JPH10196454A - スターリングサイクル機関 - Google Patents

スターリングサイクル機関

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JPH10196454A
JPH10196454A JP32967897A JP32967897A JPH10196454A JP H10196454 A JPH10196454 A JP H10196454A JP 32967897 A JP32967897 A JP 32967897A JP 32967897 A JP32967897 A JP 32967897A JP H10196454 A JPH10196454 A JP H10196454A
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JP
Japan
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piston
stirling
compression
displacer
space
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Application number
JP32967897A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Sekiya
弘志 関谷
Takashi Inoue
貴至 井上
Eiju Fukuda
栄寿 福田
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02GHOT GAS OR COMBUSTION-PRODUCT POSITIVE-DISPLACEMENT ENGINE PLANTS; USE OF WASTE HEAT OF COMBUSTION ENGINES; NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F02G2243/00Stirling type engines having closed regenerative thermodynamic cycles with flow controlled by volume changes
    • F02G2243/02Stirling type engines having closed regenerative thermodynamic cycles with flow controlled by volume changes having pistons and displacers in the same cylinder
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02GHOT GAS OR COMBUSTION-PRODUCT POSITIVE-DISPLACEMENT ENGINE PLANTS; USE OF WASTE HEAT OF COMBUSTION ENGINES; NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F02G2243/00Stirling type engines having closed regenerative thermodynamic cycles with flow controlled by volume changes
    • F02G2243/30Stirling type engines having closed regenerative thermodynamic cycles with flow controlled by volume changes having their pistons and displacers each in separate cylinders
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02GHOT GAS OR COMBUSTION-PRODUCT POSITIVE-DISPLACEMENT ENGINE PLANTS; USE OF WASTE HEAT OF COMBUSTION ENGINES; NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F02G2244/00Machines having two pistons

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で且つ安価に所望のスターリング
冷凍機、スターリングエンジン発電機等のスターリング
サイクル機関を提供する。 【解決手段】 少なくとも1つのシリンダを有するハウ
ジング1と、ハウジング1内に収納された電動要素6
と、電動要素6によって駆動されるスターリング冷凍機
部とを備え、前記シリンダは前記スターリング冷凍機部
のピストン又はディスプレーサのクロスガイドとされて
いる構成とした。この場合、前記シリンダを前記スター
