JPH10195247A - 導電性ローラ - Google Patents

導電性ローラ

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JPH10195247A
JPH10195247A JP162797A JP162797A JPH10195247A JP H10195247 A JPH10195247 A JP H10195247A JP 162797 A JP162797 A JP 162797A JP 162797 A JP162797 A JP 162797A JP H10195247 A JPH10195247 A JP H10195247A
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JP
Japan
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resin
thermoplastic elastomer
acid
weight
styrene
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Pending
Application number
JP162797A
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English (en)
Inventor
Kouichi Sakogawa
佐子川  広一
Manabu Nishikawa
西川  学
Tsutomu Isaka
勉 井坂
Yukiyoshi Komatsuzaki
行吉 小松崎
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Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
Mitsubishi Chemical Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱可塑性エラストマー含有樹脂組成物層と芯
金、或いは保護層との接着強度が大きく、耐久性及び導
電性に優れ導電性ローラを提供する。 【解決手段】 (a)スチレン系熱可塑性エラストマー
及び/またはオレフィン系熱可塑性エラストマー樹脂を
含有し、該樹脂の少なくとも一部が酸変成されており、
且つ平均酸濃度が、1,000〜10,000,000
g/等量である樹脂100重量部と、(b)導電性フィ
ラーを1乃至300重量部とを含有する樹脂組成物層を
芯金上に成層したことを特徴とする導電性ローラ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は導電性ローラに関す
るものである。更に詳しくは熱可塑性エラストマーを含
有する樹脂組成物層を有する、OA機器部品、自動車、
家電部品、医療、食品用機器部品、電線、雑貨などの分
野で利用できる導電性ローラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】OA機器部品、自動車、家電部品、医
療、食品用機器部品、電線、雑貨などの分野で利用され
る導電性ローラは金属製芯材に軟質導電性材料を積層し
たものが通常使用されている。この様な軟質導電性材料
には現在、加硫ゴムにカーボンブラック等の導電性付与
剤を配合したゴム組成物が広く使用されている。しか
し、加硫ゴムは製造時に加硫工程などの煩雑な工程が必
要なため、これらの工程が不要な熱可塑性エラストマー
にカーボンブラックやアルカリ金属塩等の導電性付与剤
を配合した熱可塑性エラストマー組成物を使用すること
が提案されている。だが、過去に提案された熱可塑性エ
ラストマー組成物を使用した導電性ローラでは、熱可塑
性エラストマー組成物層と芯金、或いは熱可塑性エラス
トマー組成物層と保護層との接着強度が弱く、剥離を生
じるなどの問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、熱可
塑性エラストマー含有樹脂組成物層と芯金、或いは保護
層との接着強度が大きく、耐久性及び導電性に優れた導
電性ローラを提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決すべく、鋭意検討した結果、スチレン系熱可塑性
エラストマー及び/またはオレフィン系熱可塑性エラス
