JPH10196040A - 構造用パネル - Google Patents
構造用パネルInfo
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- JPH10196040A JPH10196040A JP1999597A JP1999597A JPH10196040A JP H10196040 A JPH10196040 A JP H10196040A JP 1999597 A JP1999597 A JP 1999597A JP 1999597 A JP1999597 A JP 1999597A JP H10196040 A JPH10196040 A JP H10196040A
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- steel plates
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 外力の伝達を良好になし得ると共に剪断耐力
を向上し得、かつ長尺材の製作を容易にし得る構造用パ
ネルを提供する。 【解決手段】 平行に離隔した方形状の２枚の鋼板２，
３又は波付けした広幅帯鋼を鋼製のラチス材４を介在し
て接合した。
を向上し得、かつ長尺材の製作を容易にし得る構造用パ
ネルを提供する。 【解決手段】 平行に離隔した方形状の２枚の鋼板２，
３又は波付けした広幅帯鋼を鋼製のラチス材４を介在し
て接合した。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉄骨構造や壁構造
等の建築物においてオープンシステムの床板や壁体等と
して用いられ構造用パネルに関する。
等の建築物においてオープンシステムの床板や壁体等と
して用いられ構造用パネルに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の構造用パネルとしては、
プレキャストコンクリート（ＰＣ）板やプレストレスを
掛けたＰＳコンクリート板、ＡＬＣ板などが知られてい
る。
プレキャストコンクリート（ＰＣ）板やプレストレスを
掛けたＰＳコンクリート板、ＡＬＣ板などが知られてい
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
は床板として用いる場合、いずれも水平力を伝達しにい
くので、構造上、水平耐力の伝達方法を別途に考慮しな
ければならないと共に、剪断耐力が低い不具合がある。
又、ロングスパンのパネル（長尺材）の製作が困難とな
る不具合もある。そこで、本発明は、外力の伝達を良好
になし得ると共に、剪断耐力を向上し得、かつ長尺材の
製作を容易にし得る構造用パネルを提供することを目的
とする。
は床板として用いる場合、いずれも水平力を伝達しにい
くので、構造上、水平耐力の伝達方法を別途に考慮しな
ければならないと共に、剪断耐力が低い不具合がある。
又、ロングスパンのパネル（長尺材）の製作が困難とな
る不具合もある。そこで、本発明は、外力の伝達を良好
になし得ると共に、剪断耐力を向上し得、かつ長尺材の
製作を容易にし得る構造用パネルを提供することを目的
とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明の第１の構造用パネルは、平行に離隔した方
形状の２枚の鋼板又は波付けした広幅帯鋼を鋼製のラチ
ス材を介在して接合したことを特徴とする。第２の構造
用パネルは、第１のものにおいて、前記２枚の鋼板又は
波付けした広幅帯鋼の対向する位置に切欠部又はダクト
状の開口部を設けたことを特徴とする。第３の構造用パ
ネルは、第１又は第２のものにおいて、前記２枚の鋼板
間の外周部を鋼製の閉鎖板により閉鎖したことを特徴と
する。又、第４の構造用パネルは、第３のものにおい
て、前記閉鎖板によって囲まれた２枚の鋼板又は波付け
した広幅帯鋼間に充填材を充填したことを特徴とする。
前記ラチス材は、波付けした広幅若しくは狭幅の帯鋼の
単体若しくは合わせた２枚、格子状若しくはハニカム状
に接合した狭幅の帯鋼又はジグザグ状に折曲した棒鋼で
あることが好ましい。一方、第５の構造用パネルは、平
行に離隔した２枚の鋼板又は波付けした広幅帯鋼の外周
部を鋼製の閉鎖板により閉鎖し、かつ閉鎖板によって囲
まれた２枚の鋼板又は波付けした広幅帯鋼間に剪断耐力
を有する充填材を充填したことを特徴とする。又、第６
の構造用パネルは、第５のものにおいて、前記２枚の鋼
板又は波付けした広幅帯鋼の対向する位置に切欠部又は