リング冷凍機部のピストン又はディスプレーサのクロス
ガイドとすると共に、電動要素6を発電機としたり、並
設されたシリンダ内を往復動するピストン又はディスプ
レーサのクロスガイドは位相差を有するようにする等の
各種の構成が考えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、スターリングサイ
クル機関に係り、簡単な構成で且つ安価に所望のスター
リング冷凍機、スターリングエンジン発電機等のスター
リングサイクル機関を提供できるように工夫したものに
関する。
【0002】
【従来の技術】スターリング冷凍機やスターリングエン
ジン発電機等のスターリングサイクル機関としては、例
えば、「T.OTAKA, et al., EXPERIMENTAL STUDY ON A 1
00WCLASS STIRLING CYCLE COOLER, Proc.7th ICSC, 95
088,1995」(以下文献Aという)や「A.BAUMULLER, et
al.,SOLAR STIRLING R+D-ACTIVITIES IN GERMANY,Pro
c.7th ICSC, 95 IP02,1995 」(以下文献Bという)に
示すようなものがある。即ち、文献Aには、図14に示
すようなプロトタイプのスターリング冷凍機が記載され
ている。同図において、201は真空絶縁ケース、20
2は冷却壁、203は膨張室、204はシリンダ、20
5はフィン、206はディスプレーサ、207は再生
器、208はラジェータ、209はパイプ、210は圧
縮室、211はピストン、212はピストンロッド、2
13は駆動ディスク、214はクランクシャフト、21
5は駆動用モータ、216はクランクボックス、217
はロータリエンコーダ、218はバランスウェイトであ
る。なお、このものでは作動媒体としてヘリウムを使用
し、冷凍能力として100Wの能力が出せることが記載
されている。一方、文献Bには、図15に示すようなソ
ーラシステムに適用されるスターリングエンジンが記載
されている。同図において、クランクシャフト221を
基点として圧縮ピストン222側にシリンダブロック2
23、水管224、ガス冷却器225、再生器226が
配置されている。なお、227はシーリングユニットで
ある。又、膨張ピストン228側にもシーリングユニッ
ト229が設けられている。230は油溜め、231は
油フィルタ、232は太陽光の採光部である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成による
と、次のような問題があった。上記文献Aや、文献Bに
記載されているスターリングサイクル機関は、いずれも
その実用化には多くの問題があり、特に、駆動部の部品
の調達や、駆動部を構成する構成部品の購入に困難を要
してしまい、結局、コストが上昇してしまうという問題
があった。
【0004】本発明はこのような点に基づいてなされた
もので、その目的とするところは、簡単な構成で且つ低
コストで、所望の性能を発揮する機関を得ることを可能
にしたスターリングサイクル機関を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1によるスターリングサイクル機関
では、少なくとも1つのシリンダを有するハウジング
と、このハウジング内に収納された電動要素と、この電
動要素によって駆動されるスターリング冷凍機部とを備
え、前記シリンダを前記スターリング冷凍機部のピスト
ン又はディスプレーサのクロスガイドとしたことを特徴
とするものである。請求項2によるスターリングサイク
ル機関では、少なくとも1つのシリンダを有するハウジ
ングと、このハウジング内に収納された電動要素と、ス
ターリング冷凍機部とを備え、前記シリンダを前記スタ
ーリング冷凍機部のピストン又はディスプレーサのクロ
スガイドとすると共に、前記電動要素を発電機としたこ
とを特徴とするものである。請求項3によるスターリン
グサイクル機関では、請求項1又は2記載のスターリン
グサイクル機関において、並設されたシリンダ内を往復
動するピストン又はディスプレーサのクロスガイドは位
相差を有することを特徴とするものである。請求項4に
よるスターリングサイクル機関では、請求項1又は2記
載のスターリングサイクル機関において、ハウジングの
シール面に封入ガスの漏洩を防止する気密シールを設け
たことを特徴とするものである。請求項5によるスター
リングサイクル機関では、請求項1又は2記載のスター
リングサイクル機関において、 ピストン又はディスプ
レーサを連結したクランク軸の少なくとも一端にフライ
ホイールを設けたことを特徴とするものである。
【0006】即ち、本発明によるスターリングサイクル
機関は、既存の半密閉型コンプレッサをスターリングサ
イクル機関の駆動部として使用するようにしたものであ
り、コンプレッサの圧縮要素側に、スターリングサイク
ル機構部を連結したものである。それによって、簡単な
構成で所望のスターリングサイクル機関、例えば、スタ
ーリング冷凍機、スターリングエンジン発電機を得るこ