トマーを主体とする樹脂であって特定の平均酸濃度を有
する樹脂に、導電性フィラーを特定の割合で配合するこ
とにより、良好な導電性を発現し、芯金或いは保護層と
の接着強度が大きくなる熱可塑性エラストマー含有樹脂
組成物が得られることを見いだし、本発明に到達した。
【0005】即ち、本発明の要旨は、(a)スチレン系
熱可塑性エラストマー及び/またはオレフィン系熱可塑
性エラストマーを含有し、且つ平均酸濃度が、g/等量
である樹脂、及び(b)導電性フィラーを含有する樹脂
組成物において、該成分(a)及び(b)の含有比率
が、成分(a)の100重量部に対して、成分(b)が
0.1〜50重量部である樹脂組成物からなる樹脂組成
物層を芯金上に成層したことを特徴とする導電性ローラ
に存する。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明につき詳細に説明す
る。本発明に用いられる成分(a)の樹脂は、スチレン
系熱可塑性エラストマー及び/またはオレフィン系熱可
塑性エラストマーを含有し、且つ該樹脂がその構造中に
カルボキシル基を有しており、平均酸濃度が、1,00
0〜10,000,000g/等量であるものである。
本発明に用いられる樹脂組成物は、その成分中にカルボ
キシル基を有していることが特徴であり、カルボキシル
基の存在によって、金属との親和性が増大し、該樹脂組
成物を導電性ローラに使用した場合には、芯金との密着
強度が増大するものと考えられる。また、該樹脂組成物
層上に極性基を有する樹脂を含有する保護層を設けた場
合、該保護層の極性基とカルボキシル基との親和力によ
って、該保護層との密着強度が増大するものと考えられ
る。
【0007】このような、熱可塑性エラストマーを主体
とするカルボキシル基含有樹脂は、熱可塑性エラストマ
ーの一部を酸変成させて得ることができる。また、より
高濃度(平均酸濃度が100〜20000g/等量)に
酸変成を行った熱可塑性エラストマー等の樹脂(d)
と、酸変成を行っていない熱可塑性エラストマー(c)
とを配合し、所望の平均酸濃度の樹脂を得ることもでき
る。さらに又、異なった平均酸濃度の熱可塑性エラスト
マーを3種以上配合することにより、平均酸濃度が、
1,000〜10,000,000g/等量である樹脂
を得ることもできる。これらの内、実際の製造工程の容
易さを考慮すると、高濃度に酸変成を行った熱可塑性エ
ラストマー等の樹脂(d)と、酸変成を行っていない熱
可塑性エラストマー(c)とを配合することが好まし
い。また、本発明に用いられる成分(a)の樹脂の平均
酸濃度の好ましい範囲は10,000〜1,000,0
00である。
【0008】本発明に用いられる熱可塑性エラストマー
としては、スチレン系熱可塑性エラストマー及び/また
はオレフィン系熱可塑性エラストマーが使用できる。こ
れら熱可塑性エラストマーの物性としては、特に限定さ
れるものではないが、JIS−K7203による曲げ弾
性率が5,000kg/cm2 未満、好ましくは4,0
00kg/cm2 未満、より好ましくは3,000kg
/cm2 未満のものである。本発明に用いられるオレフ
ィン系熱可塑性エラストマーの好適なものとしては、オ
レフィン系共重合体ゴム、例えば、エチレン・プロピレ
ン共重合ゴム(EPM)、エチレン・プロピレン・非共
役ジエン共重合ゴム(EPDM)などの、オレフィンを
主成分とする無定形ランダム共重合体の弾性体、又は、
それらを有機パーオキサイドの存在下に加熱処理し、主
としてラジカルによって架橋した弾性体を基本成分とし
て含有したものを挙げることができる。
【0009】本発明で用いられるこのようなオレフィン
系共重合体ゴムの具体例としては上述のエチレン・プロ
ピレン共重合ゴム(EPM)、エチレン・1−ブテン共
重合ゴム(EPM)、エチレン・プロピレン・ブテン共
重合ゴム、エチレン・ヘキセン共重合体、エチレン・ヘ
プテン共重合体、エチレン・オクテン共重合体、エチレ
ン・4−メチルペンテン−1共重合体や、非共役ジエン
として、ブテン−1、1,4−ヘキサジエン等の脂肪族
ジエン、5−エチリデンノルボルネン、5−メチルノル
ボルネン、5−ビニルノルボルネン、ジシクロペンタジ
エン、ジシクロオクタジエン等を用いたエチレン・プロ
ピレン・非共役ジエン共重合ゴムを挙げることができ
る。
【0010】これら共重合体又は共重合体ゴムは、ラン
ダム共重合体、ブロック共重合体、グラフト共重合体、
交互共重合体いずれでもよく、その製造法や形状はとく
