JPH101966A - ブレ−カの取付用スペ−サ - Google Patents

ブレ−カの取付用スペ−サ

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JPH101966A
JPH101966A JP17849396A JP17849396A JPH101966A JP H101966 A JPH101966 A JP H101966A JP 17849396 A JP17849396 A JP 17849396A JP 17849396 A JP17849396 A JP 17849396A JP H101966 A JPH101966 A JP H101966A
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JP
Japan
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breaker
spacer
bracket
breaker body
spacers
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP17849396A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Gonda
哲夫 権田
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Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Materials Corp filed Critical Mitsubishi Materials Corp
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Publication of JPH101966A publication Critical patent/JPH101966A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F3/00Dredgers; Soil-shifting machines
    • E02F3/04Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven
    • E02F3/96Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with arrangements for alternate or simultaneous use of different digging elements
    • E02F3/966Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with arrangements for alternate or simultaneous use of different digging elements of hammer-type tools

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Mining & Mineral Resources (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Shovels (AREA)
  • Percussive Tools And Related Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スペーサの修理・交換の頻度を低減し、ブレ
ーカでの作業効率を高める。ブレーカ本体に損傷を与え
ることがないスペーサを提供する。 【解決手段】 アーム先端にブレーカブラケット14を
固着し、このブラケット14にスペーサ20を間に挟ん
でブレーカ本体12を取り付ける。油圧源でチゼル13
を駆動し、砕石等を行う。また、小割作業に供する。ス
ペーサ20とブラケット14またはブレーカ本体12と
の間に小石等が入り込んでも、小石等は細かく砕かれ
る。スペーサ20、ブラケット14、ブレーカ本体12
同士が摺接しても、軟鉄製または軟鋼製スペーサ20よ
りクロムモリブデン鋼製のブラケット14、ブレーカ本
体12は硬く、ブラケット14、ブレーカ本体12に磨
耗・損傷が生じない。スペーサ自体の磨耗・損傷も大幅
に低減され、その交換・修理頻度も大幅に減少した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、建設、建築工事
等に用いられるチゼル形のブレーカの取付用スペーサの
改良に関する。
【0002】
【従来の技術】ブレーカは、岩石、コンクリート舗装盤
などを破砕するアタッチメントである。油圧ショベルな
どの本体動力源を利用する油圧ブレーカ、圧縮空気によ
るエアブレーカなどの打撃のみ(鑿)による方式のチゼ
ル形と、本体動力源を利用し、コンクリート板や、コン
クリート柱などを挟み、圧縮、曲げ作用により圧砕する
方式の油圧クラッシャ形とがある。このチゼル形のブレ
ーカは、クローラ車両等のクレーンアームの先端にブラ
ケットを介して取り付けられている。そして、このブラ
ケットとブレーカ本体との間には板状のスペーサが介装