ダクト状の開口部を設けたことを特徴とする。
め、本発明の第１の構造用パネルは、平行に離隔した方
形状の２枚の鋼板又は波付けした広幅帯鋼を鋼製のラチ
ス材を介在して接合したことを特徴とする。第２の構造
用パネルは、第１のものにおいて、前記２枚の鋼板又は
波付けした広幅帯鋼の対向する位置に切欠部又はダクト
状の開口部を設けたことを特徴とする。第３の構造用パ
ネルは、第１又は第２のものにおいて、前記２枚の鋼板
間の外周部を鋼製の閉鎖板により閉鎖したことを特徴と
する。又、第４の構造用パネルは、第３のものにおい
て、前記閉鎖板によって囲まれた２枚の鋼板又は波付け
した広幅帯鋼間に充填材を充填したことを特徴とする。
前記ラチス材は、波付けした広幅若しくは狭幅の帯鋼の
単体若しくは合わせた２枚、格子状若しくはハニカム状
に接合した狭幅の帯鋼又はジグザグ状に折曲した棒鋼で
あることが好ましい。一方、第５の構造用パネルは、平
行に離隔した２枚の鋼板又は波付けした広幅帯鋼の外周
部を鋼製の閉鎖板により閉鎖し、かつ閉鎖板によって囲
まれた２枚の鋼板又は波付けした広幅帯鋼間に剪断耐力
を有する充填材を充填したことを特徴とする。又、第６
の構造用パネルは、第５のものにおいて、前記２枚の鋼
板又は波付けした広幅帯鋼の対向する位置に切欠部又は
ダクト状の開口部を設けたことを特徴とする。
【０００５】前記充填材中には、薄鉄板、紙その他から
なる両端閉止の複数のパイプが埋設されていることが望
ましい。充填材の充填は、いずれか一方の鋼板又は閉鎖
板の所要個所に設けた孔から行われ、この孔は、充填後
に閉鎖される。第１〜第４の構造用パネルの充填材とし
ては、用途に応じて普通コンクリート、軽量骨材コンク
リート、発泡コンクリート、発泡プラスチック、グラス
ウールその他が用いられる。第５，第６の構造用パネル
の剪断耐力を有する充填材としては、普通コンクリー
ト、軽量骨材コンクリート、発泡コンクリート等の剪断
耐力０．５ｋｇｆ／ｃｍ2 以上のものが用いられる。
なる両端閉止の複数のパイプが埋設されていることが望
ましい。充填材の充填は、いずれか一方の鋼板又は閉鎖
板の所要個所に設けた孔から行われ、この孔は、充填後
に閉鎖される。第１〜第４の構造用パネルの充填材とし
ては、用途に応じて普通コンクリート、軽量骨材コンク
リート、発泡コンクリート、発泡プラスチック、グラス
ウールその他が用いられる。第５，第６の構造用パネル
の剪断耐力を有する充填材としては、普通コンクリー
ト、軽量骨材コンクリート、発泡コンクリート等の剪断
耐力０．５ｋｇｆ／ｃｍ2 以上のものが用いられる。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図１、図２及び図３は本発
明に係る構造用パネルの第１の実施の形態を示す平面
図、正面図及び側面図である。この構造用パネル１は、
所要の間隔（例えば１００〜３００ｍｍ）で平行に離隔
した矩形状の２枚の鋼板２，３（例えば縦９１０ｍｍ、
横１８２０ｍｍ、厚み１〜９ｍｍ）を、これらの鋼板
２，３と同幅で同等の長さ寸法を有し、帯鋼を波付けし
たデッキプレートやキーストンプレートの如きラチス材
４を介在して接合して構成されている。そして、鋼板
２，３の一方（図１においては右方）の短辺の外方に
は、隣接するパネル又は梁や柱等（図示せず）との接合
のため、適宜に延設したラチス材４の外端縁が突出され
ている。
て図面を参照して説明する。図１、図２及び図３は本発
明に係る構造用パネルの第１の実施の形態を示す平面
図、正面図及び側面図である。この構造用パネル１は、
所要の間隔（例えば１００〜３００ｍｍ）で平行に離隔
した矩形状の２枚の鋼板２，３（例えば縦９１０ｍｍ、
横１８２０ｍｍ、厚み１〜９ｍｍ）を、これらの鋼板
２，３と同幅で同等の長さ寸法を有し、帯鋼を波付けし
たデッキプレートやキーストンプレートの如きラチス材
４を介在して接合して構成されている。そして、鋼板
２，３の一方（図１においては右方）の短辺の外方に
は、隣接するパネル又は梁や柱等（図示せず）との接合
のため、適宜に延設したラチス材４の外端縁が突出され
ている。
【０００７】上記構成の構造用パネル１を製造するに
は、先ず、一方の鋼板２の上にラチス材４をその一端縁
が鋼板２の一方の短辺から適宜外方へ突出するようにし
て載置し、ラチス材４の谷部と鋼板２とをスポット溶
接、接着剤等によって接合する。次に、ラチス材４上に
他方の鋼板３を一方の鋼板２と対向させて載置し、ラチ
ス材４の山部と鋼板３とを同様に接合する。
は、先ず、一方の鋼板２の上にラチス材４をその一端縁
