ)と接続した時に導波路のコア3aと多芯光
ファイバコネクタ側の光ファイバーのコアの中心位置が
一致するようにガイドピン11が配置される位置になさ
れる。すなわち、図5(B)に破線で示すように、将来
嵌合されるガイドピン11aおよび11bの中心と導波
路のコア3aの中心とが直線上に来るように角度および
大きさを調整して切断する。このように切断を調整する
ことにより、上下および左右の方向性が無く組立者が容
易に接続できるコネクタを作製することができる。
【0015】(6)次いで、側面断面図を図6に示すよ
うに、透明材料製カバー7固定用加熱軟化性固着剤の軟
化点以上、透明材料製支持台4固定加熱軟化性固着剤の
軟化点未満の温度に加熱して透明材料製カバー7を除去
する。
【0016】(7)透明材料製カバーを除去した面に、
透明材料製支持台8を固定するため先に使用したのと同
一の加熱軟化性固着剤6で固定する。図7は、図6の側
面断面図を逆さにして透明材料製支持台8を固定した状
態の側面断面図である。
【0017】(8)図8(A)に平面図を、また図8
(A)をY方向からみた側面断面図を図8(B)に示す
ように、透明材料製支持台4の方からプライマーの塗布
部と未塗布部の境界を高分子導波路層3に達する深さま
で切断する(切断位置をC2で示す。)。
【0018】(9)次に、加熱軟化性固着剤5の軟化点
まで加熱すると、両端にV溝付ブロックが接着された高
分子導波路をプライマーの未塗布部から容易に外すこと
ができる。これを超音波洗浄等により洗浄することによ
り、コネクタとの接続ガイドピン位置決め用V溝2個を
有し対称形状の対をなす剛性材料からなる2個のブロッ
ク間に高分子系導波路が接着された構造の部材が得られ
る。図9はその部材の斜視図である。
【0019】(10)前記V溝に、従来と同様に鋼製な
どのガイドピンを嵌合固定することにより、本発明の高
分子系導波路が得られる。ガイドピンの嵌合固定は、例
えばガイドピンを嵌め込んだ後上蓋12を接着する方法
(図10)あるいはガイドピン11を嵌め込み、バネ性
の固定部材13で留める方法(図11)、さらには全体
を樹脂でモールドしコネクタ型に成形する方法等によっ
て行なうことができる。
【0020】
【実施例】以下に実施例および比較例を挙げて本発明を
説明する。 実施例1 直径3インチ、厚さ1mmのシリコンウエハー上に導波
路パターンを形成後、導波路と光ファイバの接続端部と
なる位置を中心に幅10mmの間隔分だけ残し、その他
の部分は、3M製メンディングテープ810で覆いフッ
素化ポリイミド用プライマー(日立化成工業社制;OP
Iカップラー)をスピンコータを使用し、スピン条件40
00RPM×30秒で塗布した。その後、メンディングテ
ープを剥がし、シリコンウエハーを、100℃×30分
と250℃×30分加熱処理を行ない、プライマー層を
形成した。
【0021】その後、ポリイミドワニス(日立化成工業
社製;OPIN1005(50Ps))をスピンコート法に
より加熱硬化後の厚みが30μmとなるように塗布した
後、最高温度380℃にて2時間加熱処理を行ない、下
部クラッド層を形成した。次にこの下部クラッド層の上
にスピンコート法によりポリイミドワニス(日立化成工
業社製;OPIN1205(50Ps))を加熱硬化後の厚
みが8μmとなるように塗布した後、最高温度380℃
にて2時間加熱処理を行ない、コア層を形成した。この
上にシリコンを高周波スパッタ蒸着法により0.5μmの
厚さで蒸着した後、その上にフォトレジストで導波路パ
ターンを露光マスクから転写し形成した。次にフォトレ
ジスト層により保護されていないシリコン層を反応性イ
オンエッチングにより除去した後、シリコン層で保護さ
れていないコア層を反応性イオンエッチングにより除去
する。その後シリコン層を同じくエッチングにより除去
しコア部を形成した。次にコア部の上に下部クラッド層
の形成に使用したのと同じポリイミドワニスをスピンコ
ート法により、加熱硬化後の厚みが15μm以上となる
ように塗布し最高温度380℃にて2時間熱処理を行な
い、コア部を埋設し、フッ素化ポリイミドからなる光導
波路を形成した。
【0022】次いで、基板のフッ素化ポリイミド光導波
路層の存在しない面に、直径4インチ、厚さ1mmの70
59ガラスを、100℃に加熱して高軟化点ワックス(日
化精工社製;ABR−30,軟化点82℃)で固定し、
基板の反対側の面に直径3インチ、厚さ0.5mmの7059
ガラスを加熱軟化性ワックス(日化精工社製シフト46
1,軟化点49℃)を60℃で加熱して固定した。次い
でダイシングマシン(岡本工作機械社製;AMD−6
D)にV溝形成用ダイヤモンドブレードを取り付け、通
常の多芯光ファイバコネクタと接続した時に導波路のコ
アと多芯光ファイバコネクタ側の光ファイバのコアの中
心位置が一致するようにガイドピン用V溝を形成した。
【0023】次にチップ化用ダイヤモンドブレードで70
59ガラス製支持台に達する深さでチップに切り離す位置
を切断した。次に60℃に加熱し加熱軟化性ワックスを
軟化させカバーガラスを除去し、その後に直径4イン
チ、厚さ1mmの7059ガラスを同じ加熱軟化性ワックス
で固定する。そしてガラス製支持台1側からプライマー
塗布部と未塗布部の境界をフッ素化ポリイミド層に達す
る深さまでチップ化用ダイヤモンドブレードを使用して
切断した。次いで全体を100℃に加熱しすべてのワッ
クスを軟化させ、基坂付きフッ素化ポリイミド光導波路
を一つずつ切り離し、アルコールで超音波洗浄しワック
スを取り除いた。フッ素化ポリイミド層と基坂のプライ
