JPH10196597A - 輸送用冷凍装置のコンデンシングユニット - Google Patents
輸送用冷凍装置のコンデンシングユニットInfo
- Publication number
- JPH10196597A JPH10196597A JP1602897A JP1602897A JPH10196597A JP H10196597 A JPH10196597 A JP H10196597A JP 1602897 A JP1602897 A JP 1602897A JP 1602897 A JP1602897 A JP 1602897A JP H10196597 A JPH10196597 A JP H10196597A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- engine
- compressor
- pulley
- motor
- drive shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ケーシング2内にエンジン3、商用電源によ
り駆動されるモータ5、エンジン3により遠心クラッチ
9及びベルト14を介して駆動され、或いは、モータ5に
よりベルト15を介して駆動されるコンプレッサ4、エン
ジン3又はモータ5によりベルト14、15、16を介して駆
動されるコンデンサ用冷却フアン6を配設してなる輸送
用冷凍装置のコンディンシングユニットにおいて、コン
プレッサ4の振動に基づく騒音を抑制するとともに補機
類の故障や損傷を防止する。 【解決手段】 コンプレッサ4をその駆動軸21がエンジ
ン3の駆動軸19と平行となるようエンジン3の本体3Aの
側面3Bに剛性支持する。そして、エンジン3をケーシン
グ2の強度部材に防振ゴム17を介して防振支持した。
り駆動されるモータ5、エンジン3により遠心クラッチ
9及びベルト14を介して駆動され、或いは、モータ5に
よりベルト15を介して駆動されるコンプレッサ4、エン
ジン3又はモータ5によりベルト14、15、16を介して駆
動されるコンデンサ用冷却フアン6を配設してなる輸送
用冷凍装置のコンディンシングユニットにおいて、コン
プレッサ4の振動に基づく騒音を抑制するとともに補機
類の故障や損傷を防止する。 【解決手段】 コンプレッサ4をその駆動軸21がエンジ
ン3の駆動軸19と平行となるようエンジン3の本体3Aの
側面3Bに剛性支持する。そして、エンジン3をケーシン
グ2の強度部材に防振ゴム17を介して防振支持した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は輸送用冷凍装置のコ
ンデンシングユニットに関する。
ンデンシングユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の輸送用冷凍装置のコンデンシング
ユニットが図2に示されている。コンデンシングユニッ
ト1のケーシング2内にエンジン3、モータ5、コンプ
レッサ5、ラジェータ8、コンデンサ7、コンデンサ用
冷却フアン6が配設されている。
ユニットが図2に示されている。コンデンシングユニッ
ト1のケーシング2内にエンジン3、モータ5、コンプ
レッサ5、ラジェータ8、コンデンサ7、コンデンサ用
冷却フアン6が配設されている。
【0003】車両の走行中、エンジン3が駆動され、そ
の回転数が所定値を越えると、その出力軸19に取り付け
られた遠心クラッチ9が接となる。かくして、エンジン
3の動力は遠心クラッチ9、プーリ10、ベルト14を介し
てモータ5の出力軸20に取り付けられたプーリ24に伝達
される。そして、このプーリ24と一体化されたプーリ11
からベルト15を介してコンプレッサ4の駆動軸21に取り
付けられたプーリ12に伝達され、このプーリ12と一体化
されたプーリ22からベルト16を介してコンデンサ用冷却
フアン6の駆動軸23に取り付けられたプーリ13に伝達さ
れる。
の回転数が所定値を越えると、その出力軸19に取り付け
られた遠心クラッチ9が接となる。かくして、エンジン
3の動力は遠心クラッチ9、プーリ10、ベルト14を介し
てモータ5の出力軸20に取り付けられたプーリ24に伝達
される。そして、このプーリ24と一体化されたプーリ11
からベルト15を介してコンプレッサ4の駆動軸21に取り
付けられたプーリ12に伝達され、このプーリ12と一体化
されたプーリ22からベルト16を介してコンデンサ用冷却
フアン6の駆動軸23に取り付けられたプーリ13に伝達さ
れる。
【0004】かくして、コンプレッサ4及び冷却フアン
6が駆動され、冷却フアン6によって送風された外気が
コンデンサ7及びラジェータ8を流過してラジェータ8
内を循環するエンジン3の冷却水を冷却する。一方、コ
ンプレッサ4から吐出されたガス冷媒はコンデンサ7に
入り、ここで冷却フアン6により送風される外気に放熱
することによって凝縮し、この液冷媒は図示しない冷凍
庫内に設置されたエバポレータで蒸発することによって
庫内空気を冷却した後コンプレッサ4に戻る。
6が駆動され、冷却フアン6によって送風された外気が
コンデンサ7及びラジェータ8を流過してラジェータ8
内を循環するエンジン3の冷却水を冷却する。一方、コ
ンプレッサ4から吐出されたガス冷媒はコンデンサ7に
入り、ここで冷却フアン6により送風される外気に放熱
することによって凝縮し、この液冷媒は図示しない冷凍
庫内に設置されたエバポレータで蒸発することによって
庫内空気を冷却した後コンプレッサ4に戻る。
【0005】車両が集荷場等に駐車中はエンジン3が停
止され、商用電源からの電流によってモータ5が駆動さ
れる。すると、遠心クラッチ9が断となり、モータ5に
よってコンプレッサ4及び冷却フアン6が駆動される。