に限定されない。また、これらのオレフィン系共重合体
ゴムは単独成分ばかりでなく、複数成分の併用であって
も良い。これらオレフィン系共重合体ゴムは、重量平均
分子量が50,000〜1,000,000、好ましく
は60,000〜800,000、特に好ましくは8
0,000〜500,000、エチレン含有量が30〜
90重量%、好ましくは40〜80重量%、ムーニー粘
度ML1+4 (100℃)が5〜400、好ましくは10
〜350の共重合体ゴムを用いることが好ましい。
【0011】上記エチレン・プロピレン系共重合体ゴム
の重量平均分子量が上記範囲未満のものはゴム弾性、機
械的強度に劣り、重量平均分子量が上記範囲を越えるも
のは、成形性に劣るものとなるので好ましくない。ここ
での「重量平均分子量」は、ゲル浸透クロマトグラフィ
ー(GPC)により次の条件で測定したポリスチレン換
算の重量平均分子量である。
【0012】
【表1】(条件)機器 ;150C ALC/GPC
(MILLIPORE社製) カラム:ポリスチレンミックスゲルカラム 溶媒 :o−ジクロロベンゼン 温度 :140℃ 濃度 :2mg/ml(酸化防止剤2,6−ジ−t−ブ
チル−4−メチル−フェノールを0.2重量%添加。濃
度検出は赤外分光光度計により波長3.42μmで測
定。)
【0013】これらオレフィン系共重合体ゴムベースと
して含有するオレフィン系TPEは、例えば、三菱化学
(株)製の「サーモラン」、三井石油化学工業(株)社
製の「ミラストマー」、住友化学工業(株)社製の「住
友TPE」、アドバンストエラストマーシステムズ社製
の「サントプレーン」等として市場より求めることがで
きる。
【0014】また、本発明に用いられるスチレン系熱可
塑性エラストマーの好適なものとしては、スチレン・ブ
タジエンブロック共重合体の水素添加物又はスチレン・
イソプレンブロック共重合体の水素添加物又はをそれら
の混合物から選ばれたスチレン・共役ジエンブロック共
重合体の水素添加物を基本成分としたものが挙げられ
る。上記スチレン・共役ジエンブロック共重合体の水素
添加物としては、その共役ジエンがブタジエン単独、イ
ソプレン単独、或いは、イソプレンとブタジエンの混合
物からなる重合体ブロックであり、具体的には、スチレ
ン・ブタジエン・スチレンブロック共重合体の水素添加
物(以下単に「水添S−B−S」と略記することがあ
る。)、スチレン・イソプレン・スチレンブロック共重
合体の水素添加物(以下単に「水添S−I−S」と略記
することがある。)、或いは、スチレン・イソプレン・
ブタジエン・スチレンブロック共重合体の水素添加物
(以下単に「水添S−BI−S」と略記することがあ
る)を挙げることができる。
【0015】これらスチレン・共役ジエンブロック共重
合体の水素添加物は、重量平均分子量が50, 000〜
500, 000、好ましくは120, 000〜450,
000、特に好ましくは150, 000〜400, 00
0、スチレン含有量が5〜50重量%、好ましくは8〜
45重量%、特に好ましくは10〜40重量%、1,2
−ミクロ構造が50%未満、好ましくは45%未満、水
素添加率が95%以上、好ましくは97%以上のブロッ
ク共重合体が用いられる。ここで「重量平均分子量」
は、ゲル浸透クロマトグラフィー(GPC)により次の
条件で測定したポリスチレン換算の重量平均分子量であ
る。
【0016】
【表2】(条件)機器 ;150C ALC/GPC
(MILLIPORE社製) カラム:ポリスチレンミックスゲルカラム 溶媒 :o−ジクロロベンゼン 温度 :140℃ 濃度 :2mg/ml(酸化防止剤2,6−ジ−t−ブ
チル−4−メチル−フェノールを0.2重量%添加。濃
度検出は赤外分光光度計により波長3.42μmで測
定。)
【0017】上記スチレン・共役ジエンブロック共重合
体の水素添加物の重量平均分子量が50, 000未満の
ものはゴム弾性、機械的強度に劣り、500, 000を
越えるものは成形性に劣る傾向となる。これらスチレン
・共役ジエンブロック共重合体の水素添加物の製造方法
としては、例えば、特公昭40−23798号公報に記
載された方法により、リチウム触媒を用いて不活性溶媒
中でスチレン・共役ジエンブロック共重合体を合成し、
次いで、例えば、特公昭42−8704号、特公昭43
−6636号、特開昭59−133203号、特開昭6
0−79005号の各公報に記載された方法により、不