とが可能になる。
【0007】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)以下、図1乃至図7を参照して、
本発明の第1の実施の形態を説明する。まず、図1及び
図2を参照して、本実施の形態であるスターリング冷凍
機として機能するスターリングサイクル機関の構成から
説明する。本実施の形態におけるスターリング冷凍機1
00は、その駆動部として、既存のコンプレッサ、例え
ば、半密閉型コンプレッサを使用しており、まず、その
コンプレッサ側から説明する。図1及び図2に示すよう
に、1はシリンダ2を有する鋳物で形成されたハウジン
グで、このハウジング1内は、区画壁3によってモータ
室4とクランク室5とに区画され、このモータ室4には
電動要素6が、クランク室5には回転運動を往復運動に
変換する機構部7が夫々収納されている。この機構部7
は半密閉型コンプレッサとして使用する場合には、圧縮
要素として機能する。モータ室4の開口及びクランク室
5の開口は夫々閉塞部材8で閉塞され、これらの閉塞部
材8は高気密ガスケット9を介して複数のボルト10に
よってハウジング1に固定されている。又、高密度ガス
ケット9は夫々の部品の接合部の間に介在されてシール
を行っている。ハウジング1内には、区画壁3の軸受部
11に軸支されたクランクシャフト12が回転可能に配
置されている。電動要素6は、ハウジング1のモータ室
4の内周壁に固定されたステータ13と、このステータ
13の内周側に回転可能に配置されたロータ14とから
構成され、このロータ14の中央にクランクシャフト1
2が固定されている。15は端子箱で、電動要素6と外
部電源(図示せず)とを接続している。
【0008】機構部7は、クランクシャフト12のクラ
ンク室5内に延びたクランク部16a、16bと、この
クランク部16a、16bに連結されたコンロッド17
a、17bと、このコンロッド17a、17bの先端に
取り付けられたクロスガイドヘッド18a、18bとで
構成され、後述するスターリング冷凍機部の駆動手段と
して作用している。又、クランクシャフト12にはスタ
ーリング冷凍機部とのバランスをとるバランスウエイト
12a,12bが取り付けられている。クロスガイドヘ
ッド18a、18bは、ハウジング1のシリンダ2の内
壁に設けられたクロスガイドライナ19a、19b内を
往復動可能に配置されている。そして、シリンダ2はク
ロスガイドヘッド18a、18bを案内するクロスガイ
ドとして機能している。クランク部16a、16bは9
0°位相差を付けて形成されている。スターリング冷凍
機部20は、ハウジング1のクランク室5の上部に、圧
縮シリンダ21と、この圧縮シリンダの上に膨張シリン
ダ22とを配置して形成される。
【0009】圧縮シリンダ21は、ハウジング1にボル
ト23によって固定される圧縮シリンダブロック24
と、この圧縮シリンダブロックの空間25内を往復摺動
してこの空間を圧縮空間26にして圧縮させて高温室2
7にする圧縮ピストン28と、この圧縮ピストンに一端
を固定し、他端をピン29aによってクロスガイドヘッ
ド18aに回動自在に連結された圧縮ピストンロッド3
0とで構成されている。空間25を往復動する圧縮ピス
トン28は上死点及び下死点で摺動方向が反転するた
め、速度がゼロになり、上死点及び下死点付近では速度
が遅く単位時間当たりの容積の変化量も小さく、下死点
から上死点及び上死点から下死点に向かって移動すると
きの夫々の中間点で最高速度になり、単位時間当たりの
ピストンの移動による容積の変化量も最大となる。
【0010】膨張シリンダ22は、圧縮シリンダ21の
上部にボルト(図示せず)によって固定される膨張シリ
ンダブロック31と、この膨張シリンダブロック31の
空間32内を往復摺動して、この空間の上部を膨張空間
33にして膨張させて低温室34にすると共に、下部を
作動空間35にするディスプレーサピストン36と、こ
のディスプレーサピストンに一端を固定し、他端を圧縮
シリンダブロック24を貫通してピン29bによってク
ロスガイドヘッド18bに回動自在に連結されたディス
プレーサピストンロッド37とで構成されている。ディ
スプレーサピストンロッド37は圧縮シリンダブロック
24の貫通孔38に軸封装置39を介在してシールされ
ている。
【0011】圧縮ピストン28はディスプレーサピスト
ン36より90°位相が遅れている。又、圧縮ピストン
28とディスプレーサピストン36との摺動面には夫々
シールリング40が設けられている。圧縮シリンダブロ
ック24と膨張シリンダブロック31とには圧縮空間2
6と作動空間35とを連通する連通孔41が形成されて
いる。膨張シリンダブロック31には膨張空間33と作
動空間35とを連通する通路42が形成され、この通路
には外部を冷却するクーラ43と、蓄冷器44と、ラジ
エータ45とが順番に設けられている。スターリング冷
凍機100の作動ガス及びハウジング1内の封入ガスと
しては、例えば、ヘリウム、水素、窒素等が使用可能
で、本実施の形態ではヘリウムを使用している。なお、
軸封装置や圧縮ピストンからの作動ガスの漏洩を完全に