が鋼板２の一方の短辺から適宜外方へ突出するようにし
て載置し、ラチス材４の谷部と鋼板２とをスポット溶
接、接着剤等によって接合する。次に、ラチス材４上に
他方の鋼板３を一方の鋼板２と対向させて載置し、ラチ
ス材４の山部と鋼板３とを同様に接合する。
【０００８】上記構成の構造用パネル１は、外方へ突出
したラチス材４を隣接するパネルの鋼板の内面に溶接接
合すると共に、それぞれのパネル１の鋼板２，３の短辺
縁の突き合わせ溶接接合、ボルトや仕口プレートを用い
たパネル１相互の機械的な接合によって接合することに
より、相互に長手方向に接合して長大化され、更に、梁
や柱等とラチス材４の外端縁の溶接接合、ボルトや仕口
プレートを用いた機械的な接合又はコンクリート等の充
填材の充填等を介して連結され、鉄骨構造や鉄筋コンク
リート構造又は壁構造の建築物において床板又は耐力壁
や非耐力壁（間仕切壁）、地下壁等の壁体等として用い
られる。
したラチス材４を隣接するパネルの鋼板の内面に溶接接
合すると共に、それぞれのパネル１の鋼板２，３の短辺
縁の突き合わせ溶接接合、ボルトや仕口プレートを用い
たパネル１相互の機械的な接合によって接合することに
より、相互に長手方向に接合して長大化され、更に、梁
や柱等とラチス材４の外端縁の溶接接合、ボルトや仕口
プレートを用いた機械的な接合又はコンクリート等の充
填材の充填等を介して連結され、鉄骨構造や鉄筋コンク
リート構造又は壁構造の建築物において床板又は耐力壁
や非耐力壁（間仕切壁）、地下壁等の壁体等として用い
られる。
【０００９】したがって、上述した構造用パネル１にお
いては、鋼板２，３及びラチス材４が鉄製で、パネル相
互及びパネルと梁や柱等との溶接等による接合が容易と
なるので、パネル面方向の外力（床板として用いる場合
は水平力、壁体として用いる場合は垂直力）の伝達を容
易に行うことができると共に、長尺材の製作を容易に行
うことができる。又、２枚の鋼板２，３がラチス材４を
介在して接合されているので、剪断耐力を高めることが
できる。
いては、鋼板２，３及びラチス材４が鉄製で、パネル相
互及びパネルと梁や柱等との溶接等による接合が容易と
なるので、パネル面方向の外力（床板として用いる場合
は水平力、壁体として用いる場合は垂直力）の伝達を容
易に行うことができると共に、長尺材の製作を容易に行
うことができる。又、２枚の鋼板２，３がラチス材４を
介在して接合されているので、剪断耐力を高めることが
できる。
【００１０】図４、図５、図６及び図７は本発明に係る
構造用プレートの第２の実施の形態を示す平面図、正面
図、側面図及び図４における VII−VII 線断面図であ
る。この構造用パネル５は、第１の実施の形態のものと
同様に所要の間隔で平行に離隔した矩形状の２枚の鋼板
６，７を、これらの鋼板６，７より適宜に小幅で短い長
さ寸法を有し、波付けした帯鋼を２枚合わせたセルラー
プレートの如きラチス材８を介在して接合すると共に、
２枚の鋼板６，７の外周部を矩形枠状を呈する鋼製の閉
鎖板９により液密に閉鎖し、かつ閉鎖板９によって囲ま
れた２枚の鋼板６，７間に充填材１０を充填し、更に、
他のパネルや梁、柱等（図示せず）との接合のため、一
方（図５においては下方）の鋼板６における一方（図５
においては右方）の短辺縁に、上記ラチス材８に連ねる
ようにして一端縁を接合した帯鋼からなる正面視逆Ｚ字
状のラチス１１の他端を外方へ突出させて構成されてい
る。上記充填材１０としては、パネル５の用途に応じて
普通コンクリート、軽量骨材コンクリート、発泡コンク
リート、発泡プラスチック、グラスウールその他が用い
られる。
構造用プレートの第２の実施の形態を示す平面図、正面
図、側面図及び図４における VII−VII 線断面図であ
る。この構造用パネル５は、第１の実施の形態のものと
同様に所要の間隔で平行に離隔した矩形状の２枚の鋼板
６，７を、これらの鋼板６，７より適宜に小幅で短い長
さ寸法を有し、波付けした帯鋼を２枚合わせたセルラー
プレートの如きラチス材８を介在して接合すると共に、
２枚の鋼板６，７の外周部を矩形枠状を呈する鋼製の閉
鎖板９により液密に閉鎖し、かつ閉鎖板９によって囲ま
れた２枚の鋼板６，７間に充填材１０を充填し、更に、
他のパネルや梁、柱等（図示せず）との接合のため、一
方（図５においては下方）の鋼板６における一方（図５
においては右方）の短辺縁に、上記ラチス材８に連ねる
ようにして一端縁を接合した帯鋼からなる正面視逆Ｚ字
状のラチス１１の他端を外方へ突出させて構成されてい