活性溶媒中で水素添加触媒の存在下に水素添加する方法
などを挙げることができる。
【0018】また、水添S−I−S並びに水添S−BI
−Sは、特開平2−102212号並びに特開平3−1
88114号に記載された方法、即ちスチレンとイソプ
レン又はイソプレン−ブタジエンとを全モノマー100
重量部に対し、0.01〜0.2重量部の開始剤として
アルキルリチウム化合物及び0.04〜0.8重量部の
カップリング剤と、開始剤100重量部に対して0.1
〜400重量部のルイス塩基との存在下、不活性触媒
中、−20〜80℃で1〜50時間逐次重合させ、次い
でイソプレン又はイソプレン−ブタジエンブロックを水
素添加して得られる。市販品としては、シェルジャパン
社製「クレイトンG」、クラレ社製「セプトン」「ハイ
ブラー」、旭化成工業社製「タフテック」、日本合成ゴ
ム社製「ダイナロン」等を挙げることができる。
【0019】また、これらスチレン・共役ジエンブロッ
ク共重合体の水素添加物をベースとして含有するスチレ
ン系熱可塑性エラストマーは、例えば、三菱化学(株)
製「ラバロン」、シェルジャパン(株)製「クレイトン
Gコンパウンド」、クラレ(株)製「セプトンコンパウ
ンド」、旭化成工業(株)製「タフテックコンパウンド
Eシリーズ、Sシリーズ」等が挙げられる。上述した
熱可塑性エラストマーは、そのまま使用すれば、本発明
に用いられる成分(c)である。該熱可塑性エラストマ
ーは、平均酸濃度がg/等量となるように酸変成させ
て、成分(a)として使用することができる。酸変成の
方法としては例えばマレイン酸等の不飽和カルボン酸を
用いたグラフト化等が挙げられる。
【0020】また、上述した熱可塑性エラストマー
(c)と、以下に説明する成分(d)とを配合すること
により、成分(a)とすることもできる。次に、本発明
に用いられる成分(d)の酸変性した樹脂としては、酸
変性したスチレン系エラストマー及び/または酸変性し
たオレフィン系エラストマー及び/または酸変性したポ
リオレフィンであって、その平均酸濃度が100〜2
0,000g/当量のものである。
【0021】本発明に用いられる樹脂組成物において、
成分(a)を、成分(c)と(d)との配合によって得
ようとする場合には、主体となる成分がスチレン系熱可
塑性エラストマー及び/またはオレフィン系熱可塑性エ
ラストマーの無極性エラストマーであるため、親和性を
確保するために、通常酸変性樹脂のベースにもスチレン
系エラストマー、オレフィン系エラストマー、ポリオレ
フィンから選択される。更に、成分(c)にスチレン系
熱可塑性エラストマーを選択した場合は酸変性樹脂
(d)のベースにもスチレン系エラストマーを、成分
(c)オレフィン系熱可塑性エラストマーを選択した場
合には酸変性樹脂(d)のベースオレフィン系エラスト
マーを用いると、親和性が更に高くなり好ましい。
【0022】ベースとなる熱可塑性エラストマーから成
分(d)を得るための酸変性としては、例えばマレイン
酸等の不飽和カルボン酸を用いたグラフト化等の酸変性
を挙げることができる。変性後における酸変性樹脂中の
酸濃度は成分(c)との配合割合によっても異なるが、
100〜20,000g/当量が好ましく、500〜1
5,000g/当量であればより好ましく、1,000
〜10,000g/当量であればさらに好ましい。これ
は、酸当量が大きいと単位量あたりのカルボン酸基の数
が少なく十分な接着効果を得られず、酸当量が小さいと
単位量あたりのカルボン酸基の数が多すぎて劣化した
り、副反応が生じるなどの問題が生じるためである。
【0023】酸変性樹脂(d)の添加量としては、少な
すぎると十分な接着効果が得られず、多すぎると導電性
フィラーの分散に悪影響を与えるなどの問題を生じるの
で、成分(a)の100重量部に対して成分(b)は
0.1〜50重量部であることが好ましく、0.5〜4
0重量部であればより好ましく、1〜20重量部であれ
ばさらに好ましい。これらの酸変性樹脂(d)として具
体的には、例えば、旭化成工業(株)製「タフテックM
1943」、シェル(株)製「クレイトンFG1901
X」等として市場より求めることが出来る。
【0024】次に、本発明のに用いられる成分(b)の
導電性フィラーは、樹脂組成物が好適な導電性を発揮す
るために用いられるもので、下記に例示するが、これら
に限定されるものではない。例えば、カーボンブラッ
ク、黒鉛、炭素繊維等の炭素材料、アルミニウム、マグ
ネシウム等金属粉、金属繊維等の金属材料、表面処理さ