なくすことはできないので、作動ガスの漏洩を考慮し
て、ハウジング内の封入ガスは作動ガスと同一のガスを
使用しているものである。
【0012】次に、以下の各実施の形態を簡略図で説明
する都合上、図1のスターリング冷凍機の構成を、簡略
化して図示した図3について説明する。このスターリン
グ冷凍機100は、「1ディスプレーサ+1ピストン、
熱交換器アニュラー配置」から構成されるものである。
まず、電動要素6によってクランクシャフト12が回転
し、クランク室5内のクランク部16a、16bが90
°位相をずらして回転している。このクランク部16
a、16bに回動自在に連結されたコンロッド17a、
17bが摺動してこのコンロッドの先端に取り付けられ
たクロスガイドヘッド18a、18bがシリンダ2に設
けたクロスガイドライナ19a、19b内を往復摺動す
る。クロスガイドヘッド18aに圧縮ピストンロッド3
0を介して連結された圧縮ピストン28で圧縮シリンダ
ブロック24内の圧縮空間26の作動ガスは圧縮ピスト
ン28が上死点に向かうときに圧縮され、連通孔41か
ら作動空間35内に導入されている。この作動空間35
内に導入された作動ガスはクロスガイドヘッド18bに
ディスプレーサピストンロッド37を介して連結された
ディスプレーサピストン36が下向きに移動することに
よってラジエータ45に排出される。そして、このラジ
エータ45で外部に放熱された作動ガスは蓄冷器44で
冷却され、クーラ43を通って膨張空間33内に流入す
る。作動空間35と膨張空間33とはディスプレーサピ
ストン36の移動方向によって作動ガスが移動するだけ
で、膨張空間33と作動空間35との間の移動では容積
変動が生じない。即ち、ディスプレーサピストン36だ
けでは圧縮や膨張が起こらないようになっている。
【0013】そして、ディスプレーサピストン36が下
死点に向かって90°の位置で速度が最大のとき、圧縮
ピストン28は上死点に達し、速度がゼロになってい
る。そして、圧縮ピストン28が下死点に向かって移動
するときの速度が遅く、圧縮空間26内の容積の増大の
変化が小さいのに対してディスプレーサピストン36の
速度が最大で作動空間35と膨張空間33との容積変化
が大きいため、作動空間35内の作動ガスは膨張空間3
3内に移動する。又、ディスプレーサピストン36が下
死点付近になると、膨張空間33内の容積も最大となっ
てくる。そのとき、圧縮ピストン28が下死点に向かっ
て中間位置の回転角90°付近の位置になっており、速
度も最大となる。そのため、圧縮空間26内の作動ガス
が膨張をはじめて、この作動ガスの圧力が低下すると、
膨張空間33内の作動ガスが圧縮空間26内に瞬時に移
動すると共に、膨張をはじめて冷熱が発生する。
【0014】膨張空間33内で冷やされた作動ガスはデ
ィスプレーサピストン36が上死点に移動して膨張空間
33が縮小されることにより膨張空間33からクーラ4
3に排出され、クーラ43で外部と熱交換を行って冷却
物を冷却し、蓄冷器44に蓄熱し、ラジエータ45で外
気、或いは水などの媒体と熱交換を行って作動空間35
に流入し、この作動空間35から圧縮空間26に連通孔
41を介して吸い込まれ、以後同様のサイクルを繰り返
してスターリング冷凍機100で−30℃〜−200℃
の超低温まで冷却できるようにしている。圧縮ピストン
28とディスプレーサピストン36とは90°位相をず
らして説明をしたが、60°〜120°程度の位相差を
設けてもスターリングサイクル機関として機能する。
又、スターリングエンジン発電機として構成する場合に
は、圧縮ピストン28がパワーピストンと、低温室34
が高温室と、高温室27が低温室と、クーラ43がヒー
タと、さらに蓄冷器44が再生器となるように構成すれ
ばよい。
【0015】上記構成をなすスターリングエンジン発電
機として機能するスターリングサイクル機関101の実
施の形態を図4及び図5に具体的に示す。なお、図4及
び図5において、図1、図2及び図3と対応する構成は
図1、図2及び図3と同一の符号を付して説明を省略す
る。図4、図5において、46は逆U字状のヒータで、
このヒータ46はバーナー等の熱源46Aによって加熱
されている。47は再生器で、この再生器47は熱源4
6Aによってヒータ46で加熱された作動ガスの熱を蓄
熱している。48はクーラである。49はパワーピスト
ンで、作動ガスの加熱による膨張によって作動されるよ
うになっている。50は発電機で、外部に電力を供給す
る。又、51はフライホイールで、このフライホイール
51はスターリングエンジンのトルクが変動するのを制
御している。
【0016】このように構成されることにより、スター
リングエンジン発電機は、ヒータ46を熱源46Aのバ
ーナーで加熱すると、膨張空間33の作動ガスが吸熱し
て膨張する。このとき、ディスプレーサピストン36が
下死点に向かって押し下げられる。そして、下死点に到
達して向きの変わったディスプレーサピストン36が上
死点に向かって移動すると、膨張空間33内の作動ガス
はヒータ46から再生器47、クーラ48を通って圧縮
