JPH10197622A - 魚群探知機の表示方法 - Google Patents
魚群探知機の表示方法Info
- Publication number
- JPH10197622A JPH10197622A JP9004567A JP456797A JPH10197622A JP H10197622 A JPH10197622 A JP H10197622A JP 9004567 A JP9004567 A JP 9004567A JP 456797 A JP456797 A JP 456797A JP H10197622 A JPH10197622 A JP H10197622A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- integrated value
- wake
- displayed
- graph
- fish
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 魚群探知機によって得られた積分値の表示を
見易くすることにより、海域全体の状況を把握し易くし
た魚群探知機の表示方法を提供する。 【解決手段】 収集した積分値を積分値グラフ1により
表示し、積分値グラフ1上の任意の積分値がカーソル4
により選択されると、該積分値を収集した位置を記憶し
ている位置情報により航跡図3の中の航跡6上に位置マ
ーク5により示すようにしたため、積分値の時間変化の
把握が容易となるとともに積分値と該積分値を収集した
航跡6上の位置との関連づけが容易となる。
見易くすることにより、海域全体の状況を把握し易くし
た魚群探知機の表示方法を提供する。 【解決手段】 収集した積分値を積分値グラフ1により
表示し、積分値グラフ1上の任意の積分値がカーソル4
により選択されると、該積分値を収集した位置を記憶し
ている位置情報により航跡図3の中の航跡6上に位置マ
ーク5により示すようにしたため、積分値の時間変化の
把握が容易となるとともに積分値と該積分値を収集した
航跡6上の位置との関連づけが容易となる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、魚群探知機の表示
方法に関する。
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】魚群探知機は、魚群などから反射されて
返ってきたエコーの音響強度を積分することによりある
一定の範囲の海域に存在する魚群の量に比例する値を得
ることができる。
返ってきたエコーの音響強度を積分することによりある
一定の範囲の海域に存在する魚群の量に比例する値を得
ることができる。
【0003】図2は、このような従来の魚群探知機の表
示方法を示した画面表示図である。
示方法を示した画面表示図である。
【0004】従来の魚群探知機の表示方法では、魚群探
知機の表示画面20に航跡図13と、現在位置情報12
と、積分値データ14とを表示していた。
知機の表示画面20に航跡図13と、現在位置情報12
と、積分値データ14とを表示していた。
【0005】航跡図13には、魚群探知機を搭載した船
舶が航行している近辺の海図を表示するとともに、その
海図上に船舶が搭載しているGPS(Global P
ositioning System)装置から得られ
た位置情報を用いて船舶の航跡15を表示し、航跡15
上に魚群探知機によって得られた積分値をその積分値の
大きさに比例した大きさまたは太さを有する円または線
分を表示する。また、航跡図13により表示する航路範
囲は任意に設定することができる。また、航跡図13上
の斜線部分は陸地を示している。
舶が航行している近辺の海図を表示するとともに、その
海図上に船舶が搭載しているGPS(Global P
ositioning System)装置から得られ
た位置情報を用いて船舶の航跡15を表示し、航跡15
上に魚群探知機によって得られた積分値をその積分値の
大きさに比例した大きさまたは太さを有する円または線
分を表示する。また、航跡図13により表示する航路範
囲は任意に設定することができる。また、航跡図13上
の斜線部分は陸地を示している。
【0006】現在位置情報12は、GPS装置から得ら
れた船舶の現在位置の緯度および経度や現在の時刻を示
す。
れた船舶の現在位置の緯度および経度や現在の時刻を示
す。
【0007】積分値データ14は、現在位置における積
分値を示している。
分値を示している。
【0008】この従来の魚群探知機の表示方法では、船
舶が航行した航跡15と積分値の大きさを表した円など
の表示により、魚群の位置およびその量を知ることがで
きた。
舶が航行した航跡15と積分値の大きさを表した円など