れた金属酸化物粉等が挙げられるが、カーボンブラック
が好ましい。
【0025】カーボンブラックの物性としては、カーボ
ンブラックの1次粒子の平均粒径5〜300nmが好ま
しく、平均粒径10〜100nmであればさらに好まし
い。これは、粒径が大きいと比表面積が小さくなり、導
電性も悪くなるので好ましくなく、粒径が小さすぎると
マトリックス樹脂への分散性が悪くなるためである。ま
た、DBP給油量は10〜1000mL/100gが好
ましく、50〜300mL/100gであればさらに好
ましい。これは、DBP給油量が小さいと、十分な導電
性が得られないためである。これらの条件を満たすカー
ボンブラックとしてファーネスブラック、アセチレンブ
ラックがあげられ、具体的には電気化学(株)製「デン
カブラック顆粒」、三菱化学(株)製「三菱導電性カー
ボンブラック#3600」などとして、市場より求める
ことができる。
【0026】これらの成分(b)の配合量としては、成
分(a)の100重量部に対して通常2〜200重量部
であり、5〜20重量部であることが好まし。この場
合、使用する導電性フィラーの導電性により、好適な配
合量は相違するが、エラストマー組成物の体積抵抗値が
好ましくは102 〜1012Ω・cm、さらに好ましくは1
4 〜1010Ω・ cm の範囲となるように選定すること
が好ましい。
【0027】本発明の導電性ローラは特にレーザービー
ムプリンタなどの帯電ローラ等に好適に利用できるが、
この場合、熱可塑性エラストマー組成物層の硬度は小さ
いことが好ましい。硬度が大きいと、例えば帯電ローラ
として使用した場合、感光体と充分なニップ幅を得るこ
とが出来なくなる問題が生じるためである。具体的に
は、0〜70(JIS A)が好ましく、0〜55(J
IS A)であればさらに好ましく、0〜40(JIS
A)であればなお好ましい。
【0028】本発明に用いられる樹脂組成物には、各種
目的に応じて任意の配合成分を配合することができる。
具体的には、炭化水素系ゴム用軟化剤、各種可塑剤、酸
化防止剤、熱安定剤、光安定剤、紫外線吸収剤、中和
剤、滑剤、防曇剤、アンチブロッキング剤、スリップ
剤、架橋剤、架橋助剤、着色剤、難燃剤、分散剤、帯電
防止剤等の各種添加物を添加することができる。更に、
本発明の効果を著しく損なわない範囲内で、その他の各
種熱可塑性樹脂、各種エラストマー等の配合材を配合す
ることができる。
【0029】上記付加的配合材成分中の炭化水素系ゴム
用軟化剤は、オレフィン系、スチレン系熱可塑性エラス
トマー組成物の加工性、柔軟性のコントロールを行うた
めに重要な役割を果たすことができる。このような炭化
水素系ゴム用軟化剤(平均分子量が一般に300〜2,
000、好ましくは500〜1,500のもの)は、ス
チレン・共役ジエンブロック共重合体の水素添加物10
0重量部に対して、0〜250重量部、特に20〜20
0重量部配合することが好ましい。
【0030】このような炭化水素系ゴム用軟化剤は、芳
香族環、ナフテン環及びパラフィンの三者を組み合わせ
た混合物であって、パラフィン鎖炭素数が全炭素中の5
0%以上を占めるものがパラフィン系オイルと呼ばれ、
ナフテン環炭素数が30〜45%のものがナフテン系オ
イルと呼ばれ、芳香族炭素数が30%より多いものが芳
香族系オイルと呼ばれて区分されている。これらの中で
はパラフィン系オイルを用いることが好ましい。
【0031】また、上記付加的配合材成分中の熱可塑性
樹脂としては、ポリプロピレン、エチレン系樹脂、ポリ
ブテン−1樹脂等のポリオレフィン樹脂、ポリスチレ
ン、アクリロニトリル・スチレン共重合体、アクリロニ
トリル・ブタジエン・スチレン共重合体等のポリスチレ
ン系樹脂、ポリフェニレンエーテル系樹脂、ナイロン
6、ナイロン66などのポリアミド系樹脂、ポリエチレ
ンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等のポ
リエステル系樹脂、ポリオキシメチレンホモポリマー、
ポリオキシメチレンコポリマー等のポリオキシメチレン
系樹脂、ポリメチルメタクリレート系樹脂等を用いるこ
とができる。エチレン系樹脂としては、ポリエチレン、
エチレン・α−オレフィン共重合体、エチレン・酢酸ビ
ニル共重合体、エチレン・(メタ)アクリル酸共重合
体、エチレン・(メタ)アクリル酸エステル共重合体等
を挙げることができる。
【0032】上記ポリエチレンとしては、低密度ポリエ