空間26に流入する。その際、作動ガスの温熱が再生器
47に蓄熱される。この圧縮空間26内に流入した作動
ガスはそれ自体の圧力が高くなっているため、圧縮ピス
トン28を下死点に向かって押し下げ、この圧縮ピスト
ン28のトップ面に作用する圧力でクランクシャフト1
2を回動させ、発電機50を駆動させている。又、パワ
ーピストン49に作用した作動ガスはディスプレーサピ
ストン36が下死点に向かって移動するのに伴い、クー
ラ48、再生器47、ヒータ46を通って膨張空間33
内に流入する。このとき、作動ガスは再生器47で蓄熱
された熱で加熱され、更に、熱源46Aのバーナーで加
熱される。これらの行程を繰り返すことにより、パワー
ピストン49が往復動してコンロッド17a及びクラン
ク部16aによってクランクシャフト12を回動させて
発電機50を駆動する。この発電機50で得られた電力
は端子箱15から外部に供給される。図6及び図7は、
本実施の形態によるスターリング冷凍機の特性図で、そ
の内、図6は低温室平均ガス温度(℃)と冷凍能力
(W)との関係を示す特性図であり、又、図7は低温室
平均ガス温度(℃)と成績係数(COP)との関係を示す特
性図である。図6及び図7の各特性図に示すように、本
実施の形態のものでは、−100℃〜−200℃という
極低温の平均ガス温度においても、高い冷凍能力と成績
係数を有することが確認されている。
【0017】(第2の実施の形態)次に、図8を参照し
て、スターリング冷凍機102として機能する本発明の
第2の実施の形態を説明する。この第2の実施の形態に
よるスターリング冷凍機102は、「2ピストン、熱交
換器アニュラー配置」から構成されているものである。
なお、前記第1の実施の形態の場合と対応する部分には
図3と同一符号を付して説明を省略する。図8におい
て、52は膨張ピストンで、この膨張ピストン52は、
前記第1の実施の形態で示したディスプレーサピストン
36の位置に配置される。膨張ピストン52が、圧縮ピ
ストン28と同様の機能を有するように構成することに
より、スターリング冷凍機102内の作動ガスの充填さ
れた空間の容積変動を大きくすることによって、冷凍能
力の大きいスターリング冷凍機102を提供できるよう
にしている。又、熱交換するための機器が環状に配置さ
れているので、前記第1の実施の形態の場合と同様に、
「熱交換器アニュラー配置」となり、膨張シリンダ22
の膨張シリンダブロック31にはクーラ43と、蓄冷器
44と、ラジエータ45とが順番に配置されている。そ
して、ラジエータ45の下端には圧縮空間26に連通す
るマニホールド53が配置されている。
【0018】この構成により、圧縮ピストン28で圧縮
空間26内の作動ガスが圧縮され、連通孔41からマニ
ホールド53を介してラジエータ45に排出される。そ
して、このラジエータ45で外部に放熱された作動ガス
は蓄冷器44で冷却され、クーラ43を通って膨張空間
33内に流入する。この膨張空間33は膨張ピストン5
2の下向きの摺動により圧縮空間26内で圧縮された作
動ガスが流入する。そして、圧縮ピストン28は膨張ピ
ストン52より位相が90°遅れて移動するため、膨張
ピストン52が下死点付近のときに圧縮ピストン28が
中間点付近にあり、圧縮空間26内の圧力が急激に低下
して膨張空間33内の作動ガスが圧縮空間26内に瞬時
に移動すると共に、膨張をはじめて冷熱が発生する。
又、圧縮ピストン28と膨張ピストン52とが圧縮空間
26と膨張空間33とで作動ガスを圧縮するため、同仕
様の1ピストンと1ディスプレーサから構成されるスタ
ーリング冷凍機に対して作動ガスの体積変動が大きくス
ターリング冷凍機102の冷凍能力が向上する。
【0019】又、第2の実施の形態の場合にも、スター
リングエンジン発電機として構成する場合には、圧縮ピ
ストン28と膨張ピストン52とがパワーピストンと、
低温室34が高温室と、クーラ43がヒータと、さらに
蓄冷器44が再生器となるように構成すればよい。そし
て、圧縮ピストン28と膨張ピストン52との両方には
加熱による作動ガスの膨張による圧力が作用して夫々の
ピストン28、52を下向きに押し下げてクランクシャ
フト12を回動させ、発電機50を駆動するようにして
いる。
【0020】(第3の実施の形態)次に、図9を参照し
てスターリング冷凍機として機能する本発明の第3の実
施の形態を説明する。この実施の形態によるスターリン
グ冷凍機103は、「2ピストン、熱交換器キャニスタ
ー配置」から構成されている。又、この実施の形態の場
合には、前記第1の実施の形態におけるクーラ43、蓄
冷器44、ラジエータ45の構成を変えたものであり、
図9に示すように逆U字状のクーラ54を介して蓄冷器
55とラジエータ56と連結するように圧縮シリンダブ
ロック24の上方に別に配置したものである。その他の
構成は前記第1及び第2の実施の形態の場合と同じであ
り、対応部分には図3、図8と同一符号を付して説明を
省略する。
【0021】そして、この場合には、前記第2の実施の
形態の場合と同様に、膨張ピストン52が、圧縮ピスト
ン28と同様の機能を有するように構成することによ