されている。このスペーサはチゼルで発生する振動など
を吸収するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のブレーカのスペーサは、特殊プラスチック製
品であったため、その磨耗が早く、また、割れることも
あった。例えばチゼルを用いての破砕・圧砕・小割作業
にあってはスペーサとブレーカ本体またはスペーサとブ
ラケットとの間に小石・砕石等が侵入することがあるか
らである。その結果、例えばこのスペーサは1ヶ月に2
回ほど交換・修理をしていた。
【0004】このように従来のスペーサでは交換・修理
の頻度が高く、したがって、ブレーカを装着した重機自
体の稼働率も低下していた。例えば、ブレーカを使用し
ての砕石の小割作業等にも遅れを来していた。さらに
は、同じ現場で使用される他の重機の作業能率にも悪影
響を与えていた。
【0005】
【発明の目的】そこで、この発明は、スペーサの修理・
交換の頻度を低減し、ブレーカでの作業効率を高めるこ
とを、その目的としている。また、この発明の目的は、
ブレーカ本体に損傷を与えることがないスペーサを提供
するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、ブレーカ本体とこれを支持するブレーカブラケット
との間に介在されるスペーサを、軟鉄またはこのブレー
カブラケットよりも硬度が小さい炭素鋼もしくは合金鋼
で形成したブレーカの取付用スペーサである。
【0007】請求項2に記載の発明は、上記スペーサ
を、上記ブレーカブラケットよりも低硬度の軟鋼または
半軟鋼で作製した請求項1に記載のブレーカ取付用スペ
ーサである。
【0008】請求項3に記載の発明は、上記ブレーカブ
ラケットをクロムモリブデン鋼で作製した場合、上記ス
ペーサは軟鋼で作製する請求項1または請求項2に記載
のブレーカの取付用スペーサである。
【0009】請求項4に記載の発明は、上記スペーサは
ブレーカ本体とブレーカブラケットとの間で摺動自在に
保持される請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の
ブレーカの取付用スペーサである。
【0010】
【作用】請求項1〜請求項4に記載のブレーカの取付用
スペーサでは、その材質を軟鉄またはブレーカブラケッ
トよりも柔らかい炭素鋼(軟鋼/半軟鋼)もしくは合金
鋼としたため、これらの間に例えば小石等が入り込んで
も小石等を容易に磨滅することができる。そして、この
場合、スペーサに傷が付いたり、割れが生じたりするこ
とはない。また、小石などの挟雑物によってスペーサの
磨耗が促進されることもない。さらには、ブレーカブラ
ケットが夾雑物またはスペーサと摺動接触して磨耗する
ことは完全に阻止される。同時に、ブレーカ本体側の摺
接面の磨耗、損傷を防ぐことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施例に係る
ブレーカの取付用スペーサについて図1〜図3を参照し
て説明する。これらの図において示すように、ブレーカ
11は、4角筒状のブレーカ本体(チゼルホルダ)12
にチゼル13がその長手方向に沿って往復動自在に収納
されて構成されている。チゼル13はブレーカ本体12
の底面より突出して設けられている。ブレーカ本体12
はブレーカブラケット14を介して例えばクレーンアー
ムまたはブーム(図示していない)の先端に取り付けら
れている。ブレーカブラケット14は、大略すると2叉
状であって、角筒状ブレーカ本体12を間に保持するこ
とができる間隔を有して対向した一対の側板15,16
と、これらの側板15,16同士を結合する連結板17
とで構成されている。よって、ブレーカブラケット14
は、これらの側板15,16および連結板17で、その
短手方向断面がコの字形状に形成されており、これらの
側板15,16間にブレーカ本体12が取り付けられて
いる。
【0012】そして、これらのブレーカ本体12とブレ
ーカブラケット14との間にはスペーサ20が介在され
ている。スペーサ20は所定厚さの矩形板で構成されて
いる。具体的には、矩形板であるスペーサ20は、連結
板17とブレーカ本体12側面との間に2枚、そのブレ
ーカ本体12の反対側の側面とサポータ21との間に2
枚それぞれ介装されている。各スペーサ20は、図2、
図3にも示すように、プラグ22の挿入孔23が形成さ
れており、これらの挿入孔23に挿入されたプラグ22
を介してブレーカブラケット14とブレーカ本体12と
の間、さらにはサポータ21との間に挟まれて取り付け
られることとなる。したがって、各スペーサ20の交換
は、サポータ21等を取り外して行うこととなる。な
お、24はブレーカ本体12を固定するための部材の挿
通孔である。
【0013】この場合、ブレーカブラケット14は、例
えばクロムモリブデン鋼(SCM435等)で作製され
ており、ブレーカ本体12、サポータ21も同様の材質
の合金鋼で製造されている。これに対してスペーサ20
は、このクロムモリブデン鋼よりも硬度が低い(柔らか
い)軟鋼で作製されている。SCM435のブリネル硬
度は、269〜331である。一方、スペーサ20に使
用する軟鋼は、その硬度がこのSCM鋼より柔らかいも
のを用いる。例えば軟鋼製スペーサ20はモース硬度で