チレン(分岐状エチレン重合体)や中密度、高密度ポリ
エチレン(直鎖状エチレン共重合体)等を挙げることが
できる。上述のエチレン・α−オレフィン共重合体とし
ては、エチレン・ブテン−1共重合体、エチレン・ヘキ
セン共重合体、エチレン・ヘプテン共重合体、エチレン
・オクテン共重合体、エチレン・4−メチルペンテン−
1共重合体等が代表的なものとして挙げることができ
る。使用する熱可塑性樹脂は1種類でも良く、複数種類
でも良い。オレフィン系共重合体ゴム、又は、スチレン
・共役ジエンブロック共重合体の水素添加物100重量
部に対して、一般に1〜300重量部、好ましくは20
〜250重量部配合することが好ましい。
【0033】また、上記付加的配合材成分中のエラスト
マーとしては、ポリエステル系エラストマー、ポリウレ
タン系エラストマー、ポリアミド系エラストマー、オレ
フィン系エラストマーなどを用いることができる。使用
するエラストマーは1種類でも良く、複数種類でも良
い。スチレン・共役ジエンブロック共重合体の水素添加
物100重量物に対して、一般に0〜300重量部、好
ましくは0〜100重量部配合することが好ましい。
【0034】本発明における熱可塑性エラストマー組成
物の混合方法に特に制限はなく、一軸押出機、二軸混練
押出機、バンバリーミキサー、ロール、ブラベンダー、
プラストグラフ、ニーダーなどにより製造することが出
来る。中でも二軸混練押出機により混合し、ペレット化
した後に成形に用いることが特に好ましく用いられる。
また、特殊な場合は各成分を直接成形機に供給し、成形
機にて本組成物を混練しながら成形することもできる。
【0035】本発明の導電性ローラを構成する芯金とし
ては、特に制限はないが、導電性の高いものが好まし
く、金属製であればなお好ましい。金属の種類としては
アルミニウム、ニッケル、ステンレス等が好ましく、中
でもさびにくく、剛性の大きいステンレスが特に好まし
い。また、芯金上に成層される層構造にも特に制限はな
く、単層でも良く、また抵抗値の異なる数層の重ねあわ
せであっても良いが、多層構造にする場合は、いずれか
一層を本発明で規定している樹脂組成物を用いる必要が
ある。
【0036】本発明の導電性ローラの製造方法は特に制
限はなく、熱可塑性であるので、射出成形、押出成形な
どいずれの方法によっても成形することが出来る。例え
ば、クロスヘッドダイを用いた押出機を用い、一方から
芯金を挿入し、一方から溶融させた該組成物を押し出
し、一体化して成形させることが出来る。また、多層構
造を成形する場合、中心層から順次成形しても良く、複
数の押出機とクロスヘッドダイを用いる共押出により同
時に成形しても良い。この場合、前述の熱可塑性エラス
トマー組成物を選択することで、導電性ローラにおける
熱可塑性エラストマー組成物層と芯金の接着性は、JI
S K6256による剥離強度が好ましくは0.15〜
100kgf/cm、更に好ましくは0.2〜30kg
f/cmを実現させる。
【0037】本発明の導電性ローラには、樹脂組成物層
の上に保護層を設けることもできる。保護層の材質とし
ては、極性基を有する熱可塑性樹脂または溶媒可溶の熱
硬化樹脂が好ましく用いられる。これらを保護層として
使用した場合は、上述した熱可塑性エラストマーを主体
とする樹脂組成物層の密着強度が高くなり、剥離などの
問題を生じにくい。本発明に用いられる極性基を有する
熱可塑性樹脂としては例えば、ナイロン6、ナイロン6
6などのポリアミド系樹脂、ポリエチレンテレフタレー
ト、ポリブチレンテレフタレート等のポリエステル系樹
脂、ポリカーボネート、ポリオキシメチレンホモポリマ
ー、ポリオキシメチレンコポリマー等のポリオキシメチ
レン系樹脂、ポリメチルメタクリレート系樹脂等、ポリ
エステル系エラストマー、ポリウレタン系エラストマ
ー、ポリアミド系エラストマー等を用いることができ
る。また、溶媒に可溶で極性基を有する熱硬化樹脂とし
ては例えば、N−メトキシメチル化ナイロン等のポリア
ミド樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリエステル系エラスト
マー等を用いることが出来る。また、必要によっては、
無極性樹脂を酸変性するなどして極性を有する樹脂とし
て保護層の主成分に用いることもできる。
【0038】また、これらの樹脂のいずれか1種類を選
択しても良く、複数の樹脂を用いても良い。また、必要
に応じ、添加剤、フィラーなどを用いても良い。保護層