り、同仕様の1ピストンと1ディスプレーサから構成さ
れるスターリング冷凍機に対してスターリング冷凍機1
03内の作動ガスの充填された空間の容積変動を大きく
することによって、冷凍能力の大きいスターリング冷凍
機103を提供できるようにしている。又、熱交換する
ための機器は環状に配置されているのではなく、別に配
置された構成になっていて、逆U字状のクーラ54、蓄
冷器55、ラジエータ56を直列に配置している。そし
て、これを「熱交換器キャニスター配置」と称してい
る。なお、第3の実施の形態の場合にも、スターリング
エンジン発電機として構成する場合には、上記圧縮ピス
トン28と膨張ピストン52とがパワーピストンと、低
温室34を高温室と、クーラ54をヒータと、蓄冷器5
5を再生器と、さらにラジエータ56をクーラとなるよ
うに構成すればよい。
【0022】(第4の実施の形態)次に、図10を参照
して本発明のスターリング冷凍機104として機能する
第4の実施の形態を説明する。この実施の形態によるス
ターリング冷凍機104は、「1ディスプレーサ+1ピ
ストン、熱交換器キャニスター配置」から構成されてい
る。又、この実施の形態の場合には、圧縮シリンダ57
と膨張シリンダ58が夫々二組設けられていて、夫々圧
縮ピストン59、ディスプレーサピストン60が配置さ
れているものである。そして、コンプレッサ側との連結
に際しては、まず、左右の各圧縮ピストン59が、夫々
2本の圧縮ピストンロッド61、クロスガイドヘッド6
2、コンロッド63を介してクランクシャフト12のク
ランク部64に連結されている。
【0023】又、左右の各ディスプレーサピストン60
は、ディスプレーサピストンロッド65を圧縮ピストン
59の中央を貫通してクランクシャフト12のクランク
部66に連結されている。熱交換器キャニスター配置は
逆U字状のクーラ54、蓄冷器55、ラジエータ56を
直列に接続している。この場合、圧縮ピストン59とデ
ィスプレーサピストン60との位相差は90°となるよ
うに設定される。そして、二組のスターリングサイクル
機関は180°位相差をもうけて配置されているが、こ
の配置は二組のスターリングサイクル機関のバランスを
考慮して設定すればよい。又、この場合には、「1ディ
スプレーサ+1ピストン」なる構成を二組設けており、
且つ、熱交換するための機器は環状ではなく、別に配置
された構成になっているので、「熱交換器キャニスター
配置」となっているが、熱交換器をアニュラー配置とし
ても良い。なお、第4の実施の形態の場合にも、スター
リングエンジン発電機として構成する場合には、圧縮ピ
ストン59をパワーピストンと、低温室34を高温室
と、クーラ54をヒータと、蓄冷器55を再生器と、さ
らにラジエータ56をクーラとなるように構成すれば良
い。
【0024】(第5の実施の形態)次に、図11を参照
して本発明のスターリング冷凍機105として機能する
第5の実施の形態を説明する。この実施の形態によるス
ターリング冷凍機105は、「1ディスプレーサ+1ピ
ストン、熱交換器アニュラー配置」から構成されてい
る。なお、前記第1の実施の形態の場合と対応する部分
には図1と同一符号を付して説明は省略する。図11に
おいて、圧縮シリンダ21の圧縮シリンダブロック24
内には、圧縮ピストン28とこの圧縮ピストン28との
間でバランスをとるバランスピストン67とがピストン
ロッド68a、68bを介してクロスガイドヘッド18
a、18bに連結されて摺動自在に配置されている。圧
縮ピストン28とバランスピストン67とはクランクシ
ャフト12のクランク部69a、69bで180°位相
をずらして摺動している。又、バランスピストン67に
は、圧縮作用をしないように上下を連通する連通孔67
aが設けられている。
【0025】膨張シリンダ22の膨張シリンダブロック
31内には内部を中空室70にしたフリータイプのディ
スプレーサピストン71が配置されている。このディス
プレーサピストン71は圧縮シリンダブロック24の上
端に固定されたディスプレーサ案内ロッド72を中空室
70に臨ませ、このディスプレーサ案内ロッド72の先
端に対向して取り付けられた2本の圧縮ばね73a、7
3bで摺動自在に取り付けられている。ディスプレーサ
案内ロッド72の圧縮ばね73a、73bの取付部に
は、中空室70内を2分して夫々の圧縮ばね73a、7
3bの収納されている室をガスばね室74a、74bに
仕切る仕切部材74cが設けられている。
【0026】図11のスターリング冷凍機105の構成
を、簡略化して図示した図12について説明する。ディ
スプレーサピストン71は圧縮ピストン28によって圧
縮空間26内の作動ガスが圧縮されると、この圧縮され
た作動ガスが作動空間35と膨張空間33とに供給され
る。そのため、作動空間35内と膨張空間33内とが同
一の高圧圧力になるが、ディスプレーサ案内ロッド72
の太さの分だけ膨張空間33側のディスプレーサピスト
ン71のトップ面より作動空間35側のディスプレーサ
ピストン71のトップ面の圧力を受ける面積が小さいた
め、ディスプレーサピストン71は下死点側に移動して