の表示により、魚群の位置およびその量を知ることがで
きた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の魚群探
知機の表示方法では、航跡図における航路範囲を大きく
設定すると、円または線分が重なりその海域における魚
群の状況が把握し難く、航路範囲を小さく設定すると航
行している船舶の表示がすぐに画面の枠からはずれてし
まい海域全体の状況が把握し難いという問題点があっ
た。
知機の表示方法では、航跡図における航路範囲を大きく
設定すると、円または線分が重なりその海域における魚
群の状況が把握し難く、航路範囲を小さく設定すると航
行している船舶の表示がすぐに画面の枠からはずれてし
まい海域全体の状況が把握し難いという問題点があっ
た。
【0010】本発明の目的は、魚群探知機によって得ら
れた積分値の表示を見易くすることにより、海域全体の
状況を把握し易くした魚群探知機の表示方法を提供する
ことである。
れた積分値の表示を見易くすることにより、海域全体の
状況を把握し易くした魚群探知機の表示方法を提供する
ことである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の魚群探知機の表示方法は、船舶の位置情報
を入力し、前記船舶の位置が記された海図上に前記船舶
の航跡を重ねて航跡図として表示するとともに、超音波
を水中に発射し、返ってきたエコーの音響強度を積分し
た積分値を前記位置情報と関連づけて記憶し、記憶した
前記積分値と前記位置情報を表示する魚群探知機の表示
方法において、前記積分値の時間変化をグラフにより表
示し、前記グラフ上の任意の積分値が選択されると、該
積分値を収集した位置を前記航跡図上に示すことを特徴
とする。
に、本発明の魚群探知機の表示方法は、船舶の位置情報
を入力し、前記船舶の位置が記された海図上に前記船舶
の航跡を重ねて航跡図として表示するとともに、超音波
を水中に発射し、返ってきたエコーの音響強度を積分し
た積分値を前記位置情報と関連づけて記憶し、記憶した
前記積分値と前記位置情報を表示する魚群探知機の表示
方法において、前記積分値の時間変化をグラフにより表
示し、前記グラフ上の任意の積分値が選択されると、該
積分値を収集した位置を前記航跡図上に示すことを特徴
とする。
【0012】本発明は、収集した積分値をグラフにより
表示し、グラフ上の任意の積分値が選択されると、該積
分値を収集した位置を記憶している位置情報により航跡
図の中の航跡上に示すようにしたものである。
表示し、グラフ上の任意の積分値が選択されると、該積
分値を収集した位置を記憶している位置情報により航跡
図の中の航跡上に示すようにしたものである。
【0013】したがって、積分値の時間変化の把握が容
易となるとともに積分値と該積分値を収集した航跡上の
位置との関連づけが容易となる。
易となるとともに積分値と該積分値を収集した航跡上の
位置との関連づけが容易となる。
【0014】また、本発明の実施態様によれば、前記積
分値グラフは複数の異なる深度の積分値を同時に表示す
る。
分値グラフは複数の異なる深度の積分値を同時に表示す
る。
【0015】本発明は、一度に深度の異なる複数の層の
積分値を表示するようにしたものである。
積分値を表示するようにしたものである。
【0016】したがって、複数の深度の魚群の密度を同
時に知ることができる。
時に知ることができる。
【0017】また、本発明の他の実施態様によれば、前
記積分値を収集した位置を前記航跡図上に示す際、該位
置の緯度および経度と前記積分値を収集した時刻を表示
する。
記積分値を収集した位置を前記航跡図上に示す際、該位
置の緯度および経度と前記積分値を収集した時刻を表示
する。
【0018】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態について
図面を参照して詳細に説明する。
図面を参照して詳細に説明する。
【0019】図1は、本発明の一実施形態の魚群探知機
の表示方法を示した画面表示図である。
の表示方法を示した画面表示図である。
【0020】本実施形態の魚群探知機の表示方法は、積
分値グラフ1と、航跡図3と、現在情報2とを表示す
る。
分値グラフ1と、航跡図3と、現在情報2とを表示す
る。
【0021】積分値グラフ1は、収集した積分値の時間
変化をグラフにして表示する。また、一度に複数の深度
の層の積分値をグラフにして表示することもできる。
変化をグラフにして表示する。また、一度に複数の深度
の層の積分値をグラフにして表示することもできる。
【0022】航跡図3は、船舶の位置が記された海図上
に船舶の航跡6を重ねて表示するとともに積分値グラフ