止され、商用電源からの電流によってモータ5が駆動さ
れる。すると、遠心クラッチ9が断となり、モータ5に
よってコンプレッサ4及び冷却フアン6が駆動される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のコンデンシ
ングユニットにおいては、エンジン3は防振ゴム17を介
してケーシング2の強度部材に防振支持されているが、
コンプレッサ4はケーシング2に剛性支持されているた
め、コンデンサ4が運転されるとその振動がケーシング
2に伝播して騒音を発生するとともにケーシング2に装
備された補機類の誤作動や故障等を惹起するおそれがあ
った。
ングユニットにおいては、エンジン3は防振ゴム17を介
してケーシング2の強度部材に防振支持されているが、
コンプレッサ4はケーシング2に剛性支持されているた
め、コンデンサ4が運転されるとその振動がケーシング
2に伝播して騒音を発生するとともにケーシング2に装
備された補機類の誤作動や故障等を惹起するおそれがあ
った。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために発明されたものであって、その発明の要旨と
するところは、ケーシング内にエンジン、商用電源によ
り駆動されるモータ、上記エンジンにより遠心クラッチ
及びベルトを介して駆動され、或いは、上記モータによ
りベルトを介して駆動されるコンプレッサ及び上記エン
ジン又はモータによりベルトを介して駆動されるコンデ
ンサ用冷却フアンを配設してなる輸送用冷凍装置のコン
デンシングユニットにおいて、上記コンプレッサをその
駆動軸が上記エンジンの駆動軸と平行となるよう上記エ
ンジンの本体側面に剛性支持し、かつ、上記エンジンを
上記ケーシングの強度部材に防振支持したことを特徴と
する輸送用冷凍装置のコンデンシングユニットにある。
するために発明されたものであって、その発明の要旨と
するところは、ケーシング内にエンジン、商用電源によ
り駆動されるモータ、上記エンジンにより遠心クラッチ
及びベルトを介して駆動され、或いは、上記モータによ
りベルトを介して駆動されるコンプレッサ及び上記エン
ジン又はモータによりベルトを介して駆動されるコンデ
ンサ用冷却フアンを配設してなる輸送用冷凍装置のコン
デンシングユニットにおいて、上記コンプレッサをその
駆動軸が上記エンジンの駆動軸と平行となるよう上記エ
ンジンの本体側面に剛性支持し、かつ、上記エンジンを
上記ケーシングの強度部材に防振支持したことを特徴と
する輸送用冷凍装置のコンデンシングユニットにある。
【0008】他の特徴とするところは、上記コンプレッ
サを上記エンジン本体の上記モータ側の側面に剛性支持
したことにある。
サを上記エンジン本体の上記モータ側の側面に剛性支持
したことにある。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態が図1に示さ
れ、(A) は側面図、(B) は(A) のB−B矢に沿う矢視図
である。コンプレッサ4はその駆動軸21がエンジン3の
駆動軸19と平行となるようにエンジン3の本体3Aのモー
タ5側の側面3Bに剛性支持されている。そして、このコ
ンプレッサ4の駆動軸21にはプーリ11及びこれと一体化
されたプーリ24が取り付けられている。
れ、(A) は側面図、(B) は(A) のB−B矢に沿う矢視図
である。コンプレッサ4はその駆動軸21がエンジン3の
駆動軸19と平行となるようにエンジン3の本体3Aのモー
タ5側の側面3Bに剛性支持されている。そして、このコ
ンプレッサ4の駆動軸21にはプーリ11及びこれと一体化
されたプーリ24が取り付けられている。
【0010】モータ5はコンプレッサ4と冷却フアン6
の駆動軸23との間に配設され、このモータ5の出力軸20
にはプーリ12及びこれと一体化されたプーリ22が取り付
けられている。他の構成は図2に示す従来のものと同様
であり、対応する部材には同じ符号を付してその説明を
省略する。
の駆動軸23との間に配設され、このモータ5の出力軸20
にはプーリ12及びこれと一体化されたプーリ22が取り付
けられている。他の構成は図2に示す従来のものと同様
であり、対応する部材には同じ符号を付してその説明を
省略する。
【0011】しかして、車両の走行中はエンジン3の動
力が遠心クラッチ9、プーリ10、ベルト14、プーリ24を
介してコンプレッサ4に伝達されると同時にプーリ11、
ベルト15、プーリ12、プーリ22、ベルト16、プーリ13を
介して冷却フアン6に伝達される。
力が遠心クラッチ9、プーリ10、ベルト14、プーリ24を
介してコンプレッサ4に伝達されると同時にプーリ11、
ベルト15、プーリ12、プーリ22、ベルト16、プーリ13を
介して冷却フアン6に伝達される。
【0012】車両の駐車中は、モータ5の動力がプーリ
12、ベルト15、プーリ11を介してコンプレッサ4に伝達
されると同時にプーリ22、ベルト16、プーリ13を介して
冷却フアン6に伝達される。なお、この際遠心クラッチ
9が断となるので、エンジン3が駆動されることはな
い。
12、ベルト15、プーリ11を介してコンプレッサ4に伝達
されると同時にプーリ22、ベルト16、プーリ13を介して
冷却フアン6に伝達される。なお、この際遠心クラッチ
9が断となるので、エンジン3が駆動されることはな
い。
【0013】
【発明の効果】本発明においては、コンプレッサをその
駆動軸がエンジンの駆動軸と平行となるようエンジンの
本体側面に剛性支持し、かつ、エンジンをケーシングの
強度部材に防振支持したため、コンプレッサはエンジン
と一緒にケーシングに防振支持されるので、コンプレッ
サの振動に基づく騒音を抑制できるとともに補機類の損
傷を防止できる。
駆動軸がエンジンの駆動軸と平行となるようエンジンの