膨張空間33内の容積が大きくなり、作動空間35内の
容積が小さくなる。このときの膨張空間33と作動空間
35との圧力差は中空室70内の圧縮ばね73aとガス
ばね室74aとのばね定数より大きいので、ディスプレ
ーサピストン71が下死点側に移動する。又、ディスプ
レーサピストン71は圧縮ピストン28によって圧縮空
間26内に作動ガスが吸い込まれると、この作動ガスの
吸込によって膨張空間33内の作動ガスの圧力が低下す
ると、この膨張空間33内の圧力が中空室70内の圧縮
ばね73aとガスばね室74aとのばね定数より小さく
なり、ディスプレーサピストン71が上死点に向かって
移動する。そして、圧縮ピストン28の圧縮・吸込行程
と、中空室70内の圧縮ばね73a、73b及びガスば
ね室74a、74bとによってディスプレーサピストン
71は往復摺動させられる。
【0027】ディスプレーサピストン71は、このディ
スプレーサピストン71自体の重さ、圧縮ばね73a、
73bのばね定数、ガスばね室74a、74bのばね定
数及びディスプレーサ案内ロッド72の太さ(ディスプ
レーサピストン71のトップ面の面積差)を適正にする
ことにより、圧縮ピストン28より位相を90°進めて
往復摺動するようにされている。バランスピストン67
は圧縮ピストン28と位相を180°ずらして往復摺動
させることにより、クランクシャフト12のバランスウ
エイトを廃止できるようにされている。なお、第5の実
施の形態の場合にも、スターリングエンジン発電機とし
て構成する場合には、上記圧縮ピストン28をパワーピ
ストンと、低温室34を高温室と、クーラ43をヒータ
と、蓄冷器44を再生器と、さらにラジエータ45をク
ーラとなるように構成すればよい。
【0028】(第6の実施の形態)次に、図13を参照
して本発明のスターリング冷凍機106として機能する
第6の実施の形態を説明する。この実施の形態によるス
ターリング冷凍機106は、「1ディスプレーサ+1ピ
ストン、熱交換器キャニスター配置」から構成されてい
る。又、この実施の形態の場合には、圧縮シリンダ57
と膨張シリンダ58が夫々二組設けられていて、夫々圧
縮ピストン59、フリータイプのディスプレーサピスト
ン71が配置されているものである。そして、コンプレ
ッサ側との連結に際しては、まず、左右の各圧縮ピスト
ン59が、圧縮ピストンロッド61、クロスガイドヘッ
ド62、コンロッド63を介してクランクシャフト12
のクランク部64に連結されている。
【0029】又、左右の各膨張シリンダ58の膨張シリ
ンダブロック75内にはフリータイプの内部を中空室7
6にしたディスプレーサピストン71が配置されてい
る。このディスプレーサピストン71は圧縮空間26と
作動空間35との間に設けられた仕切板78に固定され
たディスプレーサ案内ロッド79を中空室76内に臨ま
せ、このディスプレーサ案内ロッド79の先端に対向し
て取り付けられた2本の圧縮ばね80a、80bで摺動
自在に取り付けられている。ディスプレーサ案内ロッド
79の圧縮ばね80a、80bの取付部には、中空室7
6を2分して夫々の圧縮ばね80a、80bの収納され
ている室をガスばね室81a、81bに仕切る仕切部材
82が設けられている。この場合も、圧縮ピストン59
とディスプレーサピストン71との位相差は90°とな
るように設定される。そして、二組のスターリングサイ
クル機関は180°位相差を設けて配置されている。こ
の配置は二組のスターリングサイクル機関のバランスを
考慮して設定されている。又、この場合には、「1ディ
スプレーサ+1ピストン」なる構成を二組設けており、
且つ、熱交換するための機器は環状ではなく、別に配置
された構成になっているので、「熱交換器キャニスター
配置」となっているが、熱交換器をアニュラー配置とし
ても良い。なお、第6の実施の形態の場合にも、スター
リングエンジン発電機として構成する場合には、圧縮ピ
ストン59をパワーピストンと、低温室34を高温室
と、クーラ54をヒータと、蓄冷器55を再生器と、さ
らにラジエータ56をクーラとなるように構成すれば良
い。
【0030】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によるスタ
ーリングサイクル機関によると、次のような効果を奏す
ることができる。 (1)請求項1に記載のように構成すると、既存の半密
閉型コンプレッサをスターリングサイクル機関の駆動部
として使用することができ、コンプレッサの圧縮要素側
にスターリングサイクル機構部を連結するだけの簡単な
構成で所望のスターリング冷凍機又はスターリングエン
ジン発電機等のスターリングサイクル機関を得ることが
可能になった。 (2)又、請求項1及び請求項2に記載のように、コン
プレッサのシリンダ部をクロスガイドとして使用する
と、芯振れを無くして、機械損失の低減、シリンダの損
傷防止を図ることができる。 (3)請求項3に記載のように、並設されたシリンダ内
を往復動するピストン又はデイスプレーサのクロスガイ
ドを所定の位相差を有するように構成すると、ハウジン
グ内に設けられるコンプレッサの駆動力がスターリング
