JP2001027465A - 輸送用冷凍装置のコンデンシングユニット - Google Patents

輸送用冷凍装置のコンデンシングユニット

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JP2001027465A
JP2001027465A JP11198758A JP19875899A JP2001027465A JP 2001027465 A JP2001027465 A JP 2001027465A JP 11198758 A JP11198758 A JP 11198758A JP 19875899 A JP19875899 A JP 19875899A JP 2001027465 A JP2001027465 A JP 2001027465A
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JP
Japan
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compressor
condenser
radiator
condensing unit
engine
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JP11198758A
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English (en)
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Yoshimi Shimodaira
良美 下平
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 陸上輸送用冷凍装置において、ラジエータと
コンデンサの全面に対し十分な冷却外気を供給可能にし
つつも、小型化可能に構成したコンデンシングユニット
を提供すること。 【解決手段】 コンデンシングユニット1のケーシング
2内には、エンジン3、電動モータ5、前記エンジン3
又は電動モータ5によって駆動されるコンプレッサ4、
前記エンジン3の冷却水を冷却するラジエータ8、及び
前記コンプレッサ4で圧縮された冷媒を凝縮させるコン
デンサ7が配置されている。電動モータ5及びコンプレ
ッサ4は両軸構造とされ、同電動モータ5及びコンプレ
ッサ4の一方の軸端にはそれぞれ動力伝動用のプーリ1
2,11を取り付けるとともに、他方の軸端には前記コ
ンデンサ7及びラジエータ8冷却用の冷却ファン6a,
6bをそれぞれ取り付け、コンデンサ7に対面させて並
置してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、陸上輸送車両等に
取り付けられる輸送用冷凍装置のコンデンシングユニッ
トに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のサブエンジン式陸上輸送用冷凍装
置の全体装備の例が図3に示してある。図3に示された
陸上輸送用冷凍装置は、コンデンシングユニット1と、
エバポレータユニット30との2つのユニットから構成
されている。コンデンシングユニット1は、冷凍庫10
0の外の下部においてシャーシに吊下げられ、エバポレ
ータユニット30は冷凍庫100内に設置されており、
このコンデンシングユニット1とエバポレータユニット
30は、冷媒配管40と50で接続されている。
【0003】コンデンシングユニット1の構成を図4,
図5に示してあり、コンデンシングユニット1はそのケ
ーシング2内にエンジン3、このエンジン3によって駆
動されるコンプレッサ4、商用電源によってコンプレッ
サ4を駆動する電動モータ5を有し、これらはそれぞれ
その駆動軸を平行に配設されている。
【0004】電動モータ5は両軸構造で、その回転軸の
片側には冷却ファン6が取り付けられていて、この冷却
ファン6は、コンプレッサ4によって圧縮された冷媒を
凝縮させるコンデンサ7及びエンジン3の冷却水を冷却
するラジエータ8に外気を導入してこれらを冷却する働
きをする。
【0005】エンジン3の動力は、その駆動軸先端に装
備された遠心クラッチ9によって伝動ベルト14,15
を介して電動モータ5を中継してコンプレッサ4に伝達
され、併せて電動モータ5の回転軸の片側に取り付けら
れた冷却ファン6も駆動される。
【0006】コンプレッサ4の駆動には、エンジン3又
は電動モータ5の一方が使われる。すなわち、車両走行
中はエンジン3が使用され、エンジン3の回転数の上昇
に伴って遠心クラッチ9が接続状態になり、エンジン3
の動力は伝動プーリ10につながり、伝動ベルト14,
15を介して電動モータ5及びコンプレッサ4を駆動す
る。電動モータ5が駆動されると冷却ファン6が駆動さ
れる。
【0007】一方、車両が停車中は、商用電源が使用可
能なときは、電動モータ5が使用され電動モータ5によ