の体積抵抗率に特に制限はないが、ベース層の導電性の
機能が十分に発現するためには、100 〜1015Ω・cm
が好ましく、103 〜1014Ω・cmであればなお好まし
く、106 〜1013Ω・cmであればさらに好ましい。上
記記載の極性基を有する熱可塑性樹脂、または溶媒に可
溶で極性基を有する樹脂にて目的とする体積抵抗率が得
られない場合には、カーボンブラックなどの導電性フィ
ラーと予め混合あるいは混練後、保護層形成に用いるこ
とが出来る。
【0039】保護層の厚みとしては特に制限はないが、
薄すぎると剥離やピンホールなどの欠陥を生じるので
0.1μm以上が好ましく、1μm以上であるばなお好
ましく、10μm以上であればさらに好ましい。また、
あまり厚すぎると、硬度が高くなったり、電気抵抗率な
どベース層の機能が充分に発揮しないことがあるので、
1mm以下が好ましく、500μm以下であればなお好
ましく、100μm以下であればさらに好ましい。ま
た、保護層の形成方法にも制限はなく、極性基を有する
熱可塑性樹脂であれば、ベース層を押出成形するときに
クロスヘッドダイを用いて同時または順次押出成形をす
る方法が好ましい。溶媒に可溶で極性基を有する樹脂で
あれば溶解した溶液を用い、ディップコートにより成形
する事が好ましい。また、特別な手法として極性基を有
する熱可塑性樹脂を予め筒状に押出成形して熱収縮チュ
ーブとし、導電性ローラに被せた後、加熱収縮すること
もできる。
【0040】尚、保護層材料の選択にあたっては、熱可
塑性エラストマー組成物層と保護層の接着性が、JIS
K5400のXカットテープ法で、好ましくは4点以
上、更に好ましくは5点以上となるように保護層材料を
選択することが望まれる。本発明の熱可塑性エラストマ
ー組成物を用いて成形した導電性ローラの用途につい
て、特に制限はないが、例えば、電子写真の帯電ロー
ラ、転写ローラ、搬送ローラなどに好適に用いることが
できる。
【0041】
【実施例】本発明について、実施例、比較例により、更
に具体的に説明するが、本発明の要旨を越えない限り、
以下の実施例に限定されるものではない。尚、以下の評
価雰囲気は全て25℃、50%RHである。実施例1、2 比較例1 以下の組成の熱可塑性エラストマー組成物を用いて導電
性ローラを製造し、その熱可塑性エラストマー組成物層
と芯金のJIS−K6256による剥離強度を測定し、
その結果を第1表に示した。
【0042】
【表3】〔熱可塑性エラストマー組成物〕 ・スチレン系熱可塑性エラストマー:三菱化学(株)製
ラバロンT331C(JIS−A硬度 28) 第1表記載の配合量 ・酸変性スチレン系エラストマー:旭化成工業(株)製
タフテックM1943(酸価 10mg・CH3 ON
a/g、酸の濃度 5,400g/当量) 第1表記載の配合量 ・カーボンブラック:電気化学(株)製 デンカブラッ
ク 顆粒 第1表記載の配合量
【0043】〔混練方法〕各原料を二軸混練押出機「P
CM45(池貝鉄工(株)製)」を用いて混練、造粒す
ることで、熱可塑性エラストマー組成物のペレットを得
た。 〔ローラ成形〕上記ペレットを、下記条件で、クロスヘ
ッドダイを有するφ40mm押出機を用いて導電性ロー
ラを製造した。 ・使用芯金形状;φ8mm、全長340mm(SUS3
04) ・ローラ形状;芯金上に熱可塑性エラストマー組成物層
を3mm厚に形成(全体の直径14mm)し、評価時は
サンプルを必要な大きさ・形状にに適宜切断した。
【0044】
【表4】
【0045】施例1では、酸変性したスチレン系エラス
トマーの添加により、芯金と熱可塑性エラストマー組成
物層とが強固に接着したことがわかり、実施例2より酸
変性したスチレン系エラストマーの添加量の増加によ
り、芯金と熱可塑性エラストマー組成物層との剥離強度
が大きくなることが確認できた。
【0046】実施例3、4 比較例2 実施例1、2及び比較例1で製造した各々の導電性ロー
ラの熱可塑性エラストマー組成物層の表面に、下記保護
層を形成し、熱可塑性エラストマー組成物層と保護層の
接着性をJIS−K5400によるXカットテープ法に
より、評価し、その結果を第2表に示した。 〔熱可塑性エラストマー組成物〕 実施例3:実施例1と同組成 実施例4:実施例2と同組成 比較例2:比較例1と同組成 〔保護層〕N−メトキシメチル化ナイロン(帝人化学産
業(株)製 トレジンEF30T)の20重量%のメタ
ノール溶液を、ディップコートにより、乾燥膜厚が10