る。上記充填材１０としては、パネル５の用途に応じて
普通コンクリート、軽量骨材コンクリート、発泡コンク
リート、発泡プラスチック、グラスウールその他が用い
られる。
【００１１】上記構成の構造用パネル５を製造するに
は、先ず、一方の鋼板６上にラチス材８、閉鎖板９及び
ラチス１１を溶接、接着剤等によって接合した後、他方
（図５においては上方）の鋼板７をラチス材８及び閉鎖
板９と溶接等によって接合する。次に、閉鎖板９によっ
て囲まれた２枚の鋼板６，７間に、閉鎖板９の長辺側に
設けた孔１２から充填材１０を充填した後、この孔１２
を蓋部材１３の溶接等によって閉鎖する。
は、先ず、一方の鋼板６上にラチス材８、閉鎖板９及び
ラチス１１を溶接、接着剤等によって接合した後、他方
（図５においては上方）の鋼板７をラチス材８及び閉鎖
板９と溶接等によって接合する。次に、閉鎖板９によっ
て囲まれた２枚の鋼板６，７間に、閉鎖板９の長辺側に
設けた孔１２から充填材１０を充填した後、この孔１２
を蓋部材１３の溶接等によって閉鎖する。
【００１２】上記構成の構造用パネル５は、第１の実施
の形態のものと同様に床板や壁体等として用いられるも
のであり、このパネル５においては、第１の実施の形態
のものの作用効果の他、２枚の鋼板６，７及びその外周
部を囲む閉鎖板９がパネルの接合補助部材及び充填材１
０の型枠等として機能するので、長尺材の製作を一層容
易に行うことができると共に、充填材１０の種類によっ
て剛性や断熱性、遮音性等を高めることができる。
の形態のものと同様に床板や壁体等として用いられるも
のであり、このパネル５においては、第１の実施の形態
のものの作用効果の他、２枚の鋼板６，７及びその外周
部を囲む閉鎖板９がパネルの接合補助部材及び充填材１
０の型枠等として機能するので、長尺材の製作を一層容
易に行うことができると共に、充填材１０の種類によっ
て剛性や断熱性、遮音性等を高めることができる。
【００１３】なお、第１、第２の実施の形態の構造用パ
ネル１，５においては、鋼板２，３と同幅又は鋼板６，
７より適宜小幅のラチス材４，８を用いる場合について
説明したが、これに限らず、狭幅（１０〜１５０ｍｍ）
の帯鋼をデッキプレート状やキーストンプレート状、セ
ルラープレート状に形成した複数条のラチス材又は同様
の帯鋼を格子状若しくはハニカム状に接合したラチス材
を用いるようにしてもよい。
ネル１，５においては、鋼板２，３と同幅又は鋼板６，
７より適宜小幅のラチス材４，８を用いる場合について
説明したが、これに限らず、狭幅（１０〜１５０ｍｍ）
の帯鋼をデッキプレート状やキーストンプレート状、セ
ルラープレート状に形成した複数条のラチス材又は同様
の帯鋼を格子状若しくはハニカム状に接合したラチス材
を用いるようにしてもよい。
【００１４】図８、図９及び図１０は本発明に係る構造
用パネルの第３の実施の形態を示す平面図、図８におけ
るIX−IX線断面図及び図８におけるＸ−Ｘ線断面図であ
る。この構造用パネル１３は、第１の実施の形態のもの
と同様に所要の間隔で平行に離隔した矩形状の２枚の鋼
板１４，１５を、鋼板１４，１５の長手方向（図８にお
いては左右方向）へその寸法より短い長さ寸法で棒鋼を
ジグザグ状に折曲した複数条（図示例では２条）のラチ
ス材１６を介在して接合すると共に、第２の実施の形態
のものと同様に２枚の鋼板１４，１５の外周部を矩形枠
状を呈する鋼製の閉鎖板１７により液密に閉鎖し、かつ
閉鎖板１７によって囲まれた２枚の鋼板１４，１５間
に、薄鉄板や紙等からなる両端閉止の複数のパイプ１８
を鋼板１４，１５や閉鎖板１７等から適宜に離隔して埋
設した第２の実施の形態のものと同様の充填材１９を充
填し、又、窓やパイプダクト等を形成するため、２枚の
鋼板１４，１５の対向する位置に設けた方形の孔２０，
２１を筒体２２で液密に連結したダクト状の開口部２３
を設け、更に、他のパネルや梁、柱等（図示せず）との
接合のため、一方（図９においては下方）の鋼板１４に
おける一方（図９においては右方）の短辺縁に、上記ラ
チス材１６に連ねるようにして一端部を接合した棒鋼か
らなる正断面視逆Ｚ字状のラチス２４の他端部を外方へ
突出させて構成されている。
用パネルの第３の実施の形態を示す平面図、図８におけ
るIX−IX線断面図及び図８におけるＸ−Ｘ線断面図であ
る。この構造用パネル１３は、第１の実施の形態のもの
と同様に所要の間隔で平行に離隔した矩形状の２枚の鋼
板１４，１５を、鋼板１４，１５の長手方向（図８にお
いては左右方向）へその寸法より短い長さ寸法で棒鋼を
ジグザグ状に折曲した複数条（図示例では２条）のラチ