マー未処理面は超音波洗浄時に容易に剥離した。次いで
ガイドピン用V溝に直径0.7mm、長さ11mmのステ
ンレス製ガイドピンを長さ5mm分だけ端面から突き抜
けるよう挿入しその上に7059ガラス製上蓋をUV接着剤
で固定した。このようにして形成された部材の両端部に
屈折率整合剤を端面に有する1芯多芯光ファイバコネク
タを接続したところ接続損失は両端合わせて 1.0dBで
あった。
【0024】
【発明の効果】本発明は、柔軟性の高分子導波路のコネ
クタ用として、ガイドピン位置決め用V溝2個を対称形
状の対をなす剛性材料からなる2つのブロックに形成
し、前記ブロックの間に高分子系導波路が接着された構
造のガイドピン位置決め用V溝を形成する方法およびそ
の方法により形成された部材のV溝にガイドピンを嵌装
固定してなるコネクタを提供したものである。対称の対
をなす2個の剛性ブロックにガイドピン位置決め用V溝
を有するのでファイバーの調芯工程が不要となり、さら
に通常の多芯光ファイバコネクタと接続可能であり、低
コスト、高精度調芯が可能な高分子系導波路を作製でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 高分子系導波路のガイドピン位置決め用V溝
を形成する基板をプライマー処理した状態の平面図。
【図2】 プライマー処理面を含む基板上に高分子系導
波路を形成した状態の側面断面図。
【図3】 基板の裏面に透明材料製支持台にて固定した
状態の側面断面図。
【図4】 導波路材料面上に透明材料製カバーを固定し
た状態の側面断面図。
【図5】 チップ化およびV溝形成の切断を説明する平
面図(A)、および同じく側面断面図(B)。
【図6】 透明材料製カバーの除去工程を説明する側面
断面図。
【図7】 透明材料製カバーを除去面への透明材料製支
持台の固定を説明する側面断面図。
【図8】 透明材料製支持台側からのプライマーの塗布
部と未塗布部の境界の切断工程を説明する平面図
(A)、および同じく側面断面図(B)。
【図9】 本発明の方法で得られるガイドピン用V溝を
有する部材の斜視図。
【図10】 本発明による高分子系導波路の1例の部分
斜視図。
【図11】 本発明による高分子系導波路の他の1例の
断面図。
【符号の説明】
1 基板 1a プライマー塗布位置 2 プライマー処理層 2a,2a′,2b,2b′ プライマー処理面 3 高分子系導波路層 3a 導波路コア 4,8 透明材料製支持台 5,6 加熱軟化性固着剤 7 透明材料製カバー 10 V溝 11 ガイドピン 12 上蓋 13 固定部材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上1の導波路接続端面相当部分1a
    をプライマー2で処理する工程;前記プライマー2処理
    面を含む基板上に高分子系導波路層3を形成する工程;
    基板1の裏面に透明材料製支持台4を加熱軟化性固着剤
    5で固定する工程;高分子系導波路層3形成面上に、前
    記透明材料製支持台4の固定に使用した加熱軟化性固着
    剤5よりも軟化点の低い加熱軟化性固着剤6で透明材料
    製カバー7を固定する工程;前記透明材料製カバー7側
    から導波路位置決め用ガイドピン嵌合V溝10の形成の
    ための切断とコネクタチップ化用の切断を行なう工程;
    透明材料製カバー7固定用加熱軟化性固着剤の軟化点以
    上、透明材料製支持台4固定加熱軟化性固着剤の軟化点
    未満の温度に加熱して透明材料製カバー7を除去する工
    程;前記透明材料製カバー除去面に透明材料製支持台8
    を加熱軟化性固着剤6で固定する工程;透明材料製支持
    台4の方からプライマーの塗布部と未塗布部の境界を導
    波路層3に達する深さまで切断する工程;加熱軟化性固
    着剤5の軟化点以上の温度に加熱して両端にV溝付ブロ
    ックの接着された高分子系導波路を取り外し、洗浄する
    工程;からなることを特徴とする高分子系導波路ガイド
    ピン用V溝構造の形成方法。
  2. 【請求項2】 加熱軟化性固着剤がワックスである請求
    項1に記載の形成方法。
  3. 【請求項3】 加熱軟化性固着剤5が軟化点60〜20
    0℃のワックスであり、加熱軟化性固着剤6が軟化点3
    5〜80℃のワックスである請求項1または2に記載の
    形成方法。
  4. 【請求項4】 V溝形成のための切り込みを多芯光ファ
    イバコネクタ接続時に導波路のコア3aの中心と多芯光
    ファイバコネクタ側の光ファイバーのコアの中心が一致
    する位置にガイドピンが配置されるよう行なう請求項1
    に記載の形成方法。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれかに記載の方法
    により得られるガイドピン用V溝にガイドピンを嵌合固
    定してなる高分子系導波路。
JP34897A 1997-01-06 1997-01-06 高分子系導波路ガイドピン用v溝構造の形成方法および高分子系導波路 Pending JPH10197754A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006313389A (ja) * 2001-12-28 2006-11-16 Hitachi Chem Co Ltd ポリマー光導波路フィルム

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