100〜130とする。または、このスペーサ20を軟
鉄で形成してもよい。軟鉄は、炭素含有量が0.02%
以下の鉄で、電解法または高温溶解法で作製することが
できる。
【0014】以上の構成に係るブレーカ11にあって
は、重機のクレーンアームの先端に取り付けられて、砕
石作業、小割作業等に使用される。すなわち、アーム先
端にブレーカブラケット14を固着し、このブレーカブ
ラケット14にスペーサ20を間に挟んでブレーカ本体
12を取り付けるものである。そして、油圧源により駆
動されると、ブレーカ本体12に支持されたチゼル13
が所定速度で往復動し、砕石などを行う。この場合、ス
ペーサ20とブレーカブラケット14またはスペーサ2
0とブレーカ本体12との間に、小石等が入り込んで
も、これらが相対的に摺動するため、小石等はこれらに
よりさらに細かく砕かれることとなる。スペーサ20、
ブレーカブラケット14、ブレーカ本体12は、小石な
どよりもはるかに硬い材質で作製されているからであ
る。また、これらのスペーサ20、ブレーカブラケット
14、ブレーカ本体12同士が摺接しても、スペーサ2
0に比較してブレーカブラケット14、ブレーカ本体1
2は硬いため、ブレーカブラケット14、ブレーカ本体
12に磨耗・損傷が生じることがない。
【0015】なお、このブレーカブラケットとしては、
SCM415,SCM418等のクロムモリブデン鋼、
さらに他の合金鋼も使用することができる。よって、ス
ペーサとしても、その材質は、この合金鋼などよりも硬
度の小さい炭素鋼、合金鋼を使用することが可能であ
る。使用するスペーサは特殊プラスチックよりも硬度が
高い材質となる。なお、スペーサは砕石作業等での小石
等よりは十分に硬度が高いものである。
【0016】例えば、従来の特殊プラスチック製のスペ
ーサは標準的な砕石、小割り作業でブレーカを用いた場
合、1月に1回、1年に12回交換修理していた。とこ
ろが、同じ作業条件で本発明に係る軟鋼または軟鉄製ス
ペーサを使用したところ、交換修理無しに12カ月の連
続使用に耐えることが明らかとなっている。このよう
に、本発明に係るスペーサでは、そのスペーサの磨耗は
減少し、ブレーカ本体にも損傷を与えることがなく、修
理費の削減、稼働率の向上を図ることができた。
【0017】
【発明の効果】請求項1〜請求項4に記載の発明では、
スペーサに傷が付いたり、割れが生じたりすることはな
い。また、スペーサの磨耗が促進されることもない。す
なわち、スペーサの寿命を従来に比べて飛躍的に延ばす
ことができる。よって、スペーサの修理交換の頻度を低
減することができる。さらには、ブレーカブラケットの
磨耗、損傷を完全になくすことができる。また、ブレー
カ本体側の摺接面の磨耗、損傷を防ぐことができる。よ
って、ブレーカを用いての作業効率を高めることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係るブレーカ示す分解斜
視図である。
【図2】この発明の一実施例に係るスペーサを示す斜視
図である。
【図3】この発明の一実施例に係るスペーサを示す斜視
図である。
【符号の説明】
11 ブレーカ、 12 ブレーカ本体、 13 チゼル、 14 ブレーカブラケット、 20 スペーサ、 21 サポータ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブレーカ本体とこれを支持するブレーカ
    ブラケットとの間に介在されるスペーサを、軟鉄または
    このブレーカブラケットよりも硬度が小さい炭素鋼もし
    くは合金鋼で形成したブレーカの取付用スペーサ。
  2. 【請求項2】 上記スペーサを、上記ブレーカブラケッ
    トよりも低硬度の軟鋼または半軟鋼で作製した請求項1
    に記載のブレーカ取付用スペーサ。
  3. 【請求項3】 上記ブレーカブラケットをクロムモリブ
    デン鋼で作製した場合、上記スペーサは軟鋼で作製する
    請求項1または請求項2に記載のブレーカの取付用スペ
    ーサ。
  4. 【請求項4】 上記スペーサはブレーカ本体とブレーカ
    ブラケットとの間で摺動自在に保持される請求項1〜請
    求項3のいずれか1項に記載のブレーカの取付用スペー
    サ。
JP17849396A 1996-06-18 1996-06-18 ブレ−カの取付用スペ−サ Withdrawn JPH101966A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1627960A3 (en) * 2004-08-18 2007-05-23 Toku Pneumatic Tool MFG Co. Ltd. Breaker mounting bracket
WO2012082872A3 (en) * 2010-12-14 2012-08-09 Caterpillar Inc. Demolition hammer with reversible housing and interchangeable wear plate arrangement

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Effective date: 20030902