ってコンプレッサ4が駆動され、電動モータ5の回転軸
の片側に取り付けられた冷却ファン6も駆動され、コン
デンサ7及びラジエータ8に外気を導入しこれらを冷却
する。この場合、エンジン3の遠心クラッチ9は駆動さ
れないので電動モータ5の動力はエンジン3に伝達され
ることはない。
【0008】以上のようにエンジン3又は電動モータ5
によってコンプレッサ4が駆動されると、コンプレッサ
4で圧縮された高圧・高温のガス冷媒はコンデンサ7に
圧送され、ここで冷却ファン6によって導入された外気
により冷却され凝縮液化する。この液冷媒は冷媒配管5
0を経てエバポレータ30に送られ、そこで冷凍庫10
0の庫内空気と熱交換し、庫内空気を冷却し冷媒は蒸発
気化する。この蒸発気化したガス冷媒は冷媒配管40を
経てコンプレッサ4に戻る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
従来の冷凍装置においては、コンデンシングユニット1
を小形化するため電動モータ5を両軸とし、一方に伝動
プーリ12、もう一方に冷却ファン6を配した構造とし
ているが、冷却ファン6が1個であること及びケーシン
グ2内の配置上コンデンサ7の中心から冷却ファン6が
外れることにより、冷却ファン6が導入した外気をコン
デンサ7並びにラジエータ8の全面に十分供給すること
ができず、コンデンサ7、ラジエータ8の性能が十分引
き出せないこととなっていた。
【0010】そのため性能を確保するためにはコンデン
サ7及びラジエータ8を大きくする必要が有り、コンデ
ンシングユニット1の大形化となる不具合がある。ある
いは冷却ファンが導入する外気量を増やす手段としてエ
ンジン3で駆動の場合、伝動プーリ10と伝動プーリ1
2のプーリ比を変更し冷却ファン6の回転数を上げるこ
とも考えられるが、この場合は、外気量増加に伴い騒音
も増加する不具合がある。
【0011】本発明は、輸送用冷凍装置において、ラジ
エータとコンデンサの全面に対し十分な冷却外気を供給
可能にしつつも、小型化可能に構成したコンデンシング
ユニットを提供することを課題としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明は、エンジン、電動モータ、前記エンジン又
は電動モータによって駆動されるコンプレッサ、前記エ
ンジンの冷却水を冷却するラジエータ、及び前記コンプ
レッサで圧縮された冷媒を凝縮させるコンデンサが配置
された陸上輸送用冷凍装置のコンデンシングユニットに
おいて、前記電動モータ及びコンプレッサを両軸構造と
し、同電動モータ及びコンプレッサの一方の軸端にはそ
れぞれ動力伝動用のプーリを取り付けるとともに、他方
の軸端には前記コンデンサ及びラジエータ冷却用の冷却
ファンをそれぞれ取り付けた構造の輸送用冷凍装置のコ
ンデンシングユニットを提供する。
【0013】本発明によるこのコンデンシングユニット
においては、前記ラジエータ及び前記コンデンサを重ね
て配置するとともに、前記電動モータ及びコンプレッサ
の他方の軸端にそれぞれ取り付けられた2つの冷却ファ
ンを前記コンデンサに対面させて並置した構成とするこ
とができる。
【0014】このように、本発明のコンデンシングユニ
ットでは、電動モータとコンプレッサが共に両軸構造と
され、それらの軸端にコンデンサ及びラジエータ冷却用
の冷却ファンが取り付けられて、その2つの冷却ファン
によってコンデンサとラジエータに外気を導入して冷却
するので、コンデンサとラジエータに対し外気が均等に
通過するよう導入させることができる。これによって、
コンデンサとラジエータの熱交換性能を十分に発揮させ
ることができる。
【0015】また、本発明のコンデンシングユニットで
は、2つのファンでコンデンサ及びラジエータに均等に
外気を導いて冷却させる結果、コンデンサとラジエータ
の熱交換性能が良くなってそれらを小形化することが可
能となり、コンデンシングユニットの小形化が可能であ
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるコンデンシン
グユニットを図1,図2に示した実施の一形態に基づい
て具体的に説明する。図1,図2において、1は陸上輸
送用冷凍装置のコンデンシングユニットを示し、コンデ
ンシングユニット1のケーシング2内には、エンジン
3、電動モータ5、コンプレッサ4が配置されている。
エンジン3の駆動力は遠心クラッチ9を介して伝動プー
リ10に伝えられるようになっている。
【0017】コンプレッサ4及び電動モータ5には、そ
れぞれ伝動プーリ11及び12が取り付けられており、
これらの伝動プーリ10,11,12の間に掛け渡され
た伝動ベルト14及び15によって動力が伝達されるよ
うに構成されている。また、ケーシング2内には、コン
プレッサ4で圧縮された冷媒を凝縮させるためのコンデ
ンサ7と、エンジン3の冷却水を冷却するためのラジエ
ータ8が重ね合わせた状態で配置されている。
【0018】以上の構成は、図4,図5に示した従来の