μmとなるように形成した。
【0047】
【表5】
【0048】実施例3では、酸変性したスチレン系エラ
ストマーの添加により、保護層と熱可塑性エラストマー
組成物層とが強固に接着したことがわかり、実施例2よ
り酸変性したスチレン系エラストマーの添加量の増加に
より、保護層と熱可塑性エラストマー組成物層との剥離
強度が大きくなることが確認できた。
【0049】
【発明の効果】本発明によれば、芯金との密着性が良好
で、硬度、耐久性、導電性などの性能が総合的にバラン
スし、保護層を設けた場合にも、保護層との接着性が良
好な熱可塑性エラストマー組成物層を有する導電性ロー
ラを得ることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C08L 23/16 C08L 23/16 H01B 1/20 H01B 1/20 Z (72)発明者 小松崎 行吉 茨城県稲敷郡阿見町中央8丁目3−1 株 式会社つくばプロテック内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)スチレン系熱可塑性エラストマー
    及び/またはオレフィン系熱可塑性エラストマー樹脂を
    含有し、該樹脂の少なくとも一部が酸変成されており、
    且つ平均酸濃度が、1,000〜10,000,000
    g/等量である樹脂100重量部と、(b)導電性フィ
    ラーを1乃至300重量部とを含有する樹脂組成物層を
    芯金上に成層したことを特徴とする導電性ローラ。
  2. 【請求項2】 前記樹脂(a)が、(c)酸変成されて
    いないスチレン系熱可塑性エラストマー及び/または酸
    変成されていないオレフィン系熱可塑性エラストマー、
    並びに(d)平均酸濃度が100〜20,000g/等
    量である酸変成されたスチレン系熱可塑性エラストマー
    及び/または酸変成されたオレフィン系熱可塑性エラス
    トマー及び/又は酸変成されたポリオレフィンを含有す
    る樹脂であることを特徴とする請求項1に記載の導電性
    ローラ。
  3. 【請求項3】 前記(c)、(d)、及び(b)の含有
    比率が、成分(c)の100重量部に対して、成分
    (d)が0.1〜50重量部であり、成分(b)が2〜
    200重量部であることを特徴とする請求項2に記載の
    導電性ローラ
  4. 【請求項4】 前記樹脂(a)が、酸変成されていない
    スチレン系熱可塑性エラストマー及び酸変成されたスチ
    レン系熱可塑性エラストマーを含有する樹脂であること
    を特徴とする請求項1に記載の導電性ローラ。
  5. 【請求項5】 前記樹脂組成物層と芯金との、JIS
    K6256による剥離強度が0.01〜100kgf/
    cmであることを特徴とする請求項1乃至3に記載の導
    電性ローラ。
  6. 【請求項6】 前記樹脂組成物層上に、極性基を有する
    樹脂を含有する保護層を設けたことを特徴とする請求項
    1乃至4に記載の導電性ローラ。
  7. 【請求項7】 前記樹脂組成物層と保護層との接着性が
    JIS K5400のXカットテープ法で、4点以上で
    あることを特徴とする請求項5に記載の導電性ローラ。
  8. 【請求項8】 導電性フィラーが、カーボンブラックで
    あることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載
    の導電性ローラ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006038556A1 (ja) * 2004-10-04 2006-04-13 Kaneka Corporation 電子写真用弾性ローラ
JP2010222509A (ja) * 2009-03-25 2010-10-07 Nippon Zeon Co Ltd 導電性エラストマーフィルム及び積層フィルム

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WO2006038556A1 (ja) * 2004-10-04 2006-04-13 Kaneka Corporation 電子写真用弾性ローラ
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