ス材１６を介在して接合すると共に、第２の実施の形態
のものと同様に２枚の鋼板１４，１５の外周部を矩形枠
状を呈する鋼製の閉鎖板１７により液密に閉鎖し、かつ
閉鎖板１７によって囲まれた２枚の鋼板１４，１５間
に、薄鉄板や紙等からなる両端閉止の複数のパイプ１８
を鋼板１４，１５や閉鎖板１７等から適宜に離隔して埋
設した第２の実施の形態のものと同様の充填材１９を充
填し、又、窓やパイプダクト等を形成するため、２枚の
鋼板１４，１５の対向する位置に設けた方形の孔２０，
２１を筒体２２で液密に連結したダクト状の開口部２３
を設け、更に、他のパネルや梁、柱等（図示せず）との
接合のため、一方（図９においては下方）の鋼板１４に
おける一方（図９においては右方）の短辺縁に、上記ラ
チス材１６に連ねるようにして一端部を接合した棒鋼か
らなる正断面視逆Ｚ字状のラチス２４の他端部を外方へ
突出させて構成されている。
【００１５】上記構成の構造用パネル１３を製造するに
は、先ず、孔２０を設けた一方の鋼板１４上にラチス材
１６、閉鎖板１７、筒体２２及び逆Ｚ字状のラチス２４
を溶接、接着剤等によって接合した後、パイプ１８をラ
チス材１６に仮止めし、かつ孔２１を設けた他方（図９
においては上方）の鋼板１５を閉鎖板１７及び筒体２２
と溶接等によって接合する。次に、ラチス材１６の山と
対応させて他方の鋼板１５に設けた比較的小さな孔２５
を介し溶接等によってラチス材１６と他方の鋼板１５を
接合した後、他方の鋼板１５の所要個所に設けた比較的
大きな孔２６を介して充填材１９を閉鎖板１７及び筒体
２２によって囲まれた鋼板１４，１５間に充填し、しか
る後にこの孔２６を蓋部材２７の溶接等によって閉鎖す
る。
は、先ず、孔２０を設けた一方の鋼板１４上にラチス材
１６、閉鎖板１７、筒体２２及び逆Ｚ字状のラチス２４
を溶接、接着剤等によって接合した後、パイプ１８をラ
チス材１６に仮止めし、かつ孔２１を設けた他方（図９
においては上方）の鋼板１５を閉鎖板１７及び筒体２２
と溶接等によって接合する。次に、ラチス材１６の山と
対応させて他方の鋼板１５に設けた比較的小さな孔２５
を介し溶接等によってラチス材１６と他方の鋼板１５を
接合した後、他方の鋼板１５の所要個所に設けた比較的
大きな孔２６を介して充填材１９を閉鎖板１７及び筒体
２２によって囲まれた鋼板１４，１５間に充填し、しか
る後にこの孔２６を蓋部材２７の溶接等によって閉鎖す
る。
【００１６】上記構成の構造用パネル１３は、第１の実
施の形態のものと同様に床板や壁体等として用いられる
ものであり、第２の実施の形態のものと同様の作用効果
が得られる他、充填材１９中に空間が形成されるので、
パネル自体の軽量化を図ることができると共に、開口部
２３が形成されるので、窓やパイプダクト等として用い
ることができる。
施の形態のものと同様に床板や壁体等として用いられる
ものであり、第２の実施の形態のものと同様の作用効果
が得られる他、充填材１９中に空間が形成されるので、
パネル自体の軽量化を図ることができると共に、開口部
２３が形成されるので、窓やパイプダクト等として用い
ることができる。
【００１７】なお、ジグザグ状のラチス材１６は、鋼板
１４，１５の長手方向に配列する場合に限らず、短手方
向に配列したりあるいは両方向に配列したりしてもよ
い。
１４，１５の長手方向に配列する場合に限らず、短手方
向に配列したりあるいは両方向に配列したりしてもよ
い。
【００１８】図１１及び図１２は本発明に係る構造用パ
ネルの第４の実施の形態を示す平面図、図１２における
XII−XII 線断面図である。この構造用パネル２８は、
床の形状や壁の出入口に対処すべく、第１の実施の形態
のものと同様に所要の間隔で平行に離隔した矩形状の２
枚の鋼板２９，３０の対向する位置に方形状の切欠部３
１，３２を設けると共に、両鋼板２９，３０の外周部を
第２の実施の形態のものと同様の鋼製の閉鎖板３３によ
り液密に閉鎖し、かつ閉鎖板３３によって囲まれた２枚
の鋼板２９，３０間に剪断耐力を有する充填材３４を充
填して構成されている。剪断耐力を有する充填材として
は、普通コンクリート、軽量骨材コンクリート、発泡コ
ンクリート等の０．５ｋｇｆ／ｃｍ2 以上の剪断耐力を
有するものが用いられる。
ネルの第４の実施の形態を示す平面図、図１２における
XII−XII 線断面図である。この構造用パネル２８は、
床の形状や壁の出入口に対処すべく、第１の実施の形態
のものと同様に所要の間隔で平行に離隔した矩形状の２
枚の鋼板２９，３０の対向する位置に方形状の切欠部３