1上のカーソル4で指し示された積分値データを計測し
た位置の緯度及び経度と時刻を航跡図3上に数字で示す
とともに、その位置を航跡6上に位置マーク5により示
す。また、航跡図3上の斜線部分は陸地を示している。
に船舶の航跡6を重ねて表示するとともに積分値グラフ
1上のカーソル4で指し示された積分値データを計測し
た位置の緯度及び経度と時刻を航跡図3上に数字で示す
とともに、その位置を航跡6上に位置マーク5により示
す。また、航跡図3上の斜線部分は陸地を示している。
【0023】現在情報2は、魚群探知機を搭載した船舶
の現在位置の緯度および経度や、現在時刻、最新の深度
毎の積分値データを表示する。
の現在位置の緯度および経度や、現在時刻、最新の深度
毎の積分値データを表示する。
【0024】次に、本実施形態の使用方法について図1
を参照して説明する。
を参照して説明する。
【0025】本実施形態の魚群探知機の表示方法は、船
舶を航行させながら音波を水中に発射し、返ってきたエ
コーの音響強度を測定し、その音響強度を積分して積分
値として収集し記憶する。その積分値を記憶する際、接
続されたGPS装置により船舶の位置情報を得て、積分
値と位置情報を関連させて記憶しておく。そして、積分
値データの収集後、積分値グラフ1内のカーソル4を何
らかの操作方法により移動させ任意の積分値を選択する
と、航跡図3内にその積分値を収集した位置の緯度およ
び経度を数字により表示するとともにその位置を位置マ
ーク5により航跡6上に指し示す。そのため、積分値の
時間変化を容易に把握しつつ、魚群の位置およびその量
を積分値グラフと海図上の位置と関連づけて知ることが
できる。また、積分値グラフ1は、異なる深度の複数の
層の積分値を表示することができるため、複数の深度の
魚群の位置および密度を知ることができる。
舶を航行させながら音波を水中に発射し、返ってきたエ
コーの音響強度を測定し、その音響強度を積分して積分
値として収集し記憶する。その積分値を記憶する際、接
続されたGPS装置により船舶の位置情報を得て、積分
値と位置情報を関連させて記憶しておく。そして、積分
値データの収集後、積分値グラフ1内のカーソル4を何
らかの操作方法により移動させ任意の積分値を選択する
と、航跡図3内にその積分値を収集した位置の緯度およ
び経度を数字により表示するとともにその位置を位置マ
ーク5により航跡6上に指し示す。そのため、積分値の
時間変化を容易に把握しつつ、魚群の位置およびその量
を積分値グラフと海図上の位置と関連づけて知ることが
できる。また、積分値グラフ1は、異なる深度の複数の
層の積分値を表示することができるため、複数の深度の
魚群の位置および密度を知ることができる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、下記の
ような効果を有する。 (1)積分値をグラフにより表示するため、積分値の時
間変化の把握が容易となる。 (2)積分値グラフ上の任意の積分値が選択されると、
該積分値を収集した位置を航跡上に示すようにしたた
め、積分値グラフと海図上の位置の関連づけが容易とな
る。 (3)深度の異なる複数の層の積分値をグラフにより一
度に表示するため、同時に異なる深度の複数の層の積分
値を知ることができる。
ような効果を有する。 (1)積分値をグラフにより表示するため、積分値の時
間変化の把握が容易となる。 (2)積分値グラフ上の任意の積分値が選択されると、
該積分値を収集した位置を航跡上に示すようにしたた
め、積分値グラフと海図上の位置の関連づけが容易とな
る。 (3)深度の異なる複数の層の積分値をグラフにより一
度に表示するため、同時に異なる深度の複数の層の積分
値を知ることができる。
【図1】本発明の一実施形態の魚群探知機の表示方法を
示した画面表示図である。
示した画面表示図である。
【図2】従来の魚群探知機の表示方法を示した画面表示
図である。
図である。
1 積分値グラフ 2 現在情報 3 航跡図 4 カーソル 5 位置マーク 6 航跡 10 表示画面 12 現在位置情報 13 航跡図 14 積分値データ 15 航跡 20 表示画面
Claims (3)
- 【請求項1】 船舶の位置情報を入力し、前記船舶の位
置が記された海図上に前記船舶の航跡を重ねて航跡図と
して表示するとともに、超音波を水中に発射し、返って
きたエコーの音響強度を積分した積分値を前記位置情報
と関連づけて記憶し、記憶した前記積分値と前記位置情
報を表示する魚群探知機の表示方法において、 前記積分値の時間変化をグラフにより表示し、前記グラ
フ上の任意の積分値が選択されると、該積分値を収集し
た位置を前記航跡図上に示すことを特徴とする魚群探知
機の表示方法。 - 【請求項2】 前記積分値グラフは複数の異なる深度の