サイクル機関を構成する圧縮ピストン又はデイスプレー
サ側の作動力として適正に伝達することができる。 (4)請求項4に記載のように、コンプレッサのハウジ
ングのシール面に気密シールを設けた場合には、作動ガ
スの不用意な漏洩を防止することができる。 (5)請求項5に記載のように、ピストン又はデイスプ
レーサを連結したクランク軸の少なくとも一端にフライ
ホイールを設けるようにすると、このフライホイールの
慣性モーメントにより、エンジンの出力変動の影響を緩
和することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態をスターリング冷凍
機とした場合のスターリングサイクル機関の構成を示す
縦断正面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態を示す図で、図1を
II−II方向からみて、その半部を切欠いて示す図で
ある。
【図3】本発明の第1の実施の形態を示す図で、図1の
スターリングサイクル機関の構成を簡略化して示す図で
ある。
【図4】本発明の第1の実施の形態をスターリングエン
ジン発電機とした場合の、スターリングサイクル機関の
構成を示す縦断正面図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態を示す図で、図4を
V−V方向からみて、その半部を切欠いて示す図であ
る。
【図6】本発明の第1の実施の形態を示す図で、図4、
図5に示したスターリングサイクル機関の冷凍能力−温
度特性を示す特性図である。
【図7】本発明の第1の実施の形態を示す図で、図4、
図5に示したスターリングサイクル機関の成績係数−温
度特性を示す特性図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態を示す図で、スター
リングサイクル機関の構成を簡略化して示す図である。
【図9】本発明の第3の実施の形態を示す図で、スター
リングサイクル機関の構成を簡略化して示す図である。
【図10】本発明の第4の実施の形態を示す図で、スタ
ーリングサイクル機関の構成を簡略化して示す図であ
る。
【図11】本発明の第5の実施の形態を示す図で、スタ
ーリングサイクル機関の構成を簡略化して示す図であ
る。
【図12】本発明の第5の実施の形態を示す図で、図1
1のスターリングサイクル機関の構成を簡略化して示す
図である。
【図13】本発明の第6の実施の形態を示す図で、スタ
ーリングサイクル機関の構成を簡略化して示す図であ
る。
【図14】従来例の文献Aのプロットタイプのスターリ
ング冷凍機の構成を示す縦断正面図である。
【図15】従来例の文献Bのソーラシステムに適用され
るスターリングエンジンの構成を示す縦断正面図であ
る。
【符号の説明】
1:ハウジング 6:電動要素 7:機構部 12:クランクシャフト 13:ステータ 14:ロータ 17a、17b:コンロッド 18a、18b:クロスガイドヘッド 19a、19b:クロスガイドライナ 26:圧縮空間 28、59:圧縮ピストン(パワーピストン) 33:膨張空間 35:作動空間 36、71:ディスプレーサピストン 52:膨張ピストン 43:クーラ(ヒータ) 44:蓄冷器(再生器) 45:ラジエータ(クーラ) 51:フライホイール 73a、73b:圧縮ばね 74a、74b:ガスばね室 74c:仕切部材 80a、80b:圧縮ばね 81a、81b:ガスばね室 82:仕切部材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1つのシリンダを有するハウ
    ジングと、このハウジング内に収納された電動要素と、
    この電動要素によって駆動されるスターリング冷凍機部
    とを備え、前記シリンダは前記スターリング冷凍機部の
    ピストン又はディスプレーサのクロスガイドとされてい
    ることを特徴とするスターリングサイクル機関。
  2. 【請求項2】 少なくとも1つのシリンダを有するハウ
    ジングと、このハウジング内に収納された電動要素と、
    スターリング冷凍機部とを備え、前記シリンダを前記ス
    ターリング冷凍機部のピストン又はディスプレーサのク
    ロスガイドとすると共に、前記電動要素を発電機とした
    ことを特徴とするスターリングサイクル機関。
  3. 【請求項3】 並設されたシリンダ内を往復動するピス
    トン又はディスプレーサのクロスガイドは位相差を有す
    ることを特徴とする請求項1又は2記載のスターリング
    サイクル機関。
  4. 【請求項4】 ハウジングのシール面に封入ガスの漏洩
    を防止する気密シールを設けたことを特徴とする請求項
    1又は2記載のスターリングサイクル機関。
  5. 【請求項5】 ピストン又はディスプレーサを連結した
    クランク軸の少なくとも一端に、フライホイールを設け
    たことを特徴とするスターリングサイクル機関。
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