本体側面に剛性支持し、かつ、エンジンをケーシングの
強度部材に防振支持したため、コンプレッサはエンジン
と一緒にケーシングに防振支持されるので、コンプレッ
サの振動に基づく騒音を抑制できるとともに補機類の損
傷を防止できる。
【0014】コンプレッサをエンジン本体のモータ側の
側面に剛性支持すれば、コンプレッサをエンジン或いは
モータによって容易に駆動できるとともにケーシングの
小形化に資することができる。
側面に剛性支持すれば、コンプレッサをエンジン或いは
モータによって容易に駆動できるとともにケーシングの
小形化に資することができる。
【図1】本発明の実施形態を示し、(A) は側面図、(B)
は(A) のB−B矢に沿う矢視図である。
は(A) のB−B矢に沿う矢視図である。
【図2】従来の輸送用冷凍装置のコンデンシングユニッ
トを示し、(A) は側面図、(B)は(A) のB−B矢に沿う
矢視図である。
トを示し、(A) は側面図、(B)は(A) のB−B矢に沿う
矢視図である。
1 コンデンシングユニット 2 ケーシング 3 エンジン 19 駆動軸 9 遠心クラッチ 5 モータ 4 コンプレッサ 21 駆動軸 6 コンデンサ用冷却フアン 7 コンデンサ 8 ラジェータ 14、15、16 ベルト 10、11、12、13、22、24 プーリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F25D 19/00 540 F25D 19/00 540Z
Claims (2)
- 【請求項1】 ケーシング内にエンジン、商用電源によ
り駆動されるモータ、上記エンジンにより遠心クラッチ
及びベルトを介して駆動され、或いは、上記モータによ
りベルトを介して駆動されるコンプレッサ及び上記エン
ジン又はモータによりベルトを介して駆動されるコンデ
ンサ用冷却フアンを配設してなる輸送用冷凍装置のコン
デンシングユニットにおいて、 上記コンプレッサをその駆動軸が上記エンジンの駆動軸
と平行となるよう上記エンジンの本体側面に剛性支持
し、かつ、上記エンジンを上記ケーシングの強度部材に
防振支持したことを特徴とする輸送用冷凍装置のコンデ
ンシングユニット。 - 【請求項2】 上記コンプレッサを上記エンジン本体の
上記モータ側の側面に剛性支持したことを特徴とする請
求項1記載の輸送用冷凍装置のコンデンシングユニッ
ト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1602897A JPH10196597A (ja) | 1997-01-14 | 1997-01-14 | 輸送用冷凍装置のコンデンシングユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1602897A JPH10196597A (ja) | 1997-01-14 | 1997-01-14 | 輸送用冷凍装置のコンデンシングユニット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10196597A true JPH10196597A (ja) | 1998-07-31 |
Family
ID=11905124
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1602897A Withdrawn JPH10196597A (ja) | 1997-01-14 | 1997-01-14 | 輸送用冷凍装置のコンデンシングユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10196597A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001324252A (ja) * | 2000-05-12 | 2001-11-22 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 陸上輸送用冷凍装置のパワーパック |
JP2010014389A (ja) * | 2008-07-07 | 2010-01-21 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | エンジン駆動式冷凍装置 |
JP2010052544A (ja) * | 2008-08-27 | 2010-03-11 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 車載用冷凍、空調ユニットの送風装置 |
-
1997
- 1997-01-14 JP JP1602897A patent/JPH10196597A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001324252A (ja) * | 2000-05-12 | 2001-11-22 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 陸上輸送用冷凍装置のパワーパック |
JP2010014389A (ja) * | 2008-07-07 | 2010-01-21 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | エンジン駆動式冷凍装置 |
JP2010052544A (ja) * | 2008-08-27 | 2010-03-11 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 車載用冷凍、空調ユニットの送風装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040406 |