１，３２を設けると共に、両鋼板２９，３０の外周部を
第２の実施の形態のものと同様の鋼製の閉鎖板３３によ
り液密に閉鎖し、かつ閉鎖板３３によって囲まれた２枚
の鋼板２９，３０間に剪断耐力を有する充填材３４を充
填して構成されている。剪断耐力を有する充填材として
は、普通コンクリート、軽量骨材コンクリート、発泡コ
ンクリート等の０．５ｋｇｆ／ｃｍ2 以上の剪断耐力を
有するものが用いられる。
【００１９】上記構成の構造用パネル２８を製造するに
は、先ず、切欠部３１を設けた一方（図１２においては
下方）の鋼板２９上に閉鎖板３３を溶接、接着剤等によ
って接合した後、切欠部３２を設けた他方（図１２にお
いては上方）の鋼板３０を閉鎖板３３と溶接等によって
接合する。次に、閉鎖板３３に設けた孔３３を介して充
填材３４を閉鎖板３３によって囲まれた鋼板２９，３０
間に充填し、しかる後にこの孔３５を蓋部材３６の溶接
等によって閉鎖する。
は、先ず、切欠部３１を設けた一方（図１２においては
下方）の鋼板２９上に閉鎖板３３を溶接、接着剤等によ
って接合した後、切欠部３２を設けた他方（図１２にお
いては上方）の鋼板３０を閉鎖板３３と溶接等によって
接合する。次に、閉鎖板３３に設けた孔３３を介して充
填材３４を閉鎖板３３によって囲まれた鋼板２９，３０
間に充填し、しかる後にこの孔３５を蓋部材３６の溶接
等によって閉鎖する。
【００２０】上記構成の構造用パネル２８は、それぞれ
のパネルの鋼板２９，３０の突き合わせ溶接接合、ボル
トや仕口プレートを用いたパネル２８相互の機械的な接
合によって接合することにより、相互に長手方向に接合
して長大化され、更に、梁や柱等と鋼板２９，３０の短
辺縁の溶接接合、ボルトや仕口プレートを用いた機械的
な接合又はコンクリート等の充填材の充填を介して連結
され、鉄骨構造や鉄筋コンクリート構造又は壁構造の建
築物において床形状に合わせた床板又は出入口に対処し
た耐力壁や非耐力壁等の壁体等として用いられる。
のパネルの鋼板２９，３０の突き合わせ溶接接合、ボル
トや仕口プレートを用いたパネル２８相互の機械的な接
合によって接合することにより、相互に長手方向に接合
して長大化され、更に、梁や柱等と鋼板２９，３０の短
辺縁の溶接接合、ボルトや仕口プレートを用いた機械的
な接合又はコンクリート等の充填材の充填を介して連結
され、鉄骨構造や鉄筋コンクリート構造又は壁構造の建
築物において床形状に合わせた床板又は出入口に対処し
た耐力壁や非耐力壁等の壁体等として用いられる。
【００２１】したがって、上述した構造用パネル２８
は、第２の実施の形態のものとほぼ同様の作用が得られ
る他、切欠部３１，３２が形成されるので、床形状又は
出入口に対応させることができる。
は、第２の実施の形態のものとほぼ同様の作用が得られ
る他、切欠部３１，３２が形成されるので、床形状又は
出入口に対応させることができる。
【００２２】なお、上述した各実施の形態の構造用パネ
ル１，５，１３，２８においては、表面が平滑な矩形状
の鋼板２，３，６，７，１４，１５，２９，３０を用い
る場合について説明したが、これに限定されるものでは
なく、表面に突起を設けた縞鋼板、床用鋼板又は波付け
した広幅帯鋼を用いてもよく、かつ矩形状に限らず正方
形状であってもよい。又、第１、第２の実施の形態のも
のに開口部及び／又は切欠部を設けたり、又は第３、第
４の実施の形態のものに開口部２３、切欠部３１，３２
に代えて切欠部あるいは開口部若しくは開口部２３、切
欠部３１，３２と共に切欠部あるいは開口部を設けたり
してもよい。又、各実施の形態の構造用パネル１，５，
１３，２８は、鉄骨構造や鉄筋コンクリート構造等に用
いる場合に限らず、骨組が木造の建築物にも用いること
ができる。
ル１，５，１３，２８においては、表面が平滑な矩形状
の鋼板２，３，６，７，１４，１５，２９，３０を用い
る場合について説明したが、これに限定されるものでは
なく、表面に突起を設けた縞鋼板、床用鋼板又は波付け
した広幅帯鋼を用いてもよく、かつ矩形状に限らず正方
形状であってもよい。又、第１、第２の実施の形態のも
のに開口部及び／又は切欠部を設けたり、又は第３、第
４の実施の形態のものに開口部２３、切欠部３１，３２
に代えて切欠部あるいは開口部若しくは開口部２３、切
欠部３１，３２と共に切欠部あるいは開口部を設けたり
してもよい。又、各実施の形態の構造用パネル１，５，
１３，２８は、鉄骨構造や鉄筋コンクリート構造等に用
いる場合に限らず、骨組が木造の建築物にも用いること
ができる。