コンデンシングユニットの構成と同じである。図1,図
2に示したコンデンシングユニットは、図4,図5に示
されたものと違い、コンプレッサ4が電動モータ5と同
様に両軸構造となっていて、伝動プーリ11と反対側に
冷却ファン6bが取り付けられている。
【0019】コンプレッサ4に取り付けられた冷却ファ
ン6bは、電動モータ5に取り付けられた冷却ファン6
aと並置され、ラジエータ8と重ねて配置されたコンデ
ンサ7の中心部に対面させてある。このように、図1,
図2のコンデンシングユニット1では、両軸の電動モー
タ5の一端に取り付けられた冷却ファン6aと、両軸の
コンプレッサ4の一端に取り付けられた冷却ファン6b
によってコンデンサ7及びラジエータ8に対し均等に外
気を通過させることができる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、エンジ
ン、電動モータ、前記エンジン又は電動モータによって
駆動されるコンプレッサ、前記エンジンの冷却水を冷却
するラジエータ、及び前記コンプレッサで圧縮された冷
媒を凝縮させるコンデンサが配置された陸上輸送用冷凍
装置のコンデンシングユニットにおいて、前記電動モー
タ及びコンプレッサを両軸構造とし、同電動モータ及び
コンプレッサの一方の軸端にはそれぞれ動力伝動用のプ
ーリを取り付けるとともに、他方の軸端には前記コンデ
ンサ及びラジエータ冷却用の冷却ファンをそれぞれ取り
付けて構成した輸送用冷凍装置のコンデンシングユニッ
トを提供する。
【0021】このように、本発明によるコンデンシング
ユニットでは、両軸の電動モータの片側、及び同じく両
軸のコンプレッサの片側にそれぞれ冷却ファンを取り付
け、それらをコンデンサとラジエータに対面させて取り
付けるなどにより、2個の冷却ファンにより導入された
外気をコンデンサとラジエータに均等に通過させること
ができるためコンデンサ及びラジエータの熱交換性能を
十分に発揮させることが可能となる。
【0022】また、本発明によれば、コンデンサとラジ
エータの熱交換性能を十分に発揮させることにより、そ
れらを小形化することが可能となり、コンデンシングユ
ニットの小型化が可能となる。一方、熱交換性能を十分
に発揮させることにより冷却ファンの小形化あるいは回
転数の低減が可能となり、騒音の低減が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態によるコンデンシングユ
ニットの構成を示す平面図。
【図2】図1に示すコンデンシングユニットの側面図。
【図3】陸上輸送用冷凍装置の全体装備図。
【図4】従来のコンデンシングユニットの構成を示す平
面図。
【図5】図4に示すコンデンシングユニットの側面図。
【符号の説明】
1 コンデンシングユニット 2 ケーシング 3 エンジン 4 コンプレッサ 5 電動モータ 6a 冷却ファン 6b 冷却ファン 7 コンデンサ 8 ラジエータ 9 遠心クラッチ 10 伝動プーリ 11 伝動プーリ 12 伝動プーリ 14 伝動ベルト 15 伝動ベルト 30 エバポレータユニット 40 冷媒配管 50 冷媒配管 100 冷凍庫

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジン、電動モータ、前記エンジン又
    は電動モータによって駆動されるコンプレッサ、前記エ
    ンジンの冷却水を冷却するラジエータ、及び前記コンプ
    レッサで圧縮された冷媒を凝縮させるコンデンサが配置
    された陸上輸送用冷凍装置のコンデンシングユニットに
    おいて、前記電動モータ及びコンプレッサを両軸構造と
    し、同電動モータ及びコンプレッサの一方の軸端にはそ
    れぞれ動力伝動用のプーリを取り付けるとともに、他方
    の軸端には前記コンデンサ及びラジエータ冷却用の冷却
    ファンをそれぞれ取り付けたことを特徴とする輸送用冷
    凍装置のコンデンシングユニット。
  2. 【請求項2】 前記ラジエータ及び前記コンデンサを重
    ねて配置するとともに、前記電動モータ及びコンプレッ
    サの他方の軸端にそれぞれ取り付けられた2つの冷却フ
    ァンを前記コンデンサに対面させて並置したことを特徴
    とする請求項1記載のコンデンシングユニット。
JP11198758A 1999-07-13 1999-07-13 輸送用冷凍装置のコンデンシングユニット Withdrawn JP2001027465A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007099131A (ja) * 2005-10-05 2007-04-19 Sumitomo Electric Ind Ltd 超電導機器を備えた冷凍車
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Effective date: 20061003