積分値を同時に表示する請求項1記載の魚群探知機の表
示方法。 - 【請求項3】 前記積分値を収集した位置を前記航跡図
上に示す際、該位置の緯度および経度と前記積分値を収
集した時刻を表示する請求項1または2記載の魚群探知
機の表示方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9004567A JPH10197622A (ja) | 1997-01-14 | 1997-01-14 | 魚群探知機の表示方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9004567A JPH10197622A (ja) | 1997-01-14 | 1997-01-14 | 魚群探知機の表示方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10197622A true JPH10197622A (ja) | 1998-07-31 |
Family
ID=11587625
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9004567A Pending JPH10197622A (ja) | 1997-01-14 | 1997-01-14 | 魚群探知機の表示方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10197622A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006038330A1 (ja) * | 2004-10-01 | 2006-04-13 | Furuno Electric Co., Ltd. | 魚群の魚量情報を算出可能な水中探知装置及びその方法 |
WO2015029773A1 (ja) | 2013-08-28 | 2015-03-05 | ヤンマー株式会社 | 遠隔サーバ |
-
1997
- 1997-01-14 JP JP9004567A patent/JPH10197622A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006038330A1 (ja) * | 2004-10-01 | 2006-04-13 | Furuno Electric Co., Ltd. | 魚群の魚量情報を算出可能な水中探知装置及びその方法 |
JP2006105701A (ja) * | 2004-10-01 | 2006-04-20 | Hokkaido Univ | 魚群の魚量情報を算出可能な水中探知装置及びその方法 |
GB2432672A (en) * | 2004-10-01 | 2007-05-30 | Furuno Electric Co | Underwater detector and method capable of calculating fish quantity information on school of fish |
GB2432672B (en) * | 2004-10-01 | 2008-04-09 | Furuno Electric Co | Underwater detector and method capable of calculating fish quantity information on school of fish |
US7768875B2 (en) | 2004-10-01 | 2010-08-03 | Furuno Electric Co., Ltd. | Underwater sounding apparatus capable of calculating fish quantity information about fish school and method of such calculation |
WO2015029773A1 (ja) | 2013-08-28 | 2015-03-05 | ヤンマー株式会社 | 遠隔サーバ |
KR20160046789A (ko) | 2013-08-28 | 2016-04-29 | 얀마 가부시키가이샤 | 원격 서버 |
US10223660B2 (en) | 2013-08-28 | 2019-03-05 | Yanmar Co., Ltd. | System for generation of an income distribution map associated with a fishing ship |
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