【００２３】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の第１の構
造用パネルによれば、鋼板又は波付けした広幅帯鋼及び
ラチス材が鋼製で、パネル相互及びパネルと梁や柱との
溶接接合、ボルトや仕口プレートを用いた機械的な接合
等による接合が容易となるので、パネル面方向の外力
（床板として用いる場合は水平力、壁体として用いる場
合は垂直力）の伝達を容易に行うことができると共に、
長尺材の製作を容易に行うことができる。又、２枚の鋼
板又は波付けした広幅帯鋼がラチス材によって接合され
ているので、剪断耐力を高めることができる。第２の構
造用パネルによれば、第１のものの作用効果の他、床の
形状若しくは出入口及び／又は窓若しくはパイプダクト
等に対応させることができる。第３の構造用パネルによ
れば、第１又は第２のものの作用効果の他、矩形枠状の
閉鎖板がパネルの連結補助部材として機能するので、長
尺材の製作を一層容易に行うことができる。第４の構造
用パネルによれば、第３のものの作用効果の他、２枚の
鋼板の外周部を囲む閉鎖板が充填材の型枠として機能す
るので、充填材の充填を容易にできると共に、充填材の
種類によって剛性や断熱性、庶音性等を高めることがで
きる。第５の構造用パネルによれば、鋼板又は波付けし
た広幅帯鋼及び閉鎖板が鋼製で、パネル相互及びパネル
と梁や柱との溶接接合、ボルトや仕口プレートを用いた
機械的な接合等による接合が容易となるので、パネル面
方向の外力の伝達を容易に行うことができると共に、長
尺材の製作を容易に行うことができる。又、２枚の鋼板
又は波付けした広幅帯鋼が閉鎖板によって接合され、か
つ閉鎖板によって囲まれた鋼板間等に剪断耐力を有する
充填材が充填されているので、剪断耐力を高めることが
できる。第６の構造用パネルによれば、第５のものの作
用効果の他、床の形状若しくは出入口及び／又は窓若し
くはパイプダクト等に対応させることができる。
造用パネルによれば、鋼板又は波付けした広幅帯鋼及び
ラチス材が鋼製で、パネル相互及びパネルと梁や柱との
溶接接合、ボルトや仕口プレートを用いた機械的な接合
等による接合が容易となるので、パネル面方向の外力
（床板として用いる場合は水平力、壁体として用いる場
合は垂直力）の伝達を容易に行うことができると共に、
長尺材の製作を容易に行うことができる。又、２枚の鋼
板又は波付けした広幅帯鋼がラチス材によって接合され
ているので、剪断耐力を高めることができる。第２の構
造用パネルによれば、第１のものの作用効果の他、床の
形状若しくは出入口及び／又は窓若しくはパイプダクト
等に対応させることができる。第３の構造用パネルによ
れば、第１又は第２のものの作用効果の他、矩形枠状の
閉鎖板がパネルの連結補助部材として機能するので、長
尺材の製作を一層容易に行うことができる。第４の構造
用パネルによれば、第３のものの作用効果の他、２枚の
鋼板の外周部を囲む閉鎖板が充填材の型枠として機能す
るので、充填材の充填を容易にできると共に、充填材の
種類によって剛性や断熱性、庶音性等を高めることがで
きる。第５の構造用パネルによれば、鋼板又は波付けし
た広幅帯鋼及び閉鎖板が鋼製で、パネル相互及びパネル
と梁や柱との溶接接合、ボルトや仕口プレートを用いた
機械的な接合等による接合が容易となるので、パネル面
方向の外力の伝達を容易に行うことができると共に、長
尺材の製作を容易に行うことができる。又、２枚の鋼板
又は波付けした広幅帯鋼が閉鎖板によって接合され、か
つ閉鎖板によって囲まれた鋼板間等に剪断耐力を有する
充填材が充填されているので、剪断耐力を高めることが
できる。第６の構造用パネルによれば、第５のものの作
用効果の他、床の形状若しくは出入口及び／又は窓若し
くはパイプダクト等に対応させることができる。
【図１】本発明に係る構造用パネルの第１の実施の形態
を示す平面図である。
を示す平面図である。
【図２】図１の構造用パネルの正面図である。
【図３】図１の構造用パネルの側面図である。
【図４】本発明に係る構造用パネルの第２の実施の形態
を示す平面図である。
を示す平面図である。
【図５】図４の構造用パネルの正面図である。
【図６】図４の構造用パネルの側面図である。
【図７】図４における VII−VII 線断面図である。
【図８】本発明に係る構造用パネルの第３の実施の形態
を示す平面図である。
を示す平面図である。
【図９】図８におけるIX−IX線断面図である。
【図１０】図８におけるＸ−Ｘ線断面図である。
【図１１】本発明に係る構造用パネルの第４の実施の形
態を示す平面図である。
態を示す平面図である。
【図１２】図１１における XII−XII 線断面図である。
２ 鋼板 ３ 鋼板 ４ ラチス材 ６ 鋼板 ７ 鋼板 ８ ラチス材 ９ 閉鎖板 １０ 充填材 １４ 鋼板 １５ 鋼板 １６ ラチス材 １７ 閉鎖板 １９ 充填材 ２９ 鋼板 ３０ 鋼板 ３１ 切欠部 ３２ 切欠部 ３３ 閉鎖板 ３４ 充填材
Claims (7)
- 【請求項１】 平行に離隔した方形状の２枚の鋼板又は
波付けした広幅帯鋼を鋼製のラチス材を介在して接合し
たことを特徴とする構造用パネル。 - 【請求項２】 前記２枚の鋼板又は波付けした広幅帯鋼
の対向する位置に切欠き部及び／又はダクト状の開口部
を設けたことを特徴とする請求項１記載の構造用パネ
ル。 - 【請求項３】 前記２枚の鋼板又は波付けした広幅帯鋼
間の外周部を鋼製の閉鎖板により閉鎖したことを特徴と
する請求項１又は２記載の構造用パネル。 - 【請求項４】 前記閉鎖板によって囲まれた２枚の鋼板
又は波付けした広幅帯鋼間に充填材を充填したことを特
徴とする請求項３記載の構造用パネル。 - 【請求項５】 前記ラチス材が波付けした広幅若しくは
狭幅の帯鋼の単体若しくは合わせた２枚、格子状若しく
はハニカム状に接合した狭幅の帯鋼又はジグザグ状に折
曲した棒鋼であることを特徴とする請求項１、２、３又
は４記載の構造用パネル。 - 【請求項６】 平行に離隔した方形状の２枚の鋼板又は
波付けした広幅帯鋼間の外周部を鋼製の閉鎖板により閉
鎖し、かつ閉鎖板によって囲まれた２枚の鋼板又は波付
けした広幅帯鋼間に剪断耐力を有する充填材を充填した
ことを特徴とする構造用パネル。 - 【請求項７】 前記２枚の鋼板又は波付けした広幅帯鋼
の対向する位置に切欠き部及び／又はダクト状の開口部
を設けたことを特徴とする請求項６記載の構造用パネ
ル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1999597A JPH10196040A (ja) | 1997-01-17 | 1997-01-17 | 構造用パネル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1999597A JPH10196040A (ja) | 1997-01-17 | 1997-01-17 | 構造用パネル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10196040A true JPH10196040A (ja) | 1998-07-28 |
Family
ID=12014753
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1999597A Pending JPH10196040A (ja) | 1997-01-17 | 1997-01-17 | 構造用パネル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10196040A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005035903A1 (fr) * | 2003-10-15 | 2005-04-21 | Shiquan Zhang | Structure composite en beton de type panneau structural concave et convexe |
| KR101101326B1 (ko) | 2009-03-10 | 2011-12-30 | 주식회사 우정테크 | 불연성 건축용 패널 및 그 제조방법 |
-
1997
- 1997-01-17 JP JP1999597A patent/JPH10196040A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005035903A1 (fr) * | 2003-10-15 | 2005-04-21 | Shiquan Zhang | Structure composite en beton de type panneau structural concave et convexe |
| KR101101326B1 (ko) | 2009-03-10 | 2011-12-30 | 주식회사 우정테크 | 불연성 건축용 패널 및 그 제조방법 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040302 |